JP3338766B2 - サンルーフ制御装置 - Google Patents

サンルーフ制御装置

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JP3338766B2
JP3338766B2 JP14334497A JP14334497A JP3338766B2 JP 3338766 B2 JP3338766 B2 JP 3338766B2 JP 14334497 A JP14334497 A JP 14334497A JP 14334497 A JP14334497 A JP 14334497A JP 3338766 B2 JP3338766 B2 JP 3338766B2
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伸一 成瀬
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に設けられた
サンルーフを開閉するサンルーフ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両に装備されたサンルーフ装置
には、サンルーフを電動により開閉できるものがある。
【0003】該サンルーフ装置は、サンルーフの全開位
置、全閉位置、及び中間位置を検出する位置検出スイッ
チを備えており、例えば、操作パネルに設けられた全開
スイッチが操作された際には、図6に示すように、前記
全開位置を検出するサンルーフ駆動ユニット501に設
けられた全開位置検出スイッチ502の状態を、コント
ロールユニット(ECU)503に設けられた検出回路
504により検出する。そして、該検出回路504から
の出力信号を、制御回路505に設けられたマイコンへ
入力し、該マイコンにてサンルーフが全開位置に達した
か否かを判断するとともに、全開位置に達するまでサン
ルーフを駆動する。これにより、サンルーフを全開にで
きるように構成されている。
【0004】また、全閉から全開まで達する、すなわち
全開位置検出スイッチ502の状態が変化するまでの時
間が所定の時間を越えると故障と判断するように構成
(図示せず)されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記制
御回路505にあっては、サンルーフを駆動する駆動手
段(図示せず)への電力の供給状態に関わらず、全開位
置検出スイッチ502の検出を行っているため、例え
ば、前記サンルーフ駆動ユニット502へ電力を供給す
る電源コネクタが外れていた場合であっても、通常のサ
ンルーフの駆動処理を行ってしまう。この場合、所定時
間が経過してもサンルーフが全開位置に達しないため、
前記制御回路505に設けられたマイコンは、サンルー
フが故障していると誤判断してしまう。
【0006】また、サンルーフが全開になると検出回路
504の出力がLレベルとなるように構成されており、
前記コントロールユニット503へ電源を供給するハー
ネスが断線したり、該ハーネスのコネクタが外れたりし
た場合、前記検出回路504の出力がHレベルとなる。
一方、前記コネクタがグランドにショートした場合、前
記検出回路504の出力がLレベルとなる。このため、
ハーネスの断線及び該ハーネスのコネクタ外れと、該コ
ネクタのショートとの場合において、前記検出回路50
4の出力が異なり、いずれかを判別することができなか
った。
【0007】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、電源コネクタ等の外れに起因した
誤判断を防止することができるサンルーフ制御装置を提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1の発明にあっては、サンルーフを開閉駆動す
る駆動手段と、該駆動手段により開閉駆動される前記サ
ンルーフの位置検出を行う位置検出手段と、一方の端子
が正極に接続され、前記駆動手段にて前記サンルーフを
開作動させる開リレーと、該開リレーの他方の端子が接
続され、該開リレーをオンオフ制御する第1のオンオフ
回路と、一方の端子が前記正極に接続され、前記駆動手
段にて前記サンルーフを閉作動させる閉リレーと、該閉
リレーの他方の端子が接続され、該閉リレーをオンオフ
制御する第2のオンオフ回路と、前記開リレーの他方の
端子及び前記閉リレーの他方の端子における電圧の印加
状態を検出するとともに、前記開リレーをオンオフ作動
させる第1の制御信号を前記第1のオンオフ回路へ出力
し、かつ前記閉リレーをオンオフ作動させる第2の制御
信号を前記第2のオンオフ回路へ出力する制御手段とを
備え、前記開リレー及び前記閉リレーがサンルーフ駆動
ユニットに設けられる一方、前記第1及び第2のオンオ
フ回路と前記制御手段とがコントロールユニットに設け
られたサンルーフ制御装置であって、前記制御手段は、
前記第1及び第2の制御信号と前記印加状態とに基づき
故障判断を行う。
【0009】すなわち、サンルーフを開作動させる開リ
レーとサンルーフを閉作動させる閉リレーとは、サンル
ーフ駆動ユニットに設けられており、両リレーの一方の
端子は、前記サンルーフ駆動ユニットの正極に接続され
ている。また、前記両リレーの他方の端子は、コントロ
ールユニットに設けられた第1及び第2のオンオフ回路
