JP3335566B2 - 被覆用シートおよびその製造方法 - Google Patents

被覆用シートおよびその製造方法

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JP3335566B2
JP3335566B2 JP25691597A JP25691597A JP3335566B2 JP 3335566 B2 JP3335566 B2 JP 3335566B2 JP 25691597 A JP25691597 A JP 25691597A JP 25691597 A JP25691597 A JP 25691597A JP 3335566 B2 JP3335566 B2 JP 3335566B2
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顕隆 三宅
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の内装や、
オフィスオートメーション機器・家電製品等のハウジン
グや、家具、サニタリー製品、日用品、建材内装品等の
物品において、人が触ることの多い部位を被覆すること
により、上記物品に良好な耐傷つき性、優れた耐油性、
さらに良好な風合い、接触感を与える被覆用シートを得
る、被覆用シート、およびその製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自動車内装材や建築内装材等において
は、従来、基材層としてポリ塩化ビニルからなる層を用
いて構成された被覆材が使用されてきたが、ポリ塩化ビ
ニル層を含む被覆材は、製造時に複数の工程を必要と
し、リサイクルが困難である等の点から、近年エチレン
α−オレフィン共重合ゴムとポリプロピレン系樹脂、ポ
リエステル系樹脂の混合物からなり、部分的に架橋され
てなるオレフィン系熱可塑性エラストマー層を基材層と
したシートが用いられるようになって来た。
【0003】しかしながら、これは、オレフィン系熱可
塑性エラストマーの使用のために、表面の耐磨耗性が悪
く、例えば、人が触ったときに擦れ傷が付いてしまう欠
点があった。また、オレフィン系熱可塑性エラストマー
は組成物中にオイルを含むため、使用環境の温度上昇に
伴って表面がベタツキを生じたり、また炭化水素系溶剤
やオイルに侵され易いという問題があった。
【0004】また、特開平2−145331号公報に
は、オレフィン系熱可塑性エラストマーの耐溶剤性、耐
油性、耐傷つき性を改良する目的で、表面にポリアミ
ド、ポリウレタンまたはポリエステルからなるトップコ
ート層を有する成形体が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−14533
1号公報の構成では、ポリアミド、ポリウレタンまたは
ポリエステルからなるトップコート層によって表面の耐
傷つき性が改善される上に、成形体が炭化水素系溶剤や
オイルに侵され難くなるが、オイルの触れる条件によっ
てはポリウレタンでは十分な耐油効果が得られない場合
があり、また、ポリアミドやポリエステルでは耐傷つき
性が不十分であったり、シート表面の風合い、接触感が
良くない場合が多い。
【0006】本発明は、上記の点に鑑み、物品に良好な
風合い、接触感を与え、しかも耐傷つき性と耐油性に共
に優れている被覆用シート、およびその製造方法を提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による被覆用シー
トは、上記目的を達成すべく工夫されたもので、ウレタ
ン系熱可塑性エラストマーを除くウレタン系樹脂よりな
る厚み5〜100μmのトップコート層と、ポリアミド
またはポリエステルよりなる厚み5〜100μmの中
層と、接着層と、オレフィン系熱可塑性エラストマーを
主成分とする基材層とがこの順で積層されてなるシート
である。
【0008】また、本発明による被覆用シートの製造方
法は、ポリアミドまたはポリエステルよりなる中間層
と、接着層と、オレフィン系熱可塑性エラストマーを主
成分とする基材層とを共押出することにより、厚み5〜
100μmの中間層、接着層、基材層とをこの順に有す
る積層シートを得る第1工程と、得られた積層シートの
