JP3332253B2 - 紫外線吸収性顔料 - Google Patents
紫外線吸収性顔料Info
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- JP3332253B2 JP3332253B2 JP35101892A JP35101892A JP3332253B2 JP 3332253 B2 JP3332253 B2 JP 3332253B2 JP 35101892 A JP35101892 A JP 35101892A JP 35101892 A JP35101892 A JP 35101892A JP 3332253 B2 JP3332253 B2 JP 3332253B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紫外線吸収効果及び安
全性が高く、皮膚用化粧料,メイクアップ化粧料等に有
用な紫外線吸収性顔料に関する。
全性が高く、皮膚用化粧料,メイクアップ化粧料等に有
用な紫外線吸収性顔料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、皮膚化粧料,メイクアップ化
粧料等、種々の化粧料において、着色及び調色,滑性や
光沢の付与等の目的で、体質顔料,白色顔料,パール顔
料が一般的に用いられている。特に、メイクアップ化粧
料の分野においては、これら顔料の使用頻度は高い。
粧料等、種々の化粧料において、着色及び調色,滑性や
光沢の付与等の目的で、体質顔料,白色顔料,パール顔
料が一般的に用いられている。特に、メイクアップ化粧
料の分野においては、これら顔料の使用頻度は高い。
【0003】また、近年、紫外線の皮膚に対する悪影響
が明らかになるにつれて、紫外線による紅斑や日焼けを
防止する化粧料の開発が進められてきた。かかる化粧料
においては、紫外線散乱効果を有する酸化チタン等の金
属酸化物を配合したり、紫外線吸収剤を配合したりする
のが一般的であった。
が明らかになるにつれて、紫外線による紅斑や日焼けを
防止する化粧料の開発が進められてきた。かかる化粧料
においては、紫外線散乱効果を有する酸化チタン等の金
属酸化物を配合したり、紫外線吸収剤を配合したりする
のが一般的であった。
【0004】 さらに、最近では、毛髪や皮膚の黒色色
素であるメラニンに着目し、これを粉体の表面又は内部
に保持させて、黒色顔料あるいは紫外線吸収性顔料とし
て用いている例がある(特開平1−92273,特開平
2−111715,特開平2−232264)。
素であるメラニンに着目し、これを粉体の表面又は内部
に保持させて、黒色顔料あるいは紫外線吸収性顔料とし
て用いている例がある(特開平1−92273,特開平
2−111715,特開平2−232264)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来用いられている上
記体質顔料等には、皮膚表面の被覆により紫外線の透過
を抑制する効果は多少あるものの、紫外線吸収性を併せ
持つものはほとんどない。また、紫外線散乱効果を有す
る金属酸化物の使用には、調色上の困難性,粉浮きの発
生等の問題があった。
記体質顔料等には、皮膚表面の被覆により紫外線の透過
を抑制する効果は多少あるものの、紫外線吸収性を併せ
持つものはほとんどない。また、紫外線散乱効果を有す
る金属酸化物の使用には、調色上の困難性,粉浮きの発
生等の問題があった。
【0006】 一方、紫外線吸収剤の使用には、接触皮
膚炎,光接触皮膚炎の発生や感作性の出現等、安全性上
種々の問題があった。また、紫外線吸収剤は多くが水溶
性又は油溶性であるため、耐水性又は耐油性に劣り、水
や汗,皮脂により除去されやすいといった物理的性質に
基づく欠点があった。
膚炎,光接触皮膚炎の発生や感作性の出現等、安全性上
種々の問題があった。また、紫外線吸収剤は多くが水溶
性又は油溶性であるため、耐水性又は耐油性に劣り、水
や汗,皮脂により除去されやすいといった物理的性質に
基づく欠点があった。
【0007】 また、従来メラニンを表面又は内部に保
持する黒色顔料は、マスカラやアイライナー,染毛剤な
どには向くが、ファンデーション等のメイクアップ化粧
料一般には調色上使用しにくく、紫外線吸収の目的に使
用するとしても、粉体表面又は内部に沈着あるいは保持
させただけであり、耐薬品性等、安定性において問題が
あった。
持する黒色顔料は、マスカラやアイライナー,染毛剤な
どには向くが、ファンデーション等のメイクアップ化粧
料一般には調色上使用しにくく、紫外線吸収の目的に使
用するとしても、粉体表面又は内部に沈着あるいは保持
させただけであり、耐薬品性等、安定性において問題が
あった。
【0008】本発明においては、上記したような問題点
を解決し、物理的にも化学的にも安定で、且つ皮膚に対
する安全性の高い紫外線吸収性顔料を提供することを目
的とする。
を解決し、物理的にも化学的にも安定で、且つ皮膚に対
する安全性の高い紫外線吸収性顔料を提供することを目
的とする。
【0009】上記目的を達成するにあたり、本発明者ら
も、ヒトの皮膚にも含まれている生体内成分であって、
紫外線による障害を防御する機能を有するメラニン色素
に注目した。そして、従来のメラニン複合顔料の有する
上記欠点を解決し、より安定で、さらに黒色以外の色調
を有し、化粧料や皮膚外用剤への応用に際し調色しやす
いメラニン結合性顔料を得るべく検討を行った。
も、ヒトの皮膚にも含まれている生体内成分であって、
紫外線による障害を防御する機能を有するメラニン色素
に注目した。そして、従来のメラニン複合顔料の有する
上記欠点を解決し、より安定で、さらに黒色以外の色調
を有し、化粧料や皮膚外用剤への応用に際し調色しやす
いメラニン結合性顔料を得るべく検討を行った。
【0010】
【課題を解決するための手段】メラニンは生体内におい
て、チロシンからチロシナーゼ等の酵素反応により合成
されるが、その中間体であるドーパを出発原料とし、こ
れを酸化重合することにより得ることができる。その
際、酸化重合はアルカリ触媒下で進行するため、アルミ
ナ等の表面が塩基性である金属酸化物上で反応を行わせ
ると、その表面で重合し、重合物は金属酸化物表面に強
固に吸着する。表面活性の高い金属酸化物を用いると、
メラニンを金属酸化物表面に共有結合させることも可能
である。
て、チロシンからチロシナーゼ等の酵素反応により合成
されるが、その中間体であるドーパを出発原料とし、こ
れを酸化重合することにより得ることができる。その
際、酸化重合はアルカリ触媒下で進行するため、アルミ
ナ等の表面が塩基性である金属酸化物上で反応を行わせ
ると、その表面で重合し、重合物は金属酸化物表面に強
固に吸着する。表面活性の高い金属酸化物を用いると、
メラニンを金属酸化物表面に共有結合させることも可能
である。
【0011】また、ドーパを酸化重合させるにあたり、
グルタチオン,ピロガロール,L-アスコルビン酸,コウ
ジ酸,ヒドロキノン,ピロカテコール等の還元剤(ただ
し、システイン,レゾルシン,p-アミノフェノール,m-
アミノフェノール等のメラニン前駆体を除く)を共存さ
せてメラニン共重合体を金属酸化物表面に生成させる
と、得られる顔料の色調が変化し、吸収波長のシフトも
認められた。
グルタチオン,ピロガロール,L-アスコルビン酸,コウ
ジ酸,ヒドロキノン,ピロカテコール等の還元剤(ただ
し、システイン,レゾルシン,p-アミノフェノール,m-
アミノフェノール等のメラニン前駆体を除く)を共存さ
せてメラニン共重合体を金属酸化物表面に生成させる
と、得られる顔料の色調が変化し、吸収波長のシフトも
認められた。
【0012】従って、表面が塩基性を示す金属酸化物上
でドーパと、還元剤を共存させて酸化重合させることに
より、灰色から黄色,褐色等の種々の色調の紫外線吸収
性顔料を得ることができる。
でドーパと、還元剤を共存させて酸化重合させることに
より、灰色から黄色,褐色等の種々の色調の紫外線吸収
性顔料を得ることができる。
【0013】さらに、タルク,マイカ等の無機粉体やナ
イロンパウダー等の有機粉体に、アルミナ等の金属酸化
物をメカノケミカル法等により被覆してやると、これら
の表面にも上記のように、メラニン共重合体を吸着又は
結合させることができる。
イロンパウダー等の有機粉体に、アルミナ等の金属酸化
物をメカノケミカル法等により被覆してやると、これら
の表面にも上記のように、メラニン共重合体を吸着又は
結合させることができる。
【0014】本発明に係る紫外線吸収性顔料は、以下の
ようにして調製される。
ようにして調製される。
【0015】まず、ドーパ水溶液に酸化銀を加え、ドー
パクロムを生成させた後ろ過し、ろ液に金属酸化物又は
金属酸化物処理粉体を加えて室温で撹拌する。還元剤
は、金属酸化物又は金属酸化物処理粉体とともに添加す
る。ついでろ過して粉体を回収する。本発明の目的に最
適な還元剤としては、メラニン前駆体以外の物質で、グ
ルタチオン,ピロガロール,L-アスコルビン酸,コウジ
酸,ヒドロキノン,ピロカテコール等を挙げることがで
きる。
パクロムを生成させた後ろ過し、ろ液に金属酸化物又は
金属酸化物処理粉体を加えて室温で撹拌する。還元剤
は、金属酸化物又は金属酸化物処理粉体とともに添加す
る。ついでろ過して粉体を回収する。本発明の目的に最
適な還元剤としては、メラニン前駆体以外の物質で、グ
ルタチオン,ピロガロール,L-アスコルビン酸,コウジ
酸,ヒドロキノン,ピロカテコール等を挙げることがで
きる。
【0016】
【作用】本発明に係る紫外線吸収性顔料は、すべて紫外
領域に吸収極大を有し、特にUVB領域において効果的
な吸収を示した。また、ピロガロールとドーパの共重合
体結合顔料では、UVA領域での吸収も認められた。
領域に吸収極大を有し、特にUVB領域において効果的
な吸収を示した。また、ピロガロールとドーパの共重合
体結合顔料では、UVA領域での吸収も認められた。
【0017】一方、本発明に係る紫外線吸収性顔料の色
調については、共重合させる還元剤により、灰色〜乳白
色〜黄褐色〜褐色と変化させることができる。
調については、共重合させる還元剤により、灰色〜乳白
色〜黄褐色〜褐色と変化させることができる。
【0018】また、本発明に係る紫外線吸収性顔料にお
いては、紫外線吸収作用を示すメラニンは重合体であっ
て分子量が大きく、顔料表面に強固に吸着あるいは結合
しており、水,有機溶媒,酸,アルカリ及びその他の薬
品に対して溶出することがなく、化粧料及び皮膚外用剤
等の製品においても安定で、皮膚に対して刺激や感作と
いった問題を生じるおそれはない。
いては、紫外線吸収作用を示すメラニンは重合体であっ
て分子量が大きく、顔料表面に強固に吸着あるいは結合
しており、水,有機溶媒,酸,アルカリ及びその他の薬
品に対して溶出することがなく、化粧料及び皮膚外用剤
等の製品においても安定で、皮膚に対して刺激や感作と
いった問題を生じるおそれはない。
【0019】従って、本発明に係る紫外線吸収性顔料
は、日焼け止めファンデーションや日焼け止めパウダー
等の日焼け止め化粧料に応用して、有効な紫外線防御作
用を発揮し得るものである。さらに、毛髪用化粧料とし
て、毛髪を黒色,茶褐色等に染色しつつ、紫外線の悪影
響から毛髪を保護することもできる。
は、日焼け止めファンデーションや日焼け止めパウダー
等の日焼け止め化粧料に応用して、有効な紫外線防御作
用を発揮し得るものである。さらに、毛髪用化粧料とし
て、毛髪を黒色,茶褐色等に染色しつつ、紫外線の悪影
響から毛髪を保護することもできる。
【0020】
【実施例】さらに実施例により、本発明の特長について
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0021】本発明の実施例を表1に示した。本発明の
実施例3,5,8〜11に係る紫外線吸収性顔料は、次
のようにして調製した。
実施例3,5,8〜11に係る紫外線吸収性顔料は、次
のようにして調製した。
【0022】まず、0.2重量%のドーパ水溶液に酸化
銀を加え、溶液が赤色になった後1分後にろ過する。こ
のろ液にアルミナを1重量%となるように加え、各還元
剤の水溶液を0.2重量%となるようにアルミナと同時
に加えて、室温下6時間撹拌し、ろ過して粉体を回収す
る。
銀を加え、溶液が赤色になった後1分後にろ過する。こ
のろ液にアルミナを1重量%となるように加え、各還元
剤の水溶液を0.2重量%となるようにアルミナと同時
に加えて、室温下6時間撹拌し、ろ過して粉体を回収す
る。
【0023】
【0024】
【表1】
【0025】表1及び図1,2から明らかなように、本
発明の実施例はいずれも紫外領域において吸収極大を示
し、特にUVB領域での吸収が認められた。実施例5の
ピロガロール・ドーパ共重合体結合顔料においては、3
20〜370nmの領域においても吸収が認められ、U
VAをも同時に防御し得るものである。一方、いずれの
比較例においても、このような特定波長における吸収は
認められなかった。
発明の実施例はいずれも紫外領域において吸収極大を示
し、特にUVB領域での吸収が認められた。実施例5の
ピロガロール・ドーパ共重合体結合顔料においては、3
20〜370nmの領域においても吸収が認められ、U
VAをも同時に防御し得るものである。一方、いずれの
比較例においても、このような特定波長における吸収は
認められなかった。
【0026】本発明の実施例の色調は表1に示すとおり
であるが、共重合させる還元剤の種類及び量を選択する
ことにより、白灰色〜黒灰色,乳白色,黄褐色〜茶褐色
〜緑褐色等、幅広く変化させることができた。従って、
日焼け止めファンデーション,日焼け止めパウダー等、
日焼け止め用の皮膚化粧料、メイクアップ化粧料、皮膚
外用剤への応用が、調色の面からも行いやすいものであ
った。
であるが、共重合させる還元剤の種類及び量を選択する
ことにより、白灰色〜黒灰色,乳白色,黄褐色〜茶褐色
〜緑褐色等、幅広く変化させることができた。従って、
日焼け止めファンデーション,日焼け止めパウダー等、
日焼け止め用の皮膚化粧料、メイクアップ化粧料、皮膚
外用剤への応用が、調色の面からも行いやすいものであ
った。
【0027】以上のように、本発明により、従来のもの
よりも強固にメラニン共重合を顔料表面に吸着,結合さ
せ、より安全性,安定性に優れた紫外線吸収性顔料を得
ることができた。また、従来のように、黒色又は黒灰色
のみではなく、調色のしやすい種々の色調の顔料を得る
ことができた。
よりも強固にメラニン共重合を顔料表面に吸着,結合さ
せ、より安全性,安定性に優れた紫外線吸収性顔料を得
ることができた。また、従来のように、黒色又は黒灰色
のみではなく、調色のしやすい種々の色調の顔料を得る
ことができた。
【0028】一方、メラニン共重合体を吸着又は結合さ
せる粉体は、金属酸化物のみではなく、これらを被覆処
理等することによって、種々の無機あるいは有機粉体に
吸着等させることができ、球状,板状,多孔性等いろい
ろな形状を有し、いろいろな使用感を有する紫外線吸収
性顔料を提供することができた。
せる粉体は、金属酸化物のみではなく、これらを被覆処
理等することによって、種々の無機あるいは有機粉体に
吸着等させることができ、球状,板状,多孔性等いろい
ろな形状を有し、いろいろな使用感を有する紫外線吸収
性顔料を提供することができた。
【図1】本発明の実施例5及び比較例1の紫外部吸収ス
ペクトルを示す図である。
ペクトルを示す図である。
【図2】本発明の実施例9,実施例11及び比較例2の
紫外部吸収スペクトルを示す図である。
紫外部吸収スペクトルを示す図である。
【符号の説明】4 実施例5 5 比較例1 7 実施例9 8 実施例11 9 比較例2
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−92273(JP,A) 特開 平4−230305(JP,A) 特開 昭49−71149(JP,A) 特開 平2−111715(JP,A) 特表 平6−507670(JP,A) 国際公開93/19721(WO,A1) 国際公開93/20150(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09C 1/00 - 3/12 A61K 7/40 - 7/44 C09K 3/00 104
Claims (6)
- 【請求項1】 金属酸化物表面を、3,4-ジヒドロキシフ
ェニルアラニン(ドーパ)を酸化して得るドーパクロム
と還元性物質(ただし、メラニン前駆体を除く)との共
重合により合成されるメラニン共重合体で被覆して成
る、紫外線吸収性顔料。 - 【請求項2】 金属酸化物がアルミナであることを特徴
とする、請求項1に記載の紫外線吸収性顔料。 - 【請求項3】 還元性物質が、グルタチオン,ピロガロ
ール,L-アスコルビン酸,コウジ酸,ヒドロキノン,ピ
ロカテコールより選択した1種以上であることを特徴と
する、請求項1又は請求項2に記載の紫外線吸収性顔
料。 - 【請求項4】 粉体を金属酸化物処理した後、3,4-ジヒ
ドロキシフェニルアラニン(ドーパ)を酸化して得るド
ーパクロムと還元性物質(ただし、メラニン前駆体を除
く)との共重合により合成されるメラニン共重合体で被
覆して成る、紫外線吸収性顔料。 - 【請求項5】 金属酸化物がアルミナであることを特徴
とする、請求項4に記載の紫外線吸収性顔料。 - 【請求項6】 還元性物質が、グルタチオン,ピロガロ
ール,L-アスコルビン酸,コウジ酸,ヒドロキノン,ピ
ロカテコールより選択した1種以上であることを特徴と
する、請求項4又は請求項5に記載の紫外線吸収性顔
料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35101892A JP3332253B2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 紫外線吸収性顔料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35101892A JP3332253B2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 紫外線吸収性顔料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06172673A JPH06172673A (ja) | 1994-06-21 |
JP3332253B2 true JP3332253B2 (ja) | 2002-10-07 |
Family
ID=18414484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35101892A Expired - Fee Related JP3332253B2 (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 紫外線吸収性顔料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3332253B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1317743B1 (it) * | 2000-01-28 | 2003-07-15 | Carlo Ghisalberti | Composizioni cosmetiche decorative e lacche vegetali. |
US20090304610A1 (en) * | 2005-11-29 | 2009-12-10 | Carlo Ghisalberti | Tannin polymers, processes of preparation and use thereof |
US8452303B2 (en) | 2007-07-19 | 2013-05-28 | Avaya Inc. | Reduction of wireless communication costs in enterprises |
-
1992
- 1992-12-04 JP JP35101892A patent/JP3332253B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06172673A (ja) | 1994-06-21 |
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