JP3337694B2 - 固体物質の捕獲を向上し外傷を低減する形状の脚部を有する医療用取り出しバスケット - Google Patents

固体物質の捕獲を向上し外傷を低減する形状の脚部を有する医療用取り出しバスケット

Info

Publication number
JP3337694B2
JP3337694B2 JP51948099A JP51948099A JP3337694B2 JP 3337694 B2 JP3337694 B2 JP 3337694B2 JP 51948099 A JP51948099 A JP 51948099A JP 51948099 A JP51948099 A JP 51948099A JP 3337694 B2 JP3337694 B2 JP 3337694B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
basket
cladding tube
tip
forceps
legs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP51948099A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001506175A (ja
Inventor
ベイツ,ジェイムズ,エス.
リレイ,ジェイムズ,ダブリュー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Boston Scientific Limited
Original Assignee
Boston Scientific Limited
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US09/027,534 external-priority patent/US6183482B1/en
Priority claimed from US09/064,704 external-priority patent/US6099534A/en
Priority claimed from US09/065,158 external-priority patent/US6174318B1/en
Application filed by Boston Scientific Limited filed Critical Boston Scientific Limited
Publication of JP2001506175A publication Critical patent/JP2001506175A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3337694B2 publication Critical patent/JP3337694B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/22Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for
    • A61B17/221Gripping devices in the form of loops or baskets for gripping calculi or similar types of obstructions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/22Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for
    • A61B17/221Gripping devices in the form of loops or baskets for gripping calculi or similar types of obstructions
    • A61B2017/2212Gripping devices in the form of loops or baskets for gripping calculi or similar types of obstructions having a closed distal end, e.g. a loop

