JP3340832B2 - 限定反射型光ファイバセンサヘッド - Google Patents
限定反射型光ファイバセンサヘッドInfo
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Description
ッドに関し、より詳細には、鏡面状態にある被検対象を
安定に検出することができる限定反射型光ファイバセン
サヘッドに関する。
外観概略図の図3(B)及び内部概略図の図3(A)に
示すように、出射光を検出領域5に照光する送光用光フ
ァイバ1と、検出領域内の検出対象からの反射光を受光
する受光用光ファイバ2と、からなり、送光用光ファイ
バの出射光軸と受光用光ファイバの入射光軸とがある角
度をなして配置し、検出領域を限定しようとするもので
ある。この態様では、送光用光ファイバの出射端と受光
用光ファイバの入射端との各々の前面に集光用レンズ2
と4が配置され、これらはハウジング6に収納されてい
る。
ンサヘッドでは、送光用光ファイバから、送光用光ファ
イバ1の出射端の前面に集光用レンズ3を介して出射光
を検出領域5に照光し、検出領域内を通過する検出対象
から光が反射する。送光用光ファイバ1の出射光軸と受
光用光ファイバ2の入射光軸とがある角度をなして配置
されているので、限定された検出領域5からの反射光と
なる。反射光は、受光用光ファイバ2の入射端前面の集
光用レンズ4を介して受光用光ファイバ入射端に受光さ
れる。
限定反射型光ファイバセンサヘッドでは、被検物の表面
が鏡面状態にあるとき、特に、被検物とセンサヘッドと
の間の距離が短い場合、図3(B)に示すように、被検
物で反射した光の一部が、センサヘッドの光出射部と光
入射部との間であって検出領域を臨むハウジング表面で
反射され、再び被検物で反射されて受光される不都合が
ある。
光入射部との間であって検出領域を臨むハウジング表面
を凹状にくぼませて再反射の受光を防止させることも考
えられるが、ハウジング本体が嵩高になって小型のセン
サヘッドを得ることができなくなる。
ものであり、その目的とするところは、被検物の表面が
鏡面状態にあり、被検物とセンサヘッドとの間の距離が
短い場合でも、被検物で反射した光の一部がセンサヘッ
ドもハウジング表面で反射され再び被検物で反射されて
受光されることを防止し、ハウジング本体を小型化する
ことができる限定反射型光ファイバセンサヘッドを提供
することである。
より解決される。すなわち、この発明よる限定反射型光
ファイバセンサヘッドは、出射光を検出領域に照光する
送光用光ファイバと、検出領域内の検出対象からの反射
光を受光する受光用光ファイバと、送光用及び受光用光
ファイバの端部を収納したハウジングとからなる限定反
射型光ファイバセンサヘッドであって、送光用光ファイ
バ側の光出射部と受光用光ファイバ側の光入射部との間
であって検出領域を臨むハウジング表面が、粗面化され
ていることを特徴とするものである。
光ファイバ側の光出射部と受光用光ファイバ側の光入射
部との間であって検出領域を臨むハウジング表面を傾斜
させてハウジング表面で反射され再び被検物で反射され
て受光されることを防止することができる。
化とは、ハウジング本体の該当表面自体を粗面にするこ
と、粗面化された板、膜、フィルム、布などを貼着する
ことなどを含む。
ファイバセンサヘッドでは、以下のように作用・動作す
る。この発明の限定反射型光ファイバセンサヘッドで
は、送光用光ファイバの出射端から出射光を検出領域に
照光する。送光用光ファイバの出射光軸と受光用光ファ
イバの入射光軸とがある角度をなして配置されているの
で、検出領域か限定される。この限定された検出領域内
を通過する検出対象から光が反射する。
の光出射部と受光用光ファイバ側の光入射部との間であ
って検出領域を臨むハウジング表面で到達するが、この
表面が粗面化されているので、この光は吸収若しくは乱
反射される。また、この発明の好ましい態様において
は、ハウジング表面を傾斜させてハウジング表面で反射
され再び被検物で反射されて受光されることを防止する
ことができる。検出対象から直接に反射した反射光のみ
が、受光用光ファイバ入射端に受光される。
する。この発明による限定反射型光ファイバセンサヘッ
ドの一実施例の外観概略図を図1(A)に、鎖線に沿っ
た縦断面図を図1(B)に示す。
ッドは、出射光を検出領域に照光する送光用光ファイバ
と、検出領域内の検出対象からの反射光を受光する受光
用光ファイバと、送光用及び受光用光ファイバの端部を
収納したハウジング6とからなる限定反射型光ファイバ
センサヘッドであって、送光用光ファイバ側の光出射部
7と受光用光ファイバ側の光入射部8との間であって検
出領域を臨むハウジング表面9が、粗面化されているも
のである。この態様では、光出射部7と光入射部8との
間であって検出領域を臨むハウジング表面9が断面山形
に傾斜して、ハウジング表面で反射され再び被検物で反
射されて受光されることを、防止する。
ンサヘッドの使用・動作を説明する。この発明の限定反
射型光ファイバセンサヘッドでは、送光用光ファイバの
