JP3326483B2 - 風圧荷重の算定方法 - Google Patents

風圧荷重の算定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線条が架設される
電柱の設計、吊り線の設計、及びケーブル支持線の設計
において用いられる風圧荷重の算定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の風圧荷重の算定方法とし
ては、電柱の間で架設された線条に加わる風圧荷重を該
線条の外径和を用いて算定するというものが知られてい
る。ここに、線条の外径和とは、各線条の外径を単純に
足し算して得られる和をいう。
【0003】かかる風圧荷重の算定方法によれば、線条
の条数に応じた風圧荷重の算定ができ、その結果、計算
上、経済的な電柱の設計とすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この風
圧荷重の算定方法では、複数の線条が螺旋ハンガー工法
や巻きつけ工法で一束化されている場合、以下のような
不都合がある。
【0005】即ち、螺旋ハンガー工法で一束化されてい
る線条では、条数が多く線条の外径和が螺旋ハンガーの
外径を超えている場合には、実際上、螺旋ハンガーの外
径以内の範囲でしか風圧を受けていないのに、螺旋ハン
ガーの外径を超える値を線条の外径和として用いるた
め、過大な風圧荷重を見込んでしまい、不経済な電柱の
設計となっている(図1及び図2参照)。
【0006】また、巻きつけ工法で一束化されている線
条では、実際上、巻きつける線条の殆どの部分で風圧を
受けていないのに、巻きつけられる線条及び巻きつける
線条の外径和を一律に線条の外径和として用いるため、
過大な風圧荷重を見込んでしまい、不経済な電柱の設計
となっている(図6及び図7参照)。
【0007】そこで、本発明の目的は、複数の線条が螺
旋ハンガー工法や巻きつけ工法で一束化されている場合
にあっても、過大な風圧荷重とならない経済的な風圧荷
重の算定方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る風圧荷重の算定方法は、線条に加わる
風圧荷重を該線条の外径和を用いて算定する風圧荷重の
算定方法において、螺旋ハンガー工法に係る前記線条の
外径和及び螺旋ハンガーの厚さの2倍の和が前記螺旋ハ
ンガーの外径以下であるときは、前記線条の外径和に代
えて、前記線条の外径和及び螺旋ハンガーの厚さの2倍
の和を用い、螺旋ハンガー工法に係る前記線条の外径和
及び螺旋ハンガーの厚さの2倍の和が前記螺旋ハンガー
の外径を超えるときは、前記線条の外径和に代えて、前
記螺旋ハンガーの外径を用いることを特徴としている。
【0009】従って、本発明によれば、複数の線条が螺
旋ハンガー工法で一束化されている場合にあっても、現
実に風圧を受けることとなる領域範囲に略合致した風圧
荷重の算定方法とすることができるので、過大な風圧荷
重とはならない。
【0010】そして、それ故に、経済的な風圧荷重の算
定方法、ひいては電柱の設計方法の提供が可能になる。
【0011】また、本発明に係る他の風圧荷重の算定方
法は、線条に加わる風圧荷重を該線条の外径和を用いて
算定する風圧荷重の算定方法において、螺旋ハンガー工
法に係る前記線条の外径和に代えて、前記線条の鉛直高
さ及び螺旋ハンガーの厚さの2倍の和を用いることを特
徴としている。
【0012】従って、本発明によれば、複数の線条が螺
旋ハンガー工法で一束化されている場合にあっても、現
実に風圧を受けることとなる領域範囲に略合致した風圧
荷重の算定方法とすることができるので、過大な風圧荷
重とはならない。
【0013】そして、それ故に、経済的な風圧荷重の算
定方法、ひいては電柱の設計方法の提供が可能になる。
【0014】更に、本発明に係る別の風圧荷重の算定方
法は、線条に加わる風圧荷重を該線条の外径和を用いて
算定する風圧荷重の算定方法において、巻きつけ工法に
係る前記線条の外径和に代えて、巻きつけられる線条及
び巻きつける線条の平均外径を、 -(2/π)(r1-r2)cos-1{(r1-r2)/(r1+r2)}+(4/π)(r1・r2)
1/2+2r1 ここに、r1:巻きつけられる線条の半径 r2:巻きつける線条の半径 により求めて用いることを特徴としている。
【0015】従って、本発明によれば、複数の線条が巻
きつけ工法で一束化されている場合にあっても、現実に
風圧を受けることとなる領域範囲に略合致した風圧荷重
の算定方法とすることができるので、過大な風圧荷重と
はならない。
【0016】そして、それ故に、経済的な風圧荷重の算
定方法、ひいては電柱の設計方法の提供が可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいて本発明を詳細に説明する。
【0018】◎実施の形態1 図1は本発明の実施の形態1に係る風圧荷重の算定方法
が適用される螺旋ハンガー工法に係る架空線路の概略構
成を示す側面図(図1(a)は全体図、図1(b)は部
分図)、図2は該螺旋ハンガー工法に係る架空線路の詳
細構成及び作用を示す横断面図、図4は該螺旋ハンガー
工法に係る架空線路の他の詳細構成及び作用を示す横断
面図である。
【0019】実施の形態1における架空線路は、軽量で
あり風圧の影響を受け易い光ファイバーケーブルを主た
る線条とし、架設作業を容易にする螺旋ハンガー工法で
架設されている。
【0020】この架空線路1は、具体的には、図1に示
すように、電柱2の間で架設された複数の線条たるケー
ブル3が連続した螺旋ハンガー4によってルーズに一束
化された構造になっている。
【0021】かかる架空線路1において従来の風圧荷重
の算定方法をそのまま適用した場合、ケーブル3に加わ
る風圧荷重の値は、ケーブルの外径和Σdを用いて算定
されることになる(図2(a)参照)。ここで、図2
(a)のうち、左図は風速0m/sの環境下でのケーブ
ル3の状態、中央図は風速約30m/s以上の環境下で
のケーブル3の状態、右図はケーブルの外径和Σd、を
示す。
【0022】しかし、条数が多くケーブルの外径和Σd
が螺旋ハンガーの外径Dを超えている場合、図2(a)
に示すように、実際にケーブル3が風圧を受けるのは、
風速約30m/s以上の環境下でケーブル3が螺旋ハン
ガー4に押し付けられた状態においても、螺旋ハンガー
の外径D(図2(b)参照)以内の範囲に限られる。
【0023】従って、螺旋ハンガーの外径Dを超える値
であるケーブルの外径和Σdを用いる従来における風圧
荷重の算定方法では、過大な風圧荷重を見込んでしまう
こととなる。
【0024】そこで、実施の形態1に係る風圧荷重の算
定方法では、螺旋ハンガー工法に係るケーブルの外径和
Σd及び螺旋ハンガーの厚さの2倍hの和Σd’が螺旋
ハンガーの外径Dを超えるときは、ケーブルの外径和Σ
dに代えて、螺旋ハンガーの外径Dを用いることとした
(図2(b)参照)。
【0025】ここで、実施の形態1における螺旋ハンガ
ー工法に係る架空線路1について、実施の形態1による
風圧荷重の算定結果及び従来法による風圧荷重の算定結
果を調べたところ、図3(図3(a)は従来法による風
圧荷重の算定結果、図3(b)は実施の形態1による風
圧荷重の算定結果)に示す結果が得られた。
【0026】図3によれば、従来法による風圧荷重の算
定結果(図3(a)参照)では、風洞実験の結果に比し
て、相当に過大な値になったのに対し、実施の形態1に
よる風圧荷重の算定結果(図3(b)参照)では、風洞
実験の結果に比して、略同等の値になったことが確認で
きた。
【0027】従って、実施の形態1に係る風圧荷重の算
定方法によれば、複数のケーブル3が螺旋ハンガー工法
で一束化されている場合にあっても、過大な値となら
ず、風洞実験の結果に略合致した値とすることができ
た。その結果、実施の形態1による風圧荷重の算定結果
(図3(b)参照)を用いて行う電柱2の設計では、経
済的な設計が担保されることとなった。
【0028】一方、条数が少なくケーブルの外径和Σd
が螺旋ハンガーの外径Dに満たない場合においても、図
