JP3325380B2 - 半導体発光素子およびその製造方法 - Google Patents
半導体発光素子およびその製造方法Info
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Description
を用いた半導体素子に係わり、特に基板と素子作成のた
めの半導体積層構造との間に設けるバッファ層の改良を
はかった半導体素子に関する。
であるGaNはバンドギャップが3.4eVと大きく、
また直接遷移型であり、短波長発光素子用材料として期
待されている。この材料系では、格子整合する良質な基
板がないため、サファイア基板上に成長することが多い
が、サファイアとGaNは格子不整合が15%程度と大
きいために島状に成長し易い。さらに、良質なGaN層
を成長するためにその膜厚を厚くすると、サファイア基
板とGaN(又はAlGaInN)間の熱膨脹差により
冷却時に転位が増大したりひび割れが生じるために、高
品質の膜を成長するのは困難であった。
めに、サファイア基板上に極薄膜のアモルファス又は多
結晶のAlN又はGaNを低温成長によりバッファ層と
して形成した後、その上にGaN層を形成する方法が知
られている。このとき、アモルファス又は多結晶のバッ
ファ層が熱歪みを緩和し、バッファ層内部に含まれてい
る微結晶が1000℃の高温時に方位が揃った種結晶と
なり、GaN層の結晶品質が向上すると考えられてい
る。
半値幅で表わされる結晶の品質はバッファ層の成長条件
に大きく依存する。即ち、バッファ層が厚い場合、成長
核となる種結晶の方位が乱れるために結晶品質が劣化す
る。一方、バッファ層厚が薄くなるに従って半値幅は減
少するが、薄すぎるとバッファ層の機能が全く失われて
結晶の表面状態が急激に劣化する。つまり、バッファ層
の成長条件が厳しく制限される上に、結晶品質も十分と
は言えなかった。
ァイア基板上に高品質のAlGaInN系薄膜を結晶成
長させるのは困難である。さらに、アモルファスや多結
晶のバッファ層を用いても、バッファ層の成長条件が厳
しく制限される上に、バッファ層上に形成されるAlG
aInN系薄膜の結晶品質も十分とは言えない。このた
め、AlGaInN系材料を用いた高輝度短波長の半導
体発光素子を実現することは困難であった。
ので、その目的とするところは、格子整合しない基板上
にも高品質なAlGaInN系薄膜を再現性良く形成す
ることができ、例えば高輝度短波長半導体発光素子の実
現を可能とする半導体素子を提供することにある。
するために本発明は、次のような構成を採用している。
即ち、本願の第1の発明は、単結晶基板上にバッファ層
を介してAlGaInN系材料からなる半導体層を積層
してなる半導体素子において、バッファ層が、AlGa
InN系材料からなり、基板表面に多孔質状に形成され
たことを特徴とする。
は、次のものがあげられる。 (1) バッファ層は、基板表面に極薄く疎らに形成され
(粒状であり)、平均膜厚が10nm未満であること。 (2) バッファ層は、AlNであること。 (3) 単結晶基板は、サファイア基板、好ましくはサファ
イア基板のc面であること。 (4) バッファ層上に形成する半導体層は、活性層をp型
及びn型のクラッド層で挟んだダブルヘテロ構造をなし
て発光ダイオードを構成すること。 (5) バッファ層の成長温度は、350〜800℃、より
望ましくは500〜700℃であること。 (6) バッファ層を形成した後に素子形成のための半導体
層を成長開始するまでの昇温過程を、アンモニアを含ま
ない水素雰囲気で行うこと。
にバッファ層を介してAlGaInN系材料からなるの
半導体層を積層してなる半導体素子において、バッファ
層がAlGaInN系材料からなり、基板表面に多孔質
状に形成された第1バッファ層と、第1バッファ層より
もバンドギャップが狭く、かつ第1バッファ層よりも厚
