JP3340813B2 - 中心線算出装置 - Google Patents

中心線算出装置

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JP3340813B2
JP3340813B2 JP23875893A JP23875893A JP3340813B2 JP 3340813 B2 JP3340813 B2 JP 3340813B2 JP 23875893 A JP23875893 A JP 23875893A JP 23875893 A JP23875893 A JP 23875893A JP 3340813 B2 JP3340813 B2 JP 3340813B2
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潔 米山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路の中心線を算出す
る中心線算出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、マッピングシステムでは、道路
境界等の地図データがラインデータ(ベクトルデータ)
として保持され、オペレータの指示に応じて適宜ディス
プレイ等に表示され利用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
マッピングシステムにおいては、道路境界だけでなく、
道路の中心線もデジタイザから入力していた。道路中心
線を道路距離計算や小縮尺図面出図の際の道路幅員調整
(道路の整飾)に利用するためである。
【0004】しかしながら、道路中心線を入力するに
は、道路データを一旦出図し、これに道路中心線を書き
入れて下図を作成し、この下図をデジタイザに貼り付け
道路中心線を入力していたので、作業が煩わしいもので
あった。
【0005】本発明は、このような要望に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、対向するラインデ
ータの中心線を容易に算出することのできる中心線算出
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、点を含んで構成されるラインデータを
格納するデータベースと、前記データベースから1対の
対向するラインデータを抽出する手段と、前記1対の対
向するラインデータの一方における起点から所定の点ま
での全延長と、他方における起点から所定の点までの全
延長とを比較し、全延長が短い方のラインデータの前記
所定の点から全延長が長い方のラインデータに垂線を下
ろして交点を求め、前記交点を前記所定の点の対応する
点として、対応する点の座標を算出する対応点算出手段
と、前記所定の点と前記対応する点の中点の座標を算出
する手段と、算出された中点の連続した座標をデータベ
ースに格納する手段と、を具備する中心線算出装置であ
る。
【0007】
【作用】本発明では、点を含んで構成されるラインデー
タを抽出し、1対の対向するラインデータにおいて、所
定の点とそれに対応する点の座標を算出し、それらの点
の中点の座標を算出し、算出された中点の座標をデータ
ベースに格納する。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の1実施例に係る中心線算
出装置のハードウェアの構成を示すブロック図である。
なお、以下の説明では、道路の中心線を算出する場合に
ついて説明する。
【0009】データベース1には道路境界等のラインデ
ータが格納されている。コンピュータ3はデータベース
1に格納されたラインデータを用いて、その中心線を算
出し、算出された中心線のデータを再びデータベース1
に格納する。
【0010】図2は道路境界を示すラインデータの1例
を示す図であり、図3はデータベース1に格納されたラ
インデータのレコード11を示す図である。
【0011】図2に示すようにラインデータは点[1]
から[9]によって構成される。図3において「12」
は点の数を示す。すなわち、X、Yをペアとして「1
2」の後に12個のデータが書き込まれる。点の数を示
すデータの後に点[1]から点[4]までの座標データ
が格納される。「−2」、「0」は陰線を示すフラグで
ある。陰線はディスプレイ上に表示されないか、あるい
は破線等で表示される。その後、点[5]から点[8]
までの座標値が格納され、陰線を示す「−2」、「0」
の後に点[9]の座標値が格納され、データの終了を示
す「−5」、「0」が格納される。
【0012】図4は、コンピュータ3の処理を示すフロ
