JP3333410B2 - 樹脂被覆金属板の製造方法、樹脂被覆金属板、それを用いた樹脂被覆缶胴および樹脂被覆缶 - Google Patents

樹脂被覆金属板の製造方法、樹脂被覆金属板、それを用いた樹脂被覆缶胴および樹脂被覆缶

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接缶(食品缶、
飲料缶、美術缶、18リッター缶等)の樹脂被覆缶胴に
用いられる樹脂被覆金属板の製造方法、その製造方法を
用いて製造された樹脂被覆金属板、それを用いた樹脂被
覆缶胴、ならびに樹脂被覆缶に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、樹脂被覆鋼板を筒状に成形して、
溶接缶などの樹脂被覆缶胴とした缶が生産販売されてお
り、それらの用途に適用される樹脂被覆鋼板の製造方法
がいくつか提示されており、例えば、特開平4−919
49号公報や特開平6−182954号公報に記載の製
造方法がある。これらの製造方法は、いずれも、帯状の
広幅の鋼板に、溶接缶に成形する際に、溶接代となる数
mm幅の部分に樹脂フィルムに積層されない非積層部を
設けつつ樹脂フィルムを積層し被覆するものである。特
に、特開平4−91949号公報に記載の樹脂被覆金属
板の製造方法では、樹脂フィルムを鋼板に積層する直前
に分割し、溶接代となる部分を除去した後積層すること
により、複数状の狭幅の樹脂フィルムが積層された鋼板
を製造している。一方、特開平6−182954号公報
に記載の樹脂被覆金属板の製造方法では、樹脂フィルム
を鋼板に積層する直前に分割してそのまま加熱された鋼
板に積層し、加熱により樹脂フィルムを幅方向に収縮さ
せることにより、積層後に複数状の狭幅の樹脂フィルム
が間隔を有して積層された鋼板を製造している。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】しかしながら、これらの製造方法は、それ
ぞれ、未だ、以下の解決すべき課題を有していた。すな
わち、特開平4−91949号公報に記載の樹脂被覆金
属板の製造方法においては、樹脂フィルムの積層開始に
際して、まず広幅の樹脂フィルムの先端を鋼板に当接し
て積層した後、積層直前の樹脂フィルムにカッターで切
れ目を入れ、樹脂フィルムを走行させながら非積層部を
裁断し、カッターに近接して設けられた吸引装置により
裁断された非積層部を吸引除去し、積層部のみを鋼板に
積層するようにしたものである。このように、広幅フィ
ルムの一部である非積層部は不要部分として必ず除去さ
れねばならず、少なからず製品の歩留まりを低下させる
ことになる。また積層開始に際して、巻き出機から巻き
出した樹脂フィルムの先部を一定の長さ切断することな
く鋼板の全面に被覆させ、その後、樹脂フィルムを裁断
するようにしているので、鋼板の全面に樹脂が被覆され
た部分を製品外の不要部分として除去せねばならず、こ
れも製品の歩留まりを低下させる原因となる。
【0004】一方、特開平6−182954号公報に記
載の樹脂被覆金属板の製造方法においては、樹脂フィル
ムを鋼板に積層する直前に分割して加熱された鋼板に積
層し、加熱により樹脂フィルムを幅方向に収縮させるこ
とにより、非積層部を設けるものであるが、収縮する幅
を常時一定とすることが極めて困難である。ところで、
本発明の目的とする溶接缶や美術缶の分野においては、
同じ図柄が繰り返される印刷層を予め設けた樹脂フィル
ムを鋼板に積層し、積層後に各図柄毎に切断し同一寸法
の切板とし、筒状の樹脂被覆缶胴に成形することが多
い。したがって、積層時に樹脂フィルムが不均一に収縮
すると、積層後に各図柄毎に同一寸法で切断することが
不可能となる。このため、特開平6-182954号公報に記載
の方法を、印刷層を予め設けた樹脂フィルムを金属板に
