JP3337508B2 - 単一cpuによる疑似複数ホストテスト方法 - Google Patents

単一cpuによる疑似複数ホストテスト方法

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JP3337508B2
JP3337508B2 JP00763293A JP763293A JP3337508B2 JP 3337508 B2 JP3337508 B2 JP 3337508B2 JP 00763293 A JP00763293 A JP 00763293A JP 763293 A JP763293 A JP 763293A JP 3337508 B2 JP3337508 B2 JP 3337508B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、I/O制御装
置(FCU)に対し、複数のホストから同時にアクセス
させて、I/Oサブシステムの機能をテストする場合等
に利用される単一CPUによる疑似複数ホストテスト方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】図25、図26は、従来例を示した図で
あり、図25、図26中、CPUは、中央処理装置、T
MPはテストプログラム、DVはI/O装置、FCUは
I/O制御装置(ファイル制御装置)、VMは仮想計算
機、IDは識別子を示す。
【0003】なお、具体的には、DVは、磁気ディスク
装置、磁気テープ装置等のI/O装置であり、FCU
は、磁気ディスク制御装置、磁気テープ制御装置等(フ
ァイル制御装置)のI/O制御装置であるが、以下の説
明では、単に、DV、FCUとして説明する。
【0004】§1:従来例1の説明・・・図25参照 従来例1のシステム構成図を図25に示す。従来例1
は、物理的に、4台のCPUを用いてテストを行う例で
ある。
【0005】従来、FCUに、複数のホストから同時に
アクセスさせるようなテストを実施する場合、複数のC
PUで、それぞれTMP(テストプログラム)を動作さ
せ、各CPUで1種類のパスグループID(識別子)を
設定してホスト計算機を実現していた。
【0006】この場合、FCUは、1つのパスグループ
を、1つのパスグループと認識して、FCU内部で、I
/O動作を実施する。 §2:従来例2の説明・・・図26参照 従来例2のシステム構成図を図26に示す。従来例2
は、VM(仮想計算機)システムを使用してテストを実
施する例である。
【0007】従来例2では、1つのCPUで、複数のT
MP(テストプログラム)を独立させて同時に走行出来
る。しかし、VM制御プログラムが、パスグループID
(=X)を1つ設定して、そのパスを各VMに分配して
使用させている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 :従来例1では、FCUに対して、複数ホストからの
テストを実施するには、複数のホストを必要とする。
【0009】これらのCPUを、試験場のラインで使用
しているCPUを借りて、複数台集めようとした場合、
ラインの製品テストを止めることは出来ないため、現実
的ではない。
【0010】また、テストのためのCPUを4台、8台
準備することは、費用がかかり過ぎて不可能である。更
に、これらのシステムに対する設置場所も用意しなけれ
ばならない。
【0011】:従来例2では、1つのCPUで、複数
のTMP(タストプログラム)を独立させて同時に走行
出来る。しかし、VM制御プログラムが、パスグループ
ID(=X)を1つ設定して、そのパスを各VMに分配
して使用させている。
【0012】このため、FCUはVMシステムに作られ
た上記複数VMをまとめて、1つのホストとして認識
し、動作するだけである。従って、VMを使用しても、
FCUに対する複数ホストのテストは出来ない。
【0013】:FCUに対して、複数ホストのテスト
を実施させる上で、複数ホストは、それぞれのCPUで
1つのパスグループを形成し、物理的に、複数のCPU
を用いなくては実現出来なかった。
【0014】本発明は、このような従来の課題を解決
し、単一CPUにより、ファイル制御装置(FCU)に
対して、複数のホストから同時にアクセスさせて、テス
トを実施可能にすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、図1中、図25、図26と同じものは、同一
符号で示してある。また、CHPはチャネル処理装置
(チャネルプロセッサ)、CHはチャネル、CPはチャ
ネルパスを示す。
【0016】本発明は上記の課題を解決するため、次の
ように構成した。 :単一CPU(中央処理装置)から、複数のチャネル
パスCPを介して、それぞれのチャネルパスに、I/O
制御装置FCU及び、複数のI/O装置DVが接続され
たI/Oサブシステムの単一CPUによる疑似複数ホス
トテスト方法において、テストプログラムを単一CPU
で動作させて、接続チャネルCHと、I/O装置DVを
グループ化すると共に、パスグループを、複数のグルー
プ間では、異なるパスグループID(識別子)を使用
し、かつ、同一グループ内では、同一のパスグループI
Dを使用して形成し、前記テストプログラムで動作する
単一CPUから、上記I/O装置DVに対して、I/O
命令を発行することにより、I/O制御装置FCUに対
して、疑似的に複数のホストを認識させて、物理的に複
数CPUを使用せずに、単一のCPUだけで、複数ホス
トを実現し、I/Oサブシステムの機能をテストするよ
うに構成した。
【0017】:構成1の単一CPUによる疑似複数
ホストテスト方法において、ホストの数を動的に変更さ
せることにより、I/Oサブシステムが、異なるホスト
数で正常に動作するか否かのテストを実施するように構
成した。
【0018】:構成1の単一CPUによる疑似複数
ホストテスト方法において、パスグループ毎に、グルー
プに属するパスの数を動的に変更させることにより、I
/Oサブシステムが、異なるパスの数で、正常に動作す
るか否かのテストを実施するように構成した。
【0019】:構成1の単一CPUによる疑似複数
ホストテスト方法において、I/O装置DVに、装置異
常を発生させるコマンドを実行して、センス情報保持状
態のパスを作成したり、該I/O装置DVに、センス情
報保持状態を解除するコマンドを実行して、センス情報
保持状態のパスを消去することで、パスグループ毎に、
グループに属するパスの数を、動的に変更させることに
より、上記I/Oサブシステムが、センス情報保持状態
のパス以外の残りのパスを使用し、かつ、その時の動的
に数の異なるパスで、正常に動作するか否かのテストを
実施するように構成した。
【0020】:単一CPUから、複数のチャネルパス
