JP3325558B2 - 針筒を具えた安全注射器 - Google Patents
針筒を具えた安全注射器Info
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- A61M2005/3121—Means preventing contamination of the medicament compartment of a syringe via the proximal end of a syringe, i.e. syringe end opposite to needle cannula mounting end
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一種の針筒を具えた
安全注射器に関する。
安全注射器に関する。
【0002】
【従来の技術】早期の臨床において、使用済み注射器は
繰り返し使用するため全体が殺菌されていた。しかし殺
菌が不十分であると患者や他の人々に二次感染を引き起
こす危険がある。このような二次感染を防止するため、
使い捨て注射器が広く生産されるようになった。しか
し、大量の使い捨て注射器の廃棄物が環境公害と注射器
の使用の安全性という新たな問題をもたらした。これは
使い捨て注射器の廃棄カニューレに対して何ら特別の規
則が設けられず露出した廃棄カニューレが容易に看護或
いは清掃人員を突き刺し、結果として人々を感染させた
ことによる。ゆえに、安全注射器が特別に発展した。米
国パテント第5,562,627号、5,405,32
7号、5,569,203号、5,899,887号、
5,395,346号はハブとバレル、及び引っ込めら
れるバレルを具えて使い捨て注射器のハブとカニューレ
をバレル内に引き戻して他人を突き刺す危険を回避でき
るようにした安全注射器に関するパテントである。
繰り返し使用するため全体が殺菌されていた。しかし殺
菌が不十分であると患者や他の人々に二次感染を引き起
こす危険がある。このような二次感染を防止するため、
使い捨て注射器が広く生産されるようになった。しか
し、大量の使い捨て注射器の廃棄物が環境公害と注射器
の使用の安全性という新たな問題をもたらした。これは
使い捨て注射器の廃棄カニューレに対して何ら特別の規
則が設けられず露出した廃棄カニューレが容易に看護或
いは清掃人員を突き刺し、結果として人々を感染させた
ことによる。ゆえに、安全注射器が特別に発展した。米
国パテント第5,562,627号、5,405,32
7号、5,569,203号、5,899,887号、
5,395,346号はハブとバレル、及び引っ込めら
れるバレルを具えて使い捨て注射器のハブとカニューレ
をバレル内に引き戻して他人を突き刺す危険を回避でき
るようにした安全注射器に関するパテントである。
【0003】しかし、伝統的な注射器を改善したこれら
の周知の安全注射器は共通の一つの事項を有していた。
即ち、これらの安全注射器のハブは安定しバレルに連結
されていなければならず、それにより注射器使用後にバ
レル内に引き込めるようにし、また、ハブはバレルに完
全気密方式を以て連結されねばならず、その要求を満た
すには非常に高い技術を要することである。このことか
ら分かるように、このような安全注射器が製造される
時、ハブとバレルは注射器が殺菌される前に、最初に互
いに連結されねばならず、これにより組立後の注射器を
殺菌後には注射器のどの部分にも接触しないため汚染さ
れることがない。しかし組立後のハブとバレルは高温下
での殺菌中に応力変形と熱変形を生じる場合があり、こ
のような変形はハブとバレルの安定し気密の連結に不利
な影響を及ぼしうる。
の周知の安全注射器は共通の一つの事項を有していた。
即ち、これらの安全注射器のハブは安定しバレルに連結
されていなければならず、それにより注射器使用後にバ
レル内に引き込めるようにし、また、ハブはバレルに完
全気密方式を以て連結されねばならず、その要求を満た
すには非常に高い技術を要することである。このことか
ら分かるように、このような安全注射器が製造される
時、ハブとバレルは注射器が殺菌される前に、最初に互
いに連結されねばならず、これにより組立後の注射器を
殺菌後には注射器のどの部分にも接触しないため汚染さ
れることがない。しかし組立後のハブとバレルは高温下
での殺菌中に応力変形と熱変形を生じる場合があり、こ
のような変形はハブとバレルの安定し気密の連結に不利
な影響を及ぼしうる。
【0004】ゆえに、周知の安全注射器の欠点を改善す
る安全注射器が求められていた。
る安全注射器が求められていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主要な課題は
一種の針筒を具えた安全注射器を提供することにあり、
それは、引っ込ませることができるハブを具えた周知の
安全注射器を改善したものとされる。本発明による安全
注射器の針筒は、ハブとバレルを接触するが非結合の状
態において注射器と共に殺菌できるようにし、このた
め、安全注射器に応力及び熱変形が発生して殺菌後の注
射器のハブとバレルの安定し気密の連結に不利な影響を
与えるということがない。
一種の針筒を具えた安全注射器を提供することにあり、
それは、引っ込ませることができるハブを具えた周知の
安全注射器を改善したものとされる。本発明による安全
注射器の針筒は、ハブとバレルを接触するが非結合の状
態において注射器と共に殺菌できるようにし、このた
め、安全注射器に応力及び熱変形が発生して殺菌後の注
射器のハブとバレルの安定し気密の連結に不利な影響を
与えるということがない。
【0006】本発明の別の課題は一種の針筒を具えた安
全注射器を提供することにあり、それは、針筒が強固に
注射器のキャップ、ハブ及びバレルを共に保持し、カニ
ューレ及びハブを外界より隔離し及び注射器を注射に使
用する前のカニューレに対する外的接触による汚染より
保護するものとする。また、針筒により、ただキャップ
を押し下げるだけでハブを安全注射器のバレルに容易に
保持できるものとする。
全注射器を提供することにあり、それは、針筒が強固に
注射器のキャップ、ハブ及びバレルを共に保持し、カニ
ューレ及びハブを外界より隔離し及び注射器を注射に使
用する前のカニューレに対する外的接触による汚染より
保護するものとする。また、針筒により、ただキャップ
を押し下げるだけでハブを安全注射器のバレルに容易に
保持できるものとする。
【0007】本発明のさらに別の課題は一種の針筒を具
えた安全注射器を提供することにあり、その針筒は、内
壁に、キャップの後端が当接する二つのストッパを具
え、キャップの望まぬ押し下げにより注射使用の前にハ
ブがバレルと結合するのを防止する。
えた安全注射器を提供することにあり、その針筒は、内
壁に、キャップの後端が当接する二つのストッパを具
え、キャップの望まぬ押し下げにより注射使用の前にハ
ブがバレルと結合するのを防止する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、縮減
された直径を有するネック部を具えたバレルと、該バレ
ル内部にスライド可能に組み合わされたプランジャと、
該バレルの前端に位置してカニューレを保持するハブ
と、内部に該ハブが緊密に固定されて該カニューレを被
覆し保護するキャップとを具えた安全注射器において、
該ハブと該バレルの該ネック部、及び該ハブと該キャッ
プの連結部の周囲に設けられた針筒を具え、該針筒は中
空筒状を呈し内部に内部空間を具え、該針筒の該内部空
間の前部が縮減された直径を有し、該前部の内周壁が安
全注射器の、カニューレを具えた前端へと適宜先細り状
とされ、該針筒の内部空間の後部は、前部に較べて拡張
された直径を具え、この後部の内周壁も安全注射器の前
端に向けて適宜先細り状とされて、第1肩部が針筒の前
部の内周壁と後部の内周壁の間に形成され、該針筒が該
ハブと該キャップの周囲に該キャップの前端より置か
れ、該針筒の内側の該第1肩部が該キャップの後端周囲
に設けられた放射状の外向きに突出するフランジに当接
し、該針筒の後部の内周壁が緊密に該バレルの直径が縮
減されたネック部の外周壁に接触し、これにより該ハブ
が該ネック部に連結及び保持されることなく該ネック部
の前端開口に近接する前方に配置され、該キャップが押
し下げられる時、緊密に該キャップに固定された該ハブ
が後方のバレルのネック部へと移動し、該ネック部の内
側の第2肩部により該ネック部に保持され、該キャップ
が前方に再び引っ張られて該キャップの後部フランジが
該針筒の内側の第1肩部に当接する時、該針筒がキャッ
プと共にハブより取り外されて該カニューレが露出され
て注射に供されることを特徴とする、針筒を具えた安全
注射器としている。請求項2の発明は、請求項1に記載
の針筒を具えた安全注射器において、針筒の第1肩部の
直後の位置に二つの、径上で対向する矩形の貫通孔が設
けられ、針筒の後部の内周壁の前端部分が、放射状に内
側に突出して二つの第1ストッパを形成する二つの該矩
形の貫通孔の後縁に隣接し、該キャップのフランジに二
つの第2ストッパが配置され、該針筒がハブと該キャッ
プの周囲に該キャップの前端より置かれる時、該キャッ
プの第2ストッパが針筒の第1ストッパに当接して該キ
ャップの望まぬ押し下げを防止し、該安全注射器が注射
に使用される時、該キャップが回されて該第2ストッパ
が第1ストッパより離されて該キャップが押し下げ可能
となり、該キャップが押し下げられた時、キャップに緊
密に固定された該ハブがバレルのネック部へと押し下げ
られそこに保持されることを特徴とする、針筒を具えた
安全注射器としている。請求項3の発明は、請求項2に
記載の針筒を具えた安全注射器において、二つの第1ス
トッパの一端に、軸方向に前方に延伸された第3ストッ
パが設けられ、該第3ストッパに、キャップの二つの第
2ストッパの一端が当接し、これにより該キャップが該
針筒に対して過度に回されるのが防止されたことを特徴
とする、針筒を具えた安全注射器としている。請求項4
の発明は、請求項2に記載の針筒を具えた安全注射器に
おいて、第1ストッパと第2ストッパの間に傾斜する接
触面が設けられ、キャップが針筒に対して回されること
により、キャップと針筒が緊密に接触することを特徴と
する、針筒を具えた安全注射器としている。
された直径を有するネック部を具えたバレルと、該バレ
ル内部にスライド可能に組み合わされたプランジャと、
該バレルの前端に位置してカニューレを保持するハブ
と、内部に該ハブが緊密に固定されて該カニューレを被
覆し保護するキャップとを具えた安全注射器において、
該ハブと該バレルの該ネック部、及び該ハブと該キャッ
プの連結部の周囲に設けられた針筒を具え、該針筒は中
空筒状を呈し内部に内部空間を具え、該針筒の該内部空
間の前部が縮減された直径を有し、該前部の内周壁が安
全注射器の、カニューレを具えた前端へと適宜先細り状
とされ、該針筒の内部空間の後部は、前部に較べて拡張
された直径を具え、この後部の内周壁も安全注射器の前
端に向けて適宜先細り状とされて、第1肩部が針筒の前
部の内周壁と後部の内周壁の間に形成され、該針筒が該
ハブと該キャップの周囲に該キャップの前端より置か
れ、該針筒の内側の該第1肩部が該キャップの後端周囲
に設けられた放射状の外向きに突出するフランジに当接
し、該針筒の後部の内周壁が緊密に該バレルの直径が縮
減されたネック部の外周壁に接触し、これにより該ハブ
が該ネック部に連結及び保持されることなく該ネック部
の前端開口に近接する前方に配置され、該キャップが押
し下げられる時、緊密に該キャップに固定された該ハブ
が後方のバレルのネック部へと移動し、該ネック部の内
側の第2肩部により該ネック部に保持され、該キャップ
が前方に再び引っ張られて該キャップの後部フランジが
該針筒の内側の第1肩部に当接する時、該針筒がキャッ
プと共にハブより取り外されて該カニューレが露出され
て注射に供されることを特徴とする、針筒を具えた安全
注射器としている。請求項2の発明は、請求項1に記載
の針筒を具えた安全注射器において、針筒の第1肩部の
直後の位置に二つの、径上で対向する矩形の貫通孔が設
けられ、針筒の後部の内周壁の前端部分が、放射状に内
側に突出して二つの第1ストッパを形成する二つの該矩
形の貫通孔の後縁に隣接し、該キャップのフランジに二
つの第2ストッパが配置され、該針筒がハブと該キャッ
プの周囲に該キャップの前端より置かれる時、該キャッ
プの第2ストッパが針筒の第1ストッパに当接して該キ
ャップの望まぬ押し下げを防止し、該安全注射器が注射
に使用される時、該キャップが回されて該第2ストッパ
が第1ストッパより離されて該キャップが押し下げ可能
となり、該キャップが押し下げられた時、キャップに緊
密に固定された該ハブがバレルのネック部へと押し下げ
られそこに保持されることを特徴とする、針筒を具えた
安全注射器としている。請求項3の発明は、請求項2に
記載の針筒を具えた安全注射器において、二つの第1ス
トッパの一端に、軸方向に前方に延伸された第3ストッ
パが設けられ、該第3ストッパに、キャップの二つの第
2ストッパの一端が当接し、これにより該キャップが該
針筒に対して過度に回されるのが防止されたことを特徴
とする、針筒を具えた安全注射器としている。請求項4
の発明は、請求項2に記載の針筒を具えた安全注射器に
おいて、第1ストッパと第2ストッパの間に傾斜する接
触面が設けられ、キャップが針筒に対して回されること
により、キャップと針筒が緊密に接触することを特徴と
する、針筒を具えた安全注射器としている。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は一種の引っ込められる安
全注射器に係り、それはバレルA、プランジャB、バレ
ルAの前端に連結されてカニューレC1をそれに保持す
るハブC、及びカニューレC1を被覆するためのキャッ
プDを具えている。これらの構成要件のうち周知の安全
注射器のものに類似するものについてはここでは重複し
た説明を行わない。本発明の安全注射器の特徴は針筒と
該針筒と関係する安全注射器の他の構成要件にある。該
針筒はハブCとバレルAの結合部の周囲、及びハブCと
キャップDの結合部の周囲に配置される。これは図7、
8に最もよく示されている。
全注射器に係り、それはバレルA、プランジャB、バレ
ルAの前端に連結されてカニューレC1をそれに保持す
るハブC、及びカニューレC1を被覆するためのキャッ
プDを具えている。これらの構成要件のうち周知の安全
注射器のものに類似するものについてはここでは重複し
た説明を行わない。本発明の安全注射器の特徴は針筒と
該針筒と関係する安全注射器の他の構成要件にある。該
針筒はハブCとバレルAの結合部の周囲、及びハブCと
キャップDの結合部の周囲に配置される。これは図7、
8に最もよく示されている。
【0010】図1を参照されたい。図1は本発明の第1
実施例の針筒1を具えた安全注射器の分解斜視図であ
る。図2に示されるように、針筒1は中空筒状を呈し内
部に内部空間を具えている。該針筒1の該内部空間の前
部は縮減内径を有する。及び、該前部の内周壁12は安
全注射器のカニューレC1を具えた前端へと適宜先細り
状とされる。針筒1の内部空間の後部は、前部に較べて
拡張された拡張内径を具え、この後部の内周壁13も安
全注射器の前端に向けて適宜先細り状とされる。第1肩
部11が内周壁12と内周壁13の間に形成されてい
る。
実施例の針筒1を具えた安全注射器の分解斜視図であ
る。図2に示されるように、針筒1は中空筒状を呈し内
部に内部空間を具えている。該針筒1の該内部空間の前
部は縮減内径を有する。及び、該前部の内周壁12は安
全注射器のカニューレC1を具えた前端へと適宜先細り
状とされる。針筒1の内部空間の後部は、前部に較べて
拡張された拡張内径を具え、この後部の内周壁13も安
全注射器の前端に向けて適宜先細り状とされる。第1肩
部11が内周壁12と内周壁13の間に形成されてい
る。
【0011】図1を再度参照されたい。ハブCはその中
間部の第2肩部C2と共に形成され、ハブCの後部には
径上で対向位置にある二つの結合孔C3が設けられてい
る。バレルAは直径の縮減されたネック部A2を具え、
それはバレルAの前端開口を具えている。ネック部A2
の前端開口の内周壁A1は放射状に内側へと傾斜してい
る。及び、第3肩部A3がネック部A2の傾斜する内周
壁A1とネック部A2の内側開口の後ろのまっすぐの内
周壁A1との間に形成されている。
間部の第2肩部C2と共に形成され、ハブCの後部には
径上で対向位置にある二つの結合孔C3が設けられてい
る。バレルAは直径の縮減されたネック部A2を具え、
それはバレルAの前端開口を具えている。ネック部A2
の前端開口の内周壁A1は放射状に内側へと傾斜してい
る。及び、第3肩部A3がネック部A2の傾斜する内周
壁A1とネック部A2の内側開口の後ろのまっすぐの内
周壁A1との間に形成されている。
【0012】この第1実施例の組立において、まず、ハ
ブCとそれに連結されたカニューレC1とをキャップD
内に進入させる。キャップDはこのためハブCの第2肩
部C2より上の部分の外形とほぼ同じ内径を有するよう
設計され、これによりハブCがキャップDに緊密に嵌合
されて図6に示される針装置を形成する。その後、針筒
1をキャップDの前端より針装置の周囲に置き、これに
より針筒1内側の第1肩部11がキャップDの後端フラ
ンジD2に当接する。この時、キャップDの、前方へと
先細り状の外周壁表面D1の後端部と後端フランジD2
が針筒1の前部と後部の内周壁12、13にそれぞれ当
接し、第1肩部11が後端フランジD2に当接する。針
装置及びその周囲に組み合わされた針筒1がこれにより
針筒装置を形成する。図7から明らかに分かるように、
ハブCは完全に針筒1に被覆され、及び外部環境より隔
離され、これにより、カニューレC1への望まぬ接触に
よる汚染が引き起こされることがない。針筒装置はそれ
からバレルAに組み合わされる。これは針筒1の後部の
内周壁13がバレルAの縮減されたネック部A2の外周
壁に結合されることによる。図7に示されるように、こ
うして注射器装置が形成され、以上により本発明の第1
実施例の安全注射器が形成される。薬液注射に使用され
る前に、この注射器装置のハブCは後底部がバレルAの
ネック部A2の前端開口の傾斜する内周壁A1に接触す
るが、ネック部A2に進入並びに保持されていない。注
射器装置はそれから高温下で殺菌される。
ブCとそれに連結されたカニューレC1とをキャップD
内に進入させる。キャップDはこのためハブCの第2肩
部C2より上の部分の外形とほぼ同じ内径を有するよう
設計され、これによりハブCがキャップDに緊密に嵌合
されて図6に示される針装置を形成する。その後、針筒
1をキャップDの前端より針装置の周囲に置き、これに
より針筒1内側の第1肩部11がキャップDの後端フラ
ンジD2に当接する。この時、キャップDの、前方へと
先細り状の外周壁表面D1の後端部と後端フランジD2
が針筒1の前部と後部の内周壁12、13にそれぞれ当
接し、第1肩部11が後端フランジD2に当接する。針
装置及びその周囲に組み合わされた針筒1がこれにより
針筒装置を形成する。図7から明らかに分かるように、
ハブCは完全に針筒1に被覆され、及び外部環境より隔
離され、これにより、カニューレC1への望まぬ接触に
よる汚染が引き起こされることがない。針筒装置はそれ
からバレルAに組み合わされる。これは針筒1の後部の
内周壁13がバレルAの縮減されたネック部A2の外周
壁に結合されることによる。図7に示されるように、こ
うして注射器装置が形成され、以上により本発明の第1
実施例の安全注射器が形成される。薬液注射に使用され
る前に、この注射器装置のハブCは後底部がバレルAの
ネック部A2の前端開口の傾斜する内周壁A1に接触す
るが、ネック部A2に進入並びに保持されていない。注
射器装置はそれから高温下で殺菌される。
【0013】ハブCは注射器装置が高温下で殺菌される
時にネック部A2に完全には進入せず並びに保持されて
いないため、この殺菌段階でいかなる応力も発生しな
い。ゆえに、高温殺菌による注射器全体のいかなる応力
変形も熱変形も回避される。
時にネック部A2に完全には進入せず並びに保持されて
いないため、この殺菌段階でいかなる応力も発生しな
い。ゆえに、高温殺菌による注射器全体のいかなる応力
変形も熱変形も回避される。
【0014】注射器装置を薬液の注射に使用するために
は、使用者がキャップDの前端を押しさげる。すると緊
密にキャップDに嵌合したハブCがそれと同時に後方に
移動する。ハブCの第2肩部C2が後方に移動してバレ
ルAのネック部A2の前端開口の放射状に内側に傾斜す
る内周壁A1と第3肩部A3を通過するとき、ハブCが
バレルAから離れて前方に再び引っ張ることができなく
なる。この時、ハブCの後部の、第2肩部C2の後ろの
外周壁表面がバレルAの第3肩部A3のの後ろのネック
部A2のまっすぐの内周壁に緊密に接触し、図9に示さ
れるように、これによりハブCとバレルAの連結部の気
密効果が達成される。最後に、キャップDを前方に引っ
張ってカニューレC1を露出させる。こうする時、キャ
ップDの後端フランジD2が移動して針筒1内側の第1
肩部11に当接し、これにより針筒1がハブCより分離
する。これは図11に示されるとおりである。キャップ
DとハブCを取り外してカニューレC1を露出させる
と、本発明の第1実施例の安全注射器を使用することが
できる。
は、使用者がキャップDの前端を押しさげる。すると緊
密にキャップDに嵌合したハブCがそれと同時に後方に
移動する。ハブCの第2肩部C2が後方に移動してバレ
ルAのネック部A2の前端開口の放射状に内側に傾斜す
る内周壁A1と第3肩部A3を通過するとき、ハブCが
バレルAから離れて前方に再び引っ張ることができなく
なる。この時、ハブCの後部の、第2肩部C2の後ろの
外周壁表面がバレルAの第3肩部A3のの後ろのネック
部A2のまっすぐの内周壁に緊密に接触し、図9に示さ
れるように、これによりハブCとバレルAの連結部の気
密効果が達成される。最後に、キャップDを前方に引っ
張ってカニューレC1を露出させる。こうする時、キャ
ップDの後端フランジD2が移動して針筒1内側の第1
肩部11に当接し、これにより針筒1がハブCより分離
する。これは図11に示されるとおりである。キャップ
DとハブCを取り外してカニューレC1を露出させる
と、本発明の第1実施例の安全注射器を使用することが
できる。
【0015】本発明の第1実施例の安全注射器を使用し
て患者に注射する時には、プランジャBをバレルA内で
いっぱいに前方へと押して、プランジャBの前端に設け
られた結合円錐体B2をハブCの後端に設けられた結合
孔C3に結合させる。これは図13に示されるとおりで
ある。注射の後、プランジャBを後方に引いて、すでに
プランジャBに結合されたハブCと、ハブCに連結され
たカニューレC1とをバレルA内へと移動させる。これ
は図14に示されるとおりである。
て患者に注射する時には、プランジャBをバレルA内で
いっぱいに前方へと押して、プランジャBの前端に設け
られた結合円錐体B2をハブCの後端に設けられた結合
孔C3に結合させる。これは図13に示されるとおりで
ある。注射の後、プランジャBを後方に引いて、すでに
プランジャBに結合されたハブCと、ハブCに連結され
たカニューレC1とをバレルA内へと移動させる。これ
は図14に示されるとおりである。
【0016】図3は本発明の第2実施例の針筒1’付き
の引っ込められる安全注射器の分解斜視図である。針筒
1’は第1実施例の針筒1と類似であるが、異なる所
は、針筒にキャップDの望まない押し下げを防止する手
段が設けられているところである。図4、5は針筒1’
の縦及び横断面図である。針筒1’の針筒1に類似の全
ての部分は同じ参照符号を以て表示している。針筒1’
に設けられたキャップDの望まない押し下げを防止する
手段は、針筒1’の後部の第1肩部11に近接する後ろ
において径上の対向位置に形成された二つの貫通孔14
とされる。内周壁13の二つの区域は放射状に内向きに
突出して二つの第1ストッパ15を形成する貫通孔14
の後縁にそれぞれ近接する。この第2実施例の安全注射
器は第1実施例と類似のキャップD’を具えるが、第2
実施例によると、後端フランジD2の代わりにキャップ
D’の後端に二つの第2ストッパD2’が設けられてい
る。
の引っ込められる安全注射器の分解斜視図である。針筒
1’は第1実施例の針筒1と類似であるが、異なる所
は、針筒にキャップDの望まない押し下げを防止する手
段が設けられているところである。図4、5は針筒1’
の縦及び横断面図である。針筒1’の針筒1に類似の全
ての部分は同じ参照符号を以て表示している。針筒1’
に設けられたキャップDの望まない押し下げを防止する
手段は、針筒1’の後部の第1肩部11に近接する後ろ
において径上の対向位置に形成された二つの貫通孔14
とされる。内周壁13の二つの区域は放射状に内向きに
突出して二つの第1ストッパ15を形成する貫通孔14
の後縁にそれぞれ近接する。この第2実施例の安全注射
器は第1実施例と類似のキャップD’を具えるが、第2
実施例によると、後端フランジD2の代わりにキャップ
D’の後端に二つの第2ストッパD2’が設けられてい
る。
【0017】第2実施例の安全注射器のバレルA、プラ
ンジャB、ハブC及びカニューレC1、及びこれらの構
成要件の組合せは第1実施例に類似している。これは図
6、8、10、12、13及び14に示されるとおりで
ある。
ンジャB、ハブC及びカニューレC1、及びこれらの構
成要件の組合せは第1実施例に類似している。これは図
6、8、10、12、13及び14に示されるとおりで
ある。
【0018】針筒1’は針装置の周囲にキャップD’の
前端より置かれ、これにより第2ストッパD2’が針筒
1’内の第1肩部11の後ろ並びに第1ストッパ15の
前方に置かれ、これによりキャップD’が針筒1’に対
して後方に移動することが防止される。
前端より置かれ、これにより第2ストッパD2’が針筒
1’内の第1肩部11の後ろ並びに第1ストッパ15の
前方に置かれ、これによりキャップD’が針筒1’に対
して後方に移動することが防止される。
【0019】図15は本発明の第3実施例の引っ込めら
れる安全注射器の針筒1”及びキャップD’を示す。針
筒1”は構造的に針筒1’に類似であるが、ただし二つ
の第3ストッパ15’を具え、該第3ストッパ15’
は、それぞれ第1ストッパ15の一端より針筒1”の前
端に向けて軸方向に延伸されている。キャップD’の第
2ストッパD2’はキャップD’が回されて第2ストッ
パD2’が第1肩部11と第1ストッパ15の間に位置
づけられる時にしっかりと二つの第3ストッパ15’に
当接する。第3ストッパ15’はキャップD’が過度に
回されるのを防止する。
れる安全注射器の針筒1”及びキャップD’を示す。針
筒1”は構造的に針筒1’に類似であるが、ただし二つ
の第3ストッパ15’を具え、該第3ストッパ15’
は、それぞれ第1ストッパ15の一端より針筒1”の前
端に向けて軸方向に延伸されている。キャップD’の第
2ストッパD2’はキャップD’が回されて第2ストッ
パD2’が第1肩部11と第1ストッパ15の間に位置
づけられる時にしっかりと二つの第3ストッパ15’に
当接する。第3ストッパ15’はキャップD’が過度に
回されるのを防止する。
【0020】実際には、キャップD’の前方へと先細り
状の外周壁表面D1’と、針筒1’の前部内周壁12と
の接触はそれ自体がキャップD’と針筒1’の相互の安
定した連結を可能とし、外的力でそれらを回すことがな
ければ相互に回動する危険を発生しない。このため、キ
ャップD’と針筒1’は第3ストッパ15’なしでも安
定して連結する。
状の外周壁表面D1’と、針筒1’の前部内周壁12と
の接触はそれ自体がキャップD’と針筒1’の相互の安
定した連結を可能とし、外的力でそれらを回すことがな
ければ相互に回動する危険を発生しない。このため、キ
ャップD’と針筒1’は第3ストッパ15’なしでも安
定して連結する。
【0021】針筒1’とキャップD’の連結の安定性を
強化するため、第1ストッパ15と第2ストッパD2’
をそれらの間の傾斜する接触面と共に形成することが可
能であり、これによりキャップD’の針筒1’との接触
の緊締度が、針筒1’に対してキャップD’を回す角度
と共に増加する。
強化するため、第1ストッパ15と第2ストッパD2’
をそれらの間の傾斜する接触面と共に形成することが可
能であり、これによりキャップD’の針筒1’との接触
の緊締度が、針筒1’に対してキャップD’を回す角度
と共に増加する。
【0022】上述の二つの実施例において、キャップ
D’が逆時計回りに回されることにより、第2ストッパ
D2’が第1ストッパ15より分離される。それから、
キャップD’が押し下げられることにより、ハブCがバ
レルAに強固に組み合わされて注射に使用される状態と
なる。
D’が逆時計回りに回されることにより、第2ストッパ
D2’が第1ストッパ15より分離される。それから、
キャップD’が押し下げられることにより、ハブCがバ
レルAに強固に組み合わされて注射に使用される状態と
なる。
【0023】
【発明の効果】上述の構造により、本発明の安全注射器
は、ハブCをバレルAの前部のネック部A2にしっかり
と固定する前に高温下で殺菌される。ゆえに注射器のハ
ブとバレルの連結部分に高温下で発生しうる応力変形及
び熱変形を防止できる。本発明による安全注射器はこの
ためこの連結部分において常に良好な気密を維持でき
る。さらに、針筒1が、使用前のハブCへの望まない接
触による安全注射器のハブCとバレルAの汚染を防止す
る。本発明の第2及び第3実施例において、ストッパ1
5及びD2’がキャップDの望まない押し下げを防止す
るためのさらなる安全保護手段として設けられている。
は、ハブCをバレルAの前部のネック部A2にしっかり
と固定する前に高温下で殺菌される。ゆえに注射器のハ
ブとバレルの連結部分に高温下で発生しうる応力変形及
び熱変形を防止できる。本発明による安全注射器はこの
ためこの連結部分において常に良好な気密を維持でき
る。さらに、針筒1が、使用前のハブCへの望まない接
触による安全注射器のハブCとバレルAの汚染を防止す
る。本発明の第2及び第3実施例において、ストッパ1
5及びD2’がキャップDの望まない押し下げを防止す
るためのさらなる安全保護手段として設けられている。
【0024】ゆえに、本発明の針筒を具えた安全注射器
は、周知の安全注射器より優れており、実用的である。
は、周知の安全注射器より優れており、実用的である。
【図1】本発明の第1実施例の針筒を具えた安全注射器
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図2】図1中の針筒の縦断面図である。
【図3】本発明の第2実施例の針筒を具えた安全注射器
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図4】図3中の針筒の縦断面図である。
【図5】図4の針筒のA−A線に沿った横断面図であ
る。
る。
【図6】本発明の組合せ後の安全注射器のハブとキャッ
プの断面図である。
プの断面図である。
【図7】本発明の第1実施例の部分断面拡大図であり、
ハブ、キャップ及び針筒の組合せ方法を示し、そのうち
ハブは安全注射器のバレルのネック部に未だ保持されて
いない。
ハブ、キャップ及び針筒の組合せ方法を示し、そのうち
ハブは安全注射器のバレルのネック部に未だ保持されて
いない。
【図8】本発明の第2実施例の部分断面拡大図であり、
ハブ、キャップ及び針筒の組合せ方法を示し、そのうち
ハブは安全注射器のバレルのネック部に未だ保持されて
いない。
ハブ、キャップ及び針筒の組合せ方法を示し、そのうち
ハブは安全注射器のバレルのネック部に未だ保持されて
いない。
【図9】図7に類似の断面図であるが、ハブが図1の安
全注射器のバレルのネック部にすでに保持された状態を
示す。
全注射器のバレルのネック部にすでに保持された状態を
示す。
【図10】図8に類似の断面図であるが、ハブが図3の
安全注射器のバレルのネック部にすでに保持された状態
を示す。
安全注射器のバレルのネック部にすでに保持された状態
を示す。
【図11】図1の安全注射器のハブとバレルよりキャッ
プと針筒を取り外す方法表示である。
プと針筒を取り外す方法表示である。
【図12】図3の安全注射器のハブとバレルよりキャッ
プと針筒を取り外す方法表示である。
プと針筒を取り外す方法表示である。
【図13】本発明の安全注射器の、プランジャをバレル
内で前方にいっぱいに押した時のプランジャとハブの結
合表示図である。
内で前方にいっぱいに押した時のプランジャとハブの結
合表示図である。
【図14】本発明の安全注射器の、カニューレがすでに
使用されてハブとカニューレがプランジャによりバレル
内へと後方に引き込まれた状態表示図である。
使用されてハブとカニューレがプランジャによりバレル
内へと後方に引き込まれた状態表示図である。
【図15】本発明の安全注射器の第3実施例の針筒とキ
ャップ表示図である。
ャップ表示図である。
A バレル B プランジャ C ハブ C1 カニューレ D キャップ 1 針筒 12 前部の内周壁 13 後部の内周壁 C2 第2肩部 C3 結合孔 A1 内周壁 A2 ネック部 A3 第3肩部 11 第1肩部 D2 後端フランジ D1 外周壁表面 1’ 針筒 14 貫通孔 15 第1ストッパ D2’ 第2ストッパ 1” 針筒 D’ キャップ 15’ 第3ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−276015(JP,A) 特開 平11−57005(JP,A) 特開 平3−15481(JP,A) 実開 平1−122753(JP,U) 国際公開92/20281(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 5/32
Claims (4)
- 【請求項1】 縮減された直径を有するネック部を具え
たバレルと、該バレル内部にスライド可能に組み合わさ
れたプランジャと、該バレルの前端に位置してカニュー
レを保持するハブと、内部に該ハブが緊密に固定されて
該カニューレを被覆し保護するキャップとを具えた安全
注射器において、 該ハブと該バレルの該ネック部、及び該ハブと該キャッ
プの連結部の周囲に設けられた針筒を具え、 該針筒は中空筒状を呈し内部に内部空間を具え、該針筒
の該内部空間の前部が縮減された直径を有し、該前部の
内周壁が安全注射器の、カニューレを具えた前端へと適
宜先細り状とされ、該針筒の内部空間の後部は、前部に
較べて拡張された直径を具え、この後部の内周壁も安全
注射器の前端に向けて適宜先細り状とされて、第1肩部
が針筒の前部の内周壁と後部の内周壁の間に形成され、 該針筒が該ハブと該キャップの周囲に該キャップの前端
より置かれ、該針筒の内側の該第1肩部が該キャップの
後端周囲に設けられた放射状の外向きに突出するフラン
ジに当接し、該針筒の後部の内周壁が緊密に該バレルの
直径が縮減されたネック部の外周壁に接触し、これによ
り該ハブが該ネック部に連結及び保持されることなく該
ネック部の前端開口に近接する前方に配置され、 該キャップが押し下げられる時、緊密に該キャップに固
定された該ハブが後方のバレルのネック部へと移動し、
該ネック部の内側の第2肩部により該ネック部に保持さ
れ、該キャップが前方に再び引っ張られて該キャップの
後部フランジが該針筒の内側の第1肩部に当接する時、
該針筒がキャップと共にハブより取り外されて該カニュ
ーレが露出されて注射に供されることを特徴とする、針
筒を具えた安全注射器。 - 【請求項2】 請求項1に記載の針筒を具えた安全注射
器において、針筒の第1肩部の直後の位置に二つの、径
上で対向する矩形の貫通孔が設けられ、針筒の後部の内
周壁の前端部分が、放射状に内側に突出して二つの第1
ストッパを形成する二つの該矩形の貫通孔の後縁に隣接
し、 該キャップのフランジに二つの第2ストッパが配置さ
れ、 該針筒がハブと該キャップの周囲に該キャップの前端よ
り置かれる時、該キャップの第2ストッパが針筒の第1
ストッパに当接して該キャップの望まぬ押し下げを防止
し、該安全注射器が注射に使用される時、該キャップが
回されて該第2ストッパが第1ストッパより離されて該
キャップが押し下げ可能となり、該キャップが押し下げ
られた時、キャップに緊密に固定された該ハブがバレル
のネック部へと押し下げられそこに保持されることを特
徴とする、針筒を具えた安全注射器。 - 【請求項3】 請求項2に記載の針筒を具えた安全注射
器において、二つの第1ストッパの一端に、軸方向に前
方に延伸された第3ストッパが設けられ、該第3ストッ
パに、キャップの二つの第2ストッパの一端が当接し、
これにより該キャップが該針筒に対して過度に回される
のが防止されたことを特徴とする、針筒を具えた安全注
射器。 - 【請求項4】 請求項2に記載の針筒を具えた安全注射
器において、第1ストッパと第2ストッパの間に傾斜す
る接触面が設けられ、キャップが針筒に対して回される
ことにより、キャップと針筒が緊密に接触することを特
徴とする、針筒を具えた安全注射器。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/588,321 US6432088B1 (en) | 2000-06-06 | 2000-06-06 | Safety syringe with a needle sleeve lock |
NL1015641A NL1015641C2 (nl) | 2000-06-06 | 2000-07-06 | Veiligheidsspuit met een naaldhuls. |
JP2000222110A JP3325558B2 (ja) | 2000-06-06 | 2000-07-24 | 針筒を具えた安全注射器 |
DE10039271A DE10039271C1 (de) | 2000-06-06 | 2000-08-11 | Sicherheitsspritze |
AU53503/00A AU730418B1 (en) | 2000-06-06 | 2000-08-18 | Safety syringe with a needle sleeve |
GB0020945A GB2366205B (en) | 2000-06-06 | 2000-08-24 | Safety syringe with a needle sleeve |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/588,321 US6432088B1 (en) | 2000-06-06 | 2000-06-06 | Safety syringe with a needle sleeve lock |
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GB0020945A GB2366205B (en) | 2000-06-06 | 2000-08-24 | Safety syringe with a needle sleeve |
FR0012214A FR2814371B1 (fr) | 2000-06-06 | 2000-09-26 | Seringue de securite avec un fourreau d'aiguille |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002035127A JP2002035127A (ja) | 2002-02-05 |
JP3325558B2 true JP3325558B2 (ja) | 2002-09-17 |
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ID=27560608
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000222110A Expired - Fee Related JP3325558B2 (ja) | 2000-06-06 | 2000-07-24 | 針筒を具えた安全注射器 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP3325558B2 (ja) |
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GB (1) | GB2366205B (ja) |
NL (1) | NL1015641C2 (ja) |
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