JP3338859B2 - 歯科用ハンドピース - Google Patents

歯科用ハンドピース

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JP3338859B2
JP3338859B2 JP19172793A JP19172793A JP3338859B2 JP 3338859 B2 JP3338859 B2 JP 3338859B2 JP 19172793 A JP19172793 A JP 19172793A JP 19172793 A JP19172793 A JP 19172793A JP 3338859 B2 JP3338859 B2 JP 3338859B2
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智 熊池
実 松本
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Yoshida Dental Mfg Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C1/00Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design
    • A61C1/02Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design characterised by the drive of the dental tools
    • A61C1/05Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design characterised by the drive of the dental tools with turbine drive
    • A61C1/057Dental machines for boring or cutting ; General features of dental machines or apparatus, e.g. hand-piece design characterised by the drive of the dental tools with turbine drive with means for preventing suction effect in turbine after deactivation of the drive air

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切削工具を装着し
た回転軸を加圧空気にて回転駆動しつつ治療をする歯科
用ハンドピースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、治療用工具を装着する回転軸を加
圧空気によるロータの回転にて回転駆動する歯科用ハン
ドピースは、加圧空気が加圧源から供給流路を経てヘッ
ド部に供給され、ヘッド内の設けられたロータを回転し
た後の空気はハンドピースの保持部内に形成された排気
流路を通して後端部から排出されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、加圧空気に
てロータを回転させる前記従来の歯科用ハンドピースに
おいては、ロータの回転中にヘッド部内に吸引力が生じ
て治療中に口腔内の切削粉塵等の汚染物質が回転軸の端
部外周からヘッド部内に吸引されることによりヘッド部
内が汚染され、この汚染されたハンドピースを他の患者
に使用すると病原菌が院内感染するという問題があり、
しかも汚染物質が軸受に入り込むことにより軸受の寿命
が著しく低下して故障の原因にもなるという問題があっ
た。
【0004】よって本発明は前記問題点に鑑みてなされ
たものであり、ヘッド部内の加圧空気を回転軸の端部外
周から円錐状に排出し、排出する空気流にて口腔内汚染
物質がヘッド部内に侵入することを防止した歯科用ハン
ドピースの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の歯科用ハンドピースは、治療用工具を装着
する回転軸を加圧空気によるロータの回転にて回転駆動
する歯科用ハンドピースにおいて、前記ロータ(2)に
供給された加圧空気を回転軸(3)の端部外周から排出
するために前記ロータ(2)を回転自在に軸支する軸受
(4)の外周側に複数の軸方向溝(7)を設け、該軸方
向溝(7)に連結して軸受(4)の端部側に軸直角方向
溝(7c)を設け、該軸直角方向溝(7c)を回転軸
(3)の外周に形成する間隙(8)に連結して成る空気
流路をヘッド部(1)内に構成したことを特徴とするも
のである。
【0006】本発明の歯科用ハンドピースによれば、ロ
ータ部に供給された加圧空気をヘッド部内に形成した空
気流路を経て回転軸の軸端外周から排出する構成にした
ことにより空気流路の形成が容易になる。従って、従来
のように回転軸の軸端外周から排出するために特別な空
気流路を設ける必要がなく、排気流路はヘッド部ケース
の内壁に容易に形成することができるので製造コストの
削減が可能となる。これにより口腔内の汚染物質がヘッ
ド部内に吸入されなくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。なお各実施の形態において共通の要
旨は共通の符号を付して対応させることにより重複する
説明を省略する。
【0008】(実施の形態1) 図1及び図2は本発明の実施の形態1に係り、図1はハ
ンドピースヘッド部の断面図、図2は図1のA−A矢視
断面図である。
【0009】ハンドピースのヘッド部1は、外形を構成
するケースがハンドピース本体側に一体形成された下部
ケース1aと下部ケース1a上方の開口部に螺着した上
部ケース1bとからなり、その内部には上下に配置され
た軸受4にて回転自在に支持された転軸3と一体のロー
タ2が設けられている。本実施の形態では、この構成の
ヘッド部1において下部Oリング6の外周側における下
部ケース1aの内側面に図2に示すように半月状かつ縦
方向の空気流路7を軸対称に設け、更に下部ケース1a
内の底面に溝7cを設けて、前記空気流路7及び回転軸