中間層表面に、ウレタン系熱可塑性エラストマーを除く
レタン系樹脂よりなる厚み5〜100μmのトップコ
ート層を設ける第2工程とからなる方法である。
【0009】本発明による被覆用シートには、さらに、
基材層表面に発泡体層が積層されていてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明による被覆用シートのトッ
プコート層を構成するウレタン系樹脂としては、ウレタ
ン系熱可塑性エラストマー以外のものであり、直鎖タイ
プ、架橋タイプ等があり、これらは特に限定されず使用
可能である。直鎖タイプのウレタン系樹脂を使用する場
合は、樹脂組成物をそのままキャスティング法、スプレ
ー法、グラビア印刷法等のコーティング法によりトップ
コート層とする方法、上記コーティング法によるコート
時に、ウレタン系樹脂を架橋させてトップコート層とす
る方法とがある。架橋タイプのウレタン系樹脂を使用す
る場合は、上記後者の方法を採用するのが好ましい。
【0011】本発明に用いられるウレタン系樹脂は、通
常、ジイソシアネート成分とジオール成分と鎖延長剤と
を反応させて得られる。上記ジイソシアネート成分とし
ては、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イ
ソホロンジイソシアネート、ビス(イソシアネートメチ
ル)シクロヘキサン等の芳香族タイプ、脂肪族タイプの
ジイソシアネート成分が、特に限定されず使用可能であ
る。被覆用シートが耐光、耐熱性を要求される場合は、
脂肪族タイプのジイソシアネート成分が好ましく用いら
れる。
【0012】上記ジオール成分としては、例えばポリエ
ステルジオール(縮合系ポリエステルジオール、ラクト
ン系ポリエステルジオール、ポリカーボネート系ジオー
ル等)、ポリエーテルジオール等が挙げられ、鎖延長剤
としては、エチレングリコール、1.4−ブタンジオー
ル、ハイドロキノンジエチロールエーテル等が挙げられ
る。但し、ウレタン系樹脂は上記材料から得られたもの
に限定されない。
【0013】これら材料を予め溶液中等で重合すること
によりトップコート層用の樹脂組成物が得られる。ま
た、上記コート時に架橋を行うことも可能である。その
場合は、上記低分子材料(ジイソシアネート成分とジオ
ール成分と鎖延長剤)や、それらを重合した高分子材料
を用い、さらに2官能イソシアネート化合物を加えたも
のを物品にコートし、その後加熱することによってトッ
プコート層を形成することができる。
【0014】さらに、コート時に架橋を行うときに少な
くとも3官能のイソシアネート架橋剤を加えることによ
り、架橋されたコート層を得ることも可能である。少な
くとも3官能のイソシアネート架橋剤の種類はシートの
用途により選択される。すなわち、シートが延伸成形等
の加工用に用いられる場合は、シートの延伸が可能な範
囲で、少なくとも3官能のイソシアネート架橋剤が添加
される。このようなイソシアネート架橋剤としては、例
えばヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレー
ト体やトリメチロールプロパン付加体等が挙げられる。
このように一部架橋されたウレタン系樹脂を用いること
により、シートの耐溶剤性等をさらに向上することがで
きる。また上記のようなイソシアネート架橋剤に加え
て、メラミン架橋剤を用いてもよい。
【0015】これらウレタン系樹脂のうち、ポリエーテ
ル系のものは耐油性に劣るため、耐油性の向上が必要な
場合は、ポリエステル系のウレタン系樹脂を用いるのが
好ましい。
【0016】トップコート層には表面の艶を消すために
樹脂微粒子および/または無機充填材が添加されてもよ
い。上記微粒子を構成する樹脂の例としては、例えば、
ポリウレタン、アクリル−ウレタン共重合体、アクリル
樹脂、ポリスチレン、スチレン−イソプレン共重合体等
が挙げられる。無機充填材としてはシリカ等が例示され
る。これら樹脂微粒子および/または無機充填材は単独
で用いても、2種以上を混ぜて用いてもよい。これらの
うち弾性を有する樹脂微粒子、例えば弾性ビーズ等の弾
性微粒子が特に好ましい。弾性微粒子の平均粒径は好ま
しくは1〜25μmの範囲である。平均粒径が1μmを
下回ると、得られたシートに十分なソフトタッチ感や艶
消し感が得られず、平均粒径が25μmを超えると、ト
ップコート層の厚みにもよるがシートの表面がザラザラ
となり感触が劣る場合がある。
【0017】トップコート層の厚みは5〜100μmで
あり、好ましくは15〜100μmである。トップコー
ト層の厚みが5μm未満であると、トップコート層によ
る耐傷つき性の向上が不十分となる。トップコート層が
厚すぎると、耐磨耗性、耐油性には好ましいが、シート
のコストが高くなり好ましくない。
【0018】本発明による被覆シートの中間層を構成す
る樹脂としては、ポリアミド、ポリエステルが好まし
い。
【0019】ポリアミドとしては、ナイロン4、ナイロ
ン6、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン66、ナ
イロン6・10、ナイロン6・12、ナイロン6T、ナ
イロンMXD6、ナイロン6・66、ナイロン6・66
・12あるいはこれらの共重合体が例示される。またハ
ードセグメントとしてポリアミド、ソフトセグメントと
してポリエステルやポリエーテルを有するポリアミド系
エラストマー等も用いられる。
【0020】ポリエステルの例としては、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレートが挙げら
れる。またハードセグメントとしてポリエステルを、ソ
フトセグメントとしてポリエステルやポリエーテルを有
するポリエステル系エラストマー等も用いられる。これ
らポリアミドエラストマーやポリエステルエラストマー
としては、エーテル成分を有しないものが好ましい。す
なわち、ポリアミドエラストマーとしては、ハードセグ
メントがポリアミド系で、ソフトセグメントがポリエス
テル系であるものが好ましく、ポリエステルエラストマ
ーとしては、ハードセグメント、ソフトセグメントとも
にポリエステル系であるものが好ましい。
【0021】中間層を構成する樹脂としては、これらポ
リアミドおよびポリエステルのうち、得られた被覆用シ
ートが延伸等の加工に付される際の加工条件に適したも
のを適宜選択する。
【0022】本発明による被覆用シートが真空成形に付
される場合は、被覆用シートの基材層を構成するオレフ
ィン系熱可塑性エラストマーの真空成形温度が100〜
160℃の範囲であるため、中間層は好ましくは融点8
0〜200℃、より好ましくは100〜180℃の樹脂
からなるものである。200℃を超える融点を持つ樹脂
を用いた場合は真空成形時の賦形性が悪くなることがあ
る。また、80℃未満の融点を持つ材料を用いた場合
は、真空成形時や被覆用シート使用時に界面で剥離が発
生し易くなる。真空成形のための中間層の材料としては
ナイロン6とナイロン12の共重合体、ナイロン6とナ
イロン66とナイロン12の共重合体、ナイロン12等
が好ましい。
【0023】中間層の厚みは5〜100μmであり、好
ましくは10〜100μmである。中間層の厚みが5μ
m未満では中間層による耐油性の向上が不十分となる。
逆に厚過ぎる場合は効果が飽和し、経済的にも不利とな
る。
【0024】接着層を構成する材料としては、基材層を
構成する樹脂に相溶する接着性のポリマーが用いられ
る。このようなポリマーとしては、例えばオレフィン系
の材料を変性することにより得られた、水酸基、アミド
基、エポキシ基、カルボン酸基、カルボン酸エステル基
等の官能基を有するポリマーが好ましい。例えば、酸変
性されたSBS(スチレン−ブタジエン−スチレン共重
合体)、酸変性されたSEBS(スチレン−エチレン−
ブチレン−スチレン共重合体)、酸変性されたポリプロ
ピレン、酸変性されたポリエチレン等が挙げられる。酸
変性は一般的には無水マレイン酸、フマル酸、イタコン
酸、テトラヒドロ無水フタル酸等により行われる。ま
た、カルボン酸の量としては、ポリマーの酸価が1〜3
0mgKOH/gとなる量が好ましい。
【0025】接着層の厚みは好ましくは6μm以上であ
る。接着層の厚みが6μm未満であると、初期およびシ
ート延伸成形後に中間層との密着が不十分になり、トッ
プコート層、中間層による耐磨耗性の向上、耐油性の向
上が不十分となることがある。上限は任意に設定できる
が50μm以下で十分である。
【0026】また、トップコート層と中間層の密着が不
十分な場合は、トップコート層と中間層の間に接着層を
設けることが好ましい。この接着層は基材層と中間層と
の接着に用いられる接着層と同一である必要はない。
【0027】基材層の樹脂としては、オレフィン系熱可
塑性エラストマーが用いられる。
【0028】オレフィン系熱可塑性エラストマーの例と
しては、ハードセグメントとしてポリプロピレンを、ソ
フトセグメントとしてエチレンを持つものや、エチレン
と共に少量のジエン成分を持つもの(順にEPMすなわ
ちエチレン−プロピレン−メチレン結合、EPDMすな
わちエチレン−プロピレン−ジエン−メチレン結合、こ
れらを総称してEPRすなわちエチレン−プロピレンゴ
ムと呼ばれる)、これらをブレンドして得られたもの
や、これらにさらに有機過酸化物を添加することにより
部分架橋したものや、不飽和ヒドロキシ単量体、不飽和
カルボン酸の誘導体でグラフト変性したもの、ブチルゴ
ムグラフトポリエチレン等が挙げられる。また、リアク
タータイプのTPOやメタロセン触媒を用いて重合され
たものも使用可能である。
【0029】基材層は1層に限らず、複数層を積層した
ものでもよい。基材層の厚みは好ましくは50〜100
0μmである。
【0030】本発明による被覆用シートは、基材層にお
いて接着層が積層されている面の反対の面にさらに発泡
体層が積層されているものでもよい。発泡体層の材質は
特に限定されないが、基材層であるオレフィン系熱可塑
性エラストマーと接着が容易であるポリオレフィン系樹
脂の発泡体が特に好ましい。発泡体層と基材層を共にオ
レフィン系ポリマーで構成することにより、シート押出
時に発泡体層を熱融着するような積層方法が可能となる
ので、この材料の選択は特に好ましい。このように基材
層に発泡体層を積層することにより、シートにクッショ
ン性が与えられる。また、発泡体層を構成する材料は、
発泡性向上の点から部分的に架橋したものが好ましい。
【0031】発泡体の発泡倍率は好ましくは5〜50倍
程度、より好ましくは10〜40倍である。発泡倍率が
低過ぎると、シートへのクッション性の付与が少なく、
高過ぎると、シートの強度が低下し、真空成形等の延伸
成形時に発泡体層が破断したり、発泡セルが潰れ易くな
る。
【0032】本発明による被覆用シートには、さらに必
要に応じて、顔料、染料等の着色剤、酸化防止剤、紫外
線吸収剤、紫外線安定剤(例えば、ヒンダードアミン)
等の添加剤を加えることができる。
【0033】また、本発明による被覆用シートに種々の
機能をもたせるために各種機能性付与剤を添加すること
もできる。機能性付与剤としては、導電性材料、結露防
止剤、フォトクロミック化合物、防菌防カビ剤、帯電防
止剤等が挙げられる。
【0034】さらに上記シートに意匠性を付与するため
印刷等で模様付けを行うことも好ましい。模様は例えば
木目調、石模様、ツートンカラー、革模様等であってよ
い。印刷方法は例えばグラビア印刷、コーターを用いる
方法等であってよい。印刷はトップコート層と中間層の
間、例えば中間層のトップコート層側表面に設けられる
のが好ましい。またシート表面には革シボ等のシボ加工
が施されてもよい。
【0035】本発明による被覆用シートの製造方法は、
特に限定されないが、例えば下記の方法がある。
【0036】1) まず、第1工程で、中間層、接着層
および基材層をそれぞれ構成するための3種の組成物を
共押出することにより積層シートを得る。ついで、第2
工程で、得られた積層シートの中間層表面にグラビア印
刷法、コーター法、スプレー法等によりトップコート層
を設ける。被覆シートが発泡体層を有する場合は下記の
2つの方法がある。
【0037】方法1;上記3種の組成物の共押出後、溶
融状態にある基材層側に発泡体層をラミネートする方法
(押出ラミネート)。この時、ラミネート用ロールとし
て表面にエンボスを設けたロールを用い、ラミネートと
同時に積層シート層にシボ加工を施してもよい。
【0038】方法2;上記3種の組成物の共押出により
積層シートを得た後、この積層シートを再加熱し、加熱
された発泡体層と積層する方法。この場合は、発泡体層
および/または積層シートの基材層側に、予めホットメ
ルト接着剤等の接着剤を層状に塗布する場合もある。
【0039】上記方法1、方法2の場合ともに、トップ
コート層が設けられる時期、またはシボ加工が施される
時期は、発泡体層を積層する前でも後でも構わない。
【0040】共押出の方法としては、フィードブロック
法、マルチマニホールド法、フィードブロックとマルチ
マニホールドの複合、マルチスロットルダイ法等の方法
が適宜採用される。
【0041】2) 中間層、接着層および基材層をそれ
ぞれ構成するための3種の組成物を共押出し、積層シー
トを得る。その後、別途用意したトップコート層の片面
に上記積層シートをその中間層がトップコート層側にな
るように配して、トップコート層と積層シートを1対の
ロール間で圧着する方法。シートが発泡体層を有する場
合は、発泡体層を基材層側に配して全体を1対のロール
間で圧着する。これらの圧着は、基材層を得るのと同時
に行ってもよい。
【0042】3) 接着層および基材層をそれぞれ構成
するための2種の組成物を共押出し、積層シートAを得
る。その後、別途用意したトップコート層と中間層を有
する積層シートBと上記積層シートAとを接着層と中間
層が接するように1対のロール間で圧着する方法。シー
トが発泡体層を有する場合は、発泡体層を基材層側に配
して全体を1対のロール間で圧着する。これらの圧着
は、上記積層シートAを得るのと同時に行ってもよい。
【0043】4) トップコート層、中間層および接着
層を有する積層シートを得る。別途用意した基材層と上
記積層シートとを接着層と基材層が接するように1対の
ロール間で圧着する方法。シートが発泡体層を有する場
合は発泡体層を基材層側に配して全体を1対のロール間
で圧着する。これらの圧着は、基材層を得るのと同時に
行ってもよい。
【0044】これら1)〜4)の方法のうち、1)の方
法が簡略かつ密着性良好に被覆用シートを製造できるの
で、最も好ましい。
【0045】本発明による被覆用シートは例えば次のよ
うに成形加工される。
【0046】1) 被覆用シートをそのトップコート層
が、得られる成形品の表面となるように予め金型内に配
置しておき、成形品本体を構成するための樹脂を金型内
に導入して射出成形やスタンピング成形によって成形品
本体を成形すると同時にシートを成形品本体表面に貼付
する。ここで、スタンピング成形の場合は金型に成形品
用樹脂を導入した後に金型を閉じ、射出成形の場合は金
型を閉じた後、成形品用樹脂を導入する。成形品本体と
被覆用シートとの密着が悪い場合には、被覆用シートの
発泡体層側に接着層が設けられる。
【0047】2) 被覆用シートを予め熱成形により予
備成形し、この予備成形品をトップコート層が、得られ
る成形品の表面になるように金型内に配置しておき、成
形品本体を構成するための樹脂を金型内に導入して射出
成形やスタンピング成形によって成形品本体を成形する
と同時にシートを成形品本体表面に貼付する。
【0048】3) 被覆用シートを熱成形により成形し
た後、これに一体的に成形品を成形する。熱成形とは、
加熱後、真空成形や空圧成形やプレス成形を行う方法で
ある。被覆用シートは樹脂等からなる成形品に貼付され
る場合もある。この場合は、被覆用シートの発泡体層側
および/または成形品の表面に接着層が設けられるのが
一般的である。真空成形としては一般に雄引き成形、雌
引き成形があり、いずれの方法も適用できる。
【0049】成形品本体を構成するための樹脂は、成形
品を得るのに通常用いられる材料であればよい。例え
ば、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン
共重合体)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化
ビニル、ポリスチレン、ポリカーボネート、アクリル樹
脂、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンサルファイ
ド、ナイロンや、上記のような熱可塑性エラストマー、
さらに、これらの材料にガラス繊維や無機充填材、有機
繊維等を含ませたもの等が挙げられる。
【0050】本発明による被覆用シートは、製品表面に
良好な耐傷つき性と良好な感触を与えることができるの
で、人が触れ易い物品ないしはその部位に好適に適用す
ることができる。
【0051】すなわち、例えば、ドアパネル、インスツ
ルメントパネル、ハンドル、ギヤーレバーノブ、ドアノ
ブ、各種スイッチ等の自動車の内装部材、携帯用製品
(電話、カセットテープレコーダー、コンパクトディス
ク、テレビ等)、冷蔵庫、テレビ等の家電製品類のハウ
ジング、スイッチ等、パーソナルコンピュータ、プリン
タ、キーボード等のオフィスオートメーション製品類の
ハウジング、洋式便器の腰掛け部、風呂桶、椅子、マッ
ト、棚等のサニタリー製品や浴室製品、バット、ラケッ
ト、クラブ等のグリップ等のスポーツ用品、ケース、容
器等の日用品、武具製品のハウジング、その他、ベン
チ、椅子、台、ソファー等に用いることができる。
【0052】
【作用】本発明は上記の如く構成されているので、物品
に良好な風合い、接触感を与え、しかも耐傷つき性と耐
油性に共に優れている被覆用シートが提供される。
【0053】
【実施例】以下に、本発明を、実施例と比較例とを対比
させつつ詳細に説明する。なお、以下において、「部」
とは固形分での重量部を意味する。
【0054】実施例1 a)トップコート層材料 ウレタン系樹脂(日本ポリウレタン社製、ニッポラン5
120、固形分30%、ポリエステル系)100部と、
弾性ビーズ(大日本インキ社製、バーノックCFB10
1−40(クリアー)、ウレタン系樹脂の弾性ビーズ、
平均粒径8μm)90部とからなる。
【0055】b)中間層材料 ナイロン12(ダイセルヒュルス社製、ダイアミドL2
140W、融点178℃)。
【0056】c)接着層材料 酸変性ポリオレフィン(三井石油化学社製、アドマーQ
F500)。
【0057】d)基材層材料 熱可塑性オレフィンエラストマー(1) (三井石油化学社
製、ミラストマー8030)40部と、熱可塑性オレフ
ィンエラストマー(2) (三井石油化学社製、ミラストマ
ー5030)40部と、直鎖状低密度ポリエチレン(三
井石油化学社製、ウルトゼックス2021L)10部
と、ポリプロピレン(三井石油化学社製、F650)1
0部とをペレットブレンドしたもの。
【0058】上記b)、c)、d)の3種の材料をそれ
ぞれ押出機(図示省略)から、図1に示すように、フィ
ードブロックタイプのTダイ3 を備えた3層共押出装置
1 (プラスチック工学研究所社製)の直径40mmの樹
脂導入管21、直径40mmの樹脂導入管22、直径50m
mの樹脂導入管23へ導入し、共押出した。得られた3層
積層シート4 をTダイ3 から下向きに取出した。3層共
押出装置1 へ導入した各樹脂材料の温度は材料b):2
10℃、材料c):200℃、材料d):220℃であ
り、Tダイの温度は190℃であった。
【0059】Tダイ3 から出た積層シート4 を空冷しつ
つ金型リップの真下約15cmの位置で表面シボ付きの
冷却引取ロール5 で引取ると共に、別途用意した発泡ポ
リプロピレンシート6 (発泡倍率25倍、厚み2mm)
を、冷却引取ロール5 とラミネートロール7 の間に導入
して発泡シート6 と積層シート4 を挟圧し、発泡体シー
ト6 を積層シート4 の基材層に圧着してなる発泡体層付
き積層シート8 を得た。
【0060】この発泡体層付き積層シートの中間層表面
に、上記a)の材料からなるトップコート層をコンマコ
ーターにより積層した後、80℃で20分乾燥させた。
【0061】こうしてトップコート層、中間層、接着
層、基材層からなり、かつ発泡体層を有する被覆用シー
トを得た。同シートの各層の厚みはそれぞれトップコー
ト層:20μm、中間層:7μm、接着層:10μm、
基材層:355μmであった。このシートを被覆用シー
ト(1) とする。
【0062】実施例2 中間層材料をナイロン6−12(宇部興産社製、712
8、融点136℃)に代え、中間層の厚みを15μmと
し、押出温度を適宜変更した以外は被覆用シート(1) の
製造と同様にして被覆用シート(2) を得た。
【0063】実施例3 積層シートに発泡ポリプロピレンシートを積層しなかっ
たこと以外は被覆用シート(2) の製造と同様にして被覆
用シート(3) を得た。
【0064】実施例4 中間層の厚みを7μmとした以外は被覆用シート(2) の
製造と同様にして被覆用シート(4) を得た。
【0065】実施例5 中間層の厚みを25μmとした以外は被覆用シート(2)
の製造と同様にして被覆用シート(5) を得た。
【0066】実施例6 トップコート層の厚みを15μmとした以外は被覆用シ
ート(2) の製造と同様にして被覆用シート(6) を得た。
【0067】実施例7 トップコート層の厚みを8μmとした以外は被覆用シー
ト(2) の製造と同様にして被覆用シート(7) を得た。
【0068】実施例8 トップコート層の材料のうちウレタン系樹脂を下記の混
合物に代えた以外は被覆用シート(2) の製造と同様にし
て被覆用シート(8) を得た。
【0069】ウレタン系樹脂(日本ポリウレタン社製、
ニッポラン5037、固形分45%)100部と、弾性
ビーズ(日本触媒化学社製、EBS100、アクリル−
ウレタンの弾性ビーズ、平均粒径10μm)90部と、
イソシアネート(日本ポリウレタン社製、コロネートH
L、ヘキサメチレンジイソシアネートのトリメチロール
プロパン付加体タイプ、固形分75%、NCO%=1
2.5%)10部と、硬化触媒(ジブチルジラウレー
ト)0.5部とからなる混合物。
【0070】実施例9 中間層の材料をポリエステル系熱可塑性エラストマー
(東洋紡績社製、S1001−04、ソフトセグメント
として脂肪族ポリエステルを有する、融点200℃)に
代えた以外は被覆用シート(2) の製造と同様にして被覆
用シート(9) を得た。
【0071】実施例10 中間層の材料をナイロン6とナイロン12の共重合体
(宇部興産社製、7028、融点160℃)に代えた以
外は被覆用シート(2) の製造と同様にして被覆用シート
(10)を得た。
【0072】実施例11 中間層の材料をナイロン6とナイロン66とナイロン1
2の共重合体(宇部興産社製、6031G、融点110
℃)に代えた以外は被覆用シート(2) の製造と同様にし
て被覆用シート(11)を得た。
【0073】実施例12 中間層の材料をナイロン6とナイロン66とナイロン1
2の共重合体(宇部興産社製、6025G、融点85
℃)に代えた以外は被覆用シート(2) の製造と同様にし
て被覆用シート(12)を得た。
【0074】実施例13 中間層の材料をポリアミド系エラストマー(ダイセルヒ
ュルス社製、ダイアミドPAE E62、ソフトセグメ
ントとしてポリエーテルを有する融点173℃)に代
え、厚みを25μmとした以外は被覆用シート(2) の製
造と同様にして被覆用シート(13)を得た。
【0075】比較例1 トップコート層の厚みを3μmとした以外は被覆用シー
ト(2) の製造と同様にして被覆用シート(14)を得た。
【0076】比較例2 中間層の厚みを3μmとした以外は被覆用シート(2) の
製造と同様にして被覆用シート(15)を得た。
【0077】実施例14 中間層の材料をナイロン6(三菱化成社製、ノバミッド
1020、融点225℃)に代え、厚みを7μmとした
以外は被覆用シート(13)の製造と同様にして被覆用シー
ト(16)を得た。
【0078】比較例3 トップコート層を形成せず、中間層の厚みを25μmと
した以外は被覆用シート(2) の製造と同様にして被覆用
シート(17)を得た。
【0079】比較例4 トップコート層および中間層を形成しなかった以外は被
覆用シート(2) の製造と同様にして被覆用シート(18)を
得た。
【0080】比較例5 中間層を形成しなかった以外は被覆用シート(7) の製造
と同様にして被覆用シート(19)を得た。
【0081】評価試験 実施例および比較例で得られた被覆用シートを対象にし
て、下記の項目a)〜e)について評価試験を行った。
その結果を表1〜4に示す。
【0082】a)各層の厚み;光学顕微鏡で各層の断面
を観察し、測定した。 b)耐傷つき性;JIS L 0823の学振型摩擦試
験機を使用し、JISL 0803の綿3号を用い、こ
れを荷重500gで30回/分で100往復させ、耐磨
耗性試験を行った。往復後のシートの外観を観察し下記
の基準で耐傷つき性を評価した。
【0083】傷つき性の評価基準; 5:外観変化が全く認められない 4:わずかに外観変化が認められるが目立たない 3:外観変化がわずかであるが、明らかに認められる 2:外観変化がやや著しい 1:外観変化がかなり著しい
【0084】c)耐油性;JIS K 6258の3号
油を浸した綿をシート上に載せた状態で110℃のオー
ブンに72時間放置した後、上記耐磨耗性試験を行っ
た。評価基準は上記と同じである。
【0085】d)真空成形賦形性;遠赤ヒーターにより
シートのトップコート層を120℃、発泡体層を140
℃にそれぞれ加熱し、図2に示すように、内径300m
m、内部高さ120mmの円形凹所9 の底部に複数の真
空孔10を有する真空成形型11を用いて、真空成形を行っ
た。成形後のシートのコーナー部の曲率半径を求め、下
記基準で真空成形の賦形性を評価した。
【0086】賦形性の評価基準; 5:シートのコーナー部の曲率半径が型のコーナー部の
曲率半径の+10%以内である。
【0087】4:シートのコーナー部の曲率半径が型の
コーナー部の曲率半径の+20%以内である。
【0088】3:シートのコーナー部の曲率半径が型の
コーナー部の曲率半径の+30%以内である。
【0089】2:シートのコーナー部の曲率半径が型の
コーナー部の曲率半径の+50%以内である。
【0090】1:全く賦形できない
【0091】e)加熱シボ保持性;遠赤ヒーターにより
シートのトップコート層を120℃、発泡体層を140
℃にそれぞれ加熱し、加熱後のシボの残存率を下記の式
で求めた。
【0092】残存率=成形後シボ深さ/初期シボ深さ×
100
【0093】加熱後のシボの残存率により下記基準で加
熱シボ保持性を評価した。
【0094】加熱シボ保持性の評価基準; 5:残存率40%以上 3:残存率30%以上 1:残存率30%未満
【0095】実施例で得られた被覆用シートは比較例の
ものに比べいずれの項目においても良好な結果を示し
た。
【0096】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【0097】
【発明の効果】本発明による被覆用シートは、これによ
って物品を被覆することによって、物品に良好な風合
い、接触感を与えることができ、しかも耐傷つき性と耐
油性に共に優れたものである。したがって、この被覆用
シートは、人が触る物品ないしは部位や、オイルが触れ
る物品ないしは部位に好適に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による被覆用シートの製造方法を実施
する共押出装置の例を示す概略図である。
【図2】 被覆用シートを成形するのに用いる真空成形
用金型の例を示す垂直断面概略図である。
【符号の説明】
1 :3層共押出装置 21、22、23:樹脂導入管 3 :Tダイ 4 :積層シート 5 :冷却引取ロール 6 :発泡ポリプロピレンシート 7 :ラミネートロール 8 :発泡体層付き積層シート 9 :円形凹所 10:真空孔 11:真空成形型
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−77903(JP,A) 特開 平2−214650(JP,A) 特開 平8−118575(JP,A) 実開 昭58−131993(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウレタン系熱可塑性エラストマーを除く
    レタン系樹脂よりなる厚み5〜100μmのトップコ
    ート層と、ポリアミドまたはポリエステルよりなる厚み
    5〜100μmの中間層と、接着層と、オレフィン系熱
    可塑性エラストマーを主成分とする基材層とがこの順で
    積層されてなる被覆用シート。
  2. 【請求項2】 ポリアミドまたはポリエステルよりなる
    中間層と、接着層と、オレフィン系熱可塑性エラストマ
    ーを主成分とする基材層とを共押出することにより、厚
    み5〜100μmの中間層、接着層、基材層とをこの順
    に有する積層シートを得る第1工程と、得られた積層シ
    ートの中間層表面に、ウレタン系熱可塑性エラストマー
    を除くウレタン系樹脂よりなる厚み5〜100μmのト
    ップコート層を設ける第2工程とからなる被覆用シート
    の製造方法。
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