JP3324843B2 - パイプ状マグネットモータ - Google Patents

パイプ状マグネットモータ

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JP3324843B2
JP3324843B2 JP28866493A JP28866493A JP3324843B2 JP 3324843 B2 JP3324843 B2 JP 3324843B2 JP 28866493 A JP28866493 A JP 28866493A JP 28866493 A JP28866493 A JP 28866493A JP 3324843 B2 JP3324843 B2 JP 3324843B2
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昭憲 森
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用パワーシート位
置調整装置等に採用するに適したパイプ状マグネットモ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、パワーシート調整装置を車両に
装備するにあたっては、装備すべき車体の床面とパワー
シートのシート部下面との間のスペースが狭いため、当
該パワーシート調整装置の各種構成部材をコンパクトに
構成することが望まれる。従って、パワーシート調整用
駆動源として採用されるマグネットモータの構成もパイ
プ状に小型化することが望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、通常の単一の
モータをそのままパイプ状に小型化した場合には、同モ
ータの出力トルクが不足してしまいパワーシートの調整
を円滑にはなし得ないという不具合が生ずる。一方、単
一のマグネットモータを同軸的に二連結して構成した場
合には、通常、同一構造のマグネットモータをそのまま
二連結することになるため、適正な出力トルクを確保し
得ても、コンパクトには収まり難いという不具合が生ず
る。そこで、本発明は、このようなことに対処すべく、
適正な出力トルクを確保しつつできる限り細くコンパク
トに構成し、車両の座席の下に搭載できるパイプ状マグ
ネットモータを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の第1の実施態様の発明は、図5、図6に例
示するように、パイプ状のヨークと、そのパイプ状のヨ
ークの内周面に固定されたマグネットと、パイプ状のヨ
ークの中心に回転自在に軸支された回転軸と、その回転
軸に固定され電機子巻線が巻回され前記マグネットと対
向するロータと、前記回転軸に固定され前記電機子巻線
が接続される整流子と、を備えたパイプ状マグネットモ
ータであって、前記パイプ状のヨークが、複数のパイプ
状ヨーク71、81に軸方向に分割され、その分割され
たパイプ状ヨーク71、81が連結部材90a、90b
により長手方向に組み付けられて一体のパイプ状のヨー
クとされていることと、前記ロータが、前記パイプ状の
ヨークの分割に対応して複数のロータ100、110に
軸方向に分割されていることと、前記回転軸120の前
記複数のロータ100、110の軸方向間隙に相当する
位置に、回転軸120を支承する軸受140dけが設け
られていることと、前記整流子150bが、複数のロー
タ100、110が存在するにもかかわらず1個の整流
子150bからなることと、前記回転軸120の前記複
数のロータ100、110の軸方向間隙に相当する位置
の回転軸の外周面若しくは外周面近傍に、軸方向に走り
等角度間隔で回転軸120から絶縁されて配置された複
数の導電性フック200a,200b、200cと、前
記単数の整流子150bと前記複数のロータ100、1
10との結線構成が、整流子150b直近のロータ11
0の電機子巻線111は整流子150bに直接接続さ
れ、整流子150bから他のロータ110を挟んだ離れ
た位置にあるロータ100の電機子巻線101は、前記
導電性フック200a、200b、200cに接続さ
れ、その導電性フック200a、200b、200cか
ら前記他のロータ(整流子直近のロータ)100の電機
子巻線101a、101b、101cを経由して前記整
流子150bに接続されている結線構成であることと、
を特徴とする。
【0005】このように形成すると、ヨーク71、81
の直径をできるだけ細くしながら軸方向長さの長い、パ
イプ状の外径形状をしたコンパクトなモータ形状とする
ことができる。したがって、車両の座席の下という高さ
余裕のないスペースに搭載することができるという効果
がある。そして、直径が細いにもかかわらず、ロータ1
00、110を複数個としたから、パワーシートの駆動
源として必要十分なトルクを確保することができるとい
う効果がある。
【0006】そして、複数のロータ100、110の中
間に軸受け140dを設け回転軸120を支承するよう
にしたから、回転軸120が長いにもかかわらず、回転
軸120の直心度を適正に維持しつつ、回転軸120を
円滑に回転させることができるという効果がある。
【0007】さらに、ヨーク71、81を複数個とし連
結部材90a、90bで軸方向に連結する構造とし、複
数のロータ100、110があるにもかかわらず整流子
150bを単一とした。そして、遠方のロータ100か
ら整流子150bまでの配線を、遠方のロータ100の
電機子巻線101から導電性フック200a、200
b、200cを経由し、さらに直近のロータ110の電
機子巻線111を経由して整流子150bに至るように
したので、複数のロータ100、110を備えるにもか
かわらず配線が非常にすっきりとしたものとなり、組み
立てが容易になりコストが低減できるという効果があ
る。さらに、モータの出力トルクに寄与しない整流子や
結線部分の長さが小さくできるので、パイプ状モータを
よりコンパクトにできるという効果がある。
【0008】ここで、前記パイプ状のヨーク(71+8
1)が、その軸方向長さが直径の4倍以上であることを
特徴とすることができる。このようにすると、細長いパ
イプ状のモータが得られ、車両の座席の下の高さ余裕の
ないスペースに容易に搭載できるという効果がある。
【0009】ここで、図7、図8、図9に例示するよう
に、前記導電性フック210a、210b、210c
が、回転軸120の外周面に軸方向に形成された複数の
溝123〜125の中に配置されていることを特徴とす
ることができる。このように形成すると、回転軸120
の回りの配線がすっきりし、整流子150bから遠方の
ロータ100の電機子巻線101から整流子150bま
での結線がよりコンパクトになるという効果がある。
【0010】ここで、図10に例示するように、前記整
流子220が、前記複数のロータ100、110の軸方
向間隙に相当する位置の回転軸120に取り付けられて
いることを特徴とすることができる。このように形成す
ると、単一の整流子220の組み付け構成が前記連結部
材90に対応する領域でコンパクトに構成することがで
きるという効果がある。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図面により説明
すると、図2は、本発明が車両用パワーシート調整装置
に適用された例を示している。このパワーシート調整装
置は、左右一対のシートレールRR、RLを備えてお
り、これら各シートレールRR、RLは、当該車両の車
室内床面上にて前後方向に沿い左右に間隔をおいて並行
に配設されている。
【0012】左側シートレールRLは、横断面略U字形
状のロアレール10を備えており、このロアレール10
は、その底壁にて、車室内床面上左側に前後方向に沿い
固着されている。また、左側シートレールRLは、断面
略逆U字形状のアッパーレール20を備えており、この
アッパーレール20は、ロアレール10にこれを上方か
つ外方から覆うように前後方向に移動可能に組み付けら
れている。一方、右側シートレールRRは、断面略U字
形状のロアレール30を備えており、このロアレール3
0は、その底壁にて、車室内床面上右側に前後方向に沿
い固着されている。また、右側シートレールRRは、断
面略逆U字形状のアッパーレール40を備えており、こ
のアッパーレール40は、ロアレール30にこれを上方
かつ外方から覆うように前後方向に移動可能に組み付け
られている。なお、両シートレールRL、RR上には、
パワーシート(図示しない)が、その下面に固着した左
右一対の長手状の支持ブラケット(図4にて符号50に
より左側支持ブラケットのみを示す)を介し装着されて
いる。
【0013】また、パワーシート調整装置は、前記パワ
ーシートのためのフロントチルト調整機構S1、スライ
ド調整機構S2及びリアチルト調整機構S3を備えてい
る。フロントチルト調整機構S1はマグネットモータM
1を備えており、このマグネットモータM1は、図2に
て示すごとく、左側アッパーレール20の右壁下縁前端
部から右方へ延出する左側ブラケット60Lの前端部
上、及び右側アッパーレール40の左壁下縁前端部から
左方へ延出する右側ブラケット60Rの前端部上に亘り
左右方向に組み付けられている。図2から明らかなよう
に、各マグネットモータM1、M2、M3は、いずれも
その長さが直径の4倍以上にされている。このように、
各マグネットモータM1、M2、M3をその長さに比べ
て直径を非常に細いものとすることにより、車両の座席
の下への搭載が容易になる。
【0014】マグネットモータM1は、図1及び図2に
て示すごとく、左右一対のステータ70、80を備えて
いる。左側ステータ70は、円環断面を有するパイプ状
ヨーク71を備えており、このヨーク71の内周壁に
は、断面円弧状の両マグネット72、73(図1参照)
が、同心的にかつ円周方向に沿い等角度間隔に固着され
ている。一方、右側ステータ80は、円環断面を有する
パイプ状ヨーク81を備えており、このヨーク81の内
周壁には、断面円弧状の両マグネット82、83(図1
参照)が、同心的にかつ円周方向に沿い等角度間隔に固
着されている。
【0015】また、ヨーク71は、その左端部71aに
て、固定部材61を介しブラケット60L上に固着され
ており、このヨーク71の右端部71bは、右側ヨーク
81にその左端部81aにて同軸的に接合されて位置し
ている。ヨーク81は、その右端部81bにて、固定部
材62を介しブラケット60R上に固着されており、こ
のヨーク81の左端部81a及びヨーク71の右端部7
1bは、内側リング部材(連結部材)90a及び外側リ
ング部材(連結部材)90bにより共に挟支されて、両
ヨーク71、81の同軸的接合状態を保持する。なお、
図2にて各符号71c、81cは、ヨーク71の左端部
及びヨーク81の右端部の筒状エンドカバーをそれぞれ
示す。
【0016】両ロータ100、110は、一本の回転軸
120を介し両ステータ70、80内にそれぞれ回転自
在に嵌装されている。ロータ100はステータ70の各
マグネット72、73と同心的に回転軸120の左側中
間部位に嵌着されており、一方、ロータ110は、ステ
ータ80の各マグネット82、83と同心的に回転軸1
20の右側中間部位に嵌着されている。回転軸120
は、その左端部121にて、ヨーク71の左端部71a
に嵌着した環状板130a内にラジアルボールベアリン
グ140aを介し回転自在に同軸的に軸支されており、
この回転軸120の右端部122は、ヨーク81の右端
部81bに嵌着した環状板130b(図3参照)内にラ
ジアルボールベアリング140bを介し回転自在に同軸
的に軸支されている。また、回転軸120の中間部位は
ラジアルボールベアリング140cを介し内側リング部
材(連結部材)90a内に同軸的に軸支されている。
【0017】左側整流子150aは、ロータ100の左
側近傍にて回転軸120に同軸的に軸支されており、こ
の整流子150aは、ロータ100の電機子巻線101
に接続されている。一方、右側整流子150bは、ロー
タ110の右側近傍にて回転軸120に同軸的に軸支さ
れており、この整流子150bは、ロータ110の電機
子巻線111に接続されている。但し、本実施例におい
ては、電機子巻線101は、ロータ100のコアに等角
度間隔にて形成した三磁極の各両隣接磁極間のスロット
内に順次重ね巻きされている。一方、電機子巻線111
は、ロータ110のコアに等角度間隔にて形成した三磁
極の各両隣接磁極間のスロット内に順次重ね巻きされて
いる。なお、図1にて、各符号141乃至144は、そ
れぞれストップリングを示す。
【0018】左側減速機150Lは、図2にて示すごと
く、アッパーレール20内にてその右壁前端部にケーシ
ング151により支持されており、この減速機150L
は、そのウォーム152(図4参照)にて、ケーシング
151の右壁及びアッパーレール20の右壁前端部を介
し回転軸110の左端部に同軸的に連結されている。減
速機150Lのウォーム152に噛合するナット状ウォ
ームホイール153は、その内周面に形成した雌ねじ穴
部にて、アッパーレール20内にその上壁前端部を通り
昇降可能に垂下する昇降軸154の雄ねじ部に同軸的に
相対移動可能に螺合されている。なお、ウォームホイー
ル153は、ケーシング151内に組み付けた両軸受1
55、155(昇降軸154に同軸的に遊嵌されてい
る)の各内輪間に挟支されている。
【0019】一方、右側減速機150Rは、図2及び図
3にて示すごとく、アッパーレール40内にてその左壁
前端部にケーシング156により支持されており、この
減速機150Rは、そのウォーム157にて、アッパー
レール40の左壁前端部を介し回転軸110の右端部に
同軸的に連結されている。減速機150Rのその他の構
成は減速機150Lと実質的に同様である。このように
構成したフロントチルト調整機構S1においては、両減
速機150L、150Rが、マグネットモータM1の回
転に伴い、各ウォームの回転に応じて各ウォームホイー
ルを回転させ、各昇降軸を昇降させて前記パワーシート
の前端部をその各支持ブラケットにより上方又は下方に
傾動させる。
【0020】スライド調整機構S2は、図2及び図3に
て示すごとく、両ブラケット60L、60Rの各中央部
上に亘り、マグネットモータM1の直後にてこれに並行
に装着したマグネットモータM2を備えており、このマ
グネットモータM2は、上述したマグネットモータM1
と実質的に同様の構成を有する。また、スライド調整機
構S2は、図4にて示すごとく、左側減速機160を備
えており、この左側減速機160は、アッパーレール2
0内にてその右壁前端部にケーシング161により支持
されている。この減速機160は、そのウォーム162
にて、ケーシング161の右壁及びアッパーレール20
の右壁前端部を介しマグネットモータM2の回転軸の左
端部に同軸的に連結されている。減速機160のウォー
ム162に噛合する円筒状ウォームホイール163は、
その中空穴部にて、スクリュー軸164の基端部に同軸
的に嵌着されている。
【0021】スクリュー軸164は、ケーシング161
及びブラケット165を介しアッパーレール20内右壁
にその軸方向に沿い回転可能に軸支されている。また、
このスクリュー軸164は、ブラケット166(ロアレ
ール10の底壁上に固着されている)内に固着した筒体
167の中空雌ねじ穴部内に軸方向に移動可能に螺合し
ている。なお、このスライド調整機構S2の右側減速機
(図示しない)も、減速機160と実質的に同様に構成
されている。しかして、このスライド調整機構S2にお
いては、左側減速機160及び右側減速機が、マグネッ
トモータM2の回転に伴う各ウォームの回転に応じ各ウ
ォームホイールを回転させ、筒体167に螺合するスク
リュー軸164を回転させつつ軸方向に移動させて、両
アッパーレール20、40を両ロアレール10、30に
沿い移動させる。
【0022】また、リアチルト調整機構S3は、図2及
び図3にて示すごとく、両ブラケット60L、60Rの
各後部上に亘り、マグネットモータM2の直後にてこれ
に並行に装着したマグネットモータM3を備えており、
このマグネットモータM3は、上述したマグネットモー
タM1と実質的に同様の構成を有する。左右各減速機1
70L、170Rは、両ブラケット60L、60Rの各
後部上に取り付けされおり、これら各減速機170L、
170Rは、マグネットモータM3の回転に応じ、各出
力ねじ軸171、172を減速回転させるようなってい
る。両出力ねじ軸171、172は、その各後端部に
て、両アッパーレール20、40の各対向壁に各ブラケ
ット173、174を介しそれぞれ固着されており、こ
れら両出力ねじ軸171、172の各雄ねじ部には、両
二股状連結部材180L、180Rの各先端部に固着し
た各ナット部材181、182が、その各雌ねじ穴部に
て軸動可能に螺合している。
【0023】連結部材180Lは、その基端部にて、ア
ッパーレール20の上壁後端部上に支持部材182を介
し回転可能に軸支した軸183の右端部から一体的に延
出するリンクレバー184aに相対回転可能に連結され
ている。また、軸183の中間部位には、リンクレバー
184bが嵌着されており、このリンクレバー184b
は、支持ブラケット50の後端部に下方から連結されて
いる。一方、連結部材180Rは、その基端部にて、ア
ッパーレール30の上壁後端部上に支持部材185を介
し回転可能に軸支した軸186の左端部から一体的に延
出するリンクレバー187aに相対回転可能に連結され
ている。また、軸186の中間部位には、リンクレバー
187bが嵌着されており、このリンクレバー187b
は、前記パワーシートの右側支持ブラケットの後端部に
下方から連結されている。
【0024】しかして、このリアチルト調整機構S3に
おいては、両減速機170L、170Rが、マグネット
モータM3の回転に伴う各出力ねじ軸171、172の
減速回転に応じ、各ナット部材181、182を軸動さ
せると、各連結部材180L、180Rが同様に軸動し
各リンクレバー184a、187aを介し各軸183、
186を回転させて各リンクレバー184b、187b
の上下方向の傾動により前記パワーシートの後端部を各
支持ブラケットの後端部を介し上下方向に傾動させる。
【0025】このように構成した本第1実施例におい
て、フロントチルト調整機構S1が作動状態におかれた
場合、両ロータ100、110の各電機子巻線101、
111に各整流子150a、150bを介し給電すれ
ば、ロータ100とステータ70との間及びロータ11
0とステータ80との間の各電磁誘導作用に伴い、各ロ
ータ100、110に回転トルクがそれぞれ発生する。
このため、各ロータ100、110が回転軸120を中
心として共に回転する。
【0026】すると、フロントチルト調整機構S1が、
マグネットモータM1の回転に伴い、上述したごとく、
前記パワーシートの前端部を両支持ブラケットの各前端
部を介し上方或いは下方へ傾動させる。これにより、前
記パワーシートの前端部のチルト調整が行われる。かか
る場合、マグネットモータM1が、図1にて示すごと
く、両ステータ70、80内にて両ロータ100、11
0を単一の回転軸120により軸支する構成を有するの
で、マグネットモータM1は、その外形形状をパイプ状
に小型化しつつ、フロントチルト調整機構S1による前
記パワーシートの前部のチルト調整に要する充分な出力
トルクを確保できる。また、回転軸120がいわゆる三
点支持となるが、マグネットモータM1のステータを、
両ステータ70、80の各ヨークを内側リング部材(連
結部材)90a及び外側リング部材(連結部材)90b
により同軸的に挟支連結する構成としたこと及びラジア
ルボールベアリング90cの内輪及び外輪間に遊びがあ
ることにより、回転軸70の直心度に多少の誤差や撓み
があってもこれらが吸収されて、同回転軸70が円滑に
回転し得る。また、以上のような作用効果は、スライド
調整機構S2及びリアチルト調整機構S3をそれぞれ作
動状態においた場合にも実質的に同様に達成し得る。
【0027】次に、本発明の第2実施例につき図5及び
図6を参照して説明すると、この第2実施例において
は、前記第1実施例にて述べたラジアルボールベアリン
グ140cに代えて、図5にて示すごとく、ラジアルボ
ールベアリング140d、略円筒状電気絶縁性ブッシュ
190及び三つの断面円弧状導電性フック200a〜2
00c(図5及び図6では、両フック200a、200
bのみを示す)を採用し、かつ前記第1実施例における
整流子150aを省略するとともにロータ100の電機
子巻線101を各フック200a〜200c及びロータ
110の電機子巻線111を介し整流子150bに接続
するようにしたことにその構成上の特徴がある。
【0028】ブッシュ190は、回転軸120の中間部
位に同軸的に嵌着されており、このブッシュ190の外
周面と内側リング部材(連結部材)90aの内周面との
間には、ラジアルボールベアリング140dが、ブッシ
ュ190の鍔部191により左方へは脱出不能に同心的
に介装されている。ブッシュ190の内周面には、図5
及び図6にて示すごとく、複数の断面コ字状の溝192
a〜192c(図5及び図6では、両溝192a、19
2bのみを示す)が等角度間隔にて形成されており、こ
れら各溝192a〜192cには各フック200a〜2
00cがそれぞれ軸方向に挿通されている。
【0029】かかる場合、ロータ110のコアの一スロ
ット内に巻装されるべき電機子巻線111の巻線部分1
11aが、図6にて示すごとく、その巻き始めターン目
を、整流子150bのセグメント151のフック部15
1aから巻き始めた後フック200aの図示右端部に接
続するようにして、前記一スロット内に巻装される。こ
の巻線部分111aはその巻き終わりターン目にて整流
子150bの次のセグメント152のフック部152a
に接続される。ついで、ロータ110のコアの次の隣接
スロット内に巻装されるべき電機子巻線111の巻線部
分111bが、図6にて示すごとく、その巻き始めター
ン目を、整流子150bのセグメント152のフック部
152aから巻き始めた後フック200bの図示右端部
に接続するようにして、巻装される。電機子巻線111
の残りの巻線部分も実質的に同様に巻装される。
【0030】一方、ロータ100のコアの一スロット内
に巻装されるべき電機子巻線101の巻線部分101a
が、図6にて示すごとく、フック200aの図示左端部
から巻き始められ、フック200bの図示左端部にて巻
き終わるように、巻装される。ついで、ロータ110の
コアの次の隣接スロット内に巻装されるべき電機子巻線
101の巻線部分101bが、図6にて示すごとく、フ
ック200bの図示左端部から巻き始められ、フック2
00c(図示せず)の左端部にて巻き終わるように、巻
装される。電機子巻線101の残りの巻線部分も実質的
に同様に巻装される。その他の構成は前記第1実施例と
同様である。
【0031】このように構成した本第2実施例におい
て、前記第1実施例と同様にフロントチルト調整機構S
1が作動状態におかれた場合、両ロータ110、100
の各電機子巻線111、101に整流子150bを介し
順次給電される。かかる場合、整流子150bのセグメ
ント151から電機子巻線111の巻線部分111aに
給電されると、この巻線部分111aからフック200
aを介し電機子巻線101の巻線部分101aにさらに
給電される。また、整流子150bのセグメント152
から電機子巻線111の巻線部分111bに給電される
と、この巻線部分111bからフック200bを介し電
機子巻線101の巻線部分101bにさらに給電され
る。フック200cとの関係での給電も実質的に同様に
なされる。しかして、このような給電過程を経て生ずる
ロータ110とステータ80との間及びロータ100と
ステータ70との間の各電磁誘導作用に伴い、各ロータ
110、100が回転トルクをそれぞれ発生し回転軸1
20を中心として共に回転する。
【0032】かかる場合、上述のように両電機子巻線1
11及び101の各対応巻線部分を各フック200a〜
200cを介しそれぞれ接続するようにしたので、本第
2実施例のように整流子を単一の整流子150bのみと
しても、前記第1実施例と同様の作用効果を達成しつつ
前記パワーシートのフロントチルト調整が可能である。
また、ブッシュ190をラジアルボールベアリング14
0dの受承部材として採用し、かつ同ブッシュ190内
に各フック200a〜200cを軸方向にそれぞれ挿通
させるようにしたので、両電機子巻線111、101の
接続構成が内側リング部材(連結部材)90a内にてコ
ンパクトに実現され得る。また、両電機子巻線111、
101に対し一つの整流子で済むので、この種マグネッ
トモータの軸方向長さの短縮化及びコストの低減化によ
り一層有効である。また、以上の作用効果は、スライド
調整機構S2によるスライド調整及びリアチルト調整機
構S3によるリアチルト調整においても、実質的に同様
に達成し得る。
【0033】図7〜図9は前記第2実施例の一変形例を
示しており、この変形例においては、前記第2実施例に
おけるラジアルボールベアリング140d、ブッシュ1
90及び各フック200a〜200cに代えて、図7〜
図9にて示すごとく、ラジアルボールベアリング140
e及び三つのコ字状導電性フック210a〜210c
(図9では、両フック210a、210bのみを示す)
を採用するようにしたことにその構成上の特徴がある。
【0034】ラジアルボールベアリング140eは、前
記第1実施例にて述べたラジアルボールベアリング14
0cと同様に、回転軸120の中間部位と内側リング部
材(連結部材)90aとの間に同心的に介装されてい
る。回転軸120の中間部位外周面には、ラジアルボー
ルベアリング140eの左右に亘り、三つの長手状溝1
23〜125(図7及び図8では、溝123のみを示
す)が、図7及び図8にて示すごとく、等角度間隔にて
形成されており、これら各溝123〜125内には、各
フック210a〜210cが、図8にて拡大的に例示す
るごとく、ラジアルボールベアリング140eの内輪に
よる抜け止め作用のもとにそれぞれ収容されている。か
かる場合、各フック210a〜210cが、前記第2実
施例における各フック200a〜200cに代えて、図
9にて例示するごとく、両電機子巻線111、101の
各対応巻線部分間にそれぞれ接続されている。なお、各
フック210a〜210cの各溝123〜125の内壁
との間には、電気絶縁部材が介装されている。また、外
側リング部材(連結部材)90bは複数対のねじ91、
91により両ヨーク71、81の各接合端部を介し内側
リング部材(連結部材)90aに締着されている。その
他の構成は前記第2実施例と同様である。
【0035】このように構成した本変形例において、前
記第2実施例と同様にフロントチルト調整機構S1が作
動状態におかれた場合、整流子150bのセグメント1
51から電機子巻線111の巻線部分111aに給電さ
れると、この巻線部分111aからフック210aを介
し電機子巻線101の巻線部分101aにさらに給電さ
れる。また、整流子150bのセグメント152から電
機子巻線111の巻線部分111bに給電されると、こ
の巻線部分111bからフック210bを介し電機子巻
線101の巻線部分101bにさらに給電される。フッ
ク210cとの関係における給電も同様である。このた
め、各ロータ110、100が前記第2実施例と同様に
回転トルクをそれぞれ発生し回転軸120を中心として
共に回転する。
【0036】かかる場合、上述したように、両電機子巻
線111及び101の各対応巻線部分を相互に接続する
各フック210a〜210cを、ラジアルボールベアリ
ング140eと同心的に位置する回転軸120の各溝1
23〜125内に収容するようにしたので、両電機子巻
線111、101の接続構成が内側リング部材(連結部
材)90a内にてコンパクトに実現され得る。また、各
フック210a〜210cは、各溝123〜125内に
各電気絶縁部材を介し収容されているので、これらフッ
ク210a〜210cと回転軸120とが相互に短絡す
ることはない。その他の作用効果は前記第2実施例と同
様である。
【0037】次に、前記第2実施例の他の変形例につき
図10を参照して説明すると、この変形例においては、
前記第2実施例における内側リング部材(連結部材)9
0a、整流子150b、ブッシュ190及び各フック2
00a〜200cに代えて、図10にて示すごとく、内
側リング部材(連結部材)90c、整流子220、電気
絶縁性ブッシュ230及び三つのクランク状かつ断面円
弧状の導電性フック240a〜240c(図10では、
両フック240a、240bのみを示す)を採用すると
ともに外側リング部材(連結部材)90bを省略するよ
うにしたことにその構成上の特徴がある。
【0038】内側リング部材(連結部材)90cは、段
付円筒状のもので、この内側リング部材(連結部材)9
0cは、その中央大径部92を両ヨーク71、81の対
向端部間に介装させ、かつその左右各小径部93、94
を両ヨーク71、81の対向端部内に同軸的に嵌装させ
て、両ヨーク71、81の同軸的接合状態を維持する。
整流子220は段付円筒状のもので、この整流子220
は、内側リング部材(連結部材)90cに対向するよう
に回転軸120の中間部位に同軸的に嵌着されている。
この整流子220の外周面の小径部と内側リング部材
(連結部材)90cの内周面との間には、ブッシュ23
0が同心的に嵌装されており、整流子220及びブッシ
ュ230の間には、各フック240a〜240cが、図
10にて例示するごとく、それぞれ介装されている。
【0039】かかる場合、各フック240a〜240c
は、整流子220の各セグメントの外周面上にそれぞれ
軸方向に沿い接触するように介装されている。また、各
フックフック240a〜240cは、前記第2実施例に
おける各フック200a〜200cと同様に、両電機子
巻線111、101の各対応巻線部分間にそれぞれ接続
されている。但し、前記第2実施例における整流子15
0bの各セグメントと電機子巻線111の各巻線部分と
の接続構成に相当する接続構成は、本変形例では、各フ
ック240a〜240cと、これら各フックにそれぞれ
対応する整流子220の各対応セグメントとの接触(図
10参照)により達成される点を異にする。なお、ラジ
アルボールベアリング140dは、内側リング部材(連
結部材)90cの大径部92の内壁とブッシュ230と
の間にて同心的に抜け止め嵌装されている。
【0040】このように構成した本変形例において、前
記第2実施例と同様にフロントチルト調整機構S1が作
動状態におかれた場合、各フック240a〜240cを
介しこれに接触する整流子220の各セグメントから両
電機子巻線111、101の各対応巻線部分に給電され
ると、各ロータ110、100が前記第2実施例と同様
に回転トルクをそれぞれ発生し回転軸120を中心とし
て共に回転する。
【0041】かかる場合、上述したように、両電機子巻
線111及び101の各対応巻線部分を相互に接続する
各フック240a〜240c及び整流子220の双方
を、ブッシュ230及びラジアルボールベアリング14
0dを介し、内側リング部材(連結部材)90cと同心
的に位置する回転軸120の中間部位に組み付けるよう
にしたので、両電機子巻線111、101の接続構成及
び整流子220の両組み付け構成が内側リング部材(連
結部材)90c内にてコンパクトに実現され得る。これ
により、この種マグネットモータの軸方向長さをより一
層短くできる。また、整流子220がラジアルボールベ
アリング140dと同心的に位置しているので、整流子
220の回転に伴う回転軸120の撓みが解消され、振
動や騒音の発生を軽減できる。その他の作用効果は前記
第2実施例と同様である。
【0042】なお、本発明の実施にあたっては、各マグ
ネットモータのマグネット数や各ロータの磁極数は必要
に応じて適宜変更して実施してもよい。また、本発明の
実施にあたっては、前記パワーシート調整装置に限るこ
となく、このパワーシートのヘッドレストの上下調整や
シートベルトアンカの位置調整に採用されるマグネット
モータに本発明を適用して実施してもよい。
【0043】また、前記第1実施例においては、マグネ
ットモータM1のステータ及びその各マグネットを左右
一対のステータ70、80及び左右各対のマグネット7
2、73、82、83により構成し、左右一対のロータ
100、110を単一の回転軸120に軸支し、左右一
対のヨーク71、81の各対向端部を内側リング部材
(連結部材)90a及び外側リング部材(連結部材)9
0bにより挟支し、かつ内側リング部材(連結部材)9
0aと回転軸120の中間部位との間にラジアルボール
ベアリング140cを介装するようにしたが、これに代
えて、左右一対のステータ70、80を単一のステータ
により構成し、左右各一対の対応マグネットごとに単一
のマグネットにより構成し、かつ内側リング部材(連結
部材)90a、外側リング部材(連結部材)90b及び
ラジアルボールベアリング140cを省略して実施して
もよい。かかる場合、ラジアルボールベアリングに限る
ことなく各種の軸受を採用して実施してもよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明のパイプ状マ
グネットモータは、車両の座席下の高さ余裕のない狭い
スペースに容易に搭載することができ、パワーシートの
駆動源として好適であるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用パワーシート調整装置に適用された本発
明の第1実施例におけるマグネットモータの要部拡大部
分破断断面図である。
【図2】前記パワーシート調整装置の部分破断平面図で
ある。
【図3】前記パワーシート調整装置の右側部の拡大部分
破断平面図である。
【図4】図2にて4ー4線に沿う拡大断面図である。
【図5】本発明の第2実施例の要部拡大破断断面図であ
る。
【図6】同第2実施例における両ロータの各電機子巻線
の接続関係を説明するための説明図である。
【図7】前記第2実施例の一変形例を示す要部拡大断面
図である。
【図8】同変形例の部分拡大破断図である。
【図9】同変形例における両ロータの各電機子巻線の接
続関係を説明するための説明図である。
【図10】前記第2実施例の他の変形例を示す要部拡大
断面図である。
【符号の説明】 M1、M2、M3・・・マグネットモータ、70、80
・・・ステータ、71、81・・・ヨーク、72、7
3、82、83・・・マグネット、90a・・・内側リ
ング部材(連結部材)、90b・・・外側リング部材
(連結部材)、100、110・・・ロータ、101、
111・・・電機子巻線、140a〜140e・・・ラ
ジアルボールベアリング、120・・・回転軸、150
a、150b、220・・・整流子、190、230・
・・ブッシュ、123、124、192a、192b・
・・溝、200a、200b、210a、210b、2
40a、240b・・・フック。
フロントページの続き (72)発明者 森 昭憲 愛知県犬山市字柿畑1番地 株式会社今 仙電機製作所内 (72)発明者 深田 浩充 愛知県犬山市字柿畑1番地 株式会社今 仙電機製作所内 (56)参考文献 特開 昭62−296750(JP,A) 実開 平3−54357(JP,U) 実開 平3−21972(JP,U) 実開 昭55−40604(JP,U) 特表 平4−505094(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 16/00 H02K 23/00 H02K 23/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ状のヨークと、そのパイプ状のヨ
    ークの内周面に固定されたマグネットと、パイプ状のヨ
    ークの中心に回転自在に軸支された回転軸と、その回転
    軸に固定され電機子巻線が巻回され前記マグネットと対
    向するロータと、前記回転軸に固定され前記電機子巻線
    が接続される整流子と、を備えたパイプ状マグネットモ
    ータであって、 前記パイプ状のヨークが、複数のパイプ状ヨークに軸方
    向に分割され、その分割されたパイプ状ヨークが連結部
    材により長手方向に組み付けられて一体のパイプ状のヨ
    ークとされていることと、 前記ロータが、前記パイプ状のヨークの分割に対応して
    複数のロータに軸方向に分割されていることと、 前記回転軸の前記複数のロータの軸方向間隙に相当する
    位置に、回転軸を支承する軸受けが設けられていること
    と、 前記整流子が、複数のロータが存在するにもかかわらず
    1個の整流子からなることと、 前記回転軸の前記複数のロータの軸方向間隙に相当する
    位置の回転軸の外周面若しくは外周面近傍に、軸方向に
    走り等角度間隔で回転軸から絶縁されて配置された複数
    の導電性フックと、 前記単数の整流子と前記複数のロータとの結線構成が、
    整流子直近のロータの電機子巻線は整流子に直接接続さ
    れ、整流子から他のロータを挟んだ離れた位置にあるロ
    ータの電機子巻線は、前記導電性フックに接続され、そ
    の導電性フックから前記他のロータ(整流子直近のロー
    タ)の電機子巻線を経由して前記整流子に接続されてい
    る結線構成であることと、 を特徴とするパイプ状マグネットモータ。
  2. 【請求項2】 前記導電性フックが、回転軸の外周面に
    軸方向に形成された複数の溝の中に配置されていること
    を特徴とする請求項1に記載のパイプ状マグネットモー
    タ。
  3. 【請求項3】 前記整流子が、前記複数のロータの軸方
    向間隙に相当する位置の回転軸に取り付けられているこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のパイプ状マグ
    ネットモータ。
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