JP3325001B2 - シリアル−パラレル変換器 - Google Patents

シリアル−パラレル変換器

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JP3325001B2
JP3325001B2 JP20450199A JP20450199A JP3325001B2 JP 3325001 B2 JP3325001 B2 JP 3325001B2 JP 20450199 A JP20450199 A JP 20450199A JP 20450199 A JP20450199 A JP 20450199A JP 3325001 B2 JP3325001 B2 JP 3325001B2
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定のビットレー
トを有するシリアル信号を、所定のビット幅を有するパ
ラレル信号に変換するためのシリアル−パラレル変換器
(serial-to-parallel converter:SPC)に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のSPCは、シフトレジスタとラッ
チ回路とを備えたものであった。シフトレジスタは、複
数のフリップフロップ(flip flop:FF)を直列に接
続してなり、初段のFFに所定のビットレートを有する
シリアル信号が入力される。各FFは、シリアル信号の
ビットレートに合致した周波数を有する共通のシフトク
ロック信号に応答して、各々の入力信号を次段FFへ送
るように動作する。ラッチ回路は、シフトクロック信号
より低い周波数を有するラッチクロック信号に応答して
シフトレジスタの各FFの出力信号を一度にラッチし、
該ラッチの結果に基づいてパラレル信号を出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のSPCは、
シリアル信号のビットレートが非常に高くなると、シフ
トレジスタが誤動作を起こすおそれがあった。例えば、
シリアル信号のビットレートが1Gbpsであれば、シ
フトレジスタの各FFが1GHzもの高い周波数を有す
るシフトクロック信号に応答して高速動作しなければな
らず、誤動作の防止が困難であった。
【0004】本発明の目的は、シフトレジスタを用いな
い高速・高信頼性のSPCを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、位相同期ループ(phase locked loop:
PLL)内の電圧制御発振器(voltage controlled osc
illator:VCO)を利用し、各々VCOに連動する複
数の遅延素子を直列に接続し、初段の遅延素子にシリア
ル信号を入力することとしたものである。
【0006】具体的に説明すると、本発明のSPCは、
PLLと、遅延回路と、ラッチ回路を備えた構成を採用
したものである。PLLは、複数の論理素子をリング状
に接続してなるVCOと、このVCOの発振周波数を制
御するように、基準クロック信号とVCOの発振信号と
の位相差に応じた制御電圧をVCOの複数の論理素子の
各々に供給するための位相差検出器とを有する。遅延回
路は、各々VCOの制御電圧と同じ電圧により遅延量が
制御される複数の遅延素子を直列に接続してなり、かつ
初段の遅延素子にシリアル信号が入力される。ラッチ回
路は、ラッチクロック信号に応答して遅延回路の複数の
遅延素子の一部又は全部の出力信号をラッチし、このラ
ッチの結果に基づいてパラレル信号を出力する。
【0007】上記のような各々微小な遅延量を有する複
数の遅延素子は、容易に実現可能である。しかも、これ
らの遅延素子はシフトクロック信号の供給を必要としな
い。本発明によれば、各遅延素子の遅延量は、VCOを
構成する複数の論理素子と共通の制御電圧により、精密
に制御される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るシリアル−
パラレル変換器(SPC)の構成例を示している。図1
において、10はPLL、20は分周器、30は変換コ
アである。
【0009】PLL10は、位相差検出器11と、VC
O12とを有する。位相差検出器11は、位相比較器
と、低域通過フィルタとを備えており、VCO12の発
振周波数を制御するように、基準クロック(CLK0)
信号とVCO12の発振クロック(CLK1)信号との
位相差に応じた直流電圧(制御電圧)VをVCO12へ