ーチャートである。コンピュータ3は、まずデータベー
ス1から道路境界を示すラインデータを抽出し、1対の
対向するラインデータ13、15を生成する(ステップ
401)。すなわち図3に示すようなレコード11から
陰線フラグ「−2」、「0」をキーとして、図5に示す
ようなレコード13、レコード15を生成する。つぎに
1対の対向するラインデータのうち1方のラインデータ
を並べ替える(ステップ402)。すなわち図6に示す
ようにレコード15を並べ替えてレコード17を生成す
る。
【0013】つぎに各点間の距離と勾配を求める(ステ
ップ403)。図7はレコード13について算出される
距離と勾配を示したものである。ここで距離とは各点間
の直線距離であり、たとえば点[1]と点[2]の距離
がl2 である。勾配aは、たとえば点[I](Xi ,Y
i )と点[J](Xj ,Yj )の間の勾配であれば、 a=(Yi −Yj )/(Xi −Xj ) で求められる。図8はレコード17に対して算出された
距離と勾配を示す図である。
【0014】つぎに対向するラインデータ上の対応する
座標点を算出する(ステップ404)。すなわち図9に
示すようにラインデータ13上の点[2]に対応するラ
インデータ17上の点[2´](XB ,YB )を算出
し、同様にラインデータ17上の点[4´]に対応する
ラインデータ13上の点[4](XA ,YA )を算出す
る。 図10はステップ404の処理を詳細に示すフロ
ーチャートである。同図においてSAはラインデータ1
3において起点[1]からの全延長、SBはラインデー
タ17において起点[1´]からの全延長、iAはライ
ンデータ13上のデータの番号、iBはラインデータ1
7上のデータの番号を示す。
【0015】まずパラメータSA、SBをクリアし(ス
テップ1001)、パラメータiA、iBに「2」を代
入する(ステップ1002)。つぎにSA、SBに
iA、LiBをそれぞれ加えたものを新たなSA、SBと
する(ステップ1003)。ここでLiA、LiBは図7、
図8に示す各点間の距離である。
【0016】つぎにXiA、XiBが共に「−5」であるか
否かが判断され(ステップ1004)、「−5」である
場合にはデータの終了であるので処理を終了する。
iA、XiBが共に「−5」でない場合、全延長SAと全
延長SBを比較し(ステップ1005)、SAの方がS
Bよりもかなり小さいときには、ラインデータ13の点
iAからラインデータ17の点(iB−1)と点iBの
間に垂線を下ろし、交点(X,Y)を求める(ステップ
1006)。
【0017】図11は、このときの処理を示すもので、
点Kから点Iと点Jの間に垂線を下ろし、交点M(X,
Y)を求める場合の説明図である。
【0018】交点M(X,Y)は、線分IJ上にあるの
で、Y=(Yj −Yi )/(Xj −Xi )・(X−
i )+Yi ……(1) であり、また、線分K
Mは線分IJと直交するのでその勾配は、−(Xj −X
i )/(Yj −Yi )であり、交点M(X,Y)は、線
分KM上にあるので、Y=−(Xj −Xi )/(Yj
i )・(X−Xk )+Yk ……(2)が成立す
る。
【0019】式1(1)と式(2)とを整理すると、
(Xj −Xi )Y−(Yj −Yi )X+Yi j −Yj
i =0 ……(3) (Yj −Yi )Y+(Xj
i )X+Yk (Yj −Yj )+(Xj −Xi )Xk
0 ……(4)とな
り、式(3)と式(4)の連立方程式を解くことにより
交点M(X,Y)を求める。
【0020】つぎにラインデータ17の点iB以後の座
標データを1データ分後方にシフトする(ステップ10
07)。そしてXiB、YiBにそれぞれ交点の座標X、Y
を代入し(ステップ1008)、iAを1増加させ(ス
テップ1009)、SAをLiAだけ増加させ(ステップ
1010)、ステップ1004に戻る。
【0021】ステップ1005においてSAの方がSB
よりもかなり小さいときには、ラインデータ17の点i
Bからラインデータ13の点(iA−1)と点iAの間
に垂線を下ろし、交点(X,Y)を求める(ステップ1
011)。
【0022】つぎにラインデータ13の点iA以後の座
標データを1データ分後方にシフトする(ステップ10
12)。そしてXiA、YiAにそれぞれ交点の座標X、Y
を代入し(ステップ1013)、iBを1増加させ(ス
テップ1014)、SBをLiBだけ増加させ(ステップ
1015)、ステップ1004に戻る。
【0023】ステップ1005においてSAとSBがほ
ぼ等しい場合には、勾配aiA、aiA +1、aiB、aiB+1
ほぼ等しいか否かを判断し(ステップ1016)、ほぼ
等しくない場合にはラインデータ13、17の交点フラ