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 関連出願との相互参照 本出願は、1997年10月1日提出の米国特許仮出願第60
/060830号を基礎出願とし、それに基づく優先権を主張
する。本出願はまた、その同日に提出の他の2つの米国
特許仮出願、即ち、1997年10月1日提出の出願第60/060
819号および1997年10月1日提出の出願第60/060821号を
基礎出願とし、それに基づく優先権を主張する。
技術分野 本発明は一般的に体内の物質を取り出すためのバスケ
ットに関する。より詳しくは、本発明は、生体に与える
傷をより少なくし、かつ結石捕獲を向上させながら、腎
臓結石、尿路結石、胆石等を体内から取り出すために設
計された一定の断面を備えた脚部を有する泌尿器科バス
ケットに関する。
背景情報 様々な異物または生物学的物質(例えば腎臓結石、尿
路結石、胆石等)を体内から取り出すためにバスケット
が使用される。バスケットは泌尿器科および例えば内視
鏡検査等の他の分野で使用される。既存の取り出し用バ
スケットは、一般にバスケットの基部に先を切った複数
にワイヤ(または脚部)を含む。周知の通り、バスケッ
トの脚部は長方形断面(第5A図)または円形断面(第5B
図)を有するワイヤから形成される。脚部は半田、溶
接、または機械的手段によりバスケットの基部および末
端部で接合される。基部では、脚部はさらにシャフト・
コイル(またはワイヤ)に取り付けられる。このコイル
は、作動器(親指駆動の往復スライダを備えた近位ハン
ドル等)により被覆管またはカテーテル内を前後に移動
する。コイルを作動器により前に移動することにより、
脚部がカテーテルの先端部から延び出し、それにより広
がることができカテーテルの先端部の先にバスケット形
状を形成する。コイルを後方に移動することにより、バ
スケットがカテーテル内に引っ込めることができる。
発明の概要 一般に、断面が長方形のバスケットは、拡張力(dila
tation force)が良く、かつ脚部の内面と結石との間の
接触が良い等の長所があるが、端縁(即ち、バスケット
が配される内腔の内壁に接する長方形の2つの上部角)
が鋭利なこととそれによる組織外傷、組織外傷の危険性
がある故にバスケットを回転できないこと、バスケット
の拡張時に螺旋形状バスケット構造の形成が困難である
等の短所がある。一般に、断面が円形(環状)のバスケ
ッと脚部の長所および短所は長方形断面の脚部の場合と
逆になる。即ち、概して断面が円形の脚部は端縁が円形
でそのために組織に外傷を与えることが少なく、組織外
傷の危険性を伴うことなくバスケットの回転が可能であ
り、螺旋形状バスケット構造の形成が可能である等の長
所があるが、断面が円形の脚部は一般に拡張力が劣り、
脚部内面と捕獲中の結石との接触が弱い等の短所があ
る。
本発明は、体内にある異物または生物学的物質(例え
ば腎臓結石、尿路結石等)の捕獲・取り出しを、組織外
傷を減少させながら、一層良くするために設計された断
面形状を備えた脚部を有する医療用取り出しバスケット
に関する。本発明の2つの基本的な設計目的は、(1)
生体組織や物質を捕獲するためにバスケットを置きかつ
操作する体内内腔内面の内側外傷を減少させ、かつ
(2)バスケットの物質捕獲力を向上させることであ
る。本発明の2つの基本的設計目的に合致する一つの形
状は、断面がD字形の脚部を有するバスケットである。
D字形、ならびに本発明による他のすべての形状は、組
織外傷が少ない、脚部を螺旋構成に形成せずにバスケッ
トの回転が可能である、結石捕獲および接触が改良され
る、截石能力が改善されているのでバスケットを組織生
検のために使用できる、結石を砕く能力が優れている、
カテーテル・バスケット装置全体のサイズの減少が可
能、しかもバスケットの展開力の維持または増加が可
能、かつ円形断面の脚部を備えるバスケットに比較して
拡張力が優れ、しかもバスケットによる組織外傷が少な
い等の長所がある。
本発明によれば、医療用取り出し装置および関連する
方法では、異物または生物学的物質を取り出すための1
つまたは複数の脚部により形成されたバスケットが使用
される。脚部の少なくとも1つは少なくとも2つの面、
即ち内面と外面とを有する。外面は湾曲面のような外傷
を与えない表面である。非外傷性の外面は1つまたは複
数の半径を含むことができる。内面は平坦にして脚部の
断面をD字形状にすることができる。内面は、バスケッ
トの結石を砕く能力を向上させる尖端形状にする等の他
の形状も可能である。内面は、その形状は如何様であ
れ、滑らかな面にしてもよく、あるいはバスケットの結
石等物質を捕獲する能力をさらに向上させるために粗い
