JP3336795B2 - 電子写真現像剤用キャリア - Google Patents
電子写真現像剤用キャリアInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真用の2成分現
像システムにおいて用いられるキャリアに関する。
像システムにおいて用いられるキャリアに関する。
【0002】
【従来の技術】C.F.カールソンによる電子写真法の
発明(米国特許第2,297,691号明細書)以来、
この方法を基礎として各種の工夫が提案されている。カ
ールソン方式に代表される電子写真方式は現在広く用い
られており、感光体の均一帯電→選択露光による潜像の
形成→現像剤によるトナー像の形成→転写→定着を基本
プロセスとする。
発明(米国特許第2,297,691号明細書)以来、
この方法を基礎として各種の工夫が提案されている。カ
ールソン方式に代表される電子写真方式は現在広く用い
られており、感光体の均一帯電→選択露光による潜像の
形成→現像剤によるトナー像の形成→転写→定着を基本
プロセスとする。
【0003】現在、現像方式としては、キャリアとトナ
ーとの混合物を現像剤として用いる2成分現像方式、ト
ナーのみを用いる1成分ジャンピング方式などの現像方
式が主流を占めているが、本発明はこのうちの2成分現
像方式に用いられるキャリアに関する。
ーとの混合物を現像剤として用いる2成分現像方式、ト
ナーのみを用いる1成分ジャンピング方式などの現像方
式が主流を占めているが、本発明はこのうちの2成分現
像方式に用いられるキャリアに関する。
【0004】2成分現像剤におけるキャリアの働きは
1)トナーに必要かつ十分な帯電を付与する、2)トナ
ーを現像領域に搬送する、3)現像領域でトナーを感光
体上の静電潜像に現像する機能を果たすことにある。そ
こで従来は、キャリアのフェライト粒子の表面にシリコ
ーン樹脂やフッ素樹脂をコーティングして、キャリアの
抵抗や表面状態を制御してきた。しかし、単一組成物で
表面を被覆したコートキャリアでは、要求される特性の
すべてを満足することが難しいため、各種の変性処理を
施した樹脂をコーティングすることにより対応を図って
きた。
1)トナーに必要かつ十分な帯電を付与する、2)トナ
ーを現像領域に搬送する、3)現像領域でトナーを感光
体上の静電潜像に現像する機能を果たすことにある。そ
こで従来は、キャリアのフェライト粒子の表面にシリコ
ーン樹脂やフッ素樹脂をコーティングして、キャリアの
抵抗や表面状態を制御してきた。しかし、単一組成物で
表面を被覆したコートキャリアでは、要求される特性の
すべてを満足することが難しいため、各種の変性処理を
施した樹脂をコーティングすることにより対応を図って
きた。
【0005】また、特開昭60−147749号公報、
特公平2−61743号公報のように、金属酸化物の軟
磁性体を2種類以上混合したキャリアや、抵抗値の高い
樹脂コートキャリアと低抵抗キャリアとを混合して使用
することにより、キャリア特性を改善、制御することが
提案されている。しかし、ノンコートキャリアである軟
磁性体金属酸化物や鉄粉キャリアを用いた場合は、キャ
リア特性の環境依存性が大きくなり、特に高温・高湿で
の抵抗変化が大きく、カブリや濃度低下等が発生してい
た。そこで、各種環境で安定した抵抗を保持しうるキャ
リアの開発が望まれている。
特公平2−61743号公報のように、金属酸化物の軟
磁性体を2種類以上混合したキャリアや、抵抗値の高い
樹脂コートキャリアと低抵抗キャリアとを混合して使用
することにより、キャリア特性を改善、制御することが
提案されている。しかし、ノンコートキャリアである軟
磁性体金属酸化物や鉄粉キャリアを用いた場合は、キャ
リア特性の環境依存性が大きくなり、特に高温・高湿で
の抵抗変化が大きく、カブリや濃度低下等が発生してい
た。そこで、各種環境で安定した抵抗を保持しうるキャ
リアの開発が望まれている。
【0006】近年、キャリア表面でポリエチレンを直接
重合することにより強固なキャリアコートを形成し、寿
命の長いロングライフキャリアを製造することが提案さ
れている。また、磁性微粒子をバインダー樹脂中に分
散、担持せしめて粉砕した粉砕樹脂キャリアや、重合に
より磁性微粒子をバインダー樹脂中に分散、担持せしめ
た重合樹脂キャリアも提案されてきた。さらに、キャリ
アの抵抗制御を行なう手法として、カーボンブラックや
イオンを導電材としてコート樹脂やバインダー樹脂中に
分散させてキャリアを構成する方法も提案されてきてい
る。
重合することにより強固なキャリアコートを形成し、寿
命の長いロングライフキャリアを製造することが提案さ
れている。また、磁性微粒子をバインダー樹脂中に分
散、担持せしめて粉砕した粉砕樹脂キャリアや、重合に
より磁性微粒子をバインダー樹脂中に分散、担持せしめ
た重合樹脂キャリアも提案されてきた。さらに、キャリ
アの抵抗制御を行なう手法として、カーボンブラックや
イオンを導電材としてコート樹脂やバインダー樹脂中に
分散させてキャリアを構成する方法も提案されてきてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カーボ
ンブラックを含む導電剤を樹脂中に添加してキャリアの
抵抗特性を制御する場合には、導電剤の変化量により抵
抗が一様に変化せず、ある一定量を超えると急激に変化
する傾向がある。そのため、このようなキャリアにおい
ては、所望抵抗のキャリアを安定して得られない抵抗値
領域が存在することがある。しかし一方、現像剤として
使用するときは、現像方式や現像条件などのシステム上
の要請に応じて、現像剤の抵抗や帯電性を制御する必要
があるため、上記の如きキャリアを使用する場合は、ト
ナーでその特性を補なうなどの必要があり、トナー特性
