JP3326303B2 - 大型定圧ターボチャージ付き内燃機関 - Google Patents

大型定圧ターボチャージ付き内燃機関

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クロスヘッド型式の2
ストロークディーゼルエンジンの如き大型定圧ターボチ
ャージ付き内燃機関(エンジン)に関する。特に、多数
のシリンダを備え、該多数のシリンダが、対応する排気
ガスダクトを介して、これらのシリンダに対して共通の
排気レシーバに接続されており、この排気レシーバが、
上記排気ガスダクト間で圧力容器として作用する少なく
とも2つの細長いレシーバ区分に分割されており、これ
らのレシーバ区分が、これらレシーバ区分よりも実質上
小さな横断面積を有する流れ通路により相互連結されて
いる内燃機関に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】定圧ターボチャージ付き
内燃機関(エンジン)においては、個々のシリンダから
の排気パルス(脈動)は、シリンダからの排気ガスを関
連する排気ガスダクトを通して(多数のシリンダに対し
て共通の)排気レシーバへ流入させることにより均等化
される。レシーバにおいては、圧力振動が均等化され、
その後、排気ガスはエンジンのターボチャージャのター
ビン部分へ供給される。圧力の均等化によって、タービ
ンは同じエンジン負荷状態において実質上一定の入口圧
力で作動し、タービンの効率を増大させ、エンジンの燃
料消費率を減少させる。
【0003】例えば8−12気筒エンジンの如き多数の
シリンダを有するエンジンの場合には、排気レシーバを
2つのレシーバ区分に分割し、これらの区分を(これら
の区分より)一層小さな直径を有する補償器により相互
接続する。このような分割により、レシーバ区分の重量
をエンジンの製造及び装着中に取り扱いが容易となる値
にまで下げ、熱によるレシーバの長さの変化を制限す
る。従来の分割は、カムシャフト駆動子を配置するため
に2つのシリンダ間の距離がより大となるようなこれら
シリンダ間で行っていた。その理由は、凸状の端板を有
する連続的に位置した普通の圧力容器としてレシーバ区
分を設計していたために、分割面で大きなスペースが必
要だったからである。
【0004】排気レシーバは大きな長手方向の振動を受
けるので、レシーバのための支持体の強度に関する要求
及びレシーバのケーシングへの支持体の取り付けについ
ての材料に関する要求は厳しい。デンマーク特許出願第
438/92号明細書(特願平5−68627号明細書
及び韓国特許出願第4499/93号明細書に対応)に
記載されているように、熱膨張を補償する液圧部材から
成る斜めの控え棒によりこのような振動を緩和し、適当
な型式の支持を与えることが知られている。しかし、こ
の技術は、従来の排気レシーバの設計がエンジンのシリ
ンダの寸法及び数、並びに、シリンダ間のカムシャフト
駆動子の存在により実質上決定されるという根本的な問
題を解決することができない。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、エンジンの設計者が関
連するエンジンに関して及び排気レシーバの作動条件に
関してレシーバを大なる自由度で設計できるような方法
で、排気レシーバを数個のレシーバ区分に分割した大型
2ストローク定圧ターボチャージ付き内燃機関を提供す
ることである。
【0006】
【発明の構成並びに作用効果】上記目的を達成するた
め、本発明に係る大型2ストローク定圧ターボチャージ
付き内燃機関の特徴とするところは、排気レシーバが、
排気ガスダクト間で圧力容器として作用する少なくとも
2つの細長いレシーバ区分に分割され、これらのレシー
バ区分が、これらレシーバ区分よりも実質上小さな横断
面積を有する流れ通路により相互連結され、分割部にお
ける排気レシーバの端板が凹状に湾曲していて、これら
端板の周辺リム間の距離が流れ通路が位置するこれら端
板の中央部分間の距離より一層短くなっていることであ
る。また、上述した本発明に係る大型2ストローク定圧
ターボチャージ付き内燃機関において、クランクシャフ
トにより駆動せしめられるカムシャフト駆動子を採用す
る場合にあっては、シリンダの長手軸が、第1の実質上
一定距離(D)によって、カムシャフト駆動子のための
スペースを提供するために2つのシリンダの長手軸が第
2のより長い距離(E)によって分離される該2つのシ
リンダ間を除いて、内燃機関の長手方向に分離され、排
気ガスレシーバの分割部が、第1の距離(D)だけ離れ
た長手軸を有する2つのシリンダ間に位置することを特
徴としている。
【0007】従って、分割部は、カムシャフト駆動子に
隣接した従来の定位置ではなく、任意の対のシリンダ間
に位置することができる。また、本発明によれば、すべ
てのシリンダが同一の短い一定距離だけ相互に離間して
いるようなエンジンにおいても、排気レシーバを分割す
ることができる。その理由は、2つのシリンダ間にカム
シャフト駆動子が存在しないからである(例えば、従来
のカムシャフト作動の代わりに電子作動を採用している
からである)。
【0008】本発明においては、分割部の位置はレシー
バの作動条件にとって重要であり、特に、分割部の位置
を適当に選択することにより、レシーバにおける強い長
手方向の振動を減少又は消滅させることができる。
【0009】排気レシーバ内のガスはシリンダからの排
気ガスによりエネルギを供給されるが、エネルギの供給
は時間及び場所毎に変わるので、レシーバ内部のガスは
変動する。排気レシーバ内の長手方向のガス圧力波の固
有振動数はレシーバの長さにより決まり、最低固有振動
数は、レシーバ両端での圧力が逆位相となりかつ最大速
度変化がレシーバの中間で生じるような振動モードに対
応する。排気レシーバ内にガスの動的振動を生じさせる
ような脈動排気の能力は、エンジン(のシリンダ)の点
火順序、瞬間エンジン速度、排気圧力及びシリンダ数に
依存する。クロスヘッドエンジンについての理論的な計
算によれば、n番目のシリンダに対して大きな案内力X
型モーメントを与える点火順序が同程度のガス圧力波を
レシーバ内に生じさせることが判明した。
【0010】このような大きさの圧力波の振動数が例え
ば長手方向のガス圧力波の最低固有振動数に一致する場
合は、かなり大きい長手方向のガス力が発生する。例え
ば、レシーバの直径が2メートルで、平均圧力が3.5
バール(絶対圧力)で、かつ圧力変動が±0.1バール
である場合、レシーバは±3.14トンの大きさの長手
方向の脈動力を受ける。排気レシーバ内のガスの動的変
動の振動数がレシーバの機械的な振動の固有振動数に一
致した場合は、このような圧力波の効果は更に増大す
る。
【0011】本発明によれば、自由位置で排気レシーバ
をレシーバ区分に分割できるため、エンジンの連続作動
を期待できる速度においてレシーバ区分の機械的な振動
の固有振動数と排気レシーバ内のガスの動的変動の振動
数とを実質的に異ならせるように分割部の位置を選択で
きるので、レシーバ内の長手方向の変動を根本的に減少
させることができる。レシーバを一層低質量のレシーバ
区分に分割することにより、各レシーバ区分の機械的な
振動の固有振動数が増大する。レシーバを適当に分割す
ることにより、振動の固有振動数を増大させて、エンジ
ンの通常の作動範囲内での不当な圧力波の発生を阻止す
ることができる。
【0012】カムシャフト駆動子の位置における排気レ
シーバの従来の分割方法では、振動数に所望の差異を殆
ど与えることができないこと明らかである。しかし、任
意の2つの隣接するシリンダ間の上述の第1距離は小さ
過ぎて、凸状の端板を備える従来の構成を採用できな
い。ある場合は、この問題は補強リブを具備した平坦な
端板を使用することにより解決できるが、大半の場合
は、空間的な条件のため、このような解決策を採用でき
ず、レシーバを不当に大きな質量としてしまう(従っ
て、機械的な振動の固有振動数を小さくしてしまう)ば
かりか、構造を複雑にしてしまい、また、リブを端板に
取り付けた位置において局部負荷を生じさせてしまう。
【0013】それ故、本発明によれば、分割部における
排気レシーバの端板は、好ましくは凹状に湾曲してい
て、これら端板の周辺リム間の距離がこれら端板の中央
部分間の距離より一層短くなっており、かつ、各端板の
リムが半径方向に延びる環状の補強フランジの少なくと
も近傍に取り付けられる。この構成は、端板の質量を有
効に小さくすると共に、(特にレシーバ区分のケーシン
グと端板との連結部において)端板に良好な強度を与
え、それと同時に、端板はレシーバの長手方向において
大きなスペースを占有しない。その理由は、凹状の端板
及び2つのレシーバ区分を相互連結する流れ通路の大部
分がケーシングの内部に位置しているからである。環状
の補強フランジはリムの不当な変形を阻止する。
【0014】レシーバ区分の重量を更に減少させるた
め、レシーバ区分の円筒状ケーシングの壁厚を最大壁厚
となる分割部付近を除いて減少させることができ、これ
によって、ケーシングの肉厚の厚い端部分によりレシー
バのリム領域の変形を防止した状態で、ケーシングの大
半の部分を適当に薄い壁厚に形成できる。
【0015】端板のリムは補強フランジから軸方向に離
れた位置でレシーバ区分のケーシングに適当に連結でき
る。この構成により、ケーシングへの端板の溶接を良好
に行うことができる。その理由は、溶接シームが互いに
離間し、応力が連結部で一層良好に分布するからであ
る。
【0016】本発明の好ましい実施例においては、端板
は球面部分として形成される。このような球面構造は、
端板での応力を小さくすると共に、端板が長手方向にお
いて必要以上に大きなスペースを占有しないようにす
る。
【0017】本発明の別の実施例においては、流れ通路
は実質上円錐形を呈し、各レシーバ区分の内部の方に向
かって増大する横断面積を有する。これにより、流れ通
路を通って流れるガス流における圧力損失を減少させ、
一層小さな補償器の使用を可能にする。
【0018】
【実施例】図1は多数のシリンダ1を有する大型2スト
ローク定圧ターボチャージ内燃機関(エンジン)の上方
部分を示し、各シリンダは下方部分に掃気ポート3を備
えたシリンダライナー2を有する。ピストン4はシリン
ダライナー内に装着され、ピストンロッド5を介してク
ロスヘッド(図示せず)に連結されている。
【0019】図1においては、ピストン4はその下死点
に位置し、この位置では、掃気ポートは露出している。
排気弁7がシリンダのカバー6内に位置し、この排気弁
は弁ハウジング8と、可動弁ディスク10のための固定
の弁座を形成する底部分9とを有する。排気ガスダクト
11は弁座の排気側から延び、噴出部12を介して排気
レシーバ13に連通している。この排気レシーバは多数
のシリンダに対して共通のものである。
【0020】図示のエンジンにおいては、噴出部12は
水平に位置するが、シリンダの頂部に関する排気レシー
バの位置に応じて、噴出部は他の方位を向いて配置する
ことができる。例えば、噴出部は上方に傾斜した状態で
排気レシーバ13内へ延びることができる。噴出部は、
絶縁被覆材41により囲まれた長手方向に延びる円筒状
のレシーバケーシング40の穴を貫通している。ケーシ
ングのこの穴は噴出部の直径より大きな直径を有する補
強リング14を具備する。補償器(図示せず)は噴出部
12とリング14との間に位置し、噴出部とリングとの
間の圧力気密接続を提供し、噴出部に関するケーシング
の熱膨張運動を許容し、熱膨張によるエンジン素子間で
の大きな応力又は力の発生を阻止する。
【0021】パイプ15は排気レシーバ13をターボチ
ャージャ16のタービン(図示せず)に接続する。パイ
プ15はエンジン素子間の相対運動を許容する補償器1
7を具備する。補償器18を備えたダクト19はターボ
チャージャの補償器部分から空気クーラー20及び水分
離器21を介して掃気レシーバ22に通じている。
【0022】排気及び掃気中のエンジン内のガスは次の
ように流れる。すなわち、エンジンの燃焼行程の直後
に、ピストン4はその下死点の近傍に位置し、排気弁が
開き、シリンダ内の圧力(典型的には、約10バール;
絶対圧力)は噴き出されてレシーバ圧力(典型的には、
全負荷において約3.5バール;絶対圧力)となる。次
いで、掃気レシーバ22からの掃気空気がシリンダ1内
へ流入して排気ガスを掃気し、排出された排気ガスは排
気弁6及び排気ガスダクト11を通って排気レシーバ1
3へ送られる。シリンダからの排気ガスパルス間の圧力
差は排気レシーバ内において均等化され、排気ガスはタ
ーボチャージャ16へ送られ、ターボチャージャは新鮮
な空気を掃気レシーバへ供給する。
【0023】図2は9個のシリンダ1と3個のターボチ
ャージャ16とを有するエンジンを示す。図2はまた、
エンジンのカムシャフト(図示せず)のための駆動子2
3を示し、この駆動子は燃料ポンプ及び弁の運動を制御
する。カムシャフト駆動子23の位置はシリンダの数及
びエンジンのフレームボックスの頂部補強体の構造によ
り決まる。少数のシリンダを有するエンジンにおいて
は、カムシャフト駆動子23は通常シリンダ1の列の外
側に位置する。通常、重要な構成上の要件は、エンジン
の長さを出来る限り短くし、それ故、シリンダの長手軸
間の距離を第1の一定(均一)距離Dに保った状態でシ
リンダどうしを出来る限り近接させることである。カム
シャフト駆動子を2つのシリンダ間に位置させた場合
は、シリンダの長手軸は、駆動子の型式に応じて上記第
1距離の2倍までの第2距離Eだけ離間する。
【0024】図示の実施例においては、排気レシーバ1
3は、第4番目のシリンダと第5番目のシリンダとの間
で、2つのレシーバ区分13a、13bに分割されてい
る。これら2つの区分13a、13bは、これらの間に
位置した蛇腹型式の補償器25を有する流れ通路24に
より相互接続されている。補償器25は熱の影響による
レシーバ区分の長さの変化を補償する。
【0025】分割面とは反対側の端部において、2つの
区分13a、13bは端板26、27で終端し、これら
の端板は普通の圧力容器の場合のように外側に凸状とな
ったドームの形をしている。分割面においては、各レシ
ーバ区分13a、13bは内側に凸状となったドームの
形をした端板28、29で閉じてある。カムシャフト駆
動子の位置での従来のような分割では、レシーバ区分の
長さは、ガスの動的変動の振動数が一方のレシーバ区分
の固有振動数に近づき過ぎてしまうという危険性を生じ
させる。
【0026】図3はレシーバ区分13aの端部領域を示
す断面斜視図である。関連する端板28のリム30は例
えば溶接によりレシーバ区分13aの円筒状ケーシング
40に取り付けられている。このケーシングは、環状の
補強フランジ31を備えていて、排気ガスが端板28に
応力を作用させたときにケーシング40の変形を防止す
る。分割面側に位置したケーシングの端部分42はケー
シングの残りの部分より大きな肉厚(壁厚)を有する。
端板28は補強フランジ31から軸方向に離れた位置で
ケーシングに取り付けてある。
【0027】流れ通路24はその端部に環状フランジ3
2を具備し、このフランジを介して2つの端板28、2
9間に補償器25を取り付ける。この流れ通路24は各
レシーバ区分13a、13bの方に向かって横断面積が
増大するような円錐形とすることができる。図示の実施
例における端板28は球面部分から成り、この球面の半
径は端板28が小さな装着長さと(端板28とレシーバ
区分のケーシングとの間の)連結部における応力分布と
の間に適当な関係を与えるようなものとする。球面形状
の代わりに、端板は数個の円錐又は湾曲環状セグメント
から成ってもよい。排気ダクト11からの排気ガスを通
過させレシーバ区分13aに連通した噴出部12は、補
強リング14により囲まれ、関連する補償器の両端は噴
出部12及びリング14にそれぞれ取り付けられる。
【0028】エンジンの長手方向における2つの端板の
長さは、エンジンの長手方向において距離Dだけ互いに
離間した長手軸を有するシリンダに関連する2つの噴出
部間に位置できる程度に短く、従って、分割部は、シリ
ンダ間の距離を変更することなく任意の対のシリンダ間
に位置できる。それ故、排気レシーバは、このレシーバ
における変動を減少させるのに最適な位置において分割
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内燃機関の上方部分の断面図であ
る。
【図2】分割した排気レシーバを有する本発明の内燃機
関の上から見た図である。
【図3】排気レシーバの端板を示す断面斜視図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 11 排気ガスダクト 13 排気レシーバ 13a、13b レシーバ区分 23 カムシャフト駆動子 24 流れ通路 28、29 端板 31 補強フランジ 40 ケーシング D 第1距離 E 第2距離
フロントページの続き (73)特許権者 594140904 Center Syd,161 Stam holmen,DK−2650 HVIDO VRE,Denmark (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 37/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロスヘッド型式の2ストロークディー
    ゼルエンジンの如き大型定圧ターボチャージ付き内燃機
    関であって多数のシリンダ(1)を備え、多数のシ
    リンダが、対応する排気ガスダクト(11)を介して、
    これらのシリンダに対して共通の排気レシーバ(13)
    に接続されており、この排気レシーバが、上記排気ガス
    ダクト間で圧力容器として作用する少なくとも2つの細
    長いレシーバ区分(13a、13b)に分割されてお
    り、これらのレシーバ区分が、これらレシーバ区分より
    も実質上小さな横断面積を有する流れ通路(24)によ
    り相互連結されている内燃機関において、上記分割部における上記排気レシーバの端板(28、2
    9)が凹状に湾曲していて、これら端板の周辺リム間の
    距離が前記流れ通路(24)が位置するこれら端板の中
    央部分間の距離より一層短くなっている ことを特徴とす
    る内燃機関。
  2. 【請求項2】 上記各端板の上記リムが半径方向に延び
    る環状の補強フランジ(31)取り付けられているこ
    とを特徴とする請求項1の内燃機関。
  3. 【請求項3】 上記レシーバ区分の円筒状のケーシング
    (40)の壁厚が上記分割部において最大となっている
    ことを特徴とする請求項1又は2の内燃機関。
  4. 【請求項4】 上記端板の上記リムが上記補強フランジ
    (31)から軸方向に離れた位置で上記ケーシング(4
    0)のレシーバ区分に取り付けられていることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載の内燃機関。
  5. 【請求項5】 上記端板(28、29)が球面部分から
    成ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載
    の内燃機関。
  6. 【請求項6】 上記流れ通路(24)の開口が円錐形を
    呈し、上記各レシーバ区分の内部の方に向かって増大す
    る横断面積を有することを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれかに記載の内燃機関。
  7. 【請求項7】 上記シリンダ(1)の長手軸が、第1の
    実質上一定距離(D)によって、クランクシャフトによ
    り駆動せしめられるカムシャフト駆動子(23)のため
    のスペースを提供するために2つの上記シリンダの長手
    軸が第2のより長い距離(E)によって分離される該2
    つの上記シリンダ間を除いて、上記内 燃機関の長手方向
    に分離され、上記排気ガスレシーバの分割部が、上記第
    1の距離(D)だけ離れた長手軸を有する2つの上記シ
    リンダ間に位置することを特徴とする請求項1乃至6の
    いずれかに記載の内燃機関。
JP13070195A 1994-05-27 1995-05-29 大型定圧ターボチャージ付き内燃機関 Expired - Fee Related JP3326303B2 (ja)

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DK060094A DK172244B1 (da) 1994-05-27 1994-05-27 Opdelt udstødsreceiver i en stor jævntryksladet forbrændingsmotor

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