JP3335150B2 - 基板並べ替え装置及び該装置を備えた基板処理装置並びに基板並べ替え方法 - Google Patents

基板並べ替え装置及び該装置を備えた基板処理装置並びに基板並べ替え方法

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JP3335150B2
JP3335150B2 JP26871599A JP26871599A JP3335150B2 JP 3335150 B2 JP3335150 B2 JP 3335150B2 JP 26871599 A JP26871599 A JP 26871599A JP 26871599 A JP26871599 A JP 26871599A JP 3335150 B2 JP3335150 B2 JP 3335150B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の基板(液晶
用ガラス基板、半導体ウエハ等)のフェイス面(鏡面)
同士又はバック面同士を対向させた配列に変換する基板
並べ替え装置及び該装置を備えた基板処理装置並びに基
板並べ替え方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の基板表面に薄膜を形成させ
るCVD装置や洗浄液等の処理液を貯留した処理槽に複
数の基板を浸漬して基板に処理を行う基板処理装置は、
複数の基板を素子パターンが形成されるフェイス面同
士、又はフェイス面の裏側であるバック面同士を対向さ
せて互いにその面が揃うように整列させることが行われ
る。
【0003】従来の基板処理装置の基板並べ換え装置と
しては、例えば特開平2−184045号がある。図1
2は、この従来の基板並べ換え装置の側面図である。図
12に示すように、ウエハ押上回転装置160の押上板
162は、キャリア120内に収容された基板Wを押し
上げて保持する。押上板162上の基板Wは、チャック
装置140のチャック148によって1枚置きに把持さ
れる。そして、チャック148を上昇させて基板Wの間
から1枚置きに抜き取る。その後、チャック装置140
がレール150上をY軸方向に移動することによりチャ
ック148も基板Wの並び方向であるY軸方向に移動し
てキャリア120の上方から退避する。
【0004】次に、押上板162上に残された基板W
は、押上板162が180度回転することによってフェ
イス面が向いていた方向にバック面が向くように回転す
る。そして、チャック装置140は、前述の移動方向と
は逆方向に移動することによって、基板Wを把持したチ
ャック148をキャリア120上方に移動させた後降下
させる。更に、押上板162が上昇することで押上板1
62上に保持された複数の基板Wの隙間にチャック14
8によって把持された基板Wが挿入される。その後、チ
ャック148を開いて把持していた基板Wを押上板16
2上に保持することによってフェイス面同士又はバック
面同士が対向した状態で基板Wを整列させることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の基板並べ換え装
置は、チャック148が押上板162上に保持された基
板Wを1枚置きに把持する際、又はチャック148が把
持した基板Wを押上板162上の複数の基板Wの隙間に
挿入する際に、それらの基板Wの並び方向にチャック1
48を移動させて適切な位置にチャック148が位置す
るように位置決めを行っている。
【0006】しかしながら、この位置決め精度が低いと
チャック148が基板Wを把持し損ねたり、チャック1
48に把持された基板Wと押上板162上に保持された
基板Wとが接触するなどして基板Wを破損する恐れもあ
る。
【0007】本発明は、従来のようなチャックを用いる
ことなく確実に基板を保持することが可能であって、基
板を破損させることがなく複数の基板のフェイス面(鏡
面)同士又はバック面同士を対向させた配列に変換する
ことが可能な基板並べ替え装置及び該装置を備えた基板
処理装置並びに基板並べ替え方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による基板並べ替
え装置は、複数のカセット内に収容された複数の基板の
一部の向きを反転させて基板のフェイス面同士又はフェ
イス面の裏側であるバック面同士を対向させた配列に並
べ換える基板並べ換え装置であって、前記基板並べ換え
装置は、昇降機構と、水平方向に移動可能で略U字状で
なり、先端部の左右対称な位置に前記基板を複数載置可
能に保持する基板保持部材が装着されて該基板保持部材
の保持溝と保持溝との間に基板1枚分を通過可能な溝が
形成されている可動ベースを有する水平移動機構とを有
する基板保持手段と、前記カセットの保持溝のピッチと
異なるピッチで保持可能な溝を有する第1の押上部材、
該第1の押上部材と同一の構成でなる第2の押上部材
と、前記第1の押上部材及び第2の押上部材をそれぞれ
支持する支持アームと、該支持アームを昇降する駆動手
段と、前記支持アームを拡開及び縮閉する拡開縮閉手段
とを有する基板昇降手段と、前記第1の押上部材及び前
記第2の押上部材を夫々回転可能な回転機構を有する基
板押上回転手段とを備え、前記拡開縮閉手段は、架台に
取付固定されたモータと、該モータの出力軸に取り付け
られた連結板と、該連結板の両端に一端が結合されてな
る略コ字状の駆動板を有し、該駆動板の他端はそれぞれ
前記支持アームと摺動可能に連結されてなり、前記連結
板の回転作用により前記駆動板が拡開又は縮閉して前記
支持アームが第1の位置と第2の位置に移動位置決め可
能である。
【0009】本発明による基板処理装置は、前記基板並