CPを介して、それぞれのチャネルパスに、I/O制御
装置FCU及び、複数のI/O装置DVが接続されたI
/Oサブシステムの単一CPUによる疑似複数ホストテ
スト方法において、テストプログラムを単一CPUで動
作させて、接続チャネルCHをグループ化して、各グル
ープで異なるパスグループIDを使用し、1つのI/O
装置DVを、複数のパスグループに所属させると共に、
I/O装置DVのリード/ライト領域(ユーザシリンダ
領域等)を、疑似的に作成したホスト(パスグループ)
数に分割し、ホスト毎に、異なる領域を割当て、前記テ
ストプログラムで動作する単一CPUから、I/O装置
に対して、ホスト毎に割り当てられた領域に、I/O命
令によるリード/ライトを実行させることで、他ホスト
からのライト処理により、データを破壊されることな
く、単一CPU上で、複数ホストから、同一物理I/O
装置への共同アクセスを処理するI/Oサブシステムの
機能テストを実施させるように構成した。
【0021】:オペレータの操作により、I/O(入
出力)の構成情報が定義されたファイルのチャネルと、
I/O制御装置の結合関係を定義した情報(論理制御装
置:LCU)を単位に、疑似的なホストを作成し、チャ
ネルCH、I/O制御装置FCU、I/O装置DVの接
続関係を、ホスト毎に変えた環境で、I/Oケーブルで
物理的に接続されている計算機システムに対して、種々
のホストの数、構成でのI/Oサブシステム機能テスト
を実施させるように構成した。
【0022】:構成において、単一CPU上で、異
なるホスト数、及びシステム構成が実現出来るように、
予め、オペレータの操作により、実現するホスト数、構
成の異なるI/O構成情報ファイルを、複数作成してお
き、テスト実行時に、実施したいシステム構成のファイ
ルを選択することにより、ホスト数を変えながら、I/
Oサブシステム機能テストを実施させるように構成し
た。
【0023】
【作用】上記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づ
いて説明する。 (a):上記構成では、単一のCPUで、疑似的な複
数ホストが実現出来、複数ホストによるFCUの並行ア
クセスによるテストが実施可能となる。
【0024】(b):上記構成では、複数ホストの数
を、テストプログラムTMPにより動的に変更すること
で、テストを実施出来る。この場合、FCUが認識する
ホストの数が変わり、これに関係するFCU内部の制御
が変わる。
【0025】(c):構成では、1つのホスト内のパ
ス数を、テストプログラムTMPにより動的に変更して
テストを実施出来る。このようにすれば、I/Oを実行
するパス数が変わり、いずれで実行すべきか、といった
パス選択制御に変化を与える事が出来る。
【0026】(d):構成では、1つのホスト内のパ
スの内、数パスにセンス情報保持状態を作成することに
より、テストを実施出来る。このようにすれば、I/O
の起動を受けたI/O装置は、これらのパス以外を使用
して、I/O処理を実施するようになり、FCUを動作
させる事が出来る。
【0027】(e):構成では、I/O装置のリード
/ライト可能な領域を、ホストの数で分割し、各ホスト
に割当て、TMPからリード/ライトを実行させる事が
出来る。
【0028】このようにすれば、複数のホストから、同
一物理I/O装置への競合アクセスに対するFCUの制
御を実行させる事が出来る。 (f):構成では、I/O構成情報が定義されたファ
イルにおけるチャネルCHと、I/O制御装置FCUと
の結合関係を定義する情報(LCU)を作成するホスト
の数に対応させて、チャネル、I/O制御装置、I/O
装置の組み合わせを変更することにより、物理的に接続
されているシステムについて、システム構成を変えて、
FCUの機能をテストする事が出来る。
【0029】(g):構成では、システム構成を変え
て、特定の数のホストを作成するためのI/O構成情報
ファイルを、予め作成し、複数用意する。これを、テス
ト時、希望のファイルをSVP(サービスプロセッサ)
の専用フレームから、自由に選択させ、外ファイルに定
義されたシステム構成の環境下で、FCUの機能をテス
トする事が出来る。
【0030】(h):以上のとおり、I/O装置(或い
はI/Oサブシステム)を、複数のホストから共用しな
いと出来ない機能検証を、物理的に複数のCPUを使用
することなく、単一のCPUで、疑似的に複数のホスト
を発生して、実施する事が出来る。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (実施例の基本的な説明)・・・図2〜図5参照 図2〜図5は、実施例の説明図(1〜4)であり、図2
〜図5中、図1、図25、図26と同じものは、同一符
号で示してある。
【0032】また、CAはチャネルアダプタ、MTCは
磁気テープ制御装置、MSUはメモリ装置、MCUはメ
モリ制御装置を示す。なお、以下の実施例でも、上記従
来例と同様に、DVは、磁気ディスク装置等のI/O装
置であり、FCUは、磁気ディスク制御装置等(ファイ
ル制御装置)のI/O制御装置であるが、以下の説明で
は、単に、DV、FCUとして説明する。
【0033】§1:用語の説明・・・図2(A)参照 :「ホスト」とは、I/Oサブシステムにおける複数
のチャネルパスにより、パスグループを形成し、そのパ
スグループのチャネルパスを使用して、I/O装置をア
クセスするSCP(システム制御プログラム:I/O管
理者)を意味する。
【0034】なお、この例では、I/Oサブシステム
は、CA(チャネルアダプタ)と、FCUと、DVで構
成する。 :「動的径路再結合」とは、I/O装置が起動された
径路にだけでデバイスエンド「Device END」
の報告を行うのではなく、パスグループ内に登録された
パスの内、空いているパスを使用して、「Device
END」の報告をCPUに行う機能である。
【0035】:「パスグループ」とは、動的径路再結
合が実施可能なパスを登録した集合体であり、パスグル
ープ形成コマンドを、I/O装置が接続されたパスより
実行し、I/O制御装置内に、そのI/O装置がどのパ
スと結合しているか、記憶指せることにより作成され
る。
【0036】:「パスグループID」とは、パスグル
ープを識別するための情報であり、パスグループ形成コ
マンド実行において、I/O装置に転送されるデータで
ある。
【0037】:「CA」は、FCUからチャネルへの
接続口(チャネルポート)を持ち、1CA当たり4チャ
ネルポートを有する。1FCU当たり、最高8CAまで
増設出来る。
【0038】なお、チャネルから、CAチャネルポート
までの径路を、チャネルパス、或いは単にパスと呼ぶ。
:「CHPID」は、チャネルのID(識別子)であ
る。CHPは、各チャネルを制御するチャネル処理装置
(チャネルプロセッサ)である。
【0039】なお、1つのI/O装置には、最高8つの
チャネルが接続可能(どのCAに接続するかは、無関
係)であり、パスグループIDは、チャネルポート毎に
設定出来る。
【0040】また、I/O制御装置と、I/O装置、そ
して、チャネルパスを含めて、I/Oサブシステムと呼
ぶ。 :「LCU」は、ある法則に基づき、チャネルと、I
/O制御装置間の結合(チャネルパス)をグループ化し
たものであり、1つのLCUに、最高8本のチャネルパ
スが定義される。
【0041】§2:テストに使用するシステムの基本的
な説明 :図2(A)に示したように、この例では、CHP
(チャネル処理装置)に8台のチャネル(00〜07)
を接続し、これらの各チャネルに、I/Oサブシステム
のCAを介して、FCUを接続する。また、FCUには
複数台のI/O装置(DV0等)を接続する。
【0042】:そして、図2(B)に示したように、
単一CPUの複数チャネルを、複数のチャネル集合に分
ける。但し、1つのチャネル集合の最小チャネルパス
(CHPID)の数は、2とする(FCUの機能である
動的径路再結合を行うために必要な最小値)。また、分
割については、CHPID番号順に行う必要はない。
【0043】この場合、チャネル集合Aは、CHPID
=4、チャネル集合Bは、CHPID=2、チャネル集
合Cは、CHPID=2である。 :次に、図3(A)に示したように、上記のチャネル
集合分だけ、FCUに接続されているI/O装置群を、
I/O装置の集合に分ける。
【0044】或るI/O装置は、1つのI/O装置集合
にしか属さないようにする。図3(A)の例では、I/
O装置集合aは、I/O装置=4、I/O装置集合b
は、I/O装置=2、I/O装置集合cは、I/O装置
=2である。
【0045】:そして、上記チャネル集合と、I/O
装置集合を組み合わせたグループを作成する。更に、こ
れらのチャネル集合と、I/O装置集合の各グループに
ついて、グループ間で、異なり、かつ、グループ内では
同じパスグループIDを使用したパスグループを形成す
る。
【0046】このパスグループID、チャネル集合、及
びI/O装置集合のグループの組み合わせが、それぞれ
1つのホストに対応する。以上の結果は、図3(B)の
ようになる。
【0047】:図3(B)に示したように、ホスト1
には、パスグループID1、チャネル集合A、I/O装
置集合aが対応する。また、ホスト2には、パスグルー
プID2、チャネル集合B、I/O装置集合bが対応す
る。更に、ホスト3には、パスグループID3、チャネ
ル集合C、I/O装置集合cが対応する。
【0048】すなわち、1つのCPUで、FCUに対
し、複数のホストと認識されるために、テストプログラ
ムを1つのCPUで動作させて、チャネルと、I/O装
置の組み合わせを作成する。
【0049】そして、各グループ単位に、異なる種類の
パスグループIDの設定を実行する。 :上記テストプログラムでは、I/O命令を発行し、
チャネルとI/O装置に対して、I/O処理を実施させ
る。
【0050】この時、このI/O装置は、当該チャネル
とI/O装置のグループ中だけで、処理される。すなわ
ち、或るI/O装置のチャネルからのI/O起動処理
と、データ転送処理、及びI/O割り込みは、グループ
中のいずれかのチャネルを経由して処理される。
【0051】この時、FCUの動作は、I/O装置を接
続された複数ホストの内のいずれかのI/O起動処理
で、また、いずれに対応すべきかといった制御を行うこ
とになる。
【0052】§3:テスト方法の基本的な説明・・・図
4参照 上記のように、単一のCPUで、疑似的な複数ホストが
実現出来、複数ホストによるFCUの並行アクセスによ
るテストが実施可能となる。
【0053】この疑似的な複数ホストを使い、FCUの
機能をテストするための基本的な方法を以下に示す。 :テスト方法1では、図4(A)に示したように、複
数ホストの数をテストプログラムにより、動的に変更す
ることで、テストを実施する。この場合、FCUが認識
するホストの数が変わり、これに関係するFCU内部の
制御を変える。
【0054】:テスト方法2では、図4(B)に示し
たように、1つのホスト内のパス数を、テストプログラ
ムにより動的に変更してテストを実施する。このように
すれば、I/Oを実行するパス数が変わり、いずれで実
行すべきか、といったパス選択制御に変化を与える。
【0055】:テスト方法3では、図4(C)に示し
たように、1つのホスト内のパスの内、数パスにセンス
情報保持状態(専用アレジエンス)を作成することによ
り、テストを実施する。
【0056】このようにすれば、I/Oの起動を受けた
I/O装置は、これらのパス以外を使用して、I/O処
理を実施するようになり、FCUを動作させる。 :テスト方法4では、I/O装置のリード/ライト可
能な領域を、ホストの数で分割し、各ホストに割当て、
TMPからリード/ライトを実行させる。
【0057】このようにすれば、複数のホストから、同
一物理I/O装置への競合アクセスに対するFCUの制
御を実行させる。 :テスト方法5では、I/O構成情報が定義されたフ
ァイルにおけるチャネルと、I/O制御装置の結合関係
を定義する情報を作成するホストの数に対応させて、チ
ャネル、I/O制御装置、I/O装置の組み合わせを変
更することにより、物理的に接続されているシステムに
ついて、システム構成を変えて、FCUの機能をテスト
する。
【0058】:テスト方法6では、システム構成を変
えて、特定の数のホストを作成するためのI/O構成情
報ファイルを、予め作成し、複数用意する。これを、テ
スト時、希望のファイルをSVP(サービスプロセッ
サ)の専用フレームから、自由に選択させ、外ファイル
に定義されたシステム構成の環境下で、FCUの機能を
テストする。
【0059】§4:以下の各実施例で適用される基本I
/Oサブシステムの構成の説明・・・図5参照 以下の各実施例で適用される基本I/Oサブシステム
は、例えば、図5に示したシステムとする。
【0060】すなわち、このI/Oサブシステムは、F
CUと、該FCUに接続された複数のDV(I/O装
置)、及びMTC(磁気テープ制御装置)と、該MTC
に接続された複数のDV(この場合は、磁気テープ装
置)で構成する。
【0061】そして、このI/Oサブシステムは、チャ
ネルを介して、CPUに接続する。また、このCPUに
は、サービスプロセッサSVPを接続すると共に、その
内部には、メモリ制御部MCU、メモリ装置MSU等を
設ける。
【0062】以下、各実施例について説明する。なお、
各実施例では、上記MSU、MCU等は省略して説明す
るが、実際には存在する。 (第1実施例の説明)図6〜図9は、第1実施例の説明
図(1〜4)であり、図6〜図9中、図1〜図5と同じ
ものは、同一符号で示してある。
【0063】§1:第1実施例におけるシステム構成の
説明・・・図6参照 第1実施例で使用するシステム構成を図6に示す。図示
のように、第1実施例では、I/Oサブシステムとし
て、FCUと、該FCUに接続された複数のI/O装置
(DV0〜DVF)とで構成する。
【0064】この場合、チャネルCHは、00〜07を
使用する。また、ここで実現したいホストの数は、3と
する。 §2:第1実施例のテスト時の処理説明・・・図7参照 :テスト時の処理の説明・・・図7(A)参照 第1実施例のテスト時には、図6に示したシステムに対
して、次の順序で処理を行う。
【0065】図7(A)のように、先ず、「処理1」と
して、実現したいホスト数分に、チャネルをグループに
分割する。次に、「処理2」として、チャネルの各グル
ープに対して、そのチャネルのアクセスパスに接続され
るデバイスを割り当てる。
【0066】続いて、「処理3」として、チャネルと、
I/O装置のグループ単位に、固有のパスグループID
を使用して、全てのI/O装置について、当該接続パス
に対するパスグループ形成用コマンドを発行する。
【0067】:上記処理の詳細な説明・・・図7
(B)、図7(C)、図8(A)、図8(B)参照 上記「処理1」、「処理2」、「処理3」を詳細に説明
する。
【0068】「処理1」では、チャネル(CH)=00
〜07までの8チャネルを3つの集合に分ける(グルー
プ化する)。この場合、1つの集合が、最小2個である
ことを条件とすれば、図7(B)のようにグループ化出
来る(チャネル間の組み合わせに制約はない)。
【0069】例えば、チャネル01、03の集合をグル
ープG1とし、チャネル00、02、05、06の集合
をグループG2とし、チャネル04、07の集合をグル
ープG3とする。
【0070】「処理2」では、図7(C)のように、3
つのチャネルの各グループについて、FCU配下に接続
されているI/O装置を割り当てる(I/O装置間の組
み合わせに制約はない)。
【0071】例えば、グループG1には、DV0、DV
1、DV2、DV3、DV4、DV5、DV6、DV7
の各I/O装置を割当て、グループG2には、DV8、
DV9、DVA、DVBの各I/O装置を割当てると共
に、グループG3には、DVC、DVD、DVE、DV
Fの各I/O装置を割り当てる。
【0072】「処理3」では、上記「処理1」、「処理
2」で作成したグループについて、パスグループ形成の
処理を行う。例えば、図8(A)に示したように、各I
/O装置について、パスグループを識別するためのID
をデータとして、グループにするCHPIDを指定し
て、動的径路再結合を有効にするパスグループの形成コ
マンドを発行する。
【0073】この場合、グループG1のパスグループI
Dを、GROUPID1とすると、DV0については、
チャネル01と、03がグループとなっているので、そ
れぞれのチャネルを指定して、動的径路再結合を有効に
するパスグループ形成のコマンドを発行する。
【0074】これによって、DV0は、チャネル01と
03のパスに結合出来る事が定義される。また、グルー
プG2のパスグループIDをGROUPID2、グルー
プG3のパスグループIDをGROUPID3として、
上記と同様にして、全I/O装置(DVx)について処
理する。以上の処理の結果をまとめると、図8(B)の
ようになる。
【0075】§3:FCUと疑似的なホストとの関係の
説明・・・図9(A)参照 FCUと疑似的なホストとの関係を図9(A)に示す。
図9(A)に示したように、I/Oサブシステム上で
は、チャネルから、FCU間のパス群が、3つのパスグ
ループに分けられ、I/O装置(DVx)群も1つのパ
スグループに属する。
【0076】これによって、単一CPUに、疑似的なホ
ストが3つ作成されることになる。すなわち、パスグル
ープの数が、ホストの数であり、FCUは、接続された
8本のパスで、あたかも物理的に3つのCPUとI/O
処理をするかのように振る舞うようになる。
【0077】§4:TMP走行時の説明・・・図8、図
9参照 上記「処理1」〜「処理3」で作成されてテスト環境で
TMP(テストプログラム)を走行する。
【0078】TMPでは、あるI/O装置について、そ
のI/O装置が属するグループ内のいずれかのチャネル
を使用して、I/Oの起動を行う。すなわち、TMP
は、疑似的な各ホストがそれぞれ有するチャネルを指定
して、I/O命令をグループのI/O装置に発行する。
【0079】また、このようにI/O命令を発行する時
に、チャネルを指定しないTMPを走行させた場合は、
CHPが使用チャネルを選択して、FCUにI/Oを実
行させる。
【0080】このため、意図的にチャネルを指定しない
(8パス全てを指定する)TMPでも、FCUから複数
ホストとして、認識される。但し、I/O命令の発行
が、グループ外のチャネルから行われた場合、I/O処
理は行われるが、FCUはパスグループを意識しない。
【0081】なお、指定チャネルと、I/O装置との関
係は、上記「処理3」で作成した図8(B)の関係に従
う。図8(B)の各グループ(G1、G2、G3)が、
ホストに対応し、それぞれに属するI/O装置と、チャ
ネルがホストのI/O資源である。
【0082】3つのホストをFCUに認識させるため、
TMPがI/O命令発行時に、指定するチャネルは、図
9(B)のようになる。この場合、図9(B)に示した
ように、TMP上のホスト1は、指定チャネルが01、
03であり、TMP上のホスト2は、指定チャネルが0
0、02、05、06である。また、TMP上のホスト
3は、指定チャネルが、04、07である。
【0083】(第2実施例の説明)図10は、第2実施
例の説明図であり、図10中、図1〜図9と同じもの
は、同一符号で示してある。
【0084】第2実施例は、図4(A)に対応した実施
例であり、動的にホスト数を変えながら、テストを実施
する例である。このテストでは、図10(A)に示した
ように、「処理1」において、グループ数を更新し、
「処理2」、「処理3」を実行する(なお、「処理
1」、「処理2」、「処理3」は、第1実施例参照)。
その後、TMPを走行させる。
【0085】以上の処理を繰り返して行うことにより、
テストを実施する。この場合、「処理1」のチャネルに
ついて適用すると、図10(B)のケース(テスト環
境)が作られる。なお、グループ1つのチャネル数を、
最大8としている。
【0086】(第3実施例の説明)図11、図12、図
13は、第3実施例の説明図(1、2、3)であり、図
10中、図1〜図9と同じものは、同一符号で示してあ
る。
【0087】第3実施例は、図4(B)に対応した実施
例であり、ホストに接続されたパスの数を動的に変えな
がら、テストを実施する例である。このテストでは、図
11(A)に示したように、「処理1」を実行し、続い
て、「処理2」において、グループ内のチャネル数を更
新する。その後、「処理3」を実行し、TMPを走行さ
せる(なお、「処理1」、「処理2」、「処理3」は、
第1実施例参照)。
【0088】以上の処理を繰り返して行うことにより、
テストを実施する。上記「処理1」のチャネルについて
適用すると、以下のケース(テスト環境)が作られる。
この例では、グループ1つのチャネル数の最大を8とし
ている。
【0089】:1グループについて適用すると、図1
1(B)のケースが作られる。この例では、グループG
1において、チャネル数を、2個(CH=00、0
1)、3個(CH=00、01、02)、4個(CH=
00、01、02、03)、5個(CH=00、01、
02、03、04)、6個(CH=00、01、02、
03、04、05)、7個(CH=00、01、02、
03、04、05、06)、8個(CH=00、01、
02、03、04、05、06、07)に変化させてい
る。
【0090】:2グループについて適用すると、図1
2のケースが作られる。図12に示したように、ケース
1では、グループが、G1、G2の2つであり、グルー
プG1では、チャネル数が6個(CH=00、01、0
2、03、04、05)であり、グループG2では、チ
ャネル数が2個(CH=06、07)である。
【0091】ケース2では、グループが、G1、G2の
2つであり、グループG1では、チャネル数が5個(C
H=00、01、02、03、04)であり、グループ
G2では、チャネル数が3個(CH=05、06、0
7)である。
【0092】ケース3では、グループが、G1、G2の
2つであり、グループG1では、チャネル数が4個(C
H=00、01、02、03)であり、グループG2で
は、チャネル数が4個(CH=04、05、06、0
7)である。
【0093】ケース4では、グループが、G1、G2の
2つであり、グループG1では、チャネル数が3個(C
H=00、01、02)であり、グループG2では、チ
ャネル数が5個(CH=03、04、05、06、0
7)である。
【0094】ケース5では、グループが、G1、G2の
2つであり、グループG1では、チャネル数が2個(C
H=00、01)であり、グループG2では、チャネル
数が6個(CH=02、03、04、05、06、0
7)である。
【0095】:3グループについて適用すると、図1
3(A)のケースが作られる。図13(A)に示したよ
うに、ケース1では、グループが、G1、G2、G3の
3つであり、グループG1では、チャネル数が4個(C
H=00、01、02、03)であり、グループG2で
は、チャネル数が2個(CH=04、05)であり、グ
ループG3では、チャネル数が2個(CH=06、0
7)である。
【0096】ケース2では、グループが、G1、G2、
G3の3つであり、グループG1では、チャネル数が2
個(CH=00、01)であり、グループG2では、チ
ャネル数が2個(CH=02、03、04、05)であ
り、グループG3では、チャネル数が2個(CH=0
6、07)である。
【0097】ケース3では、グループが、G1、G2、
G3の3つであり、グループG1では、チャネル数が2
個(CH=00、01)であり、グループG2では、チ
ャネル数が2個(CH=02、03)であり、グループ
G3では、チャネル数が4個(CH=、04、05、0
6、07)である。
【0098】:4グループについて適用すると、図1
3(B)のケースが作られる。図13(B)に示したよ
うに、ケース1では、グループが、G1、G2、G3、
G4の4つであり、グループG1では、チャネル数が2
個(CH=00、01)であり、グループG2では、チ
ャネル数が2個(CH=02、03)であり、グループ
G3では、チャネル数が2個(CH=04、05)であ
り、グループG4では、チャネル数が2個(CH=0
6、07)である。
【0099】(第4実施例の説明)図14、図15は、
第4実施例の説明図(1、2)であり、図14、図15
中、図1〜図13と同じものは、同一符号で示してあ
る。
【0100】第4実施例は、図4(C)に対応した実施
例であり、ホストに接続されたパスに対して、センス情
報保持状態のパスを作成、消去することで、パスの数を
動的に更新して、テストを実施する例である。
【0101】この処理では、上記「処理3」の完了後、
I/O装置をユニットチェック(Unit Check:I/O装
置異常)にするコマンドを、ホストから発行し、I/O
装置からの報告(ユニットチェックのコマンドに対する
報告)を行ったパスをセンス保持状態にさせる。
【0102】この場合、他のI/O装置が使用出来るパ
スは、このセンス保持中のパスを除いた残りのパスとな
り、このパスで、I/O処理をすることになる。 :第4実施例の処理の説明・・・図14(A)参照 この処理では、図14(A)に示したように、「処理
1」を実行し、続いて、「処理2」を実行し、「処理
3」を実行する。その後、センス保持状態のパスの数を
更新し、TMPを走行させる(なお、「処理1」、「処
理2」、「処理3」は、第1実施例参照)。
【0103】以上の処理を繰り返して行う事により、テ
ストを実施する。 :センス保持状態のパスを作成する処理の説明・・・
図14(B)、図15参照 センス保持状態のパスを作成する処理を、図14(B)
を参照しながら、図15に基づいて説明する。なお、図
15のS1〜S7は、処理番号を示す。
【0104】S1:図14(B)に示したように、例え
ば、ホスト2は、DV8に対し、不当コード(本来の命
令でないもの)のコマンドを、チャネルパス00を指定
して発行する。
【0105】S2:その後、DV8からFCUを介し
て、ホスト2に対するユニットチェック(Unit Check)
の報告が、割り込みにより発生する。この場合、チャネ
ルパス00が、センス保持状態のパスになる。
【0106】S3:続いて、ホスト2は、DV9に対し
て、不当コードのコマンドを、チャネルパス02を指定
して発行する。 S4:その後、DV9からFCUを介して、ホスト2に
対するユニットチェックの報告が、割り込みにより発生
する。この場合、チャネルパス02が、センス保持状態
のパスになる。
【0107】S5:次に、TMPを走行する。この場
合、図14(B)に示したように、チャネルパス05、
06を使用する。 S6:その後、DV8に、センスコマンドを、チャネル
パス00を指定して発行する。この場合、チャネルパス
00のセンス保持状態が解除される。
【0108】S7:次に、ホスト2はTMPを走行す
る。この時、チャネルパス00、05、06を使用す
る。 以上の処理により、センス保持状態のパスを作成する処
理を終了する。
【0109】このように、TMPで、DVAあるいはD
VBに対して、I/Oの起動を行った場合、最初の処理
では、パスグループ内4つのチャネルパスの内、00、
01を除いた残りのチャネルパス05、06を使用し
て、I/Oを処理するように、FCUは動作する。
【0110】次の処理では、チャネルパス00のセンス
保持状態をセンスコマンドで解除し、チャネルパス0
0、05、06の3つのパイを使用可能に変更して、T
MPを走行させる。FCUは、この3つのパスを使用し
て、I/Oを処理する。
【0111】なお、センス情報は、一定時間を過ぎると
リセットされるので、センスを保持中にI/Oの起動を
行う必要がある。また、この間に、DV8、DV9にI
/Oの起動を行った場合、センス情報が刈り取られる場
合がある。これらは、I/O制御装置の種類によって、
その処理が異なる。
【0112】(第5実施例の説明)図16、図17は、
第5実施例の説明図(1、2)であり、図16、図17
中、図1〜図15と同じものは、同一符号で示してあ
る。
【0113】第5実施例では、I/Oサブシステムの接
続チャネルをグループ化し、グループ毎に、異なるパス
グループIDを使用して、パスグループを形成すること
によりテストを実施する。
【0114】この時に、I/O装置は、各ホストに属す
るように、各ホストのパスグループIDを、それぞれ異
なるチャネルポートに設定する。これによって、1つの
I/O装置は、単一CPU上に実現された複数のホスト
に属するようになる。
【0115】このようにして実現した単一CPU上の複
数のホスト単位に、I/O命令によるリード/ライト処
理用の領域を割り当てる。そして、同一物理I/O装置
へのリード/ライトによる競合アクセスを、単一CPU
上の複数ホストから実施させる。
【0116】以上のようにして、FCUに対しての複数
ホストからのリード/ライト処理を、単一のCPUで実
行させる事が可能になり、FCUが、該処理について、
矛盾なく、各ホストから、起動に応答することをテスト
する事が出来る。
【0117】例えば、図16(A)に示したように、I
/O装置のユーザシリンダ域(複数のアクセス媒体)を
3つの区画領域に分割して、3つのホストに割り当て
る。この例では、DV0(I/O装置)のユーザシリン
ダアクセス領域を、「A−B」、「C−D」、「E−
F」の3つの領域に分割し、「A−B」の領域をホスト
1に割当て、「C−D」の領域をホスト2に割当て、
「E−F」の領域をホスト3に割当てる。
【0118】なお、「A−B」、「C−D」、「E−
F」は、それぞれ、異なるシリンダアドレス(位置)を
表す。単一CPU上の3ホストから各I/O装置のそれ
ぞれに割り当てられたシリンダに対して、パスグループ
内のチャネルを経由してアクセスする図を、図17に示
す。
【0119】図17において、矢印と太線で示した部分
は、ホスト1が、チャネル01を経由して、DV0のホ
スト1用アクセス領域をアクセスしている様子と、ホス
ト2が、チャネル05を経由して、DV0のホスト2用
のアクセス領域をアクセスしている様子と、ホスト3
が、チャネル04を経由して、DV0のホスト3用アク
セス領域をアクセスしている様子を示している。
【0120】この場合、DV0のユーザシリンダの割当
ては、図16(B)に示し、DV1のユーザシリンダ割
当ては、図16(C)に示す。 (第6実施例の説明)図18〜図23は、第6実施例の
説明図(1〜6)であり、図18〜図23中、図1〜図
17と同じものは、同一符号で示してある。
【0121】:第6実施例の説明1・・・図18
(A)参照 FCUには、最大16個のCA(チャネルアダプタ)が
付き、該CAには、2つのチャネルと接続口(チャネル
ポート、或いはポート)を持っている。
【0122】そのため、FCUの最大チャネルポート数
は、32ポートになる。FCUが、4個のチャネルと結
合していた場合、これを、そのFCUに4本のチャネル
パスがあるという。
【0123】つまり、図18(A)に示したように、チ
ャネルパスは、チャネルのID(識別子)と、I/O制
御装置番号の組み合わせであり、チャネルポートをI/
O制御装置番号で表して、計算機システムが動作する上
で必要なI/O構成情報ファイル内に定義する。
【0124】また、このチャネルパスを、或る法則によ
り、グループ化したもの(以降「LCU」:論理制御装
置とする)が、I/O構成情報ファイル内に定義されて
おり、或るI/O装置は、唯一のLCUに属する最高8
個のチャネルパスに接続される。
【0125】:第6実施例の説明2・・・図18
(B)参照 上記図18(A)に示したチャネルID(CHPID)
は、1バイトの16進数、I/O装置番号は、2バイト
の16進数で表現される。
【0126】例えば、1チャネルパスのLCU例として
は、図18(B)のように、「00−0000」とな
り、2チャネルパスのLCU例としては、図18(C)
のように、「00−0000」、「01−0100」と
なり、3チャネルパスのLCU例としては、図18
(D)のように、「00−0000」、「01−010
0」「02−0200」、「03−0300」となる。
【0127】なお、I/O構成情報ファイルとは、計算
機のシステム構成を定義したファイルであり、計算機シ
ステムに、その情報を伝達するために必要なものであ
る。このファイルは、SVP(サービスプロセッサ)の
専用フレーム画面から、オペレータにより選択され、計
算機システムにローディングされる。
【0128】:第6実施例の説明3・・・図19参照 第6実施例では、単一CPU上に実現するホストの数
を、このI/O構成情報の定義を変えて、LCU単位に
ホストを作成する。
【0129】CAの数が8個であるFCUと、チャネル
の結合例を図19に示す。結合関係には、特に規則性は
無いので、簡略化した8チャネルパスの結合例で説明す
る。単一CPU上に、ホストを作成する上で、LCUを
単位に、ホストを作成する。LCUには、最高8本のチ
ャネルパスが定義される。
【0130】パスグループを、このLCUを単位、すな
わち、LCU内のチャネルパス群に対して1つ形成す
る。I/O構成情報ファイルでは、I/O装置は、1つ
のLCUにのみ属するように定義され、LCUの情報
と、I/O装置情報は、リンク関係になっており、LC
Uと接続I/O装置の関係が決定する。
【0131】:第6実施例の説明4・・・図20参照 上記のようにしてLCU単位にホストを作成する。I/
O構成情報ファイルに定義されるLCUの数と、単一C
PU上で作成されるホストの数の関係は、図20のよう
になる。
【0132】図20に示したように、32ホストが、単
一CPU上に作成出来る最大の個数である。FCUのチ
ャネルパスは、32が最大の値なので、この時は、全て
のLCUに1本のチャネルパスだけが定義されることに
なる。
【0133】但し、パスグループで、動的径路再結合の
機能を有効にするには、2本以上のパスが必要となるの
で、この場合には、ホスト数が16以下になる。 :第6実施例の説明5・・・図21(A)参照 同一LCU内のチャネルパスについては、同じパスグル
ープIDを設定して、LCUの数分だけ、パスグループ
を形成する。
【0134】単一CPU上に、LCUを使用して複数ホ
ストを実現させることにより、I/Oケーブルで接続さ
れている物理的な計算機のシステム構成が、I/O構成
情報ファイルのLCUの定義を上記のように変更する。
【0135】このようにして、種々のホスト数(接続チ
ャネルパス、接続I/O装置も変更出来る)を持つ計算
機システムが実現出来る。例えば、単に、LCU数だけ
を増やして、ホスト数を増やしたり、LCUのI/O制
御装置番号の付け方(チャネルポートに対するI/O制
御装置番号)を変更することで、チャネルパスに接続す
るI/O装置を変える事が出来る。
【0136】従って、当該ホストが管理する物理的なI
/O資源を変更する事ができる。作成ホストと、LCU
定義との関係を、CPUとFCUに対応させると、図2
1(A)のようになる。
【0137】:第6実施例の説明6・・・図21
(B)、図22、図23参照 ホスト数を変えるには、I/O構成情報ファイルにおけ
るLCUの定義を変える。ホスト数が、1、3、8の各
パターン例(パターン例1、パターン例2、パターン例
3)を、図21(B)、図22、図23に示す。
【0138】上記パターン例1とパターン例2は、FC
Uに8CA、パターン例3は、16CAがれぞれ搭載さ
れている。なお、1つのCAは、2ポートあるが、一度
に制御可能なのは、1ポートであるため、この例では、
片側のポートしか使用しないことにする。
【0139】図21(B)に示したパターン例1は、ホ
スト1つを作成する場合の定義例であり、図示のよう
に、LCU1に、チャネルパス、I/O装置が属する。
図22に示したパターン例2は、ホストを3つ作成する
場合の定義例であり、図示のように、LCU1、LCU
2、LCU3に、チャネルパス、I/O装置画属する。
【0140】図23に示したパターン例3は、ホストを
8つ作成する場合の定義例であり、図示のように、LC
U1〜LCU8に、チャネルパス、I/O装置が属す
る。また、各CAには、2ポートあるが、この例もその
内の1ポートづつを使用している。
【0141】(第7実施例の説明)図24は、第7実施
例の説明図であり、図24中、図1〜図23と同じもの
は、同一符号で示してある。
【0142】この実施例は、上記第6実施例で用いたI
/O構成情報ファイルに関する実施例である。 :第7実施例の説明1・・・図24(A)参照 I/O構成情報ファイルは、SVP(サービスプロセッ
サ)のミニディスクに複数格納されており(SVP:図
5参照)、SVPの専用フレームで定義情報を変更出
来、かつ、使用するファイルをフレームからファイル番
号により選択出来るようになっている。
【0143】そこで、LCU毎に、ホストを作成する処
理に対して、予め物理的な1つの計算機システムに対し
て、LCUの定義の異なったI/O構成情報ファイル、
すなわち、2ホスト用、4ホスト用、16ホスト用、3
2ホスト用I/O構成情報ファイルを、SVPに作成
し、格納して、テスト時に選択する。
【0144】これによって、1つの計算機システム(ハ
ードウェア)上に種々のホスト数の環境が実現出来、複
数ホスト環境でのテストが、フレーム画面で、I/O構
成情報ファイルの選択だけで実施可能になる。
【0145】同一物理計算機システムで実現するホスト
の数と、I/O構成情報ファイル名、そして、SVPの
フレーム画面に表示されるファイル番号との関係を、図
24(A)に示す。
【0146】図示のように、例えば、ホストの数が
「2」の場合、I/O構成情報ファイル名は「ファイル
A」で、ファイル番号は、「1」であり、ホストの数が
「4」の場合、I/O構成情報ファイル名は「ファイル
B」で、ファイル番号は、「2」である。
【0147】また、ホストの数が「8」の場合、I/O
構成情報ファイル名は「ファイルC」で、ファイル番号
は、「3」であり、ホストの数が「16」の場合、I/
O構成情報ファイル名は「ファイルD」で、ファイル番
号は、「4」である。
【0148】更に、ホストの数が「32」の場合、I/
O構成情報ファイル名は「ファイルE」で、ファイル番
号は、「5」である。 :第7実施例の説明2・・・図24(B)参照 本体側の計算機システムと、SVPとの関係を図24
(B)に示す。図24(B)は、2つのホストを実現し
たいために、SVP(サービスプロセッサ)から、I/
O構成情報ファイルAを選択して、計算機システムに読
み込ませ、単一CPUの計算機システム上に2ホストを
実現した様子を示している。
【0149】(他の実施例)以上実施例について説明し
たが、本発明は次のようにしても実施可能である。 :I/O装置、I/O制御装置は、上記実施例の構成
に限らず、各種の装置に適用可能である。
【0150】:疑似ホストの数は、任意に設定してテ
ストを実施して良い。
【0151】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 :I/O装置(I/Oサブシステム)を、複数のホス
トから、共用しないと出来ない機能検証を、物理的に、
複数のCPUを使用することなく、単一のCPUで、疑
似的に、複数のホストを発生して、実施可能である。
【0152】:このテスト環境において、ホストの
数、又は各ホストに接続されるパスの数を動的に変える
ことにより、従来のI/O装置テストよりも、テスト範
囲を拡大出来る。
【0153】:I/Oケーブルで、物理的に接続され
ている計算機システムのシステム構成が、I/O構成情
報ファイルのチャネルと、I/O制御装置の結合関係を
変更して、そのグループを単位に、疑似的な複数ホスト
を作成することにより、いろいろなシステム構成上で、
TMPを実行する事が出来る。
【0154】:計算機システム上で、いろいろなシス
テム構成が実現出来るようにしたI/O構成情報ファイ
ルを予め複数作成し、SVPに格納しておき、オペレー
タにSVPのフレーム画面から選択させることにより、
即座に、希望するシステム構成での複数ホストによるテ
ストが実施可能である。
【0155】また、このようにすれば、I/O構成情報
ファイルを、その場で、作成する必要がないため、知識
の無い人でも、容易にホスト数を変更した環境で、TM
Pを走行可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施例の説明図1である。
【図3】実施例の説明図2である。
【図4】実施例の説明図3である。
【図5】実施例の説明図4である。
【図6】第1実施例の説明図1である。
【図7】第1実施例の説明図2である。
【図8】第1実施例の説明図3である。
【図9】第1実施例の説明図4である。
【図10】第2実施例の説明図である。
【図11】第3実施例の説明図1である。
【図12】第3実施例の説明図2である。
【図13】第3実施例の説明図3である。
【図14】第4実施例の説明図1である。
【図15】第4実施例の説明図2である。
【図16】第5実施例の説明図1である。
【図17】第5実施例の説明図2である。
【図18】第6実施例の説明図1である。
【図19】第6実施例の説明図2である。
【図20】第6実施例の説明図3である。
【図21】第6実施例の説明図4である。
【図22】第6実施例の説明図5である。
【図23】第6実施例の説明図6である。
【図24】第7実施例の説明図1である。
【図25】従来例1のシステム構成図である。
【図26】従来例2のシステム構成図である。
【符号の説明】
CPU 中央処理装置 CP チャネルパス CHP チャネル処理装置(チャネルプロセッサ) CH チャネル DV I/O装置 FCU I/O制御装置(ファイル制御装置) TMP テストプログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/22 - 11/26 G06F 13/00 G06F 13/12

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一CPU(中央処理装置)から、複数
    のチャネルパス(CP)を介して、それぞれのチャネル
    パスに、I/O制御装置(FCU)及び、複数のI/O
    装置(DV)が接続されたI/Oサブシステムの単一C
    PUによる疑似複数ホストテスト方法において、テストプログラムを単一CPUで動作させて、 接続チャ
    ネル(CH)と、I/O装置(DV)をグループ(G
    1、G2、G3)化すると共に、パスグループを、複数
    のグループ(G1、G2、G3)間では、異なるパスグ
    ループID(識別子)を使用し、かつ、同一グループ内
    では、同一のパスグループID(識別子)を使用して形
    成し、前記テストプログラムで動作する単一CPUから 、上記
    I/O装置(DV)に対して、I/O命令を発行するこ
    とにより、 I/O制御装置(FCU)に対して、疑似的に複数のホ
    ストを認識させて、物理的に複数CPUを使用せずに、
    単一のCPUだけで、複数ホストを実現し、 I/Oサブシステムの機能をテストする事を特徴とした
    単一CPUによる疑似複数ホストテスト方法。
  2. 【請求項2】 上記請求項1において、 ホストの数を動的に変更させることにより、 I/Oサブシステムが、異なるホスト数で正常に動作す
    るか否かのテストを実施する事を特徴とした単一CPU
    による疑似複数ホストテスト方法。
  3. 【請求項3】 上記請求項1において、 パスグループ(G1、G2、G3)毎に、グループに属
    するパスの数を動的に変更させることにより、 I/Oサブシステムが、異なるパスの数で、正常に動作
    するか否かのテストを実施する事を特徴とした単一CP
    Uによる疑似複数ホストテスト方法。
  4. 【請求項4】 上記請求項1において、 I/O装置(DV)に、装置異常を発生させるコマンド
    を実行して、センス情報保持状態のパスを作成したり、 該I/O装置(DV)に、センス情報保持状態を解除す
    るコマンドを実行して、センス情報保持状態のパスを消
    去することで、 パスグループ毎に、グループに属するパスの数を、動的
    に変更させることにより、 上記I/Oサブシステムが、センス情報保持状態のパス
    以外の残りのパスを使用し、 かつ、その時の動的に数の異なるパスで、正常に動作す
    るか否かのテストを実施する事を特徴とした単一CPU
    による疑似複数ホストテスト方法。
  5. 【請求項5】 単一CPUから、複数のチャネルパス
    (CP)を介して、それぞれのチャネルパスに、I/O
    制御装置(FCU)及び、複数のI/O装置(DV)が
    接続されたI/Oサブシステムの単一CPUによる疑似
    複数ホストテスト方法において、テストプログラムを単一CPUで動作させて、 接続チャ
    ネル(CH)をグループ化して、各グループで異なるパ
    スグループID(識別子)を使用し、1つのI/O装置
    (DV)を、複数のパスグループに所属させると共に、
    I/O装置(DV)のリード/ライト領域(ユーザシリ
    ンダ領域等)を、疑似的に作成したホスト(パスグルー
    プ)数に分割し、ホスト毎に、異なる領域を割当て、前記テストプログラムで動作する単一CPUから 、I/
    O装置に対して、ホスト毎に割り当てられた領域に、I
    /O命令によるリード/ライトを実行させることで、 他ホストからのライト処理により、データを破壊される
    ことなく、単一CPU上で、複数ホストから、同一物理
    I/O装置への共同アクセスを処理するI/Oサブシス
    テムの機能テストを実施させる事を特徴とした単一CP
    Uによる疑似複数ホストテスト方法。
  6. 【請求項6】 オペレータの操作により、I/O(入出
    力)の構成情報が定義されたファイルのチャネルと、I
    /O制御装置の結合関係を定義した情報(論理制御装
    置:LCU)を単位に、疑似的なホストを作成し、 チャネル(CH)、I/O制御装置(FCU)、I/O
    装置(DV)の接続関係を、ホスト毎に変えた環境で、 I/Oケーブルで物理的に接続されている計算機システ
    ムに対して、種々のホストの数、構成でのI/Oサブシ
    ステム機能テストを実施させる事を特徴とした単一CP
    Uによる疑似複数ホストテスト方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 単一CPU上で、異なるホスト数、及びシステム構成が
    実現出来るように、予め、オペレータの操作により、
    現するホスト数、構成の異なるI/O構成情報ファイル
    を、複数作成しておき、テスト実行時に、実施したいシ
    ステム構成のファイルを選択することにより、 ホスト数を変えながら、I/Oサブシステム機能テスト
    を実施させる事を特徴とした単一CPUによる疑似複数
    ホストテスト方法。
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