JP3334073B2 - 外気冷房空調制御システムおよび空調制御装置 - Google Patents

外気冷房空調制御システムおよび空調制御装置

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JP3334073B2 JP01702098A JP1702098A JP3334073B2 JP 3334073 B2 JP3334073 B2 JP 3334073B2 JP 01702098 A JP01702098 A JP 01702098A JP 1702098 A JP1702098 A JP 1702098A JP 3334073 B2 JP3334073 B2 JP 3334073B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、外気を取り入れ
て冷房を行う外気冷房空調制御システムおよび空調制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7に従来の外気冷房空調制御システム
の概略を示す。同図において、1は外気(屋外の空気)
と空調制御エリア(図示せず)からの還気とを混合する
外気ダンパ(外気/還気混合手段)、2は外気ダンパ1
からの混合空気(還気+外気)を取り入れて空調制御エ
リアへ給気する空調機(空調手段)、3’は空調制御装
置(空調制御手段)である。空調機2は冷却コイル2−
1,加熱コイル2−2および送風機2−3を備えてい
る。
【0003】このシステムでは、外気冷房を行う場合、
冷却コイル2−1および加熱コイル2−2への調節弁
(冷水弁および温水弁)がオフとされ、すなわち熱交換
器がオフとされ、外気ダンパ1からの外気と還気との混
合空気が熱交換されることなく空調制御エリアへ給気さ
れる。この際、空調制御装置3’は、冷却コイル2−1
および加熱コイル2−2への調節弁をオフとすると共
に、空調制御エリアへの給気温度Tpvと給気温度設定
値Tspとの偏差に基づき、TpvとTspとが一致す
るように外気ダンパ1のダンパ開度MVを制御する。
【0004】すなわち、外気ダンパ1のダンパ開度MV
を制御することによって、外気と還気との混合比率を制
御し、所望の温度の空気を空調機2を介して空調制御エ
リアへ送り込む。例えば、ダンパ開度MVが100%の
場合には、空調制御エリアへ送り込まれる空気は全て外
気となる。ダンパ開度MVが0%の場合には、空調制御
エリアへ送り込まれる空気は全て還気となる。
【0005】この場合、空調制御装置3’として、PI
D(比例,積分,微分)コントローラやIMC(Intern
al Model Control)コントローラが用いられる。PID
コントローラでは、PID構造の制御アルゴリズムを用
い、PIDパラメータ(制御パラメータ)を用いた所定
の演算式より給気温度Tpvと給気温度設定値Tspと
の偏差に応じたダンパ開度MVを得る。IMCコントロ
ーラでは、IMC構造の制御アルゴリズムを用い、制御
パラメータとしてIMCパラメータ(制御パラメータ)
を用いた所定の演算式より給気温度Tpvと給気温度設
定値Tspとの偏差に応じたダンパ開度MVを得る。な
お、IMCコントローラについては、本出願人による特
願平7−320061号などに詳述されているので、こ
こでの説明は省略する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の外気冷房空調制御システムでは、外気温度や
還気温度に拘わらず空調制御装置3’における制御パラ
メータが固定値とされているので、外気温度と還気温度
との温度差が大きいとハンチングが発生し易くなる。す
なわち、外気温度T1と還気温度T2との温度差が大き
くなると(図8(a)参照)、プロセスゲインが大きく
なり、外気ダンパ1がハンチングしてしまう(図8
(b)参照)。また、これとは逆に、外気温度T1と還
気温度T2との温度差が小さいと、プロセスゲインが小
さくなり、応答性が悪くなる。
【0007】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、外気温度と
還気温度との温度差に拘わらず、常に適切な外気冷房制
御を維持することの可能な外気冷房空調制御システムお
よび空調制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、上述し
た外気冷房空調制御システムにおいて、空調制御手段に
おける所定の演算式中の制御パラメータを外気温度と還
気温度との温度差に応じて変更するようにしたものであ
る。この発明によれば、空調制御手段における所定の演
算式中の制御パラメータが外気温度と還気温度との温度
差に応じて変更され、この変更された制御パラメータを
用いた所定の演算式より給気温度と給気温度設定値との
偏差に応じた制御出力が求められ、この制御出力に基づ
いて外気/還気混合手段における外気と還気との混合比
率が制御される。
【0009】第2発明(請求項2に係る発明)は、第1
発明において、空調制御手段における所定の演算式中の
制御パラメータのうち、ゲインパラメータのみを外気温
度と還気温度との温度差に応じて変更するようにしたも
のである。この発明によれば、空調制御手段におけるゲ
インパラメータ、例えば、PID構造における比例ゲイ
ンKp、IMC構造におけるモデルゲインKmが外気温
度と還気温度との温度差に応じて変更され、この変更さ
れたゲインパラメータを用いた所定の演算式より給気温
度と給気温度設定値との偏差に応じた制御出力が求めら
れ、この制御出力に基づいて外気/還気混合手段におけ
る外気と還気との混合比率が制御される。
【0010】第3発明は、空調制御装置に、外気温度の
計測値を入力する外気温度入力部と、還気温度の計測値
を入力する還気温度入力部と、この外気温度入力部およ
び還気温度入力部を介する外気温度の計測値と還気温度
の計測値との差を算出する温度差算出部と、この温度
算出部で算出された温度差に基づき制御パラメータを算
出するパラメータ算出部と、このパラメータ算出部で算
出された制御パラメータを所定の演算式に代入し、この
演算式より空調制御エリアへの給気温度と給気温度設定
値との偏差に応じた外気/還気混合手段における外気と
還気との混合比率を制御する制御出力を求める制御演算
部とを設けたものである。この発明によれば、空調制御
装置において、外気温度と還気温度との差が算出され、
この温度差に基づいて制御パラメータが算出され、この
算出された制御パラメータが所定の演算式に代入され
る。そして、この演算式より給気温度と給気温度設定値
との偏差に応じた制御出力が求められ、この制御出力に
基づいて外気/還気混合手段における外気と還気との混
合比率が制御される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。図1はこの発明に係る外気冷房空調
制御システムの概略を示す図である。同図において、図
7と同一符号は同一或いは同等構成要素を示し、その説
明は省略する。
【0012】この実施の形態では、空調制御装置3に、
外気ダンパ1への外気温度T1(外気温度の計測値T
1)および還気温度T2(還気温度の計測値T2)を入
力する外気温度入力部3−1および還気温度入力部3−
2と、外気温度入力部3−1および還気温度入力部3−
2を介する外気温度T1と還気温度T2との差を算出す
る温度差算出部3−3と、温度算出部3−3で算出さ
れた温度差に基づき制御パラメータを算出するパラメー
タ算出部3−4と、パラメータ算出部3−4で算出され
た制御パラメータを所定の演算式に代入し、この演算式
より給気温度Tpvと給気温度設定値Tspとの偏差に
応じた外気ダンパ1へのダンパ開度MVを求める制御演
算部3−5とを設けている。
【0013】〔空調制御装置3をPIDコントローラと
した場合〕外気冷房を行う場合、空調制御装置3は、冷
却コイル2−1および加熱コイル2−2への調節弁をオ
フとする。そして、外気温度入力部3−1を介して外気
温度T1を取り込み(図2に示すステップ201)、ま
た還気温度入力部3−2を介して還気温度T2を取り込
み(ステップ202)、温度差算出部3−3において外
気温度T1と還気温度T2との差ΔT=T2−T1を算
出する(ステップ203)。
【0014】そして、この算出した温度差ΔTに基づ
き、パラメータ算出部3−4において制御パラメータを
算出する(ステップ204)。この場合、制御パラメー
タとして比例ゲイン(ゲインパラメータ)Kpを、Kp
=K1/ΔTとして算出する。ここで、K1は現場に依
存する所定値であって、実験等で求められ、この実施の
形態ではK1=300とする。
【0015】そして、この算出した比例ゲインKpを下
記の演算式(1)に代入し、給気温度Tpvと給気温度
設定値Tspとの偏差に応じたダンパ開度MV(t)を
制御出力として求め(ステップ205)、外気ダンパ1
のダンパ開度MVを制御する。 MV(t)=Kp・{e(t)+(1/TI)・∫e(t)dt+TD・de( t)/dt} ・・・・(1)
【0016】なお、この演算式(1)において、e
(t)は給気温度Tpvと給気温度設定値Tspとの偏
差を示し、TI,TDはPID構造の制御パラメータで
あり、TIは積分パラメータ、TDは微分パラメータで
ある。この実施の形態では、ゲインパラメータKpのみ
をΔTに応じて変更し、積分パラメータTIおよび微分
パラメータTDは固定値とする。積分パラメータTIや
微分パラメータTDもΔTに応じて変更するものとして
もよいが、積分パラメータTIや微分パラメータTDを
適切な値に固定するのは比較的容易であり、比例ゲイン
KpのみをΔTに応じて変更することで、制御パラメー
タの変更が簡単かつ迅速に行える。
【0017】ここで、比例ゲインKpをKp=K1/Δ
Tとして得ることにより、ΔTが大きくなるほど比例ゲ
インKpが小さくなり、上記演算式(1)より得られる
制御出力MV(t)の変動は小さくなる。すなわち、従
来のPIDコントローラでは、積分パラメータTI,微
分パラメータTDに加えて比例ゲインKpも固定値とさ
れていたため、ΔTが大きくなるとロセスゲインが大
きくなり、外気ダンパ1がハンチングしてしまう。これ
に対して、この実施の形態では、ΔTが大きくなると制
御出力MV(t)の変動が小さくなるので、外気ダンパ
1のハンチングが防止されるものとなる(図3参照)。
また、ΔTが小さくなると、プロセスゲインが小さくな
り、従来のPIDコントローラでは応答性が悪くなる。
これに対して、この実施の形態では、ΔTが小さくなっ
ても、応答性が悪化することがない。
【0018】〔空調制御装置3をIMCコントローラと
した場合〕外気冷房を行う場合、空調制御装置3は、冷
却コイル2−1および加熱コイル2−2への調節弁をオ
フとする。そして、外気温度入力部3−1を介して外気
温度T1を取り込み(図4に示すステップ401)、ま
た還気温度入力部3−2を介して還気温度T2を取り込
み(ステップ402)、温度差算出部3−3において外
気温度T1と還気温度T2との差ΔT=T2−T1を算
出する(ステップ403)。
【0019】そして、この算出した温度差ΔTに基づ
き、パラメータ算出部3−4において制御パラメータを
算出する(ステップ404)。この場合、制御パラメー
タとしてモデルゲイン(ゲインパラメータ)Kmを、K
m=ΔT/K2として算出する。ここで、K2は現場に
依存する所定値であって、実験等で求められ、この実施
の形態ではK2=100とする。
【0020】そして、この算出したモデルゲインKmを
下記の演算式(2)に代入し、給気温度Tpvと給気温
度設定値Tspとの偏差に応じたダンパ開度MV(t)
を制御出力として求め(ステップ405)、外気ダンパ
1のダンパ開度MVを制御する。 MV(t)=〔(1+Tm・s)/{Km・(1+α・Tm・s)}〕(e+y m) ・・・・(2) 但し、簡略表記のためラプラス変換した表記である。こ
こで、ymはIMCの内部モデル出力値である
【0021】なお、この演算式(2)において、e
(t)は給気温度Tpvと給気温度設定値Tspとの偏
差を示し、Tm,αはIMC構造の制御パラメータであ
り、Tmはモデル時定数、αは比例定数である。この実
施の形態では、モデルゲインKmのみをΔTに応じて変
更し、モデル時定数Tmおよび比例定数αは固定値とす
る。モデル時定数Tmや比例定数αもΔTに応じて変更
するものとしてもよいが、モデル時定数Tmや比例定数
αを適切な値に固定するのは比較的容易であり、モデル
ゲインKmのみをΔTに応じて変更することで、制御パ
ラメータの変更が簡単かつ迅速に行える。
【0022】ここで、モデルゲインKmをKm=ΔT/
K2として得ることにより、ΔTが大きくなるほどモデ
ルゲインKmが大きくなり、上記演算式(2)より得ら
れる制御出力MV(t)の変動は小さくなる(演算式
(2)ではKmが分母に入っている)。すなわち、従来
のIMCコントローラでは、モデル時定数Tm,比例定
数αに加えてモデルゲインKmも固定値とされていたた
め、ΔTが大きくなるとプロセスゲインが大きくなり、
外気ダンパ1がハンチングしてしまう。これに対して、
この実施の形態では、ΔTが大きくなると制御出力MV
(t)の変動が小さくなるので、外気ダンパ1のハンチ
ングが防止されるものとなる(図3参照)。また、ΔT
が小さくなると、プロセスゲインが小さくなり、従来の
IMCコントローラでは応答性が悪くなる。これに対し
て、この実施の形態では、ΔTが小さくなっても、応答
性が悪化することがない。
【0023】図5に外気冷房に際しての給気温度Tpv
とダンパ開度MVとの関係を示す。ダンパ開度MVの変
化量に対して給気温度Tpvがどの程度変化するかとい
う特性(プロセスゲイン特性)は、ダンパ開度MVが1
00%の場合に空調制御エリアに送り込まれる空気は全
て外気となり、ダンパ開度MVが0%の場合に空調制御
エリアに送り込まれる空気が全て還気になることに基づ
けば、両者の温度差により一意的に決定される。したが
って、外気温度T1と還気温度T2との差によりプロセ
スゲイン特性を推定し、これに基づき制御パラメータを
決定すれば、常に適切な外気冷房制御を維持することが
できる。上述した実施の形態では、この技術思想に基づ
き、外気温度T1と還気温度T2との差に応じて制御パ
ラメータ(PIDコントローラでは比例ゲインKp、I
MCコントローラではモデルゲインKm)を変更するよ
うにしている。
【0024】参考として外気冷房について実例を挙げて
説明する。冬季に外気温度が低い時点で、なお建物内に
冷房負荷がある場合に、空調機の熱交換器を停止して外
気冷房モードに移行する。例えば、図6は冬季のある日
の空調データである。この図を基に説明する。 まず、8:00(tA時点)に空調制御開始というこ
とで温水弁が開き10:10(tB時点)に閉じる。こ
の間は暖房モードである。 10:10の前9:50から給気温度設定値が給気温
度を下回り始め冷房要求が出た(tD時点)ので温水弁
が閉じて外気冷房が開始された。その後、この日は1
7:10の空調制御終了まで外気冷房が行われた。な
お、外気冷房中は外気ダンパの開度を制御することで給
気温度をコントロールする。ただし、外気ダンパは換気
のために制御中は最小開度30%に設定されている。こ
の外気冷房制御によってtB点以降、給気温度≒給気温
度設定値となった。 17:10(tC時点)で空調制御終了により、外気
ダンパが閉じる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、第1発明では、空調制御手段における
定の演算式中の制御パラメータが外気温度と還気温度と
の温度差に応じて変更され、この変更された制御パラメ
ータを用いた所定の演算式より給気温度と給気温度設定
値との偏差に応じた制御出力が求められ、この制御出力
に基づいて外気/還気混合手段における外気と還気との
混合比率が制御されるものとなり、外気温度と還気温度
との温度差に拘わらず、常に適切な外気冷房制御を維持
することが可能となる。第2発明では、空調制御手段に
おける所定の演算式中のゲインパラメータ、例えばPI
D構造における比例ゲインKp、IMC構造におけるモ
デルゲインKmが外気温度と還気温度との温度差に応じ
て変更され、この変更されたゲインパラメータを用いた
所定の演算式より給気温度と給気温度設定値との偏差に
応じた制御出力が求められ、この制御出力に基づいて外
気/還気混合手段における外気と還気との混合比率が制
御されるものとなり、第1発明の効果に加えて、制御パ
ラメータの変更が簡単かつ迅速に行われるものとなる。
第3発明では、空調制御装置において、外気温度と還気
温度との差が算出され、この温度差に基づいて制御パラ
メータが算出され、この算出された制御パラメータが所
定の演算式に代入され、この演算式より給気温度と給気
温度設定値との偏差に応じた制御出力が求められ、この
制御出力に基づいて外気/還気混合手段における外気と
還気との混合比率が制御されるものとなり、適切な外気
冷房を維持できる制御パラメータの自動調節機能をもっ
た空調制御装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る外気冷房空調制御システムの概
略を示す図である。
【図2】 この外気冷房空調制御システムにおける空調
制御装置をPIDコントローラとした場合の制御出力の
算出過程を示すフローチャートである。
【図3】 外気温度と還気温度との温度差が大となって
も外気ダンパのハンチングが生じない状況を示す図であ
る。
【図4】 この外気冷房空調制御システムにおける空調
制御装置をIMCコントローラとした場合の制御出力の
算出過程を示すフローチャートである。
【図5】 外気冷房に際しての給気温度Tpvとダンパ
開度MVとの関係を示す図である。
【図6】 冬季のある日の空調データを示す図である。
【図7】 従来の外気冷房空調制御システムの概略を示
す図である。
【図8】 外気温度と還気温度との温度差が大となると
外気ダンパがハンチングしてしまう状況を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…外気ダンパ、2…空調機、2−1…冷却コイル、2
−2…加熱コイル、2−3…空調機、3…空調制御装
置、3−1…外気温度入力部、3−2…還気温度入力
部、3−3…温度差算出部、3−4…パラメータ算出
部、3−5…制御演算部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−272940(JP,A) 特開 平5−322273(JP,A) 特開 平7−332732(JP,A) 特開 平5−288385(JP,A) 特開 昭63−75436(JP,A) 特開 平5−106906(JP,A) 特開 平10−26388(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気と空調制御エリアからの還気とを混
    合する外気/還気混合手段と、 外気冷房を行う場合、前記外気/還気混合手段からの混
    合空気を熱交換せずに前記空調制御エリアへ給気する空
    調手段と、 制御パラメータを用いた所定の演算式より前記空調制御
    エリアへの給気温度と給気温度設定値との偏差に応じた
    制御出力を求め、この制御出力に基づいて前記外気/還
    気混合手段における外気と還気との混合比率を制御する
    空調制御手段とを備えた外気冷房空調制御システムにお
    いて、 前記空調制御手段における前記所定の演算式中の制御パ
    ラメータを外気温度と還気温度との温度差に応じて変更
    する制御パラメータ変更手段を設けたことを特徴とする
    外気冷房空調制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記制御パラメータ
    変更手段は、前記空調制御手段における前記所定の演算
    式中の制御パラメータのうち、ゲインパラメータのみ
    気温度と還気温度との温度差に応じて変更することを
    特徴とする外気冷房空調制御システム。
  3. 【請求項3】 外気温度の計測値を入力する外気温度入
    力部と、 還気温度の計測値を入力する還気温度入力部と、 前記 外気温度入力部および前記還気温度入力部を介する
    外気温度の計測値と還気温度の計測値との差を算出する
    温度差算出部と、 この温度算出部で算出された温度差に基づき制御パラ
    メータを算出するパラメータ算出部と、 このパラメータ算出部で算出された制御パラメータを所
    定の演算式に代入し、この演算式より空調制御エリアへ
    の給気温度と給気温度設定値との偏差に応じた外気/還
    気混合手段における外気と還気との混合比率を制御する
    制御出力を求める制御演算部とを備えたことを特徴とす
    る空調制御装置。
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