JP3335978B2 - 吸着キャップの保持構造 - Google Patents

吸着キャップの保持構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気コネクタを自
動実装機で搬送してプリント回路基板に実装する際に、
電気コネクタに自動実装機の吸着ノズルの吸着による保
持を与える吸着キャップに関し、特にこの吸着キャップ
を電気コネクタに保持するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電気コネクタをプリント回路基板に実装
する際には、実装効率を高めるために自動実装機が利用
されている。自動実装機による実装は、絶縁ハウジング
等の上部を吸着ノズルで真空吸着することで電気コネク
タを持ち上げて、プリント回路基板の所定位置に搬送す
るようにして行われる。
【0003】ところがこの真空吸着方式も万能ではな
い。例えば、絶縁ハウジングに吸着可能な平坦面が存在
しない場合や、絶縁ハウジングの上部から端子が突出し
ているような場合、さらには絶縁ハウジングの上部に空
気漏れを起こすような孔が形成されているような場合で
は、そのままでは吸着ノズルによる真空吸着を利用する
のは不可能である。こうした場合には、吸着ノズルで吸
着可能な平坦面を有する吸着キャップを絶縁ハウジング
に取り付けて、その平坦面を吸着することで電気コネク
タを搬送できるようにしている。
【0004】図6はこうした吸着キャップ2と電気コネ
クタ1の一従来例を示す図である。この図で示す電気コ
ネクタ1は絶縁ハウジング3の上部3aから端子4が上
方に飛び出ていて(図7参照)、そのままでは吸着ノズ
ルで吸着できないようなコネクタ構造となっている。そ
こで吸着キャップ2を利用する。即ち、図6、図7で示
すように、略方形上の吸着キャップ2にはその対角線上
に一対の円柱状の保持突起5が形成されていて、これを
絶縁ハウジング3の保持孔6に圧入させることで(図
7)、絶縁ハウジング3に取り付ける。そして、平坦面
となっている吸着キャップ2の上部を図示せぬ吸着ノズ
ルで吸着することが可能となる(図7参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように吸着キャッ
プ2は、自動実装機による吸着用の平坦面を電気コネク
タ1に与えることを目的として使用されるが、端子の変
形防止やゴミ及び油脂の付着防止など電気コネクタ1を
保護する目的で使用されることもある。図7で吸着キャ
ップ2を取り付けた電気コネクタ1は、自動実装機でプ
リント回路基板の所定の実装位置へ載置され、プリント
回路基板と共に加熱炉内に搬送されてリフロー法で端子
4のテール4aの半田付けを終えてから、洗浄工程など
の後工程を経ることになるが、上述のように端子の変形
防止やゴミ及び油脂の付着防止といった保護目的の観点
からは、吸着キャップ2が工程間の搬送時の振動や洗浄
時の水圧等の外力によって絶縁ハウジング3から外れて
しまっては意味がなく、そのまま絶縁ハウジング3に取
り付けられている必要がある。
【0006】しかしながら、図6、図7で示すような吸
着キャップ2の保持構造では、リフロー法による半田加
熱後に保持突起5と保持孔6とが熱収縮して圧接状態に
弛みが生じ、加熱前の保持力よりも加熱後の保持力が小
さくなってしまうため、吸着キャップ2が工程間の搬送
時の振動や洗浄時の水圧等によって絶縁ハウジング3か
ら外れてしまうことがあった。こうした吸着キャップ2
の保持力低下については、加熱前の保持突起5と保持孔
6の圧接量を増やしておくことで補うことができればよ
いが、向上できる保持力もそれほど期待できず、逆に吸
着キャップ2の取付作業性を阻害するほど圧入力が硬い
ものとなってしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上のような従来の吸着
キャップの保持構造を背景になされたのが本発明であ
り、その目的は、半田加熱後であっても、吸着キャップ
が電気コネクタから容易に脱離しないような保持力を得
ることができる吸着キャップの保持構造を提供すること
にある。
【0008】そして、この目的を達成すべく本発明が提
供する吸着キャップの保持構造は、合成樹脂製のコネク
タハウジング又は合成樹脂製の吸着キャップの何れか一
方に形成された保持孔に、その他方に形成された保持突
起を圧入して、吸着キャップを電気コネクタに保持させ
る構造を基本構成としており、保持孔には、圧入された
保持突起を圧接により保持する圧接壁部と、保持突起の
圧入方向における圧接壁部の終端部から保持突起に対し
て非接触となる空壁部と、が形成されており、半田加熱
によって保持孔の孔径が収縮し、空壁部と非接触の保持
突起の部分が該保持孔の孔径よりも相対的に太くなるこ