く形成された第2バッファ層との積層構造から構成した
ことを特徴とする。
は、次のものがあげられる。 (1) 第1バッファ層は、基板表面に極薄く疎らに形成さ
れ(粒状であり)、平均膜厚が10nm未満であるこ
と。 (2) 第1バッファ層はAlNであり、第2バッファ層は
InN又はGaInNであること。 (3) 第2バッファ層上に、該バッファ層のInの蒸発を
防止するためのキャップ層を形成すること。 (4) 単結晶基板は、サファイア基板、好ましくはサファ
イア基板のc面であること。 (5) バッファ層の成長温度は、350〜800℃、より
望ましくは500〜700℃であること。 (6) バッファ層上に形成する半導体層は、活性層をp型
及びn型のクラッド層で挟んだダブルヘテロ構造をなし
て発光ダイオードを構成すること。 (7) バッファ層を形成した後に素子形成のための半導体
層を成長開始するまでの昇温過程を、アンモニアを含ま
ない水素雰囲気で行うこと。
役割としては従来考えられてきた格子不整合緩和の他に
成長面の極性制御のための成長核形成が本質的に重要で
あることが判明した。即ち、バッファ層なしでサファイ
ア基板上にGaN層を直接成長した時には基板結晶と窒
素原料が反応し、サファイアは無極性の結晶構造を有し
ているため、生成物である窒化物の極性は乱れたものと
なる。
V族元素の窒素供給源として働く原料分子若しくはその
分解物が有効に表面に留まり最初にN原子面が形成され
るために、成長面は III族原子が出たA面に制御され
る。従って、例えばN原料に低分解率のアンモニアを使
用した場合、N原料不足のために不安定になるN原子面
(B面)の形成が抑制される。これが、低温成長バッフ
ァ層による結晶品質改善の大きな理由と考えられる。
の極性制御のための成長核形成が重要であり、このよう
に働く成長核は膜として存在する必要はなく、むしろ基
板表面に疎らに形成される方がバッファ層の成長条件や
厚さ等によらず結晶品質が向上すると考えられる。これ
は、サファイア基板表面では通常800℃以上の基板温
度でGaNが成長核を形成しにくいために、GaNは予
め低温で形成された成長核から基板表面に沿って横方向
に成長し、結果的に一つの成長核から成長した領域では
格子不整合に起因する結晶欠陥が殆どないと考えられる
からである。
激な結晶品質の劣化は、基板が窒素原料と直接反応して
極性の乱れた部分が形成されるのが原因と考えられる。
具体的には、サファイア基板上に例えばAlNバッファ
層を介して半導体素子形成のためのGaN層を成長する
場合、 III族原料(TMA)とV族原料(NH3 )の供
給によりバッファ層を成長した後、III 族原料を供給を
停止し、所定温度まで昇温した後に別の III族原料(T
MG)を供給してGaN層の成長を開始する。このと
き、V族原料は供給したままであるので、バッファ層が
薄いと昇温過程で基板がアンモニアと直接反応すること
になる。
い、又は窒素元素の脱離を防ぐだけの微量の窒素原料の
みを含む雰囲気下で行えば、基板表面が窒化されること
なく核形成ができる。但しこの場合、温度が上昇してか
ら水素とアンモニア等の熱的性質の大きく異なるガスを
切り替えることになり、雰囲気ガスの熱的な性質が変わ
るため、基板の表面温度が変化するという問題が生じ
る。本発明者らは、これを抑えるためには、成長を気体
の熱伝導率が急激に減少する70Torr以下、望ましくは
40Torr以下の減圧下で行うことが重要であることを見
出した。
ッファ層厚とその上に成長したGaN層のX線回折半値
幅との関係を示す。バッファ層厚が10nmより薄い3
〜8nmの時に従来より大幅に高品質のエピタキシャル
層が得られている。このとき、バッファ層は完全な膜状
ではなく、AlNの微結晶が疎らに形成されて多孔質状
となっている。ここで、バッファ層厚が10nmより薄
くても高品質のエピタキシャル層が得られることは、バ
ッファ層の成長条件が緩やかになることを意味し、生産
性の向上につながる。
場合、基板表面が露出した上に成長する層は小さな核か
ら成長するので、横方向の成長が促進され、欠陥の少な
い層が成長できると考えられる。横方向の結晶成長をよ
り促進するには、基板にはサファイアc面を用いること
が最も良い結果が得られる。また、面方位のバラツキや
表面欠陥のある基板を用いた場合には、c面からa面方
向に0.5°から10°(望ましくは1°から5°)傾
斜した基板が有効である。傾斜基板を用いることで、よ
り高品質な膜形成が可能となる。
は、その成長温度で決まり温度が高いほど広くなる。横
方向の成長が疎外されないためには、成長核の間隔が広
くなる高温が望ましい。しかし、高温成長では成長核の
極性が乱れるため、バッファ層の成長温度は制限され
る。良好な結果が得られたのは、350℃から800℃
の範囲であり、望ましくは500℃から700℃であ
る。
層を成長するためにその膜厚を厚くすると、GaNの成
長温度が1000℃程度と高いため、サファイア基板と
GaN(又はAlGaInN)間の熱膨脹差により冷却
時に転位が増大したりひび割れが生じたりする。従っ
て、熱歪み緩和にはバッファ層を厚くして、同時に成長
温度を低温化して温度差による歪みを小さくする必要が
ある。しかし、成長核形成用の第1バッファ層を厚くす
ると成長核となる種結晶の方位が乱れるために結晶品質
が劣化する。そこで本発明においては、成長核形成用の
第1バッファ層上に熱歪み緩和用の第2バッファ層を積
層することが有効である。
アモルファス又は多結晶である必要はない。従って、結
晶化温度が低いため単結晶化しやすいと考えられてきた
Inを構成元素として含む材料を第2バッファ層として
用いることができる。即ち、InはNとの結合が弱くA
lNに対して柔軟性を有しているため、Inを構成元素
として含むバッファ層は歪みを有効に緩和できる。な
お、第2バッファ層には、Inを構成元素として含む材
料以外にも、第1バッファ層よりもバンドギャップの広
い材料であれば、一般に柔軟性が良好であるため、特に
限定されず用いることが可能である。この場合、単結晶
に近いバッファ層を用いられるので膜厚を厚くできるの
でさらに有効である。
ては、50nmから1000nmまでの広い範囲で有効
であり、成長しやすいのはIn組成が10%から90%
のときである。Inを構成元素として多量に含む材料を
バッファ層として成長するには、Inの表面移動度が大
きく300℃から1100℃までの広い温度範囲で形成
できるが、核形成がしにくいためにIn組成の少ない層
を予め成長することが望ましい。
には小さな成長核を形成するため、バンドギャップが広
い、例えばAl組成の大きい材料が有効であり、熱歪み
緩和用の第2バッファ層としてはバンドギャップが狭
い、例えばIn組成の大きい材料が有効である。また、
このような熱歪み緩和用の第2バッファ層上にGaN系
材料からなる素子構造を形成するときには、Inの脱離
を防ぐためにGaN,AlN,AlGaN等のInを含
まないキャップ層を、Inの脱離が急速ではない500
℃から800℃の基板温度範囲で予め形成するのが望ま
しい。このキャップ層の厚さは、50nmから1000
nmの範囲にあればよい。
性制御、熱歪み緩和等の目的を持った膜状若しくは粒状
の結晶層のことを言う。このように本発明によれば、サ
ファイア等の単結晶基板上にAlN等の多孔質状のバッ
ファ層を形成することにより、基板上にAlNの微結晶
が疎らに形成される。これは、半導体層の横方向エピタ
キシャル成長の核となる。また、バッファ層を形成した
後に半導体素子作成のための複数の半導体層を成長開始
するまでの昇温を、アンモニアを含まない例えば水素雰
囲気を行うことにより、基板表面と窒素との反応を防止
して基板表面の極性の乱れを防止できる。従って、バッ
ファ層上に形成する複数の半導体層の結晶品質及び再現
性の向上をはかることができる、結果として、低欠陥の
AlGaInN層の成長が可能となり、高輝度短波長発
光素子の実現が可能となる。
NやGaInN等の第2バッファ層を形成することによ
り、第2バッファ層が熱歪み緩和層として機能すること
になり、バッファ層上に形成する複数の半導体層の結晶
品質向上により有効となる。
する。 (実施例1)図1は、本発明の第1の実施例に係わる青
色発光ダイオードの素子構造を示す断面図である。即
ち、サファイア基板(単結晶基板)10のc面上に成長
核形成と極性制御用のAlN第1バッファ層11(9n
m)が580℃にて成長形成され、さらに熱歪み緩和用
のInN第2バッファ層12(0.5μm)が500℃
にて成長形成され、その上にIn蒸発防止用のGaNキ
ャップ層13(0.1μm)が成長形成されている。
に、1050℃まで昇温され、結晶欠陥低減用のGa
0.7 In0.3 N欠陥低減層14(3.0μm)、素子と
して動作するSiドープのn型Al0.2 Ga0.5 In
0.35Nクラッド層(1.0μm)15、Ga0.7 In
0.3 N層活性層(0.5μm)16、Mgドープのp型
Al0.2 Ga0.5 In0.35Nクラッド層(1.0μm)
17、Mgドープのp型GaNコンタクト層(0.5μ
m)18が順次形成されている。
21としてAu/Cr/Pdが形成され、欠陥低減層1
4上にはn側電極22としてAu/AuGeが形成され
ている。
層11は基板10上に疎らに粒状に形成されて多孔質状
となり、後続する素子作成のためのAlGaInN系半
導体層の成長の際の有効な成長核となる。さらに、In
N第2バッファ層12は熱歪み緩和層として働き、Al
GaInN系半導体層と基板10との熱膨脹差に起因す
る転位の発生やひび割れを未然に防止することができ
る。即ち、2つのバッファ層11,12の働きにより良
質のAlGaInN系半導体層を形成することができ、
高輝度短波長の発光ダイオードを実現することが可能と
なる。
えて発光波長を変えたものである。図2(a)は緑色発
光ダイオードの例であり、欠陥低減層14′の組成をG
a0.5 In0.5 N、クラッド層15′,17′の組成を
Al0.2 Ga0.25In0.55N、活性層16′の組成をG
a0.5 In0.5 Nとしている。図2(b)は赤色発光ダ
イオードの例であり、欠陥低減層14''の組成をGa
0.3 In0.7 N、クラッド層15'',17''の組成をA
l0.2 Ga0.05In0.75N、活性層16''の組成をGa
0.3 In0.7 Nとしている。
ァ層32としてGa0.5 In0.5 N混晶を用いた例であ
り、キャップ層33としてはAlGaNを用いた。ま
た、この場合には核形成用の第1バッファ層11は省略
してもよく、図3(b)はそのような例である。熱歪み
緩和用のバッファ層32としてAl0.5 In0.5 N混晶
等の他の混晶も同様に使用できる。熱歪み緩和用の第2
バッファ層32として混晶を使用する場合には、Inの
蒸発は遅いのでIn蒸発防止用のキャップ層33は省略
してもよく、図3(c)はそのような例である。
長装置を示す概略構成図である。図中41は石英製の反
応管であり、この反応管41内にはガス導入口42から
原料混合ガスが導入される。そして、反応管41内のガ
スはガス排気口43から排気されるものとなっている。
44が配置されており、試料基板47はこのサセプタ4
4上に載置される。また、サセプタ44は高周波コイル
45により誘導加熱される。なお、基板47の温度は図
示の熱電対46によって測定され、別の装置により制御
されるようになっている。
ードの製造方法について説明する。まず、試料基板47
(サファイア基板10)をサセプタ44上に載置する。
ガス導入口42から高純度水素を毎分1l導入し、反応
管41内の大気を置換する。次いで、ガス排気口43を
ロータリーポンプに接続し、反応管41内を減圧し、内
部の圧力を20〜70Torrの範囲に設定する。
加熱し表面を清浄化する。次いで、基板温度を450〜
900℃に低下させた後、H2 ガスをNH3 ガス,N2
H4ガス或いはNを含む有機化合物、例えば(CH3 )2
N2 H2 に切り替えると共に、有機金属Ga化合物、
例えばGa(CH3 )3 或いはGa(C2 H5 )3 を導
入して成長を行う。同時に有機金属Al化合物、例えば
Al(CH3 )3 或いはAl(C2 H5 )3 、有機金属
In化合物、例えばIn(CH3 )3 或いはIn(C2
H5 )3 を導入してAl,Inの添加を行う。
料も同時に導入する。ドーピング用原料としては、n型
用としてSi水素化物、例えばSiH4 又は有機金属S
i化合物、例えばSi(CH3 )4 、p型用として有機
金属Mg化合物、例えばCp2 Mg或いは有機金属Zn
(CH3 )2 等を使用する。Inの取り込まれ率を改善
するためにInを含む層を形成するときには、窒素,A
r等の水素を含まない雰囲気下にて成長し、原料として
アンモニアより分解率の高い(CH3 )2 N2H2 を用
いる。
ためには、結晶中への水素の混入を抑制することが重要
である。そこで、成長温度から850℃から700℃ま
では窒素の解離を抑えるためにアンモニア中で冷却し、
それ以下の温度では冷却過程での水素の混入を抑制する
ため不活性ガス中で冷却する。さらに、p型ドーパント
の活性化率を上げる必要があるときにはRFプラズマに
より生成した窒素ラジカル中にて熱処理する。これは、
結晶中からの窒素原子の脱離が完全に防止でき900℃
から1200℃の高温での熱処理が可能であるだけでな
く、窒素空孔等の結晶欠陥を除去できることによる。
-3 mol/min、Ga(CH3 )3 を11×10-5 mol/mi
n、Al(CH3 )3 を1×10-6 mol/min導入して成
長を行う。基板温度は1050℃、圧力38Torr、原料
ガスの総流量は1l/min 、ドーパントにはn型にS
i,p型にMgを用いる。原料としてはSi(CH3 )
4,Cp2 Mgを使用する。
したところ、結晶欠陥が飛躍的に減少し、高輝度短波長
発光素子の実現が期待できた。また、ウェハを窒素ラジ
カル中で400〜1100℃(好ましくは700〜10
00℃)でアニールすることにより、アニール中のNの
抜けを抑え、p型層をより低抵抗化することが可能であ
る。図10にアニール用の装置の概略図を示す。なお、
図中91は反応管、92はウェハ、93はヒータを兼ね
たサセプタ、94はガスを活性化するための高周波コイ
ル、95は高周波電源を示している。
素含有化合物で行うのも効果的である。具体的には、ア
ジド基を有する有機化合物、例えばエチルアジド中のア
ニールもアニール中のNの抜けを抑え、Hの取り込まれ
がないためp型層をより低抵抗化することが可能とな
る。 (実施例2)図5は、本発明の第2の実施例に係わる発
光ダイオードの素子構造を示す断面図である。この実施
例は、コンタクト層をp側だけではなくn側にも設ける
ことにより、効率をさらに向上させたものである。
と極性制御用のAlN第1バッファ層51(9nm)が
350℃にて成長形成され、さらに熱歪み緩和用のGa
0.5In0.5 N第2バッファ層52(0.5μm)が5
50℃にて成長形成され、その上にIn蒸発防止用のG
aNキャップ層53(0.1μm)が650℃にて成長
形成されている。
に、1050℃まで昇温され、Se若しくはSドープの
n型GaNコンタクト層54(2.0μm)、格子不整
合緩和用のSe若しくはSドープGaInN(GaN〜
Ga0.7 In0.3 N)組成グレーディング層55(1.
0μm)、さらに結晶欠陥低減用のSe若しくはSドー
プGa0.7 In0.3 N欠陥低減層56(4.0μm)、
素子として動作するSe若しくはSドープ(1×1018
cm-3)のn型Al0.1 Ga0.55In0.35Nクラッド層
57(1.0μm)、Ga0.7 In0.3 N活性層58
(0.5μm)、Mg若しくはZnドープ(1×1018
cm-3)のp型Al0.1 Ga0.55In0.35Nクラッド層
59(1.0μm)、Mg若しくはZnドープ(5×1
018cm-3)のp型GaNコンタクト層60(0.5μ
m)が順次成長形成されている。
00nm,Cr:100nm,Au:500nmが、コ
ンタクト層54上にはAuGe:100nm,Au:5
00nmが形成されたのち、不活性ガス若しくはN2 中
で400〜800℃で熱処理されオーミック電極(p側
電極61,n側電極62)が形成されている。
ッファ層51とGaInN第2バッファ層12の働きに
より、良質のAlGaInN系半導体層を形成すること
が可能となり、第1の実施例と同様の効果が得られる。
また本実施例で、活性層58とクラッド層57,59の
間で0.3%の格子不整合があるので、発光波長が長波
長化し、吸収を低減することができる。
めの組成グレーディング層55を設けたが、必ずしもグ
レーディングにする必要はない。また、熱歪み緩和層と
してはGaInNに限らずGaNを用いることもでき、
図6はそのような例である。ここではサファイア基板5
0のc面上に成長核形成と極性制御用のAlN第1バッ
ファ層51(9nm)が350℃にて成長形成され、さ
らに熱歪み緩和用のGaN第2バッファ層72(0.5
μm)が550℃にて成長形成されている。そして、こ
の上に図5と同様に各層54〜60が成長形成されてい
る。
てもよく、図7はそのような例である。サファイアのc
面からa方向に5°オフした基板50上に成長核形成と
極性制御用の粒状AlN第1バッファ層51(平均膜厚
5nm)が400℃にて形成されている。そして、この
上に図5と同様に各層54〜60が成長形成されてい
る。
が疎らに形成されている方が横方向の成長が促進され高
品質の層ができる。また、a面上に成長した場合には成
長表面に縞模様が観測されることが多かったが、粒状バ
ッファ層の採用により、鏡面成長が可能になった。さら
に、成長核形成のためのバッファ層としてはGaNを使
用してもよく、その場合は、GaNが成長する限界まで
極微量のアンモニアを導入することにより窒素の解離を
抑えることができる。
量と成長速度の関係であり、総流量(1l/min )の2
00分の1までアンモニアを減少してもGaNは成長
し、総流量の50分の1程度の時に膜厚が最大になる。
そこで、総流量の1/50〜1/200程度のアンモニ
アを導入した場合に窒素の解離が最も抑えられ、そのよ
うな条件下では成長核形成のためのバッファ層としてG
aNを使用できる。
れるものではない。素子構造は実施例で述べたものに何
等限定されるものではなく、適宜変更可能である。要
は、単結晶基板上にAlGaInN系材料からなる半導
体層を形成して発光素子等を作成するものに適用するこ
とができる。また、基板は必ずしもサファイア基板に限
るものではなく、SiC、その他の単結晶を用いること
もできる。また、本発明は必ずしも発光素子に限るもの
ではなく、例えば高温動作半導体素子にも適用すること
が可能である。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、種々変形して実施することができる。
lGaInN系材料からなる素子形成のための半導体層
の結晶品質及び再現性の向上をはかることができ、結果
的に低欠陥のAlGaInN系半導体層の成長が可能と
なり、高輝度短波長発光素子等の実現が可能となる。
子構造を示す断面図。
略構成図。
造を示す断面図。
度の関係を示す特性図。
幅の関係を示す特性図。
成図。
Claims (39)
- 【請求項1】 基板と、 前記基板上に形成され、AlGaInN系材料からな
り、前記基板の表面が露出した部分を有するバッファ半
導体層と、 前記バッファ半導体層上に形成されたAlGaInN系
材料からなり、前記バッファ半導体層とは異なる化学式
を有する熱歪緩和層と、 前記熱歪緩和層上に形成された第1のクラッド層と、 前記第1のクラッド層上に形成された活性層と、 前記活性層上に形成された第2のクラッド層と、 を有することを特徴とする半導体発光素子。 - 【請求項2】 前記熱歪緩和層を構成するAlGaIn
N系材料は、Al1-u-vGauInvN(0≦u≦1、0≦v≦
1、u+v≦1)なる化学式を有し、0.1≦v≦0.9で
あることを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素
子。 - 【請求項3】 前記熱歪緩和層の膜厚は前記半導体層の
膜厚より大であることを特徴とする請求項1に記載の半
導体発光素子。 - 【請求項4】 前記熱歪緩和層の上に、この層に含まれ
るInの蒸発を防止するためのキャップ層をさらに有す
ることを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。 - 【請求項5】 前記キャップ層はAlGaNで形成さ
れ、500℃以上800℃以下において形成されること
を特徴とする請求項4に記載の半導体発光素子。 - 【請求項6】 前記第1のクラッド層は、AlGaIn
N系材料からなることを特徴とする請求項1に記載の半
導体発光素子。 - 【請求項7】 前記熱歪緩和層は50nm以上1000
nm以下の膜厚を有することを特徴とする請求項1に記
載の半導体発光素子。 - 【請求項8】 前記基板は単結晶基板であることを特徴
とする請求項1に記載の半導体発光素子。 - 【請求項9】 前記バッファ半導体層は、平均膜厚3n
m以上10nm未満で形成されたことを特徴とする請求
項1に記載の半導体発光素子。 - 【請求項10】 前記基板が露出した部分を有するバッ
ファ半導体層は、多孔質状であることを特徴とする請求
項1に記載の半導体発光素子。 - 【請求項11】 前記バッファ半導体層は間隔を持って
形成された複数の微結晶を有することにより、前記基板
の表面を露出することを特徴とする請求項1に記載の半
導体発光素子。 - 【請求項12】 前記バッファ半導体層は疎らに形成さ
れた複数の微結晶を含むことにより、前記基板の表面を
露出することを特徴とする請求項1に記載の半導体発光
素子。 - 【請求項13】 前記バッファ半導体層は、AlN材料
からなることを特徴とする請求項1に記載の半導体発光
素子。 - 【請求項14】 前記熱歪緩和層は、GaN材料からな
ることを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。 - 【請求項15】 基板と、 前記基板上に形成され、少なくともAlとNを含むAl
GaInNからなる複数の微結晶と、 前記複数の微結晶上に形成されたAlGaInN系材料
からなり、前記複数の微結晶とは異なる化学式を有する
熱歪緩和層と、 前記熱歪緩和層上に形成された第1のクラッド層と、 前記第1のクラッド層上に形成された活性層と、 前記活性層上に形成された第2のクラッド層と、 を有することを特徴とする半導体発光素子。 - 【請求項16】 前記複数の微結晶は前記基板の一部を
露出するように形成されていることを特徴とする請求項
15に記載の半導体発光素子。 - 【請求項17】 前記複数の微結晶は前記基板上に疎ら
に形成されていることを特徴とする請求項15に記載の
半導体発光素子。 - 【請求項18】 前記複数の微結晶は極性制御手段を有
することを特徴とする請求項15に記載の半導体発光素
子。 - 【請求項19】 前記複数の微結晶は、AlN材料から
なることを特徴とする請求項15に記載の半導体発光素
子。 - 【請求項20】 前記熱歪緩和層は、GaN材料からな
ることを特徴とする請求項15に記載の半導体発光素
子。 - 【請求項21】 基板と、 前記基板上に形成されたAlGaInN系材料からなる
第1層と、前記第1層上に形成された前記第1層とは異
なるAlGaInN系材料からなる第2層とで構成され
たバッファ層と、 前記第2層上に形成された第1のクラッド層と、 前記第1のクラッド層上に形成された活性層と、 前記活性層上に形成された第2のクラッド層と、 を具備し、前記バッファ層は成長面の極性制御作用を有
することを特徴とする半導体発光素子。 - 【請求項22】 前記第1層は前記基板の表面を露出す
る部分を含むことを特徴とする請求項21に記載の半導
体発光素子。 - 【請求項23】 前記極性制御作用は前記バッファ層の
形状に因ることを特徴とする請求項21に記載の半導体
発光素子。 - 【請求項24】 前記第1層は前記基板上に形成された
複数の微結晶を有し、前記微結晶間に設けられた間隔を
通して前記基板を露出した構造が前記極性制御作用を有
することを特徴とする請求項21に記載の半導体発光素
子。 - 【請求項25】 前記バッファ層は、AlN材料からな
ることを特徴とする請求項21に記載の半導体発光素
子。 - 【請求項26】 前記熱歪緩和層は、GaN材料からな
ることを特徴とする請求項21に記載の半導体発光素
子。 - 【請求項27】 基板と、 前記基板上に形成されたAlGaInN系材料からなる
バッファ層と、 前記バッファ層上に形成され、前記バッファ層とは異な
る化学式を有するAlGaInN系材料からなる熱歪緩
和層と、 前記熱歪緩和層上に形成された第1のクラッド層と、 前記第1のクラッド層上に形成された活性層と、 前記活性層上に形成された第2のクラッド層と、 を具備し、前記バッファ層は前記熱歪緩和層の成長面の
極性制御手段を有することを特徴とする半導体発光素
子。 - 【請求項28】 前記極性制御手段は前記基板の表面を
露出する部分を有することを特徴とする請求項27に記
載の半導体発光素子。 - 【請求項29】 前記極性制御手段は前記バッファ層を
形成する微結晶が疎らに形成された部分を有することを
特徴とする請求項27に記載の半導体発光素子。 - 【請求項30】 前記バッファ層は前記基板上に形成さ
れた複数の微結晶を有し、前記極性制御手段は前記微結
晶間に設けられた間隔を通して前記基板を露出させるこ
とを特徴とする請求項27に記載の半導体発光素子。 - 【請求項31】 前記バッファ層は、AlN材料からな
ることを特徴とする請求項27に記載の半導体発光素
子。 - 【請求項32】 前記熱歪緩和層は、GaN材料からな
ることを特徴とする請求項27に記載の半導体発光素
子。 - 【請求項33】 基板の表面に、この表面を露出する部
分を有するようにAlGaInN系材料からなる第1の
バッファ層を形成し、前記第1のバッファ層上に、Al
GaInN系材料からなり、前記第1のバッファ層とは
異なる化学式を有する第2のバッファ層を形成し、前記
第2のバッファ層の上部に活性層を形成する工程を有す
ることを特徴とする半導体発光素子の製造方法。 - 【請求項34】 前記工程は、前記第1のバッファ層を
350℃以上800℃以下の温度で成長させる工程を含
むことを特徴とする請求項33に記載の半導体発光素子
の製造方法。 - 【請求項35】 前記工程は、熱歪を吸収させるように
前記第2のバッファ層を形成する工程を含むことを特徴
とする請求項33に記載の半導体発光素子の製造方法。 - 【請求項36】 前記工程は、AlNからなるように前
記第1のバッファ層を形成する工程を含むことを特徴と
する請求項33に記載の半導体発光素子の製造方法。 - 【請求項37】 前記工程は、GaNからなるように前
記第2のバッファ層を形成する工程を含むことを特徴と
する請求項33に記載の半導体発光素子の製造方法。 - 【請求項38】 前記工程は、間隔の空いた複数の微結
晶からなるように前記第1のバッファ層を形成する工程
を含むことを特徴とする請求項33に記載の半導体発光
素子の製造方法。 - 【請求項39】 前記第1のバッファ層の形成工程によ
り、前記第2のバッファ層の極性が制御されることを特
徴とする請求項38に記載の半導体発光素子の製造方
法。
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