JP3327401B2 - コントロール状態表示方法および表示装置 - Google Patents

コントロール状態表示方法および表示装置

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JP3327401B2
JP3327401B2 JP12667691A JP12667691A JP3327401B2 JP 3327401 B2 JP3327401 B2 JP 3327401B2 JP 12667691 A JP12667691 A JP 12667691A JP 12667691 A JP12667691 A JP 12667691A JP 3327401 B2 JP3327401 B2 JP 3327401B2
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光正 斉藤
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/47End-user applications
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    • HELECTRICITY
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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コントロール状態表
示方法および表示装置、特にCRTデイスプレイのコン
トロール時になされる管面表示の改善を意図したコント
ロール状態表示方法および表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のテレビジョン受像機では、音量、
音質、画面の色相、色調等の調整を行うに際し、各調整
項目に於ける調整前後のアナログ量を管面表示するもの
がある。
【0003】上述の管面表示には、一般的に以下に示さ
れる2つの表示形態がある。(1)当初設定されている
アナログ量が管面表示され、次いでアナログ量がキー操
作によってコントロールされ、そして、コントロール後
のアナログ量が管面表示されるもの
【0004】(2)アナログ量がキー操作によってコン
トロールされ、そして、コントロール後のアナログ量が
管面表示されるもの
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザーが
CRTデイスプレイ、例えば、テレビジョン受像機のア
ナログ量をコントロールしようとする場合には、コント
ロールに先立って現在の状態を確認する必要のあるもの
と、現在の状態を確認する必要のないものがある。
【0006】現在の状態、例えば、コントロールしよう
とする項目、設定されているアナログ量等を確認する必
要のある項目の例としては、画像の表示状態に関するも
のとしてブライト〔BRIGHT〕、シャープネス〔SHARPNES
S 〕、フエイズ〔PHASE 〕、クロマ〔CHROMA〕等があ
り、また、音声に関するものとしてバス〔BASS〕、バラ
ンス〔 BALANCE〕等がある
【0007】この現在の状態を確認する必要のある場合
には、上述の(1)の表示形態で管面表示することが要
求される。即ち、コントロール操作に先立って当初設定
されているアナログ量が管面表示されなければならな
い。
【0008】現在の状態を確認する必要のない項目の例
としては、画像の表示状態に関するものとしてコントラ
スト〔CONTRAST〕等があり、また、音声に関するものと
してボリューム〔 VOLUME 〕等がある。
【0009】この現在の状態を確認する必要のない場合
には、上述の(2)の表示形態で管面表示することが要
求される。、即ち、まず、キー操作によってアナログ量
がコントロールされ、次いで、コントロール後のアナロ
グ量が管面表示されればよい。
【0010】従来のテレビジョン受像機では、上述した
管面表示の表示形態が、現在の状態を確認する必要の有
無に応じて明確に使い分けられていないという問題点が
あった。
【0011】例えば、上述のブライト〔BRIGHT〕、シャ
ープネス〔SHARPNESS 〕、フエイズ〔PHASE 〕、クロマ
〔CHROMA〕の何れかの項目をコントロールしようとする
場合には、コントロール操作の前に、当初設定されてい
るアナログ量が管面表示されなければならないが、実際
には、そのようになされていないこともあり、従って、
必ずしもユーザーにとっては使い易くなっていないとい
う問題点があった。
【0012】従って、この発明の目的は、管面表示の表
示形態を、現在の状態を確認する必要の有無に応じて明
確に使い分けし得るコントロール状態表示方法および表
示装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】 この発明は、コントロー
ル内容がコントロールレベルの適否が相対的に判断され
コントロールレベルを制御する前に現在のコントロール
レベルを確認する必要がある第1のコントロールレベル
と、コントロールレベルの適否が絶対レベルで判断され
コントロールレベルを制御する前に現在のコントロール
レベルを確認する必要が無い第2のコントロール分類と
からなる複数のコントロール対象を、それぞれ対応する
キー操作により操作するときのコントロール状態表示方
法において、キー操作されたことを検出するステップ
と、上記キー操作に基づきコントロール内容がコント
ロールレベルの適否が相対的に判断されコントロールレ
ベルを制御する前に現在のコントロールレベルを確認す
る必要が有る第1のコントロール分類であるか、コント
ロールレベルの適否が絶対レベルで判断されコントロー
ルレベルを制御する前に現在のコントロールレベルを確
認する必要が無い第2のコントロール分類であるかを判
別する判別のステップと、上記判別のステップによる判
別結果が上記第1のコントロール分類に属するときに、
現在のコントロールレベルの表示がなされているか否か
を検出する表示検出のステップと、上記表示検出のステ
ップにより、上記コントロールレベルの表示がなされて
いることが検出されたら、上記キー操作により継続して
入力されるキー入力信号に対応して上記コントロールレ
ベルのデータを変化させ、該変化に応じて上記コントロ
ールレベルの表示を行うステップと、上記表示検出のス
テップにより、上記コントロールレベルの表示がなされ
ていないことが検出されたら、上記コントロールレベル
の表示を行うステップと、上記判別のステップによる判
別結果が上記第2のコントロール分類に属するときに、
上記キー操作により継続して入力されるキー入力信号に
対応して上記コントロールレベルのデータを変化させ、
該変化に応じて上記コントロールレベルの表示を行うス
テップとからなるからなる構成としている。また、この
発明は、コントロール内容がコントロールレベルの適否
が相対的に判断されコントロールレベルを制御する前に
現在のコントロールレベルを確認する必要がある第1の
コントロールレベルと、コントロールレベルの適否が絶
対レ ベルで判断されコントロールレベルを制御する前に
現在のコントロールレベルを確認する必要が無い第2の
コントロール分類とからなる複数のコントロール対象
を、それぞれ対応するキー操作により操作するようにし
た表示装置において、キー操作されたことを検出する手
段と、上記キー操作に基づきコントロール内容がコン
トロールレベルの適否が相対的に判断されコントロール
レベルを制御する前に現在のコントロールレベルを確認
する必要が有る第1のコントロール分類であるか、コン
トロールレベルの適否が絶対レベルで判断されコントロ
ールレベルを制御する前に現在のコントロールレベルを
確認する必要が無い第2のコントロール分類であるか
判別する判別手段と、コントロールレベルの表示を映像
信号と重畳させて表示する表示処理手段と、上記判別手
段による判別結果が上記第1のコントロール分類に属す
るときに、上記表示手段により現在のコントロールレベ
ルの表示がなされているか否かを検出する表示検出手段
とを有し、上記表示処理手段は、上記表示検出手段によ
り上記コントロールレベルの表示がなされていることが
検出されたら、上記キー操作により継続して入力される
キー入力信号に対応して上記コントロールレベルのデー
タを変化させ、該変化に応じて上記コントロールレベル
の表示を行い、上記表示検出手段により上記コントロー
ルレベルの表示がなされていないことが検出されたら、
上記コントロールレベルの表示を行い、上記判別手段に
よる判別結果が上記第2のコントロール分類に属すると
きに、上記キー操作により継続して入力されるキー入力
信号に対応して上記コントロールレベルのデータを変化
させ、該変化に応じて上記コントロールレベルの表示を
行うようにした構成としている。
【0014】
【作用】ユーザーによるキー操作が検出され、該キー操
作に対応するコントロール内容が、第1のコントロール
分類或いは第2のコントロール分類の何れに属するかが
判別される。
【0015】若し、第1のコントロール分類に属すると
判別された時は、現在の状態、例えば、コントロールし
ようとする項目、設定されているアナログ量等を表示し
た後に、キー入力信号に対応してコントロール対象に対
する制御を行い、そして、コントロール後のアナログ量
の表示がなされる。
【0016】また、第2のコントロール分類に属すると
判別された時は、キー入力信号に対応してコントロール
対象に対する制御を行い、次いで、コントロール後のア
ナログ量の表示がなされる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図1乃至
図3を参照して説明する。図1には、この発明に適用し
得るコントロール状態判別及び管面表示信号形成回路の
構成が示されている。
【0018】図1の構成に於いて、端子1を介して映像
信号処理回路2には映像信号が供給され、端子3を介し
て音声信号処理回路4には音声信号が供給される。映像
信号処理回路2、音声信号処理回路4はプロセッサユニ
ット5により制御される。
【0019】プロセッサユニット5には、キー操作部
6、受光部7、RAM9等が接続されている。
【0020】キー操作部6では、該キー操作部6に設け
られている各種のキーが操作されると、操作されたキー
に対応する信号が形成され、該信号がプロセッサユニッ
ト5に供給される。
【0021】受光部7では、リモートコントロール用コ
マンダ8からのリモートコントロール信号を受信してデ
コードし、得られた信号がプロセッサユニット5に供給
される。
【0022】プロセッサユニット5は、キー操作部6或
いは受光部7からの信号に応じて、例えば、ブライト、
シャープネス、ボリュームといったようなコントロール
しようとする項目〔以下、コントロール対象と称する〕
と、該コントロール対象に於けるコントロールのレベ
ル、即ち、アナログ量を判断する。
【0023】プロセッサユニット5では、後述するよう
に、コントロール対象を第1のコントロール分類と第2
のコントロール分類とに分類し、各分類に対応して各種
の制御信号、管面表示信号SDP等を形成する。
【0024】第1のコントロール分類は、アナログ量を
制御する前に一度、現在の状態、即ち、モード、アナロ
グ量等を確認する必要のあるコントロール対象であり、
第2のコントロール分類は、アナログ量を制御する前に
現在の状態を確認する必要のないコントロール対象であ
る。
【0025】プロセッサユニット5では、コントロール
対象が上述の第1のコントロール分類に属する場合に
は、コントロール対象及び現在設定されているアナログ
量のキャラクタデータを管面表示信号SDPとして形成
し、該管面表示信号SDPを加算器10に供給する。
【0026】加算器10では、映像信号処理回路2から
供給される映像信号に、プロセッサユニット5から供給
される管面表示信号SDPが重畳される。映像信号に管面
表示信号SDPの重畳されてなる信号が端子11を介し
て、図示せぬCRTデイスプレイに出力され、表示され
る。
【0027】プロセッサユニット5では、次いで、キー
操作部6或いはリモートコントロール用コマンダ8から
受光部7を介して供給されるコントロール対象とアナロ
グ量の信号に基づいて、該コントロール対象及び新たに
設定されたアナログ量、即ち、コントロール後の状態の
レベルを示すキャラクタデータを管面表示信号SDPとし
て形成し、該管面表示信号SDPを加算器10に供給す
る。
【0028】プロセッサユニット5では、また、キー操
作部6或いはリモートコントロール用コマンダ8から受
光部7を介して供給されるコントロール対象とアナログ
量の信号に基づいて、各種の制御信号を形成する。この
制御信号は映像信号処理回路2、音声信号処理回路4等
に供給される。
【0029】映像信号処理回路2では、プロセッサユニ
ット5から供給される制御信号に応じて映像信号に処理
が施される。そして、この処理の施された映像信号は、
加算器10に供給される。
【0030】加算器10では、映像信号処理回路2から
供給される映像信号に、プロセッサユニット5から供給
されコントロール対象と新たに設定されたアナログ量と
を示すキャラクタデータからなる管面表示信号SDPが重
畳される。映像信号に管面表示信号SDPの重畳されてな
る信号が端子11を介して、図示せぬCRTデイスプレ
イに出力される。
【0031】音声信号処理回路4では、プロセッサユニ
ット5から供給される制御信号に応じて音声信号に処理
が施される。そして、この処理の施された音声信号は端
子12を介して、図示せぬスピーカに出力される。
【0032】プロセッサユニット5では、コントロール
対象が上述の第2のコントロール分類に属する場合に
は、キー操作部6或いはリモートコントロール用コマン
ダ8から受光部7を介して供給されるコントロール対象
とアナログ量の信号に基づいて、各種の制御信号を形成
する。この制御信号は映像信号処理回路2、音声信号処
理回路4等に供給される。
【0033】映像信号処理回路2では、プロセッサユニ
ット5から供給される制御信号に応じて映像信号に処理
が施される。そして、この処理の施された映像信号は、
加算器10に供給される。
【0034】プロセッサユニット5では、次いで、キー
操作部6或いはリモートコントロール用コマンダ8から
受光部7を介して供給されるコントロール対象とアナロ
グ量の信号に基づいて、該コントロール対象及び新たに
設定されたアナログ量、即ち、コントロール後の状態の
レベルを示すキャラクタデータを管面表示信号SDPとし
て形成し、該管面表示信号SDPを加算器10に供給す
る。
【0035】加算器10では、映像信号処理回路2から
供給される映像信号に、プロセッサユニット5から供給
されコントロール対象と新たに設定されたアナログ量と
を示すキャラクタデータからなる管面表示信号SDPが重
畳される。映像信号に管面表示信号SDPの重畳されてな
る信号が端子11を介して、図示せぬCRTデイスプレ
イに出力される。
【0036】上述のプロセッサユニット5では、上述し
たようなキー操作部6或いは受光部7からの信号の受付
け、映像信号処理回路2及び音声信号処理回路4に対す
る制御、管面表示信号SDPの出力、コントロール対象及
びアナログ量の管面表示等の動作が1垂直走査期間に1
回行われる。以下、図2を参照して説明する。
【0037】電源が投入された状態に於いて、ステップ
101 では、マスタCPU、この一実施例ではプロセッサ
ユニット5からスレーブCPUに予め設定されているリ
フレッシュデータが転送される。次いで、ステップ102
に進む。
【0038】ステップ102 では、管面表示される文字、
記号、図形等のキャラクタデータに基づいて形成される
管面表示信号SDPが、プロセッサユニット5から加算器
10に送出される。次いで、ステップ103 に進む。
【0039】ステップ103 では、キー操作部6或いは受
光部7でのキー操作によって形成される信号の受付けが
なされる。次いで、ステップ104 に進む。
【0040】ステップ104 では、キー操作部6或いは受
光部7から供給される信号に基づいて、コントロール対
象と、アナログ量が規定される。次いで、ステップ105
に進む。
【0041】ステップ105 では、タイマカウントがなさ
れる。所定時間、経過すると、ステップ106 に進む。
【0042】ステップ106 ではリフレッシュデータが形
成される。ステップ104 に於けるキー処理によって、コ
ントロール対象毎のコントロールデータ、即ち、アナロ
グ量のアップ方向或いはダウン方向への制御がなされた
時はコントロール対象毎にアナログ量に関するデータが
新たに設定される。次いで、ステップ107 に進む。
【0043】ステップ107 では、管面表示する文字、記
号、図形等のキャラクタデータに基づいて管面表示信号
SDPが形成される。この後、再び、ステップ101 に戻
る。
【0044】次いで、上述のプロセッサユニット5に於
けるキー操作部6或いは受光部7からの信号を受付け、
映像信号処理回路2及び音声信号処理回路4に対する制
御、管面表示信号SDPの出力、コントロール対象及びア
ナログ量の管面表示等の動作について、図3を参照して
説明する。
【0045】ステップ201 に於いて、キー操作部6或い
は受光部7から供給される信号に基づいて、コントロー
ル対象と、アナログ量についての判断がなされる。
【0046】このステップ201 では、コントロール対象
が、以下の2つに分類される。 (1)第1のコントロール分類 (1−1)画面の状態に直傾関係し、現在のアナログ量
が相対的にどの程度のレベルにあるのかを確認する必要
のあるもの。これに該当するものとして、ブライト〔BR
IGHT〕、アパーチャ〔APEATURE〕、シャープネス〔SHAR
PNESS 〕、フエイズ〔PHASE 〕、クロマ〔CHROMA〕等が
ある。尚、上述のフエイズ〔PHASE 〕は色合いを表し、
クロマ〔CHROMA〕は色の濃さを表す。
【0047】(1−2)音声に関するもので、現在のモ
ードを一旦、表示して確認する必要のあるもの。これに
該当するものとして、バス〔BASS〕、トレブル〔TREBL
E〕、バランス〔 BALANCE〕等がある。
【0048】(2)第2のコントロール分類 これは、ユーザー自身が絶対レベルでアナログ量の適否
を判断するもので、アナログ量を制御する前に現在のア
ナログ量を確認する必要のないコントロール対象であ
る。これに該当するものとして、コントラスト〔CONTRA
ST〕、ボリューム〔VOLUME〕等がある。
【0049】ステップ201 に於いて、第1のコントロー
ル分類と判断された場合にのみ、管面にコントロール対
象と現在のアナログ量とを表す文字、記号、図形等のキ
ャラクタの管面表示がなされる。この後、ステップ202
に進む。また、第2のコントロール分類と判断された場
合には、ステップ205 に進む。そして、ステップ201に
於いて、何もしない場合には、次の処理に進む。
【0050】ステップ202 では、管面にコントロール対
象と現在のアナログ量とを表す文字、記号、図形等のキ
ャラクタが管面表示されているか否かについて判断され
る。管面表示がなされている場合にはステップ203 に進
み、管面表示がなされていない場合にはステップ204 に
進む。
【0051】ステップ203 では、キー操作部6或いは、
リモートコントロール用コマンダ8から受光部7を介し
て、アナログ量を制御するための信号がプロセッサユニ
ット5に供給される。
【0052】そして、このステップ203 では、プロセッ
サユニット5から出力される制御信号によって、映像信
号処理回路2及び/または音声信号処理回路4で、映像
信号及び/または音声信号に対し、選択されたコントロ
ール対象に応じて選択されたアナログ量分の処理が施さ
れる。これと共に、コントロール後のアナログ量を管面
表示信号SDPとして形成する。この後、ステップ204 に
進む。
【0053】ステップ204 では、管面表示信号SDPに基
づいて管面にコントロール対象とコントロール後のアナ
ログ量を表すキャラクタを管面表示する。この管面表示
は、所定時間、例えば、3秒間表示される。そして、次
の処理に進む。
【0054】ステップ205 では、プロセッサユニット5
から出力される制御信号によって、映像信号処理回路2
及び/または音声信号処理回路4で、映像信号及び/ま
たは音声信号に対し、選択されたコントロール対象に応
じて選択されたアナログ量分の処理が施される。これと
共に、コントロール後のアナログ量を管面表示信号SDP
として形成する。この後、ステップ206 に進む。
【0055】ステップ206では、管面表示信号SDPに基
づいて管面にコントロール対象とコントロール後のアナ
ログ量を表すキャラクタを管面表示する。この管面表示
は、所定時間、例えば、3秒表示される。そして、次
の処理に進む。
【0056】この一実施例によれば、アナログ量の制御
に先立ち、コントロール対象を、現在の状態、即ち、現
在のモード、アナログ量等を確認する必要のある第1の
コントロール分類と、現在の状態を確認する必要のない
第2のコントロール分類とに分け、第1のコントロール
分類の場合にはコントロール対象及び設定されているア
ナログ量を一旦表示したのちに映像信号及び/または音
声信号に処理を施しコントロール後のアナログ量を管面
表示し、第2のコントロール分類の場合には映像信号及
び/または音声信号に処理を施しコントロール後のアナ
ログ量を管面表示しているので、管面表示の表示形態
を、現在の状態を確認する必要の有無に応じて明確に使
い分けでき、これによって、ユーザーにとって使い易い
テレビジョン受像機とすることができる。
【0057】この一実施例では、テレビジョン受像機を
例に説明しているが、これに限定されるものではなく、
任意の表示手段に適用し得るものである。
【0058】
【発明の効果】この発明にかかるコントロール状態表示
方法および表示装置によれば、ユーザーによるキー操作
が検出され、該キー操作に対応するコントロール内容
が、第1のコントロール分類或いは第2のコントロール
分類の何れに属するかが判別され、若し、第1のコント
ロール分類に属すると判別された時は、現在の状態を表
示した後にキー入力信号に対応してコントロール対象に
対する制御を行い、コントロール後のアナログ量の表示
をなし、また、第2のコントロール分類に属すると判別
された時は、キー入力信号に対応してコントロール対象
に対する制御を行い、コントロール後のアナログ量の表
示をなすので、管面表示の表示形態を、現在の状態を確
認する必要の有無に応じて明確に使い分けできるという
効果があり、これによって、ユーザーによって使い易く
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に適用できるコントロール状態判別及
び管面表示信号形成回路回路を示すブロック図である。
【図2】プロセッサユニットの動作を示すフローチャー
トである。
【図3】プロセッサユニットの動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
2 映像信号処理回路 4 音声信号処理回路 5 プロセッサユニット 6 キー操作部 7 受光部 10 加算器 SDP 管面表示信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 重幸 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 板橋 隆夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−73787(JP,A) 特開 昭60−20689(JP,A) 特開 平1−236783(JP,A) 実開 昭58−158568(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/445

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コントロール内容がコントロールレベル
    の適否が相対的に判断されコントロールレベルを制御す
    る前に現在のコントロールレベルを確認する必要がある
    第1のコントロール分類と、コントロールレベルの適否
    が絶対レベルで判断されコントロールレベルを制御する
    前に現在のコントロールレベルを確認する必要が無い第
    2のコントロール分類とからなる複数のコントロール対
    象を、それぞれ対応するキー操作により操作するときの
    コントロール状態表示方法において、 キー操作されたことを検出するステップと、 上記キー操作に基づき、コントロール内容がコントロー
    ルレベルの適否が相対的に判断されコントロールレベル
    を制御する前に現在のコントロールレベルを確認する必
    要が有る第1のコントロール分類であるか、コントロー
    ルレベルの適否が絶対レベルで判断されコントロールレ
    ベルを制御する前に現在のコントロールレベルを確認す
    る必要が無い第2のコントロール分類であるかを判別す
    る判別のステップと、 上記判別のステップによる判別結果が上記第1のコント
    ロール分類に属するときに、現在のコントロールレベル
    の表示がなされているか否かを検出する表示検出のステ
    ップと、 上記表示検出のステップにより、上記コントロールレベ
    ルの表示がなされていることが検出されたら、上記キー
    操作により継続して入力されるキー入力信号に対応して
    上記コントロールレベルのデータを変化させ、該変化に
    応じて上記コントロールレベルの表示を行うステップ
    と、 上記表示検出のステップにより、上記コントロールレベ
    ルの表示がなされていないことが検出されたら、上記コ
    ントロールレベルの表示を行うステップと、 上記判別のステップによる判別結果が上記第2のコント
    ロール分類に属するときに、上記キー操作により継続し
    て入力されるキー入力信号に対応して上記コントロール
    レベルのデータを変化させ、現在のコントロールレベル
    の表示を行うことなく該変化に応じて上記コントロール
    レベルの表示を行うステップとからなるコントロール状
    態表示方法。
  2. 【請求項2】 コントロール内容がコントロールレベル
    の適否が相対的に判断されコントロールレベルを制御す
    る前に現在のコントロールレベルを確認する必要がある
    第1のコントロール分類と、コントロールレベルの適否
    が絶対レベルで判断されコントロールレベルを制御する
    前に現在のコントロールレベルを確認する必要が無い第
    2のコントロール分類とからなる複数のコントロール対
    象を、それぞれ対応するキー操作により操作するように
    した表示装置において、 キー操作されたことを検出する手段と、 上記キー操作に基づき、コントロール内容がコントロー
    ルレベルの適否が相対的に判断されコントロールレベル
    を制御する前に現在のコントロールレベルを確認する必
    要が有る第1のコントロール分類であるか、コントロー
    ルレベルの適否が絶対レベルで判断されコントロールレ
    ベルを制御する前に現在のコントロールレベルを確認す
    る必要が無い第2のコントロール分類であるかを判別す
    る判別手段と、 コントロールレベルの表示を映像信号と重畳させて表示
    する表示処理手段と、 上記判別手段による判別結果が上記第1のコントロール
    分類に属するときに、上記表示手段により現在のコント
    ロールレベルの表示がなされているか否かを検出する表
    示検出手段とを有し、 上記表示処理手段は、上記表示検出手段により上記コン
    トロールレベルの表示がなされていることが検出された
    ら、上記キー操作により継続して入力されるキー入力信
    号に対応して上記コントロールレベルのデータを変化さ
    せ、該変化に応じて上記コントロールレベルの表示を行
    い、上記表示検出手段により上記コントロールレベルの
    表示がなされていないことが検出されたら、上記コント
    ロールレベルの表示を行い、上記判別手段による判別結
    果が上記第2のコントロール分類に属するときに、上記
    キー操作により継続して入力されるキー入力信号に対応
    して上記コントロールレベルのデータを変化させ、現在
    のコントロールレベルの表示を行うことなく該変化に応
    じて上記コントロールレベルの表示を行うようにしたこ
    とを特徴とする表示装置。
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