供給する。ここで、VCO12は、複数のインバータ
(論理素子)13をリング状に接続してなる公知のリン
グオシレータである。個々のインバータ13の遅延量
は、直流電圧Vにより制御される。ここで、CLK0信
号の周波数をFr(Hz)とし、インバータ13の数を
Nv(Nvは3以上の奇数)とする。
【0010】変換コア30は、遅延回路40と、ラッチ
回路50と、データリカバリ回路60とを有し、シリア
ル(S)信号をパラレル(P)信号に変換する機能を備
えている。S信号のビットレートをRs(bps)と
し、そのオーバーサンプリング率をSoとする。また、
P信号のビット幅をBpとする。遅延回路40は、各々
VCO12へ供給される制御電圧Vと同じ電圧により遅
延量が制御される複数のインバータ(遅延素子)49を
直列に接続してなり、初段の遅延素子にS信号が入力さ
れる。遅延回路40を構成するインバータ49の各々
は、VCO12を構成するインバータ13の各々と同一
の素子構成を有する。ここで、インバータ49の数をN
d(NdはNvより大きい整数)とする。ラッチ回路5
0は、Nd個のDタイプフリップフロップ(FF)59
を備えており、ラッチクロック(CLK2)信号に応答
してインバータ49の各々の出力信号をラッチする。C
LK2信号は、分周器20によりCLK0信号から生成
される。ここで、CLK2信号の周波数をFl(Hz)
とする。Fl<Frである。データリカバリ回路60
は、S信号のオーバーサンプリング率Soに応じた所要
のパラレルデータ復元操作をラッチ回路50の出力に施
すことによりビット幅BpのP信号を生成し、該P信号
を出力する。ここに、 Nd=Bp×So …(1) が成り立つ。
【0011】図1のSPCによれば、位相差検出器11
は、CLK1信号の周波数がCLK0信号の周波数Fr
に等しくなるように制御電圧Vを調整する。したがっ
て、CLK0信号の周波数Frが一定である限り、電源
電圧変動や温度変動があってもCLK1信号の周波数が
一定に保持される。このとき、VCO12のインバータ
1段あたりの遅延量は1/(Fr×Nv)である。同じ
く、遅延回路40のインバータ1段あたりの遅延量も1
/(Fr×Nv)である。したがって、遅延回路40の
総遅延量はNd/(Fr×Nv)である。CLK2信号
の周期、すなわち1/Flは、この総遅延量と合致する
ように設定される。つまり、 Fl=Fr×(Nv/Nd) …(2) が成り立つ。ここでは、Rs=1Gbps、Fr=1G
Hzとする。つまり、Rs=Frが成り立つ。したがっ
て、式(1)及び式(2)より、 Fl=Rs×(Nv/Nd) =Rs×Nv/(Bp×So) …(3) が成り立つ。つまり、CLK2信号の周期、すなわち1
/Flは、S信号のビットレートRsと、P信号のビッ
ト幅Bpとに応じて決定される。具体的には、Bp=1
0、So=3であるものとすると、Nv=3、Nd=3
0、Fl=100MHzとすればよい。このとき、VC
O12及び遅延回路40のインバータ1段あたりの遅延
量は1nsの1/3であり、遅延回路40の総遅延量は
10nsであり、分周器20の分周比は1/10であ
る。データリカバリ回路60は、30ビット幅のパラレ
ル信号から、3ビット毎の多数決論理操作により10ビ
ット幅のP信号を生成する。これにより、図1のSPC
から、1GbpsのS信号に基づく10ビット幅のP信
号が10ns毎に出力される。
【0012】図1中の各々微小な遅延量を有するインバ
ータ13,49は、CMOSプロセスでも容易に実現可
能である。しかも、遅延回路40はシフトクロック信号
の供給を必要としない。つまり、図1のSPCは、シフ
トレジスタを用いない高速・高信頼性のSPCである。
【0013】なお、位相差検出器11の2入力のうちの
少なくとも一方に分周器を挿入してもよい。VCO12
の制御電圧Vをディジタル量に変換したうえで、該ディ
ジタル量を変換コア30へ伝達するようにしてもよい。
遅延回路40を構成するインバータ49の数を、ラッチ
回路50を構成するFF59の数の2倍にし、1個おき
のインバータ49の出力信号がラッチされるようにして
もよい。
【0014】図2は、図1中の変換コア30の変形例を
示している。図2の変換コア30aは、第1、第2及び
第3の遅延回路41,42,43と、第1、第2及び第
3のラッチ回路51,52,53と、第1、第2及び第
3のデータリカバリ回路61,62,63と、第1のラ
ッチ回路51と第1のデータリカバリ回路61との間に
介在した第1のデータレジスタ71と、第2のラッチ回
路52と第2のデータリカバリ回路62との間に介在し
た第2のデータレジスタ72と、第3のラッチ回路53
と第3のデータリカバリ回路63との間に介在した第3
のデータレジスタ73と、多数決回路80とを有し、1
Gbpsのビットレートを有するS信号を、10ビット
幅を有するP信号に変換する機能を備えている。ここで
は、図1の説明中の具体例にならって、S信号のオーバ
ーサンプリング率が3であり、CLK2信号の周波数が
100MHzであるものとする。また、変換コア30a
に制御電圧Vを供給するPLLは、3個のインバータを
リング状に接続してなるVCOを有し、1GHzの周波
数を有するCLK0信号を受け取るものとする。
【0015】図2において、第1の遅延回路41は、各
々制御電圧Vにより遅延量が制御される30個のインバ
ータを直列に接続してなり、初段のインバータにS信号
が入力される。第1のラッチ回路51は、30個のFF
を備えており、CLK2信号に応答して第1の遅延回路
41の各インバータの出力信号をラッチする。第1のデ
ータレジスタ71は、第1のラッチ回路51から供給さ
れた30ビット幅のパラレル信号を一時記憶する。第1
のデータリカバリ回路61は、第1のデータレジスタ7
1に一時記憶された30ビット幅のパラレル信号から、
3ビット毎の多数決論理操作により10ビット幅のパラ
レル信号を生成する。第2の遅延回路42は、各々制御
電圧Vにより遅延量が制御される30個のインバータを
直列に接続してなり、初段のインバータに第1の遅延回
路41の最終段インバータの出力信号が入力される。第
2のラッチ回路52は、30個のFFを備えており、C
LK2信号に応答して第2の遅延回路42の各インバー
タの出力信号をラッチする。第2のデータレジスタ72
は、第2のラッチ回路52から供給された30ビット幅
のパラレル信号を一時記憶する。第2のデータリカバリ
回路62は、第2のデータレジスタ72に一時記憶され
た30ビット幅のパラレル信号から、3ビット毎の多数
決論理操作により10ビット幅のパラレル信号を生成す
る。第3の遅延回路43は、各々制御電圧Vにより遅延
量が制御される30個のインバータを直列に接続してな
り、初段のインバータに第2の遅延回路42の最終段イ
ンバータの出力信号が入力される。第3のラッチ回路5
3は、30個のFFを備えており、CLK2信号に応答
して第3の遅延回路43の各インバータの出力信号をラ
ッチする。第3のデータレジスタ73は、第3のラッチ
回路53から供給された30ビット幅のパラレル信号を
一時記憶する。第3のデータリカバリ回路63は、第3
のデータレジスタ73に一時記憶された30ビット幅の
パラレル信号から、3ビット毎の多数決論理操作により
10ビット幅のパラレル信号を生成する。多数決回路8
0は、第1、第2及び第3のデータリカバリ回路61,
62,63の各々により生成された10ビット幅のパラ
レル信号から、1ビット毎の多数決論理操作により10
ビット幅のP信号を生成し、該P信号を出力する。
【0016】図2の変換コア30aによれば、S信号の
中の各データビットは第1、第2及び第3の遅延回路4
1,42,43の中を通過する間に3回ラッチされ、該
3回のラッチの結果が多数決論理操作にかけられる。し
たがって、より確からしいP信号が得られる。
【0017】さて、図1の説明中の具体例では、遅延回
路40の総遅延量が10nsであり、100MHzのC
LK2信号に応答してラッチ回路50が10ns間隔で
ラッチ動作をする。これら総遅延量とラッチ間隔とが合
致しないと、正しいシリアル−パラレル変換を実現でき
ない。例えば、ノイズに起因してラッチ間隔が10ns
より1nsの1/3だけ長くなると、S信号中の1デー
タビットがラッチされずに消失してしまう。また、この
ような不整合状態が長期間続くと、ラッチミスの影響が
どんどん蓄積されてしまう。これらの問題の解決策を次
に説明する。
【0018】図3は、図1中の変換コア30の他の変形
例を示している。図3の変換コア30bは、第1及び第
2の遅延回路41,42と、第1及び第2のラッチ回路
51,52と、データレジスタ71と、アライメントレ
ジスタ72と、データリカバリ回路60と、両レジスタ
71,72とデータリカバリ回路60との間に介在した
切り出し回路90とを有し、1Gbpsのビットレート
を有するS信号を、10ビット幅を有するP信号に変換
する機能を備えている。ここでも、図1の説明中の具体
例にならって、S信号のオーバーサンプリング率が3で
あり、CLK2信号の周波数が100MHzであるもの
とする。また、変換コア30bに制御電圧Vを供給する
PLLは、3個のインバータをリング状に接続してなる
VCOを有し、1GHzの周波数を有するCLK0信号
を受け取るものとする。
【0019】図3において、第1の遅延回路41は、各
々制御電圧Vにより遅延量が制御される40個のインバ
ータを直列に接続してなり、初段のインバータにS信号
が入力される。第1のラッチ回路51は、40個のFF
を備えており、CLK2信号に応答して第1の遅延回路
41の各インバータの出力信号をラッチする。データレ
ジスタ71は、第1のラッチ回路51から供給された4
0ビット幅のパラレル信号(入力データ)を一時記憶す
る。第2の遅延回路42は、各々制御電圧Vにより遅延
量が制御される40個のインバータを直列に接続してな
り、初段のインバータにCLK2信号が入力される。第
2のラッチ回路52は、40個のFFを備えており、C
LK2信号に応答して第2の遅延回路42の各インバー
タの出力信号をラッチする。アライメントレジスタ72
は、第2のラッチ回路52から供給された40ビット幅
のパラレル信号(クロックデータ)を一時記憶するため
のデータレジスタである。切り出し回路90は、データ
レジスタ71に一時記憶された入力データの中からアラ
イメントレジスタ72のクロックデータに基づいてCL
K2信号の1周期分のデータを切り出し、該切り出した
データをデータリカバリ回路60に渡す。データリカバ
リ回路60に渡されるデータは、通常は30ビットから
なる。データリカバリ回路60は、基本的には、30ビ
ットデータから3ビット毎の多数決論理操作により10
ビット幅のP信号を生成し、該P信号を出力する。
【0020】図4は、図3中の各回路ブロックの動作を
説明するための概念図である。アライメントレジスタ7
2のクロックデータは、CLK2信号の波形を表してい
る。例えば、クロックデータビットの“1”から“0”
への遷移はCLK2信号の立ち下がりエッジを、クロッ
クデータビットの“0”から“1”への遷移はCLK2
信号の立ち上がりエッジをそれぞれ表している。したが
って、切り出し回路90は、CLK2信号の1周期が何
個のビットに相当するかを、アライメントレジスタ72
のクロックデータから知ることができる。図4の例で
は、n番目のサイクルにおいて、データレジスタ71に
一時記憶された入力データの中から切り出し回路90に
より30ビットが切り出され、この30ビットがデータ
リカバリ回路60に渡されている。n+1番目のサイク
ルも同様である。
【0021】何らかの原因でCLK2信号の1周期が例
えば10nsより1nsの1/3だけ長くなると、切り
出し回路90は、データレジスタ71に一時記憶された
入力データの中から31ビットを切り出し、この31ビ
ットをデータリカバリ回路60に渡す。データリカバリ
回路60は、Maを1以上の整数とするとき、渡された
31ビット中の3Ma+1個の連続0値ビットからMa
個の0値ビットを復元し、又は3Ma+1個の連続1値
ビットからMa個の1値ビットを復元した後、残りのビ
ットに3ビット毎の多数決論理操作を施すことにより、
10ビット幅のP信号を生成する。つまり、CLK2信
号の1周期が10nsより長くなっても、入力ビットの
消失を生じることなく正しいシリアル−パラレル変換を
実現できる。29ビットが切り出された場合には、Mb
を1以上の整数とするとき、3Mb−1個の連続0値ビ
ットからMb個の0値ビットが復元され、又は3Mb−
1個の連続1値ビットからMb個の1値ビットが復元さ
れた後、残りのビットに3ビット毎の多数決論理操作が
施される。
【0022】なお、図2の構成と図3の構成とを融合さ
せてなる変換コアを採用することもできる。
【0023】
【発明の効果】以上説明してきたとおり、本発明によれ
ば、PLL内のVCOを利用し、各々VCOに連動する
複数の遅延素子を直列に接続し、初段の遅延素子にシリ
アル信号を入力することとしたので、シフトレジスタを
用いない高速・高信頼性のSPCを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシリアル−パラレル変換器(SP
C)の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1中の変換コアの変形例を示すブロック図で
ある。
【図3】図1中の変換コアの他の変形例を示すブロック
図である。
【図4】図3中の各回路ブロックの動作を説明するため
の概念図である。
【符号の説明】
10 位相同期ループ(PLL) 11 位相差検出器 12 電圧制御発振器(VCO) 13 インバータ(論理素子) 20 分周器 30,30a,30b 変換コア 40〜43 遅延回路 49 インバータ(遅延素子) 50〜53 ラッチ回路 59 フリップフロップ(FF) 60〜63 データリカバリ回路 71〜73 データレジスタ 80 多数決回路 90 切り出し回路 CLK0 基準クロック信号 CLK1 発振クロック信号 CLK2 ラッチクロック信号 P パラレル信号 S シリアル信号 V 制御電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−150940(JP,A) 特開 昭58−92130(JP,A) 特開 昭59−108421(JP,A) 特開 平5−191396(JP,A) 特開 平6−77949(JP,A) 特開 平9−223950(JP,A) 特開 平9−246920(JP,A) 特開 平9−275332(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 9/00 H03L 7/06

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のビットレートを有するシリアル信
    号を、所定のビット幅を有するパラレル信号に変換する
    ためのシリアル−パラレル変換器であって、 複数の論理素子をリング状に接続してなる電圧制御発振
    器と、前記電圧制御発振器の発振周波数を制御するよう
    に、基準クロック信号と前記電圧制御発振器の発振信号
    との位相差に応じた制御電圧を前記複数の論理素子の各
    々に供給するための位相差検出器とを有する位相同期ル
    ープと、 各々前記制御電圧と同じ電圧により遅延量が制御される
    複数の遅延素子を直列に接続してなり、かつ初段の遅延
    素子に前記シリアル信号が入力される遅延回路と、 ラッチクロック信号に応答して前記複数の遅延素子の一
    部又は全部の出力信号をラッチし、該ラッチの結果に基
    づいて前記パラレル信号を出力するためのラッチ回路と
    を備えたことを特徴とするシリアル−パラレル変換器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシリアル−パラレル変換
    器において、 前記ラッチクロック信号の周期は、前記シリアル信号の
    ビットレートと、前記パラレル信号のビット幅とに応じ
    て決定されたことを特徴とするシリアル−パラレル変換
    器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のシリアル−パラレル変換
    器において、 前記ラッチクロック信号の周期は、前記遅延回路の総遅
    延量に等しいことを特徴とするシリアル−パラレル変換
    器。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のシリアル−パラレル変換
    器において、 前記シリアル信号のオーバーサンプリング率に応じて前
    記ラッチ回路の出力に所要のパラレルデータ復元操作を
    施すためのデータリカバリ回路を更に備えたことを特徴
    とするシリアル−パラレル変換器。
  5. 【請求項5】 所定のビットレートを有するシリアル信
    号を、所定のビット幅を有するパラレル信号に変換する
    ためのシリアル−パラレル変換器であって、 複数の論理素子をリング状に接続してなる電圧制御発振
    器と、前記電圧制御発振器の発振周波数を制御するよう
    に、基準クロック信号と前記電圧制御発振器の発振信号
    との位相差に応じた制御電圧を前記複数の論理素子の各
    々に供給するための位相差検出器とを有する位相同期ル
    ープと、 各々前記制御電圧と同じ電圧により遅延量が制御される
    複数の遅延素子を直列に接続してなり、かつ初段の遅延
    素子に前記シリアル信号が入力される第1の遅延回路
    と、 ラッチクロック信号に応答して前記第1の遅延回路の前
    記複数の遅延素子の各々の出力信号をラッチするための
    第1のラッチ回路と、 各々前記制御電圧と同じ電圧により遅延量が制御される
    複数の遅延素子を直列に接続してなり、かつ初段の遅延
    素子に前記第1の遅延回路の最終段の遅延素子の出力信
    号が入力される第2の遅延回路と、 前記ラッチクロック信号に応答して前記第2の遅延回路
    の前記複数の遅延素子の各々の出力信号をラッチするた
    めの第2のラッチ回路と、 各々前記制御電圧と同じ電圧により遅延量が制御される
    複数の遅延素子を直列に接続してなり、かつ初段の遅延
    素子に前記第2の遅延回路の最終段の遅延素子の出力信
    号が入力される第3の遅延回路と、 前記ラッチクロック信号に応答して前記第3の遅延回路
    の前記複数の遅延素子の各々の出力信号をラッチするた
    めの第3のラッチ回路と、 前記第1、第2及び第3のラッチ回路の各々のラッチ結
    果に基づいて前記パラレル信号を出力するための多数決
    回路とを備えたことを特徴とするシリアル−パラレル変
    換器。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のシリアル−パラレル変換
    器において、 前記ラッチクロック信号の周期は、前記シリアル信号の
    ビットレートと、前記パラレル信号のビット幅とに応じ
    て決定されたことを特徴とするシリアル−パラレル変換
    器。
  7. 【請求項7】 請求項5記載のシリアル−パラレル変換
    器において、 前記ラッチクロック信号の周期は、前記第1、第2及び
    第3の遅延回路の各々の総遅延量に等しいことを特徴と
    するシリアル−パラレル変換器。
  8. 【請求項8】 請求項5記載のシリアル−パラレル変換
    器において、 前記シリアル信号のオーバーサンプリング率に応じて前
    記第1、第2及び第3のラッチ回路の各々の出力に所要
    のパラレルデータ復元操作を施すためのデータリカバリ
    回路を更に備えたことを特徴とするシリアル−パラレル
    変換器。
  9. 【請求項9】 所定のビットレートを有するシリアル信
    号を、所定のビット幅を有するパラレル信号に変換する
    ためのシリアル−パラレル変換器であって、 複数の論理素子をリング状に接続してなる電圧制御発振
    器と、前記電圧制御発振器の発振周波数を制御するよう
    に、基準クロック信号と前記電圧制御発振器の発振信号
    との位相差に応じた制御電圧を前記複数の論理素子の各
    々に供給するための位相差検出器とを有する位相同期ル
    ープと、 各々前記制御電圧と同じ電圧により遅延量が制御される
    複数の遅延素子を直列に接続してなり、かつ初段の遅延
    素子に前記シリアル信号が入力される第1の遅延回路
    と、 ラッチクロック信号に応答して前記第1の遅延回路の前
    記複数の遅延素子の各々の出力信号をラッチするための
    第1のラッチ回路と、 各々前記制御電圧と同じ電圧により遅延量が制御される
    複数の遅延素子を直列に接続してなり、かつ初段の遅延
    素子に前記ラッチクロック信号が入力される第2の遅延
    回路と、 前記ラッチクロック信号に応答して前記第2の遅延回路
    の前記複数の遅延素子の各々の出力信号をラッチするた
    めの第2のラッチ回路と、 前記第2のラッチ回路のラッチ結果に基づいて前記第1
    のラッチ回路のラッチ結果の中から前記ラッチクロック
    信号の1周期分のデータを切り出し、該切り出したデー
    タに基づいて前記パラレル信号を出力するための切り出
    し回路とを備えたことを特徴とするシリアル−パラレル
    変換器。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のシリアル−パラレル変
    換器において、 前記ラッチクロック信号の周期は、前記第1及び第2の
    遅延回路の各々の総遅延量より短いことを特徴とするシ
    リアル−パラレル変換器。
  11. 【請求項11】 請求項9記載のシリアル−パラレル変
    換器において、 前記シリアル信号のオーバーサンプリング率に応じて前
    記切り出し回路の出力に所要のパラレルデータ復元操作
    を施すためのデータリカバリ回路を更に備えたことを特
    徴とするシリアル−パラレル変換器。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のシリアル−パラレル
    変換器において、 前記第1及び第2の遅延回路の各々の前記遅延素子の数
    は、前記パラレル信号のビット幅と、前記シリアル信号
    のオーバーサンプリング率との積より多いことを特徴と
    するシリアル−パラレル変換器。
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