積層することを前提とする本発明に適用することはでき
ない。
【0005】本発明は、広幅の樹脂フィルムを裁断分割
し、樹脂フィルムを加熱収縮させることなく寸法精度が
良く、かつ樹脂フィルムの除去部を設けることなく高い
歩留まりで非積層部を設けて金属板に被覆する樹脂被覆
金属板の製造方法を提供することを目的とする。本発明
は、また、上記した樹脂被覆金属板の製造方法を用いて
製造された樹脂被覆金属板、その樹脂被覆金属板を用い
た樹脂被覆缶胴、および缶、ならびにそれらの製造方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の樹脂被覆
金属板の製造方法は、連続的に走行する帯状の広幅の金
属板の片側または両側に、前記金属板より幅を狭くした
樹脂フィルムがロール状に巻き付けられたフィルム巻出
機を配設し、前記フィルム巻出機から前記樹脂フィルム
の一端を巻き出すと共に前記金属板に向けてかつ前記金
属板と同一走行方向に走行させ、前記樹脂フィルムを走
行させながら、該樹脂フィルムの巻出端を幅方向に同一
間隔をあけて裁断して複数条の狭幅フィルムに分割し、
裁断分割された前記複数の狭幅フィルムの走行方向を、
それぞれ対応する複数の第1のステアリングロールを用
いて幅を拡げる方向に変化させて前記各狭幅フィルムの
側縁間に間隔を形成し、前記各狭幅フィルムの側縁間に
設定間隔が形成された後、前記各狭幅フィルムの走行方
向を、それぞれ対応する複数の第2のステアリングロー
ルを用いて変化させて前記各狭幅フィルムを前記設定間
隔を保持しながら前記金属板に向けて走行させ、各狭幅
フィルムを前記金属板に当接すると共に一対のラミネー
トロールで挟み付けて前記金属板の表面に積層して樹脂
被覆金属板を製造する。
【0007】請求項2記載の樹脂被覆金属板の製造方法
は、請求項1記載の樹脂被覆金属板の製造方法におい
て、前記フィルム巻出機に巻き付けられる前記樹脂フィ
ルムとして、片面に印刷が施されると共に該印刷上に接
着剤層が設けられている樹脂フィルムを用い、前記樹脂
フィルムの片面を前記金属板に当接すると共に一対のロ
ールで挟み付けて前記金属板の表面に積層して樹脂被覆
金属板を製造する。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図に示す一実施の形態
を参照して本発明を具体的に説明する。なお、添付図
中、図1は本発明に係る樹脂被覆金属板の製造方法に用
いる樹脂被覆装置を概念的に示す正面図、図2は同平面
図、図3はその要部拡大断面図、図4は本発明に係る樹
脂被覆金属板の一部を示す概略平面図、図5〜10は本
発明に係る樹脂被覆缶胴及び樹脂被覆缶の製造方法の工
程を順に示しており、図5は裁断工程を示す平面図、図
6は接合工程を示す斜視図、図7はその要部拡大断面
図、図8は補修工程を示す平面図、図9はその要部拡大
断面図、図10は缶底板を取り付けて固定する工程を示
す断面図である。
【0013】図1及び図2に示すように、本発明に係る
樹脂被覆金属板の製造方法に好適に用いることができる
樹脂被覆装置Jは、上方から下方に向けて垂直に走行す
る金属板10の一側に配設されている。なお、かかる樹
脂被覆装置Jは、金属板10の一側のみならず、両側に
配設することもできる。図1及び図2を参照して樹脂被
覆装置Jの構成について説明すると、金属板10から最
も離れた位置にフィルム巻出機の一例としてのアンコイ
ラー11が配設されており、アンコイラー11には樹脂
フィルム12がロール状に巻き付けられている。このア
ンコイラー11と金属板10との間には、アンコイラー
11側から順に、第1のガイドロール13と、樹脂フィ
ルム12の幅方向に間隔をあけて配設された複数のカッ
ター14と、第2のガイドロール15と、第3のガイド
ロール16、17と、第1のステアリングロール18〜
21と、第2のステアリングロール22〜25と、第4
のガイドロール26とが配設されている。また、第4の
ガイドロール26に近接する金属板10の部分は一対の
ラミネートロール27、28によって挟まれている。
【0014】上記した構成において、複数のカッター1
4はアンコイラー11から巻き出された樹脂フィルム1
2を複数の狭幅フィルム12a〜12dに裁断分割する
ため用いられるものである。第1のガイドロール13と
第2のガイドロール15は樹脂フィルム12にテンショ
ンを付与してカッター14による切断を確実なものにす
るため用いられるものである。第3のガイドロール1
6、17は複数の狭幅フィルム12a〜12dを上下方
向に振り分けるために用いるものである。第1のステア
リングロール18〜21と第2のステアリングロール2
2〜25は狭幅フィルム12a〜12dの走行方向を変
えるために用いられるものである。また、一対のラミネ
ートロール27、28は狭幅フィルム12a〜12dを
金属板10の片面に積層するために用いられるものであ
る。
【0015】次に、上記した樹脂被覆装置Jを用いた樹
脂被覆金属板の製造方法について図1〜図3を参照して
説明する。図1及び図2に示すように、樹脂フィルム1
2はフィルム巻出機の一例であるアンコイラー11から
卷き出され、第1のガイドロール13を経て複数のカッ
ター14に導かれる。図2及び図3に示すように、カッ
ター14は同一幅A(後述する樹脂被覆缶31の周長よ
りわずかに短い長さ)で、樹脂フィルム12の幅方向に
複数個(本実施の形態では3個)設けられている。そし
て、これらのカッター14により、樹脂フィルム12
は、それぞれ幅Aを有する複数条(本実施の形態では4
条)の狭幅フィルム12a〜12dに裁断分割される。
なお、樹脂被覆缶31の外面となる面に印刷層を設ける
場合は、幅が裁断分割後の狭幅フィルム12a〜12d
の幅Aと同一で、長さが製造しようとしている樹脂被覆
缶胴30の高さDと同一の同じ図柄を、幅方向および長
手方向に繰り返し印刷した広幅の樹脂フィルム12を用
い、図柄の幅に一致した幅A毎の狭幅フィルム12a〜
12dに裁断分割するようにする。
【0016】樹脂フィルム12から裁断分割された狭幅
フィルム12a〜12dは、第2のガイドロール15を
経た後、図1及び図2に示すように、第2のガイドロー
ル15の前方に設けられた第3のガイドロール16、1
7により、隣接する狭幅フィルム12a〜12dの走行
方向が上下に振り分けられる。即ち、図2に示すよう
に、狭幅フィルム12a、12cが上方に、狭幅フィル
ム12b、12dが下方に振り分けられる。
【0017】上下に振り分けられた隣接する狭幅フィル
ム12a〜12dは、図2に示すように、第1のステア
リングロール18、20(上方)および19、21(下
方)によって、同一投影平面上で幅が開く方向に、即
ち、隣接する各狭幅フィルム12a〜12dの側縁間に
間隔が形成されるように走行方向が変えられる。走行方
向の変更は、具体的には、各狭幅フィルム12a〜12
dが同一投影平面上で互いに離れていくように、図3に
示すように、第1のステアリングロール18〜21を、
平面図上で、所定の角度θ1,θ2,θ3,θ4 だけ捻回する
ことによって達成される。
【0018】第1のステアリングロール18〜21によ
って同一投影平面上で互いに離れていくように走行方向
が変えられた各狭幅フィルム12a〜12dは、第2の
ステアリングロール22、24(上方)および23、2
5(下方)によって、隣接する各狭幅フィルム12a〜
12dが同一投影平面上で同一の設定間隔B(図4に示
すように、幅Aの各狭幅フィルム12a〜12dを間隔
Bを有して金属板10に被覆した後、間隔Bの中心で樹
脂被覆金属板29を製造しようとしている樹脂被覆缶胴
30の周長に接合代を加えた長さ(C:C=1/2B+
A+1/2B)で裁断分割するために設ける間隔)を有
し、かつ互いに平行となるように再びその走行方向が変
えられる。走行方向の変更は、各狭幅フィルム12a〜
12dが同一投影平面上で互いに接近するように、図3
に示すように、第2のステアリングロール22〜25を
同一平面図上で所定の角度θ5,θ6,θ7,θ8 だけ捻回す
ることによって達成される。このように、各狭幅フィル
ム12a〜12dについて設けられた第1のステアリン
グロール18〜21及び第2のステアリングロール22
〜25の捻回角度θ1 〜θ8 を調整することにより、各
狭幅フィルム12a〜12dが同一投影平面上で同一間
隔Bを有して、互いに平行に走行するようにすることが
できる。
【0019】即ち、上下2つの経路を経ながら、同一投
影平面上では同一間隔Bを有して互いに平行に走行する
ようにされた各狭幅フィルム12a〜12dは、図1に
示すように、走行方向の前方に設けられた第4のガイド
ロール26によって、その経路が再び同一平面上を走行
する1つの経路となるようにされ、次いで1対のラミネ
ートロール27、28により、図示しない加熱手段によ
り加熱された金属板10に当接され、挟み付けて積層
し、樹脂被覆金属板29が製造される。
【0020】また、図示しないが、本実施の形態では、
樹脂被覆装置Jは、各狭幅フィルム12a〜12dの側
縁位置を検出することができる位置検出センサを、狭幅
フィルム12a〜12dの複数の走行位置において、そ
れぞれ、幅方向に複数個配列している。従って、位置検
出センサからの信号に応じて各狭幅フィルム12a〜1
2dの幅方向の位置を、図示しない微調節装置(エッジ
ポジショナー)により常時一定となるように調節するこ
とができる。
【0021】このようにして本発明に係る樹脂被覆金属
板の製造方法を用いて樹脂被覆金属板29が製造される
が、同一幅に裁断分割された各狭幅フィルム樹脂被覆金
属板の製造方法は、第1のステアリングロール18〜2
1および第2のステアリングロール22〜25によって
それぞれ独立してその走行方向を調整することができる
ので、裁断分割した後の各狭幅フィルム12a〜12d
の間隔を寸法精度良く同一に制御することができる。ま
た、分割された樹脂フィルム12a〜12dは除去され
る部分がなく、高歩留で樹脂被覆金属板29を生産する
ことができる。
【0022】金属板10としては、冷延鋼板、表面処理
鋼板などが用いられる。表面処理鋼板としては、通常錫
めっき鋼板が用いられるが、その他、ニッケルめっき、
クロムめっき、亜鉛めっき、あるいはこれらを積層めっ
きした各種のめっき鋼板を挙げることができる。しか
し、溶接法を用いて樹脂被覆缶胴30(図10参照)を
形成させる場合は、良好な溶接性を確保するために、鋼
板の表裏両面に錫めっきが存在することが好ましい。錫
めっき層の形態は層状、または島状のいずれであっても
差し支えない。また、めっき厚さは鋼板の表裏両面で異
なっていてもよい。
【0023】前記の樹脂フィルム12としては、熱可塑
性樹脂からなるフィルムが好ましく、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのホモポ
リエステル、エチレンテレフタレート/イソフタレー
ト、ブチレンテレフタレート/イソフタレートなどの共
重合ポリエステル、ビスフェノールAポリカーボネート
などのポリカーボネート、あるいはこれらを2種類以上
ブレンドしてなる樹脂からなるフィルムを挙げることが
できる。これらのフィルムは未延伸の無配向フィルム、
あるいは一軸延伸または二軸延伸した配向フィルムのい
ずれも使用可能であるが、積層作業が容易であること、
缶に成形して内容物を充填した後の耐食性などの観点か
ら、二軸配向フィルムがより好ましい。
【0024】樹脂フィルム12の片面には、缶に成形し
た後缶外面となる側に商品の中身や商品のイメージを表
すために、印刷を施してもよい。印刷を施した場合は、
金属板との良好な接着性を確保するために、印刷を施し
た上に接着剤層を設け、この接着剤層を介して印刷を施
した樹脂フィルムと金属板10を加熱積層することが好
ましい。また、印刷層の有無を問わず、上記の加熱積層
だけでは上記の熱可塑性樹脂フィルムからなる樹脂フィ
ルム12の金属板10への接着性が十分でない場合にも
上記のように接着剤層を介して樹脂フィルム12と金属
板10を加熱積層することが好ましい。
【0025】接着剤としては、エポキシ系接着剤、フェ
ノール系接着剤、エポキシ/フェノール系接着剤、アミ
ド系接着剤、ウレタン系接着剤、酸変性オレフィン系接
着剤、コポリアミド系接着剤のいずれかの接着剤、また
はこれらをブレンドしてなる接着剤を挙げることができ
る。
【0026】樹脂フィルムの厚さは、一般に3〜50μ
mの範囲にあることが好ましい。厚さが3μm未満の場
合は、フィルムの剛性が著しく小さくなり、図1及び図
2に示した被覆工程でしわが生じやすくなり、被覆作業
が極めて困難になる。一方、厚さが50μmを超える場
合は、製缶分野で広範に用いられている塗料と比較して
コスト的に不利となり好ましくない。
【0027】上記のように構成される樹脂被覆金属板2
9は、後述するように、天板、底板、および樹脂被覆缶
胴30の3部からなる溶接缶などに代表される3ピース
缶の樹脂被覆缶胴30として成形される素材として用い
られる。本発明の樹脂被覆金属板29は、図4に示すよ
うに、樹脂非積層部34が樹脂積層部33の両側に等間
隔で設けられているが、これは缶の製造に際して樹脂被
覆金属板29の各樹脂非積層部34の中心で裁断分割
し、図4に示すように、幅C(C=1/2B+A+1/
2B)を有する複数の樹脂被覆金属条32とし、さらに
裁断分割した樹脂被覆金属条32を、製造しようとして
いる樹脂被覆缶胴30の高さDに対応する長さで切断し
て缶製造時のブランクとし、そのブランクを筒状に成形
し樹脂被覆缶胴30とする際に、樹脂積層部33の両側
にある1/2Bの幅の樹脂非積層部34同士を重ねて溶
接などで接合しやすくするためである。樹脂積層部33
の幅Aおよび樹脂非積層部34の間隔Bは、缶の種類、
特に大きさによって定められ、例えば18リッター缶の
ような大型缶に用いるか、内容量200ml程度の飲料
缶に用いるかによって寸法が異なる。
【0028】次に、図3〜7を参照しながら本発明の樹
脂被覆樹脂被覆缶胴30、樹脂被覆缶、およびそれらの
製造方法を説明する。前述した樹脂被覆金属板の製造方
法によって製造した樹脂被覆金属板29から例えば溶接
缶を製造する場合、まず、図4に示す広幅の樹脂被覆金
属板29を、図5に示す、幅Cを有する複数の樹脂被覆
金属条32に裁断分割する。次いで製造しようとしてい
る樹脂被覆缶胴30の高さDに合わせて樹脂被覆金属条
32をその長手方向に対して直角に切断する。缶外面と
なる面に印刷層を設ける場合は、裁断分割された各樹脂
被覆金属条32には幅が裁断分割した幅Aと同一の幅
で、長さが製造しようとしている樹脂被覆缶胴の高さD
と同一の、同じ図柄が長手方向に繰り返し印刷された狭
幅の樹脂フィルムが被覆されているので、図柄の長さ
(即ち、樹脂被覆缶胴30の高さD)毎に樹脂被覆金属
条32を切断する。このようにして幅がCで長さがDの
矩形状のブランクシート31が得られる。
【0029】次いで、このように予め溶接箇所を定めて
裁断したブランクシート31を、幅が1/2Bの非樹脂
積層部34同士が向かい合うように、かつ所定の重ね合
わせ代35で重なるように、筒状に成形する(図6参
照)。そして図7に示すように、重ね合わせ代(溶接部
分)36を溶接電極で挟み、加圧しながら電流を印加し
て溶接する。前記の重ね合わせ代36は製造しようとし
ている缶の大きさによって異なるが、通常0.3〜3.
0mm程度である。
【0030】前記の樹脂非積層部34の幅(1/2B)
は、缶の大きさおよび非積層部の重ね合わせ代36を考
慮して決定される。例えば、200ml程度の飲料缶な
どの小型缶では、樹脂非積層部34の幅はおよそ1〜3
mmである。なお、溶接に変えて、樹脂や錫合金などに
よる他の接合手段を採用することもできる。
【0031】次に、溶接した部分を含め、樹脂非積層部
34の全体、即ち、図8の樹脂被覆缶胴30の内面側お
よび外面側の両面の樹脂非積層部34に、熱可塑性樹脂
または熱硬化性樹脂の補修用塗料を塗布するか、あるい
は樹脂フィルムを貼付するかして樹脂被膜39を形成し
て、内容物が直接金属板10と接触するのを防止し、耐
食性を確保する。その際に、金属板10の素地が露出状
態で残存しないように、補修用の樹脂被膜39が樹脂フ
ィルムからなる樹脂積層部33の端部まで被覆するよう
に十分被覆する(図9)。補修に用いる塗料は従来使用
されている塗料であれば、液体状の塗料でも固形の粉体
の塗料であってもよいが、樹脂フィルムとの高い密着性
が得られるものを選択する。補修用の樹脂被膜39とし
ては、樹脂フィルムとの熱融着が可能なものを選択す
る。
【0032】次に、上記のようにして構成される筒状の
樹脂被覆缶胴30の上下の両端部に張り出し加工を施
し、フランジ40、41を形成する。場合によっては前
記両端部をわずかに縮径加工して小径化した後、前記の
フランジを形成する。このフランジが形成された樹脂被
覆缶胴30の下端、または場合によって上下の両端部
に、図10に示す缶底板(又は缶蓋板、以後底板とい
う)42を取り付け固定する。缶底板42は図4の樹脂
被覆金属板29、またはそれと同等の耐食性を有する塗
装金属板を、樹脂被覆缶胴38の断面と同じ形状(例え
ば円)で、面積がそれよりわずかに大きくなるようにブ
ランキングし、前記の樹脂被覆缶胴30の端部に形成さ
れたフランジと重なり合うように外縁部に成形加工を施
し、その外縁部にリング状のパッキングを形成させたも
のである。この缶底板42の両端部の外縁部を、樹脂被
覆缶胴30の下端部、または上下の両端部のフランジ部
に重ね合わせて取り付け、シーマーで卷き締めて固定す
る。図10では樹脂被覆缶胴30の下端部のみに缶底板
42を取り付け固定する場合を示す。
【0033】
【実施例】以下、実施例にて本発明をさらに詳細に説明
する。 (実施例)図11に示すように、片面に幅161.5m
m、長さ107.9mmの図柄50が、幅方向に4個並
置し、長手方向に連続して並置するように印刷され、さ
らにその上にエポキシ系の接着剤を30mg/m2 塗布
した646mmの幅を有する、厚さ16μmの二軸延伸
ポリエチレンテレフタレートフィルムからなるコイル状
に卷き取られた長尺フィルム51を、後述する連続的に
走行する板幅663mmの表面処理鋼板の片側に設けら
れた図1及び図2に示す樹脂被覆装置Jと同一の装置を
用いてアンコイラーから卷き解き、カッターを用いて前
記の図柄の幅161.5mmの4条の狭幅フィルムに等
裁断分割した後、第1および第2のステアリングロール
を用いて各狭幅フィルム同士の間隔を等しく4mmと、
250℃に加熱された表面処理鋼板の片側に、エポキシ
系の接着剤が塗布された面を当接した。この際、4条の
狭幅フィルムのうち、両端の狭幅フィルムの側縁のう
ち、隣接する他の狭幅フィルムとは反対側に位置する側
縁が、表面処理鋼板の側縁から2mm内側に位置するよ
うに当接した。
【0034】一方、同時に表面処理鋼板の他の側に設け
られた図1及び図2に示す樹脂被覆装置Jと同一の製造
装置を用いて、片面にエポキシ系の接着剤を30mg/
2塗布した646mmの幅を有する、厚さ16μmの
の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムと同一
の透明のコイル状に卷き取られた長尺フィルムをアンコ
イラーから卷き解き、カッターを用いて幅161.5m
mの4条の狭幅フィルムに等裁断分割した後、第1およ
び第2のステアリングロールを用いて各狭幅フィルム同
士の間隔を等しく4mmとし、加熱された表面処理鋼板
の他の側に、エポキシ系の接着剤が塗布された面を当接
した。この際、4条の狭幅フィルムのうち、両端の狭幅
フィルムの側縁のうち、隣接する他の狭幅フィルムとは
反対側に位置する側縁が、表面処理鋼板の側縁から2m
m内側に位置するように当接した。上記のようにして、
加熱された表面処理鋼板の片側および他側にそれぞれの
二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを当接し
た直後に一対のラミネートロールで三者を挟み付けて積
層し、水中に急冷し、次いで乾燥した。このようにし
て、表面処理鋼板の表裏対応する位置に、印刷を施した
樹脂フィルムと透明の樹脂フィルムを積層した樹脂被覆
鋼板が得られた。
【0035】表面処理鋼板としては、板厚0.18m
m、板幅662mmの鋼板の両面に150mg/m2
量の錫めっき層と、クロムとして12mg/m2 の量の
クロム水和酸化物層をその順に形成したものを用いた。
【0036】上記のようにして製造された樹脂被覆鋼板
を、図5に示すように、両側に2mmの樹脂非積層部を
有する165.7mmの幅の狭幅の樹脂被覆鋼条に分割
し、この樹脂被覆鋼条をさらに長手方向と直角に製造し
ようとする缶の高さに相当する107.9mm毎に等間
隔で切断し、片面に同一の図柄が印刷されたブランクが
得られた。
【0037】このようにして得られたブランクを、図柄
が印刷された面が外面となるように直径52.6mmを
有する円筒状に丸め、両端の非積層部を0.4mm重ね
合わせて溶接したところ、溶接熱による樹脂フィルムの
剥離を生じることなく、良好な溶接部を形成した樹脂被
覆缶胴を得ることができた。さらに、得られた樹脂被覆
缶胴の溶接部を含む非積層部にポリエステル塗料を塗布
し、溶接部を補修した。そして補修部分に5mm各の碁
盤目状にナイフで鋼板素地に達するカットを入れ、その
上にセロハンテープを接着した後、セロハンテープを急
激に剥離したが、セロハンテープ状に剥離したポリエス
テル塗料は認められず、ポリエステル塗料による補修塗
膜とポリエチレンテレフタレートフィルムとの接着性が
良好であることを示した。
【0038】上記のようにして得られた樹脂被覆缶胴の
両端部を縮径加工し、さらにフランジ成形した後、その
一端に前記と同様の表面処理鋼板の両面にエポキシ/フ
ェノール系の塗料を塗布した塗装鋼板から製造した缶底
板を重ね合わせて巻き締めて缶とした後、コーヒーを充
填し、前記と同一の缶底板を缶蓋として重ね合わせて巻
き締めた。このようにして得られたコーヒー入りの缶を
130℃の高温蒸気中で1時間加熱殺菌し、50℃の恒
温室中に3カ月間放置した後開缶したところ、缶内部に
腐食部分は認められず、コーヒーの腐敗、変質も認めら
れなかった。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の樹脂被覆金属板の製造方
法においては、フィルム巻出機から樹脂フィルムの一端
を巻き出すと共に金属板に向けてかつ金属板と同一走行
方向に走行させ、樹脂フィルムを走行させながらその巻
出端を幅方向に同一間隔をあけて裁断して複数条の狭幅
フィルムに分割し、裁断分割された複数の狭幅フィルム
の走行方向を、それぞれ対応する複数の第1のステアリ
ングロールを用いて幅を拡げる方向に変化させて各狭幅
フィルムの側縁間に間隔を形成し、各狭幅フィルムの側
縁間に設定間隔が形成された後、各狭幅フィルムの走行
方向を、それぞれ対応する複数の第2のステアリングロ
ールを用いて変化させて各狭幅フィルムを設定間隔を保
持しながら金属板に向けて走行させ、各狭幅フィルムを
金属板に当接すると共に一対のラミネートロールで挟み
付けて金属板の表面に積層して樹脂被覆金属板を製造す
るようにしている。従って、広幅の樹脂フィルムを樹脂
フィルムの除去部を設けることなく裁断分割し、加熱収
縮させることなく金属板に被覆させることができるの
で、樹脂フィルムを寸法精度良く、かつ高歩留まりで非
積層部を設けて金属板に被覆することが可能となる。請
求項2記載の樹脂被覆金属板の製造方法においては、図
柄を印刷した樹脂フィルムを金属板に被覆することによ
り、樹脂被覆金属板を各図柄毎のブランクに裁断して、
樹脂被覆缶胴に成形することが容易にできる。
【0040】
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る樹脂被覆金属板の製造方法に用い
る樹脂被覆装置を概念的に示す正面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】その要部拡大断面図である。
【図4】本発明に係る樹脂被覆金属板の一部を示す概略
平面図である。
【図5】本発明に係る樹脂被覆金属板の製造方法の裁断
工程を示す説明図である。
【図6】本発明に係る樹脂被覆金属板の製造方法の溶接
工程を示す説明図である。
【図7】図6の要部拡大説明図である。
【図8】本発明に係る樹脂被覆金属板の製造方法の溶接
部の補修工程を示す説明図である。
【図9】図8の要部拡大説明図である。
【図10】本発明の樹脂被覆樹脂被覆缶胴および樹脂被
覆缶の製造方法の一実施例をにおける缶底板取り付け工
程を示す断面図である。
【図11】本発明の樹脂被覆金属板の製造方法の一実施
例にいて用いられる図柄が印刷された樹脂フィルムを示
す平面図である。
【符号の説明】
A 樹脂積層部の幅 B 樹脂非積層
部の間隔 C 製造しようとしている樹脂被覆缶胴の周長に重ね合
わせ代を加えた幅 D 製造しようとしている樹脂被覆缶胴の高さ(図柄の
長さ) J 樹脂被覆装置 10 金属板 11 アンコイラー 12 樹脂フ
ィルム 12a 狭幅フィルム 12b 狭幅フ
ィルム 12c 狭幅フィルム 12d 狭幅フ
ィルム 14 カッター 18 第1のス
テアリングロール 19 第1のステアリングロール 20 第1のス
テアリングロール 21 第1のステアリングロール 22 第2のス
テアリングロール 23 第2のステアリングロール 23 第2のス
テアリングロール 24 第2のステアリングロール 25 第2のス
テアリングロール 27 ラミネートロール 28 ラミネー
トロール 29 樹脂被覆金属板 30 樹脂被覆
缶胴 31 ブランケット 32 樹脂被覆
金属条 33 樹脂積層部 34 樹脂非積
層部 36 重ね合わせ代 39 樹脂被膜 40 フランジ 41 フランジ 42 缶底板 50 図柄 51 長尺フィルム
フロントページの続き 審査官 小石 真弓 (56)参考文献 特開 平4−91949(JP,A) 特開 平6−182954(JP,A) 特開 昭57−46869(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 15/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に走行する帯状の広幅の金属板の
    片側または両側に、前記金属板より幅を狭くした樹脂フ
    ィルムがロール状に巻き付けられたフィルム巻出機を配
    設し、前記フィルム巻出機から前記樹脂フィルムの一端
    を巻き出すと共に前記金属板に向けてかつ前記金属板と
    同一走行方向に走行させ、前記樹脂フィルムを走行させ
    ながら、該樹脂フィルムの巻出端を幅方向に同一間隔を
    あけて裁断して複数条の狭幅フィルムに分割し、裁断分
    割された前記複数の狭幅フィルムの走行方向を、それぞ
    れ対応する複数の第1のステアリングロールを用いて幅
    を拡げる方向に変化させて前記各狭幅フィルムの側縁間
    に間隔を形成し、前記各狭幅フィルムの側縁間に設定間
    隔が形成された後、前記各狭幅フィルムの走行方向を、
    それぞれ対応する複数の第2のステアリングロールを用
    いて変化させて前記各狭幅フィルムを前記設定間隔を保
    持しながら前記金属板に向けて走行させ、各狭幅フィル
    ムを前記金属板に当接すると共に一対のラミネートロー
    ルで挟み付けて前記金属板の表面に積層して樹脂被覆金
    属板を製造することを特徴とする樹脂被覆金属板の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 前記フィルム巻出機に巻き付けられる前
    記樹脂フィルムとして、片面に印刷が施されると共に該
    印刷上に接着剤層が設けられている樹脂フィルムを用
    い、前記樹脂フィルムの片面を前記金属板に当接すると
    共に一対のロールで挟み付けて前記金属板の表面に積層
    して樹脂被覆金属板を製造することを特徴とする請求項
    1記載の樹脂被覆金属板の製造方法。
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