べ換え装置を有する第1の基板並び替え部及び第2の基
板並べ換え部と、 受台上に載置された複数の基板が収
容されたカセットを搬送するカセット搬送手段と、カセ
ット内に収納された基板を揃えて正規の位置に位置決め
を行う基板揃え手段と、基板を搬送する基板搬送手段
と、前記基板搬送手段により搬送された基板を洗浄処理
する複数の洗浄槽と、前記洗浄槽により洗浄処理された
基板を乾燥する乾燥手段とを備え、前記第1の基板並び
替え部により前記洗浄槽により洗浄処理される前の基板
をフェースツーフェースの配列に並べ換え、第2の基板
並べ換え部により前記洗浄槽により洗浄処理された後の
基板をフェースツーバックの配列に並べ換えるものであ
る。
【0010】本発明による基板並べ替え方法は、複数の
カセット内に収容された複数の基板の一部の向きを反転
させて基板のフェイス面同士又はフェイス面の裏側であ
るバック面同士を対向させた配列に並べ換える基板並べ
換え方法であって、昇降機構と、水平方向に移動可能で
略U字状で先端部の左右対称な位置に前記基板を複数載
置可能に保持する基板保持部材が装着されて該基板保持
部材の保持溝と保持溝との間に基板1枚分を通過可能な
溝が形成されて成る可動ベースを有する水平移動機構を
有する基板保持手段を前記昇降機構により昇降させ、
記カセットの保持溝のピッチと異なるピッチで保持可能
な溝を有する第1の押上部材、該第1の押上部材と同一
の構成でなる第2の押上部材と、前記第1の押上部材及
び第2の押上部材をそれぞれ支持する支持アームと、該
支持アームを昇降する駆動手段と、架台に取付固定され
たモータと、該モータの出力軸に取り付けられた連結板
と、該連結板の両端に一端が結合されてなる略コ字状の
駆動板を有し、該駆動板の他端はそれぞれ前記支持アー
ムと摺動可能に連結され、前記連結板の回転作用により
前記駆動板が拡開及び縮閉して前記支持アームが拡開又
は縮閉して第1の位置と第2の位置とに移動位置決め可
能な拡開縮閉手段とを有する基板昇降手段と、前記第1
の押上部材及び前記第2の押上部材を夫々回転可能な回
転機構を有する基板押上回転手段とを備え、前記第1の
押上部材及び第2の押上部材は、前記カセットに収容さ
れた複数の基板を受け取って所定の位置まで移動した
後、前記第1の押上部材(又は第2の押上部材)に載置
されている基板を前記基板保持手段の可動ベースが前記
第1の押上部材(又は第2の押上部材)と基板の外周下
縁部との間に進入上昇して載置保持した状態で、第2の
押上部材(又は第1の押上部材)上に保持されている複
数の基板を回転させ、前記基板保持手段は前記第2の押
上部材の上方まで移動し、前記拡開縮閉手段により前記
支持アームを第1の位置又は第2の位置に移動位置決め
してから下降して第2の押上部材上の基板間に前記基板
を挿入して載置するものである。
【0011】複数のカセット内に収容された複数の基板
の一部の向きを反転させて基板のフェイス面同士又はフ
ェイス面の裏側であるバック面同士を対向させた配列に
並べ換える基板並べ換え方法であって、昇降機構と、水
平方向に移動可能で略U字状で先端部の左右対称な位置
に前記基板を複数載置可能に保持する基板保持部材が装
着されて該基板保持部材の保持溝と保持溝との間に基板
1枚分を通過可能な溝が形成されて成る可動ベースを有
する水平移動機構を有する基板保持手段を前記昇降機構
により昇降させ、前記カセットの保持溝のピッチと異な
るピッチで保持可能な溝を有する第1の押上部材、該第
1の押上部材と同一の構成でなる第2の押上部材と、前
記第1の押上部材及び第2の押上部材をそれぞれ支持す
る支持アームと、該支持アームを昇降する駆動手段と、
架台に取付固定されたモータと、該モータの出力軸に取
り付けられた連結板と、該連結板の両端に一端が結合さ
れてなる略コ字状の駆動板を有し、該駆動板の他端はそ
れぞれ前記支持アームと摺動可能に連結され、前記連結
板の回転作用により前記駆動板が拡開及び縮閉して前記
支持アームが拡開又は縮閉して第1の位置と第2の位置
とに移動位置決め可能な拡開縮閉手段とを有する基板昇
降手段と、前記第1の押上部材及び前記第2の押上部材
を夫々回転可能な回転機構を有する基板押上回転手段と
を備え、前記第1の押上部材及び第2の押上部材は、前
記カセットに収容された複数の基板を受け取って所定の
位置まで移動した後、前記第1の押上部材及び第2の押
上部材に載置されている基板を前記基板保持手段の可動
ベースが前記第1の押上部材(又は第2の押上部材)と
基板の外周下縁部との間に進入上昇して載置保持して退
避した状態で、第1の押上部材及び第2の押上部材上に
保持されている複数の基板を回転させ、前記基板保持手
段は前記第1の押上部材及び第2の押上部材の上方まで
移動してから下降して前記第1の押上部材及び第2の押
上部材上の基板間に前記基板を挿入して載置するもので
ある。
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明によ
基板並べ替え装置及び該装置を備えた基板処理装置並
びに基板並べ替え方法の実施の形態について説明する。
なお、以下には、基板並べ換え装置を備えた基板処理装
置としての基板自動洗浄装置について説明する。図1
は、基板処理装置としての基板自動洗浄装置の構成の概
略を示す平面図である。
【0014】図1に示すように、基板自動洗浄装置1
は、平面が略長方形状となっており、左下部にウエハな
どの基板Wが複数枚収納されたカセット15及びカセッ
ト16が図示せぬ受台上に載置される。カセット15及
びカセット16には夫々25枚づつの基板Wが収納され
ている。カセット15及びカセット16は、カセット搬
送手段としてのカセット搬送機2によりカセットを1台
づつ上方のO/F(Orientation Flat)揃え手段6に載置
位置決めする。前記カセット搬送機2は、カセット15
及びカセット16のカセットを夫々保持して移動するも
のであって、昇降動作、水平動作が可能なものとなって
いる。
【0015】前記O/F(Orientation Flat)揃え手段6
は、カセット15及びカセット16内に収納された基板
WのO/F(Orientation Flat)を揃えて正規の位置(基
準面)に位置決めを行うものである。けだし、基板W、
すなわちウエハの形状は真円ではなく基準面となる辺が
形成されているからであり、この基準面を揃えることに
よってパターン面を容易に一致させることができる。ま
た、前記O/F揃え手段6に代えて出願人の提出に係る
特開平10−4133号公報に記載の発明「ノッチ付き
ウエハ整列装置」を使用することもできる。前記O/F
揃え手段6、ノッチ付きウエハ整列装置を基板揃えd手
段とも称する。
【0016】また、カセット15及びカセット16の基
板Wを保持する保持溝(図示せず)は、1P(ピッ
チ)、すなわち6.35mmとなっている。
【0017】前記O/F(Orientation Flat)揃え手段6
によるカセット15及びカセット16内に収納された基
板WのO/Fが揃えられると、後述する基板並べ換え装
置11により複数の基板Wをフェースツーバック(face
to back)の配列からフェースツーフェース(face to fac
e)の配列に並べ換える。すなわち、隣り合う基板Wの対
向するフェース面(鏡面)同士が向かい合っている状態
となる。
【0018】そして、基板並べ換え装置11の基板押上
回転手段31は、前述した複数の基板Wをフェースツー
フェース(face to face)の配列に並べ換えた段階でウエ
ハ搬送手段(又は基板搬送手段とも称する)としてのウ
エハ搬送機3は前記基板押上回転手段31上の基板W
(カセット15,カセット16は空の状態となる)を図
1に矢印で示すA方向に搬送して処理槽である夫々の洗
浄槽4,4,4で所定の洗浄作業を行い、後段の乾燥手
段としてのスピンドライヤー(S/D)5で所定の乾燥
作業を行う。前記ウエハ搬送機3は、前述したカセット
搬送機2と同様に昇降動作、水平動作が可能なものとな
っている。なお、図1に示すように、入口側となる基板
並べ換え装置11を第1の基板並べ換え部11Aで示
し、出口側となる基板並べ換え装置11を第2の基板並
べ換え部11Bで示す。
【0019】しかして、基板並べ換え装置11の基板押
上回転手段31上の空のカセット15及びカセット16
は、カセット搬送機2により図1に示す矢印B方向に搬
送された後、ベルトコンベア等からなる図示せぬ搬送手
段により図1に示す矢印A方向に搬送されて空のカセッ
ト15及びカセット16はP1の位置から出口側となる
空カセット待機位置P2まで搬送される。
【0020】次に、空のカセット15及びカセット16
は、出口側(OUT)となるカセット搬送機2によりカ
セット受台7まで移送されて載置される。次に、前記カ
セット受台7からカセット搬送機2により受け取られた
空のカセット15及びカセット16は、基板並べ換え装
置11の基板押上回転手段31に移送される。なお、本
発明による基板自動洗浄装置は、空のカセット15及び
カセット16がカセット受台7に一旦移送される構成と
なっているが、基板押上回転手段31に直接移送される
構成であってもよい。
【0021】前記基板押上回転手段31上の空のカセッ
ト15及びカセット16は、洗浄処理作業を行っている
ウエハ搬送機3により搬送されて洗浄槽4,4,4及び
スピンドライヤー5による洗浄作業が行われた基板Wを
収納する。
【0022】そして、基板押上回転手段31を含む基板
並べ換え装置11は、後述するように、逆の動作を行っ
てフェースツーフェース(face to face)の配列に並べ換
えられている複数の基板Wをフェースツーバック(face
to back)の配列に並べ換える。
【0023】図2は、基板並べ換え装置を正面からみた
図、図3は、基板保持手段の一部断面を含む図である。
【0024】図2に示すように、この基板並べ換え装置
11は、架台12内に固定されている基板保持手段21
と基板押上回転手段31とを有している。
【0025】基板保持手段21は、図2に示すように、
架台31に取付固定されており、昇降機構22と、昇降
機構22と直交する方向、すなわち図3に示すX方向に
移動可能な水平移動機構23とを有している。
【0026】図2及び図3に示すように、昇降機構22
は、駆動手段としてのパルスモータ22aと、このパル
スモータ22aの出力軸にカップリング等(図示せず)
を介して取り付けられたボールねじ22b(図3に図
示)と、該ボールねじ22bと螺合結合してなるナット
(図示せず)と、前記ボールねじ22bの両側に長手方
向に沿って平行に配設されたトラックレール及び摺動台
からなるリニアガイド22c(22c1及び22c2
と、該リニアガイド22c(22c1及び22c2)に取
付固定された可動枠22d(二点鎖線で図示している)
とからなる。
【0027】図3に示すように、昇降機構22のパルス
モータ22aの出力軸が回転するとボールねじ22bも
一体に回転して該ボールねじ22bのボールを介して螺
合結合してなるナットが矢印Z方向の何れかに移動する
(本実施例の図3に図示の場合には上方に移動すること
とする)。そして、前記ナットと結合してなる可動枠2
2dがリニアガイド22c(22c1及び22c2)に案
内されて矢印Z方向に移動して水平移動機構23を図3
に示す2点鎖線で示す位置まで上昇移動させる。
【0028】次に、水平移動機構23について説明す
る。
【0029】図2乃至図5に示すように、水平移動機構
23は、前記可動枠22dの上方の端部に片持状に固定
されたベース23a(図4に図示)と、該ベース23a
の片側に取付固定された断面略L字状の取付固定部材2
3bと、この取付固定部材23bに配設された駆動手段
としてのパルスモータ23cと、このパルスモータ23
cの出力軸にカップリング等(図示せず)を介して取り
付けられたボールねじ23dと、該ボールねじ23dと
螺合結合してなるナット(図示せず)と、前記ボールね
じ23dの長手方向に沿って平行に配設されたトラック
レール及び該トラックレールに摺動可能な摺動台とから
なるリニアガイド23e1及び23e2と、該リニアガイ
ド23e1及び23e2に取付固定された略U字状の可動
ベース23f(図5に図示)とからなっている。
【0030】なお、可動ベース23fは略U字状となっ
ているため、図1に示すように、前記可動ベース23f
間にO/F揃え手段6、カセット受台7を配することが
可能となり、省スペース化が図られている。
【0031】また、図5に示すように、前記可動ベース
23fは、先端部の左右対称な位置にウエハなどの基板
Wを保持する基板保持部材23gが装着されている。こ
の基板保持部材23gの保持溝23g1,23g2は、櫛
歯状でなり、該保持溝23g 1,23g2は1P(ピッ
チ)(=6.35mm)で形成されている。
【0032】前記基板保持部材23gは、図6に示すよ
うに、基板Wを保持する保持溝23g1と保持溝23g1
との間に基板1枚分が間を通過するための溝23gsが
1/2P(ピッチ)の位置に形成されている。
【0033】図3に示すように、上記水平移動機構23
は、駆動手段としてのパルスモータ23cが駆動して出
力軸が回転すると該出力軸に取り付けられたボールねじ
23dが回転する。このボールねじ23dの回転により
ボールを介して図示せぬナットがリニアガイド23e1
及び23e2に案内されて直動する。そして、前記リニ
アガイド23e1及び23e2に取り付けられた可動ベー
ス23fが図3に示す矢印X方向に移動可能となる。そ
して、後述するように、前記可動ベース23fの先端部
に取り付けられた基板保持部材23gの保持溝23
1,23g2が図7に示す押上部材61上に載置される
カセット16(図2に図示)内に載置された基板Wを保
持するようになっている。
【0034】次に、基板押上回転手段31について説明
する。
【0035】図2及び図7に示すように、基板押上回転
手段31は、架台12に配設されている。この基板押上
回転手段31は、基板昇降手段32と、回転機構51と
を有している。
【0036】基板昇降手段32は、駆動手段としてのパ
ルスモータ32aと、パルスモータ32aの出力軸32
1に回転可能に取付固定されたプーリ32b1と、該プ
ーリ32b1の上方であって架台12に回転可能に取付
固定されたプーリ32b2と、プーリ32a1及びプーリ
32b2に巻回されたベルト32cとからなっている。
【0037】前記基板昇降手段32のベルト32cに
は、押上機構33の押上ベース34が取付金具35を介
して取り付けられている。従って、押上ベース34は、
前記ベルト32cの移動に伴って矢印で示すZ方向に往
復動自在となっている。そして、押上ベース34は、架
台12に前記ベルト32cと平行に配設された1本のト
ラックレール36に摺動可能な摺動台37に取り付けら
れてなり、該摺動台37に案内されて前記ベルト32c
の移動に伴って安定した直線案内運動を行うことができ
る。
【0038】図7に示すように、前記押上ベース34は
前述したトラックレール及び摺動台とからなるリニアガ
イド38a(38a1〜38a4)が設けられており、該
リニアガイド38a(38a1〜38a4)の夫々の摺動
台には、テーブル39a(39a1〜39a4)が取付固
定されている。そして、前記テーブル39a1とテーブ
ル39a3との間、及びテーブル39a2とテーブル39
4との間には、支持アーム40及び支持アーム41が
装着されている。従って、前記テーブル39a(39a
1〜39a4)と支持アーム40及び支持アーム41と
は、矢印X方向に拡開(第1の位置)又は縮閉(第2の
位置)することができる。但し、図7に示す状態は、拡
開した状態を示している。
【0039】しかして、前記支持アーム40及び支持ア
ーム41を拡開又は縮閉する拡開縮閉手段43は、図7
に示すように、架台12に取付固定された駆動手段とし
てのパルスモータ44と、パルスモータ44の出力軸に
取り付けられた長方形状で薄板状の連結板45と、該連
結板45の両端に一端が結合されてなる略コ字状の駆動
板46及び駆動板47とを有している。そして、駆動板
46及び駆動板47の他端は、前記支持アーム40及び
支持アーム41と摺動可能に連結されている。従って、
図8に示すように、パルスモータ44が駆動されて出力
軸と連結した連結板45が矢印で示す時計方向に回転す
ると、駆動板46及び駆動板47は図8に示すような状
態となって支持アーム40及び支持アーム41を図7に
示す拡開状態から縮閉状態にすることができるようにな
っている。逆に、パルスモータ44を逆転すると前述し
た動作とは逆の動作をして図7に示す状態となる。そし
て、本実施例では、前述したような連結板45と駆動板
46及び駆動板47とを用いたことにより正弦波のよう
な動きを呈することができ、初速及び終速は遅く、移動
途中は早く移動させることが可能であるので基板Wへの
振動等による悪影響を軽減させることができるものとな
っている。
【0040】次に、回転機構51について説明する。
【0041】回転機構51は、図7に示すように、2組
設けられている。すなわち、テーブル39a3と、テー
ブル39a4に配設された支持部材52及び支持部材5
3と、支持部材52及び支持部材53に回転可能に取付
固定された歯車54及び歯車55と、該歯車54及び歯
車55を夫々伝達歯車58及び伝達歯車59を介して駆
動する駆動手段としてのモータ56及びモータ57と、
前記歯車54及び歯車55の回転に伴って回転可能な押
上部材60及び押上部材61とからなっている。なお、
前記伝達歯車58、伝達歯車59、モータ56、モータ
57は、回転機構51の図示せぬ取付部材に取り付けら
れている。
【0042】図7に示すように、押上部材60は、押上
部材61と同一の部材からなり、押上部材61が180
°回転した状態となっており、一側面が略コ字状となっ
ている。そして、両側に基板Wを保持する溝が櫛歯状
(図7の押上部材61で示す)に形成され、この溝によ
り基板Wを複数枚保持することが可能である。この溝
は、通常基板Wを1/2P(ピッチ)毎に50枚保持す
ることができるようになっているが、それ以上及びそれ
よりも少なく保持するように構成することも可能であ
る。なお、押上部材61を第1の押上部材、押上部材6
0を第2の押上部材と称する。
【0043】本発明による基板並べ換え装置11の保持
溝のピッチの関係は、以下のようになっている。すなわ
ち、カセット15及びカセット16の保持溝のピッチP
は、6.35mm、図4及び図5に示す可動ベース23
fの基板保持部材23gの保持溝のピッチは、P(=
6.35mm)、但し、1/2P(ピッチ)の位置に基
板Wを通過させるためのスリット23gsが形成されて
いる。また、押上部材60及び押上部材61の保持溝の
ピッチは、1/2P(=6.35mm/2)となってい
る。
【0044】次に、本発明による基板並べ換え装置の動
作について図面を参照して説明する。
【0045】図2に示すように、図示せぬ搬送手段によ
りカセット15及びカセット16が架台12の上面に配
設された受台13及び受台14に自動的に載置された状
態となっている。このとき、図2、図7、図9(特に
(1))に示すように、押上部材60及び押上部材61
は基準位置である第1の位置H1に位置している。そし
て、図9に示すように、カセット15及びカセット16
内には複数枚の基板Wが保持されており、この場合、複
数枚の基板Wはカセット15内に25枚、カセット16
内に25枚、計50枚の基板が保持されている。そし
て、カセット15及びカセット16内の複数の基板Wの
配列は、通常ウエハのパターン形成面(フェース)と裏
面(バック)とが向き合うようになっている。
【0046】そして、前記カセット15及びカセット1
6の底部は、前記押上部材60及び押上部材61が内部
を通過するために十分な空間が形成されている。
【0047】図7に示すように、パルスモータ32aが
駆動されると、ベルト32cの移動に伴って押上ベース
34、支持アーム40及び支持アーム41と共に押上部
材60及び押上部材61が矢印Z方向に上昇する。する
と、図9の(2)で示すように、押上部材60及び押上
部材61がカセット15及びカセット16内を通過して
該カセットから複数枚の基板Wを受け取って第2の位置
H2まで基板を上昇移動させる。
【0048】図6に示すように、前記カセット15及び
カセット16の基板を保持する保持溝のピッチは、P
(=6.35mm)であり、押上部材60,押上部材6
1の保持溝のピッチは、P/2(=6.35/2mm)
となっている。
【0049】そして、図9の(3)、及び図3に示すよ
うに、基板保持手段21の可動ベース23fがパルスモ
ータ23cの駆動力により駆動されて一方の押上部材6
1と基板Wの外周下縁部との間に進入する。
【0050】図9の(4)に示すように、基板保持手段
21は図9の(2)で示す第2の位置H2から更に第3
の位置H3まで上昇する。第3の位置H3は、押上部材
60による基板Wの回転時に基板Wが可動ベース23f
の基板保持部材23gに保持されている基板Wに当たら
ない位置で設定されている。
【0051】可動ベース23fの基板保持部材23g
は、第3の位置H3までの上昇過程で押上部材61に保
持されている基板Wを受け取って保持する。可動ベース
23fの基板保持部材23gの保持溝のピッチは、1P
(ピッチ)であるが、1/2P(ピッチ)の位置に基板
Wを通過させるためのスリット23gs(図6に図示)
が形成されている。
【0052】図9の(4)に示す状態で、押上部材60
は基板Wを180°回転させる。
【0053】次に、図9の(5)に示すように、基板保
持部材23gの基板Wを保持している可動ベース23f
は、押上部材60の上方まで突出移動する。そして、図
7に示す拡開縮閉手段43により図9の(5)に矢印で
示す方向に1/2P(ピッチ)だけずらせる。これは、
図9の(4)で押上部材60の基板Wを180°回転さ
せているので押上部材60上の基板Wと基板Wの間に基
板保持部材23g上の基板Wを衝突しないように挿入さ
せるための位置合わせを行うためである。更に、図9の
(5)に示すように、押上部材60及び押上部材61を
矢印S,S’方向に所定距離移動させる。これは、図1
に示すスピンドライヤー5にて基板Wを乾燥する場合に
スピンドライヤー5の処理槽の中心と一致させるためで
ある。従って、押上部材60及び押上部材61の矢印
S,S’方向へ移動させる所定距離をαとすると、図9
の(5)で示す基板保持部材23gの移動量は、α+1
/2P(ピッチ)ずらせることになる。図1に示すよう
に、前記スピンドライヤー5の処理槽の中心、すなわ
ち、処理槽の回転軸中心などの予め設定した基準位置と
基板並べ換え装置11との距離Lは、図示せぬ制御手段
内の記憶手段としてのメモリ内に記憶されている。
【0054】そして、図9の(6)に示すように、基板
保持手段21が下降して図6の2点鎖線で示すスリット
23gsの間に基板Wを挿入して押上部材60上に載置
する。
【0055】次に、図9の(7)に示すように、可動ベ
ース23fを引き込む。
【0056】図9の(1)〜(7)の処理工程によるフ
ェースツーフェースの工程が終了すると、図1に示すよ
うに、前述した処理槽による基板Wの洗浄処理作業に移
行する。
【0057】なお、図1に示す基板自動洗浄装置1は、
マイクロコンピュータ等からなる図示せぬ制御手段によ
り制御されている。また、図2、図3、図7等に示す駆
動手段としてのパルスモータにより駆動される可動部の
位置は、エンコーダ等からなる位置検出手段(図示せ
ず)により検出される構成となっている。
【0058】また、本発明による基板並べ換え装置11
は、基板Wの保持を従来のようなチャックではなく可動
ベース23fにより保持するように構成したので、基板
Wを確実に保持することができ、しかも基板Wを把持す
る把持力の調整を行う必要がなく基板Wの掴み損ない等
による基板Wへの損傷等を防止することができる。
【0059】次に、本発明による基板並べ替え装置及び
該装置を備えた基板処理装置並びに基板並べ替え方法
第2の実施の形態について説明する。なお、図1乃至図
8に示す装置と同一の機能及び構成を有するものについ
ては詳細な説明を省略し、以下には、相違する点につい
て図10及び図11を参照して説明する。
【0060】図10は、図6に対応する構成を示した図
であり、水平移動機構の可動ベースの基板保持部材の構
成の要部を示す図である。
【0061】図10に示すように、前記カセット15及
びカセット16の基板を保持する可動ベース23f(図
4及び図5に図示)の基板保持部材23gの保持溝のピ
ッチは、2P(=6.35mm×2)、押上部材60及
び押上部材61の保持溝のピッチPは、6.35mmと
なっている。従って、カセット15及びカセット16の
保持溝のピッチPは、6.35mm、可動ベース23f
の基板保持部材23gの保持溝のピッチは、2P(=
6.35mm×2)、但し、1P(ピッチ)の位置に基
板Wを通過させるためのスリット23gsが形成されて
いる。また、押上部材60及び押上部材61の保持溝の
ピッチPは、6.35mmである。以上のような関係に
なっている。
【0062】次に、第2の実施の形態による基板並べ換
え装置の動作について図11を参照して説明する。
【0063】図11に示すように、図示せぬ搬送手段に
よりカセット15及びカセット16が架台12の上面に
配設された受台13及び受台14に自動的に載置された
状態(図2参照)となっている。このとき、図2、図
7、図11(特に(1))に示すように、押上部材60
及び押上部材61は基準位置である第1の位置H1に位
置している。そして、図11に示すように、カセット1
5及びカセット16内には複数枚の基板Wが保持されて
おり、この場合、複数枚の基板Wはカセット15内に2
5枚、カセット16内に25枚、計50枚の基板が保持
されている。そして、カセット15及びカセット16内
の複数の基板Wの配列は、通常ウエハのパターン形成面
(フェース)と裏面(バック)とが向き合うようになっ
ている。
【0064】そして、前記カセット15及びカセット1
6の底部は、前記押上部材60及び押上部材61が内部
を通過するために十分な空間が形成されている。
【0065】図7に示すように、パルスモータ32aが
駆動されるとベルト32cの移動に伴って押上ベース3
4、支持アーム40及び支持アーム41と共に押上部材
60及び押上部材61が矢印Z方向に上昇する。する
と、図11の(2)で示すように、押上部材60及び押
上部材61がカセット15及びカセット16内を通過し
て該カセットから複数枚の基板Wを受け取って第2の位
置H2まで基板を上昇移動させると共に図7に示すパル
スモータ44が反時計方向に駆動して駆動板46、駆動
板47を縮閉方向に作動させて押上部材60及び押上部
材61を互いに近接する方向に移動させる。
【0066】そして、図11の(3)、及び図3に示す
ように、基板保持手段21の可動ベース23fがパルス
モータ23cの駆動力により駆動されて押上部材60及
び押上部材61と基板Wの外周下縁部との間に進入す
る。
【0067】図11の(4)に示すように、基板保持手
段21は図11の(2)で示す第2の位置H2から更に
第3の位置H3まで上昇する。
【0068】この第3の位置H3の上昇位置で押上部材
60及び押上部材61に保持されている基板Wの半分を
可動ベース23fの基板保持部材23gは受け取って保
持し、可動ベース23fを図11の(5)で示すように
引き込む。
【0069】そして、押上部材60及び押上部材61
は、図11の(2)で示す縮閉方向とは反対に拡開方向
に移動させる。図11の(6)で示すように、押上部材
60及び押上部材61による基板Wの回転時に基板Wが
互いに当たらないようにするためである。
【0070】図11の(6)に示す状態で、押上部材6
0及び押上部材61は基板Wをカセット15及びカセッ
ト16に当たらない位置まで僅かに上昇させると共に1
80°回転させる。
【0071】図11の(7)に示すように、図11の
(6)でカセット15及びカセット16を180°回転
させた後、押上部材60及び押上部材61は基板Wを下
降させて図11に示す(5)の状態に戻す。
【0072】次に、図11の(8)に示すように、押上
部材60及び押上部材61を互いに近接する方向に移動
させて図11の(2)に示す状態とする。そして、基板
保持部材23gの基板Wを保持している可動ベース23
fは、押上部材60及び押上部材61の上方まで突出移
動する。そして、図7に示す拡開縮閉手段43により1
P(ピッチ)分だけずらせる。これは、図11の(6)
で押上部材60及び押上部材61のの基板Wを互いに1
80°回転させているので押上部材60及び押上部材6
1上の基板Wと基板Wの間に基板保持部材23g上の基
板Wが衝突しないように挿入させるための位置合わせを
行うためである。更に、押上部材60及び押上部材61
を矢印S,S’方向に所定距離移動させる。これは、図
1に示すスピンドライヤー5にて基板Wを乾燥する場合
にスピンドライヤー5の処理槽の中心と一致させるため
である。従って、押上部材60及び押上部材61の矢印
S,S’方向へ移動させる所定距離をαとすると、図1
1の(8)で示す基板保持部材23gの移動量は、α+
1P(ピッチ)ずらせることになる。
【0073】そして、図11の(9)に示すように、基
板保持手段21が下降して図10の2点鎖線で示すスリ
ット23gsの間に基板Wを挿入して押上部材60及び
押上部材61上に載置する。
【0074】次に、図11の(10)に示すように、可
動ベース23fを引き込む。
【0075】図11の(1)〜(10)の処理工程によ
るフェースツーフェースの工程が終了すると、図1に示
すように、前述した処理槽による基板Wの洗浄処理作業
に移行する。
【0076】なお、図1に示す基板自動洗浄装置1は、
マイクロコンピュータ等からなる図示せぬ制御手段によ
り制御されている。また、図2、図3、図7等に示す駆
動手段としてのパルスモータにより駆動される可動部の
位置は、エンコーダ等からなる位置検出手段(図示せ
ず)により検出される構成となっている。
【0077】また、本発明は、その精神又は主要な特徴
から逸脱することなく種々の形態で実施することがで
き、限定的に解釈されるものであることは説明するまで
もないところである。また、本発明には、均等の範囲に
属する変更や変形は全て含まれるものである。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来のようなチャックを用いることなく確実に基板を保
持することが可能であって、基板を破損させることがな
く複数の基板のフェイス面(鏡面)同士又はバック面同
士を対向させた配列に変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基板処理装置としての基板自動洗浄装置の構成
の概略を示す平面図である。
【図2】基板並べ換え装置の正面からみた図である。
【図3】基板保持手段の一部断面を含む図である。
【図4】図3に示す基板保持手段の側面図及び基板保持
手段の可動ベースが基板を保持した状態を示す図であ
る。
【図5】図3に示す基板保持手段の平面からみた図であ
る。
【図6】水平移動機構の可動ベースの基板保持部材の構
成の要部を示す図である。
【図7】基板押上回転手段の構成を示す図である。
【図8】図7に示す基板押上回転手段の拡開縮閉手段の
動作を説明する図である。
【図9】基板並べ換え装置の動作を説明する図である。
【図10】第2の実施の形態による水平移動機構の可動
ベースの基板保持部材の構成の要部を示す図である。
【図11】基板並べ換え装置の動作を説明する図であ
る。
【図12】従来の基板並べ換え装置の側面図である。
【符号の説明】
1 基板自動洗浄装置 2 カセット搬送機 3 ウエハ搬送機 4 洗浄槽 5 スピンドライヤー 6 O/F揃え手段 7 カセット受台 11 基板並べ換え装置 12 架台 13,14 受台 15,16 カセット 21 基板保持手段 22 昇降機構 23 水平移動機構 23f 可動ベース 23g 基板保持部材 31 基板押上回転手段 32 基板昇降手段 33 押上機構 34 押上ベース 35 取付金具 40,41 支持アーム 43 拡開縮閉手段 45 連結板 46,47 駆動板 51 回転機構 52,53 支持部材 54,55 歯車 60,61 押上部材

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のカセット内に収容された複数の基
    板の一部の向きを反転させて基板のフェイス面同士又は
    フェイス面の裏側であるバック面同士を対向させた配列
    に並べ換える基板並べ換え装置であって、 前記基板並べ換え装置は、 昇降機構と、水平方向に移動可能で略U字状でなり、先
    端部の左右対称な位置に前記基板を複数載置可能に保持
    する基板保持部材が装着されて該基板保持部材の保持溝
    と保持溝との間に基板1枚分を通過可能な溝が形成され
    ている可動ベースを有する水平移動機構とを有する基板
    保持手段と、前記カセットの保持溝のピッチと異なるピッチで保持可
    能な溝を有する第1の押上部材、該第1の押上部材と同
    一の構成でなる第2の押上部材と、前記第1の押上部材
    及び第2の押上部材をそれぞれ支持する支持アームと、
    該支持アームを昇降する駆動手段と、前記支持アームを
    拡開及び縮閉する拡開縮閉手段とを有する 基板昇降手段
    と、前記第1の押上部材及び前記第2の押上部材を夫々
    回転可能な回転機構を有する基板押上回転手段とを備
    え、前記拡開縮閉手段は、架台に取付固定されたモータと、
    該モータの出力軸に取り付けられた連結板と、該連結板
    の両端に一端が結合されてなる略コ字状の駆動板を有
    し、該駆動板の他端はそれぞれ前記支持アームと摺動可
    能に連結されてなり、前記連結板の回転作用により前記
    駆動板が拡開又は縮閉して前記支持アームが第1の位置
    と第2の位置に移動位置決め可能なこと を特徴とする基
    板並べ換え装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板並べ換え装置を有
    する第1の基板並び替え部及び第2の基板並べ換え部
    と、 受台上に載置された複数の基板が収容されたカセットを
    搬送するカセット搬送手段と、 カセット内に収納された基板を揃えて正規の位置に位置
    決めを行う基板揃え手段と、 基板を搬送する基板搬送手段と、 前記基板搬送手段により搬送された基板を洗浄処理する
    複数の洗浄槽と、 前記洗浄槽により洗浄処理された基板を乾燥する乾燥手
    段とを備え、 前記第1の基板並び替え部により前記洗浄槽により洗浄
    処理される前の基板をフェースツーフェースの配列に並
    べ換え、第2の基板並べ換え部により前記洗浄槽により
    洗浄処理された後の基板をフェースツーバックの配列に
    並べ換えることを特徴とする基板処理装置。
  3. 【請求項3】 複数のカセット内に収容された複数の基
    板の一部の向きを反転させて基板のフェイス面同士又は
    フェイス面の裏側であるバック面同士を対向させた配列
    に並べ換える基板並べ換え方法であって、 昇降機構と、水平方向に移動可能で略U字状で先端部の
    左右対称な位置に前記基板を複数載置可能に保持する基
    板保持部材が装着されて該基板保持部材の保持溝と保持
    溝との間に基板1枚分を通過可能な溝が形成されて成る
    可動ベースを有する水平移動機構を有する基板保持手段
    を前記昇降機構により昇降させ、 前記カセットの保持溝のピッチと異なるピッチで保持可
    能な溝を有する第1の押上部材、該第1の押上部材と同
    一の構成でなる第2の押上部材と、前記第1の押上部材
    及び第2の押上部材をそれぞれ支持する支持アームと、
    該支持アームを昇降する駆動手段と、 架台に取付固定されたモータと、該モータの出力軸に取
    り付けられた連結板と、該連結板の両端に一端が結合さ
    れてなる略コ字状の駆動板を有し、該駆動板の他端はそ
    れぞれ前記支持アームと摺動可能に連結され、前記連結
    板の回転作用により前記駆動板が拡開及び縮閉して前記
    支持アームが拡開又は縮閉して第1の位置と第2の位置
    とに移動位置決め可能な拡開縮閉手段とを有する基板昇
    降手段と、前記第1の押上部材及び前記第2の押上部材
    を夫々回転可能な回転機構を有する基板押上回転手段と
    を備え、 前記第1の押上部材及び第2の押上部材は、前記カセッ
    トに収容された複数の基板を受け取って所定の位置まで
    移動した後、前記第1の押上部材(又は第2の押上部
    材)に載置されている基板を前記基板保持手段の可動ベ
    ースが前記第1の押上部材(又は第2の押上部材)と基
    板の外周下縁部との間に進入上昇して載置保持した状態
    で、第2の押上部材(又は第1の押上部材)上に保持さ
    れている複数の基板を回転させ、前記基板保持手段は前
    記第2の押上部材の上方まで移動し、前記拡開縮閉手段
    により前記支持アームを第1の位置又は第2の位置に移
    動位置決めしてから下降して第2の押上部材上の基板間
    に前記基板を挿入して載置することを特徴とする基板並
    べ換え方法。
  4. 【請求項4】 複数のカセット内に収容された複数の基
    板の一部の向きを反転させて基板のフェイス面同士又は
    フェイス面の裏側であるバック面同士を対向させた配列
    に並べ換える基板並べ換え方法であって、昇降機構と、
    水平方向に移動可能で略U字状で先端部の左右対称な位
    置に前記基板を複数載置可能に保持する基板保持部材が
    装着されて該基板保持部材の保持溝と保持溝との間に基
    板1枚分を通過可能な溝が形成されて成る可動ベースを
    有する水平移動機構を有する基板保持手段を前記昇降機
    構により昇降させ、前記カセットの保持溝のピッチと異
    なるピッチで保持可能な溝を有する第1の押上部材、該
    第1の押上部材と同一の構成でなる第2の押上部材と、
    前記第1の押上部材及び第2の押上部材をそれぞれ支持
    する支持アームと、該支持アームを昇降する駆動手段
    と、架台に取付固定されたモータと、該モータの出力軸
    に取り付けられた連結板と、該連結板の両端に一端が結
    合されてなる略コ字状の駆動板を有し、該駆動板の他端
    はそれぞれ前記支持アームと摺動可能に連結され、前記
    連結板の回転作用により前記駆動板が拡開及び縮閉して
    前記支持アームが拡開又は縮閉して第1の位置と第2の
    位置とに移動位置決め可能な拡開縮閉手段とを有する基
    板昇降手段と、前記第1の押上部材及び前記第2の押上
    部材を夫々回転可能な回転機構を有する基板押上回転手
    段とを備え、 前記第1の押上部材及び第2の押上部材
    は、前記カセットに収容された複数の基板を受け取って
    所定の位置まで移動した後、前記第1の押上部材及び第
    2の押上部材に載置されている基板を前記基板保持手段
    の可動ベースが前記第1の押上部材(又は第2の押上部
    材)と基板の外周下縁部との間に進入上昇して載置保持
    して退避した状態で、第1の押上部材及び第2の押上部
    材上に保持されている複数の基板を回転させ、前記基板
    保持手段は前記第1の押上部材及び第2の押上部材の上
    方まで移動してから下降して前記第1の押上部材及び第
    2の押上部材上の基板間に前記基板を挿入して載置する
    ことを特徴とする基板並べ換え方法。
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