JP3451329B2 - 地図作成装置 - Google Patents

地図作成装置

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JP3451329B2 JP02168195A JP2168195A JP3451329B2 JP 3451329 B2 JP3451329 B2 JP 3451329B2 JP 02168195 A JP02168195 A JP 02168195A JP 2168195 A JP2168195 A JP 2168195A JP 3451329 B2 JP3451329 B2 JP 3451329B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として車載用ナビゲ
ーション装置等に適用されるもので、元データベースで
あるデジタル地図データより面データの間引きを行い、
表示縮尺ごとの地図データを自動作成する地図作成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の地図作成装置の構成を示す
ブロック図である。図6において、601は道路網デー
タ、海洋,湖沼,河川等の水系データ、鉄道データ、施
設データ等により構成され、ある一定の緯度・経度で区
画化されたデジタル地図データを格納している元データ
ベースであるデジタル地図データ記憶手段、602はデ
ジタル地図データ記憶手段601から読み出したデジタ
ル地図データにおける面データの周囲長を算出する周囲
長算出手段、603は各表示縮尺ごとにしきい値を設定
するしきい値設定手段、604は周囲長算出手段602
からの周囲長の値をしきい値設定手段603のしきい値
と比較し、周囲長の値がしきい値に満たない場合に該当
面データをデジタル地図データから削除する面データ削
除手段、605は面データが削除された後の地図データ
から表示縮尺ごとの地図データを作成する表示用地図デ
ータ作成手段である。
【0003】次に、上記構成の従来の地図作成装置の動
作を説明する。まず、周囲長算出手段602は、デジタ
ル地図データ記憶手段601から読み出した地図データ
上の面データについて周囲長を求める。面データは補間
点座標のデータを含んでおり、隣接する補間点間の距離
の合計を計算することで面データの周囲長を求める。
【0004】面データ削除手段604は、求められた周
囲長の値をしきい値設定手段603からの表示縮尺に応
じたしきい値と大小比較し、周囲長の値がしきい値に満
たない場合に地図データから該当面データを削除し、地
図データを間引く。次に、表示用地図データ作成手段6
05は、残った地図データに基づいて指定表示縮尺の地
図データを作成する。このようにして作成された指定表
示縮尺の地図データは、例えば車載用ナビゲーション装
置用のCD−ROMに書き込まれる。
【0005】このように従来の地図作成装置において
は、元データベースであるデジタル地図データから周囲
長を基準として面データを間引いてデータサイズを圧縮
し、表示用地図データ作成手段605により各表示縮尺
ごとの地図データを自動的に作成する。表示用の地図デ
ータのデータサイズを圧縮することは、描画速度やスク
ロール速度を向上する上で有用である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の地図作成装置では、面データの周囲長の値としきい
値との大小比較によりその面データを間引くか否かの判
定を行っていたために、広範囲を表示する小縮尺地図に
おいては、例えば周囲長の割には面積が小さい細長い川
や湖といった水系データが間引かれることなく残ってし
まうという問題があった。
【0007】水系データの場合、そのデジタル地図デー
タは図7に示すように、ID番号701、線データか面
データかを示す水系種別コード702、補間点総数70
3、x座標,y座標からなる複数の補間点座標704な
どから構成されている。このように水系データの場合、
線データ,面データという区別しかないため、川,湖,
海を区別した間引きを自動的に行うことが困難であっ
た。
【0008】特に小縮尺地図では広範囲の地域を対象と
するため、データを間引いて圧縮することは、地図デー
タ量を削減する上でも、描画速度やスクロール速度を向
上する上でも重要なことである。しかし、従来例におい
ては、上記のようにデータの間引きがむずかしいため
に、地図データ量の削減および描画速度やスクロール速
度の向上もまたむずかしいという問題を有していた。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、指定した表示縮尺では表示不要な面
データの間引きを確実に行えるようにして、地図データ
量の削減および描画速度やスクロール速度の向上を図る
上で有用な地図作成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる請求項1
の地図作成装置は、複数の区画に区分された地図データ
が記憶された地図データ記憶手段と、前記地図データ内
の面データが複数の区画にまたがる場合に、前記各区画
ごとの前記面データの面積を算出する面積算出手段と、
前記各区画ごとの前記面データの周囲長を区画ラインの
長さを含めて算出する周囲長算出手段と、前記各区画ご
とに前記周囲長に対する前記面積の比率を求め、前記面
積の比率が所定のしきい値よりも低い区画の面データを
削除する面データ削除手段と、前記区画ごとの面データ
が削除された後の地図データから表示縮尺ごとの地図デ
ータを作成する表示用地図データ作成手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0011】
【0012】本発明に係わる請求項2の地図作成装置
は、複数の区画に区分された地図データが記憶された地
図データ記憶手段と、前記地図データ内の面データが複
数の区画にまたがる場合に、前記各区画ごとの前記面デ
ータの面積を算出する面積算出手段と、前記各区画ごと
の前記面データの周囲長を区画ラインの長さを含めて算
出する周囲長算出手段と、前記各区画ごとに前記面デー
タの面積に対する周囲長の比率を求め、前記周囲長の比
率が所定のしきい値よりも高い区画の面データを削除す
る面データ削除手段と、前記区画ごとの面データが削除
された後の地図データから表示縮尺ごとの地図データを
作成する表示用地図データ作成手段とを備えたことを特
徴とするものである。
【0013】本発明に係わる請求項3の地図作成装置
は、上記請求項1または請求項2において、前記しきい
値が、前記面データの種別に応じて調整可能であること
を特徴とするものである。
【0014】
【作用】請求項1の地図作成装置においては、面データ
が複数の区画にまたがる場合に、それら複数の区画の面
データをひとまとめにして処理するのではなく、各区画
ごとの面データの面積を求め、さらに各区画ごとの周囲
長をも求め、周囲長に対する面積の比率が所定値よりも
低いときにその区画の面データを間引くようにしたの
で、複数の区画にまたがっている面データにうちあまり
意味をもたない部分を積極的に削除することができる。
【0015】請求項2の地図作成装置は、周囲長に対す
る面積の代わりに面積に対する周囲長の比率を判定対象
としたので、請求項1のものと実質的に同じものであ
り、複数の区画にまたがっている面データのうちあまり
意味をもたない部分を積極的に削除することができる。
【0016】請求項3の地図作成装置は、水系データ、
鉄道データ、施設データ等に適用することができる。
【0017】
【0018】
【実施例】以下、本発明に係わる地図作成装置の実施例
について、図面を参照しながら説明する。
【0019】図1は第1実施例の地図作成装置の構成を
示すブロック図である。図1において、101は道路網
データ、海洋,湖沼,河川等の水系データ、鉄道デー
タ、施設データ等により構成され、ある一定の緯度・経
度で区画化されたデジタル地図データを格納している元
データベースであるデジタル地図データ記憶手段、10
2はデジタル地図データ記憶手段101から読み出した
デジタル地図データにおける面データが占める面積を算
出する面積算出手段、103は各表示縮尺ごとにしきい
値を設定するしきい値設定手段、104は面積算出手段
102からの面積の値としきい値設定手段103のしき
い値とを大小比較し、面積の値がしきい値に満たない場
合に該当面データをデジタル地図データから削除する面
データ削除手段、105は面データが削除された後の地
図データから表示縮尺ごとの地図データを作成する表示
用地図データ作成手段である。
【0020】図2は前記の面積算出手段102の動作を
説明するもので、例えば図2(a)に示すような面デー
タ201の占める面積は、次のようにして算出される。
面データ201は、この面データを構成する閉ループ曲
線202上の複数の補間点座標(x座標,y座標)によ
って定義されている。補間点座標の番号1で示された点
を始点203とし、補間点座標の番号Nで示された点を
終点204とする。始点203と他の2つの補間点座標
点とで作られる複数の三角形205,206等の面積を
個々に算出し、すべての三角形の面積を合計することで
面データ201が占める面積が近似値として算出され
る。図2(b),(c)は三角形の方向性を示すもの
で、(b)は前側補間点座標点210から後側補間点座
標点211に向かう方向が始点203を中心として右回
りとなった場合を示し、このときは三角形の面積の符号
はプラスとなる。また、(c)は前側補間点座標点21
0から後側補間点座標点211に向かう方向が始点20
3を中心として左回りとなった場合を示し、このときは
三角形の面積の符号はマイナスとなる。このような方法
をもって面データの面積の算出を行うと、図2(d)の
ような凸部と凹部とが併存するような複雑な形状の面デ
ータ220の面積でも容易に求めることができる。な
お、本発明は面データの面積の算出方法を図2の方法に
限定するものではなく、面データの面積を近似的に求め
ることができる方法であればどのような方法を採用して
もよい。
【0021】次に、上記構成の第1実施例の地図作成装
置の動作を説明する。デジタル地図データ記憶手段10
1が格納しているデジタル地図データは、一般的には上
記したようにある一定の緯度・経度で区画化されてい
る。しかし、ここでは動作を原理的に説明するために、
区画化されていない面データもしくは区画化されていて
も1区画のみに含まれる面データを対象にして説明す
る。
【0022】まず、面積算出手段102は、デジタル地
図データ記憶手段101から読み出した地図データ上の
面データについて面積を求める。面データ削除手段10
4は、求められた面積の値をしきい値設定手段103か
らの表示縮尺に応じたしきい値と大小比較し、面積の値
がしきい値に満たない場合に地図データから該当面デー
タを削除し、地図データを間引く。次に、表示用地図デ
ータ作成手段105は、残った地図データに基づいて指
定表示縮尺の地図データを作成する。このようにして作
成された指定表示縮尺の地図データは、例えば車載用ナ
ビゲーション装置用のCD−ROMに書き込まれる。
【0023】この場合において、従来例のように面デー
タの周囲長をしきい値と比較するのではなく、面データ
の面積をしきい値と比較するので、従来例では間引かれ
ることのなかったところの周囲長の割には面積が小さい
細長い川や湖といった水系データをも間引くことができ
るようになった。したがって、表示用地図データ作成手
段105において各表示縮尺ごとの地図データを作成す
るに際して、データサイズを従来例よりもさらに圧縮で
き、CD−ROM等における地図データ量を削減できる
とともに、車載用ナビゲーション装置における地図デー
タ表示において描画速度やスクロール速度を従来例より
も速めることができる。
【0024】次に、対象とする面データが複数の区画に
またがっている場合の地図作成装置の動作を説明する。
これの方がより実情に即している。図3は複数の区画に
またがる面データを示す図である。図3において、30
1はデジタル地図データ記憶手段101から読み出され
た地図データ、302は対象とする面データ、破線で示
す303は縦方向の区画ライン、304は横方向の区画
ライン、305〜310は個々の区画における面データ
である。対象とする面データ302は、各々の区画にお
ける面データ305〜310をグループ化したものに相
当する。
【0025】次に、動作を説明する。面積算出手段10
2は、デジタル地図データ記憶手段101から読み出し
た地図データ301において各区画ごとの面データの面
積を順次に算出し、その面積の値を面データ削除手段1
04に送る。面データ削除手段104は、送られてきた
各区画ごとの面積の値を順次に加算し、面積の総和を求
める。すなわち、最初に面データ305の面積が算出さ
れ、面データ削除手段104に転送される。次に面デー
タ306の面積が算出され、面データ削除手段104に
転送されると、面データ削除手段104は先の面データ
305の面積にあとの面データ306の面積を加算し、
面積値を更新する。以下同様のことを面データ310ま
でについて実行する。その結果として、面データ削除手
段104において、グループ化された面データ302の
面積の総和が求められる。面データ削除手段104は、
その面積の総和としきい値設定手段103からの所定の
しきい値とを大小比較し、もし、面積の総和がしきい値
に満たない場合に地図データ301からグループ化され
た面データ302の全体を削除し、地図データを間引
く。図3の場合は、グループ化された面データ302の
面積の総和が比較的に大きいので、この面データ302
は間引かれることはない。しかし、図3に小さく示した
ようなグループ化された面データ311の場合は、その
全体が間引かれることになる。
【0026】比較的大きい面データ302の場合につい
て、もし、面積の総和をしきい値と比較するのではな
く、個々の区画ごとの面データを各々のしきい値と比較