4(a)に示すように、風速約30m/s以上の環境下
ではケーブル3が螺旋ハンガー4に押し付けられる挙動
を示す。ここで、図4(a)のうち、左図は風速0m/
sの環境下でのケーブル3の状態、中央図は風速約30
m/s以上の環境下でのケーブル3の状態、右図はケー
ブルの外径和Σd、を示す。従って、この場合には、従
来法における風圧荷重の算定方法のように、ケーブルの
外径和Σdを単純に用いても殆ど差し支えないと考えら
れる。
【0029】他方、風圧荷重の算定結果いかんでは、電
柱2のサイズが1ランク大きくなったり、小さくなった
りすることから、経済上の見地からは風圧荷重の算定結
果がより正確な値であることが望ましい。
【0030】そこで、実施の形態1に係る風圧荷重の算
定方法では、螺旋ハンガー工法に係るケーブルの外径和
Σd及び螺旋ハンガーの厚さの2倍hの和Σd’が螺旋
ハンガーの外径D以下であるときは、ケーブルの外径和
Σdに代えて、ケーブルの外径和Σd及び螺旋ハンガー
の厚さの2倍hの和Σd’を用いることとした(図4
(b)参照)。
【0031】◎実施の形態2 図1は本発明の実施の形態2に係る風圧荷重の算定方法
が適用される螺旋ハンガー工法に係る架空線路の概略構
成を示す側面図(図1(a)は全体図、図1(b)は部
分図)、図5は該螺旋ハンガー工法に係る架空線路の詳
細構成及び作用を示す横断面図である。尚、実施の形態
1と同様な構成要素については実施の形態1と同様な符
号を付してここではその詳細な説明を省略する。
【0032】実施の形態2における架空線路1は、重量
があり風圧の影響を受け難いメタリックケーブル3を主
たる線条とする点で実施の形態1と異なるが、架設作業
を容易にする螺旋ハンガー工法で架設されている点で実
施の形態1と同様の構造になっている。
【0033】かかる架空線路1において従来の風圧荷重
の算定方法をそのまま適用した場合、ケーブル3に加わ
る風圧荷重の値は、ケーブルの外径和Σdを用いて算定
されることになる(図5(a)参照)。ここで、図5
(a)のうち、左図は風速0m/sの環境下でのケーブ
ル3の状態、中央図は風速約30m/s以上の環境下で
のケーブル3の状態、右図はケーブルの外径和Σd、を
示す。
【0034】しかし、メタリックケーブルを主たる線条
とするケーブル3の場合、図5(a)に示すように、例
えば風速約30m/s以上の環境下になっても、ケーブ
ル3の重量がありケーブル3が螺旋ハンガー4の側部に
押し付けられない。
【0035】従って、ケーブルの外径和Σdをそのまま
用いる従来における風圧荷重の算定方法では、過大な風
圧荷重を見込んでしまうこととなる。
【0036】そこで、実施の形態2に係る風圧荷重の算
定方法では、螺旋ハンガー工法に係るケーブルの外径和
Σdに代えて、ケーブルの鉛直高さH及び螺旋ハンガー
の厚さの2倍hの和Σhを用いることとした(図5
(b)参照)。
【0037】ここで、実施の形態2における螺旋ハンガ
ー工法に係る架空線路1について、実施の形態2による
風圧荷重の算定結果及び従来法による風圧荷重の算定結
果を調べたところ、図6(図6(a)は従来法による風
圧荷重の算定結果、図6(b)は実施の形態2による風
圧荷重の算定結果)に示す結果が得られた。
【0038】図6によれば、従来法による風圧荷重の算
定結果(図6(a)参照)では、風洞実験の結果に比し
て、過大な値になったのに対し、実施の形態2による風
圧荷重の算定結果(図6(b)参照)では、風洞実験の
結果に比して、略同等の値になったことが確認できた。
【0039】従って、実施の形態2に係る風圧荷重の算
定方法によれば、複数のケーブル3が螺旋ハンガー工法
で一束化されている場合にあっても、過大な値となら
ず、風洞実験の結果に略合致した値とすることができ
た。その結果、実施の形態2による風圧荷重の算定結果
(図6(b)参照)を用いて行う電柱2の設計では、経
済的な設計が担保されることとなった。
【0040】◎実施の形態3 図7は本発明の実施の形態3に係る風圧荷重の算定方法
が適用される巻きつけ工法に係る架空線路の概略構成を
示す側面図(図7(a)は全体図、図7(b)は部分
図)、図8は該螺旋ハンガー工法に係る架空線路の詳細
構成及び作用を示す図(図8(a)は側面図、図8
(b)は横断面図)である。
【0041】実施の形態3における架空線路11は、実
施の形態1及び実施の形態2と異なり、複数の線条たる
ケーブル13が架設作業を容易にする巻きつけ工法で架
設されている。ここで、ケーブル13は、電柱12の間
で架設されている巻きつけられるケーブル13aと巻き
つけるケーブル13bとから構成されている。尚、符号
14は、この巻きつけ工法において補充的に用いられる
縛り紐を示す。
【0042】かかる架空線路11において従来の風圧荷
重の算定方法をそのまま適用した場合、図8(a)に示
すように、ケーブル13に加わる風圧荷重の値は、巻き
つけられるケーブル13a及び巻きつけるケーブル13
bの外径和を用いて算定されることになる。
【0043】しかし、かかる従来の風圧荷重の算定方法
では、図8に示すように、実際には殆どの部分が風圧を
受けていない巻きつけるケーブル13bについても、全
体が風圧を受けているかのように算定してしまう。
【0044】従って、ケーブルの外径和Σdをそのまま
用いる従来における風圧荷重の算定方法では、過大な風
圧荷重を見込んでしまうこととなる。
【0045】そこで、実施の形態3に係る風圧荷重の算
定方法では、巻きつけ工法に係るケーブルの外径和Σd
に代えて、巻きつけられるケーブル13a及び巻きつけ
るケーブル13bの平均外径を、 -(2/π)(r1-r2)cos-1{(r1-r2)/(r1+r2)}+(4/π)(r1・r2)
1/2+2r1 ここに、r1:巻きつけられるケーブルの半径 r2:巻きつけるケーブルの半径 により求めて用いることとした。
【0046】尚、図9は実施の形態3に係る風圧荷重の
算定方法における平均外径の算定方法を示すグラフ及び
算式である
【0047】ここで、実施の形態3における巻きつけ工
法に係る架空線路11について、実施の形態3による風
圧荷重の算定結果及び従来法による風圧荷重の算定結果
を調べたところ、図10(図10(a)は従来法による
風圧荷重の算定結果、図10(b)は実施の形態3によ
る風圧荷重の算定結果)に示す結果が得られた。
【0048】図10によれば、従来法による風圧荷重の
算定結果(図10(a)参照)では、風洞実験の結果に
比して、過大な値になったのに対し、実施の形態3によ
る風圧荷重の算定結果(図10(b)参照)では、風洞
実験の結果に比して、略同等の値になったことを確認し
た。
【0049】従って、実施の形態3に係る風圧荷重の算
定方法によれば、複数のケーブル13が巻きつけ工法で
一束化されている場合にあっても、過大な値とならず、
風洞実験の結果に略合致した値とすることができた。そ
の結果、実施の形態3による風圧荷重の算定結果(図1
0(b)参照)を用いて行う電柱12の設計では、経済
的な設計が担保されることとなった。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、以上のように構成した
ため、複数の線条が螺旋ハンガー工法や巻きつけ工法で
一束化されている場合にあっても、過大な風圧荷重とな
らない経済的な風圧荷重の算定方法が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1及び実施の形態2に係る
風圧荷重の算定方法が適用される螺旋ハンガー工法に係
る架空線路の概略構成を示す側面図(図1(a)は全体
図、図1(b)は部分図)である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る風圧荷重の算定方
法が適用される螺旋ハンガー工法に係る架空線路の詳細
構成及び作用を示す横断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1による風圧荷重の算定結
果及び従来法による風圧荷重の算定結果の対比を示すグ
ラフである。
【図4】本発明の実施の形態1に係る風圧荷重の算定方
法が適用される螺旋ハンガー工法に係る架空線路の他の
詳細構成及び作用を示す横断面図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る風圧荷重の算定方
法が適用される螺旋ハンガー工法に係る架空線路の詳細
構成及び作用を示す横断面図である。
【図6】本発明の実施の形態2による風圧荷重の算定結
果及び従来法による風圧荷重の算定結果の対比を示すグ
ラフである。
【図7】本発明の実施の形態3に係る風圧荷重の算定方
法が適用される巻きつけ工法に係る架空線路の概略構成
を示す側面図(図7(a)は全体図、図7(b)は部分
図)である。
【図8】本発明の実施の形態3に係る風圧荷重の算定方
法が適用される螺旋ハンガー工法に係る架空線路の詳細
構成及び作用を示す図(図8(a)は側面図、図8
(b)は横断面図)である。
【図9】本発明の実施の形態3に係る風圧荷重の算定方
法における平均外径の算定方法を示すグラフ及び算式で
ある
【図10】本発明の実施の形態3による風圧荷重の算定
結果及び従来法による風圧荷重の算定結果の対比を示す
グラフである。
【符号の説明】
1…架空線路 2…電柱 3…ケーブル(線条) 4…螺旋ハンガー 11…架空線路 12…電柱 13…ケーブル(線条) 13a…巻きつけられるケーブル(巻きつけられる線
条) 13b…巻きつけるケーブル(巻きつける線条) 14…縛り紐 Σd…ケーブルの外径和 D…螺旋ハンガーの外径 h…螺旋ハンガーの厚さの2倍 Σd’…ケーブルの外径和及び螺旋ハンガーの厚さの2
倍の和 H…ケーブルの鉛直高さ Σh…ケーブルの鉛直高さ及び螺旋ハンガーの厚さの2
倍の和
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−243890(JP,A) 特開 昭59−181914(JP,A) 特開 昭61−203510(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 1/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】線条に加わる風圧荷重を該線条の外径和を
    用いて算定する風圧荷重の算定方法において、 螺旋ハンガー工法に係る前記線条の外径和及び螺旋ハン
    ガーの厚さの2倍の和が前記螺旋ハンガーの外径以下で
    あるときは、 前記線条の外径和に代えて、前記線条の外径和及び螺旋
    ハンガーの厚さの2倍の和を用い、 螺旋ハンガー工法に係る前記線条の外径和及び螺旋ハン
    ガーの厚さの2倍の和が前記螺旋ハンガーの外径を超え
    るときは、 前記線条の外径和に代えて、前記螺旋ハンガーの外径を
    用いることを特徴とする、 風圧荷重の算定方法。
  2. 【請求項2】重量があり風圧の影響を受け難いメタリッ
    クケーブルが主たる線条として螺旋ハンガー工法で架設
    されている架空線路における線条に加わる風圧荷重を該
    線条の外径和を用いて算定する風圧荷重の算定方法にお
    いて、 前記線条の外径和に代えて、該線条の鉛直高さ及び螺旋
    ハンガーの厚さの2倍の和を用いることを特徴とする、 風圧荷重の算定方法。
  3. 【請求項3】巻きつけられるケーブル及び巻きつけるケ
    ーブルが巻きつけ工法で架設されている架空線路におけ
    る複数の線条に加わる風圧荷重を該線条の外径和を用い
    て算定する風圧荷重の算定方法において、 前記線条の外径和に代えて、前記巻きつけられる線条及
    び前記巻きつける線条の平均外径を、 -(2/π)(r1-r2)cos-1[(r1-r2)/(r1+r2)]+(4/π)(r1・r2)1/2+2r1 ここに、r1:前記巻きつけられる線条の半径 r2:前記巻きつける線条の半径 により求めて用いることを特徴とする、 風圧荷重の算定方法。
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