JPH07190570A - 熱交換装置 - Google Patents
熱交換装置Info
- Publication number
- JPH07190570A JPH07190570A JP5329435A JP32943593A JPH07190570A JP H07190570 A JPH07190570 A JP H07190570A JP 5329435 A JP5329435 A JP 5329435A JP 32943593 A JP32943593 A JP 32943593A JP H07190570 A JPH07190570 A JP H07190570A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- air
- air volume
- condensed water
- decrease
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、熱交換器における撥水処理したフ
ィン表面に付着した凝縮水の転落を促進させ、風量減少
および暖房能力の低下を防止することを目的とする。 【構成】 フッ素系などの物質により撥水処理されたフ
ィン１をもつ熱交換器４を備え、前記熱交換器４に流入
する空気の風速を間欠的に制御する風量制御装置６を設
けた熱交換装置の構成とする。
ィン表面に付着した凝縮水の転落を促進させ、風量減少
および暖房能力の低下を防止することを目的とする。 【構成】 フッ素系などの物質により撥水処理されたフ
ィン１をもつ熱交換器４を備え、前記熱交換器４に流入
する空気の風速を間欠的に制御する風量制御装置６を設
けた熱交換装置の構成とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機において熱
交換機能を果たす熱交換装置に関する。
交換機能を果たす熱交換装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、たとえばヒートポンプ式空気調和
機を暖房運転したとき、外気温が低くなると室外側熱交
換器のフィン表面に霜が付着成長し、暖房能力を低下さ
せるので霜を取り除くためしばしば除霜運転をしなけれ
ばならず、暖房快適感の低下やエネルギー効率の低下を
招くという問題があった。
機を暖房運転したとき、外気温が低くなると室外側熱交
換器のフィン表面に霜が付着成長し、暖房能力を低下さ
せるので霜を取り除くためしばしば除霜運転をしなけれ
ばならず、暖房快適感の低下やエネルギー効率の低下を
招くという問題があった。
【０００３】そこで、従来では熱交換器のフィン表面に
フッソ樹脂などを塗布して撥水性をもたせた構成とし、
着霜現象をある程度抑制していた。
フッソ樹脂などを塗布して撥水性をもたせた構成とし、
着霜現象をある程度抑制していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フィン
表面を撥水処理するだけでは、フィン表面に付着した凝
縮水をフィン表面から転落させることができず、そのた
め風量減少を招き熱交換能力が低下するという課題を有
していた。
表面を撥水処理するだけでは、フィン表面に付着した凝
縮水をフィン表面から転落させることができず、そのた
め風量減少を招き熱交換能力が低下するという課題を有
していた。
【０００５】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、フィン表面を撥水性にするとともに、フィンに付着
した凝縮水の転落を促進させ、風量減少の抑制と着霜の
防止を目的とする。
で、フィン表面を撥水性にするとともに、フィンに付着
した凝縮水の転落を促進させ、風量減少の抑制と着霜の
防止を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、熱交換器のフィンに撥水性表面を形成し、
前記熱交換器に流入する空気の風速を間欠的に制御する
手段を有する熱交換装置の構成とする。
に本発明は、熱交換器のフィンに撥水性表面を形成し、
前記熱交換器に流入する空気の風速を間欠的に制御する
手段を有する熱交換装置の構成とする。
【０００７】また、上記風量制御を熱交換器温度または
外気温を検出して行なう構成とする。
外気温を検出して行なう構成とする。
【０００８】
【作用】上記構成において、熱交換器に流入する空気の
風速を制御装置で間欠的に制御し、フィンに付着した過
冷却状態の凝縮水の転落を促進させ、風量減少の抑制と
着霜の防止を可能にする。
風速を制御装置で間欠的に制御し、フィンに付着した過
冷却状態の凝縮水の転落を促進させ、風量減少の抑制と
着霜の防止を可能にする。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。始めに、第１の実施例について説明
する。図２は、熱交換器の要部を示し、１はフィン、２
は伝熱管であり、前記フィン１の表面はフッ素系の物質
などによって撥水処理している。
しながら説明する。始めに、第１の実施例について説明
する。図２は、熱交換器の要部を示し、１はフィン、２
は伝熱管であり、前記フィン１の表面はフッ素系の物質
などによって撥水処理している。
【００１０】この構成により図に示されるように凝縮水
３は、フィン１が撥水処理されているために、フィン１
に滴状に凝縮している。したがって空気がフィン１の間
を通過する際には流路が狭くなっているために風量低下
が生じ、熱交換能力が低下する。
３は、フィン１が撥水処理されているために、フィン１
に滴状に凝縮している。したがって空気がフィン１の間
を通過する際には流路が狭くなっているために風量低下
が生じ、熱交換能力が低下する。
【００１１】本実施例の特徴はこれを防止するために図
１に示すように熱交換装置を構成したものであり、すな
わち、ファンモータ５の回転数を制御する風量制御器６
を設け、熱交換器４に流入する空気８の風量を間欠的に
制御するように構成している。図中の７はファンであ
る。
１に示すように熱交換装置を構成したものであり、すな
わち、ファンモータ５の回転数を制御する風量制御器６
を設け、熱交換器４に流入する空気８の風量を間欠的に
制御するように構成している。図中の７はファンであ
る。
【００１２】この構成において、風量制御装置６によ
り、ファンモータ５の回転数制御を行なって、熱交換器
４へ流入する空気８の速度を変動させ、凝縮水の滴下を
促進させ風量低下を防止する。
り、ファンモータ５の回転数制御を行なって、熱交換器
４へ流入する空気８の速度を変動させ、凝縮水の滴下を
促進させ風量低下を防止する。
【００１３】図３は、風量制御装置６によって制御され
た熱交換器入口の風速変化の一例のタイムチャートを示
したものである。図示のようにＴ1 時間低速運転後、Ｔ
2 時間高速運転を行い、これを周期的に繰り返す。この
ことにより、フィン１に付着した凝縮水３の転落が促進
され、風量低下が防止できる。
た熱交換器入口の風速変化の一例のタイムチャートを示
したものである。図示のようにＴ1 時間低速運転後、Ｔ
2 時間高速運転を行い、これを周期的に繰り返す。この
ことにより、フィン１に付着した凝縮水３の転落が促進
され、風量低下が防止できる。
【００１４】次に、本発明の第２の実施例について説明
する。この実施例の特徴は図４に示すように、前記第１
の実施例の構成に熱交換器温度検出装置９を加えた構成
にある。
する。この実施例の特徴は図４に示すように、前記第１
の実施例の構成に熱交換器温度検出装置９を加えた構成
にある。
【００１５】撥水処理したフィン１に付着した凝縮水３
は、熱交換器度ｔH の低下にともない、凝縮水が滴下し
ないために風量低下を招くだけでなく、最終的には凍結
してしまい暖房能力の低下を招く。ここで熱交換器温度
検出装置９により熱交換器温度ｔH が所定温度ｔ1 以下
になったとき、風量制御装置６によりファンモータ５の
回転数制御を行い、熱交換器４へ流入する空気８の速度
を変動させ、凝縮水３の滴下を促進し風量低下および凝
縮水３の凍結を防止する。
は、熱交換器度ｔH の低下にともない、凝縮水が滴下し
ないために風量低下を招くだけでなく、最終的には凍結
してしまい暖房能力の低下を招く。ここで熱交換器温度
検出装置９により熱交換器温度ｔH が所定温度ｔ1 以下
になったとき、風量制御装置６によりファンモータ５の
回転数制御を行い、熱交換器４へ流入する空気８の速度
を変動させ、凝縮水３の滴下を促進し風量低下および凝
縮水３の凍結を防止する。
【００１６】図５は、前記熱交換器温度検出装置９およ
び風量制御装置６によって制御された熱交換器入口の風
速変化のタイムチャートを示したものである。同図
（ｂ）のように熱交換器ｔH がｔ1 以上の場合、ファン
モータ５を一定回転数で回転させ、熱交換器入口の風速
を一定にする。熱交換器温度ｔH がｔ1 以下になったと
き、同図（ａ）に示すようにＴ1 時間高速運転後、Ｔ2
時間低速運転を行い、これを周期的に繰り返す。このこ
とにより、フィン１に付着した凝縮水３の転落が促進さ
れ、風量低下および凍結が防止できる。
び風量制御装置６によって制御された熱交換器入口の風
速変化のタイムチャートを示したものである。同図
（ｂ）のように熱交換器ｔH がｔ1 以上の場合、ファン
モータ５を一定回転数で回転させ、熱交換器入口の風速
を一定にする。熱交換器温度ｔH がｔ1 以下になったと
き、同図（ａ）に示すようにＴ1 時間高速運転後、Ｔ2
時間低速運転を行い、これを周期的に繰り返す。このこ
とにより、フィン１に付着した凝縮水３の転落が促進さ
れ、風量低下および凍結が防止できる。
【００１７】次に、本発明の第３の実施例について説明
する。この実施例の特徴は図６に示すように、第１の実
施例の構成に外気温検出装置１０を加えた構成にある。
撥水処理したフィン１に付着した凝縮水３は、外気温ｔ
0 の低下に伴い、凝縮水が滴下しないで風量低下を招く
だけでなく、最終的には凍結して暖房能力の低下を招
く。
する。この実施例の特徴は図６に示すように、第１の実
施例の構成に外気温検出装置１０を加えた構成にある。
撥水処理したフィン１に付着した凝縮水３は、外気温ｔ
0 の低下に伴い、凝縮水が滴下しないで風量低下を招く
だけでなく、最終的には凍結して暖房能力の低下を招
く。
【００１８】ここで外気温検出装置１０により外気温ｔ
0 を検出し、外気温ｔ0 が所定温度ｔ2 以下になったと
き、風量制御装置６によりファンモータ５の回転数制御
を行い、熱交換器４へ流入する空気８の速度を変動さ
せ、凝縮水３の滴下を促進させ４風量低下および凝縮水
３の凍結を防止する。
0 を検出し、外気温ｔ0 が所定温度ｔ2 以下になったと
き、風量制御装置６によりファンモータ５の回転数制御
を行い、熱交換器４へ流入する空気８の速度を変動さ
せ、凝縮水３の滴下を促進させ４風量低下および凝縮水
３の凍結を防止する。
【００１９】図７は、前記外気温検出装置１０および風
量制御装置６によって制御された熱交換器入口の風速変
化の一例のタイムチャートを示したものである。同図
（ｂ）に示したように外気温ｔ0 がｔ2 以下になったと
き同図（ａ）に示すようにＴ1時間高速運転後、Ｔ2 時
間低速運転を行い、これを周期的に繰り返す。このこと
により、フィン１に付着した凝縮水３の転落が促進さ
れ、風量低下および凍結が防止できる。
量制御装置６によって制御された熱交換器入口の風速変
化の一例のタイムチャートを示したものである。同図
（ｂ）に示したように外気温ｔ0 がｔ2 以下になったと
き同図（ａ）に示すようにＴ1時間高速運転後、Ｔ2 時
間低速運転を行い、これを周期的に繰り返す。このこと
により、フィン１に付着した凝縮水３の転落が促進さ
れ、風量低下および凍結が防止できる。
【００２０】
【発明の効果】上記各実施例の説明より明らかなよう
に、本発明はフッ素系などの物質により撥水処理された
フィンを備えた熱交換器に流入する空気の流速を間欠的
に制御することにより、熱交換器に付着した凝縮水の転
落を促進させ、風量減少を抑制し暖房能力の低下を防止
できる。
に、本発明はフッ素系などの物質により撥水処理された
フィンを備えた熱交換器に流入する空気の流速を間欠的
に制御することにより、熱交換器に付着した凝縮水の転
落を促進させ、風量減少を抑制し暖房能力の低下を防止
できる。
【００２１】また、上記風量量制御を熱交換器温度また
は外気温を検出して制御することにより、凝縮水の転落
を促進させ、さらに凍結を防止することが可能となる。
これにより、風量減少を抑制し暖房能力の低下防止が可
能となる。
は外気温を検出して制御することにより、凝縮水の転落
を促進させ、さらに凍結を防止することが可能となる。
これにより、風量減少を抑制し暖房能力の低下防止が可
能となる。
【図１】本発明の第１の実施例の熱交換装置の構成図
【図２】同熱交換装置における撥水処理されたフィン部
の側面図
の側面図
【図３】同第１実施例の風速変化のタイムチャート
【図４】本発明の第２の実施例の熱交換装置の構成図
【図５】同第２の実施例の風速変化のタイムチャート
【図６】本発明の第３の実施例の熱交換装置の構成図
【図７】同第３の実施例の風速変化のタイムチャート
１ 撥水処理されたフィン ２ 伝熱管 ３ 凝縮水 ４ 熱交換器 ５ ファンモータ ６ 風量制御装置 ７ ファン ８ 空気 ９ 熱交換温度検出装置 １０ 外気温検出装置
Claims (3)
- 【請求項１】 伝熱管とフッ素系などの物質により撥水
処理されたフィンからなり、空気と熱交換する熱交換器
を備え、前記熱交換器に流入する空気の風速を間欠的に
制御する風量制御装置を設けた熱交換装置。 - 【請求項２】 風量制御装置を制御する熱交換器温度検
出装置を設けた請求項１記載の熱交換装置。 - 【請求項３】 風量制御装置を制御する外気温検出装置
を設けた請求項１記載の熱交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5329435A JPH07190570A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 熱交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5329435A JPH07190570A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 熱交換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07190570A true JPH07190570A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18221347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5329435A Pending JPH07190570A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 熱交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07190570A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002310465A (ja) * | 2001-04-16 | 2002-10-23 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
| CN1306225C (zh) * | 2000-02-21 | 2007-03-21 | 三洋电机株式会社 | 冷凝器单元 |
| JP2013126858A (ja) * | 2011-11-17 | 2013-06-27 | Denso Corp | 車両用熱交換器の配置構造 |
| CN112066602A (zh) * | 2020-09-14 | 2020-12-11 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种换热器及空调、空调控制方法及装置 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP5329435A patent/JPH07190570A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1306225C (zh) * | 2000-02-21 | 2007-03-21 | 三洋电机株式会社 | 冷凝器单元 |
| JP2002310465A (ja) * | 2001-04-16 | 2002-10-23 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
| JP2013126858A (ja) * | 2011-11-17 | 2013-06-27 | Denso Corp | 車両用熱交換器の配置構造 |
| CN112066602A (zh) * | 2020-09-14 | 2020-12-11 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种换热器及空调、空调控制方法及装置 |
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