に接続されているとともに、両リレーの他方の端子にお
ける電圧の印加状態は、前記コントロールユニットに設
けられた制御手段により検出される。このため、前記サ
ンルーフ駆動ユニットへ電力を供給するコネクタが外れ
たり、前記サンルーフ駆動ユニットのコネクタが、グラ
ンドに接地された車体にショートし、あるいはイグニッ
ション(IGN)OFF、または断線し、サンルーフを
駆動する駆動手段への電力の供給、及び前記両リレーへ
の電力の供給が絶たれるた際には、前記両リレーの他方
の端子における電圧の印加状態が変化するので、該印加
状態を検出する制御手段は、前記コネクタの外れ等を認
識することができる。
【0010】また、請求項2の発明では、サンルーフの
位置を検出して作動する位置検出スイッチが設けられた
サンルーフ駆動ユニットと、前記位置検出スイッチの作
動状態を検出する検出回路が設けられたコントロールユ
ニットとが個別にユニット化されるとともに、前記位置
検出スイッチの出力が、前記サンルーフ駆動ユニットと
前記コントロールユニットとを接続するハーネスを介し
て、前記検出回路へ伝達されるサンルーフ制御装置にお
いて、前記位置検出スイッチを、前記サンルーフ駆動ユ
ニットの正極にプルアップする一方、前記検出回路の入
力を、前記コントロールユニットのグランドにプルダウ
ンした。
【0011】すなわち、サンルーフの位置を検出して作
動する位置検出スイッチは、前記サンルーフ駆動ユニッ
トの正極にプルアップされており、該位置検出スイッチ
がサンルーフの位置検出を行い作動した際には、その出
力がLレベルとなるように設定されている。一方、前記
位置検出スイッチからの出力が、前記サンルーフ駆動ユ
ニットと前記コントロールユニットとを接続するハーネ
スを介して、伝達される検出回路は、その入力がコント
ロールユニットのグランドにプルダウンされているの
で、検出回路の入力を位置検出スイッチに接続するハー
ネスが外れたり、断線したり、あるいは、グランドに接
地された車体にショートした場合には、前記検出回路の
入力がLレベルとなり、前記制御手段において、前記位
置検出スイッチが前記サンルーフの位置検出を行ったの
と同様に判断される。
【0012】そして、請求項3の発明においては、前記
位置検出手段は、前記サンルーフの位置を検出する位置
検出スイッチと、該位置検出スイッチからの入力を前記
制御手段へ出力する検出回路とからなり、前記位置検出
スイッチを、前記サンルーフ駆動ユニットの前記正極に
プルアップする一方、前記検出回路の入力を、前記コン
トロールユニットのグランドにプルダウンした。
【0013】すなわち、サンルーフの位置を検出する位
置検出スイッチは、前記サンルーフ駆動ユニットの正極
にプルアップされており、該位置検出スイッチがサンル
ーフの位置検出を行い作動した際には、その出力がLレ
ベルとなるように設定されている。一方、前記位置検出
スイッチからの入力を制御手段へ出力する検出回路は、
その入力がコントロールユニットのグランドにプルダウ
ンされているので、検出回路の入力を位置検出スイッチ
に接続するハーネスが外れたり、断線したり、あるい
は、グランドに接地された車体にショートした場合に
は、前記検出回路の入力がLレベルとなり、前記制御手
段においては、請求項2の場合と同様に、前記位置検出
スイッチが前記サンルーフの位置検出を行ったのと同様
に判断される。
【0014】また、請求項4の発明にあっては、サンル
ーフを開閉駆動する駆動手段と、該駆動手段により開閉
駆動される前記サンルーフの位置を検出した際に、位置
信号をOFFにする位置検出手段と、一方の端子が正極
に接続され、前記駆動手段にて前記サンルーフを開作動
させる開リレーと、該開リレーの他方の端子が接続さ
れ、該開リレーをオンオフ制御する第1のオンオフ回路
と、一方の端子が前記正極に接続され、前記駆動手段に
て前記サンルーフを閉作動させる閉リレーと、該閉リレ
ーの他方の端子が接続され、該閉リレーをオンオフ制御
する第2のオンオフ回路と、前記開リレーの他方の端子
及び前記閉リレーの他方の端子における電圧の印加状態
と、前記位置検出手段からの前記位置信号とを検出する
とともに、前記開リレーをオンオフ作動させる第1の制
御信号を前記第1のオンオフ回路へ出力し、かつ前記閉
リレーをオンオフ作動させる第2の制御信号を前記第2
のオンオフ回路へ出力する制御手段と、を備え、前記開
及び閉リレーと前記位置検出手段とがサンルーフ駆動ユ
ニットに設けられる一方、前記第1及び第2のオンオフ
回路と前記制御手段とがコントロールユニットに設けら
れたサンルーフ制御装置であって、前記制御手段は、前
記位置信号と前記印加状態とに基づき、前記サンルーフ
の駆動制御を行う。
【0015】すなわち、サンルーフを開作動させる開リ
レーとサンルーフを閉作動させる閉リレーとは、サンル
ーフ駆動ユニットに設けられており、両リレーの一方の
端子は、前記サンルーフ駆動ユニットの正極に接続され
ている。また、前記両リレーの他方の端子は、コントロ
ールユニットに設けられた第1及び第2のオンオフ回路
に接続されているとともに、両リレーの他方の端子にお
ける電圧の印加状態は、前記コントロールユニットに設
けられた制御手段により検出される。このため、前記サ
ンルーフ駆動ユニットへ電力を供給するコネクタが外れ
たり、前記サンルーフ駆動ユニットのコネクタが、グラ