の著しい制約を受ける。
ンブラックを含む導電剤を樹脂中に添加してキャリアの
抵抗特性を制御する場合には、導電剤の変化量により抵
抗が一様に変化せず、ある一定量を超えると急激に変化
する傾向がある。そのため、このようなキャリアにおい
ては、所望抵抗のキャリアを安定して得られない抵抗値
領域が存在することがある。しかし一方、現像剤として
使用するときは、現像方式や現像条件などのシステム上
の要請に応じて、現像剤の抵抗や帯電性を制御する必要
があるため、上記の如きキャリアを使用する場合は、ト
ナーでその特性を補なうなどの必要があり、トナー特性
の著しい制約を受ける。
【0008】そこで、本発明は、上記の問題点を解決す
べく、キャリアとしての特性が十分調整可能であり、ト
ナー特性に制約を与えることなく所望特性の現像剤を構
成しうるキャリアを提供することを目的とする。換言す
れば、現像剤を構成するうえでトナーに対して必要なキ
ャリア特性を、キャリア自身の調整制御により具現でき
るキャリアを提供することを目的とする。
べく、キャリアとしての特性が十分調整可能であり、ト
ナー特性に制約を与えることなく所望特性の現像剤を構
成しうるキャリアを提供することを目的とする。換言す
れば、現像剤を構成するうえでトナーに対して必要なキ
ャリア特性を、キャリア自身の調整制御により具現でき
るキャリアを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、抵抗値、帯電
特性等のキャリアのもつべき特性を安定して再現できる
安定領域の抵抗を具えたキャリアを2種以上混合して最
終的な電子写真現像剤用キャリアとすることにより、特
性制御の安定が難しい中間不安定領域の抵抗をもつキャ
リアと同様の性能を引き出し、安定でかつ必要な抵抗
値、トナーに対する帯電付与能力をもつ電子写真現像剤
用キャリアとするものである。
特性等のキャリアのもつべき特性を安定して再現できる
安定領域の抵抗を具えたキャリアを2種以上混合して最
終的な電子写真現像剤用キャリアとすることにより、特
性制御の安定が難しい中間不安定領域の抵抗をもつキャ
リアと同様の性能を引き出し、安定でかつ必要な抵抗
値、トナーに対する帯電付与能力をもつ電子写真現像剤
用キャリアとするものである。
【0010】より詳細には、抵抗等の調整成分として、
導電性カーボンブラック等の電子導電材料を含む樹脂が
表面を構成するキャリアにおいて、表面組成の異なる2
種以上のキャリア成分を混合して使用することにより、
安定でかつ必要な抵抗値、トナーに対する帯電付与能力
をもった電子写真現像剤用キャリアを得るものである。
導電性カーボンブラック等の電子導電材料を含む樹脂が
表面を構成するキャリアにおいて、表面組成の異なる2
種以上のキャリア成分を混合して使用することにより、
安定でかつ必要な抵抗値、トナーに対する帯電付与能力
をもった電子写真現像剤用キャリアを得るものである。
【0011】具体的には、本発明の請求項1にかかる電
子写真現像剤用キャリアは、フェライト磁性粒子がキャ
リアコアを形成し、導電性カーボンブラックを10重量
%以上含有した合成樹脂が表面を形成する、抵抗値が1
0 4 Ω・cm以下の導電性キャリアと、フェライト磁性粒
子がキャリアコアを形成し、導電性カーボンブラックを
5重量%以下含有した合成樹脂が表面を形成する、抵抗
値が10 6 Ω・cm以上の高抵抗キャリアとを、前記導電
性キャリアを95〜50重量部、前記高抵抗キャリアを
5〜50重量部混合し、10 4 〜10 6 Ω・cmの抵抗値
となるようにしてある。
子写真現像剤用キャリアは、フェライト磁性粒子がキャ
リアコアを形成し、導電性カーボンブラックを10重量
%以上含有した合成樹脂が表面を形成する、抵抗値が1
0 4 Ω・cm以下の導電性キャリアと、フェライト磁性粒
子がキャリアコアを形成し、導電性カーボンブラックを
5重量%以下含有した合成樹脂が表面を形成する、抵抗
値が10 6 Ω・cm以上の高抵抗キャリアとを、前記導電
性キャリアを95〜50重量部、前記高抵抗キャリアを
5〜50重量部混合し、10 4 〜10 6 Ω・cmの抵抗値
となるようにしてある。
【0012】(作用) キャリアの抵抗値および帯電付与能力は次のようにし
て、安定にかつ再現性良く制御できる。カーボンブラッ
ク等の電子導電材料を分散し、担持した合成樹脂を表面
組成とするキャリア粒子は、イオン導電材料を含む同様
のキャリア粒子とは異なる抵抗変化を示す。これを図1
に示した。
て、安定にかつ再現性良く制御できる。カーボンブラッ
ク等の電子導電材料を分散し、担持した合成樹脂を表面
組成とするキャリア粒子は、イオン導電材料を含む同様
のキャリア粒子とは異なる抵抗変化を示す。これを図1
に示した。
【0013】導電性を付与する場合に、一般にイオン電
導付与と電子電導付与の2種類がある。イオン導電材料
では、合成樹脂中への添加量の増加によりほぼ一様に抵
抗が減少する。したがって、イオン導電材料の添加量を
制御することにより、ほぼ目的とする抵抗値を安定して
再現性よく制御できる。
導付与と電子電導付与の2種類がある。イオン導電材料
では、合成樹脂中への添加量の増加によりほぼ一様に抵
抗が減少する。したがって、イオン導電材料の添加量を
制御することにより、ほぼ目的とする抵抗値を安定して
再現性よく制御できる。
【0014】一方、カーボンブラック等の電子導電材料
では、添加量を増加させていくと、低濃度領域では比較
的変化が少なく安定しているが、ある臨界点を超えると
急激に変化する領域が存在する。さらに、添加量を増加
していくと再び抵抗の変化量は緩やかになり飽和傾向を
示す。したがって、添加量を中濃度にして、中抵抗値の
キャリアを得ようとすると、添加量に対する抵抗値変化
が急激なため、添加量による抵抗値制御が不安定とな