とで、この部分が該圧接壁部に対して保持突起の抜去方
向で係止し、吸着キャップがコネクタハウジングに保持
されることを特徴とするものである。
【0009】この保持構造によれば、保持孔に、圧入さ
れた保持突起を圧接により保持する圧接壁部が形成され
ているため、例えばリフロー法による半田加熱時に、圧
接壁部は熱膨張により孔径が小さくなり、そのストレス
によって圧接壁部と接触している保持突起の部分は細く
絞られるようにひずまされる。そして、半田加熱後は、
保持突起の太さと圧接壁部の孔径が共に僅かに小さくな
る。その一方で保持孔には、保持突起の圧入方向におけ
る圧接壁部の終端部から保持突起に対して非接触の空壁
部が形成されているため、半田加熱時に保持突起が保持
孔の内壁の熱膨張によるストレスを受けることはなく、
半田加熱後もほぼそのままの太さが維持される。したが
って、吸着キャップを脱離させるような外力が作用して
も、空壁部と非接触の保持突起の部分が圧接壁部に対し
て保持突起の抜去方向で係止するので、吸着キャップが
簡単に外れてしまうようなことはない。即ち、半田加熱
後の諸工程間の搬送時の振動や洗浄時の水圧等が作用し
ても、電気コネクタから容易に脱離しないように吸着キ
ャップを保持することが可能となる。しかも、保持突起
は保持孔へ圧入した際に圧接壁部とだけ摺動接触するの
で、圧入力を小さくすることができ、吸着キャップの取
付作業性を向上することもできる。
【0010】また、上記目的を達成する他の手段として
本発明が提供する吸着キャップの保持構造は、合成樹脂
製のコネクタハウジング又は合成樹脂製の吸着キャップ
の何れか一方に形成された保持孔に、その他方に形成さ
れた保持突起を圧入して、吸着キャップを電気コネクタ
に保持させる構造を基本構成として、保持突起が圧入状
態で保持孔から突出する長さを有しており、半田加熱に
よって保持孔の孔径が収縮し、保持孔から突出する保持
突起の部分が該保持孔の孔径よりも相対的に太くなるこ
とで、この部分が該圧接壁部に対して保持突起の抜去方
向で係止し、吸着キャップがコネクタハウジングに保持
されることを特徴とするものである。
【0011】この保持構造によれば、保持突起が圧入状
態で保持孔から突出する長さを有しているため、例えば
リフロー法による半田加熱時に、圧接壁部は熱膨張によ
り孔径が小さくなり、そのストレスによって圧接壁部と
接触している保持突起の部分は細く絞られるようにひず
まされる。そして、半田加熱後は、保持突起の太さと圧
接壁部の孔径が共に僅かに小さくなる。その一方で保持
孔から突出する保持突起の部分は、半田加熱時に保持孔
の内壁の熱膨張によるストレスを受けて細く絞られるこ
とはない。したがって、吸着キャップを離脱させるよう
な外力が作用しても、保持孔から突出する保持突起の部
分が、前記圧接壁部に対して保持突起の抜去方向で係止
するので、吸着キャップが簡単に外れてしまうようなこ
とはない。即ち、半田加熱後の諸工程間の搬送時の振動
や洗浄時の水圧等が作用しても、電気コネクタから容易
に脱離しないように吸着キャップを保持することが可能
となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施形態について説明する。なお、従来技術と同一構成
の部分については同じ符号を使用するものとし重複説明
を省略する。
【0013】図1は、電気コネクタ1の絶縁ハウジング
3に形成された保持孔6に、吸着キャップ2に形成した
保持突起5を圧入する様子を示す図である。電気コネク
タ1と吸着キャップ2の構成は、保持孔6を除いて図
5、図6で示す従来例の構成と同じものである。なお、
絶縁ハウジング3はガラス繊維強化されたナイロン46
を材質とし、吸着キャップ2はガラス繊維強化されてい
ないナイロン46を材質としている。
【0014】保持孔6には、図1で示すように圧入され
た保持突起5を圧接保持する圧接壁部6aと、保持突起
5と非接触の空壁部6bが形成されている。この保持孔
6に保持突起5が圧入された状態を図2(a)に示す。
電気コネクタ1は、吸着キャップ2の上部が自動実装機
の吸着ノズルに吸着されてプリント回路基板の所定位置
に位置決めされてから、加熱炉へプリント回路基板と共
に搬送され、リフロー法で端子4のテール4aが半田付
けされる。この半田加熱時では、図2(b)で示すよう
に、保持孔6の圧接壁部6aが熱膨張により孔径が小さ
くなり、そのストレスによって圧接壁部6aと接触して
いる保持突起5の部分が細く絞られるようにひずまされ
る。そして、半田加熱後は、保持突起5の太さと圧接壁
部6の孔径が共に僅かに小さくなり、お互いの圧接力を
弱める力の分散が働いた結果、圧接力が減少する。その
一方で、保持孔6には、圧入方向Xにおける圧接壁部6
aの終端部6cから空壁部6bが形成してある。そのた
め半田加熱時では、空壁部6b内に位置する保持突起5
の部分が保持孔6の熱膨張によるストレスを受けること
はなく、半田加熱後もほぼそのままの太さが維持され
る。したがって、半田加熱後の諸工程間の搬送時の振動
や洗浄時の水圧等により吸着キャップ2を絶縁ハウジン
グ3から脱離させようとする外力が加わったとしても、
空壁部6b内に位置する保持突起5の部分が、圧接壁部
6aに対して保持突起5の抜去方向で係止するので、吸
着キャップ2が簡単に外れてしまうようなことはない。
つまり、吸着キャップ2に電気コネクタ1から容易に脱
離しないような保持力を与えることが可能となる。
【0015】
【比較例】図3(a)で示す従来の吸着キャップの保持
構造として2つのサンプルを用意し、図3(b)で示す
本実施形態による吸着キャップの保持構造として2つの
サンプルを用意した。なお、従来例と本実施形態の各サ
ンプルは、絶縁ハウジング3がガラス繊維強化されたナ
イロン46を材質とし、吸着キャップ2がガラス繊維強
化されていないナイロン46を材質としている。そし
て、各サンプルについて、保持突起の初期抜去力とリフ
ロー半田付け後の加熱後抜去力とを5回ずつ測定してそ
の平均値を求めた。その結果を表1に示す。
【表1】
【0016】従来例であるサンプル1とサンプル2を比
較すると、サンプル2の保持突起5はサンプル1の保持
突起5よりも太いため初期抜去力が大きいものの、加熱
後抜去力については逆に低下している。そのためただ単
に保持突起5を太くするだけではその加熱後抜去力、即
ち保持力の向上は期待できないことが分かる。
【0017】そして従来例の保持構造によるサンプル1
及びサンプル2を本例の保持構造によるサンプル3及び
サンプル4と比較すると、本例の保持構造では空壁部6
bが形成されている分、保持突起5に対する圧接長さが
短いため、従来例よりも初期抜去力が小さく、吸着キャ
ップ2の電気コネクタ1に対する取付作業性に優れてい
ることが分かる。一方、加熱後抜去力を比較すると、従
来例の保持構造は非常に小さく容易に脱離可能な値とな
っているが、本例の保持構造では初期抜去力と同等かそ
れ以上の値となっており、吸着キャップ2が電気コネク
タ1から容易に脱離できないことが分かる。
【0018】以上のような作用効果は、上記実施形態に
よる保持孔6以外の形状であっても実現することが可能
である。要は、保持突起がその抜去方向で圧接壁部と係
止できるような空壁部が形成されていればよく、これを
満たす限り、圧接壁部の保持突起に対する圧接長さの長
短や、保持孔の孔軸方向における空壁部の形成位置や断
面形状及びその数については不問である。例えば図4
(a)で示す保持孔6は、円錐台形状であるがこれでも
よい。この場合、保持突起5と圧接する部分は保持孔6
の上縁部6dだけであり、この上縁部6dが半田加熱に
よるひずみストレスを保持突起5に与えることになる。
また、図4(b)で示す保持孔6のように、保持突起5
の挿入に便利な案内壁部6eを形成し、その下に圧接壁
部6aと空壁部6bを形成するようにしてもよい。
【0019】そして、以上の実施形態の他にも、例えば
保持突起が圧入状態で保持孔から突出する長さを有して
おり、保持孔から突出する保持突起の部分が、前記圧接
壁部に対して保持突起の抜去方向で係止することで、吸
着キャップがコネクタハウジングに保持されるようにし
た吸着キャップの保持構造とすることもできる。この場
合には、電気コネクタをプリント回路基板へ実装した際
に、保持孔から突出する保持突起の先端がプリント基板
と接触して、電気コネクタがプリント回路基板から浮き
上がったり、電気コネクタの姿勢が不安定にならないよ
うにしておくとよい。それには、例えば、保持突起の先
端が接触する基板部分を凹状に削ったり、あるいは保持
孔5を形成してある絶縁ハウジング3の隅の部分を(図
1)、図4(c)で示すようにプリント回路基板と接す
る絶縁ハウジング3の底面側を切り欠き形状で形成する
共に、プリント回路基板と接触しないような長さの保持
突起を用いるようにしてもよい。
【0020】図5は、保持突起5を電気コネクタ1に、
保持孔6を吸着キャップ2に形成し、その取り付けの様
子を示す図である。なお、本例の電気コネクタ1に形成
した保持突起5は、図6で示す従来例の電気コネクタ1
で保持孔6が形成されている位置に形成されている。ま
た、本例の吸着キャップ2の保持孔6は、図6で示す従
来例の吸着キャップ2で保持突起5が形成されている位
置に形成されている。
【0021】図5で示すように、電気コネクタ1の絶縁
ハウジング3に形成されている保持突起5は、吸着キャ
ップ2の保持孔6に圧入されて保持されることになる。
こうして吸着キャップ2が保持された状態で、リフロー
半田付け工程、洗浄工程等の諸工程を経ることになる
が、上述のように吸着キャップ2は容易に外れることが
ないので、電気コネクタ1や端子4に対する保護機能を
発揮する。そして、実際に電気コネクタ1を使用する際
には吸着キャップ2を取り外すが、電気コネクタ1の端
子4は、PCBやFPCのような図5で二点鎖線で表し
ているプリント回路基板Pの基板回路に弾性接触するこ
とになる。このとき保持突起5は、プリント回路基板P
に形成されている取付孔Phに挿入されて、電気コネク
タ1とプリント回路基板Pとが相互に正確に位置決めさ
れることになる。つまり、この場合の保持突起5は、単
に吸着キャップ2に対する取付機能だけでなく、プリン
ト回路基板Pに対する位置決めガイド用のボスとしての
機能も兼ね備えるようになっている。なお、本例でも保
持孔6の形状は、図4のように様々に変形して実施する
ことが可能であることは勿論である。
【0022】
【発明の効果】本発明の吸着キャップ保持構造によれ
ば、半田加熱後の保持突起の保持力が向上され、吸着キ
ャップが電気コネクタから容易に外れることがないの
で、電気コネクタや絶縁ハウジングから突出する端子等
を、諸工程間の搬送時の振動や洗浄時の水圧等といった
外力の作用や、ゴミや油脂の付着から確実に保護するこ
とができる。また、プリント回路基板を上下逆さにした
り、プリント回路基板を立てて半田付け工程やその後の
諸工程を実施するような場合であっても吸着キャップが
落下することがないので、プリント回路基板の取り扱い
姿勢に拘わらず上述のような電気コネクタ等の確実な保
護が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による吸着キャップの保
持構造について、吸着キャップの保持突起を絶縁ハウジ
ングの保持孔に圧入する前の様子を示す部分断面を含む
拡大図。
【図2】分図(a)は保持突起を保持孔に圧入した状態
を示す部分断面を含む拡大図、分図(b)は分図(a)
のA−A′線断面図。
【図3】第1実施形態による吸着キャップの保持構造と
従来例による吸着キャップの保持構造との比較例の説明
図。
【図4】分図(a)(b)(c)は保持孔の変形例を示
す部分拡大透視図。
【図5】本発明の第2実施形態による吸着キャップの保
持構造について、吸着キャップを電気コネクタに取り付
ける様子を示す説明図。
【図6】一従来例による電気コネクタと吸着キャップを
示す図。
【図7】図6の吸着キャップを電気コネクタに取り付け
る様子を示す説明図。
【符号の説明】
1 電気コネクタ 2 吸着キャップ 3 絶縁ハウジング 4 端子 5 保持突起 6 保持孔 6a 圧接壁部 6b 空壁部 6c 終端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−17541(JP,A) 特開 平9−153384(JP,A) 特開 平11−238536(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 43/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製のコネクタハウジング又は合
    成樹脂製の吸着キャップの何れか一方に形成された保持
    孔に、その他方に形成された保持突起を圧入して、吸着
    キャップを電気コネクタに保持させる吸着キャップの保
    持構造において、 保持孔には、圧入された保持突起を圧接により保持する
    圧接壁部と、保持突起の圧入方向における圧接壁部の終
    端部から保持突起に対して非接触となる空壁部と、が形
    成されており、半田加熱によって保持孔の孔径が収縮
    し、空壁部と非接触の保持突起の部分が該保持孔の孔径
    よりも相対的に太くなることで、この部分が該圧接壁部
    に対して保持突起の抜去方向で係止し、吸着キャップが
    コネクタハウジングに保持されることを特徴とする吸着
    キャップの保持構造。
  2. 【請求項2】 合成樹脂製のコネクタハウジング又は合
    成樹脂製の吸着キャップの何れか一方に形成された保持
    孔に、その他方に形成された保持突起を圧入して、吸着
    キャップを電気コネクタに保持させる吸着キャップの保
    持構造において、 保持突起が圧入状態で保持孔から突出する長さを有して
    おり、半田加熱によって保持孔の孔径が収縮し、保持孔
    から突出する保持突起の部分が該保持孔の孔径よりも相
    対的に太くなることで、この部分が該圧接壁部に対して
    保持突起の抜去方向で係止し、吸着キャップがコネクタ
    ハウジングに保持されることを特徴とする吸着キャップ
    の保持構造。
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