ンドに接地された車体にショートし、あるいはイグニッ
ション(IGN)OFF、または断線し、サンルーフを
駆動する駆動手段への電力の供給、及び前記両リレーへ
の電力の供給が絶たれるた際には、前記両リレーの他方
の端子における電圧の印加状態が変化するので、該印加
状態を検出する制御手段は、前記コネクタの外れ等を認
識することができる。
【0016】一方、前記位置検出手段は、前記サンルー
フの位置を検出した際に、位置信号をOFFにするよう
に構成されており、当該位置検出手段が設けられた前記
サンルーフ駆動ユニットへ電力を供給するコネクタが外
れたり、前記サンルーフ駆動ユニットのコネクタが、グ
ランドに接地された車体にショートしたり、さらには、
前記コネクタに接続されたハーネスが断線したりして、
前記位置検出手段への電力の供給が絶たれた際には、前
記位置信号は、前記サンルーフの位置を検出したときと
同じくOFFとなってしまう。しかしながら、前記サン
ルーフを駆動制御する制御手段は、前記印加状態に基づ
き、前記サンルーフ駆動ユニットへ電力を供給するコネ
クタの外れ等を認識することができることから、前記位
置信号のOFF出力が、サンルーフ検出による正規のも
のか、前記コネクタ外れ等によるものかを判断すること
ができる。
【0017】さらに、請求項5の発明では、前記サンル
ーフ駆動ユニットの前記正極への電力供給ラインに、電
力の供給を遮断するサーキットブレーカーを設け、前記
制御手段は、前記印加状態より前記サーキットブレーカ
ーの遮断状態を判断する。
【0018】すなわち、サンルーフ駆動ユニットへの電
力の供給を遮断するサーキットブレーカーが作動し、サ
ンルーフ駆動ユニットへの電力の供給が遮断された場
合、前記サンルーフ駆動ユニットの正極にプルアップさ
れた前記位置検出スイッチからの出力は常にLとなる。
このとき、前記両リレーへの電力の供給も絶たれること
から、両リレーの他方の端子における電圧の印加状態が
変化するとともに、該印加状態を検出する制御手段は、
これらに基づきサーキットブレーカーの遮断状態を判断
することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下、本発明の第1の実施の形態
を図にしたがって説明する。図1は、本実施の形態にか
かるサンルーフ制御装置1の回路図であり、該サンルー
フ制御装置1は、車室内に設けられたコントロールユニ
ット2と、該コントロールユニット2にハーネス3を介
して接続されるともに、サンルーフを駆動する駆動モー
タ4に設けられたサンルーフ駆動ユニット5とにより構
成されている。
【0020】すなわち、サンルーフ駆動ユニット5は、
脱着自在に接続された電源コネクタ11及びサーキット
ブレーカー12を介してバッテリーに接続されており、
バッテリーの正極に接続された電源ライン13には、開
リレー14及び閉リレー15のノーマリーオフ端子1
6,17が接続されている。また、前記バッテリーの負
極には、グランドライン18が接続されており、該グラ
ンドライン18には、前記開及び閉リレー14,15の
ノーマリーオン端子19,20が接続されている。該ノ
ーマリーオン端子19,20及び前記ノーマリーオフ端
子16,17に選択的に接続される前記開及び閉リレー
14,15の切替端子21,22には、サンルーフを駆
動する駆動手段としての前記駆動モータ4が接続されて
おり、前記開リレー14が作動され、該開リレー14の
切替端子21が電源ライン13に接続されたノーマリー
オフ端子16に切替された際には、サンルーフが前記駆
動モータ4により開作動されるように構成されている。
また、前記閉リレー15が作動され、該閉リレー15の
切替端子22が、電源ライン13に接続されたノーマリ
ーオフ端子17に切替られた際には、サンルーフが前記
駆動モータ4により閉作動されるように構成されてい
る。そして、前記両リレー14,15のコイルにおける
一方の端子25,26は、ダイオード27を介して前記
電源ライン13に接続されており、他方の端子28,2
9は、第1及び2のハーネス接続端子30,31に接続
されている。
【0021】前記電源ライン13に接続された前記ダイ
オード27を通じて、サンルーフの位置検出を行う位置
検出手段が設けられている。該位置検出手段は、サンル
ーフの位置を検出する第1〜第3の位置検出スイッチ4
1〜43を備えており、各位置検出スイッチ41〜43
の組み合わせにより、サンルーフの全開、全閉、及び中
間停止の状態を検出できるようになっている。各位置検
出スイッチ41〜43は、一方の端子がプルアップ抵抗
44〜46を介して、前記電源ライン13にプルアップ
される一方、他方の端子がグランドライン18に接地さ
れている。各検出スイッチ41〜43の前記一方の端子
には、ツェーナーダイオード47〜49を介して、トラ
ンジスタ50〜52のベースに接続されており、各トラ
ンジスタ50〜52のエミッタは、グランドライン18
に接続されている。また、各トランジスタ50〜52の
コレクタは、プルアップ抵抗53〜55を介して、電源
ライン13に接続されるとともに、電流制御抵抗56〜
58を介して第3〜第5のハーネス接続端子59〜61
に接続されており、これら第3〜第5のハーネス端子5
9〜61は、脱着自在に接続される前記ハーネス3を介