出射端7から出射光を検出領域に照光する。送光用光フ
ァイバの出射光軸と受光用光ファイバの入射光軸とがあ
る角度をなして配置されているので、検出領域か限定さ
れる。この限定された検出領域内を通過する検出対象か
ら光が反射する。反射する光の一部は、光出射部7と光
入射部8との間であって検出領域を臨むハウジング表面
9で到達するが、この表面が粗面化され、かつ断面山形
に傾斜しているので、この光は吸収若しくは乱反射さ
れ、しかも外部に曲げられる。これにより、ハウジング
表面で反射され再び被検物で反射されて受光されること
を防止することができる。検出対象から直接に反射した
反射光のみが、受光用光ファイバ入射端8に受光され
る。
いハウジング表面をもつ従来の限定反射型光ファイバセ
ンサヘッドと、この発明による限定反射型光ファイバセ
ンサヘッドとについて、各々図2の(A)と(B)とに
示す。従来の限定反射型光ファイバセンサヘッドでは、
図2(A)に示すように、短い距離でハウジング表面で
反射され再び被検物で反射されて受光された大きなピー
クが見られる。これに対して、この発明による限定反射
型光ファイバセンサヘッドでは、図2(B)に示すよう
に、短い距離でハウジング表面で反射され再び被検物で
反射されて受光されたピークが顕著に低減していること
がわかる。
明の限定反射型光ファイバセンサヘッドにより、被検物
の表面が鏡面状態にあり、被検物とセンサヘッドとの間
の距離が短い場合でも、被検物で反射した光の一部がセ
ンサヘッドもハウジング表面で反射され再び被検物で反
射されて受光されることを防止し、ハウジング本体を小
型化することができる。
センサヘッドの一実施例を示す外観概略図(A)と鎖線
に沿った縦断面図(B)である。
型光ファイバセンサヘッドとこの発明による限定反射型
光ファイバセンサヘッドとによる受光パワーと距離との
関係を示す線図である。
ッドを説明するための概略図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 出射光を検出領域に照光する送光用光フ
ァイバと、検出領域内の検出対象からの反射光を受光す
る受光用光ファイバと、送光用及び受光用光ファイバの
端部を収納したハウジングとからなる限定反射型光ファ
イバセンサヘッドであって、 送光用光ファイバ側の光出射部と受光用光ファイバ側の
光入射部との間であって検出領域を臨むハウジング表面
が、粗面化されていることを特徴とする限定反射型光フ
ァイバセンサヘッド。 - 【請求項2】 送光用光ファイバ側の光出射部と受光用
光ファイバ側の光入射部との間であって検出領域を臨む
ハウジング表面が傾斜していることを特徴とする請求項
1に記載の限定反射型光ファイバセンサヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00783394A JP3340832B2 (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | 限定反射型光ファイバセンサヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00783394A JP3340832B2 (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | 限定反射型光ファイバセンサヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07218219A JPH07218219A (ja) | 1995-08-18 |
JP3340832B2 true JP3340832B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=11676612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00783394A Expired - Lifetime JP3340832B2 (ja) | 1994-01-27 | 1994-01-27 | 限定反射型光ファイバセンサヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3340832B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE472392T1 (de) * | 2004-09-30 | 2010-07-15 | Abb As | Türöffnungsanordnung zur verwendung mit einem industrieroboter |
-
1994
- 1994-01-27 JP JP00783394A patent/JP3340832B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07218219A (ja) | 1995-08-18 |
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