グFiA、FiBを「1」とする(ステップ1017)。次
にiA、iBをそれぞれ「1」増加させ(ステップ10
18)、SAをLiAだけ増加させ(ステップ101
9)、SBをLiBだけ増加させ(ステップ1020)、
ステップ1004に戻る。
【0024】図12、図13はこのような処理を受けた
ラインデータ13とラインデータ17を示す図である。
ここで、交点フラグは一方のラインデータの1つの屈曲
点が他方のラインデータの複数の屈曲点に対応する場合
等に利用される。
【0025】このようにして対向するラインデータ上の
対応する座標点が算出されると、対応する座標点の中点
の座標を算出する(ステップ405)。
【0026】図14は中点の座標を算出する際の説明図
である。前述した手順によりラインデータ13上で点
[1]から点[5]までの座標値が算出されており、ラ
インデータ17上で点[1]から点[5]までの座標値
が算出される。そして、対応する点(例えば点[1]と
点[1´])の中点(1)〜中点(5)を求める。
【0027】すなわち、点[I](Xi ,Yi )と点
[J](Xj ,Yj )の中点(X,Y)であれば、 X=(Xi +Xj )/2 Y=(Yi +Yj )/2 に従って中点の座標を算出する。
【0028】そして中点(1)〜中点(5)を連結して
中心ラインデータとし、データベース1に格納する(ス
テップ406)。
【0029】このように本実施例では、道路のような対
向するラインデータの中心線を容易に算出することがで
きる。
【0030】なお本発明は、ポリゴンでない対向する2
つのラインデータ(例えば鉄道等の対向する2つのライ
ンデータ)の中心線を求める場合にも応用することがで
きる
【0031】。
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、ポリゴンを構成する閉じたラインデータの中心線
を容易に算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例を実施するためのシステム
の構成図
【図2】 ポリゴンを構成する閉じたラインデータを示
す図
【図3】 データベース1に格納されたラインデータを
示す図
【図4】 コンピュータ3の処理を示すフローチャート
【図5】 対向する2つのラインデータ13、15を示
す図
【図6】 1方のラインデータが並べられた状態におけ
るラインデータ13、17を示す図
【図7】 距離および勾配が算出されたラインデータ1
3に関するテーブルを示す図
【図8】 距離および勾配が算出されたラインデータ1
7に関するテーブルを示す図
【図9】 対応する点が算出されたラインデータを示す
【図10】 ステップ404の処理を詳細に示すフロー
チャート
【図11】 垂線の交点の算出の説明図
【図12】 ラインデータ13に関するテーブルを示す
【図13】 ラインデータ17に関するテーブルを示す
【図14】 ラインデータ13、17および中心線を示
す図
【符号の説明】
1………データベース 3………コンピュータ 13、15、17………ラインデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 G06T 7/00 - 7/60 G06T 11/60 - 11/80 G06F 17/50

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点を含んで構成されるラインデータを格
    納するデータベースと、 前記データベースから1対の対向するラインデータを抽
    出する手段と、前記1対の対向するラインデータの一方における起点か
    ら所定の点までの全延長と、他方における起点から所定
    の点までの全延長とを比較し、全延長が短い方のライン
    データの前記所定の点から全延長が長い方のラインデー
    タに垂線を下ろして交点を求め、前記交点を前記所定の
    点の対応する点として、 対応する点の座標を算出する対
    応点算出手段と、前記所定の点と 前記対応する点の中点の座標を算出する
    手段と、 算出された中点の連続した座標をデータベースに格納す
    る手段と、 を具備する中心線算出装置。
  2. 【請求項2】 前記ラインデータは道路境界を示すデー
    タである請求項1記載の中心線算出装置。
JP23875893A 1993-08-31 1993-08-31 中心線算出装置 Expired - Lifetime JP3340813B2 (ja)

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