JP3326352B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP3326352B2
JP3326352B2 JP06018997A JP6018997A JP3326352B2 JP 3326352 B2 JP3326352 B2 JP 3326352B2 JP 06018997 A JP06018997 A JP 06018997A JP 6018997 A JP6018997 A JP 6018997A JP 3326352 B2 JP3326352 B2 JP 3326352B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1台の室外機から
分配冷媒管で、各部屋の室内機へ冷媒を分配供給して空
気調和を行うマルチ方式の空気調和装置に関し、特に分
配冷媒管に介挿して冷媒を更に分岐させる冷媒分流装置
を、結露などによるドレン漏れの心配もなく屋内に設置
するのに好適とした構造の冷媒分流装置構造に関する。
【0002】従来、建物内の複数の部屋の空気調和は、
部屋の広さに応じた空調能力を持つ室外機と室内機とが
セットとされた分離型空気調和装置を使用し、それぞれ
の部屋に室内機を設置すると共に、これら室内機と室外
機とをそれぞれ冷媒管で接続する施工を行って、空気調
和を行っていた。
【0003】しかしこの方式であると、部屋数と同数台
の分離型空気調和装置を必要とし、コストがかかると共
に、室外機と室内機とを1台ずつ冷媒配管で接続すると
いう時間がかかる施工になるなどの問題があるため、近
年、冷媒供給能力が十分にある室外機を1台使用し、こ
の室外機から空調しようとする各部屋の室内機へ冷媒を
分配供給して空気調和を行うマルチ方式の空気調和装置
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このマルチ方
式の空気調和方式の場合、室外機と室内機とを単純に冷
媒配管で結ぶと、往路と復路の2本の冷媒管が室内機の
台数分だけ配管されて冷媒配管の合計配管距離が長くな
り、そのため冷媒が配管から受ける圧損が大きくなっ
て、必要な量の冷媒を循環させるのに、能力の大きい大
型の室外機を用いることになったり、室外機本体と分岐
配管との配管接続部や室外機周囲の配管工事が複雑にな
るなど、コスト高や施工が大変である等の問題があっ
た。
【0005】また、近年は建築技術が向上して、密閉
性、断熱性が高い部屋とすることが可能となり、また部
屋数が増え、家人が個々に使用するような生活形態の傾
向となってきている。このような場合に、各部屋の空調
を従来通り、室外機と室内機とを1:1で配管すると施
工が大変である。また個人使用の比較的小部屋の部屋と
なるため、空調能力をそれほど大きく必要としない即ち
循環させる冷媒量も少ないという室内機でも良くなる。
【0006】よって、数ある部屋へ容易に冷媒配管を配
し、かつ各室内機に見合った過不足ない適切な冷媒流量
を分配供給するという施工が望まれている。
【0007】そこで、本発明では上記実情に鑑み、複数
に分岐した冷媒分流路を更に分流することができるユニ
ット化した冷媒分流装置を発案し、これを天井や屋根裏
など屋内で、簡単に任意の分配冷媒管に介挿接続でき配
管作業を効率的に行えるように図ると共に、内部に冷媒
が流通する冷凍回路部品を収蔵する構造上、冷媒分流装
置の外表面に結露するドレン水を屋外へ排出するために
ドレン配管を必要とするようになるが、そのような措置
を不要とできるように、本発明では冷凍回路部品を本体
内に充填した発泡断熱材内に埋め込むような構成の冷媒
分流装置として、結露を防止し、実益性の高い冷媒分流
装置を用いて形成できる空調装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧縮機および
熱源側熱交換器を搭載した1台の室外機から、分配冷媒
管で、複数の部屋に個々に設置した室内機の利用側熱交
換器に冷媒を供給して空気調和を行うマルチ方式の空気
調和装置において、屋内における任意の分配冷媒管に介
挿接続可能とされ、流れる冷媒を複数経路に分岐する冷
媒分流装置が、分流器、この分流路により分岐する分流
管およびこの分流管の末端にそれぞれ接続される室内機
に冷媒流量を調整して供給する電動膨張弁等から成るユ
ニット体の冷凍回路部品が板金製の本体ケース内に収容
され、その内部空間に断熱材を発泡充填することにより
本体ケース内隙間を埋めた構造に形成されているととも
に、断熱材として、原液成分ポルオールとイソシアネー
トとが重量比1:1の配合比で混合された発泡ウレタン
を用いるようになし、かつ上記冷凍回路部品を収容した
板金製の上記本体ケース内にウレタン発泡する際、上記
本体ケース内で発泡するウレタンの発泡方向が、上記冷
凍回路部品である電動膨張弁の駆動コイルのその本体部
への嵌め込み方向と同方向になるように、断熱材を注入
するようにしたものである。
【0009】
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様を図面に
基づいて説明する。
【0012】図5は、本発明の冷媒分流装置を使用し
て、1階の部屋と2階の部屋の空調を行う空調システム
を示す説明図である。
【0013】この図において、2階建ての家屋の1階と
2階にある複数の部屋R1,R2,R3,R4,R5に
は、1台ずつ室内機1a,1b,1c,1d,1eが壁
面に取付ける等して設置されている。各室内機1a,1
b,1c,1d,1eは、内部に利用側熱交換器および
利用側送風機等を搭載しているが、この場合、2階の部
屋R1、R2、R3は1階の部屋R4、R5よりも小さ
い部屋となっているので、2階の方の室内機1a,1
b,1cは、1階の方の室内機1d,1eはより空調能
力が小さい、すなわち流通する冷媒量は少ない機種のも
のが使われている。これに対し、1階の室内機はこれよ
り流通する冷媒量が多い機種となっている。
【0014】3は地面に設置した1台の室外機で、内部
に圧縮機、熱源側熱交換器、キャピラリーチューブや電
動膨張弁などの減圧装置および熱源側送風機等を搭載し
ている。
【0015】そして、室外機3からは、圧縮機から吐出
する冷媒をほぼ均等の量で分岐して供給させるようにし
た複数の例えば、3経路の分配冷媒管5a,5b,5c
が引き出され、共に建物6の外壁6bを垂直に上り、そ
のうちの2経路である分配冷媒管5b,5cは、1階の
天井裏7に配管され、そして冷媒管5bは、部屋の内壁
に取り付けた室内機1dと配管接続される。また冷媒管
5cは部屋の内壁に取り付けた室内機1eと配管接続さ
れる。
【0016】一方、先の2経路とほぼ同流量の冷媒が流
通する残りの1経路である分配冷媒管5aは、2階の屋
根の高さの位置まで上げた後、直角に曲げて屋根裏8へ
と配管する。
【0017】そして、この経路の分配冷媒管1aの先
に、2階の部屋に設置した3台の室内機1a,1b,1
cに冷媒をほぼ均等量に分流して供給することができる
ようにするために、本発明の冷媒分流装置10を屋根裏
8に配設している。
【0018】冷媒分流装置10には、図7に示す冷凍サ
イクルより理解されるように、冷媒を複数路に分流して
供給させるための冷媒分流器11が設けられており、こ
の冷媒分流器11から分岐するように配管を設置して形
成した分流管路12a,12b,12cが設けられ、こ
の分流管の分流路12a,12b,12cのそれぞれの
末端口に冷媒分流管13a,13b,13cを接続し
て、2階の部屋R1、R2、R3にある各室内機1a,
1b,1cにつながるように屋根裏8を利用して配管し
ている。
【0019】そして、冷媒分流装置10には、その内部
の各分流管路12a,12b,12cごとに電動膨張弁
15を配しており、該電動膨張弁15により流入した冷
媒が、所要の分量の冷媒に調整されて各冷媒分流管13
a,13b,13cに流出し流通するようになってい
る。
【0020】さて、図6は、本発明の冷媒分流装置を室
外機3からの複数経路5a,5b,5cの任意の一つ、
例えば分配冷媒5aに介挿設置して複数台の室内機1
a,1b,1cとの間に冷媒回路を形成することで、室
外機3と各室内機1a,1b,1cとを個々に往路と復
路の冷媒管で接続する従来の場合より、合計冷媒配管長
を短くすることができるという有利性を説明する説明図
である。
【0021】すなわち、従来は図6の(b)図に示すよ
うに、1台の室外機3で、5台の室内機1a,1b,1
c、1d,1eに冷媒を供給して運転するする場合、各
部屋R1,R2,R3,R4,R4に設置した室内機1
a,1b,1c、1d,1eと室外機3とを個々に、往
路と復路の2本ずつの冷媒配管16a〜16eで配管接
続していた。
【0022】従って、今、室外機3と10mの距離があ
る2台の室内機1d,1eとの接続には、合計2×{2
×10m}の40m長の配管を必要とし、また室外機3
と20mの距離がある3台の室内機1a,1b,1cと
の接続には、合計3×{2×20m}の120m長の配
管を必要する。
【0023】また、各室内機1a,1b,1c、1d,
1eと室外機3との間に、合計10本という多い本数の
配管を接続するので、接続作業が大変であり、また複雑
な配管となる。
【0024】これに対し、冷媒分流装置10を用いて3
台の室内機1a,1b,1cに冷媒を供給するようにし
た図6の(a)図に示す本発明のシステムとすると、こ
の3台の室内機1a,1b,1cには、室外機3との間
を1経路の冷媒管17で接続した管路構成でもって、冷
媒を供給できる。
【0025】この場合に、この冷媒分流装置10をこの
3台の室内機1a,1b,1cにより近く、かつほぼ等
距離の位置に設置するようにすることが望ましい。こう
すると、冷媒分流装置10と3台の各室内機1a,1
b,1cとの間に必要とする合計配管長も短くすること
ができる。
【0026】すなわち、2台の室内機1c、1dとの間
の配管長は40mと従来と変わらないが、20mの離間
距離がある室外機3と室内機1a,1b,1cとでは、
冷媒分流装置10を各室外機3との距離が15mとする
位置に配設し、冷媒分流装置10とは5mの短い距離で
3台の室内機とを分流配管路13a,13b,13cで
配管接続している。
【0027】こうすると、10mの離間距離にある2台
の室内機1d,1eとの間の配管長は40mと従来と変
わらないが、3台の室内機1a,1b,1cとの間で必
要とする配管長さは、冷媒分流装置10と室内機1a,
1b,1cとの間で、合計3×{2×5m}の30m分
となり、室外機3と冷媒分流装置10との間は、{2×
15m}の30m分で済み、合計60mの配管長とな
り、従来の120mの半分で施工することができるよう
になり、配管コストが引下り、また配管作業も軽減し、
さらに複雑な配管路とならず、メンテナンス性なども良
くすることができるようになる。
【0028】またこの場合、室外機3から引出した分配
冷媒管5aは、建物6の外壁6bに沿うように上下行し
て垂直管路部5を配設した後、上端でほぼ直角に屈曲し
て、水平管路部5Hを屋内に、この場合には屋根裏8へ
と進入して水平的に配設しているが、冷媒分流装置10
を配設する場合に、冷媒の流通に重力の影響を受けて圧
損が高くなるこの垂直管路部5Vを避け、水平管路部5
Hに配設するようにする。
【0029】こうすると、室外機3と冷媒分流装置10
との間の縦方向の冷媒管路(垂直管路部5V)は従来の
6本の配管より4本少ない2本の管路で済み、その分だ
け配管長が短くなることにより、重力の影響を受ける冷
媒流量が少なくなって、圧損を低減できる。
【0030】これにより、冷媒流通が容易になり、室内
機として能力の小さいものの使用等が可能となる。
【0031】また、冷媒分流装置10を設置する位置と
して、室外機と冷媒分流装置との距離はできる限り長く
して、そして冷媒分流装置10から各室内機までの距離
を短くするようにすると、室外機と複数台の室内機との
配管長さも一段と短くて済み、合計配管長は一段と短く
なり、更に配管を節約し、より能率的な配管作業を達成
できるという効果を得られるようになる。
【0032】さて、図7は上述の冷媒分流装置10を用
いた空気調和システムの冷凍サイクルを示している。
【0033】この空気調和ンステムは、冷媒を圧縮する
圧縮機18と、外気と冷煤との熱交換を行う熱源側熱交
換器19と、減圧装置としての電動膨張弁21と、空気
調和する各部屋に送風する空気と冷媒との熱交換を行う
複数台の利用側熱交換器即ち室内機1a,1b,1c,
1d,1e(以下、室内機を利用側熱交換器として説明
する)と、冷房時及び暖房時の冷媒の循環方向を切換え
る四方切換弁22と、前記電動膨張弁21を経由する3
経路の分配冷媒管5a〜5cの内の1経路5aに介設さ
れる冷媒分流装置10とを、前記分配冷媒管5a〜5c
および前記分流装置10にて分岐した冷媒が流通する3
台の室内機1a,1b,1cと接続する冷媒分流管13
a,13b,13cとで順次接続し、1階と2部屋の空
調を行う冷凍サイクルを構成している。なお、各分配冷
媒管5a〜5cにも電動膨張弁20a〜20cが設けら
れている。
【0034】また当該冷凍サイクルにはストレーナ7
1、マフラー72a,72b,72c等も設けられられ
ると共に、除霜弁73とレシーバタンク74とが介挿さ
れて除霜時に熱源側熱交換器19および利用側熱交換器
1a〜1eに高温冷媒ガスを流通させようにする除霜回
路75等をも設けた構成となっている。なお、熱源側熱
交換器および利用側熱交換器との配管接続は、サービス
バルブ76,76で行われるようになっている。
【0035】そして、上記冷凍サイクルで、四方切換2
2を切り換えることにより、冷房時においては実線矢印
の方向に冷媒が循環し、暖房時においては点線矢印の方
向に冷媒が循環する。なお、中央に丸印しを付した矢印
は、除霜時の高温ガスの流れを示す。
【0036】ここで、前記冷媒分流装置10には、3台
の利用側熱交換器1a〜1cに冷媒を分流させるように
3分岐させる分流器11と、この3分した分流路12
a,12b,12cに流れる冷媒の流量を調整してそれ
ぞれの利用側熱交換器1a〜1cに流すようにする電動
膨張弁15とが設けられている。
【0037】次にこの冷媒分流装置10の構造について
説明すると、図8乃至図13等に示ように、冷媒分流装
置10は、分岐経路5aとの接続用となる細径と太径の
2本の接続管30と、液冷媒が流通する前記細径の方の
接続管30につながる分流器11と、この分流器11か
ら3つに分岐して本体内に蛇行するように設けられ、外
部の各利用側熱交換器1a〜1cと接続されて冷媒を流
通させるように設けた同じく細径と太径の2本ずつの配
管からなる3系統の分流管路12a〜12cと、この分
流管路12a〜12cにそれぞれ配設された冷媒流通量
を制御できる電動膨張弁15などの部品体より形成され
た冷凍回路部品31を内蔵している。
【0038】また、各分流管路12a〜12cにおける
各熱利用側熱交換器1a〜1cとの接続をするための細
径と太径の各接続管の根元部位置には、熱利用側熱交換
器1a〜1cに流入、流出する冷媒の温度を測定しその
検出値から適切な冷媒流量を流すように前記各電動膨張
弁15を制御するためのサーミスタなどの温度センサ3
3が、図13に示すように挿入装着されている。なお、
電動膨張弁15の液管部15dには、図10に示すよう
なラバーなどの遮音部材43を巻いて、液冷媒の通流に
伴う不快な雑音を低減させている。
【0039】また、アース線34がアース端子金具34
Kに接続されると共に、本体の一端側から突出する前記
2本の接続管30と本体の他端側に突出する各分流管路
12a,12b,12cには、ラバー材等より形成の被
覆部材35a、35bが被されて保護されている。ま
た、冷凍回路部品31全体を、振動吸収用のゴム部材7
9で被覆して保護している。
【0040】さて、上述した部品体からなる冷媒分流装
置10の冷凍回路部品31は、上下、前後、左右の計6
枚の板金を組んで、ビス止めして直方体形状に形成した
本体ケース36に収蔵固定して、ユニット構造の冷媒分
流装置10が形成される。
【0041】そして、この冷媒分流装置10は屋根裏な
どに設置されるが、内部に冷媒が流通する冷凍回路部品
31を有する構造のため、金属製の本体ケース36に生
じる結露で、ドレン水が屋内に水漏れすることのないよ
うに、ドレンパンやドレン配管を屋根裏に配備、配管し
たりする施工を取る必要性がある。
【0042】このような冷媒供給のための配管の他に、
ドレン水配管のための施工を行うものだと、施工コスト
や施工期間などが余計にかかり、経済的でない。
【0043】そこで、本発明では、このような措置を取
らずしても良いように、冷凍路部品を収納した本体ケー
ス内の空間をすべて断熱材で埋めるように図り、外部に
結露を生じないように工夫した冷媒分流装置を形成する
ことしたのである。
【0044】次に、その断熱材埋込により作成する冷媒
分流装置10の形成方法を、図1及び図4等及び図8以
降の各図をも参照して説明する。
【0045】板金製の本体ケース36は、互いにビスで
組立結合固定される上板40と底板41(図12等も参
照)、前後に立設する側板62、62及び左右の側板6
3、63とより成る。なお、前記左右の側板63、63
は、上下に2分割され、合わせると接続管30や冷媒分
流管12a〜12cの挿通孔42Aが形成される円弧状
の切欠き42、42を有する図14に示すような左右の
上下一対の分割側板63、63bから形成されている。
37、37はその固定用のビスを示す。
【0046】そして、図2および上板40を外された図
12に示すところの本体ケース36内に、まず冷凍回路
部品31を収納する。収納後に上板40を取付けて、そ
の上面開口を塞ぐ。この上板40を塞ぐ時、その一辺に
設けた切欠き部44より、アース線34を通し引き出さ
せる。収納後の様相は、図2に示す如きである。
【0047】この後、本体ケース36を発泡治具にセッ
トし、発泡断熱材を注入して発泡充填作業を行うが、そ
の発泡作業は、次に述べるような仕様に準じて行うこと
とする。
【0048】まず、発泡は、本体ケース36を外部から
加熱し、内部の冷凍回路部品31をある指定の温度に昇
温した状態にする。こうすることで、注入した断熱材が
良好な反応速度で発泡し、本体ケース36内の隙間をす
べて充填するような発泡を行わせることが可能になる。
【0049】そこで、発泡治具を炉により加熱し、その
型表面温度が約40℃になるように調整する。
【0050】この時の炉の雰囲気温度は、下記の条件を
目安にする。 炉の温度 :35℃〜60℃ ただし、季節に応じて、その外気温度との関係で、上記
温度範囲内で調整するようにする。
【0051】このように、発泡治具の型表面温度が約4
0℃になるように加熱すると、冷凍回路部品31の表面
温度は、発泡断熱材が順調に発泡を行うようになる30
℃〜40℃の適正な温度に昇温して、保たれる。
【0052】なお、上述の発泡のための温度制御は、発
泡治具や冷凍回路部品31の表面温度測定を、表面温度
計などを用いて行う。
【0053】次に用いられる発泡断熱材としては、ウレ
タン断熱材50が使われる。しかも、冷媒分流装置10
が屋内に設置される関係上、火災時などに延焼を広げな
いように難燃性であって、また取付け設置後に断熱材が
水分を吸収し膨張し、本体ケース36を破壊するような
二次発泡などを起こし難い性質のウレタン断熱材を使用
するようにする。
【0054】このような特性を満足させるために、本発
明では、ウレタン原液は、成分ポリオール;MS−01
26(R)と成分イソシアネート;MS−0126
(I)とを配合したもので、かつその配合比は、ポリオ
ール:イソシアネート=100:100とする重量比で
混合したウレタン原液を使用する。
【0055】そして、上述の発泡温度条件の基に、いよ
いよこのウレタン原液を、本体ケースの所定箇所に設け
た注入口P(図12参照)から、発泡機械90により注
入し発泡する発泡作業に入る。発泡の際、ケース内部の
空気は、注入口と別に設けた複数の空気逃がし孔から逃
げる。
【0056】ここで、本発明では、ウレタン50の注入
方向に1つの工夫を図っている。それは注入したウレタ
ン50の発泡過程で、冷凍回路部品31の1部品である
電動膨張弁15の固定をより十分とする利点を得られる
ように、矢印Yで示すウレタンの発泡方向と、後述する
電動膨張弁15の駆動用コイルをその弁本体部に嵌め込
んでいるその矢印Zで示す嵌め込み方向が、同方向にな
るような注入の仕方とした。
【0057】すなわち、ウレタンの注入口Pを、図3に
示すように電動膨張弁15の頭部15Cとは反対側にな
る箇所に設ける。すなわち、電動膨張弁15を下向きと
した状態、すなわち上板40を下にした状態(図12の
もの)の本体ケース36に、発泡機械90によりウレタ
ン50を注入する。図12に示すものも、底板41の箇
所にある一点鎖線Pで示す注入口からウレタン50を矢
印方向Xより注入する様子を示している。
【0058】こうしたセットとして、注入口Pから注入
したウレタン50は、下になってる本体ケース36の上
板40内面上に落ち、自然発泡により本体ケース36の
内空間を時間をかけて、矢印Yに示すように、上板40
側から下板41側に向かって図12で概略図示するよう
な様相で発泡する。発泡による内部の空気は、本体ケー
ス36の周面の適所に設けた空気逃がし孔より逃げる。
【0059】この際、発泡が進む矢印Y方向の向きは、
ステッピングモータを用いた電動膨張弁15の弁駆動用
コイル15Cの固定を強固とするのに好都合となる。
【0060】すなわち、図12に参照して示すように、
電動膨張弁15は、流路中に出入りして流通口面積を調
整するための弁体を内装している円筒状の金属製ケース
の弁本体部15Aと、この弁本体部に嵌着した弁駆動用
コイル15Cから成るものである。
【0061】そのため、矢印Yで示すウレタン50の発
泡方向と、矢印Zで示しているこの弁駆動コイル15C
を弁本体部15Aに嵌め込んでいるその嵌め込み方向と
が、一致することになり、これにより、ウレタンの発泡
圧で弁駆動用コイル15Cを押圧状態とすることがで
き、弁駆動用コイル15Cの固定を安定ならしめからで
ある。
【0062】さらに、ウレタン50を注入するときに、
次の幾つかの条件を満足するように実施する。
【0063】その1つは、ポリオール:MS−0126
(R)とイソシアネート:MS−0126(I)の原液
の温度は、各液とも15℃〜25℃に調整を行い発泡作
業に入ることとする。その場合、発泡機械は原液の温度
をコントロールできないので、スポットクーラやバンド
ヒータで原液を温度コントロールする方法を採用する。
【0064】その第2の条件は、発泡機がウレタン原液
を、上述した原液の配合比(重量比で1:1)通りに各
液を吐出するように調整をするキャリブレーションと称
する原液吐出調整を行うことである。
【0065】さらに、発泡は注入したウレタン50が数
分の時間を要して自然に発泡するフリー発泡によるの
で、発泡断熱材が完全に本体ケース内に隙間を満足する
ことが必要である。それ故、生産を開始する前に、試験
的にフリー発泡を行い、原液のに反応速度及び発泡状態
について異常のないことを確認するようなフリー発泡チ
ェックをする。
【0066】その一例を述べると、;朝一番の生産開始
時、;AM10:00nの作業休憩後;午後一番の生産
開始時の生産開始時;PM3:00の作業休憩後;残業
開始時にチェックするという具合である。
【0067】こうした発泡条件により、ウレタン発泡を
行い、本体ケース36内に冷凍回路部品31にて占有し
ていない隙間を埋め、ウレタン50により冷凍回路部品
31がモールドされたユニット化した構造の冷媒分流装
置10が製作される。
【0068】発泡を終了したら、図18に示すようなマ
イコン60Mや種々の回路部品60を多数取り付けた電
装基板45を、本体ケース36の一側面(取付け面)4
6を利用して設置する。即ち図4に示す電装基板装着工
程である。
【0069】この際、電装基板45と本体ケース36の
取付け面46との間には、絶縁シート47を配設し、ま
た電装基板45を周囲に設けたプラスチック製の取付け
脚80、80などを使って、前記取付け面46から浮か
して装着して、電装基板45が金属製本体ケース36と
接触して短絡事故などを引き起こして、制御が不能とな
らないように防止する。
【0070】また、この電装基板45の他に、この本体
ケース36の取付け面46には、トランス49やターミ
ナル板51や配線押さえ52などの電気部品が設置され
て、電装部61が形成される。こうして電装部61を装
備させることにより、ほぼ完成品の図18に示す冷媒分
流装置10が形成される。
【0071】そして、最後に、電装基板45およびその
他の電気部品49、51、52を保護するように、数枚
の電装カバー54を組み合わせて形成した電装カバー5
4が被せられ、本体ケース36にビス止めされて、回路
部を防塵しまたねずみなどによる被覆線の損傷を防止す
るようにされている。また電装カバー54の表面には、
図16に示されるように、冷媒分岐回路の説明板55な
どが添付されている。
【0072】こうして、板金製の本体ケース36に、冷
媒を分流させるための構造を有する冷凍回路部品313
1を収容し、内部の空間をウレタン材50で発泡充填し
て、モールド固定した直方体の形をした冷媒分流装置1
0が完成する。
【0073】なお、上述したウレタンを発泡充填して冷
媒分流装置を作成する手順を、後処理も含めて簡潔に説
明すると以下の如きである。
【0074】A;発泡工程において、 (1)冷媒分流装置、および発泡治具の昇温 冷媒分流装置、発泡治具を指定の温度まで昇温させる。 (2)冷媒分流装置を発泡治具にセット (3)発泡断熱材原液の注入 (4) アフターキュアー (5) 製品を発泡治具から取り外し ウレタンの充填量の適否については、エアー抜き部より
出るフォームの量にて判断する。その大きさは、タマ
ゴ、程度が良い。 (6)外観検査 ウレタンのはみ出しがあった場合は、これを取り除くこ
と。
【0075】また、発泡時に注意する確認事項として述
べると、 B; 確認事項 (1)発泡治具温度 発泡する前に必ず確認する。 (2) キャリブレーション フリー発泡と同様に、生産開始時に行う。 (3)フリー発泡 前述の段落0065〜0066に記載した要領でフリー
発泡を試験する。
【0076】そして、この完成した冷媒分流装置10
は、図17および図18に示すように一側板面に取付け
用の固定孔58、58や引掛け孔59を持つので、分流
しようする複数台の熱利用側熱交換器のどれともできる
だけ等距離となるような箇所を選んで、屋根裏などに設
置し、桟や梁など適宜な取付け部に、前記固定孔58、
58、引掛け孔59を利用してボルト締め固定等すれ
ば、簡易に冷媒配管の施工が行えるようになる。
【0077】取り付けた冷媒分流装置は、中に冷凍回路
部品31を収納している本体ケース36内の空間を埋め
たウレタン発泡断熱材50で、断熱構造とされているの
で、施工時に屋根裏などに設置しても、本体ケース36
への結露は無く、屋根裏にドレン水の排水路を形成した
りする措置が不要になり、施工性が大幅に向上する。ま
た、その製造方法も、板金ケース内にウレタンを発泡さ
せるだけであるため、内部にドレンパンや断熱材を配備
させることも不要となり、部品点数を削減でき、製造コ
ストも安価にすることができる。
【0078】なお、実施例では、冷媒分流装置10を、
二階の屋根裏8に設置した場合につき説明したが、この
構成に限らず、冷媒分流装置を一階と二階に仕切り壁
部、即ち一階の部屋から見て天井(天井裏7)に当る箇
所に設けるものであっても良い。さらに、この冷媒分流
装置10を使用して冷媒を分岐させる対象の室内機は、
二階の部屋のものであっても一階の部屋のものであって
も、適用できることも言うまでもない。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の室内機へ冷媒循環のための配管施工を容易に行う
ために使用する冷媒分流装置が、板金などで囲んだ本体
内に、室外機からの分岐冷媒をさらに分岐するための冷
凍回路部品を収納して形成すると共に、この本体内を発
泡断熱材で埋める方法で断熱させたので、屋内に設置し
た場合に問題となる結露を防止できる。従って、結露に
より生じるドレン水処理のために別途屋内にドレン管を
配設したり、断熱部材を設けたりすることが不要となる
ので、部品を削減し、また配管作業などが効率的となっ
て、空調装置設置のための施工が大幅に向上できるよう
になる。
【0080】また冷媒分流装置を断熱させるその製造方
法も、板金ケース内にウレタンを発泡させるだけである
ため、内部にドレンパンや断熱材を配備させることも不
要となり、部品点数を削減でき、製造コストも安価にす
ることができる。
【0081】また、断熱材として使用する発泡ウレタン
は、火災など万が一の事態に備えて、難燃性を持ち、ま
た設置後断熱材が水分吸収して脹らみケースを損傷する
事故に耐えられるように二次発泡性の少ない特性のウレ
タンを開発し、それをポリオール原液とイソシアネート
原液を1:1で混合配合したウレタン原液で達成し、そ
れを使用するものとしたので、安全性と寿命性に優れた
冷媒分流装置を提供できる。
【0082】さらにまた、ウレタンの発泡方向と、冷凍
回路部品である電動膨張弁の駆動コイルが本体部に嵌ま
って取付けているその嵌め込み方向とが同方向になるよ
うに発泡をさせたので、ウレタンの発泡力を利用して、
電動膨張弁の部品固定を強化でき、冷凍回路部品が安定
してケースに組み込まれた堅牢性および信頼性をよくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷凍回路部品を収納した板金製ケース内をウレ
タン発泡で埋めて、断熱構造の本発明の冷媒分流装置を
作成する工程の第1段階を説明するその冷凍回路部品収
納工程図である。
【図2】板金製ケースに冷凍回路部品を収納した状態の
説明図である。
【図3】冷凍回路部品を収納した板金製ケース内に発泡
機械により、ウレタン発泡を行う様相を示す発泡工程の
説明図である。
【図4】発泡後、電装部品を装着する工程の様相を示す
説明図である。
【図5】本発明の屋内の空気調和を行う空気調和装置の
説明図である。
【図6】本発明システムによる空気調和装置の有利性
を、従来システムの空気調和装置と比較して説明した説
明図で(a)図は本発明の配管路図、(b)図は従来の
配管路図である。
【図7】本発明の空気調和装置の冷凍サイクル図であ
る。
【図8】本発明の空気調和装置に用いる冷媒分流装置の
主体部である冷凍回路部品の正面構造図である。
【図9】上記冷凍冷凍回路部品の上面図である。
【図10】冷凍冷凍回路部品の一部構成部品で電動膨張
弁の正面図である。
【図11】本体ケースに組み入れる前の冷凍冷凍回路部
品の正面図である。
【図12】冷凍冷凍回路部品が本体ケースに収容され、
上板で蓋され、内部に発泡断熱材が重点される前の様相
及び断熱材発泡の様相を併せて示した冷媒分流装置の構
造図である。
【図13】電動膨張弁制御のための冷媒温度検出用温度
センサーを冷媒管に取付ける様相を示している説明図で
ある。
【図14】制御用の電装板を装着してほぼ完成品となっ
た冷媒分流装置の側面図である。
【図15】電装板および回路部品が取付けられた本体ケ
ースの取付け面の様相図である。
【図16】電装板を保護する電装カバーの平面図および
左右側面図である。
【図17】組立ての完成した冷媒分流装置の外形をそれ
ぞれ示すその正面図、平面図および右側面図である。
【図18】ウレタン発泡を終え、電装部を装着して完成
品となった冷媒分流装置の外観斜視図である。
【符号の説明】
1a〜1e 室内機 3 室外機 5a〜5c 分配冷媒管 12a〜12c 分流路 13a〜13c 冷媒分流管 10 冷媒分流装置 11 分流器 15 電動膨張弁 31 冷凍回路部品31 36 本体ケース 50 断熱材 61 電装部 90 発泡機械
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−61794(JP,A) 特開 平4−151466(JP,A) 特開 昭59−21966(JP,A) 特開 昭60−121392(JP,A) 特開 平10−238899(JP,A) 特開 平7−110097(JP,A) 特開 平4−68040(JP,A) 実開 昭63−63677(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 41/00 F25B 41/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機および熱源側熱交換器を搭載した
    1台の室外機から、分配冷媒管で、複数の部屋に個々に
    設置した室内機の利用側熱交換器に冷媒を供給して空気
    調和を行うマルチ方式の空気調和装置において、 屋内における任意の分配冷媒管に介挿接続可能とされ、
    流れる冷媒を複数経路に分岐する冷媒分流装置が、分流
    器、この分流路により分岐する分流管およびこの分流管
    の末端にそれぞれ接続される室内機に冷媒流量を調整し
    て供給する電動膨張弁等から成るユニット体の冷凍回路
    部品が板金製の本体ケース内に収容され、その内部空間
    に断熱材を発泡充填することにより本体ケース内隙間を
    埋めた構造に形成されているとともに、断熱材として、
    原液成分ポルオールとイソシアネートとが重量比1:1
    の配合比で混合された発泡ウレタンを用いるようにな
    し、かつ上記冷凍回路部品を収容した板金製の上記本体
    ケース内にウレタン発泡する際、上記本体ケース内で発
    泡するウレタンの発泡方向が、上記冷凍回路部品である
    電動膨張弁の駆動コイルのその本体部への嵌め込み方向
    と同方向になるように、断熱材を注入するように成した
    ことを特徴とする空気調和装置。
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