面(例えば、鋸歯状面、食核面、歯状突起付き面等)に
してもよい。
一態様において、本発明は医療用取り出し装置を含
む。装置はバスケットを形成する1つまたは複数の脚部
を含むバスケットからなる。脚部の少なくとも1つは少
なくとも2つの面を備え、その2つの面の少なくとも1
つは湾曲面からなる。
本発明のこの態様の実施形態は、以下の特徴を含むこ
とができる。例えば、少なくとも2つの面を持つ脚部は
その面によって画定される断面を有することができ、そ
の断面は、湾曲面を外面とし他の面を内面としそれらの
面によって画定されるD字形状とすることができる。一
般的に、湾曲面は外面、他方の面は内面とすることがで
きる。内面は断面がD字形状となる平坦な面にすること
ができ、あるいは内面は楔形にし少なくとも1つの尖端
を備えることもできる。また、内面は外面より粗い面に
することができ、この粗い内面は、例えば、鋸歯状の
面、歯状突起付きの面、あるいは食刻面からなっていて
もよい。湾曲面は複数の半径を備えることができる(例
えば、B字形)。バスケットは3つ以上の脚部を有して
もよい。
別の態様において、本発明はバスケットを含む医療用
取り出し装置に関し、そのバスケットはこれを形成する
1つまたは複数の脚部を有する。脚部の少なくとも1つ
は少なくとも内面と外面とを備え、その外面は非外傷性
面からなる。
本発明のこの態様の実施態様は、湾曲面を非外傷性の
表面として含む。本発明のこの態様の他の実施形態は、
本発明の前の態様について上述した他の特徴等を含むこ
とができる。
さらに別の態様において、本発明は物質を体内から取
り出す方法を含む。その方法は鉗子を体内に挿入するこ
とからなる。鉗子はバスケットを含み、バスケットはこ
れを形成する1つまたは複数の脚部を有し、脚部の少な
くとも1つは少なくとも内面と外面とを備え、その外面
は非外傷性面からなる。その方法はさらにバスケットに
より物質を捕獲することを含む。捕獲された物質は少な
くとも1つの脚部の内面に接触する。その方法はさらに
捕獲された物質を体内から除去するために鉗子を体内か
ら撤収することを含む。
本発明のこの態様の実施形態は、以下の特徴を含むこ
とができる。例えば、捕獲するステップは、例えば腎臓
結石、尿管結石、尿道結石、膀胱結石、あるいは胆嚢結
石または胆管系の結石(stone in the biliary tree)
等の結石を捕獲することである。また、その捕獲ステッ
プはさらに物質を、例えば鋭利にした内面等によって2
つ以上の小片に砕くことを含む。
さらに別の態様において、本発明はバスケットを含む
医療用取り出し装置に関し、バスケットはこれを形成す
る1つまたは複数の脚部を有する。脚部の少なくとも1
つは少なくとも内面を備え、その内面の少なくとも一部
分は物質(結石等)に接触するのに適合し、かつ粗い面
である。その粗い内面は、例えば、鋸歯状の面、歯状突
起付きの面、あるいは食核面とすることができる。
本発明の以上および他の目的、態様、特徴、および長
所は以下の説明および請求の範囲からさらに明らかにな
ろう。
図面の簡単な説明 図面において、同じ符号は一般的に異なる図を通じて
同じ部品を指す。また、図は必ずしも一定の縮尺で描か
れてはおらず、むしろ本発明の原理を図解することに重
きを置いている。
第1図は、ハンドルを近位端に、捕獲バスケットを遠
位端に備える外科用鉗子の平面図である。
第2図は、本発明によるD字形脚部付きの拡張された
バスケットの斜視図である。
第3図は、第1図の鉗子の遠位/バスケット端の平面
図である。
第4図は、バスケット先端およびそれより延伸する4
つの脚部を示す鉗子の端面図である。
第5A図および第5B図は、平坦または長方形断面脚部
(第5A図)および円形断面脚部(第5B図)を含む従来技
術のバスケットの脚部の例である。
第6A図は、本発明によるバスケット脚部の一実施形
態、即ちD字形脚部を示し、第3図の「断面」に沿った
断面の図である。
第6B図は、第6A図のバスケット脚部のうちの1つの内
面で、捕捉性向上のために粗くした内面を示す図であ
る。
第7A図および第7B図は、本発明によるバスケット脚部
の別の実施形態、即ち非外傷性の丸みをつけた外面を有
するV字形脚部を示し、第3図の「断面」に沿った断面
の図である。
第7C図は、第7A図及び第7B図のバスケット脚部のうち
の1つの内面を示す図である。
第8A図ないし第8E図は、本発明によるバスケット脚部
の他の様々な断面形状を示し、第3図の「断面」に沿っ
た断面の図である。
説 明 第1図に関し、生物学的物質または異物を取り出すた
めのバスケット10は、被覆管(sheath)またはカテーテ
ル14を介して作動器12に取り付けられている。バスケッ
ト10は、バスケット先端16および基部18に取り付けられ
た複数の脚部(またはワイヤ)を含む。基部18におい
て、脚部は被覆管14内にあるシャフト・コイル、ケーブ
ル、またはワイヤ23に取り付けられている。このケーブ
ル23は、このケーブルおよびバスケット脚部を移動する
ための作動器12(近位ハンドル19のスライダ21等)によ
って始動される。したがってバスケット10は作動器12の
使用によって前進および後退する。
引き続き第1図に関してさらに詳しくは、バスケット
10は一般的には鉗子11の遠位端の一部分であり、オペレ
ータ(外科医等)がバスケット10を引っ込めた状態で患
者の体内に導入する。引っ込めた状態で、鉗子11が取り
出すべき物質、例えば腎臓結石、尿管結石、尿道結石、
膀胱結石、胆嚢結石、胆石もしくは胆管結石等の近辺に
置かれるまでは、バスケット10は被覆管14によってコン
パクトな形に保持される。オペレータはハンドル19を持
ち、被覆管14に接続されているスライダ21を仮想的に示
す位置17Aから位置17に移動する。位置17Aでは、バスケ
ット10は被覆管14から完全に展開し、スライダ21が位置
17にあるときは完全に引っ込んでいる。バスケット10は
第1図では完全に展開した状態で示されている。バスケ
ット10が完全に展開し、かつ被覆管14の端部から延び出
した状態で、周囲の組織が拡張され、バスケット10は物
質(例えば結石)上で操作できる構造を取る。次いで、
オペレータがバスケット10のワイヤまたは脚部に接続さ
れた近位に延在する制御ケーブル23を介して捕獲バスケ
ット10を操作し、物質をバスケット10内に捕獲する。捕
獲後、被覆管14を先端部に前進させて捕獲バスケット10
が捉えた物質に接触するまでバスケットの容積を縮小す
れば、オペレータは鉗子11を捉えた物質とともに撤収す
ることができる。
バスケット脚部の公知の断面形状は、長方形(第5A
図)か円形(第5B図)である。しかし、本発明によれ
ば、また第6図および第7図に示すように、バスケット
10はD字形脚部(即ち、それぞれが丸みのついた外面と
平坦な内面をと有する脚部)またはV字形脚部(即ち、
それぞれが丸みのついた外面と楔形および尖端付きの内
面とを有する脚部)を有することができる。本発明によ
る他の脚部形状を第8図に示す。個々の脚部形状がどう
であれ、本発明による形状は、(1)外傷が減少し、か
つ(2)物質の捕獲が向上する。また、個々の脚部形状
がどうであれ、脚部は引き抜き加工、研削あるいは他の
様々な方法で形状を作ることができる。脚部は、例えば
米国特許第5658296号に記載されるように、一般に線形
または螺旋形経路に沿って延在することができる。この
米国特許の全体を参照することにより本明細書に援用す
る。
第2図は、第1図のバスケット10が拡張した状態を示
す。この特定のバスケットは4つのD字形脚部を有して
いる。一般的にバスケット10は1つまたは複数の脚部に
より形成され、典型的には少なくとも3つの脚部により
形成される。このバスケットの単純化した図を第3図お
よび第4図に示す。これらの図において、第3図は鉗子
11の遠位端のみを示し、第4図はバスケット10の脚部を
鉗子11の先端16から長手方向に見た図を示す。
第6A図および第6B図は、第7A図ないし第7C図および第
8A図ないし第8E図も同様であるが、第3図の切断表示
「断面」に沿って取った断面であり、本発明によるバス
ケットの1つの開示実施形態では4つのD字形脚部(第
6A図)を含む。これらのD字形脚部の1つまたは複数の
内面を粗くすることができ、それによってバスケットの
結石に対する捕獲力および保持力が向上する。粗さは内
面に鋸歯状、歯状突起、食刻等を含む様々な形式により
形成することができる。第6B図に、第6A図のD字形脚部
の1つの内面の歯状突起を示す。粗い内面の無い場合で
も、平坦な内面を有するD字形脚部によって、結石に対
してバスケットが係合しかつ保持する能力は向上する。
各D字形脚部の外面は、丸みを付けられて滑らかな、非
外傷性の外面を形成する。したがって、第6A図の脚部形
状は、本発明による設計の2つの基本的目的、即ち外傷
を減少し、かつ捕獲力を向上することに適合している。
第6A図に示す脚部の形状は、公知の長方形脚部(第5A
図)と公知の円形脚部(第5B図)との一種の混成形状で
あり、第6A図のD字形脚部は一般的にこれらの公知の脚
部のタイプそれぞれの長所を備え、長方形および円形脚
部形状に関連する欠点が無い。即ち、本発明のD字形脚
部を有するバスケットの長所には、拡張力の増加、脚部
内面と結石との間の接触がより良くなること、非外傷性
端縁およびそれによる組織外傷の減少、バスケットを組
織外傷の危険性なく回転可能であり、それによって到達
が困難な位置にある結石に接近しかつ捕獲する能力が向
上すること、および螺旋形状バスケット構造または非螺
旋形状バスケット構造を容易に形成可能であることが含
まれる。本発明によるこのようなバスケットには、鋭い
外傷性外面端縁、組織外傷の危険性の故にバスケットを
回転できない、螺旋形状バスケット構造形成が困難であ
る、拡張力が弱い、脚部内面と捕獲中の結石との接触が
悪いという欠点が無い。
第6A図に示したバスケット脚部の外面は丸みを付けて
あるが、外面に他の形状を利用し、しかも本発明の権利
範囲内のものとすることもできる。例えば、第6A図にお
いて、丸みを付けた外面を何らかの湾曲した外面(例え
ばB字形)に代えることもできる。一般的に、外面がど
のような形であり、本発明の2つの目的の1つ、即ち、
人体への外傷を従来の長方形ワイヤ・バスケット脚部外
面の一般的に外傷性の2つ角のある形状による外傷より
幾分かでも減少することが助長される限り、どんな外面
にすることも可能である。一般に、湾曲した外面により
本発明のこの設計上の要件が満たされるであろう。
また、バスケット脚部の内面は、第6A図では平坦な面
として示してあるが、内面に他の形状を利用し、しかも
本発明の権利範囲内のものとすることもできる。例え
ば、第6A図において、D字形状が三日月形状(第8E図)
になるように平坦な内面を凹面に代えることもできる。
一般的に、外面がどのような形であれ、本発明の2つの
目的の第2、即ち、バスケットの捕獲力および保持力が
従来の円形ワイヤ・バスケット脚部の一般的に貧弱な捕
獲力および保持力をしのぐことが助長される限り、いか
なる内面にすることも可能である。また、本発明による
内面はいずれも上述の様に滑らかにすることも、粗くす
ることもできる。
本発明によるさらに他のバスケット脚部形状を第7A図
ないし第7C図および第8A図ないし第8E図に示してあり、
以下にこれらの図面を参照して説明する。一般に、これ
らの形状、および本明細書で開示の他の具体的形状は、
本発明による考えられる脚部形状のほんの一部にすぎな
い。
第7A図及び第7B図に関し、本発明によるバスケットの
別の開示実施形態は、4つの一般的にV字形脚部または
楔形脚部を含む。第6A図および第6B図のD字形ワイヤを
有するもののように、これらの脚部の1つまたは複数の
内面を、バスケットの結石捕獲力および保持力を向上さ
せるために、粗くすることができ、その粗さは内面の鋸
歯状、歯状突起、食刻を含む様々な形式により形成する
ことができる。第7C図に、第7A図および第7B図のV字形
脚部の1つの内面の溝を示す。内面に粗さが無い場合で
も、尖端を有するV字形脚部は結石に係合しかつ保持す
る能力、および望ましい場合には砕石する能力が向上さ
せる。事実、これらの楔形脚部内面の尖端または突条は
鋭利にし、バスケットが結石周囲で折り畳まれたときに
結石を容易かつ強固に把持し、結石を切るか挟み込んで
2つ以上の小片に砕くかするカッティング・エッジを形
成することができる。第6A図および第6B図のD字形ワイ
ヤを有するもののように、V字形脚部または楔形脚部そ
れぞれの外面は丸みを付けることによって滑らかな、非
外傷性の外面が形成される。したがって、第7A図及び第
7B図の脚部形状は、本発明による設計の2つの基本的目
的、即ち外傷を減少し、かつ捕獲力を向上することに適
合する。第6A図および第6B図のD字形脚部と同様に、第
7A図ないし第7C図の脚部は、拡張力の増加、脚部内面と
結石との間の接触が向上する、非外傷性端縁およびそれ
による組織外傷の減少、バスケットを組織外傷の危険性
なく回転可能であり、それによって到達が困難な位置に
ある結石に接近しかつ捕獲する能力が向上する、および
螺旋形状バスケット構造または非螺旋状バスケット構造
を容易に形成可能である等の長所を含み、かつ第7A図な
いし第7C図の脚部には、鋭い外傷性外面端縁、組織外傷
の危険性の故にバスケットを回転できない、螺旋形状バ
スケット構造形成が困難である、拡張力が弱い、脚部内
面と捕獲中の結石との接触が悪い等の公知のバスケット
脚部形状の欠点が無い。
第6A図のD字形脚部に関して上述した様に、第7A図な
いし第7C図に示すバスケット脚部の外面は丸みが付いて
いるが、外面に他の形状を利用し、しかも本発明の権利
範囲内のものとすることが可能である。第8A図ないし第
8E図に示され、これらの図を参照して以下に述べる形状
をも含めて、本発明による他のいずれの形状に関しても
同じことがいえる。例えば、第7A図および第7B図におい
て、丸みを付けた外面を湾曲した外面(例えばB字形)
