JP4699764B2 - 半導体発光素子 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体発光素子に関し、特に所望の波長以外の光の放射を抑制することができる半導体発光素子に関する。
赤外域のバンドギャップを有する半導体材料を用いて赤外発光素子を作製することができる。下記特許文献1に、赤外空間光通信用として、活性層にInGaAs歪量子井戸層を用いた発光素子が開示されている。この発光素子は、InGaAs歪量子井戸層を一対のAlGaAsキャリア閉込層で挟み、この積層構造をp型のAlGaAsクラッド層とn型のAlGaAsクラッド層で挟んだ構造を有する。
特開2002−344013号公報
特許文献1に開示された発光素子の発光スペクトルは、赤外の波長域で最大強度を示す。活性層に注入されたすべてのキャリアが活性層内で再結合するとは限らず、一部のキャリアは活性層から溢れる(オーダフローする)。キャリアのオーバフローにより、活性層以外でキャリアの再結合が発生し、所望の波長以外の波長を有する光が発生してしまう場合がある。特に、赤外の波長域で最大強度を示す発光素子の場合、活性層以外でキャリアの再結合が発生し、可視領域で発光する成分が放射されると、発光素子の用途が制約されてしまう。
本発明の目的は、所望の波長以外の波長を有する光の放射を抑制することができる半導体発光素子を提供することである。
本発明の一観点によると、
半導体または絶縁物からなる基板と、
前記基板の上に形成され、半導体からなる活性層の上下を、半導体からなる一対のクラッド層で挟んだ発光構造であって、該クラッド層が、該活性層のELスペクトルのピーク波長に相当するエネルギよりも広いバンドギャップを有する半導体で形成されている発光構造と、
前記基板と前記発光構造との間に配置されたキャリアトラップ層であって、該キャリアトラップ層のELスペクトルのピーク波長が、該基板のバンドギャップに相当する波長及び前記活性層のELスペクトルのピーク波長よりも長い該キャリアトラップ層と、
前記活性層に電流を注入する電極と
前記基板と前記キャリアトラップ層との間に配置された光吸収層と
を有し、
前記光吸収層のELスペクトルのピーク波長が、前記基板のバンドギャップに相当する波長よりも長く、かつ前記活性層のELスペクトルのピーク波長よりも短い半導体発光素子が提供される。
活性層からオーバフローしたキャリアが、キャリアトラップ層でトラップされ、そこで再結合する。キャリアトラップ層内での再結合により発生した光の波長を制御することにより、所望の波長以外の波長を有する光の放射を抑制することができる。
図1(A)に、第1の実施例による半導体発光素子の概略断面図を示す。p型のAlGaAsからなる基板2の主表面上に、キャリアトラップ層3、下側クラッド層4、活性層5、上側クラッド層6、電流拡散層7、及びコンタクト層8がこの順番に積層されている。
図1(B)に、キャリアトラップ層3の積層構造を示す。キャリアトラップ層3は、下側の障壁層3A、量子井戸層3B、及び上側の障壁層3Cがこの順番に積層された3層構造を有する。量子井戸層3Bは、ZnまたはMgがドープされたp型のInGaAsで形成されており、In組成比は0以上0.25以下であり、その厚さは2〜20nmである。障壁層3A及び3Cは、ZnまたはMgがドープされたp型のAlGaAsで形成されており、Al組成比は0以上、基板のAl組成比以下であり、その各々の厚さは10〜200nmである。下側クラッド層4は、ZnまたはMgがドープされたp型のAlGaAsで形成されており、その厚さは1〜3μmである。下側クラッド層4のAlの組成比は0.3〜0.4である。キャリアトラップ層3及び下側クラッド層4の不純物濃度は、1×1016cm−3〜1×1018cm−3である。
活性層5は、p型のGaAsで形成されており、その厚さは50〜500nmである。活性層5の不純物濃度は、1×1017cm−3〜5×1018cm−3である。
上側クラッド層6は、SiまたはSeがドープされたn型のAlGaAsで形成されており、その厚さは1〜3μmである。上側クラッド層6のAlの組成比は0.3〜0.4であり、不純物濃度は1×1016〜1×1018cm−3である。電流拡散層7は、n型のAlGaAsで形成されており、その厚さは約4.5μmである。電流拡散層7の不純物濃度は約1×1018cm−3である。コンタクト層8は、n型のGaAsで形成されており、その厚さは約50nmである。コンタクト層8の不純物濃度は約2×1018cm−3である。
これらの層は、例えば有機金属化学気相成長(MOCVD)により形成することができる。
基板2の底面に、AuZn合金からなる下側電極1が形成されている。コンタクト層8の上面に、AuGe合金からなる上側電極9が形成されている。これらの電極は、例えば真空蒸着により形成される。上側電極9及び下側電極1から活性層5に電流を注入することにより、活性層5で発光が生ずる。上側電極9は、活性層5から放射された光が外部に取り出されるように、パターニングされている。
上述のように、クラッド層4及び6は、活性層5のエレクトロルミネッセンス(EL)スペクトルの強度が最大となる波長(ピーク波長)に相当するエネルギよりも広いバンドギャップを有する。このため、クラッド層4及び6は、活性層5内にキャリアを閉じ込めるポテンシャル障壁として働く。
量子井戸層3B及び障壁層3A、3Cにより形成されるキャリアトラップ層において、伝導帯側第一次量子準位と価電子帯側第一次量子準位との間の発光波長に相当するエネルギは、半導体基板2のバンドギャップよりも狭い。上側クラッド層6を経由して活性層5に注入された電子の大部分は、活性層5内でホールと再結合する。この再結合時に発光が生ずる。ところが、一部の電子は、活性層5内で再結合せず、下側クラッド層4のポテンシャル障壁を越えてキャリアトラップ層3まで到達する。
キャリアトラップ層3を構成する量子井戸層3Bのバンドギャップが、半導体基板2のバンドギャップよりも狭いため、電子はキャリアトラップ層3内に一時的にトラップされ、キャリアトラップ層3内で再結合する。この再結合により、発光が生ずる。キャリアトラップ層内で再結合により発生した光の波長を制御することにより、所望の波長以外の光の発生を抑制することができる。
比較のために、キャリアトラップ層3が設けられていない場合について考察する。この場合には、下側クラッド層4のポテンシャル障壁を越えてオーバフローした電子は、基板2内で再結合する。この再結合により発生した光の波長は、基板2のバンドギャップが、活性層5のバンドギャップよりも大きいため、活性層での主発光ピークよりも短波長側に位置する。この短波長側の発光は可視領域であるため、発光素子からの放射光が色付いて見えることになる。
第1の実施例による半導体発光素子においては、活性層5で再結合せずオーバフローした電子が基板に到達する前に、キャリアトラップ層で再結合させることができる。キャリアトラップ層での発光波長を制御することにより、所望の波長以外の光の放射を抑制することができる。
次に、第2の実施例を説明する前に、本願発明者らの先の提案による半導体発光素子について説明する。
図2に、先の提案による半導体発光素子の概略断面図を示す。基板2の主表面上に、下側光吸収層10、下側クラッド層4、活性層5、上側クラッド層6、電流拡散層7、上側光吸収層11、及びコンタクト層8がこの順番に積層されている。
下側光吸収層10は、p型のAlGaAsで形成されており、その厚さは1〜3μmである。下側光吸収層10の不純物濃度は、約1×1018cm−3である。下側クラッド層4は、p型のAlGaAsで形成されており、その厚さは0.1μm以上5μm未満である。下側クラッド層4のAlの組成比は0.3〜0.4であり、不純物濃度は1×1016cm−3〜1×1018cm−3である。活性層5は、p型のGaAsで形成されており、その厚さは50〜500nmである。活性層5の不純物濃度は、1×1017cm−3〜5×1018cm−3である。
上側クラッド層6は、n型のAlGaAsで形成されており、その厚さは1〜3μmである。上側クラッド層6のAlの組成比は0.3〜0.4であり、不純物濃度は1×1016〜1×1018cm−3である。電流拡散層7は、n型のAlGaAsで形成されており、その厚さは約4.5μmである。電流拡散層7の不純物濃度は約1×1018cm−3である。
上側光吸収層11は、n型のAlGaAsで形成されており、その厚さは0.1μm以上5μm未満である。上側光吸収層11の不純物濃度は、約1×1018cm−3である。コンタクト層8は、n型のGaAsで形成されており、その厚さは約50nmである。コンタクト層8の不純物濃度は約2×1018cm−3である。
基板2の底面に、AuZn合金からなる下側電極1が形成されている。コンタクト層8の上面に、AuGe合金からなる上側電極9が形成されている。
基板2は、活性層5の発光波長域で透明な材料、例えばAlGaAs、GaP等のp型半導体で形成されている。すなわち、基板2は、活性層5のELスペクトルのピーク波長に相当するエネルギよりも広いバンドギャップを有する。なお、基板2として、サファイア等の絶縁物からなる基板を用いてもよい。この場合には、下側電極1を基板2の底面上にに形成することができないため、下側光吸収層10と基板2との間に、p型AlGaAs等の半導体層を配置し、この半導体層に電極を形成することになる。
活性層5で発生した光は、コンタクト層8側、及び基板2側の両面から外部に放射される。活性層5のELスペクトルのピーク波長は赤外領域にあるが、短波長側の裾野が可視領域まで延びる。上側光吸収層11及び下側光吸収層10が、可視領域の成分を吸収するため、外部に放射される光の色付きを抑制することができる。
赤外域の光を効率よく外部に放射させるために、光吸収層10及び11のELスペクトルのピーク波長が、活性層5のELスペクトルのピーク波長よりも短くなるように、光吸収層10及び11の材料を選択することが好ましい。さらに、光吸収層10及び11のELスペクトルのピーク波長が、基板2のバンドギャップに相当する波長よりも長くなるように、光吸収層10及び11の材料を選択することが好ましい。また、可視域の光の放射を抑制するために、光吸収層10、11のELスペクトルのピーク波長が、活性層5のELスペクトルのピーク波長よりも短波長側において、活性層5のELスペクトルのピーク強度の10%まで低下する位置における波長よりも長くなるように、光吸収層10及び11の材料を選択することが好ましい。
図2に示した素子において、活性層5から電子がオーバフローすると、その電子は、下側光吸収層10にトラップされ、そこで再結合する。この再結合により発生した光は、ELスペクトルの短波長側の傾斜部分に肩(ショルダー)を形成してしまう。以下に説明する第2の実施例では、この肩の形成を防止することができる。
図3に、第2の実施例による半導体発光素子の概略断面図を示す。図2に示した半導体発光素子の下側クラッド層4と下側光吸収層10との間に、キャリアトラップ層3が挿入されている。その他の構成は、図2に示した半導体発光素子の構成と同じである。キャリアトラップ層3は、図1(B)に示した量子井戸構造を有する。キャリアトラップ層3のELスペクトルのピーク波長、つまり伝導帯側第一次量子準位と価電子帯側第一次量子準位との間の発光再結合による発光ピーク波長は、活性層5のELスペクトルのピーク波長、下側光吸収層10のELスペクトルのピーク波長、及び基板2のELスペクトルのピーク波長のいずれよりも長い。このため、キャリアトラップ層3でトラップされた電子の再結合により発生した光は、コンタクト層8側及び基板2側の両面から外部に放射される。キャリアトラップ層3で発生した光は赤外光であるため、外部に出射される光の色付きが防止される。
図4に、図3に示した第2の実施例による半導体発光素子のELスペクトルを示す。横軸は、波長を単位「nm」で表し、縦軸は、光強度を、最大値を1とした相対値で表す。図4の太線aが、第2の実施例による半導体発光素子のELスペクトルを示す。比較のために、図3のキャリアトラップ層3を配置しない構成の半導体発光素子のELスペクトルを細線bで示す。キャリアトラップ層3を配置しない場合には、第2の実施例の場合に比べて、波長約860nmよりも短波長側の裾野の部分の光強度が強いことがわかる。この短波長領域の光強度が強いのは、活性層5からオーバフローした電子が下側光吸収層10まで達し、ここで発光性の再結合が生じたためと考えられる。キャリアトラップ層3を設けることにより、下側光吸収層10での発光を防止できていることがわかる。
図5を参照して、第3の実施例による半導体発光素子について説明する。第3の実施例による半導体発光素子の積層構造は、図3に示した第2の実施例による半導体発光素子の積層構造と同じである。
図5(A)に、キャリアトラップ層3の概略断面図を示す。p型のInGaAs量子井戸層3Bを、その上下からp型のGaAsからなる障壁層3A及び3Bが挟んでいる。これらの層にドープされた不純物はZnである。量子井戸層3Bの厚さは2〜20nmであり、障壁層3A及び3Cの各々の厚さは10〜200nmである。量子井戸層3Bの厚さやIn組成比を調節することにより、キャリアトラップ層3のELスペクトルのピーク波長を変えることができる。第3の実施例では、キャリアトラップ層3のELスペクトルのピーク波長が、活性層5のELスペクトルの長波長側の裾野の部分の波長になるように調節されている。
図5(B)に、第3の実施例による半導体発光素子のELスペクトルを示す。波長900nmよりも長波長側の裾野の部分が、短波長側の裾野の部分に比べて盛り上がっていることがわかる。これは、キャリアトラップ層3内での再結合によって発光が生じたためである。このように、キャリアトラップ層3のELスペクトルのピーク波長を調節することにより、赤外光として外部に取り出すことができる。
外部に取り出される光の色付きを防止するために、キャリアトラップ層3のELスペクトルのピーク波長を、活性層5のELスペクトルのピーク波長よりも長くすることが好ましい。また、活性層5のELスペクトルのピーク波長よりも長波長側において、最大強度の10%となる波長よりも、キャリアトラップ層3のELスペクトルのピーク波長を短くすると、活性層5で発生した光のスペクトルと、キャリアトラップ層3で発生した光のスペクトルとが合体して、ほぼ1つの山を形成すると考えられる。このため、活性層5の発光効率が向上したのと同等の効果が得られる。
上記実施例では、主として赤外域の光を発生する半導体発光素子について説明したが、上記実施例の技術的思想は、他の波長域の光を発生する半導体発光素子にも適用可能である。また、上記実施例では、活性層を半導体の単層で構成した場合を示したが、活性層を量子井戸構造や多重量子井戸構造にしてもよい。また、上記実施例では、キャリアトラップ層を量子井戸構造としたが、半導体の単層で構成してもよい。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
(A)は、第1の実施例による半導体発光素子の概略断面図であり、(B)は、そのキャリアトラップ層の概略断面図である。 先の提案による半導体発光素子の概略断面図である。 第2の実施例による半導体発光素子の概略断面図である。 第2の実施例による半導体発光素子のELスペクトルを、先の提案による半導体発光素子のELスペクトルと対比して示すグラフである。 (A)は、第3の実施例による半導体発光素子のキャリアトラップ層の積層構造を示す断面図であり、(B)は、ELスペクトルを示すグラフである。
符号の説明
1 下側電極
2 基板
3 キャリアトラップ層
4 下側クラッド層
5 活性層
6 上側クラッド層
7 電流拡散層
8 コンタクト層
9 上側電極
10 下側光吸収層
11 上側光吸収層

Claims (6)

  1. 半導体または絶縁物からなる基板と、
    前記基板の上に形成され、半導体からなる活性層の上下を、半導体からなる一対のクラッド層で挟んだ発光構造であって、該クラッド層が、該活性層のELスペクトルのピーク波長に相当するエネルギよりも広いバンドギャップを有する半導体で形成されている発光構造と、
    前記基板と前記発光構造との間に配置されたキャリアトラップ層であって、該キャリアトラップ層のELスペクトルのピーク波長が、該基板のバンドギャップに相当する波長及び前記活性層のELスペクトルのピーク波長よりも長い該キャリアトラップ層と、
    前記活性層に電流を注入する電極と
    前記基板と前記キャリアトラップ層との間に配置された光吸収層と
    を有し、
    前記光吸収層のELスペクトルのピーク波長が、前記基板のバンドギャップに相当する波長よりも長く、かつ前記活性層のELスペクトルのピーク波長よりも短い半導体発光素子。
  2. 前記基板のバンドギャップが、前記活性層のELスペクトルのピーク波長に相当するエネルギよりも大きい請求項1に記載の半導体発光素子。
  3. 前記光吸収層のELスペクトルのピーク波長が、前記活性層のELスペクトルのピーク波長よりも短波長側において、該活性層のELスペクトルのピーク強度の10%の強度を示す波長よりも長い請求項2に記載の半導体発光素子。
  4. 前記キャリアトラップ層のELスペクトルのピーク波長が、前記活性層のELスペクトルのピーク波長よりも長波長側において、ピーク強度の10%の強度を示す波長よりも短い請求項1〜3のいずれかに記載の半導体発光素子。
  5. 前記キャリアトラップ層が量子井戸構造を有する請求項1〜4のいずれかに記載の半導体発光素子。
  6. 半導体からなる活性層の上下を、半導体からなる一対のクラッド層で挟んだ発光構造と、
    光吸収層と、
    前記光吸収層と前記発光構造との間に配置されたキャリアトラップ層と
    を有し、
    前記クラッド層は、前記活性層のELスペクトルのピーク波長に相当するエネルギよりも広いバンドギャップを有し、かつAlGaAsを含み、
    前記キャリアトラップ層のELスペクトルのピーク波長が、前記活性層のELスペクトルのピーク波長よりも長く、該キャリアとラップ層はp型InGaAsを含み、
    前記光吸収層のELスペクトルのピーク波長が、前記活性層のELスペクトルのピーク波長よりも短く、該光吸収層はp型AlGaAsを含む半導体発光素子。
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