3の外周に形成された隙間8の間を連通した排気流路を
形成するものである。
【0010】また、回転軸3の端部外周には、治療部に
対する洗浄用水の噴射口30が設けられており、この噴
射口30を下部ケース1a側に支えるブッシュ31の内
周と回転軸3の端部外周との間に隙間8が形成されてい
て、排気はこの隙間8から噴射されることにより円錐状
の空気膜9が形成される構成となっている。
【0011】本実施の形態によれば、ヘッド部1内から
回転軸3の端部外周に連通する排気流路7及び7cを形
成したことにより、回転軸3の端部外周から口腔内に噴
射する排気にて円錐状の空気膜9が形成され、治療によ
り生じた口腔内の切削粉塵等の汚染物質がヘッド部1内
に吸引されることを防止することができる。これによ
り、ヘッド部1内を常に清潔に保つことが可能となり、
ハンドピースを他の患者に使用しても病原菌が院内感染
する恐れがなく、しかも汚物が軸受に入らないために軸
受の寿命を長く保つことが可能となる。
【0012】(実施の形態2) 図3及び図4は実施の形態2に係り、図3はハンドピー
スのヘッド部を示す断面図、図4は図3のB−B矢視断
面図である。本実施の形態では、前記実施の形態1にお
いてヘッド部1の下面から排気することに加えてヘッド
部1の上部からも排気することを異にするものであり、
その他の構成は前記実施の形態1と同様であるので同一
構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0013】本実施の形態では、上部Oリング6の外周
側における上部ケース1bの内側面にも円弧状かつ縦方
向の半月状空気流路12を軸対称に設け、更に図4に示
すように上部ケース1b内面に溝12cを設けて前記空
気流路12及び排気孔14に連通することにより、ヘッ
ド部11内の加圧空気を上部ケース1bの中央に形成さ
れた排気孔14と下部ケース1aにおける回転軸3端部
外周の両方から排気する構成にしたものである。
【0014】本実施の形態によれば、前記実施の形態1
においてヘッド部1の下部ケース1a下面からのみ排気
したことに加えて、上部ケース1bの上面からも排気す
る上下両面からの排気にてヘッド部11内への外気の吸
入を防止することが可能となる他、前記実施の形態1と
同様な作用効果が得られる。
【0015】(実施の形態3) 図5から図8は本発明の実施の形態3に係り、図5はハ
ンドピースヘッド部を示す断面図、図6は図5のC−C
矢視断面図、図7はハンドピースヘッド部を示す断面
図、図8は図7のD−D矢視断面図である。図5及び図
6に示すハンドピース21は、前記実施の形態1におい
て排気流路7を下部ケース1aの内側面に半月状の空気
流路7を形成したことに替えて、下部ケース1aの側壁
内に複数の排気流路穴23を斜めに設けたものであり、
また図7及び図8に示すハンドピース22は、下部ケー
ス1aの壁面内に複数の排気流路穴24を壁面に平行に
設けたことを異にするものであり、その他の構成は前記
実施の形態1と同様であるので同一構成部分には同一符
号を付してその説明を省略する。
【0016】本実施の形態によれば、前記実施の形態1
と同様な作用効果が得られる。
【0017】なお、本実施の形態においても、前記実施
の形態2と同様にヘッド部21,22の上下両面に排気
流路を設けてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の歯科用ハ
ンドピースによれば、ヘッド部内壁及び底面に対して回
転軸端外周の隙間に連通する空気流路を形成したことに
よりヘッド部内の加圧空気を効率的に軸端から排出する
ことができると共に、空気流形成のコスト低減が可能と
なる。
【0019】また、ヘッド部内の加圧空気を回転軸の軸
端外周から排出することによりヘッド部内に口腔内の汚
染物質が吸入されることを防止することが可能となる。
これにより、ハンドピースのヘッド部内を常に清潔に保
つことができ、ハンドピースを介して病原菌が院内感染
することを防止することができ、また口腔内の切削粉塵
等の汚物がヘッド部内に侵入しないので軸受寿命が保た
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るハンドピースヘッ
ド部の断面図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】本発明の実施の形態2に係るハンドピースヘッ
ド部の断面図である。
【図4】図3のB−B矢視断面図である。
【図5】本発明の実施の形態3に係るハンドピースヘッ
ド部の断面図である。
【図6】図5のC−C矢視断面図である。
【図7】ハンドピースヘッド部を示す断面図である。
【図8】図7のD−D矢視断面図である。
【符号の説明】
1,11,21,22 ハンドピースヘッド部 2 ロータ 3 回転軸 4 軸受 5 支持部材 6 Oリング 7,12,23,24 排気流路 7c 溝 8 隙間 9 空気膜 30 洗浄水噴射口 31 ブッシュ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−64353(JP,A) 特開 平5−42169(JP,A) 実開 昭63−34413(JP,U) 実開 昭61−130207(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61C 1/05 A61C 1/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 治療用工具を装着する回転軸を加圧空気
    によるロータの回転にて回転駆動する歯科用ハンドピー
    スにおいて、 前記ロータ(2)に供給された加圧空気を回転軸(3)
    の端部外周から排出するために前記ロータ(2)を回転
    自在に軸支する軸受(4)の外周側に複数の軸方向溝
    (7)を設け、該軸方向溝(7)に連結して軸受(4)
    の端部側に軸直角方向溝(7c)を設け、該軸直角方向
    溝(7c)を回転軸(3)の外周に形成する間隙(8)
    に連結して成る空気流路をヘッド部(1)内に構成した
    ことを特徴とする歯科用ハンドピース。
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