る。
では、添加量を増加させていくと、低濃度領域では比較
的変化が少なく安定しているが、ある臨界点を超えると
急激に変化する領域が存在する。さらに、添加量を増加
していくと再び抵抗の変化量は緩やかになり飽和傾向を
示す。したがって、添加量を中濃度にして、中抵抗値の
キャリアを得ようとすると、添加量に対する抵抗値変化
が急激なため、添加量による抵抗値制御が不安定とな
る。
【0015】これは、電子導電に影響を与えるトンネル
効果による導電経路の不連続的な変化に起因する。カー
ボンブラックの量が少ない高抵抗領域では、樹脂抵抗と
カーボンブラック抵抗の比率で、カーボンブラック分散
樹脂の抵抗が決定される。しかし、カーボンブラック粒
子間距離がある一定値以下となると、トンネル効果によ
り樹脂抵抗値と異なる抵抗値が支配的となる。さらにカ
ーボンブラック量が増えてくると、トンネル効果による
抵抗値とカーボンブラック抵抗値の比率で分散樹脂の抵
抗が決まる。このように、電子導電で、伝導経路として
カーボンブラックを添加して抵抗制御するタイプの分散
樹脂では、中抵抗で安定した抵抗値を得ることができな
い。このことは、カーボンブラック以外の電子導電材料
にも言える。
効果による導電経路の不連続的な変化に起因する。カー
ボンブラックの量が少ない高抵抗領域では、樹脂抵抗と
カーボンブラック抵抗の比率で、カーボンブラック分散
樹脂の抵抗が決定される。しかし、カーボンブラック粒
子間距離がある一定値以下となると、トンネル効果によ
り樹脂抵抗値と異なる抵抗値が支配的となる。さらにカ
ーボンブラック量が増えてくると、トンネル効果による
抵抗値とカーボンブラック抵抗値の比率で分散樹脂の抵
抗が決まる。このように、電子導電で、伝導経路として
カーボンブラックを添加して抵抗制御するタイプの分散
樹脂では、中抵抗で安定した抵抗値を得ることができな
い。このことは、カーボンブラック以外の電子導電材料
にも言える。
【0016】そこで、本発明では、電子導電材料を低濃
度に含む高抵抗キャリア成分と、電子導電材料を高濃度
に含む導電性キャリア成分とを安定して得、これを任意
の比率で混合することにより、全体として中抵抗を示す
電子写真現像剤キャリアを安定して得る。
度に含む高抵抗キャリア成分と、電子導電材料を高濃度
に含む導電性キャリア成分とを安定して得、これを任意
の比率で混合することにより、全体として中抵抗を示す
電子写真現像剤キャリアを安定して得る。
【0017】また、トナーに対する帯電付与能力は、キ
ャリア中に導電材料の量で変化する。特に導電材料の含
有量の少ない高抵抗キャリアは、トナーに対する帯電付
与能力が高い。これは、キャリアの帯電付与部分が絶縁
性部分であり、導電性部分は摩擦帯電しにくいためであ
る。本発明では、トナーに対する帯電付与能力の調整
に、電子導電材料添加量の多い導電性キャリアと、電子
導電材料添加量の少ない高抵抗キャリアの2種類以上の
キャリア成分を特定比率で混合して全体のキャリア系と
することにより、系全体として所望の帯電付与能力を有
したキャリを提供できる。
ャリア中に導電材料の量で変化する。特に導電材料の含
有量の少ない高抵抗キャリアは、トナーに対する帯電付
与能力が高い。これは、キャリアの帯電付与部分が絶縁
性部分であり、導電性部分は摩擦帯電しにくいためであ
る。本発明では、トナーに対する帯電付与能力の調整
に、電子導電材料添加量の多い導電性キャリアと、電子
導電材料添加量の少ない高抵抗キャリアの2種類以上の
キャリア成分を特定比率で混合して全体のキャリア系と
することにより、系全体として所望の帯電付与能力を有
したキャリを提供できる。
【0018】
【発明の実施態様】本発明の電子写真現像剤用キャリア
は、導電性キャリアと高抵抗キャリアとの少なくとも2
つのキャリア成分を混合してなる。導電性キャリアと高
抵抗キャリアとは、共に少なくとも磁性材料、電子導電
材料および合成樹脂からなり、そして、少なくとも電子
導電材料は合成樹脂に分散・担持されており、この電子
導電材料を担持した合成樹脂が導電性キャリアおよび高
抵抗キャリアの表面部分を形成する。
は、導電性キャリアと高抵抗キャリアとの少なくとも2
つのキャリア成分を混合してなる。導電性キャリアと高
抵抗キャリアとは、共に少なくとも磁性材料、電子導電
材料および合成樹脂からなり、そして、少なくとも電子
導電材料は合成樹脂に分散・担持されており、この電子
導電材料を担持した合成樹脂が導電性キャリアおよび高
抵抗キャリアの表面部分を形成する。
【0019】このような構成の導電性キャリアおよび高
抵抗キャリアの例を挙げれば以下の通りである。 (1) カーボンブラック等の電子導電材料微粒子の存
在下に、表面を触媒で活性化したフェライト粒子等の磁
性粒子コアの表面でエチレン等のオレフィン系モノマー
を直接重合せしめ、電子導電材料微粒子を巻き込むよう
にしてポリエチレン等のオレフィン系導電性樹脂被覆層
を成長、形成する方法。この方法は、例えば特開平2−
187771号公報に、特開昭60−106808号公
報を引用して記載されている。得れらた導電性キャリア
は、表面に樹脂被覆を有し、この樹脂被覆の中に電子導
電材料が分散、担持されている。
抵抗キャリアの例を挙げれば以下の通りである。 (1) カーボンブラック等の電子導電材料微粒子の存
在下に、表面を触媒で活性化したフェライト粒子等の磁
性粒子コアの表面でエチレン等のオレフィン系モノマー
を直接重合せしめ、電子導電材料微粒子を巻き込むよう
にしてポリエチレン等のオレフィン系導電性樹脂被覆層
を成長、形成する方法。この方法は、例えば特開平2−
187771号公報に、特開昭60−106808号公
報を引用して記載されている。得れらた導電性キャリア
は、表面に樹脂被覆を有し、この樹脂被覆の中に電子導
電材料が分散、担持されている。
【0020】(2) マグネタイト等の磁性微粒子とも
にカーボンブラック等の電子導電材料微粒子をポリエチ
レン等のオレフィン系樹脂、スチレン系樹脂等に分散さ
せた後、この分散物を粉砕した粉砕樹脂キャリア。 (3) マグネタイト等の磁性微粒子およびカーボンブ
ラック等の電子導電材料微粒子が存在する系でモノマー
を分散または乳化重合して、磁性微粒子および電子導電
材料を分散含有するキャリア粒子を直接形成する重合樹
脂キャリア。
にカーボンブラック等の電子導電材料微粒子をポリエチ
レン等のオレフィン系樹脂、スチレン系樹脂等に分散さ
せた後、この分散物を粉砕した粉砕樹脂キャリア。 (3) マグネタイト等の磁性微粒子およびカーボンブ
ラック等の電子導電材料微粒子が存在する系でモノマー
を分散または乳化重合して、磁性微粒子および電子導電
材料を分散含有するキャリア粒子を直接形成する重合樹
脂キャリア。
【0021】(4) 樹脂を溶媒等に溶解し、その中に
電子導電材料微粒子を分散させ、これを粒子コア上に塗
布し、加熱して溶媒を除去するとともに、樹脂成分の架
橋、重合を進め、強固な導電性樹脂被覆層を形成する方
法。 (5) 樹脂を溶媒等に溶解し、その中に導電材料微粒
子を分散させ、これをフェライト等の磁性粒子コア上に
塗布し、加熱により溶媒を揮発、除去して導電性樹脂被
覆層を形成する方法。
電子導電材料微粒子を分散させ、これを粒子コア上に塗
布し、加熱して溶媒を除去するとともに、樹脂成分の架
橋、重合を進め、強固な導電性樹脂被覆層を形成する方
法。 (5) 樹脂を溶媒等に溶解し、その中に導電材料微粒
子を分散させ、これをフェライト等の磁性粒子コア上に
塗布し、加熱により溶媒を揮発、除去して導電性樹脂被
覆層を形成する方法。
【0022】上記の合成樹脂の中でも、ポリエチレン樹
脂あるいはその他のポリオレフィン系樹脂が好ましい。
また、とりわけ、フェライト等の磁性粒子コアの表面に
ポリエチレン樹脂等のポリオレフィン系樹脂からなる樹
脂被覆が形成され、この樹脂被覆内に電子導電材料が分
散、担持されているキャリアが好ましく、特に上記
(1)の導電性キャリアが好適である。
脂あるいはその他のポリオレフィン系樹脂が好ましい。
また、とりわけ、フェライト等の磁性粒子コアの表面に
ポリエチレン樹脂等のポリオレフィン系樹脂からなる樹
脂被覆が形成され、この樹脂被覆内に電子導電材料が分
散、担持されているキャリアが好ましく、特に上記
(1)の導電性キャリアが好適である。
【0023】一方、導電性キャリアと高抵抗キャリアと
は、合成樹脂中のカーボンブラック等の電子導電材料の
合有量が異なり、その結果、キャリア抵抗も異なる。高
抵抗キャリアは導電性キャリアに比較して、合成樹脂中
の電子導電材料の含有量が少なく、電気抵抗が大きい。
導電性キャリアは、高抵抗キャリアに比較して、合成樹
脂中の電子導電材料の合有量が多く、電気抵抗が小さ
い。
は、合成樹脂中のカーボンブラック等の電子導電材料の
合有量が異なり、その結果、キャリア抵抗も異なる。高
抵抗キャリアは導電性キャリアに比較して、合成樹脂中
の電子導電材料の含有量が少なく、電気抵抗が大きい。
導電性キャリアは、高抵抗キャリアに比較して、合成樹
脂中の電子導電材料の合有量が多く、電気抵抗が小さ
い。
【0024】電子導電材料としては、導電性カーボンブ
ラックが好ましく、鉄、金等の金属粉などの他の材料も
使用することができる。電子導電材料の平均粒径は、3
0ナノメータ(nm)以下が好適である。合成樹脂中へ
の電子導電材料の配合量は、要求されるキャリアの抵抗
値によって決定されるが、導電性キャリアは、合成樹脂
中に電子導電材料、好ましくは導電性カーボンブラック
を10重量%以上含有し、104 Ω・cm以下、好まし
くは103 Ω・cm以下の抵抗値を有することが望まし
い。
ラックが好ましく、鉄、金等の金属粉などの他の材料も
使用することができる。電子導電材料の平均粒径は、3
0ナノメータ(nm)以下が好適である。合成樹脂中へ
の電子導電材料の配合量は、要求されるキャリアの抵抗
値によって決定されるが、導電性キャリアは、合成樹脂
中に電子導電材料、好ましくは導電性カーボンブラック
を10重量%以上含有し、104 Ω・cm以下、好まし
くは103 Ω・cm以下の抵抗値を有することが望まし
い。
【0025】一方、高抵抗キャリアは、合成樹脂中に電
子導電材料、好ましくは導電性カーボンブラックを5重
量%以下含有し、106 Ω・cm以上、好ましくは10
7 Ω・cm以上の抵抗値を有することが望ましい。
子導電材料、好ましくは導電性カーボンブラックを5重
量%以下含有し、106 Ω・cm以上、好ましくは10
7 Ω・cm以上の抵抗値を有することが望ましい。
【0026】図2は、キャリアコート中の導電性カーボ
ンブラック量と、キャリア抵抗およいトナー帯電量との
関係を示すグラフである。キャリアとしては、フェライ
ト粒子を磁性粒子として用い、フェライト粒子上で直接
エチレンを重合し、この重合時に導電性カーボンブラッ
クを存在せしめることにより、フェライトコア上に導電
性カーボンブラックを含むポリエチレン樹脂被膜を有す
るキャリアを製造した。ここで、導電性カーボンブラッ
クとしては、ケッチェンブラックEC600JD(ケッ
チェンブラックインターナショナル社製)を用いた。ま
た、トナーとしては、ポリエステルを主成分としたもの
を用いた。そして、このトナーと前述のキャリアとをト
ナー濃度7%で混合して2成分現像剤を作成した。
ンブラック量と、キャリア抵抗およいトナー帯電量との
関係を示すグラフである。キャリアとしては、フェライ
ト粒子を磁性粒子として用い、フェライト粒子上で直接
エチレンを重合し、この重合時に導電性カーボンブラッ
クを存在せしめることにより、フェライトコア上に導電