して、前記コントロールユニット2に接続されている。
これにより、前記サンルーフが中間位置に達して、前記
各位置検出スイッチ41〜43の総てが作動した際に
は、各位置検出スイッチ41〜43に対応するととも
に、サンルーフの位置を示す第1〜第3の位置信号の総
てがLレベル、すなわちOFFとなり、前記コントロー
ルユニット2へ伝達されるように構成されている。
【0022】該コントロールユニット2は、ROM及び
RAMを内蔵したワンチップマイコンを中心として構成
された制御回路71を備えており、該制御回路71の第
1〜第3の入力ポート72〜74には、前記サンルーフ
駆動ユニット5に設けられた各位置検出スイッチ41〜
43からの信号を入力するとともに、当該制御回路71
へ出力する第1〜第3の検出回路75〜77が設けられ
ている。
【0023】各検出回路75〜77の入力には、前記ハ
ーネス3が接続された第6〜第8のハーネス接続端子8
1〜83が接続されており、各入力には、プルダウン抵
抗84〜86を介して、コントロールユニット2内のグ
ランドに接続されている。また、前記各入力には、制限
抵抗91〜93を介して、トランジスタ94〜96のベ
ースに接続されており、各トランジスタ94〜96のエ
ミッタは、前記グランドに接続されている。前記各トラ
ンジスタ94〜96のコレクタには、プルアップ抵抗9
7〜99を介して、コントロールユニット2内の電源ラ
インに接続されているとともに、シュミットトリガ10
1〜103を介して、前記制御回路71の前記第1〜第
3の入力ポート72〜74に接続されている。
【0024】また、前記制御回路71には、サンルーフ
を開作動させる開制御信号を出力する第1の出力ポート
111と、サンルーフを閉作動させる閉制御信号を出力
する第2の出力ポート112とが設けられており、各出
力ポート111,112は、出力トランジスタ113,
114のベースに接続されている。各出力トランジスタ
113、114のエミッタは、コントロールユニット2
内のグランドに接続されており、コレクタは、前記ハー
ネス3が接続される第9及び第10のハーネス接続端子
115,116に接続されているとともに、第1及び第
2の検出ダイオード117,118のアノードに接続さ
れている。両ダイオード117,118のカソードは、
互いに接続されており、前記サンルーフ駆動ユニット5
に電力が供給されているか否かを判断する電源監視回路
119の入力に接続されている。
【0025】該電源監視回路119の入力は、プルダウ
ン抵抗121を介して、コントロールユニット2内のグ
ランドに接続されているとともに、制限抵抗122を介
して、監視用トランジスタ123のベースに接続されて
いる。該監視用トランジスタ123のエミッタは、前記
グランドに接続されており、コレクタは、コントロール
ユニット2内の電源ラインにプルアップ抵抗124を介
して接続されるとともに、前記制御回路71に設けられ
た第4の入力ポート125に接続されている。これによ
り、前記サンルーフ駆動ユニット5へ電力を供給する電
源コネクタ11が外れたり、前記サンルーフ駆動ユニッ
ト5に接続された前記電源コネクタ11が、グランドに
接地された車体にショートし、サンルーフを駆動する駆
動モータ4への電力の供給、及びサンルーフを開閉作動
させる開及び閉リレー14,15への電力の供給が絶た
れた場合に、前記両リレー14,15のコイルにおける
電圧の印加状態がLレベルになるとともに、前記電源監
視回路119の電源監視信号が、電源異常を示すHレベ
ルとなるように構成されている。
【0026】次に、本実施の形態の動作について、プロ
グラムの概要を示した図2のフローチャートに従って説
明する。なお、図2は、コントロールユニット2の制御
回路71内に設けられたワンチップマイコンの処理手順
を示すフローチャートであり、所定時間毎にメインルー
チンから呼び出されるサンルーフ処理が示されている。
【0027】すなわち、サンルーフ処理は、先ず、ステ
ップS1にて、イグニッションスイッチがONされてい
るか否かを判断し、OFFの場合にはメインルーチンへ
戻る一方、ONの場合には、エンジンコントロールユニ
ット2に設けられた制御回路71の第1の出力ポート1
11からの開制御信号がHレベルに設定されているか否
か、すなわち、サンルーフを開作動中か否かを判断する
(S2)。
【0028】開作動中の場合には、コントロールユニッ
ト2に設けられた電源監視回路119からの電源監視信
号がHレベルであるか否か、つまり、前記サンルーフ駆
動ユニット5に電力が供給されているか否かを判断し
(S3)、電力が供給されている場合には、通常通りサ
ンルーフ作動処理を行い(S4)、前記ステップ1へ移
行する。一方、電力が供給されていない場合、すなわち
前記電源監視信号が電源異常を示すHレベルの場合に
は、電源異常処理、具体的には、前記サンルーフ駆動ユ
ニット5に電力が供給されていないことを示すフラグを
セットするとともに、サンルーフの移動時間を測定する
タイマーを停止させる等の処理を行い(S5)、前記メ
インルーチンへ戻る。
【0029】また、前記ステップS2にて、サンルーフ
が開作動中でない場合には、前記制御回路71の第2の
出力ポート112からの閉制御信号がHレベルに設定さ
れているか否か、すなわち、サンルーフを閉作動中か否
かを判断し(S6)、閉作動中の場合には、前記ステッ
プS3へ分岐する一方、開作動中でない場合には、通常
通りサンルーフ停止処理(S7)を行うとともに、前記
ステップS1へ移行する。
【0030】図3は、前記サンルーフ制御装置1の動作
を説明する図であり、前記サンルーフ駆動ユニット5に
電力が供給されていて、前記電源監視信号がLレベルの
場合には、開制御信号と閉制御信号とがLレベルのとき
にサンルーフを停止させ、また、開制御信号がHレベル
で閉制御信号がLレベルのときにサンルーフを開作動さ
せ、さらに開制御信号がLレベルで閉制御信号がHレベ
ルのときにサンルーフを閉作動させることが示されてい
る。一方、前記サンルーフ駆動ユニット5への電力の供
給が遮断され、前記電源監視信号がHレベルの場合、開
制御信号がHレベルで閉制御信号がLレベル、あるい
は、開制御信号がLレベルで閉制御信号がHレベルの場
合には、サンルーフ駆動ユニット5に電力が供給されて
いないことを示すフラグをセットすることが示されてい
る。
【0031】このように、サンルーフが開作動中または
閉作動中のいずれの場合であっても、前記サンルーフ駆
動ユニット5に電力が供給されているか否かを判断する
ことができるので、サンルーフ駆動ユニット5へ電力を
供給する電源コネクタ1が外れたり、サンルーフ駆動ユ
ニットに接続された電源コネクタ11が、グランドに接
地された車体にショートし、サンルーフを駆動する駆動
モータ4への電力の供給が絶たれた場合であっても、従
来のように通常のサンルーフ作動処理を実行してしまう
ことがない。すなわち、例えば、サンルーフの移動位置
が変化しないこと基づき、サンルーフが故障していると
判断してしまう従来と比較して、誤判断を防止すること
ができる。
【0032】また、前記サンルーフ駆動ユニット5の電
源ライン13への電力供給ライン、すなわち、電源コネ
クタ11とバッテリーとの間に、サーキットブレーカー
12が設けられた本実施の形態においては、サンルーフ
駆動ユニット5への電力の供給を遮断するサーキットブ
レーカー12が作動し、サンルーフ駆動ユニット5への
電力の供給が遮断された場合、コントロールユニット2
の各検出回路75〜77の総てがLレベルとなり、前記
制御回路71に設けられたワンチップマイコンは、サン
ルーフが全開位置、中間位置、及び前閉位置のいずれの
位置にも属さないと判断する恐れがある。しかし、前記
サーキットブレーカー12が作動した状態においては、
前記閉及び閉リレー14,15への電力の供給も絶た
れ、両リレー14,15の端子における電圧の印加状態
が変化することから、該印加状態を前記電源監視回路1
19が検出するとともに、該電源監視回路119から
は、電源異常を示すHレベルが前記制御回路71のワン
チップマイコンへ伝達されるので、これに基づき、サー
キットブレーカー12の遮断状態を判断することができ
る。したがって、前記各位置検出スイッチ41〜43か
らの出力が、サンルーフの位置検出によるものか、ある
いは、前記サーキットブレーカー12の遮断によるもの
かを的確に判断することができ、これにより、サーキッ
トブレーカー12の作動時における誤判断をも防止する
ことができる。
【0033】(第2の実施の形態)一方、図4は、本発
明の第2の実施の形態を示す図であり、第1の実施の形
態における位置検出スイッチ回路部分のみが示されてい
る。
【0034】すなわち、サンルーフの位置検出を行う位
置検出スイッチ201は、一方の端子がサンルーフ駆動
ユニット5のグランドラインに18に接続されており、
他方の端子が、前記サンルーフ駆動ユニット5の電源ラ
イン13にプルアップ抵抗202を介して接続されてい
るとともに、ハーネス接続端子203に接続されてい
る。該ハーネス接続端子203には、ハーネス204が
脱着自在に接続されており、該ハーネス204は、コン
トロールユニット2のハーネス接続端子205に接続さ
れている。
【0035】一方、前記コントロールユニット2におけ
る前記ハーネス接続端子205には、検出回路211が
接続されている。すなわち、前記ハーネス接続端子20
5に接続された前記検出回路211の入力は、制限抵抗
212を介してトランジスタ213のベースに接続され
ているとともに、プルダウン抵抗214を介してコント
ロールユニット2のグランドに接続されている。前記ト
ランジスタ213のエミッタは、前記グランドに接続さ
れており、コレクタは、プルアップ抵抗300を介して
前記電源ラインに接続されると共に、抵抗215及びコ
ンデンサ216からなる積分回路を介して、ワンチップ
マイコンを備えた制御回路の入力ポートに接続されてい
る。
【0036】以上の構成からなる本実施の形態にあって
は、サンルーフの位置検出を行う位置検出スイッチ20
1は、サンルーフ駆動ユニット5の電源ライン13にプ
ルアップされており、前記位置検出スイッチ201の出
力が伝達される検出回路211の入力は、前記コントロ
ールユニット2のグランドにプルダウンされている。こ
のため、ハーネス204のショート時と断線時とにおい
て、入力ポートへの信号が同じくHレベルとなる。した
がって、前記ハーネス204がショートしたり、断線し
た異常時には、位置検出スイッチ201がサンルーフを
検出したときと同じ出力、すなわちHレベルとなるの
で、サンルーフを即時停止させるといった安全側に制御
することができる。
【0037】(第3の実施の形態)他方、図5は、本発
明の第3の実施の形態のプログラムの概要を示すもので
あり、回路構成は、図1に示した第1の実施の形態と同
様である。すなわち、イグニッションスイッチ(IG
N)がON状態となっているか否かを判断し(SB
1)、イグニッションスイッチ(IGN)がOFF状態
の場合には、このプログラム処理を終了する。また、イ
グニッションスイッチがON状態になっていいるなら
ば、サンルーフが作動中か判断し(SB2)、サンルー
フ停止処理を実行して(SB3)、前記ステップSB1
へ戻る一方、作動中でない場合には、各位置検出スイッ
チ41〜43が「000」に変化したか、すなわち、第
1〜第3の位置信号の総てがLレベル(OFF)に変化
したかを判断する(SB4)。この判断の結果、第1〜
第3の位置信号の総てがLレベル(OFF)でない場合
には、通常のサンルーフ作動処理を実行して(SB
5)、前記ステップSB1へ戻る一方、第1〜第3の位
置信号の総てがLレベル(OFF)の場合には、前記電
源監視信号がHレベルかを判断する(SB6)。
【0038】この判断の結果、電源監視信号がHレベル
でない場合(正常)には、サンルーフが閉作動中がを判
断し(SB7)、閉作動中でない場合には、前記ステッ
プSB5へ分岐する一方、閉作動中の場合には、中間停
止処理を実行して(SB8)、前記ステップSB1へ戻
る。また、前記ステップSB6にて、前記電源監視信号
がHレベルの場合には、サンルーフ駆動ユニット5への
電源の供給が遮断されているで(異常)、サンルーフが
全閉から全開へ移動する移動時間+αを計測する内部タ
イマーを一旦停止させ(SB9)、電源異常処理を実行
して(SB10)、前記ステップSB1へ戻る。
【0039】このように、前記サンルーフ駆動ユニット
5へ電源を供給するコネクタが外れたり、前記サンルー
フ駆動ユニットのコネクタが、グランドに接地された車
体にショートしたり、イグニッションOFF、またはハ
ーネス3が断線したり、さらには、サーキットブレーカ
ー12が作動したりして、サンルーフ駆動ユニット5へ
の電源の供給が遮断されたことを認識することができる
ので、前記各位置信号のOFF出力が、サンルーフ検出
による正規のものか、前記コネクタ外れ等に起因する異
常時によるものかを判断することができる。
【0040】したがって、前記異常時において、前述し
たように、サンルーフの移動時間+αを計測する内部タ
イマーを一旦停止させることができるので、サンルーフ
の移動位置が変化しないこと基づき、サンルーフが故障
していると判断してしまう従来と比較して、誤判断を防
止することができ、サンルーフの作動不具合を確実に防
止することができる。
【0041】また、第1〜第3の位置信号の総てがOF
Fに変化した際には、各位置信号のOFF出力が、サン
ルーフ検出による正規のものか、前記コネクタ外れ等に
起因する異常時によるものかを判断することができるの
で、各位置信号の総てがOFF状態となる組み合わせ
を、サンルーフの位置を示す組み合わせとして使用する
ことができる。したがって、本実施の形態のように、サ
ンルーフの中間位置を示す信号として、各位置信号の総
てがOFF状態となる組み合わせを設定することが可能
となる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
おいては、サンルーフ駆動ユニットへ電力を供給するコ
ネクタが外れたり、前記サンルーフ駆動ユニットのコネ
クタがグランドに接地された車体にショートし、サンル
ーフを駆動する駆動手段への電力の供給と、サンルーフ
を開閉作動させる開及び閉リレーへの電力の供給とが絶
たれた場合には、前記両リレーの他方の端子における電
圧の印加状態が変化することから、該印加状態を検出す
る制御手段は、前記コネクタの外れ等を認識することが
できる。したがって、サンルーフ駆動ユニットへ電力を
供給するコネクタが外れたり、サンルーフ駆動ユニット
のコネクタがグランドに接地された車体にショートし、
サンルーフを駆動する駆動手段への電力の供給が絶たれ
た場合であっても、通常のサンルーフ駆動処理を行って
しまい、例えば、サンルーフの移動位置が変化しないこ
と基づき、サンルーフが故障していると判断してしまう
従来と比較して、誤判断を防止することができる。
【0043】また、請求項2の発明では、サンルーフの
位置を検出して作動する位置検出スイッチは、サンルー
フ駆動ユニットの正極にプルアップされており、該位置
検出スイッチがサンルーフの位置検出を行い作動した際
には、その出力がLレベルとなるように設定されてい
る。一方、前記位置検出スイッチからの出力が、サンル
ーフ駆動ユニットとコントロールユニットとを接続する
ハーネスを介して、伝達される検出回路は、その入力が
コントロールユニットのグランドにプルダウンされてい
るので、検出回路の入力を位置検出スイッチに接続する
ハーネスが外れたり、断線したり、あるいは、グランド
に接地された車体にショートした場合には、前記検出回
路の入力がLレベルとなり、前記制御手段において、前
記位置検出スイッチが前記サンルーフの位置検出を行っ
たと判断をすることができる。
【0044】このため、サンルーフが開位置に設けられ
た位置検出スイッチに達するまで駆動される開作動中
に、前記ハーネスが外れたり、断線したり、あるいは、
グランドに接地された車体にショートした異常時には、
サンルーフが開位置に達したと判断させることができる
ので、サンルーフを即時停止させるといった安全側に制
御することができるとともに、サンルーフの移動位置が
変化しないこと基づき、サンルーフが故障していると判
断してしまう従来と比較して、誤判断を防止することが
できる。
【0045】そして、前記位置検出手段を、サンルーフ
の位置を検出する位置検出スイッチと、該位置検出スイ
ッチからの入力を前記制御手段へ出力する検出回路とに
より構成するとともに、前記位置検出スイッチを、前記
サンルーフ駆動ユニットの正極にプルアップする一方、
前記検出回路の入力を、前記コントロールユニットのグ
ランドにプルダウンした請求項3の発明の場合には、前
記検出回路の入力を位置検出スイッチに接続するハーネ
スが外れたり断線した場合には、前記検出回路の入力が
Lレベルとなるので、前記制御手段において、前記位置
検出スイッチが前記サンルーフの位置検出を行ったと判
断させることができる。このため、サンルーフが開位置
に設けられた位置検出スイッチに達するまで駆動される
開作動中に、前記ハーネスが外れたり、断線したり、あ
るいは、グランドに接地された車体にショートした場合
には、サンルーフが開位置に達したと判断させることが
できるので、サンルーフを即時停止させるといった安全
側に制御することができる。
【0046】また、請求項4の発明にあっては、サンル
ーフ駆動ユニットへ電力を供給するコネクタが外れた
り、前記サンルーフ駆動ユニットのコネクタが、グラン
ドに接地された車体にショートし、あるいはイグニッシ
ョン(IGN)OFF、または断線し、サンルーフを駆
動する駆動手段への電力の供給、及び前記両リレーへの
電力の供給が絶たれるた異常時には、前記両リレーの他
方の端子における電圧の印加状態が変化するので、該印
加状態を検出する制御手段は、前記コネクタの外れ等を
認識することができる。
【0047】一方、前記位置検出手段は、前記サンルー
フの位置を検出した際に、位置信号をOFFにするよう
に構成されており、当該位置検出手段が設けられた前記
サンルーフ駆動ユニットへ電力を供給するコネクタが外
れたり、前記サンルーフ駆動ユニットのコネクタが、グ
ランドに接地された車体にショートしたり、さらには、
前記コネクタに接続されたハーネスが断線したりして、
前記位置検出手段への電力の供給が絶たれた異常時に
は、前記位置信号は、前記サンルーフの位置を検出した
ときと同じくOFFとなってしまう。しかしながら、前
記サンルーフを駆動制御する制御手段は、前記印加状態
に基づき、前記サンルーフ駆動ユニットへ電力を供給す
るコネクタの外れ等を認識することができることから、
前記位置信号のOFF出力が、サンルーフ検出による正
規のものか、前記コネクタ外れ等に起因する前記異常時
によるものかを判断することができる。
【0048】したがって、前記異常時において、サンル
ーフの駆動時間を計測する内部タイマーを一旦停止させ
ることができるので、サンルーフの移動位置が変化しな
いこと基づき、サンルーフが故障していると判断してし
まう従来と比較して、誤判断を防止することができ、サ
ンルーフの作動不具合を確実に防止することができる。
【0049】さらに、前記サンルーフ駆動ユニットの前
記正極への電力供給ラインに、電力の供給を遮断するサ
ーキットブレーカーを設け、前記制御手段は、前記印加
状態より前記サーキットブレーカーの遮断状態を判断す
る請求項5の発明に関しては、サンルーフ駆動ユニット
への電力の供給を遮断するサーキットブレーカーが作動
し、サンルーフ駆動ユニットへの電力の供給が遮断され
た場合、前記サンルーフ駆動ユニットの正極にプルアッ
プされた位置検出スイッチからの出力は常にLとなる。
しかし、前記両リレーへの電力の供給も絶たれることか
ら、両リレーの他方の端子における電圧の印加状態が変
化するので、該印加状態を検出する制御手段は、これら
に基づき、サーキットブレーカーの遮断状態を判断する
ことができる。したがって、前記位置検出スイッチから
の出力が、サンルーフの位置検出によるものか、あるい
は、前記サーキットブレーカーの遮断によるものかを的
確に判断することができ、これにより、サーキットブレ
ーカーの作動時における誤判断を防止することができ
る。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を回路図である。
【図2】同実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】同実施の形態の動作を説明する図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す要部の回路図
である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の動作を示すフロー
チャートである。
【図6】従来例を示す要部の回路図である。
【符号の説明】
1 サンルーフ制御装置 2 コントロールユニット 4 駆動モータ 12 サーキットブレーカー 13 電源ライン 14 開リレー 15 閉リレー 18 グランドライン 41 第1の位置検出スイッチ 42 第2の位置検出スイッチ 43 第3の位置検出スイッチ 75 第1の検出回路 76 第2の検出回路 77 第3の検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 7/057

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンルーフを開閉駆動する駆動手段と、 該駆動手段により開閉駆動される前記サンルーフの位置
    検出を行う位置検出手段と、 一方の端子が正極に接続され、前記駆動手段にて前記サ
    ンルーフを開作動させる開リレーと、 該開リレーの他方の端子が接続され、該開リレーをオン
    オフ制御する第1のオンオフ回路と、 一方の端子が前記正極に接続され、前記駆動手段にて前
    記サンルーフを閉作動させる閉リレーと、 該閉リレーの他方の端子が接続され、該閉リレーをオン
    オフ制御する第2のオンオフ回路と、 前記開リレーの他方の端子及び前記閉リレーの他方の端
    子における電圧の印加状態を検出するとともに、前記開
    リレーをオンオフ作動させる第1の制御信号を前記第1
    のオンオフ回路へ出力し、かつ前記閉リレーをオンオフ
    作動させる第2の制御信号を前記第2のオンオフ回路へ
    出力する制御手段と、 を備え、 前記開リレー及び前記閉リレーがサンルーフ駆動ユニッ
    トに設けられる一方、前記第1及び第2のオンオフ回路
    と前記制御手段とがコントロールユニットに設けられた
    サンルーフ制御装置であって、 前記制御手段は、前記第1及び第2の制御信号と前記印
    加状態とに基づき故障判断を行うことを特徴とするサン
    ルーフ制御装置。
  2. 【請求項2】 サンルーフの位置を検出して作動する位
    置検出スイッチが設けられたサンルーフ駆動ユニット
    と、前記位置検出スイッチの作動状態を検出する検出回
    路が設けられたコントロールユニットとが個別にユニッ
    ト化されるとともに、前記位置検出スイッチの出力が、
    前記サンルーフ駆動ユニットと前記コントロールユニッ
    トとを接続するハーネスを介して、前記検出回路へ伝達
    されるサンルーフ制御装置において、 前記位置検出スイッチを、前記サンルーフ駆動ユニット
    の正極にプルアップする一方、前記検出回路の入力を、
    前記コントロールユニットのグランドにプルダウンした
    ことを特徴とするサンルーフ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記位置検出手段は、前記サンルーフの
    位置を検出する位置検出スイッチと、該位置検出スイッ
    チからの入力を前記制御手段へ出力する検出回路とから
    なり、 前記位置検出スイッチを、前記サンルーフ駆動ユニット
    の前記正極にプルアップする一方、前記検出回路の入力
    を、前記コントロールユニットのグランドにプルダウン
    したことを特徴とする請求項1記載のサンルーフ制御装
    置。
  4. 【請求項4】 サンルーフを開閉駆動する駆動手段と、 該駆動手段により開閉駆動される前記サンルーフの位置
    を検出した際に、位置信号をOFFにする位置検出手段
    と、 一方の端子が正極に接続され、前記駆動手段にて前記サ
    ンルーフを開作動させる開リレーと、 該開リレーの他方の端子が接続され、該開リレーをオン
    オフ制御する第1のオンオフ回路と、 一方の端子が前記正極に接続され、前記駆動手段にて前
    記サンルーフを閉作動させる閉リレーと、 該閉リレーの他方の端子が接続され、該閉リレーをオン
    オフ制御する第2のオンオフ回路と、 前記開リレーの他方の端子及び前記閉リレーの他方の端
    子における電圧の印加状態と、前記位置検出手段からの
    前記位置信号とを検出するとともに、前記開リレーをオ
    ンオフ作動させる第1の制御信号を前記第1のオンオフ
    回路へ出力し、かつ前記閉リレーをオンオフ作動させる
    第2の制御信号を前記第2のオンオフ回路へ出力する制
    御手段と、 を備え、 前記開及び閉リレーと前記位置検出手段とがサンルーフ
    駆動ユニットに設けられる一方、前記第1及び第2のオ
    ンオフ回路と前記制御手段とがコントロールユニットに
    設けられたサンルーフ制御装置であって、 前記制御手段は、前記位置信号と前記印加状態とに基づ
    き、前記サンルーフの駆動制御を行うことを特徴とする
    サンルーフ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記サンルーフ駆動ユニットの前記正極
    への電力供給ラインに、電力の供給を遮断するサーキッ
    トブレーカーを設け、前記制御手段は、前記印加状態よ
    り前記サーキットブレーカーの遮断状態を判断すること
    を特徴とした請求項3記載のサンルーフ制御装置。
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KR102452535B1 (ko) * 2016-09-05 2022-10-07 현대자동차주식회사 차량용 선루프의 오동작 방지 장치 및 방법

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