に代えることもできる。同じく、概して、本発明の2つ
の目的の1つ、即ち、人体の外傷を従来の長方形ワイヤ
・バスケット脚部外面の一般的に外傷性の2つの角によ
る外傷より幾分か減少することが助長される限り、どん
な外面にすることも可能であり、かつ湾曲した外面によ
り本発明のこの設計上の要件が満たされる。
また、第6A図のD字形脚部に関して上述した様に、第
7A図ないし第7C図に示すバスケット脚部の内面は、V字
形または楔形として示してあるが、内面に他の形状を利
用し、しかも本発明の権利範囲内のものとすることが可
能である。
第8A図ないし第8E図に示され、これらの図を参照して
以下に述べる形状をも含めて、本発明による他のいずれ
の形状に関しても同じことがいえる。同じく、概して、
本発明の2つの目的の第2、即ち、バスケットの捕獲力
および保持力が従来の円形ワイヤ・バスケット脚部の一
般的に悪い捕獲力および保持力をしのぐことが助長され
る限り、いかなる内面にすることも可能である。また、
本発明による内面はいずれも上述の様に滑らかにするこ
とも、粗くすることもできる。
第8A図ないし第8D図に関して、本発明によるバスケッ
ト脚部の他に考えられる断面形状には、変形D字形(第
8A図)、一部円形および一部台形の形状(第8B図)、そ
の他、例えば二溝形状(第8C図)および二又形状(第8D
図)を始めとする様々な形状が含まれる。
バスケット脚部のいずれの断面形状も脚部の長手方向
に沿って変えることができる。また、1つのバスケット
の各脚部を、例えば、1つはD字形脚部、1つはB字形
脚部、第3の脚部は第8B図の形状というようにそれぞれ
違えることもできる。さらに、本発明による様々な形状
はバスケット脚部自体(図示する)により、あるいは例
えば、外面はテフロンおよび/または内面はゴム等によ
るコーティング等の他の手段により形成することができ
る。
先にも示したように、バスケット脚部はそれぞれにそ
の内面を滑らかにすることも、粗くすることもできる。
また、内面はバスケット脚部全長あるいはバスケット脚
部の一部分のみ粗くすることもできる。それは脚部形状
がどうであれ、かつその長手方向に沿って変わるか否か
を問わず当てはまる。事実、従来のバスケット脚部です
らも、この向上から利益を得ることができ、従ってバス
ケット脚部の粗い内面は一般的に本発明の一部分を成
す。即ち、従来のバスケットまたは本明細書で説明のバ
スケットの1つまたは複数の脚部の1つまたは複数の内
面を全てあるいは一部粗くすることは本発明の一部分を
成す。本発明によって粗くした1つまたは複数のバスケ
ット脚部の1つまたは複数の内面を全てまたは一部有す
る取り出し用バスケットは、結石の捕獲および保持向上
の利益をもたらす。どのバスケットのどの脚部の内面も
全てであれ一部であれ、本発明によって、脚部内面を鋸
歯状に形成、脚部内面の歯状突起形成、脚部内面の食刻
による点蝕および粗面化、脚部内面のサンドブラスト、
および他の公知の様々の技術を含む各種各様の手段によ
って穴をつけ粗い面にすることができる。
本明細書に記載したことの変形例、変更例、その他の
実施形態は、当業者ならば特許を請求な本発明の精神お
よび権利範囲から逸脱することなく着想するであろう。
したがって、本発明は以上の実例による説明によってで
はなく、以下の請求範囲の精神および権利範囲によって
定義されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 60/060,830 (32)優先日 平成9年10月1日(1997.10.1) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 09/027,534 (32)優先日 平成10年2月23日(1998.2.23) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 09/064,704 (32)優先日 平成10年4月23日(1998.4.23) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 09/065,158 (32)優先日 平成10年4月23日(1998.4.23) (33)優先権主張国 米国(US) (72)発明者 リレイ,ジェイムズ,ダブリュー アメリカ合衆国 インディアナ州 47401 ブルーミントン,フォックスウ ッド レイン 5917 (56)参考文献 米国特許2556783(US,A) 米国特許5030201(US,A) 西独国特許出願公開3717657(DE, A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 17/22 310

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】近位ハンドル; 近位部、先端部および内腔を含む被覆管、該被覆管は前
    記ハンドルから先端に延伸する;および バスケット、該バスケットおよび前記被覆管は、バスケ
    ットが被覆管の内腔内で折り畳まれて引き込められた位
    置および被覆管の先端部から伸び出して延伸した位置が
    得られるように、互いに関して移動可能であり、バスケ
    ットは少なくとも3本のワイヤからなり、該ワイヤは、
    バスケットが延伸した位置にあるとき物質を捕獲するた
    めに、およびバスケットが被覆管内で少なくとも部分的
    におりたたまれるとき物質を保持するためにバスケット
    の先端部で接合され、少なくとも1本のワイヤは内面と
    外面からなり、少なくとも前記内面の一部は平坦な面で
    あり、かつ、少なくとも前記外面の一部は湾曲面であ
    り、さらに、前記バスケットは体内の物質を捕獲する装
    置の遠位端に位置する; からなる医療用取り出し装置。
  2. 【請求項2】内面が平坦な表面でなり、ワイヤの断面が
    B字形状でなる請求の範囲第1項に記載の装置。
  3. 【請求項3】少なくとも1つワイヤの断面がV字形状で
    なる請求の範囲第1項に記載の装置。
  4. 【請求項4】内面が平坦な面からなり、断面がD字形で
    ある請求の範囲第1項に記載の装置。
  5. 【請求項5】内面が少なくとも1つの尖端を含む請求の
    範囲第1項に記載の装置。
  6. 【請求項6】内面が外面より粗い面からなる請求の範囲
    第1項に記載の装置。
  7. 【請求項7】内面が粗い請求の範囲第1項に記載の装
    置。
  8. 【請求項8】粗い内面が鋸歯状の面からなる請求の範囲
    第7項に記載の装置。
  9. 【請求項9】粗い内面が歯状突起付きの面からなる請求
    の範囲第7項に記載の装置。
  10. 【請求項10】粗い内面が食刻面からなる請求の範囲第
    7項に記載の装置。
  11. 【請求項11】外面が複数の半径からなる請求の範囲第
    1項に記載の装置。
  12. 【請求項12】平坦な内面は少なくとも体内の物質に接
    触するのに適合する部分を有し、内面の前記部分は粗い
    面からなる請求の範囲第1項に記載の医療用取り出し装
    置。
  13. 【請求項13】内面が鋸歯状である請求の範囲第4項に
    記載の装置。
  14. 【請求項14】内面が鋸歯状面からなる請求の範囲第2
    項に記載の装置。
  15. 【請求項15】内面が歯状突起付き面からなる請求の範
    囲第4項に記載の装置。
  16. 【請求項16】内面が食刻面からなる請求の範囲第4項
    に記載の装置。
  17. 【請求項17】鉗子を体内に挿入し、バスケットで体内
    の物質を捕獲し、鉗子を体内から撤収して捕獲された体
    内から除去するために用いる鉗子であって、 近位ハンドル; 近位部、先端部および内腔を含む被覆管、該被覆管は前
    記ハンドルから先端に延伸する;および バスケット、該バスケットおよび前記被覆管は、バスケ
    ットが被覆管の内腔内で折り畳まれて引き込められた位
    置および被覆管の先端部から伸び出して延伸した位置が
    得られるように、互いに関して移動可能であり、バスケ
    ットは少なくとも3本のワイヤからなり、該ワイヤは、
    バスケットが延伸した位置にあるとき物質を捕獲するた
    めに、およびバスケットが被覆管内で少なくとも部分的
    におりたたまれるとき物質を保持するためにバスケット
    の先端部で接合され、少なくとも1本のワイヤは内面と
    外面からなり、少なくとも前記内面の一部は平坦な面で
    あり、かつ、少なくとも前記外面の一部は湾曲面であ
    り、さらに、前記バスケットは体内の物質を捕獲する装
    置の遠位端に位置する; からなる体内から物質を取り出す鉗子。
  18. 【請求項18】物質が結石である請求の範囲第17項に記
    載の鉗子。
  19. 【請求項19】結石が腎臓結石である請求の範囲第18項
    に記載の鉗子。
  20. 【請求項20】結石が尿管結石である請求の範囲第18項
    に記載の鉗子。
  21. 【請求項21】結石が膀胱結石である請求の範囲第18項
    に記載の鉗子。
  22. 【請求項22】結石が胆管系結石(stone in the bilia
    ry tree)である請求の範囲第18項に記載の鉗子。
  23. 【請求項23】バスケットが物質を2つ以上の小片に砕
    くことができる請求の範囲第17項に記載の鉗子。
  24. 【請求項24】近位ハンドル; 近位部、先端部および内腔を含む被覆管、該被覆管は前
    記ハンドルから先端に延伸し;および バスケット、前記バスケットおよび被覆管は、バスケッ
    トが被覆管の内腔内で折り畳まれて引き込められた位置
    および被覆管の先端部から伸び出して延伸した位置が得
    られるように、互いに関して移動可能であり、バスケッ
    トは少なくとも3本のワイヤからなり、該ワイヤは、バ
    スケットが延伸した位置にあるとき物質を捕獲するため
    に、およびバスケットが被覆管内で少なくとも部分的に
    おりたたまれるとき物質を保持するためにバスケットの
    先端部で接合され、少なくとも1本のワイヤは内面と外
    面からなり、前記内面と外面は湾曲し、ワイヤの断面は
    三日月形状でなる; からなる医療用取り出し装置。
  25. 【請求項25】外面の半径が0.012インチ以上0.014イン
    チ以下である請求の範囲第4項に記載の装置。
  26. 【請求項26】断面の平坦な面が0.004±0.0005インチ
    の長さである請求の範囲第4項に記載の装置。
  27. 【請求項27】湾曲面の半径が0.012インチ以上0.014イ
    ンチ以下であり、断面の平坦な面が0.004±0.0005イン
    チの長さである請求の範囲第4項に記載の装置。
JP51948099A 1997-10-01 1998-09-30 固体物質の捕獲を向上し外傷を低減する形状の脚部を有する医療用取り出しバスケット Expired - Fee Related JP3337694B2 (ja)