性カーボンブラックを含むポリエチレン樹脂被膜を有す
るキャリアを製造した。ここで、導電性カーボンブラッ
クとしては、ケッチェンブラックEC600JD(ケッ
チェンブラックインターナショナル社製)を用いた。ま
た、トナーとしては、ポリエステルを主成分としたもの
を用いた。そして、このトナーと前述のキャリアとをト
ナー濃度7%で混合して2成分現像剤を作成した。
【0027】図2から判るように、キャリアコート中の
カーボンブラックの含有率が10重量%を超えると、キ
ャリアは103 Ω・cm以下ないしは102 Ω・cm以
下の安定した抵抗値を示す。一方、カーボンブラック量
が5%以下となるとキャリア抵抗も比較的安定し、この
高抵抗キャリアは、導電性キャリアと混合して最終的な
本発明のキャリアとする場合にその抵抗値に与える影響
が比較的小さい。
カーボンブラックの含有率が10重量%を超えると、キ
ャリアは103 Ω・cm以下ないしは102 Ω・cm以
下の安定した抵抗値を示す。一方、カーボンブラック量
が5%以下となるとキャリア抵抗も比較的安定し、この
高抵抗キャリアは、導電性キャリアと混合して最終的な
本発明のキャリアとする場合にその抵抗値に与える影響
が比較的小さい。
【0028】そこで、本発明では104 Ω・cm以下、
好ましくは103 Ω・cm以下、さらに好ましくは10
2 Ω・cm以下の導電性キャリアと106 Ω・cm以上
の高抵抗キャリアとを混合して、従来、安定して製造す
ることが困難とされてきた中抵抗のキャリア、具体的に
は104 Ω・cm〜106 Ω・cmの抵抗値を有するキ
ャリアを製造することができ、しかも、導電性キャリア
と高抵抗キャリアとの混合比を調整することにより、任
意のキャリア抵抗を設定できる。したがって、使用トナ
ー、装置システムに応じて最適のキャリアを用いて現像
剤を調製することができ、トナー設計に制約を与えるこ
とがない。また、トナーに対する帯電量は、添加カーボ
ンブラック量が少なくなると急激に増加することが判
る。
好ましくは103 Ω・cm以下、さらに好ましくは10
2 Ω・cm以下の導電性キャリアと106 Ω・cm以上
の高抵抗キャリアとを混合して、従来、安定して製造す
ることが困難とされてきた中抵抗のキャリア、具体的に
は104 Ω・cm〜106 Ω・cmの抵抗値を有するキ
ャリアを製造することができ、しかも、導電性キャリア
と高抵抗キャリアとの混合比を調整することにより、任
意のキャリア抵抗を設定できる。したがって、使用トナ
ー、装置システムに応じて最適のキャリアを用いて現像
剤を調製することができ、トナー設計に制約を与えるこ
とがない。また、トナーに対する帯電量は、添加カーボ
ンブラック量が少なくなると急激に増加することが判
る。
【0029】一方、かぶり防止と良好な画像濃度を得る
観点から、導電性キャリア50〜95重量部、好ましく
は60〜90重量部と、高抵抗キャリア5〜50重量
部、好ましくは10〜40重量部とを混合して本発明の
電子写真現像剤用キャリアとすることが好適である。
観点から、導電性キャリア50〜95重量部、好ましく
は60〜90重量部と、高抵抗キャリア5〜50重量
部、好ましくは10〜40重量部とを混合して本発明の
電子写真現像剤用キャリアとすることが好適である。
【0030】導電性キャリアの平均粒径は30〜70μ
mとすることが好適であり、一方、高抵抗キャリアの平
均粒径は30〜70μmとすることが好適である。特
に、高抵抗キャリアの平均粒径を導電性キャリアの平均
粒径よりも小さくし、かつ、高抵抗キャリアの平均粒径
を30〜70μm、好ましくは30〜50μmとするこ
とが好ましい。前述のように、導電性キャリアと高抵抗
キャリアとを混合することにより所望の抵抗値の中抵抗
キャリアが得られるが、そのときにもさらに帯電性能を
向上させたい場合がある。このように場合には、上記の
ように導電性キャリアの平均粒径を高抵抗キャリアより
小さくすることで、この目的が達成される。
mとすることが好適であり、一方、高抵抗キャリアの平
均粒径は30〜70μmとすることが好適である。特
に、高抵抗キャリアの平均粒径を導電性キャリアの平均
粒径よりも小さくし、かつ、高抵抗キャリアの平均粒径
を30〜70μm、好ましくは30〜50μmとするこ
とが好ましい。前述のように、導電性キャリアと高抵抗
キャリアとを混合することにより所望の抵抗値の中抵抗
キャリアが得られるが、そのときにもさらに帯電性能を
向上させたい場合がある。このように場合には、上記の
ように導電性キャリアの平均粒径を高抵抗キャリアより
小さくすることで、この目的が達成される。
【0031】なお、キャリアの体積固有抵抗は、底部に
電極を有する内径20mmのテフロン製筒体にキャリア
を1.5g入れ、外径20mmφの電極を挿入し、上部
から1kgの荷重を掛けて測定した時の値である。
電極を有する内径20mmのテフロン製筒体にキャリア
を1.5g入れ、外径20mmφの電極を挿入し、上部
から1kgの荷重を掛けて測定した時の値である。
【0032】本発明の少なくとも導電性キャリアと高抵
抗キャリアとの2つのキャリア成分を含む電子写真現像
剤用キャリアは、トナーと混合されて2成分系現像剤と
することができる。絶縁性トナーとしては、体積固有抵
抗が1014Ω・cm以上のものが適当であり、好ましく
は1015Ω・cm以上が用いられる。この値は、キャリ
アの場合と同様に測定される。絶縁性トナーは、磁性ト
ナーでも非磁性トナーでもよい。
抗キャリアとの2つのキャリア成分を含む電子写真現像
剤用キャリアは、トナーと混合されて2成分系現像剤と
することができる。絶縁性トナーとしては、体積固有抵
抗が1014Ω・cm以上のものが適当であり、好ましく
は1015Ω・cm以上が用いられる。この値は、キャリ
