JP3329525B2 - ホログラムカラーフィルターのカラーバランス補正方法 - Google Patents

ホログラムカラーフィルターのカラーバランス補正方法

Info

Publication number
JP3329525B2
JP3329525B2 JP22561593A JP22561593A JP3329525B2 JP 3329525 B2 JP3329525 B2 JP 3329525B2 JP 22561593 A JP22561593 A JP 22561593A JP 22561593 A JP22561593 A JP 22561593A JP 3329525 B2 JP3329525 B2 JP 3329525B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
hologram
liquid crystal
color filter
wavelength
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP22561593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0777610A (ja
Inventor
市川信彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP22561593A priority Critical patent/JP3329525B2/ja
Publication of JPH0777610A publication Critical patent/JPH0777610A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3329525B2 publication Critical patent/JP3329525B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Filters (AREA)
  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホログラムを用いたカ
ラーフィルターのカラーバランス補正方法に係わり、特
に、ホログラムを用いてバックライトの利用効率向上を
図った液晶表示装置用カラーフィルターのカラーバラン
ス補正方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、カラーフィルターを用いたカ
ラー液晶表示装置においては、表示のためにバックライ
トは必要不可欠なものである。しかしながら、カラー液
晶表示装置の背後から白色光をそのまま照射しただけで
は、その利用効率は非常に低い。その原因として、主に
下記に示す理由が挙げられる。
【0003】各色のセル以外のブラック・マトリック
スが占める面積が広く、そこに当たった光は無駄にな
る。 各画素へ入射する白色光の中、R(赤)、G(緑)、
B(青)のカラーフィルターを透過する色成分が制限さ
れてしまうので、その他の補色成分は無駄となってしま
う。 カラーフィルターでの吸収による損失が伴う。
【0004】このような問題を解決すべく、図5に示す
ように、例えばマイクロレンズアレー2をカラーフィル
ター1の前面に設置し、白色光のバックライト3をそれ
ぞれカラーフィルターセルR、G、Bへ集光させるよう
にすることにより、バックライト3の利用効率を上げる
方法が従来より知られている。なお、図5において、符
号4はカラーフィルターセルR、G、B間に設けられた
ブラック・マトリックスを示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法でも、白色光3を各カラーフィルターセルR、G、B
へ分光して照射することはできないために、上記に示
す問題の解決はできない。
【0006】このような状況に鑑み、本発明者は、特願
平5−12170号、同5−97517号において、液
晶表示用バックライト等の利用効率を大幅に向上させる
ために、従来のカラーフィルターと共に用いるホログラ
ムを利用したカラーフィルター、及び、従来のカラーフ
ィルターの代わりに用いるホログラムを利用したカラー
フィルターを提案した。
【0007】ところで、本発明者の提案に係る上記のホ
ログラムを用いたカラーフィルターにおいては、波長分
散のために回折効率の波長依存性がないかもしくは少な
いホログラムを用いるが、実際には、回折理論自身から
またホログラムに厚さがあるため、波長に応じてその回
折効率が異なってしまう。特に、R、G、Bの3色によ
るカラー液晶表示のためのホログラムカラーフィルター
においては、山形の形状をなす回折効率のピークを真ん
中の波長Gの領域に位置させてバランスをとるようにす
るのが望ましく、G波長領域に回折効率のピークが位置
するように構成しなくてはならないため、Rの波長領域
及びBの波長領域の回折効率は、Gの波長領域に比較し
て低下してしまう。そのため、R、G、Bの3色におけ
る強度の不揃いが生じ、カラー表示を行う際にカラーバ
ランス不良として現れてしまう。
【0008】カラー液晶表示装置では、適切な色再現を
するために、カラーバランスをとる必要がある。例えば
従来型のカラーフィルターを用いた液晶表示装置では、
各カラーフィルターの透過率、透過波長域を適切に設定
してカラーバランスを補正している。また、このような
補正法以外にも、表示駆動回路系の設定を色毎に変えて
補正することもある。
【0009】このような補正方法は、当然、ホログラム
カラーフィルターを用いる場合にも必要である。ホログ
ラムを使用したカラーフィルターでは、主に下記の2つ
の原因によりカラーバランスが崩れる場合がある。 回折効率が可視域中で完全には一定ではないので、
例えば色画素としてR、G、B3色を使用する場合、透
過率強度が不均一になる。 各液晶セルの開口部とそこに入射するホログラムか
らの分散回折光の波長域とが一致せず、適切なカラー表
示が行えない。
【0010】本発明はこのようなホログラムカラーフィ
ルターを用いる場合の問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、ホログラムカラーフィルターの回折効
率の不均一性及び表示色セルと分散回折光の波長域とが
一致しないことにより崩れたカラーバランスを補正する
方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のホログラムカラーフィルターのカラーバランス補正
方法は、ホログラムを用いて入射光を回折、分光させ、
その分光された回折光の各色に対応する波長域のみを所
定の開口を通して別々に取り出す方式のホログラムカラ
ーフィルターにおいて、設定する各開口の位置あるいは
面積の少なくとも何れかを変えることによって、カラー
バランスを補正することを特徴とする方法である。
【0012】本発明のもう1つのホログラムカラーフィ
ルターのカラーバランス補正方法は、ホログラムを用い
て入射光を回折、分光させ、その分光された回折光の各
色に対応する波長域のみを所定の開口を通して別々に取
り出す方式のホログラムカラーフィルターにおいて、減
光フィルター又は波長バンドパスフィルターを少なくと
も1つの開口に配置することによって、カラーバランス
を補正することを特徴とする方法である。
【0013】この場合に、設定する各開口の位置あるい
は面積の少なくとも何れかを変えることを組み合わせて
もよい。
【0014】
【作用】本発明においては、ホログラムによって分光さ
れた回折光の各色に対応する波長域のみを別々に取り出
す開口の位置あるいは面積の少なくとも何れかを変える
か、減光フィルター又は波長バンドパスフィルターを少
なくとも1つの開口に配置することによって、カラーバ
ランスを補正するので、ホログラムカラーフィルターの
回折効率の不均一性及び表示色セルと分散回折光の波長
域とが一致しないことにより崩れたカラーバランスを補
正でき、簡単な構成で最適な色再現をすることができ
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明のホログラムカラーフィルター
のホログラムカラーフィルターのカラーバランス補正方
法を実施例に基づいて説明する。まず、図1の液晶表示
装置の断面図を参照にして本発明において対象とする第
1形態のカラーフィルターの原理と作用について説明す
る。同図において、規則的に液晶セル6′に区切られた
液晶表示素子6のバックライト3入射側に本発明の対象
のカラーフィルターを構成するホログラムアレー5が離
間して配置される。液晶表示素子6背面には、各液晶セ
ル6′と整列した図5と同様なR、G、Bの着色セル
1′及びその間に設けられたブラック・マトリックス4
からなるカラーフィルター1が配置されるか、又は、着
色セル1′を省き、ブラック・マトリックス4のみが配
置される。以上の他、図示しない偏光板が液晶表示素子
6の両側に配置される。
【0016】ホログラムアレー5は、液晶表示素子6の
1画素を構成する隣接する3つの液晶セル6′の組各々
に対応して、その画素ピッチと同じピッチでアレー状に
配置された微小ホログラム5′からなり、微小ホログラ
ム5′は液晶表示素子6の各画素に整列して各々1個ず
つ配置されており、各微小ホログラム5′は、ホログラ
ムアレー5の法線に対して角度θをなして入射するバッ
クライト3の中の緑色の成分の光を、その微小ホログラ
ム5′に対応する画素の中心の着色セル1′又は液晶セ
ル6′上に集光するようにフレネルゾーンプレート状に
形成されているものである。そして、微小ホログラム
5′は、回折効率の波長依存性がないかもしくは少な
い、レリーフ型、位相型、振幅型等の透過型ホログラム
からなる。ここで、回折効率の波長依存性がないかもし
くは少ないとは、リップマンホログラムのように、特定
の波長だけを回折し、他の波長は回折しないタイプのも
のではなく、1つの回折格子で何れの波長も回折するも
のを意味し、この回折効率の波長依存性が少ない回折格
子は、波長に応じて異なる回折角で回折する。
【0017】このような構成であるので、ホログラムア
レー5の液晶表示素子6と反対側の面からその法線に対
して角度θをなして入射する白色のバックライト3を入
射させると、波長に依存して微小ホログラム5′による
回折角は異なり、各波長に対する集光位置はホログラム
アレー5面に平行な方向に分散される。その中の、赤の
波長成分はカラーフィルターセルR又は赤を表示する液
晶セル6′の位置に、緑の成分はカラーフィルターセル
G又は緑を表示する液晶セル6′の位置に、青の成分は
カラーフィルターセルB又は青を表示する液晶セル6′
の位置にそれぞれ回折集光するように、ホログラムアレ
ー5を構成配置することにより、それぞれの色成分は各
カラーフィルターセルR、G、B及びブラック・マトリ
ックス4でほとんど減衰されずに各液晶セル6′を通過
し、対応する位置の液晶セル6′の状態に応じた色表示
を行うことができる。なお、ホログラムアレー5へのバ
ックライト3の入射角度θは、ホログラム記録条件、ホ
ログラムアレー5の厚み、ホログラムアレー5と液晶表
示素子6との距離等の種々の条件により定まるものであ
る。
【0018】このように、ホログラムアレー5をカラー
フィルターとして用いることにより、従来のカラーフィ
ルター用バックライトの各波長成分を無駄なく各色セル
へ入射させることができるため、その利用効率を大幅に
向上させることができる。
【0019】次に、図2の同様の断面図を参照にして本
発明の対象の第2形態のカラーフィルターの原理と作用
について説明する。同図において、規則的に液晶セル
6′に区切られた液晶表示素子6のバックライト3入射
側に本発明によるホログラムを用いたカラーフィルター
10が離間して配置される。液晶表示素子6背面には、
各液晶セル6′と整列した図5と同様なR、G、Bの着
色セル1′及びその間に設けられたブラック・マトリッ
クス4からなるカラーフィルター1が配置されるか、又
は、着色セル1′を省き、ブラック・マトリックス4の
みが配置される。以上の他、図示しない偏光板が液晶表
示素子6の両側に配置される。
【0020】本発明の対象の2形態のカラーフィルター
10は、ホログラム7とマイクロレンズアレー8とから
なり、マイクロレンズアレー8を構成するマイクロレン
ズ8′は、液晶表示素子6の1画素を構成する隣接する
3つの液晶セル6′の組各々に対応して、その画素ピッ
チと同じピッチでアレー状に配置されている。また、ホ
ログラム7は、回折格子の作用をする一様な干渉縞から
なり、回折効率の波長依存性がないかもしくは少ない、
レリーフ型、位相型、振幅型等の透過型ホログラムから
なる。
【0021】このような構成であるので、ホログラム7
の液晶表示素子6と反対側の面からその法線に対して角
度θをなしてバックライト3を入射させると、波長に依
存して異なる角度で回折され、ホログラム7の射出側に
分散される。ホログラム7の入射側又は出射側に配置さ
れたマイクロレンズ8′により、この分散された光は、
その焦点面に波長毎に分離されて集光する。その中の、
赤の波長成分はカラーフィルターセルR又は赤を表示す
る液晶セル6′の位置に、緑の成分はカラーフィルター
セルG又は緑を表示する液晶セル6′の位置に、青の成
分はカラーフィルターセルB又は青を表示する液晶セル
6′の位置にそれぞれ回折集光するように、カラーフィ
ルター10を構成配置することにより、それぞれの色成
分は各カラーフィルターセルR、G、B及びブラック・
マトリックス4でほとんど減衰されずに各液晶セル6′
を通過し、対応する位置の液晶セル6′の状態に応じた
色表示を行うことができる。なお、ホログラム7へのバ
ックライト3の入射角度θは、ホログラム記録条件、ホ
ログラム7の厚み、ホログラム7と液晶表示素子6との
距離等の種々の条件により定まるものである。
【0022】このような配置において、ホログラム7と
して、集光性でなく一様な干渉縞からなる回折効率の波
長依存性が少ない透過型ホログラムを用いることができ
るため、ホログラム7をマイクロレンズアレー8の各マ
イクロレンズ8′と位置合わせする必要がない点、及
び、マイクロレンズアレー8のピッチが図5の従来の場
合の3倍になり、作りやすくかつ整列しやすい点に特長
がある。
【0023】ところで、前記したように、このようなホ
ログラムを使用したカラーフィルター5、10を用いる
場合、主に下記の2つの原因によりカラー表示のカラー
バランス不良が現れることがある。 回折効率が可視域中で完全には一定ではないので、
例えば色画素としてR、G、B3色を使用する場合、透
過率強度が不均一になる。 各液晶セルの開口部とそこに入射するホログラムか
らの分散回折光の波長域とが一致せず、適切なカラー表
示が行えない。
【0024】本発明においては、これら2つの原因によ
り引き起こされるカラーバランス不良を、各液晶セル
6′の入射側に配置される開口の面積、位置を調節する
ことにより、補正するものである。
【0025】図3に示したグラフは、図1の配置におい
て、ホログラム5として厚さ6μm、バックライト入射
角θ=35°のものを用い、かつ、カラーフィルター1
の着色セル1′を省き、何れの液晶セル6にも等しい形
状の開口を有するブラック・マトリックス4のみを配置
した液晶表示装置の、それぞれ赤(R)を表示する色画
素(液晶セル6′)、緑(G)を表示する色画素、青
(B)を表示する色画素を透過した光の波長に対する相
対強度の測定値を示したものである。この図から明らか
なように、G成分がR成分、B成分に比しその強度が高
い。この現象により、実際にカラー表示する場合に、カ
ラーバランス不良、色再現性不良となってしまう。
【0026】上記のの原因に基づくカラーバランス不
良、色再現性不良を解決するためには、以下の2つの方
法があり、何れも有効な効果が得られることが確認でき
た。その中の1つの方法は、図4に模式的に示すよう
に、ブラック・マトリックス4により規定されるR、
G、B各色画素の開口4R 、4G 、4B を、通常はR表
示の液晶セル6′R 、G表示の液晶セル6′G 、B表示
の液晶セル6′B それぞれに対して同じ大きさで同じ面
積のものを用いるが、この場合、回折効率が高いGの液
晶セル6′G に対する開口4G は相対的に小さい面積の
ものにし、逆に、回折効率が低いR、Bの液晶セル6′
R 、6′B に対しては、その開口面積を相対的に大きく
して、出射光強度を相互に調整して一定にさせ、カラー
バランスをとる方法である。
【0027】具体的には、G(緑色)の出射光強度が、
R(赤色)、B(青色)に比べ強いため、Gの回折光が
出射する開口部の面積を40%小さくした。これにより
Gの出射光が減少して、R、Bと同じ強度となった。各
液晶セル6′R 、6′G 、6′B 毎にこのように面積補
正した開口4R 、4G 、4B を持つブラック・マトリッ
クス4を用い、上記のホログラムカラーフィルター5と
組み合わせて実際にカラー表示したところ、カラーバラ
ンスが補正されることが確認できた。
【0028】また、上記によるカラーバランス不良、
色再現性不良を解決する第2の方法は、回折効率の高い
色画素(図4の場合は、Gの液晶セル6′G )について
は、その開口部4G に減光フィルターあるいは透過波長
域をより制限するためのバンドパスフィルターを設置
し、所望のカラーバランスをとる方法である。この方法
では、上記の第1の方法と同様、Gの出射光強度を減ら
すために、Gの開口部4G 上にのみ減光フィルターある
いはバンドパスフィルターを設置する。なお、この方法
と上記第1の方法とを組み合わせてもよい。
【0029】ところで、図1、図2のようなホログラム
5′、7を用いたカラーフィルターの場合、R、G、B
の可視光は各色画素用の開口4R 、4G 、4B の並びと
同じ方向に分散され、その分散された光の中のカラー表
示に必要な波長成分のみを開口4R 、4G 、4B によっ
て取り出すために、ホログラム5′、7の出射側に距離
をおいて開口4R 、4G 、4B のあるアパーチャーを設
置している(必ずしもブラック・マトリックス4により
規定される開口である必要はなく、ブラック・マトリッ
クス4とは別に開口板を設けてもよい。)。これら開口
R 、4G 、4B を液晶セル6′R 、6′G 、6′B
間隔に合わせて単に等間隔に配置するだけでは、最適な
波長域を取り出すことができない場合がある。
【0030】この問題を解決するために、各開口部
R 、4G 、4B の位置を等間隔配置位置からずらし、
必要によっては上記に対する方法と同様、その面積を
増減することによって、前記の原因に基づくカラーバ
ランス不良、色再現性不良を解決し、最適な色再現をす
ることが可能となった。
【0031】以上、本発明のホログラムカラーフィルタ
ーのカラーバランス補正方法を実施例に基づいて説明し
てきたが、本発明はこれら実施例に限定されず種々の変
形が可能である。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のホログラムカラーフィルターのカラーバランス補正方
法によると、ホログラムによって分光された回折光の各
色に対応する波長域のみを別々に取り出す開口の位置あ
るいは面積の少なくとも何れかを変えるか、減光フィル
ター又は波長バンドパスフィルターを少なくとも1つの
開口に配置することによって、カラーバランスを補正す
るので、ホログラムカラーフィルターの回折効率の不均
一性及び表示色セルと分散回折光の波長域とが一致しな
いことにより崩れたカラーバランスを補正でき、簡単な
構成で最適な色再現をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1形態のホログラムカラーフィルターを組み
込んだ液晶表示装置の断面図である。
【図2】第2形態のホログラムカラーフィルターを組み
込んだ液晶表示装置の断面図である。
【図3】液晶表示装置の等開口の各色画素を透過した光
の相対強度の測定値を示す図である。
【図4】本発明に基づきカラーバランスをとる方法の1
つを説明するための模式的な断面図である。
【図5】従来の液晶表示装置の照明方法を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1…カラーフィルター(従来型) 1′…着色セル 3…バックライト 4…ブラック・マトリックス 5…ホログラムアレー 5′…微小ホログラム 6…液晶表示素子 6′…液晶セル 7…ホログラム 8…マイクロレンズアレー 8′…マイクロレンズ 10…カラーフィルター(本発明) 4R 、4G 、4B …開口 6′R 、6′G 、6′B …液晶セル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 5/32 G02B 5/20 101

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホログラムを用いて入射光を回折、分光
    させ、その分光された回折光の各色に対応する波長域の
    みを所定の開口を通して別々に取り出す方式のホログラ
    ムカラーフィルターにおいて、設定する各開口の位置あ
    るいは面積の少なくとも何れかを変えることによって、
    カラーバランスを補正することを特徴とするホログラム
    カラーフィルターのカラーバランス補正方法。
  2. 【請求項2】 ホログラムを用いて入射光を回折、分光
    させ、その分光された回折光の各色に対応する波長域の
    みを所定の開口を通して別々に取り出す方式のホログラ
    ムカラーフィルターにおいて、減光フィルター又は波長
    バンドパスフィルターを少なくとも1つの開口に配置す
    ることによって、カラーバランスを補正することを特徴
    とするホログラムカラーフィルターのカラーバランス補
    正方法。
  3. 【請求項3】 さらに、設定する各開口の位置あるいは
    面積の少なくとも何れかを変えることを特徴とする請求
    項2記載のホログラムカラーフィルターのカラーバラン
    ス補正方法。
JP22561593A 1993-09-10 1993-09-10 ホログラムカラーフィルターのカラーバランス補正方法 Expired - Fee Related JP3329525B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22561593A JP3329525B2 (ja) 1993-09-10 1993-09-10 ホログラムカラーフィルターのカラーバランス補正方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22561593A JP3329525B2 (ja) 1993-09-10 1993-09-10 ホログラムカラーフィルターのカラーバランス補正方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0777610A JPH0777610A (ja) 1995-03-20
JP3329525B2 true JP3329525B2 (ja) 2002-09-30

Family

ID=16832099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22561593A Expired - Fee Related JP3329525B2 (ja) 1993-09-10 1993-09-10 ホログラムカラーフィルターのカラーバランス補正方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3329525B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0752600B1 (en) * 1995-07-06 2003-12-17 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Hologram color filter, and its fabrication method

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0777610A (ja) 1995-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3533759B2 (ja) ホログラムを用いたカラー液晶表示装置
JPH06222361A (ja) ホログラムを用いた液晶表示装置
JPH0792566B2 (ja) カラ−表示装置
JP2777989B2 (ja) カラー表示装置
JP3329525B2 (ja) ホログラムカラーフィルターのカラーバランス補正方法
JP3206534B2 (ja) カラー画像形成装置
JP3649360B2 (ja) ホログラムカラーフィルターシステム
JP3528992B2 (ja) ホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置
JPH09230320A (ja) ホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置
JP3365101B2 (ja) 液晶表示装置
JPH0798454A (ja) ホログラムカラーフィルターを用いた液晶投影表示装置
JP3666674B2 (ja) ホログラムカラーフィルターを用いた液晶投影表示装置
JPH1048423A (ja) ホログラムカラーフィルター
JPH0915600A (ja) カラー画像形成装置
JPH09133916A (ja) ホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置
JP3568064B2 (ja) ホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置
JP3200335B2 (ja) 光学変調装置及びそれを用いたカラー画像表示装置
JPH09236795A (ja) ホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置
JP3666675B2 (ja) ホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置及び液晶投影表示装置
JPH0980234A (ja) ホログラムカラーフィルターシステム
JP3575648B2 (ja) ホログラムカラーフィルター
JP3514341B2 (ja) ホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置
JPH1073812A (ja) ホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置
JPH09152589A (ja) ホログラムカラーフィルターを用いた液晶表示装置
JPH09230125A (ja) ホログラムカラーフィルター

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080719

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080719

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110719

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120719

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees