JP3326385B2 - 加熱調理装置 - Google Patents

加熱調理装置

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JP3326385B2 JP11092198A JP11092198A JP3326385B2 JP 3326385 B2 JP3326385 B2 JP 3326385B2 JP 11092198 A JP11092198 A JP 11092198A JP 11092198 A JP11092198 A JP 11092198A JP 3326385 B2 JP3326385 B2 JP 3326385B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジ等の加
熱調理装置に関し、特に、加熱調理装置の底部に、被加
熱物が載置される載置部およびトランス等の重量物を支
持するために備えられた箱型底部を含む加熱調理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の加熱調理装置には、トランス等の
重量物を備えるものがあった。このように重量物を備え
た加熱調理装置は、移動が困難であるため、埃等が溜ま
らないように、その底部に、従来までの棒状の脚ではな
く、箱型の支持部材を備えていた。この底部に備えられ
た箱型の支持部材を、以下、箱型底部という。
【0003】なお、加熱調理装置において、底部が、棒
状の脚から箱型底部となったことにより、加熱調理時
に、装置内で発生する熱が発散しにくくなるという問題
が生じた。このことから、従来の加熱調理装置では、箱
型底部の前面に、複数の吸気孔が設けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
加熱調理装置の高出力化のため、従来の加熱調理装置の
ように箱型底部の前面にのみ吸気孔が設けられても、装
置内で発生する熱は十分に発散されなかった。これによ
り、装置に備えられる部品の寿命が短くなる等の問題が
生じていた。
【0005】この一方で、箱型底部に、無闇に多数の吸
気孔を設けたのでは、箱型底部の強度が著しく低下し、
前述した重量物を支持できないという問題が生じると考
えられる。
【0006】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、箱型底部に十分な強度を持たせ
つつ、内部で発生する熱を十分に発散できる加熱調理装
置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る加熱調理装置は、外郭を覆い底板を有する外装部と
食品を載置する載置部を有する加熱室とが設けられた本
体と、前記底板に設けた通気口と、前記底板の下に接続
して前記本体を支持すると共に前面と左右面と後面とを
有する箱型底部と、前記載置部に対して第1の方向の一
方側の前記底板上に設けられた重量物と、を備え、前記
箱型底部には、前記前面と左右面と後面とのうち、前記
載置部に対して前記第1の方向の他方側にある面と該他
方側にある面と隣り合う面との2つの面に、前記重量物
を冷却するために前記箱型底部内から前記通気口を介し
て前記本体内に外気を取り入れる吸気孔を設けることを
徴とする
【0008】請求項1に記載の発明によると、箱型底部
には、載置部に対して第1の方向の他方側にある面と該
他方側にある面と隣り合う面との2つの面に、吸気孔が
設けられる。
【0009】これにより、箱型底部において、重量物が
設けられた側の面以外の複数の面に、吸気孔が設けられ
る。したがって、従来の加熱調理装置よりも、箱型底部
の強度を著しく低下させることなく、吸気孔を増やすこ
とができる。つまり、加熱調理装置において、箱型底部
に十分な強度を持たせつつ、装置内部で発生する熱を十
分に発散させることができる。
【0010】請求項2に記載の発明に係る加熱調理装置
は、請求項1に記載の発明に係る加熱調理装置の構成に
加えて、前記被加熱物を加熱するための高周波発振器
と、前記高周波発振器に高電圧を供給するためのトラン
スとをさらに含み、前記重量物は前記トランスであるこ
とを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明によると、請求項1
に記載の発明による作用に加えて、重量物が高周波発振
器に高電圧を供給するトランスとされる。
【0012】これにより、請求項1に記載の発明による
効果に加えて、箱型底部において、重量物であり、加熱
調理を行なう際に発熱するトランスが設けられた側の面
以外の複数の面に吸気孔が設けられる。したがって、吸
気孔から、装置内に、トランス付近にある高温の空気が
取り込まれることを回避できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態を説明する。
【0014】図1(a)は、本発明の加熱調理装置の一
実施の形態である電子レンジの正面図であり、図1
(b)は、図1(a)の電子レンジのドアを開いた状態
の斜視図である。電子レンジ1は、主に、本体2とドア
3と箱型底部8とからなる。ドア3は、その下端で本体
2に接続されており、把手3aを手前に引くことにより
開くことができる。
【0015】本体2には、その外郭を覆う外装部4と加
熱室5とコントロールパネル6とが設けられている。な
お、コントロールパネル6は、ユーザが電子レンジ1を
操作するために、電子レンジ1の前面に設けられてい
る。また、加熱室5内部には、食品等の被加熱物を載置
するための、載置部の一例であるターンテーブル15が
備えられている。ターンテーブル15は、図示せぬ駆動
装置により、加熱調理の間、回転できるよう構成されて
いる。
【0016】電子レンジ1においては、本体2とドア3
を合わせたものは、ほぼ直方体であり、箱型底部8も、
ほぼ直方体である。そして、箱型底部8には、前面と左
側の面(後述する図2における前面81と左面82)
に、複数の吸気孔8aが設けられている。
【0017】電子レンジ1は、図示を省略したが、本体
2内の、加熱室5の右側であって、コントロールパネル
6の後方に、2つのマグネトロンを備えている。そし
て、電子レンジ1は、当該2つのマグネトロンが発する
高周波の電波により、ターンテーブル15上の被加熱物
を加熱する。また、電子レンジ1は、当該2つのマグネ
トロンの冷却等のために、2つのファンを備えている。
そして、当該2つのファンが運転されることにより、吸
気孔8aから外気が取り入れられる。
【0018】次に、図2を用いて、電子レンジ1におけ
る、吸気孔8aを介した外気の取り入れについて説明す
る。図2に、箱型底部8と外装部4の底板40を示す。
なお、図2では、箱型底部8と底板40とは便宜上分離
されているが、実際には、箱型底部8は底板40の下に
接続されている。
【0019】図2においては、図示は省略されている
が、底板40上に、加熱室5が設けられる。なお、底板
40上に、縦方向に並んで配置される図中9,10は、
前述の2つのマグネトロンそれぞれに高電圧を供給する
トランスである。また、図中81,82は、それぞれ、
箱型底部8の前面,左面である。また、底板40のほぼ
中央には、通気孔40aが形成されている。
【0020】電子レンジ1において、内部のファンが運
転されると、矢印D1 方向および矢印D2 方向に、吸気
孔8aを介して、外気が、箱型底部8内へと導かれる。
箱型底部8内に導かれた外気は、矢印D3 方向および矢
印D4 方向に、すなわち上方向に導かれ、さらに、矢印
5 方向および矢印D6 方向に、通気孔40aを介し
て、本体2内へと導かれる。本体2内に導かれた外気
は、外装部4の後方の面等に適切に設けられた孔から、
本体2外へ排出される。これにより、トランス9,10
を含む本体2内部が冷却される。
【0021】電子レンジ1の箱型底部8では、前面81
および左面82という複数の面に吸気孔8aが設けられ
ることにより、前面81のみに設けられた場合よりも多
くの吸気孔8aを設けられるため、より効果的な本体2
内部の冷却が可能となる。
【0022】また、箱型底部8の吸気孔8aは、本体2
において、トランス9,10が配置されている側の面
(右面83)以外の面に設けられている。これにより、
電子レンジ1内で比較的重量の大きいトランス9,10
を支持すべき箱型底部8の右面83の強度を低下させる
ことがなく、また、トランス9,10が発熱した場合に
高温になる右面83周辺の空気を本体2内に取り入れる
ことがない。
【0023】また、電子レンジ1は、通常多くともその
隣り合う2面を壁に対向させて設置される。図3に、電
子レンジ1がその右面と後面とを壁100に対向させて
設置された場合の、壁100と吸気孔8aの位置関係を
説明するための模式図を示す。なお、図3では、参考の
ため、箱型底部8の上方に設けられるトランス9,10
の位置も示している。また、後述する図4においても、
同様に、トランス9,10の位置を参考として示してい
る。
【0024】図3を参照して、吸気孔8aは、箱型底部
8の前面81および左面82という隣り合う2面に設け
られているため、電子レンジ1は、それ以外の2面を壁
に対向させて設置されれば、効果的に、吸気孔8aを介
した外気の取り入れを行なえる。
【0025】なお、電子レンジ1は、左面82と後面と
を壁に対向させて設置された場合でも、十分放熱が可能
である。図4に、電子レンジ1がこのように設置された
場合の、壁100と吸気孔8aの位置関係を説明するた
めの模式図を示す。
【0026】図4を参照して、箱型底部8の左面82
は、壁100と対向している。これにより、図3に示し
たように電子レンジ1が設置された場合よりも、左面8
2上に設けられた吸気孔8aを介した外気の取り入れは
困難となる。しかし、本体2の調理動作による発熱する
トランス9,10が配置される側の面、すなわち本体2
の右面(箱型底部8の右面83の上にある面)は、壁1
00と対向せず、熱を発散させやすい。したがって、電
子レンジ1は、図4に示すように配置された場合でも、
十分に放熱が可能である。
【0027】なお、図1に示すように、箱型底部8は、
本体2と比較して、その幅方向および奥行き方向の寸法
が小さく構成されている。したがって、たとえ本体2の
左側にある面が壁100と密着するように電子レンジ1
が設置されても、箱型底部8の左面82は、壁100と
所定の距離を有するのである。したがって、このような
場合でも、左面82上に形成された吸気孔8aを介した
外気の取り入れは、最低限確保されるのである。
【0028】今回開示された実施の形態は、すべての点
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許
請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意
味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図
される。
【0029】たとえば、本実施の形態では、重量物の一
例であるトランス9,10は、ターンテーブル15に対
して右側に設けられていたが、本発明の加熱調理装置は
これに限定されるものではない。トランス9,10は、
ターンテーブル15に対して、左右のいずれに設けられ
てもよいし、後方に設けられていてもよい。
【0030】また、本実施の形態においては、吸気孔8
aは、箱型底部8の2面に設けられたが、本発明はこれ
に限定されない。つまり、本実施の形態の電子レンジ1
では、吸気孔8aを、箱型底部8の前面81,左面8
2,後面のいずれか2面に設けることができる。
【0031】また、トランス9,10がターンテーブル
15の後方に設けられた場合、吸気孔8aは、箱型底部
8の前面81,左面82,右面83のいずれか2面に設
けることができる。さらに、トランス9,10により加
熱された空気を本体2内に取り込むことを極力回避する
ため、左面82および右面83では、吸気孔8aをその
前方部分に設けることが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の加熱調理装置の一実施の形
態である電子レンジの正面図であり、(b)は、(a)
の電子レンジのドアを開いた状態の斜視図である。
【図2】図1の電子レンジにおける吸気孔を介した外気
の取り入れについて説明するための図である。
【図3】図1の電子レンジが、その右面と後面とを壁に
対向させて設置された場合の、壁と吸気孔の位置関係を
説明するための模式図である。
【図4】図1の電子レンジが、その左面と後面とを壁に
対向させて設置された場合の、壁と吸気孔の位置関係を
説明するための模式図である。
【符号の説明】
1 電子レンジ 4 外装部 8 箱型底部 8a 吸気孔 9,10 トランス 15 ターンテーブル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 7/02 541 F24C 7/04 F24C 15/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外郭を覆い底板を有する外装部と食品を
    載置する載置部を有する加熱室とが設けられた本体と、 前記底板に設けた通気口と、 前記底板の下に接続して前記本体を支持すると共に前面
    と左右面と後面とを有する箱型底部と、 前記載置部に対して第1の方向の一方側の前記底板上に
    設けられた重量物と、 を備え、 前記箱型底部には、前記前面と左右面と後面とのうち、
    前記載置部に対して前記第1の方向の他方側にある面と
    該他方側にある面と隣り合う面との2つの面に、前記重
    量物を冷却するために前記箱型底部内から前記通気口を
    介して前記本体内に外気を取り入れる吸気孔を設けるこ
    とを特徴とする 加熱調理装置。
  2. 【請求項2】 前記被加熱物を加熱するための高周波発
    振器と、 前記高周波発振器に高電圧を供給するためのトランスと
    をさらに含み、 前記重量物は前記トランスである、請求項1に記載の加
    熱調理装置。
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