した場合には、面積の小さな面データ309,310が
間引かれてしまい、面データ302の一部が欠落した状
態での地図データが作成されることになってしまう。し
かし、実施例では面積の総和をしきい値と比較するよう
にしているので、面データ302の全体がそのままの形
状で残されることになる。
【0027】次に、本発明に係わる第2実施例の地図作
成装置について説明する。図4は第2実施例の地図作成
装置の構成を示すブロック図である。図4において、符
号101から105までについては、図1の構成と共通
であり、簡単に説明すると、101はデジタル地図デー
タ記憶手段、102は面積算出手段、103はしきい値
設定手段、104は面データ削除手段、105は表示用
地図データ作成手段である。第2実施例においては、対
象とする面データが複数の区画にまたがる場合に、各区
画ごとの面データの周囲長を算出する周囲長算出手段1
06を備えている。そして、面データ削除手段104
は、各区画ごとに面データの周囲長に対する面積の比率
を求め、その面積の比率がしきい値設定手段103から
のしきい値よりも低いときは、その区画における面デー
タを削除するように構成されている。もちろん、面積算
出手段102は各区画ごとに面データの面積を算出し、
周囲長算出手段106は各区画ごとに面データの周囲長
を算出するように構成されている。各区画ごとの面デー
タの周囲長を算出するときは、区画ラインの長さを含め
て計算する。
【0028】第1実施例の図3の方式の場合は、グルー
プ化することにより、面データを残すときは全体形状を
損なうことなく、そのままの形状で残したいとする要請
に応える考え方に基づいている。これに対して、第2実
施例の場合は、面データが複数の区画にまたがる場合
に、あまり意味をもたない部分は積極的に削除してしま
いたいとする要請に応える考え方に基づくものである。
【0029】次に、上記構成の第2実施例の地図作成装
置の動作を説明する。デジタル地図データ記憶手段10
1が格納しているデジタル地図データの面データは複数
の区画にまたがっているものとする。
【0030】まず、面積算出手段102は、デジタル地
図データ記憶手段101から読み出した地図データ上の
ある1つの区画の面データについて面積を求める。ま
た、周囲長算出手段106は、デジタル地図データ記憶
手段101から読み出した地図データ上の同一の区画の
面データについて周囲長を求める。この周囲長について
は区画ラインの長さも含む。面データ削除手段104
は、いま対象となっている区画の面データについて周囲
長に対する面積の比率を求め、この面積の比率をしきい
値設定手段103からの表示縮尺に応じたしきい値と大
小比較し、面積の比率がしきい値よりも低い場合、その
区画の面データを地図データから削除し、地図データを
間引く。以上の動作を各区画ごとに繰り返し実行する。
【0031】次に、表示用地図データ作成手段105
は、以上の処理の結果残った地図データに基づいて指定
表示縮尺の地図データを作成する。このようにして作成
された指定表示縮尺の地図データは、例えば車載用ナビ
ゲーション装置用のCD−ROMに書き込まれる。
【0032】図5は第2実施例の場合の具体的な処理例
を示す。501はデジタル地図データ記憶手段101か
ら読み出された地図データである。海を示す面データ5
02は周囲長に対する面積の比率が高いので残される。
海と海に続く川を示す面データ503も周囲長に対する
面積の比率が高いので残される。しかし、海を示す面デ
ータ504は周囲長に対する面積の比率が低いので削除
される。川の上流を示す面データ505,506も周囲
長に対する面積の比率が低いので削除される。
【0033】この面データ505,506は小縮尺地図
においてはあまり有用ではないので、削除されても問題
はなく、データサイズを削減し、描画速度やスクロール
速度を向上させることができる。
【0034】なお、湖を示す面データ507,508は
周囲長に対する面積の比率が高いので残される反面、面
データ509,510は周囲長に対する面積の比率が低
いので削除され、湖全体としては形状が変化し得る可能
性がある。
【0035】上記第2実施例では、周囲長に対する面積
の比率を求め、その面積の比率が所定値よりも低い区画
の面データを削除するように構成したが、これに代え
て、面積に対する周囲長の比率を求め、その周囲長の比
率が所定値よりも高い区画の面データを削除するように
しても全く同様の効果が得られる。
【0036】また、水系データそのままでは川,湖,海
を直接に区別することはできないが、しきい値を川用,
湖用と適当に調整することにより、結果として実質的に
川,湖,海を区別する状態で面データを間引くことも可
能である。
【0037】上記実施例では面データとして特に水系デ
ータを取り上げたが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、鉄道データ、施設データ等にも適用することが
できる。
【0038】本発明に係わる請求項1の地図作成装置に
よれば、面データが複数の区画にまたがる場合に、それ
ら複数の区画の面データをひとまとめにして処理するの
ではなく、各区画ごとに面データの面積を求め、さらに
各区画ごとに周囲長をも求め、周囲長に対する面積の比
率が所定値よりも低いときにその区画の面データを間引
くようにしたので、複数の区画にまたがっている面デー
タのうちあまり意味をもたない部分を積極的に削除する
ことができ、したがって、よりデータサイズを削減し、
描画速度やスクロール速度を向上させることができる。
【0039】本発明に係わる請求項2の地図作成装置に
よれば、周囲長に対する面積の比率の代わりに面積に対
する周囲長の比率を判定対象としたもので、請求項1の
ものと実質的に同じであり、複数の区画にまたがってい
る面データのうちあまり意味をもたない部分を積極的に
削除することができ、したがって、よりデータサイズを
削減し、描画速度やスクロール速度を向上させることが
できる。
【0040】本発明に係わる請求項3の地図作成装置に
よれば、水系データ、鉄道データ、施設データ等に適用
することができる。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる地図作成装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】面積算出手段の動作の説明図である。
【図3】第1実施例の場合の具体的な処理例を示す面デ
ータの図である。
【図4】本発明の第2実施例に係わる地図作成装置の構
成を示すブロック図である。
【図5】第2実施例の場合の具体的な処理例を示す面デ
ータの図である。
【図6】従来の地図作成装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図7】水系データのデジタル地図データのフォーマッ
トである。
【符号の説明】
101……デジタル地図データ記憶手段 102……面積算出手段 103……しきい値設定手段 104……面データ削除手段 105……表示用地図データ作成手段 106……周囲長算出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09B 29/00 G06F 17/30 170 G06T 11/60 300

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の区画に区分された地図データが記
    憶された地図データ記憶手段と、前記地図データ内の面
    データが複数の区画にまたがる場合に、前記各区画ごと
    の前記面データの面積を算出する面積算出手段と、前記
    各区画ごとの前記面データの周囲長を区画ラインの長さ
    を含めて算出する周囲長算出手段と、前記各区画ごとに
    前記周囲長に対する前記面積の比率を求め、前記面積の
    比率が所定のしきい値よりも低い区画の面データを削除
    する面データ削除手段と、前記区画ごとの面データが削
    除された後の地図データから表示縮尺ごとの地図データ
    を作成する表示用地図データ作成手段とを備えたことを
    特徴とする地図作成装置。
  2. 【請求項2】 複数の区画に区分された地図データが記
    憶された地図データ記憶手段と、前記地図データ内の面
    データが複数の区画にまたがる場合に、前記各区画ごと
    の前記面データの面積を算出する面積算出手段と、前記
    各区画ごとの前記面データの周囲長を区画ラインの長さ
    を含めて算出する周囲長算出手段と、前記各区画ごとに
    前記面データの面積に対する周囲長の比率を求め、前記
    周囲長の比率が所定のしきい値よりも高い区画の面デー
    タを削除する面データ削除手段と、前記区画ごとの面デ
    ータが削除された後の地図データから表示縮尺ごとの地
    図データを作成する表示用地図データ作成手段とを備え
    たことを特徴とする地図作成装置。
  3. 【請求項3】 前記しきい値が、前記面データの種別に
    応じて調整可能であることを特徴とする請求項1または
    請求2に記載の地図作成装置。
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