アの場合と同様に測定される。絶縁性トナーは、磁性ト
ナーでも非磁性トナーでもよい。
【0033】トナーとしては、従来と同様の構成のもの
が用いられ、例えば、バインダー樹脂、着色剤、電荷制
御剤、オフセット防止剤などを配合することができる。
また、磁性材を添加して磁性トナーとすることもでき、
現像特性の改善、トナーの機内飛散の防止に有効であ
る。バインダー樹脂としては、スチレン・アクリル共重
合物等のポリスチレン系樹脂に代表されるビニル系樹
脂、ポリエステル系樹脂などが用いられる。
が用いられ、例えば、バインダー樹脂、着色剤、電荷制
御剤、オフセット防止剤などを配合することができる。
また、磁性材を添加して磁性トナーとすることもでき、
現像特性の改善、トナーの機内飛散の防止に有効であ
る。バインダー樹脂としては、スチレン・アクリル共重
合物等のポリスチレン系樹脂に代表されるビニル系樹
脂、ポリエステル系樹脂などが用いられる。
【0034】着色剤としてはカーボンブラックをはじめ
各種の顔料、染料が;荷電制御剤としては第4級アンモ
ニウム化合物、ニグロシン、ニグロシン塩基、クリスタ
ルバイオレット、トリフェニルメタン化合物等が;オフ
セット防止剤、定着向上助剤としては低分子量ポリプロ
ピレン、低分子ポリエチレンあるいはその変性物等のオ
レフィンワックス;磁性材としてはマグネタイト、フェ
ライトなどが使用できる。トナーの平均粒径は20μm
以下が好ましく、より好ましくは5〜15μmである。
各種の顔料、染料が;荷電制御剤としては第4級アンモ
ニウム化合物、ニグロシン、ニグロシン塩基、クリスタ
ルバイオレット、トリフェニルメタン化合物等が;オフ
セット防止剤、定着向上助剤としては低分子量ポリプロ
ピレン、低分子ポリエチレンあるいはその変性物等のオ
レフィンワックス;磁性材としてはマグネタイト、フェ
ライトなどが使用できる。トナーの平均粒径は20μm
以下が好ましく、より好ましくは5〜15μmである。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、カーボンブラックのよ
うな電子導電材料を含む樹脂が表面部を形成するキャリ
アにおいて、従来困難とされていた範囲の抵抗値のキャ
リアを容易に得ることができ、トナーに対する帯電付与
制御の安定化にも寄与する。したがって、トナーや装置
システムにマッチしたキャリアを作成して、現像剤特
性、現像特性を改善でき、トナー設計やシステム設計に
与える制約を小さくすることができる。
うな電子導電材料を含む樹脂が表面部を形成するキャリ
アにおいて、従来困難とされていた範囲の抵抗値のキャ
リアを容易に得ることができ、トナーに対する帯電付与
制御の安定化にも寄与する。したがって、トナーや装置
システムにマッチしたキャリアを作成して、現像剤特
性、現像特性を改善でき、トナー設計やシステム設計に
与える制約を小さくすることができる。
【0036】
【実施例】評価について機械設定を記す。評価機として
京セラ株式会社製F−800レーザプリンター(8pp
m)を用いた。感光体として膜厚22μmの積層型有機
感光体を用い表面電位−600〜450V、露光後電位
−50vとした。現像器は、現像ギャップ0.75〜
1.0(mm)、現像バイアスを−250V〜−500
Vとしてシステム検討を行なった。
京セラ株式会社製F−800レーザプリンター(8pp
m)を用いた。感光体として膜厚22μmの積層型有機
感光体を用い表面電位−600〜450V、露光後電位
−50vとした。現像器は、現像ギャップ0.75〜
1.0(mm)、現像バイアスを−250V〜−500
Vとしてシステム検討を行なった。
【0037】比較例1:高抵抗キャリアを用いた場合 50μmのフェライト粒子の表面に重量で3wt%のポ
リエチレンコート層を有しコート層中に2wt%のケッ
チエンブラックを有した体積固有抵抗値が1.2×10
9 Ω・cmのキャリアを用いた。このキャリアと、平均
粒径8μmのスチレンアクリル樹脂を主成分としてカー
ボンブラック、電荷調整剤を含んだ粉砕型トナーにシリ
カを主成分として外添処理を行なったトナーを、トナー
/キャリア混合比で5wt%を含んだ現像剤を用いて検
討を行なった。
リエチレンコート層を有しコート層中に2wt%のケッ
チエンブラックを有した体積固有抵抗値が1.2×10
9 Ω・cmのキャリアを用いた。このキャリアと、平均
粒径8μmのスチレンアクリル樹脂を主成分としてカー
ボンブラック、電荷調整剤を含んだ粉砕型トナーにシリ
カを主成分として外添処理を行なったトナーを、トナー
/キャリア混合比で5wt%を含んだ現像剤を用いて検
討を行なった。
【0038】しかし、トナーの帯電が高くなり過ぎて画
像濃度が低く、特に低温低湿環境下では、画像濃度が著
しく低下した。トナーの帯電能力をトナー中の電荷調整
剤の種類、添加量やトナー外添剤の種類、量で調整して
も十分な画像濃度が得られなかった。
像濃度が低く、特に低温低湿環境下では、画像濃度が著
しく低下した。トナーの帯電能力をトナー中の電荷調整
剤の種類、添加量やトナー外添剤の種類、量で調整して
も十分な画像濃度が得られなかった。
【0039】比較例2:導電性キャリアを用いた場合 50μmのフェライト粒子の表面に重量で3wt%のポ
リエチレンコート層を有しコート層中に15wt%のケ
ッチェンブラックを有した体積固有抵抗値が1.2×1
02 Ω・cmのキャリアを用いた。このキャリアと、平
均粒径8μmのスチレンアクリル樹脂を主成分としてカ
ーボンブラック、電荷調整剤を含んだ粉砕型トナーにシ
リカを主成分として外添処理を行なったトナーを、トナ
ー/キャリア混合比で5wt%を含んだ現像剤を用いて
検討を行なった。
リエチレンコート層を有しコート層中に15wt%のケ
ッチェンブラックを有した体積固有抵抗値が1.2×1
