JP3327183B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP3327183B2 JP26576697A JP26576697A JP3327183B2 JP 3327183 B2 JP3327183 B2 JP 3327183B2 JP 26576697 A JP26576697 A JP 26576697A JP 26576697 A JP26576697 A JP 26576697A JP 3327183 B2 JP3327183 B2 JP 3327183B2
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隆宏 菅谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機の熱交換
器とファンモータの出力に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、空気調和機の熱交換器は蒸発性能
を向上するために切り起こし加工を施している。
【0003】以下、図6〜8を参照しながら従来の空気
調和機について説明する。図6には、切り起こし加工2
のあるフィン3群からなる第1の熱交換器1を、図7に
はフラットフィン5群からなる第2の熱交換器4を示し
ている。第1の熱交換器1の各フィン2には切り起こし
加工3を施しているので、フラットフィン5の第2の熱
交換器4に比べてフィン間の距離が小さくなっている。
また、図8に示すように、熱交換器6(第1の熱交換器
1あるいは第2の熱交換器4)から吹出口8へとファン
7によって風を流している。ファン7はファンモータ9
で回転させ、制御部10で電源部11の出力電圧を制御
しファンモータ9を駆動してファン7の風量を制御して
いる。
【0004】また、近年の住宅で流行しているフローリ
ングの表面処理に使用するワックスや、飲食店で使用す
る調理用油等が熱交換器6に付着すると、熱交換器6で
結露した水滴が撥水しやすくなる使用環境が生じてい
る。図6のaに第1の熱交換器1に付着した水滴が撥水
している状態を示す。撥水とは熱交換器に付着した油等
によって水滴がはじかれ、表面張力によって水滴が球状
になることである。
【0005】切り起こし加工2を施している第1の熱交
換器1ではフィン3間の距離が小さいため、第1の熱交
換器1で結露した水滴が撥水(図6のa)すると水滴が
フィン3間をブリッジし(図6のb)、かつ第1の熱交
換器1を通過する風に粉塵等が存在すると空気調和機の
吹出口8から霧状の水滴が出てくる霧吹き現象を発生
し、吹出口8周辺に水滴が付着して水滴滴下やカビ発生
等の課題があった。
【0006】そこで、このような使用環境に切り起こし
加工2を施したフィン3群からなる第1の熱交換器1を
搭載した空気調和機が設置されて霧吹き現象が発生した
場合には、熱交換器をフラットフィン5群からなる第2
の熱交換器4に交換していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、フラットフィン5群からなる第2の熱交
換器4に交換することで通風抵抗が小さくなって風量が
アップするため、電源部11の出力電圧が同一でも電流
値が大きくなってしまい温度上昇等の不具合が生じるた
めに出力の大きい専用の電源部に交換するか、電源部1
1の出力電圧を低く制御する専用の制御部に交換しなけ
ればならないという課題を有していた。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、熱交
換器をフラットフィン群からなる熱交換器に交換して
も、専用の電源部あるいは専用の制御部を必要としない
サービス性に優れた空気調和機を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、ファンモータに印加された電圧及びファン
モータに流れる電流を検知する手段を具備すると共に、
印加電圧に対する所定電流値を記憶しており、また検知
された電流値と所定電流値とを比較演算して熱交換器の
種類を検知する熱交換器検知手段を備え、熱交換器検知
手段で検知した熱交換器の種類に応じて制御部にて電源
部の出力を可変とする構成とするものである。
【0010】上記した構成により、熱交換器検知手段に
よってフラットフィン群からなる熱交換器であると検知
した場合には電源部の出力電圧を小さくすることがで
き、専用の電源部に交換する手間を省くことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本願発明の空気調和機は、熱交換
器と、ファンモータと、前記ファンモータに電源を供給
する電源部と、前記電源部の出力を制御する制御部と、
ファンモータに印加された電圧を検知する電圧検知手段
及びファンモータに流れる電流を検知する電流検知手段
とを具備して電圧検知手段で検知された電圧に対応した
所定電流値を記憶しており電流検知手段で検知された電
流と所定電流値を比較して熱交換器の種類を検知する熱
交換器検知手段を備えて、この熱交換器検知手段で検知
した熱交換器の種類に応じて制御部にて電源部の出力を
可変とするものである。このことにより熱交換器をフラ
ットフィン群からなる熱交換器に交換したことを自動で
認識することができる。また、前記熱交換器検知手段で
検知した前記熱交換器の種類に応じて前記制御部にて前
記電源部の出力を可変とするものである。このことによ
り、熱交換器がフラットフィン群からなる熱交換器に交
換された場合に電源部の出力電圧を小さく設定すること
ができる。
【0012】
【0013】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の実施例を図1〜3を参照し
ながら説明する。
【0014】図1に示すように、熱交換器21から吹出
口23に風を送るファン22と、ファン22を回転させ
るファンモータ24と、ファンモータ24に電源を供給
する電源部25と、電源部25の出力を制御しファンモ
ータ24を駆動する制御部26と、熱交換器21の種類
を検知する熱交換器検知手段27(本実施例では電圧検
知手段27aと電流検知手段27b等で構成)とで構成
されている。
【0015】上記構成においてファン22の制御につい
て説明すると、熱交換器21から吹出口23へとファン
22によって風を流している。ファン22はファンモー
タ24で回転させ、制御部26で電源部25の出力電圧
を制御しファンモータ24を駆動してファン22の風量
を制御している。
【0016】次に、熱交換器検知手段27での熱交換器
21の検知方法について説明する。図2に示す切り起こ
し加工29の施しているフィン30群からなる第1の熱
交換器28と図3に示すフラットフィン32群からなる
第2の熱交換器31とではフィン間の距離が異なり、第
1の熱交換器28の方が切り起こし加工29を施してい
る分だけ第2の熱交換器32よりもフィン間の距離が小
さくなっている。従って、第1の熱交換器28の方が第
2の熱交換器31よりも風が通りにくく通風抵抗が大き
くなる。通風抵抗が大きくなるとファンモータ24に供
給する電圧が同一の場合ファン22の風量が減少しファ
ンモータ24の回転数が大きくなるとともにファンモー
タ24に流れる電流が減少する。熱交換器検知手段27
はファンモータ24に印加する電圧を検知する電圧検知
手段27aと電流を検知する電流検知手段27bとで構
成していて、電圧検知手段27aで検知した電圧に対し
て電流検知手段27bで検知した電流が所定値以上の場
合に熱交換器21がフラットフィン32群からなる第2
の熱交換器31であると判断して制御部26に信号を送
っている。熱交換器21が第2の熱交換器31である信
号を受けた制御部26では、熱交換器21が第1の熱交
換器28の時よりも所定の電圧だけ小さくした電圧をフ
ァンモータ24に供給するように電源部25の出力電圧
を制御している。
【0017】以上のように本実施例によれば、電圧検知
手段27aと電流検知手段27bを有する熱交換器検知
手段27を備えたことで、熱交換器21が切り起こし加
工29を施しているフィン30群からなる第1の熱交換
器28であるかフラットフィン群32からなる第2の熱
交換器31であるかを自動で検知することができる。ま
た、熱交換器21が第2の熱交換器31である場合には
第1の熱交換器28に比べてファンモータ24に流れる
電流が増加するが、熱交換器検知手段27からの信号に
よって制御部26にて第1の熱交換器28の時よりも所
定の電圧だけ小さい電圧をファンモータ24へ供給する
ので電源部25の温度上昇が大きくなる等の不具合を防
止できる。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1に記載の発明は、熱交換器の種類を検知する熱交換器
検知手段を備え、熱交換器検知手段で検知した熱交換器
の種類に応じて制御部にて電源部の出力を可変とするも
ので、この構成によれば熱交換器をフラットフィン群か
らなる熱交換器に交換しても自動で認識し電源部の出力
電圧を小さく設定することができるので、専用の電源部
あるいは専用の制御部に交換しなくても電源部の温度上
昇が大きくなる等の不具合を防止することができるとい
う効果を奏する。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す空気調和機のブロック図
【図2】同第1の熱交換器の部分断面図
【図3】同第2の熱交換器の部分断面図
【図4】本発明の他の実施例を示す空気調和機のブロッ
ク図
【図5】同詳細ブロック図
【図6】従来の空気調和機の第1の熱交換器の部分断面
【図7】同第2の熱交換器の部分断面図
【図8】同ブロック図
【符号の説明】
21,41 熱交換器 24,44 ファンモータ 25,45 電源部 26,46 制御部 27 熱交換器検知手段 47 熱交換器設定手段 48 記憶手段
フロントページの続き (72)発明者 菅谷 隆宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 中村 康裕 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−66447(JP,A) 特開 平7−158937(JP,A) 特開 平5−118609(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 103

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器と、ファンモータと、前記ファ
    ンモータに電源を供給する電源部と、前記電源部の出力
    を制御する制御部と、前記ファンモータに印加された電
    圧を検知する電圧検知手段及び前記ファンモータに流れ
    る電流を検知する電流検知手段とを具備して前記電圧検
    知手段で検知された電圧に対応した所定電流値を記憶し
    ており前記電流検知手段で検知された電流と前記所定電
    流値を比較して前記熱交換器の種類を検知する熱交換器
    検知手段とを備え、前記熱交換器検知手段で検知した前
    記熱交換器の種類に応じて前記制御部にて前記電源部の
    出力を可変とする空気調和機。
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