JP3330242B2 - ドアの化粧板の取付け構造 - Google Patents

ドアの化粧板の取付け構造

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JP3330242B2
JP3330242B2 JP24551294A JP24551294A JP3330242B2 JP 3330242 B2 JP3330242 B2 JP 3330242B2 JP 24551294 A JP24551294 A JP 24551294A JP 24551294 A JP24551294 A JP 24551294A JP 3330242 B2 JP3330242 B2 JP 3330242B2
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドアの化粧板の取付け
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に、玄関用ドア(21)の外観正面図を
示す。このものにおいては、ドア(21)の幅方向中央部
に、縦長長方形のガラス板(22)が設けられ、ドア(21)の
装飾の役割を果たすとともに、昼間時、外光を取り入れ
たり、内部から来客の存在を確認できたりするようにな
っている。このガラス板(22)の取付けは、そのガラス板
(22)の表面形状に対応した大きさの開口部(23)を形成
し、この開口部(23)に嵌め込んだ取付け枠(24)で保持し
ている。このガラス板(22)の取付け枠(24)の一部を図4
に拡大斜視図で示す。図中、一点鎖線で描いた板状のも
のが、ガラス板(22)の一部であり、このガラス板(22)を
はさんでAがドアの室外側、Bがドアの室内側である。
図4に示すように、ガラス板(22)は、その室外面が取付
け枠(24)のガラス押さえ面(25)によって支持されてい
る。なお、この取付け枠(24)は内外一対の内の室外側の
部分であり、実際は、ガラス板(22)の室内側側面を押さ
える内側の枠が設けられるが、ここでは省略している。
また、装飾に変化を付けるため、先の図3に示すよう
に、このガラス板(22)の室外側表面に2枚の化粧板(32)
(32)を設けている。この化粧板(32)(32)は軽金属板(例
えば、ステンレス板等)を一枚ずつ、両者間にスリット
(33)を生ずるよう所定の間隔をおいてガラス板(22)表面
に貼り付けて設けたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような化粧板の
取付け構造には、以下に示すような欠点がある。すなわ
ち、これら化粧板を取り付けた後、ドアを運搬する際等
に化粧板が剥がれる虞がある。また、剥がれなくとも、
接着剤がはみ出したり、或いは化粧板がずれる等して外
観が損なわれる欠点がある。
【0004】本発明はこのような課題を解決するために
なされたものであり、取付けが確実に行われるドアの化
粧板の取付け構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この本発明は、ドアの開口部に取り付けたガラスの
表面側に、そのガラス表面の一部を覆うようにして化粧
板を取り付けたものにおいて、ガラス取付け枠裏面から
前記ガラス端縁の外表面側へ張り出したガラス押さえに
切欠き部を形成して、この切欠き部へ前記化粧板の端部
を嵌め込んで取り付けたことを特徴とするものである。
【0006】また、上記において、前記切欠き部に嵌め
込む一枚の化粧板に、その化粧板の幅方向両端部におい
て僅かの肉部を残す形の一または複数のスリットを前記
化粧板幅方向に形成して、前記ガラス取付け枠において
前記化粧板の外表面側へ張り出した部分によって前記肉
部を覆うことで、一枚の化粧板で複数の化粧板を備えた
ような外観としている。
【0007】
【作用】上記のような構成により、化粧板が嵌め込み構
造によって取り付けられる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。ドアの外
観形状は従来のものと同一であり、図示およびその説明
は省略する。図1に本実施例のドアのガラス取付け枠に
化粧板を取り付けた様子を拡大斜視図で示す。図におい
て、(1)がガラス取付け枠であり、一点鎖線で示す板が
ガラス板(2)である。このガラス板(2)を挟んで、Aで
示す部分がドアの外側、Bで示す部分がドアの内側であ
る。そして、ガラス押え(3)は前記ガラス取付け枠(1)
からガラス板(2)の室外両表面へ張り出した張り出し縁
部(1a)の裏面よりT字型に突出し、その張り出し縁部
(1a)に沿って上下方向に形成されている。ガラス板
(2)は、その室外面が、このガラス押え(3)のガラス押
え面(4)によって支持されている。なお、このガラス取
付け枠(1)は内外一対の内の室外側の部分であり、実際
は、ガラス板(2)の室内面を押さえる内側の枠が設けら
れるが、ここでは省略している。
【0009】そして、本実施例では本発明の特徴に従っ
て、このガラス押え(3)のガラス押え面(4)に図1のよ
うな切欠き部(15)を設けている。すなわち、ステンレス
板等の化粧板(16)は、上記ガラス押え(3)の切欠き部(1
5)に嵌め込まれ、切欠き部(15)の底部とガラス板(2)表
面とに挟まれる形で設けられるものである
【0010】このように、本実施例では、化粧板(16)
嵌め込み構造によって、ガラス押え(3)の切欠き部(15)
に埋め込む形で設けられるので、取付けが確実であり、
従来例では、この化粧板が単にガラス板表面に接着剤で
接着して取り付けられていただけであったので、剥がれ
たり、接着剤がはみ出したり、接着位置がずれたりして
美観が損なわれるといったことがあったが、そういった
不都合が一切ない。
【0011】また、切欠き部(15)は一カ所とし、その一
カ所の切欠き部(15)に一枚の化粧板(16)を設け、この一
枚の化粧板(16)に、図2に示すような、化粧板幅方向
に、幅方向両端部に僅かの肉部(8)を残す形のスリット
(7)を設けたものである。この実施例によれば、化粧板
(16)の設置後、化粧板(16)のスリット(7)両側の肉部
(8)が、ガラス押え(3)の外表面張りだし部に覆われる
形となり、外観上の結果として、ドアの外側から眺めた
場合、2枚の化粧板を間隔を設けて嵌め込んだ場合と同
一の外観となる。そして、スリット(7)を複数設けるこ
とにより、一枚の化粧板(16)で化粧板を3枚以上設けた
ような外観にすることもできる。このような構成によ
り、部品点数や加工工程を削減できる。
【0012】
【発明の効果】以上、本発明によれば、ドアの装飾用ガ
ラス板に取り付けられる化粧板が、そのガラス板が取り
付けられる取付け枠に設けられた切欠き部に嵌め込まれ
る形で設置されるので、接着して固定するような場合と
違って、取付けが確実となる。
【0013】また、一枚の化粧板で複数の化粧板を備え
たような外観にすることができる。その結果、複数枚の
化粧板を間隔をおいて取り付ける場合に比較して、切欠
き部の加工コストおよび化粧板の取付け工数を低減でき
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアのガラス取付け枠に化粧板を
取り付けた様子を示す拡大斜視図である。
【図2】図1において取り付けられているスリット付き
化粧板を示す斜視図である。
【図3】玄関用ドアの外観構造を示す図である。
【図4】従来ドアのガラス取付け枠とその取付け構造を
示す拡大斜視図である。
【符号の説明】
(1) ガラス取付け枠 (2) ガラス板 (3) ガラス押え (4) ガラス押え面(15) 切欠き部 (16) 化粧板 (7) スリット (8) 肉部 (A) ドアの室外側 (B) ドアの室内側

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの開口部に取り付けたガラスの表面
    側に、そのガラス表面の一部を覆うようにして化粧板を
    取り付けたものにおいて、ガラス取付け枠裏面から前記
    ガラス端縁の外表面側へ張り出したガラス押さえに切欠
    き部を形成して、この切欠き部へ前記化粧板の端部を嵌
    め込んで取り付けるとともに、前記切欠き部に嵌め込む
    一枚の化粧板に、その化粧板の幅方向両端部において僅
    かの肉部を残す形の一または複数のスリットを前記化粧
    板幅方向に形成して、前記ガラス取付け枠において前記
    化粧板の外表面側へ張り出した部分によって前記肉部を
    覆うことで、一枚の化粧板で複数の化粧板を備えたよう
    な外観としたことを特徴とするドアの化粧板の取付け構
    造。
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KR101030137B1 (ko) * 2009-05-18 2011-04-18 송윤생 무늬판 교체 및 고정용 탈착장치가 구성된 문

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