02 Ω・cmのキャリアを用いた。このキャリアと、平
均粒径8μmのスチレンアクリル樹脂を主成分としてカ
ーボンブラック、電荷調整剤を含んだ粉砕型トナーにシ
リカを主成分として外添処理を行なったトナーを、トナ
ー/キャリア混合比で5wt%を含んだ現像剤を用いて
検討を行なった。
【0040】しかし、トナーの帯電が低くなり、画像濃
度は十分になるが、カブリが発生する。特に高温高湿下
においてカブリの発生が顕著になった。トナーの帯電能
力をトナー中の電荷調整剤の種類、添加量やトナー外添
剤の種類、量で調整してもカブリを除去できなかった。
度は十分になるが、カブリが発生する。特に高温高湿下
においてカブリの発生が顕著になった。トナーの帯電能
力をトナー中の電荷調整剤の種類、添加量やトナー外添
剤の種類、量で調整してもカブリを除去できなかった。
【0041】実施例1:高抵抗キャリアと導電性キャリ
アの混合キャリアを用いた場合 上記の比較例1,2の結果に鑑み種々検討した結果、上
記2種類のキャリアを混合使用することで問題を解決で
きた。上記比較例1,2に記したキャリアを重量比で
3:7で混合したものを電子写真現像用キャリアとし
た。
アの混合キャリアを用いた場合 上記の比較例1,2の結果に鑑み種々検討した結果、上
記2種類のキャリアを混合使用することで問題を解決で
きた。上記比較例1,2に記したキャリアを重量比で
3:7で混合したものを電子写真現像用キャリアとし
た。
【0042】このキャリアと、平均粒径8μmのスチレ
ンアクリル樹脂を主成分としたカーボンブラック、電荷
調整剤を含んだ粉砕型トナーにシリカを主成分として外
添処理を行なったトナーを、トナー/キャリア混合比で
5wt%を含んだ現像剤を用いて検討を行なった。トナ
ーの帯電量を適度に調整することによって高温高湿から
低温低湿まで画像濃度及びカブリともに十分な印字品質
がえられた。
ンアクリル樹脂を主成分としたカーボンブラック、電荷
調整剤を含んだ粉砕型トナーにシリカを主成分として外
添処理を行なったトナーを、トナー/キャリア混合比で
5wt%を含んだ現像剤を用いて検討を行なった。トナ
ーの帯電量を適度に調整することによって高温高湿から
低温低湿まで画像濃度及びカブリともに十分な印字品質
がえられた。
【0043】さらに、現像剤中のキャリアの高抵抗キャ
リア成分重量比を変化させて試験を繰り返し、その結果
を図3に示す。 実施例2:粒径の異なる高抵抗キャリアと低抵抗キャリ
アを用いた場合 また、現像剤抵抗値を一定にしてキャリアの帯電特性の
みを変化させる必要がある条件では、高抵抗キャリアの
平均粒径をさげ単位重量当たりの表面積をあげたものを
混合することにより十分な画像特性がえられた。
リア成分重量比を変化させて試験を繰り返し、その結果
を図3に示す。 実施例2:粒径の異なる高抵抗キャリアと低抵抗キャリ
アを用いた場合 また、現像剤抵抗値を一定にしてキャリアの帯電特性の
みを変化させる必要がある条件では、高抵抗キャリアの
平均粒径をさげ単位重量当たりの表面積をあげたものを
混合することにより十分な画像特性がえられた。
【0044】平均粒径45μmのフェライト粒子の表面
に重量で3wt%のポリエチレンコート層を有しコート
層中に2wt%のケッチェンブラックを有した体積固有
抵抗値が1.0×109 Ω・cmの高抵抗キャリアを製
造した。一方、フェライト粒子の表面に重量で3wt%
のポリエチレンコート層を有しコート層中に15wt%
のケッチェンブラックを有した体積固有抵抗値が1.0
×102 Ω・cmの導電性キャリアを製造した。このと
き、使用したフェライト粒子の粒径を変え、平均粒径3
3μmと45μmの2つの導電性キャリアを製造した。
に重量で3wt%のポリエチレンコート層を有しコート
層中に2wt%のケッチェンブラックを有した体積固有
抵抗値が1.0×109 Ω・cmの高抵抗キャリアを製
造した。一方、フェライト粒子の表面に重量で3wt%
のポリエチレンコート層を有しコート層中に15wt%
のケッチェンブラックを有した体積固有抵抗値が1.0
×102 Ω・cmの導電性キャリアを製造した。このと
き、使用したフェライト粒子の粒径を変え、平均粒径3
3μmと45μmの2つの導電性キャリアを製造した。
【0045】ついで、導電性キャリアと高抵抗キャリア
とを7:2の混合比で混合して以下の2つの混合キャリ
アを製造した。 本発明キャリア=平均粒径45μmの導電性キャリア
+平均粒径33μmの高抵抗キャリア 参考例キャリア=平均粒径45μmの導電性キャリア
+平均粒径45μmの高抵抗キャリア
とを7:2の混合比で混合して以下の2つの混合キャリ
アを製造した。 本発明キャリア=平均粒径45μmの導電性キャリア
+平均粒径33μmの高抵抗キャリア 参考例キャリア=平均粒径45μmの導電性キャリア
+平均粒径45μmの高抵抗キャリア
【0046】ついで、上記2つのそれぞれキャリアと、
平均粒径8μm、1011Ω・cmのトナーとをトナー濃
度6%で混合それぞれ以下の(1)、(2)の現像剤を
調整し、画像濃度とカブリレベルとを、連続印字枚数1
0万枚まで評価し、その結果を図4に示した。また、現
像バイアスは、−400Vに設定した。なお、カブリレ
ベルは4以上が合格レベルである。
平均粒径8μm、1011Ω・cmのトナーとをトナー濃
度6%で混合それぞれ以下の(1)、(2)の現像剤を
調整し、画像濃度とカブリレベルとを、連続印字枚数1
0万枚まで評価し、その結果を図4に示した。また、現
像バイアスは、−400Vに設定した。なお、カブリレ
ベルは4以上が合格レベルである。
【0047】 (1) 本発明現像剤:本発明キャリアを使用 (2) 参考用現像剤:参考例キャリアを使用 また、トナー帯電特性を調整した結果、高温高湿から低
温低湿まで画像濃度及びカブリともに十分な印字品質が
得られた。
温低湿まで画像濃度及びカブリともに十分な印字品質が
得られた。
【図1】イオン導電材料と電子導電材料とにおける、樹
脂中への添加量と抵抗値の変化量との関係を示すグラフ
である。
脂中への添加量と抵抗値の変化量との関係を示すグラフ
である。
【図2】キャリア中のカーボンブラック含有量と、キャ
リア抵抗およびトナー帯電量との関係を示すグラフであ
る。
リア抵抗およびトナー帯電量との関係を示すグラフであ
る。
【図3】キャリア中の高抵抗キャリア成分比と、画像濃
度および地カブリとの関係を示すグラフである。
度および地カブリとの関係を示すグラフである。
【図4】導電性キャリア平均粒径と高抵抗キャリア平均
粒径の、画像濃度およびカブリに対する影響を示すグラ
フである。
粒径の、画像濃度およびカブリに対する影響を示すグラ
フである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 向高 寿 三重県度会郡玉城町野篠704−19 京セ ラ株式会社三重玉城工場内 (72)発明者 真野 晃一 千葉県袖ケ浦市上泉1280番地 出光興産 株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−235070(JP,A) 特開 平6−202380(JP,A) 特開 平3−208060(JP,A) 特開 平2−187771(JP,A) 特開 昭56−43644(JP,A) 特開 昭57−204570(JP,A) 特公 昭44−9878(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 9/113
Claims (4)
- 【請求項1】 フェライト磁性粒子がキャリアコアを形
成し、導電性カーボンブラックを10重量%以上含有し
た合成樹脂が表面を形成する、抵抗値が10 4 Ω・cm以
下の導電性キャリアと、 フェライト磁性粒子がキャリアコアを形成し、導電性カ
ーボンブラックを5重量%以下含有した合成樹脂が表面
を形成する、抵抗値が10 6 Ω・cm以上の高抵抗キャリ
アとを、 前記導電性キャリアを95〜50重量部、前記高抵抗キ
ャリアを5〜50重量部混合し、10 4 〜10 6 Ω・cm
の抵抗値とした ことを特徴とする電子写真現像剤用キャ
リア。 - 【請求項2】 前記導電性キャリアおよび高抵抗キャリ
アにおいて、導電性カーボンブラックを担持した合成樹
脂がキャリアコアを被覆する被覆層を形成する請求項1
記載の電子写真現像剤用キャリア。 - 【請求項3】 前記高抵抗キャリアの平均粒径が前記導
電性キャリアの平均粒径よりも小さく、前記高抵抗キャ
リアの平均粒径が25〜60μmである請求項1または
2に記載の電子写真現像剤用キャリア。 - 【請求項4】 前記合成樹脂が、ポリオレフィン系樹脂
である請求項1〜3のいずれかに記載の電子写真現像剤
用キャリア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03148695A JP3336795B2 (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 電子写真現像剤用キャリア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03148695A JP3336795B2 (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 電子写真現像剤用キャリア |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08202085A JPH08202085A (ja) | 1996-08-09 |
| JP3336795B2 true JP3336795B2 (ja) | 2002-10-21 |
Family
ID=12332609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03148695A Expired - Fee Related JP3336795B2 (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 電子写真現像剤用キャリア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3336795B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100672810B1 (ko) * | 2005-07-06 | 2007-01-22 | 썬텍 주식회사 | 면상 발열체 제조방법 및 그에 의하여 제조된 면상 발열체 |
| US7572565B2 (en) * | 2006-04-12 | 2009-08-11 | Xerox Corporation | Carrier particle compositions for xerographic developers |
| JP6296009B2 (ja) * | 2015-07-06 | 2018-03-20 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 静電潜像現像用の現像剤及びその製造方法 |
-
1995
- 1995-01-26 JP JP03148695A patent/JP3336795B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08202085A (ja) | 1996-08-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |