JP3330203B2 - ウレタン系オリゴマーおよび該オリゴマーを硬化性成分とする活性エネルギー線硬化型ウレタン系樹脂組成物 - Google Patents
ウレタン系オリゴマーおよび該オリゴマーを硬化性成分とする活性エネルギー線硬化型ウレタン系樹脂組成物Info
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Description
ゴマー、および該オリゴマーを硬化性成分として含有す
る活性エネルギー線硬化型ウレタン系樹脂組成物に関す
るものである。
線硬化性を有し、エポキシアクリレートオリゴマー、ポ
リエステルアクリルオリゴマーなどと同様に、塗料、イ
ンク、保護コーティング剤、接着剤など被膜形成原料と
して有用である。
感的に把握できるようにするため、必要に応じ、活性水
素含有(メタ)アクリレート系モノマー単位を「=」、
ポリイソシアネート単位を「○」、低分子量ポリオール
を「−」、高分子量ポリオールを「……」と表わすこと
にする。
2915号公報には、1,4−シクロヘキサンジメタノ
ールを多価アルコールとして含む分子量500〜200
0の低分子量ポリエステル樹脂にジイソシアネート化合
物を反応させ、ついで活性水素含有アクリル系単量体を
反応させて得られるプレポリマーを用いた光硬化性ウレ
タンアクリル樹脂組成物が示されている。得られるプレ
ポリマーの構造は =○……○= (2) となる。
714号公報(特公平2−10166号公報)には、分
子量約1000〜5000のポリエステルポリオール
(A) と多価イソシアネート化合物(B) とを反応させた
後、活性水素含有アクリル系単量体(C) を反応させたプ
レポリマーを用いた光硬化性樹脂組成物が示されてい
る。実施例1においては、(A) 2モルに対し(B) を3モ
ル反応させ、ついで(C) を2モル反応させているので、
得られるプレポリマーの構造は =○……○……○= (3) となる。
エーテル系グリコール(a) 、ジイソシアネート化合物
(b) 、分子量300以下の2価アルコール(c) および水
酸基を有するビニル系不飽和単量体(d) の四者を反応し
て得られる紫外線硬化性ウレタン化合物が示されてい
る。ここでポリエーテル系グリコール単位はソフトセグ
メントであり、その両端に2価アルコールとジイソシア
ネートよりなる連続的なウレタン結合のハードセグメン
トが位置している。すなわちこのプレポリマーの構造
は、 =○−○……○−○= (4) =○−○−○……○−○−○= (5) =○−○−○−○……○−○−○−○= (6) などとなる。
1000〜10000のポリオール、ジイソシアネート
化合物、分子量300以下の2価アルコール、および水
酸基を有するビニル系不飽和単量体の四者を反応して得
られる放射線硬化型オリゴマーが示されている。このオ
リゴマーの構造は、 =○−○……○−○= (7) =○−○……○−○……○−○= (8) =○−○……○−○……○−○……○−○= (9) などである。
−172915号公報に開示の光硬化性ウレタンアクリ
ル樹脂組成物は、その実施例によれば、引張強度−伸度
のバランスが、150kg/cm2−310%、200kg/cm2
−180%、240kg/cm2−90%、230kg/cm2−1
60%、240kg/cm2−130%であり、強度および伸
度が共に不足する傾向がある。なお伸度を最大限に上げ
ようとすると、強度が一段と小さくなるという問題点が
ある。
−10166号公報)に開示のプレポリマーを用いた光
硬化性樹脂組成物にあっては、該プレポリマーにさらに
単官能性ポリマーとして2−ヒドロキシエチルアクリレ
ートまたは2−ヒドロキシエチルメタクリレートを併用
した実施例によれば、引張強度−伸度のバランスが、1
80kg/cm2−380%、120kg/cm2−310%、14
0kg/cm2−430%、120kg/cm2−360%、75kg
/cm2−470%であり、伸度の点では満足のいく結果が
得られるものの、引張強度が不足しているという問題点
がある。なお単官能性ポリマーを併用しない場合には、
引張強度、ヤング率、伸度が著減する傾向がある。また
本発明者らの追試によれば、同公報の光硬化性樹脂組成
物はタックフリー時間が5秒以上と光硬化性樹脂組成物
にしては長いという不利もある。
外線硬化性ウレタン化合物は、その実施例によれば、引
張強度−伸度のバランスが、230kg/cm2−450%、
250kg/cm2−440%であり、伸びの点では満足のい
く結果が得られるものの、引張強度が不足しているとい
う問題点がある。
開示の放射線硬化型オリゴマーは、その実施例によれ
ば、引張強度−伸度のバランスが、450kg/cm2−80
0%、480kg/cm2−760%、360kg/cm2−700
%、470kg/cm2−550%、440kg/cm2−620%
であり、引張強度および伸度の双方が極めてすぐれてい
る。しかしながらこのオリゴマーから得られる硬化被膜
は、ヤング率が15〜55kg/cm2というように低いとい
う不利がある。また本発明者らの追試によれば、その硬
化被膜は、テーバー摩耗試験による耐摩耗性がたとえば
10〜22mgというように不足すること、耐汚染性が不
充分で(速乾性油性インクで線引きし、室温下に24時
間放置後、エタノールで拭き取ったとき、線跡がはっき
り残る)、汚れやゴミなどが付着すると容易には清浄化
できないという不利もある。
張強度および伸度が共にすぐれ、ヤング率も大きく、耐
摩耗性、耐汚染性も良好で、さらには硬化時のタックフ
リー時間が短い新規なウレタン系オリゴマー、およびそ
れを硬化性成分として含有する活性エネルギー線硬化型
ウレタン系樹脂組成物を提供することを目的とするもの
である。
ゴマーは、活性水素含有(メタ)アクリレート系モノマ
ー単位を「=」、ポリイソシアネート単位を「○」、分
子量300以下の低分子量ポリオールを「−」、分子量
500以上の高分子量ポリオールを「……」で表わすと
き、式、 =○−○……○−○= (1) で示されるオリゴマーにおいて、前記活性水素含有(メ
タ)アクリレート系モノマーがε−カプロラクトン変性
ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートであることを
特徴とするものである。
系樹脂組成物は、上記のウレタン系オリゴマーを硬化性
成分として含有するものである。
式(1) で表わされる。このオリゴマーを構成する各成分
につき順に説明する。
マーとしては、本発明においては、ε−カプロラクトン
変性ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートを用い
る。このようなε−カプロラクトン変性ヒドロキシアル
キル(メタ)アクリレートの例としては、ε−カプロラ
クトン変性2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、ε−カプロラクトン変性2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、ε−カプロラクトン変性トリプ
ロピレングリコール(メタ)アクリレート、ε−カプロ
ラクトン変性1,4−ブチレングリコールモノ(メタ)
アクリレート、ε−カプロラクトン変性2−ヒドロキシ
−3−クロロプロピル(メタ)アクリレートなどがあげ
られる。
2,4−または2,6−トリレンジイソシアネート、m
−またはp−キシリレンジイソシアネート、水添キシリ
レンジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4’−
ジイソシアネートまたはその変性物や重合物、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネー
ト、1,4−テトラメチレンジイソシアネート、ナフタ
レンジイソシアネートなどが用いられる。
しては、たとえば、エチレングリコール、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、1,2−または
1,3−プロピレングリコール、1,3−または1,4
−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6
−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコールなどが用
いられる。
しては、ポリエーテル系ポリオール、ポリエステル系ポ
リオール、ポリカーボネート系ポリオール、アクリルポ
リオール、ポリブタジエン系ポリオール、ポリオレフィ
ン系ポリオールなどのうち、分子量が500以上のも
の、殊に500〜4000のものが用いられ、分子量が
500未満では硬化物の伸度が不足するようになる。
には、ポリイソシアネート4モルと低分子量ポリオール
2モルとを適当な溶媒の存在下に窒素ガスなどの不活性
ガス雰囲気下に温度50〜95℃程度で反応させ、つい
で高分子量ポリオール1モルを加えて反応させてから、
最後にε−カプロラクトン変性ヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレート2モルを加えて温度50〜80℃程度
で反応させる方法が採用される。反応に際しては適宜触
媒を存在させることができる。ただし、上に述べた各成
分の反応モル比は代表的な場合を示したものである。
モルとを反応させ、ついで低分子量ポリオール2モルを
加えて反応させ、さらにポリイソシアネート2モルおよ
びε−カプロラクトン変性ヒドロキシアルキル(メタ)
アクリレート2モルを加えて反応させる方法、 ・ ポリイソシアネート2モルと高分子量ポリオール1
モルとを反応させ、ついで低分子量ポリオール2モルと
ポリイソシアネート2モルとを反応させ、最後にε−カ
プロラクトン変性ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレ
ート2モルとを加えて反応させる方法、 ・ ポリイソシアネート2モルとε−カプロラクトン変
性ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート2モルとを
反応させ、ついで低分子量ポリオール2モルを反応さ
せ、さらにポリイソシアネート2モルと高分子量ポリオ
ール1モルとを加えて反応させる方法、なども採用され
る。
ソシアネート4モル、低分子量ポリオール2モル、高分
子量ポリオール1モル、ε−カプロラクトン変性ヒドロ
キシアルキル(メタ)アクリレート2モルを基準とする
が、ポリイソシアネート 3.5〜4.5 モル、低分子量ポリ
オール 1.5〜2.5 モル、高分子量ポリオール 0.5〜1.5
モル、ε−カプロラクトン変性ヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレート 1.5〜2.5 モル程度の変動は許容され
る。
ン系オリゴマーが得られる。ただし、下記の式において
は、先にも述べたように、活性水素含有(メタ)アクリ
レート系モノマー単位を「=」、ポリイソシアネート単
位を「○」、分子量300以下の低分子量ポリオールを
「−」、分子量500以上の高分子量ポリオールを「…
…」で表わしてあり、活性水素含有(メタ)アクリレー
ト系モノマーとしてはε−カプロラクトン変性ヒドロキ
シアルキル(メタ)アクリレートを用いている。 =○−○……○−○= (1)
系樹脂組成物は、上記のウレタン系オリゴマーを硬化性
成分として含有するものである。
ときは光重合開始剤は用いないのが通常であるが、紫外
線照射により硬化させるときは、光重合開始剤を配合す
る。光重合開始剤としては、たとえば、1−ヒドロキシ
シクロヘキシルフェニルケトン、ベンゾイン、ベンゾイ
ンメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾ
インイソプロピルエーテル、ベンゾインn−ブチルエー
テル、ベンゾインフェニルエーテル、ベンジルジフェニ
ルジスルフィド、アゾビスイソブチロニトリル、ジベン
ジル、ジアセチル、アントラキノン、ナフトキノン、ベ
ンゾフェノン、ピバロインエチルエーテル、ベンゾイル
パーオキサイド、ベンジルケタール、1,1−ジクロロ
アセトフェノン、パラ−t−ブチルジクロロアエトフェ
ノン、2−クロロチオキサントン、2−メチルチオキサ
ントン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、2,2−
ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、2,2−ジ
クロロ−4−フェノキシアセトフェノン、ミヒラーズケ
トン、フェニルグリオキシレート、α−ヒドロキシイソ
ブチルフェノン、ジベゾスパロン、ベンゾフェノンアミ
ン系、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロ
キシ−2−メチルプロパノン、2−メチル−[4−(メ
チルチオ)フェニル]−2−モルフォリノ−1−プロパ
ノンなどが用いられ、その配合量は組成物全体に対しお
よそ1〜10重量%とすることが多い。
配合することができる。添加剤の例としては、フィラ
ー、染顔料、油、可塑剤、ワックス類、乾燥剤、分散
剤、湿潤剤、乳化剤、ゲル化剤、安定剤、消泡剤、レベ
リング剤、チクソトロピー性付与剤などがあげられる。
ルエン、α−メチルスチレン、メチルメタクリレート、
メチルアクリレート、エチルアクリレート、アクリロニ
トリル、酢酸ビニル、2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、シクロ
ヘキシルアクリレート、ジシクロペンタジエンアクリレ
ート、N−ビニルピロリドン、フルフリルアクリレー
ト、カルビトールアクリレート、ベンジルアクリレー
ト、ブトキシエチルアクリレート、アリルアクリレー
ト、フェノキシエチルアクリレート、アクリロキシエチ
ルホスフェート、2−ビニルピリジンをはじめとする種
々のモノマーを所望の量配合することができる。
後、紫外線または電子線を照射することにより硬化す
る。紫外線照射を行うときの光源としては、高圧水銀
灯、超高圧水銀灯カーボンアーク灯、キセノン灯、メタ
ルハライドランプ、ケミカルランプ、ブラックライトな
どが用いられる。照射時間は、光源の種類、光源と塗布
面との距離、その他の条件によっても異なるが、長くと
も数10秒で充分であり、通常は数秒、場合によっては
数分の1秒でもよい。紫外線照射後は、必要に応じ加熱
を行って硬化の完全を図ることもできる。電子線照射の
場合には、たとえば、50〜1000KeV の範囲のエネ
ルギーを持つ電子線を用い、2〜5Mradの照射量とする
のがよい。
ーおよび該オリゴマーを含有する活性エネルギー線硬化
型樹脂組成物は、塗料、インク、保護コーティング剤、
アンカーコーティング剤、磁性粉コーティングバインダ
ー、サンドブラスト用被膜、接着剤、版材など、各種の
被膜形成材料として有用である。
造を有するため、該オリゴマーを硬化性成分として含有
する活性エネルギー線硬化型ウレタン系樹脂組成物から
得られた被膜は、引張強度、伸度、ヤング率がいずれも
大きい上、耐摩耗性、耐汚染性も良好である。また、硬
化時のタックフリー時間が短いという利点もある。
る。以下「部」、「%」とあるのは重量基準で示したも
のである。
ンサー、窒素ガス吹き込み口を備えた四つ口フラスコ
に、トリレンジイソシアネート 302.9g(1.74モル)、
ネオペンチルグリコール90.6g(0.86モル)、トルエン
288.4gを仕込み、内温80〜90℃で5時間反応さ
せ、残存イソシアネート基が11%となった時点で、分子
量650のポリテトラメチレングリコール 271.8g(0.
42モル)とジブチルスズジラウリレート0.15gとを加え
てさらに5時間反応させた。残存イソシアネート基が
3.9%となった時点で内温を60〜70℃に保ち、ε−
カプロラクトン変性ヒドロキシエチルアクリレート(ダ
イセル化学工業株式会社製「Placcel FA-1」、OH価 2
44、酸価 6以下) 200.0g(0.87モル)を加えて4時間
反応させ、残存イソシアネート基が 0.5%となった時点
で反応を止めた。
ャートを図1に、IRチャートを図2に示す。このウレ
タン系オリゴマーは、 =○−○……○−○= (1) の構造を有するものである。ただし、活性水素含有(メ
タ)アクリレート系モノマーとしてはε−カプロラクト
ン変性ヒドロキシエチルアクリレートを用いている。
組成物〉上記で得たウレタン系オリゴマーを含む組成物
(樹脂分100部)に、光開始剤として1−ヒドロキシ
シクロヘキシルフェニルケトン(チバガイギー社製の
「イルガキュア184」)5部を添加、混合して紫外線
硬化型樹脂液を調製した。この樹脂液をポリエステルフ
ィルム上にアプリケーターを用いて100μm 厚に塗工
し、温度75℃で10分間熱風乾燥してから、高圧水銀
ランプ80W/cmを用いて20cmの高さから5m/min のコ
ンベア速度で1パスの紫外線照射を行い、硬化被膜を形
成させた。タックフリー時間は 0.5秒と短いものであっ
た。
剥離して、巾10mm、長さ25mmの試験片を作成し、オ
ートグラフにより引張速度20mm/minの条件で、引張強
度、ヤング率および伸度を測定した。結果を次に示す。 引張強度 360 kg/cm2 ヤング率 125 kg/cm2 伸度 430 %
機を用いて摩耗性を測定すると共に、耐汚染性をテスト
した。結果を次に示す。なお耐汚染性については、被膜
上に市販の赤および黒の速乾性油性インクで線引きし、
室温下に24時間放置後、エタノールで拭き取り、線跡
がない場合を○、線跡がわずかに残る場合を△、線跡が
はっきりと残る場合を×と判定した。 耐摩耗性 1.4 mg(荷重1000g、wheel CS-10 、回転数500
rpm ) 耐汚染性 黒の速乾性油性インク ○ 赤の速乾性油性インク ○
系オリゴマーを製造し、紫外線照射を行って硬化被膜を
形成した。
rpm ) 耐汚染性 黒の速乾性油性インク ○ 赤の速乾性油性インク ○
rpm ) 耐汚染性 黒の速乾性油性インク ○ 赤の速乾性油性インク ○
口を備えた四つ口フラスコに、キシリレンジイソシアネ
ート4モル、ネオペンチルグリコール2モルおよび適量
のキシレンを仕込み、窒素気流下に内温80〜90℃で
5時間反応させ、ついで分子量650のポリテトラメチ
レングリコール1モルと少量のジブチルスズジラウリレ
ートとを加えてさらに5時間反応させた。次に内温を6
0〜70℃に保ち、ヒドロキシエチルアクリレート2モ
ルを加えて4時間反応させた。
チルアクリレートである。
にベンゾインイソプロピルエーテル3部とを加えて均一
な樹脂液とし、この樹脂液をポリエステルフィルム上に
アプリケーターを用いて100μm 厚に塗工し、温度7
5℃で10分間熱風乾燥してから、高圧水銀ランプ80
W/cmを用いて20cmの高さから5m/min のコンベア速度
で1パスの紫外線照射を行い、硬化被膜を形成させた。
作成し、引張強度、ヤング率および伸度、耐摩耗性を測
定した。結果を次に示す。 引張強度 260 kg/cm2 ヤング率 47 kg/cm2 伸度 410 % 耐摩耗性 19mg(荷重1000g、wheel CS-10 、回転数500
rpm )
分子構造を有するため、該オリゴマーを硬化性成分とし
て含有する活性エネルギー線硬化型ウレタン系樹脂組成
物から得られた被膜は、引張強度、伸度、ヤング率がい
ずれも大きい上、耐摩耗性、耐汚染性も良好である。ま
た、硬化時のタックフリー時間が短いという利点もあ
る。
MRチャートである。
Rチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】活性水素含有(メタ)アクリレート系モノ
マー単位を「=」、ポリイソシアネート単位を「○」、
分子量300以下の低分子量ポリオールを「−」、分子
量500以上の高分子量ポリオールを「……」で表わす
とき、式、 =○−○……○−○= (1) で示されるオリゴマーにおいて、前記活性水素含有(メ
タ)アクリレート系モノマーがε−カプロラクトン変性
ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートであることを
特徴とするウレタン系オリゴマー。 - 【請求項2】請求項1記載のウレタン系オリゴマーを硬
化性成分として含有する活性エネルギー線硬化型ウレタ
ン系樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23089793A JP3330203B2 (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | ウレタン系オリゴマーおよび該オリゴマーを硬化性成分とする活性エネルギー線硬化型ウレタン系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23089793A JP3330203B2 (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | ウレタン系オリゴマーおよび該オリゴマーを硬化性成分とする活性エネルギー線硬化型ウレタン系樹脂組成物 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0762058A JPH0762058A (ja) | 1995-03-07 |
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JP (1) | JP3330203B2 (ja) |
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1993
- 1993-08-23 JP JP23089793A patent/JP3330203B2/ja not_active Expired - Fee Related
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