Applications Claiming Priority (13)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US6083097P 1997-10-01 1997-10-01
US6082197P 1997-10-01 1997-10-01
US6081997P 1997-10-01 1997-10-01
US60/060,821 1997-10-01
US60/060,830 1997-10-01
US60/060,819 1997-10-01
US09/027,534 1998-02-23
US09/027,534 US6183482B1 (en) 1997-10-01 1998-02-23 Medical retrieval basket with legs shaped to enhance capture and reduce trauma
US09/065,158 1998-04-23
US09/064,704 1998-04-23
US09/064,704 US6099534A (en) 1997-10-01 1998-04-23 Releasable basket
US09/065,158 US6174318B1 (en) 1998-04-23 1998-04-23 Basket with one or more moveable legs
PCT/US1998/020560 WO1999016365A1 (en) 1997-10-01 1998-09-30 Medical retrieval basket with legs shaped to enhance capture solid matter and reduce trauma

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001506175A JP2001506175A (ja) 2001-05-15
JP3337694B2 true JP3337694B2 (ja) 2002-10-21

Family

ID=27556102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51948099A Expired - Fee Related JP3337694B2 (ja) 1997-10-01 1998-09-30 固体物質の捕獲を向上し外傷を低減する形状の脚部を有する医療用取り出しバスケット

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP0941036B1 (ja)
JP (1) JP3337694B2 (ja)
AU (1) AU737311B2 (ja)
CA (1) CA2272869C (ja)
DE (1) DE69827359T2 (ja)
ES (1) ES2232965T3 (ja)
WO (1) WO1999016365A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021246724A1 (ko) * 2020-06-02 2021-12-09 고려대학교 산학협력단 결석 제거 장치

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2324012C (en) * 1998-03-20 2007-05-22 Cook Urological Incorporated Minimally invasive medical retrieval device
US20010031981A1 (en) * 2000-03-31 2001-10-18 Evans Michael A. Method and device for locating guidewire and treating chronic total occlusions
GB0015113D0 (en) 2000-06-20 2000-08-09 Angiomed Ag Tool for removing object from the body of a patient
US7727247B2 (en) 2002-08-21 2010-06-01 Olympus Corporation Living tissue ligation device
EP2455012A3 (en) * 2002-08-21 2017-12-13 Olympus Corporation Ligating device for biological tissue
US9901357B2 (en) 2013-07-02 2018-02-27 Piolax Medical Devices, Inc. Body cavity foreign matter capture instrument
JP2018501858A (ja) * 2014-12-10 2018-01-25 ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッドBoston Scientific Scimed,Inc. 無先端回収デバイス
US10285725B2 (en) 2015-02-24 2019-05-14 Boston Scientific Scimed, Inc. Snare design for improved traction
WO2019211723A2 (en) * 2018-04-30 2019-11-07 Boston Scientific Limited Systems and methods for object size estimation

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2556783A (en) * 1950-05-16 1951-06-12 American Cystoscope Makers Inc Surgical forceps
DE3717657A1 (de) * 1987-05-21 1988-12-08 Kurt Seuberth Vorrichtung zum einfangen und entfernen von fremdkoerpern aus dem koerperinneren
DE8707516U1 (de) * 1987-05-21 1987-08-20 Seuberth, Kurt, 91301 Forchheim Vorrichtung zum Einfangen und Entfernen von Fremdkörpern aus dem Körperinneren
US5030201A (en) * 1989-11-24 1991-07-09 Aubrey Palestrant Expandable atherectomy catheter device
DE4025799A1 (de) * 1990-08-15 1992-02-20 Angiomed Ag Vorrichtung zur atherektomie
US5658296A (en) 1994-11-21 1997-08-19 Boston Scientific Corporation Method for making surgical retrieval baskets

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021246724A1 (ko) * 2020-06-02 2021-12-09 고려대학교 산학협력단 결석 제거 장치

Also Published As

Publication number Publication date
EP0941036A1 (en) 1999-09-15
DE69827359D1 (de) 2004-12-09
AU737311B2 (en) 2001-08-16
WO1999016365A1 (en) 1999-04-08
CA2272869C (en) 2003-07-29
JP2001506175A (ja) 2001-05-15
DE69827359T2 (de) 2005-11-10
ES2232965T3 (es) 2005-06-01
AU9594798A (en) 1999-04-23
CA2272869A1 (en) 1999-04-08
EP0941036B1 (en) 2004-11-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6183482B1 (en) Medical retrieval basket with legs shaped to enhance capture and reduce trauma
US6280451B1 (en) Releasable basket
US6174318B1 (en) Basket with one or more moveable legs
EP1214000B1 (en) Laser-resistant medical retrieval device
US7169154B1 (en) Releasable basket and method of making thereof
US7559934B2 (en) Beaded basket retrieval device
JP3337694B2 (ja) 固体物質の捕獲を向上し外傷を低減する形状の脚部を有する医療用取り出しバスケット
EP1018953B1 (en) Basket with one or more moveable legs
JP2001517527A (ja) 1つ以上の可動脚部を備えるバスケット

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070809

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080809

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees