JP3334697B2 - スルーレートコントロール装置 - Google Patents
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Description
ロール装置に関し、特に、インピーダンス値の異なる複
数の出力バッファを並列に内蔵し、信号の遷移中に、出
力バッファのオン・オフを交互に繰り返すことによっ
て、信号の立ち上がり・立ち下がり時間を制御するスル
ーレートコントロール装置に関する。
形ひずみを低減させる事が、重要な課題になっている。
バスの高速化のためには、出力バッファはそのバスに最
適なインピーダンスを持つものを用いることが望まし
い。過度に低いインピーダンスの出力バッファを使用し
た場合、バスで発生する反射ノイズが大きくなり、逆に
高いインピーダンスを選択した場合、電流を引き込む能
力が低いためバス電位がスイッチングする時間が遅くな
るためである。
度、電源電圧変化によって、出力インピーダンスは必ず
しも設計で狙った値にはならない。
ンス(LSI内部ではトランジスタの物理的な大きさを
変えてインピーダンスを変化させるため、「トランジス
タサイズ」または単に「サイズ」と呼ばれる事もある)
を持った出力バッファを並列に接続し、そのいくつか
(または全部)を有効にすることで、目的のインピーダ
ンスを得る「インピーダンスコントロール」と呼ばれる
技術がある。
ばれる技術によって、バスの接続点で発生するインピー
ダンス不整合を原因とした反射ノイズを低減させること
も非常に有効である。
力バッファの最終段の入力信号を鈍らせることで実現し
ているが、なまった波形にノイズが乗った場合、スレッ
ショルド電圧を越えるタイミングが変化するため、出力
のスルーレートを一定に保つことが難しい。
プのバス形式で、スルーレートコントロールを実施した
場合は、同じ出力バッファ最終段の入力信号を与えて
も、出力バッファのインピーダンスに依存して、スルー
レートが大きく変化してしまうという問題がある。
信号を立ち下げる時は、出力トランジスタがオンし、出
力インピーダンスが無限大から有る値に変化し、バスか
ら電流を引き込むことでスイッチングするが、出力イン
ピーダンスが低い場合、電流を引き込む能力も高いた
め、同じ波形なまりを持った入力信号を与えた場合で
も、立ち下がりスルーレートは早くなる。
ンピーダンスが低い場合には、電流を引き込む能力が高
いために立ち上がりスルーレートが遅くなってしまう。
報」記載の技術は、出力バッファの接続を工夫すること
により、スルーレートを制御する技術である。
−17516号公報」記載の技術は、スルーレートを下
げているために、ノイズの影響を受けやすいという欠点
がある。
回路を用い、インピーダンス値の異なる出力バッファを
並列に接続し、スルーレートを向上させて、ノイズの影
響を受けにくいスルーレートコントロール装置を実現す
ることである。
ートコントロール装置は、クロック信号を発生するフェ
イズロックループ回路と、前記フェイズロックループ回
路からの前記クロック信号を分周し、周波数の異なる第
1の分周回路出力信号、第2の分周回路出力信号、およ
び第3の分周回路出力信号を発生する分周回路と、デー
タ信号と前記第1の分周回路出力信号との排他的論理和
を作成し、第1の制御信号として出力する第1の排他的
論理和回路と、前記データ信号と前記第2の分周回路出
力信号との排他的論理和を作成し、第2の制御信号とし
て出力する第2の排他的論理和回路と、前記データ信号
と前記第3の分周回路出力信号との排他的論理和を作成
し、第3の制御信号として出力する第3の排他的論理和
回路と、前記データ信号の出力をそのまま、あるいは、
[ロー」レベルの信号を第4の制御信号として出力する
かどうかを制御するインピーダンスコントロール回路
と、オープンドレイン型のトランジスタで構成され、前
記第1の制御信号をゲート端子に入力し、ソース端子を
接地する第1の出力バッファと、オープンドレイン型の
トランジスタで構成され、前記第2の制御信号をゲート
端子に入力し、ソース端子を接地する第2の出力バッフ
ァと、オープンドレイン型のトランジスタで構成され、
前記第3の制御信号をゲート端子に入力し、ソース端子
を接地する第3の出力バッファと、オープンドレイン型
のトランジスタで構成され、前記第4の制御信号をゲー
ト端子に入力し、ソース端子を接地するインピーダンス
調整用出力バッファと、前記第1の出力バッファ、前記
第2の出力バッファ、前記第3の出力バッファ、および
前記インピーダンス調整用出力バッファのドレイン端子
を接続する出力端子と、前記出力端子に接続される終端
抵抗と、前記終端抵抗に接続される終端電圧と、を有す
る。
装置は、前記第1のスルーレートコントロール装置であ
って、前記データ信号の立ち上がり、および立ち下がり
を検出し、前記フェイズロックループ回路からの前記ク
ロック信号を一定数有効にするための一定幅のパルス信
号を発生するパルス発生回路と、前記フェイズロックル
ープ回路からの前記クロック信号と、前記パルス発生回
路からの前記パルス信号との論理積信号を作成する論理
積回路と、前記論理積回路からの前記論理積信号を分周
し、周波数の異なる前記第1の分周回路出力信号、前記
第2の分周回路出力信号、および前記第3の分周回路出
力信号を発生する前記分周回路と、を有する。
装置は、前記第2のスルーレートコントロール装置であ
って、前記データ信号を入力し、前記分周回路からの前
記第1の分周回路出力信号、前記第2の分周回路出力信
号、および第3の分周回路出力信号と同期させるため
に、一定時間遅延させて前記データ信号出力する遅延素
子と、前記遅延素子からのデータ信号と前記第1の分周
回路出力信号との排他的論理和を作成し、前記第1の制
御信号として出力する前記第1の排他的論理和回路と、
前記遅延素子からの前記データ信号と前記第2の分周回
路出力信号との排他的論理和を作成し、第2の制御信号
として出力する前記第2の排他的論理和回路と、前記遅
延素子からの前記データ信号と前記第3の分周回路出力
信号との排他的論理和を作成し、第3の制御信号として
出力する前記第3の排他的論理和回路と、を有する。
装置は、前記第3のスルーレートコントロール装置であ
って、前記第1の制御信号、前記第2の制御信号、およ
び前記第3の制御信号と同期させて、前記第4の制御信
号を出力するための遅延回路を備えた前記インピーダン
スコントロール回路を有することを特徴とする請求項3
記載のスルーレートコントロール装置。
装置は、前記第4のスルーレートコントロール装置であ
って、前記第1の出力バッファのインピーダンス値、前
記第2の出力バッファのインピーダンス値、および前記
第3の出力バッファのインピーダンス値が、前記第1の
出力バッファのインピーダンス値、前記第2の出力バッ
ファのインピーダンス値、および前記第3の出力バッフ
ァのインピーダンス値の合成インピーダンス値、前記第
2の出力バッファのインピーダンス値、および前記第3
の出力バッファのインピーダンス値の合成インピーダン
ス値、前記第1の出力バッファのインピーダンス値、お
よび前記第3の出力バッファのインピーダンス値の合成
インピーダンス値、前記第3の出力バッファのインピー
ダンス値、前記第1の出力バッファのインピーダンス
値、および前記第2の出力バッファのインピーダンス値
の合成インピーダンス値、前記第2の出力バッファのイ
ンピーダンス値、前記第1の出力バッファのインピーダ
ンス値の順に大であるような値を有することを特徴とす
る請求項4記載のスルーレートコントロール装置。
装置は、前記第3、前記第4、または前記第5のスルー
レートコントロール装置であって、前記パルス発生回
路、前記フェイズロックループ回路、前記論理積回路、
前記分周回路、前記第1の排他的論理和回路、前記第2
の排他的論理和回路、および前記第3の排他的論理和回
路が1チップで構成される。
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実
施の形態を示すブロック図である。図1を参照すると、
本発明の実施の形態は、オープンドレインタイプのイン
ピーダンス値の異なる4つのトランジスタである出力バ
ッファ11、出力バッファ12、出力バッファ13、イ
ンピーダンス調整用出力バッファ14と、出力端子15
と、インピーダンスコントロール回路20と、出力バッ
ファ11〜出力バッファ13のゲート入力信号を制御す
るスルーレートコントロール回路30とから構成され
る。
1、出力バッファ12のインピーダンス値R2、出力バ
ッファ13のインピーダンス値R3の大きさは、出力バ
ッファ11と、出力バッファ12と、出力バッファ13
の順である(R1>R2>R3)。また、インピーダン
ス調整用出力バッファ14のインピーダンス値R4は、
適宜設定される。
ータ入力端子301と、データ出力端子302と、制御
信号出力端子311と、制御信号出力端子312と、制
御信号出力端子313と、パルス発生回路320と、フ
ェイズロックループ回路であるPLL回路321と、論
理積回路322と、分周回路323と、排他的論理和回
路324と、排他的論理和回路325と、排他的論理和
回路326と、遅延素子327とから構成される。
回路325と、排他的論理和回路326の出力は、それ
ぞれ、制御信号出力端子311と、制御信号出力端子3
12と、制御信号出力端子313とに接続される。
ンピーダンス調整用出力バッファ14のソース端子は、
接地されており、出力は全て接続され、出力端子15を
介して、終端抵抗16、外部の入力端子(図示せず)、
出力端子(図示せず)に接続される。また、終端抵抗1
6には、終端電圧17がかけられる。
3、インピーダンス調整用出力バッファ14のゲート端
子は、それぞれ、インピーダンスコントロール回路20
の出力、制御信号出力端子311、制御信号出力端子3
12、制御信号出力端子313と接続される。出力バッ
ファ11〜出力バッファ13、インピーダンス調整用出
力バッファ14のドレイン端子の出力は、それぞれ、イ
ンピーダンスコントロール回路20の出力、制御信号出
力端子311の出力、制御信号出力端子312の出力、
制御信号出力端子313の出力が「ハイ」の時、接地レ
ベル、すなわち「ロー」となる。
3、インピーダンス調整用出力バッファ14のドレイン
端子の出力は、それぞれ、インピーダンスコントロール
回路20の出力、制御信号出力端子311の出力、制御
信号出力端子312の出力、制御信号出力端子313の
出力が「ロー」の時、終端電圧17の終端抵抗16を介
したレベル、すなわち「ハイ」となる。
ベルは、出力バッファ11〜出力バッファ13、インピ
ーダンス調整用出力バッファ14のゲート端子の入力の
全ての状態によって決定される。
301からのデータ信号の立ち上がり、または立ち下が
りを検出し、一定時間「ハイ」のパルスを出力する。パ
ルスの幅は、PLL回路321の分周回路出力の4周期
分に設定する。
と「ロー」を繰り返す分周回路出力信号を出し続ける。
0の出力とPLL回路321の出力との論理積信号を作
成、出力する。
の論理積信号を入力し、そのままの分周回路出力信号
(f)、「ハイ・ロー」の周波数が1/2の分周回路出
力信号(f/2)、および、「ハイ・ロー」の周波数が
1/4の分周回路出力信号(f/4)を出力する。
回路325と、排他的論理和回路326は、データ入力
端子301からのデータ信号と、それぞれ、分周回路出
力信号(f)、周波数が1/2の分周回路出力信号(f
/2)、周波数が1/4の分周回路出力信号(f/4)
との排他的論理和信号を制御信号として作成、出力す
る。
からのデータ信号を分周回路323の出力と同期させる
ために設けられる。
たとえば、インピーダンス調整端子201からの調整信
号とデータ出力端子302からのデータ信号の論理積信
号を生成する論理積回路を含み、インピーダンス調整端
子201からの調整信号が「ハイ」の場合に、データ信
号をそのまま出力し、インピーダンス調整端子201か
らの調整信号が「ロー」の場合には、「ロー」を出力す
る。また、遅延素子を含み、データ信号からの排他的論
理和回路324と、排他的論理和回路325と、排他的
論理和回路326の出力と同期して制御信号を出力する
ように構成される。
図面を参照して説明する。まず、立ち上がりの動作につ
いて説明する、図2、図3は、本発明の実施の形態の立
ち上がりの動作を示すタイムチャートである。図2、図
3を参照すると、PLL回路321は、一定の周期で、
「ハイ・ロー」を繰り返しクロック信号を出力する(図
2、図3T11、T16、T21、T26、T31、T
36、T41、T46、T51)。
「ロー」になる(図2T0)と、パルス発生回路320
の出力のパルスが一定時間出力される(図2T10〜図
3T47)。次に、論理積回路322が、パルス発生回
路320の出力のパルスとPLL回路321の出力のク
ロック信号との論理積信号を作成、出力する。論理積信
号の波形は、クロック信号と同型であり、「ハイ・ロ
ー」を繰り返す(図2、図3T12、T17、T22、
T27、T32、T37、T42、T47)。
2の出力から分周回路出力信号(f)、周波数が1/2
の分周回路出力信号(f/2)、周波数が1/4の分周
回路出力信号(f/4)を作成、出力する。
力し、遅延させて出力する(図2T13で「ロー」にな
る)。
号(f/2)、分周回路出力信号(f/4)が「ロー」
の時点(図2T13)までは、遅延素子327の出力
が、「ハイ」であり、排他的論理和回路324、排他的
論理和回路325、および排他的論理和回路326から
の制御信号は、「ハイ」である(図2T14まで)。ま
た、分周回路出力信号(f)、分周回路出力信号(f/
2)、分周回路出力信号(f/4)が「ハイ」になると
(図2T13)、遅延素子327の出力が、「ロー」で
あり、排他的論理和回路324、排他的論理和回路32
5、および排他的論理和回路326からの制御信号は、
やはり「ハイ」である(図2T14)。
0は、インピーダンス調整端子201からの調整信号が
「ロー」であり、出力の制御信号は、「ロー」のままで
ある(図2の実線で示す)。
他的論理和回路325、および排他的論理和回路326
からの制御信号は、それぞれ、「ハイ」、「ハイ」、
「ハイ」であり(図2T14〜T19)、出力端子15
の電圧レベルは、出力バッファ11、出力バッファ1
2、出力バッファ13の並列合成インピーダンスは、L
1=(R1*R2*R3)/(R1*R2+R2*R3
+R3*R1)により決定される(図2T15〜T2
0)。
になると(図2T18)、排他的論理和回路324、排
他的論理和回路325、および排他的論理和回路326
からの制御信号は、それぞれ、「ロー」、「ハイ」、
「ハイ」であり(図2T19〜T24)、出力端子15
の電圧レベルは、出力バッファ11、出力バッファ1
2、出力バッファ13の並列合成インピーダンスは、L
2=(R2*R3)/(R2+R3)により決定される
(図2T20〜T25)。
イ」、分周回路出力信号(f/2)が「ロー」になると
(図2T23)、排他的論理和回路324、排他的論理
和回路325、および排他的論理和回路326からの制
御信号は、それぞれ、「ハイ」、「ロー」、「ハイ」で
あり(図2T24〜T29)、出力端子15の電圧レベ
ルは、出力バッファ11、出力バッファ12、出力バッ
ファ13の並列合成インピーダンスは、L3=(R3*
R1)/(R3+R1)により決定される(図2T25
〜T30)。
になると(図2T28)、排他的論理和回路324、排
他的論理和回路325、および排他的論理和回路326
からの制御信号は、それぞれ、「ロー」、「ロー」、
「ハイ」であり(図2T29〜図3T34)、出力端子
15の電圧レベルは、出力バッファ11、出力バッファ
12、出力バッファ13の並列合成インピーダンスは、
L4=R3により決定される(図2T30〜図3T3
5)。
イ」、分周回路出力信号(f/2)が「ハイ」、分周回
路出力信号(f/4)が「ロー」になると(図3T3
3)、排他的論理和回路324、排他的論理和回路32
5、および排他的論理和回路326からの制御信号は、
それぞれ、「ハイ」、「ハイ」、「ロー」であり(図3
T34〜T39)、出力端子15の電圧レベルは、出力
バッファ11、出力バッファ12、出力バッファ13の
並列合成インピーダンスは、L5=(R1*R2)/
(R1+R2)により決定される(図3T35〜T4
0)。
になると(図3T38)、排他的論理和回路324、排
他的論理和回路325、および排他的論理和回路326
からの制御信号は、それぞれ、「ロー」、「ハイ」、
「ロー」であり(図3T39〜T44)、出力端子15
の電圧レベルは、出力バッファ11、出力バッファ1
2、出力バッファ13の並列合成インピーダンスは、L
6=R2により決定される(図3T40〜T45)。
イ」、分周回路出力信号(f/2)が「ロー」になると
(図3T43)、排他的論理和回路324、排他的論理
和回路325、および排他的論理和回路326からの制
御信号は、それぞれ、「ハイ」、「ロー」、「ロー」で
あり(図3T44〜T49)、出力端子15の電圧レベ
ルは、出力バッファ11、出力バッファ12、出力バッ
ファ13の並列合成インピーダンスは、L7=R1によ
り決定される(図3T45〜T50)。
になると(図3T48)、排他的論理和回路324、排
他的論理和回路325、および排他的論理和回路326
からの制御信号は、それぞれ、「ロー」、「ロー」、
「ロー」であり(図3T49〜)、出力端子15の電圧
レベルは、出力バッファ11、出力バッファ12、出力
バッファ13の並列合成インピーダンスは、L8=無限
大により決定される(図3T50〜)。
7となるように、インピーダンス値R1、R2、R3が
設定され、出力端子15の波形は図2、図3に示すよう
になる(図2、図3の実線で示す)。
る、図4、図5は、本発明の実施の形態の立ち下がりの
動作を示すタイムチャートである。図4、図5を参照す
ると、PLL回路321は、一定の周期で、「ハイ・ロ
ー」を繰り返しクロック信号を出力する(図4、図5T
11、T16、T21、T26、T31、T36、T4
1、T46、T51)。
「ハイ」になる(図4T0)と、パルス発生回路320
の出力のパルスが一定時間出力される(図4T10〜図
5T47)。次に、論理積回路322が、パルス発生回
路320の出力のパルスとPLL回路321の出力のク
ロック信号との論理積信号を作成、出力する。論理積信
号の波形は、クロック信号と同型であり、「ハイ・ロ
ー」を繰り返す(図4、図5T12、T17、T22、
T27、T32、T37、T42、T47)。
2の出力から分周回路出力信号(f)、周波数が1/2
の分周回路出力信号(f/2)、周波数が1/4の分周
回路出力信号(f/4)を作成、出力する。
力し、遅延させて出力する(図4T13で「ハイ」にな
る)。
号(f/2)、分周回路出力信号(f/4)が「ロー」
の時点(図4T13)までは、遅延素子327の出力
が、「ロー」であり、排他的論理和回路324、排他的
論理和回路325、および排他的論理和回路326から
の制御信号は、「ロー」である(図4T14まで)。ま
た、分周回路出力信号(f)、分周回路出力信号(f/
2)、分周回路出力信号(f/4)が「ハイ」になると
(図4T13)、遅延素子327の出力が、「ハイ」で
あり、排他的論理和回路324、排他的論理和回路32
5、および排他的論理和回路326からの制御信号は、
やはり「ロー」である(図4T14)。
0は、インピーダンス調整端子201からの調整信号が
「ロー」であり、出力の制御信号は、「ロー」のままで
ある(図4の実線で示す)。
他的論理和回路325、および排他的論理和回路326
からの制御信号は、それぞれ、「ロー」、「ロー」、
「ロー」であり(図4T14〜T19)、出力端子15
の電圧レベルは、出力バッファ11、出力バッファ1
2、出力バッファ13の並列合成インピーダンスは、L
8=無限大により決定される(図4T15〜T20)。
になると(図4T18)、排他的論理和回路324、排
他的論理和回路325、および排他的論理和回路326
からの制御信号は、それぞれ、「ハイ」、「ロー」、
「ロー」であり(図4T19〜T24)、出力端子15
の電圧レベルは、出力バッファ11、出力バッファ1
2、出力バッファ13の並列合成インピーダンスは、L
7=R1により決定される(図4T20〜T25)。
イ」、分周回路出力信号(f/2)が「ロー」になると
(図4T23)、排他的論理和回路324、排他的論理
和回路325、および排他的論理和回路326からの制
御信号は、それぞれ、「ロー」、「ハイ」、「ロー」で
あり(図4T24〜T29)、出力端子15の電圧レベ
ルは、出力バッファ11、出力バッファ12、出力バッ
ファ13の並列合成インピーダンスは、L6=R2によ
り決定される(図4T25〜T30)。
になると(図4T28)、排他的論理和回路324、排
他的論理和回路325、および排他的論理和回路326
からの制御信号は、それぞれ、「ハイ」、「ハイ」、
「ロー」であり(図4T29〜T34)、出力端子15
の電圧レベルは、出力バッファ11、出力バッファ1
2、出力バッファ13の並列合成インピーダンスは、L
5=(R1*R2)/(R1+R2)により決定される
(図4T30〜図5T35)。
イ」、分周回路出力信号(f/2)が「ハイ」、分周回
路出力信号(f/4)が「ロー」になると(図5T3
3)、排他的論理和回路324、排他的論理和回路32
5、および排他的論理和回路326からの制御信号は、
それぞれ、「ロー」、「ロー」、「ハイ」であり(図5
T34〜T39)、出力端子15の電圧レベルは、出力
バッファ11、出力バッファ12、出力バッファ13の
並列合成インピーダンスは、L4=R3により決定され
る(図5T35〜T40)。
になると(図5T38)、排他的論理和回路324、排
他的論理和回路325、および排他的論理和回路326
からの制御信号は、それぞれ、「ハイ」、「ロー」、
「ハイ」であり(図5T39〜T44)、出力端子15
の電圧レベルは、出力バッファ11、出力バッファ1
2、出力バッファ13の並列合成インピーダンスは、L
3=(R3*R1)/(R3+R1)により決定される
(図5T40〜T45)。
イ」、分周回路出力信号(f/2)が「ロー」になると
(図5T43)、排他的論理和回路324、排他的論理
和回路325、および排他的論理和回路326からの制
御信号は、それぞれ、「ロー」、「ハイ」、「ハイ」で
あり(図5T44〜T49)、出力端子15の電圧レベ
ルは、出力バッファ11、出力バッファ12、出力バッ
ファ13の並列合成インピーダンスは、L2=(R2*
R3)/(R2+R3)により決定される(図5T45
〜T50)。
になると(図5T48)、排他的論理和回路324、排
他的論理和回路325、および排他的論理和回路326
からの制御信号は、それぞれ、「ハイ」、「ハイ」、
「ハイ」であり(図5T49〜)、出力端子15の電圧
レベルは、出力バッファ11、出力バッファ12、出力
バッファ13の並列合成インピーダンスは、L1=(R
1*R2*R3)/(R1*R2+R2*R3+R3*
R1)により決定される(図5T50〜)。
7となるように、インピーダンス値R1、R2、R3が
設定され、出力端子15の波形は図4、図5に示すよう
になる(図4、図5の実線で示す)。
0にインピーダンス調整端子201からの調整信号が
「ハイ」で入力された場合について説明する。この場
合、波形は図2〜図5の点線で示されたようになる。
ル回路20の出力は、データ出力端子302からのデー
タ信号に対応して、図2T19までは、「ハイ」であ
り、出力端子15の波形を決める合成インピーダンス値
は、L0=(R1*R2*R3*R4)/(R2*R3
*R4+R3*R4*R1+R4*R1*R2+R1*
R2*R3)である。
ル回路20の出力は、データ出力端子302からのデー
タ信号に対応して、図2T19から、「ハイ」であり、
出力端子15の波形を決める合成インピーダンス値は、
L1〜L7は、R4の影響を受けた値となる。したがっ
て、点線のようになる。
幅が小さく、消費電力が小さいが、ノイズの影響を受け
やすい。また、点線の場合には、出力端子15波形の振
幅が大きく、ノイズの影響を受けにくいが、消費電力が
大きい。
を適宜選択することにより、システムに適した使用がで
きる。
ば、R1=70[オーム]、R2=35[オーム]、R
3=17.5[オーム]、R4=7.17[オーム]、
終端抵抗16のインピーダンスRT=20[オーム]、
終端電圧17の電位VTT=1.5[ボルト]とする
と、L0=7.27[オーム]、L1=10[オー
ム]、L2=11.67[オーム]、L3=14[オー
ム]、L4=17.5[オーム]、L5=23.33
[オーム]、L6=35[オーム]、L7=70[オー
ム]となる。
T*(合成インピーダンス)/(RT+(合成インピー
ダンス))で計算され、それぞれ、V0=VTT*L0
/(RT+L0)=1.5*7.27/(20+7.2
7)=0.4[ボルト]、V1=VTT*L1/(RT
+L1)=1.5*10/(20+10)=0.5[ボ
ルト]、V2=VTT*L2/(RT+L2)=1.5
*11.67/(20+11.67)=0.55[ボル
ト]、V3=VTT*L3/(RT+L3)=1.5*
14/(20+14)=0.62[ボルト]、V4=V
TT*L4/(RT+L4)=1.5*17.5/(2
0+17.5)=0.7[ボルト]、V5=VTT*L
5/(RT+L5)=1.5*23.33/(20+2
3.33)=0.81[ボルト]、V6=VTT*L6
/(RT+L6)=1.5*35/(20+35)=
0.95[ボルト]、V7=VTT*L7/(RT+L
7)=1.5*70/(20+70)=1.17[ボル
ト]となる。
15の電位は、終端電圧17と同一であり、1.5[ボ
ルト]である。
13のように、3つの場合について説明したが、1つ以
上のいくつでもよい。また、インピーダンスコントロー
ル回路20、インピーダンス調整用出力バッファ14が
それぞれ1つの場合について説明したが、1つ以上のい
くつでもよい。
ル回路30を、1チップで構成すれば、多くの箇所で使
用することができ、面積の縮小、信頼性の向上が図れ
る。
受けにくいことである。
し、最終段の出力バッファの各入力信号のスルーレート
を速くしているからである。
定することである。
のインピーダンスは、オン状態になっているトランジス
タ数が決まっているため出力バッファの合成インピーダ
ンスが固定となるからである。
トである。
トである。
トである。
トである。
Claims (6)
- 【請求項1】クロック信号を発生するフェイズロックル
ープ回路と、前記フェイズロックループ回路からの前記
クロック信号を分周し、周波数の異なる第1の分周回路
出力信号、第2の分周回路出力信号、および第3の分周
回路出力信号を発生する分周回路と、データ信号と前記
第1の分周回路出力信号との排他的論理和を作成し、第
1の制御信号として出力する第1の排他的論理和回路
と、前記データ信号と前記第2の分周回路出力信号との
排他的論理和を作成し、第2の制御信号として出力する
第2の排他的論理和回路と、前記データ信号と前記第3
の分周回路出力信号との排他的論理和を作成し、第3の
制御信号として出力する第3の排他的論理和回路と、前
記データ信号の出力をそのまま、あるいは、[ロー」レ
ベルの信号を第4の制御信号として出力するかどうかを
制御するインピーダンスコントロール回路と、オープン
ドレイン型のトランジスタで構成され、前記第1の制御
信号をゲート端子に入力し、ソース端子を接地する第1
の出力バッファと、オープンドレイン型のトランジスタ
で構成され、前記第2の制御信号をゲート端子に入力
し、ソース端子を接地する第2の出力バッファと、オー
プンドレイン型のトランジスタで構成され、前記第3の
制御信号をゲート端子に入力し、ソース端子を接地する
第3の出力バッファと、オープンドレイン型のトランジ
スタで構成され、前記第4の制御信号をゲート端子に入
力し、ソース端子を接地するインピーダンス調整用出力
バッファと、前記第1の出力バッファ、前記第2の出力
バッファ、前記第3の出力バッファ、および前記インピ
ーダンス調整用出力バッファのドレイン端子を接続する
出力端子と、前記出力端子に接続される終端抵抗と、前
記終端抵抗に接続される終端電圧と、を有することを特
徴とするスルーレートコントロール装置。 - 【請求項2】前記データ信号の立ち上がり、および立ち
下がりを検出し、前記フェイズロックループ回路からの
前記クロック信号を一定数有効にするための一定幅のパ
ルス信号を発生するパルス発生回路と、前記フェイズロ
ックループ回路からの前記クロック信号と、前記パルス
発生回路からの前記パルス信号との論理積信号を作成す
る論理積回路と、前記論理積回路からの前記論理積信号
を分周し、周波数の異なる前記第1の分周回路出力信
号、前記第2の分周回路出力信号、および前記第3の分
周回路出力信号を発生する前記分周回路と、を有するこ
とを特徴とする請求項1記載のスルーレートコントロー
ル装置。 - 【請求項3】前記データ信号を入力し、前記分周回路か
らの前記第1の分周回路出力信号、前記第2の分周回路
出力信号、および第3の分周回路出力信号と同期させる
ために、一定時間遅延させて前記データ信号出力する遅
延素子と、前記遅延素子からのデータ信号と前記第1の
分周回路出力信号との排他的論理和を作成し、前記第1
の制御信号として出力する前記第1の排他的論理和回路
と、前記遅延素子からの前記データ信号と前記第2の分
周回路出力信号との排他的論理和を作成し、第2の制御
信号として出力する前記第2の排他的論理和回路と、前
記遅延素子からの前記データ信号と前記第3の分周回路
出力信号との排他的論理和を作成し、第3の制御信号と
して出力する前記第3の排他的論理和回路と、を有する
ことを特徴とする請求項2記載のスルーレートコントロ
ール装置。 - 【請求項4】 前記第1の制御信号、前記第2の制御信
号、および前記第3の制御信号と同期させて、前記第4
の制御信号を出力するための遅延回路を備えた前記イン
ピーダンスコントロール回路を有することを特徴とする
請求項3記載のスルーレートコントロール装置。 - 【請求項5】 前記第1の出力バッファのインピーダン
ス値、前記第2の出力バッファのインピーダンス値、お
よび前記第3の出力バッファのインピーダンス値が、前
記第1の出力バッファのインピーダンス値、前記第2の
出力バッファのインピーダンス値、および前記第3の出
力バッファのインピーダンス値の合成インピーダンス
値、前記第2の出力バッファのインピーダンス値、およ
び前記第3の出力バッファのインピーダンス値の合成イ
ンピーダンス値、前記第1の出力バッファのインピーダ
ンス値、および前記第3の出力バッファのインピーダン
ス値の合成インピーダンス値、前記第3の出力バッファ
のインピーダンス値、前記第1の出力バッファのインピ
ーダンス値、および前記第2の出力バッファのインピー
ダンス値の合成インピーダンス値、前記第2の出力バッ
ファのインピーダンス値、前記第1の出力バッファのイ
ンピーダンス値の順に大であるような値を有することを
特徴とする請求項4記載のスルーレートコントロール装
置。 - 【請求項6】 前記パルス発生回路、前記フェイズロッ
クループ回路、前記論理積回路、前記分周回路、前記第
1の排他的論理和回路、前記第2の排他的論理和回路、
および前記第3の排他的論理和回路を1チップで構成す
ることを特徴とする請求項3、または請求項4、または
請求項5記載のスルーレートコントロール装置。
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JP2001156618A JP2001156618A (ja) | 2001-06-08 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP4958719B2 (ja) * | 2006-10-20 | 2012-06-20 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体集積回路 |
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