JP3324807B2 - 柱梁先組み鉄筋体とそれを用いた先組み鉄筋工法 - Google Patents

柱梁先組み鉄筋体とそれを用いた先組み鉄筋工法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、柱梁先組み鉄筋体と
それを用いた先組み鉄筋工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物構築位置の近くに設けられた鉄筋組
立作業エリヤにおいて、二つの柱主筋群間に、柱主筋群
を横断する状態に配置した梁主筋群を架設してなる柱梁
先組み鉄筋体を組み立て、これを揚重機で建物構築位置
に吊り込むようにした先組み鉄筋工法は、既に知られて
いる。
【0003】しかしながら、上記の従来例では、鉄筋組
立作業エリヤで柱梁先組み鉄筋体を組み立てる場合、柱
主筋群を垂直に立てた状態で組立て作業を行うと、梁主
筋群の組立てが高い位置で行われることになり、大規模
な足場が必要になる他、作業能率が悪いばかりでなく、
高所での作業量が多いため、安全上、問題があった。ま
た、高所作業による危険を回避するために、柱主筋群を
横倒しした状態で、柱梁先組み鉄筋体の組立て作業を行
うことも考えられるが、この場合には、組立て作業に必
要な面積が大きくなり、複数の柱梁先組み鉄筋体を並行
して組み立てるにあたっては、広大な鉄筋組立作業エリ
ヤが必要となる。このような問題を解決し得る先組み鉄
筋工法としては、例えば、特開平1−244075号公
報に記載の工法が知られている。この工法は、梁架台に
より、地面と略同一面の作業床の上に複数本の梁主筋を
支持し、梁主筋群にスターラップを所定ピッチに巻き付
け固定する一方、作業床に形成されたピット内に複数本
の垂直な柱主筋を挿入し、それらにフープ筋を所定ピッ
チに巻き付け固定して、柱梁先組み鉄筋体を組み立て、
これを建設現場の所定位置に吊り込むようにしたもので
ある。 この従来例によれば、梁主筋群の組立て作業を低
位置(地面と略同一面の作業床)で行うため、能率良く
安全に作業できるが、先に述べた従来例と同じく、梁主
筋群が柱主筋群に対して梁筋所定位置に固定された言わ
ば完成品の柱梁先組み鉄筋体を作製して、これを吊り込
む工法であるが故に、梁主筋群を低位置で組み立てるた
めには、作業床に柱筋挿入用のピットを形成する必要が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
留意してなされたものであって、その目的とするところ
は、柱筋挿入用のピットを形成することなく、梁主筋群
の組立て作業を、低位置で能率良く安全に行えるように
した柱梁先組み鉄筋体とそれを用いた先組み鉄筋工法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明が講じた技術的手段は次のとおりである。即
ち、第1発明による柱梁先組み鉄筋体は、所定の配筋状
態に位置決めして垂直に自立させた柱主筋群と、梁筋所
定位置よりも低位置で且つ柱主筋群を横断する状態に配
置し、全部又は一部のスタータップを所定ピッチに拡げ
て巻き付け固定した梁主筋群と、柱主筋群の上端近傍部
に固定された抜止め具と、柱主筋群の下端側に、必要な
量を密集させた状態に仮固定したフープ筋とからなり、
梁主筋群が抜止め具を上限として上下方向スライド自在
に構成したものである。
【0006】第2発明による先組み鉄筋工法は、建物構
築位置以外の場所で、所定の配筋状態に位置決めして垂
直に自立させた柱主筋群と、梁筋所定位置よりも低位置
で且つ柱主筋群を横断する状態に配置し、全部又は一部
のスタータップを所定ピッチに拡げて巻き付け固定し
梁主筋群と、柱主筋群の上端近傍部に固定された抜止め
と、柱主筋群の下端側に、必要な量を密集させた状態
に仮固定したフープ筋とからなり、梁主筋群が抜止め具
を上限として上下方向スライド自在に構成されている柱
梁先組み鉄筋体を組み立て、この柱梁先組み鉄筋体を建
物構築位置に吊り込み、柱主筋群の下端部を先行して施
工された柱主筋群の上端部に接合した後、フープ筋を所
定ピッチに拡げて固定することを特徴としている。
【0007】
【作用】上記の柱梁先組み鉄筋体は、梁主筋群が未だ柱
主筋群の梁筋所定位置に固定されておらず、梁主筋群を
柱主筋群に対して、その上端近傍部に固定された抜止め
具を上限として上下方向スライド自在とし、柱主筋群の
下端側に、必要な量のフープ筋を密集させた状態に仮固
定した、言わば、通常の柱梁先組み鉄筋体としての半製
品(中間体的な柱梁先組み鉄筋体)であるから、地面に
柱筋挿入用ピットを形成せずに、梁主筋群の組立て作業
を低位置で行うことができ、能率良く安全に作業でき
る。柱梁先組み鉄筋体を揚重機で建物構築位置に吊り込
む際には、梁主筋群を吊り上げることにより、梁主筋群
が抜止め具に当たる位置まで柱主筋群に対して上方へス
ライドし、柱主筋群も一体的に吊り上げられることにな
る。柱梁先組み鉄筋体を揚重機で建物構築位置に吊り込
み、柱主筋群の下端部を先行して施工された柱主筋群の
上端部に接合する時点では、フープ筋が密集した仮固定
の状態にあり、柱主筋群の下端部の位置がフープ筋でさ
ほど拘束されていないので、各々の柱主筋の下端部を水
平方向に揺動させることが可能であり、上下の柱主筋の
位置合わせ、接合作業を容易に行えることになる。
た、梁主筋群が柱主筋群に対して上下方向スライド自在
であるため、柱梁先組み鉄筋体を建物構築位置に吊り込
んで、柱主筋群の下端部の固定や梁主筋群の固定を行う
際、梁主筋群のレベル調整を容易に行えることになる。
殊に、密集した状態に仮固定されたフープ筋を所定ピッ
チに拡げて柱主筋群に巻き付け固定する前に、梁主筋群
のレベル調整を行えば、フープ筋が邪魔になる虞がな
く、梁主筋群のレベル調整を一層容易に行えることにな
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明に係る柱梁先組み鉄筋体とそれを
用いた先組み鉄筋工法に使用される柱主筋位置決め装置
Aの一例を示す。この柱主筋位置決め装置Aは、柱主筋
群の下端側を所定の配筋状態に位置決めする下部治具1
と、柱主筋群の上端側を所定の配筋状態に位置決めする
上部治具2と、上部治具2を下部治具1に一定姿勢に且
つ着脱自在に支持させるための角パイプ3とから構成さ
れている。
【0009】前記下部治具1は、アングル材等によって
構成された矩形状の枠体1a及びその長辺の中央部間に
架設された連結枠1bと、前記枠体1aの四隅の上面及
び四辺の上面に配置され、溶接等の手段により固定され
た柱主筋の本数と等しい数(この実施例では12個)の
上下方向の筒体1cと、前記連結枠1bの中央部上面に
立設した角パイプ製の鞘管1dとから構成されており、
図3に示すように、前記筒体1cに各々柱主筋4の下端
部を差し込むことにより、柱主筋群の下端側を位置決め
するようになっている。また、鞘管1dには、前記角パ
イプ3の下端側を挿抜自在に嵌入させるようになってい
る。
【0010】前記上部治具2は、矩形状周辺枠とそれに
直角な複数本の直線状枠とから構成された格子状部材2
aと、その中央部に固定されたアングル材等よりなる水
平杆2bと、水平杆2bの中央部下面に垂設された角パ
イプ製の鞘管2cとから構成され、鞘管2cに前記角パ
イプ3の上端側を嵌入した状態において、前記格子状部
材2aにおける矩形状周辺枠の四隅と、当該矩形状周辺
枠と前記直線状部材とのなす角部が前記各筒体1cの真
上に位置するようになっている。そして、図3、図4に
示すように、柱主筋4の上端側を前記格子状部材2aの
所定位置に挿通して結束線(図示せず)で仮固定するこ
とにより、柱主筋群の上端側を位置決めするようになっ
ている。
【0011】尚、上部治具2は、構築される梁の上端レ
ベルよりも高い位置において、柱主筋4に仮固定するこ
とが望ましい。このようにすれば、後述するとおり、上
部治具2を梁や柱のコンクリート打設後、回収すること
ができる。また、当該上部治具2をコンクリート打設時
における柱主筋群の上端側の位置ずれ防止にも利用でき
る。
【0012】図2は、梁主筋群の組立て作業に使用され
る架台Bを示す。この架台Bは、梁幅方向に間隔を開け
て一対ずつ複数組み設置され、架台Bの上端部間に架設
したカンザシ筋5で梁の上端主筋6aを支持するように
なっている。各架台Bは、アングル材等で作製されたも
ので、上縁にカンザシ筋5を安定良く載置するための凹
部7が形成された支柱部8と、その下端に連設された安
定良く設置するための十字状接地部9とから構成されて
いる。尚、カンザシ筋5は単管パイプを使用してもよ
い。
【0013】次に、柱梁先組み鉄筋体とそれを用いた先
組み鉄筋工法について説明する。先ず、建物構築位置の
近くに設けられた鉄筋組立作業エリヤの所定位置に、上
述した柱主筋位置決め装置Aや架台Bを必要個数設置し
ておく。そして、図3や図7に示すように、下部治具1
に柱主筋4の下端側を差し込み、上端側を上部治具2の
所定位置に結束線で仮固定して、柱2本分の柱主筋群4
…を垂直に自立させ、各々の柱主筋群の上端近傍部(具
体的には、梁を構築した状態における梁の上端主筋6a
よりも若干高い位置)に、異形鉄筋よりなる仮フープ筋
を巻き付け固定する等して梁主筋群の抜止め具10を構成
する。
【0014】尚、柱主筋群の下端側には、予め、必要個
数のフープ筋11を密集させた状態に結束線で固定してお
く。柱主筋4に対する抜止め具10の固定には、溶接や結
束線を用いてもよいが、この実施例では、図5、図6に
示すような圧着式の鉄筋固定用金物Cを使用している。
この金物Cは、柱主筋4と抜止め具10の交差部に嵌着し
た状態で、外周を工具で締め付けて塑性変形させること
により、金物Cの一部が柱主筋4や抜止め具10として使
用されている異形鉄筋のリブにかみ込んで、柱主筋4、
抜止め具10、金物Cの三者が一体化するように構成した
ものである。図5に示す金物Cは、抜止め具10の直線部
と柱主筋4との交差部に使用される。図6に示す金物C
は、抜止め具10のコーナー部と柱主筋4との交差部に使
用されるものであり、抜止め具10に圧着する部分が平面
視において直角に折れ曲がっている点だけが、図5の金
物Cと相違している。
【0015】そして、図3、図4に示すように、抜止め
具10よりも低位置で且つ柱主筋群を横断する状態に配置
した梁の上端主筋6a及び下端主筋6bとそれらに巻き
付け固定したスターラップ12とにより構成された上下方
向スライド自在な梁主筋群13とからなる柱梁先組み鉄筋
体14を組み立てる。
【0016】より具体的に説明すると、図7に示すよう
に、架台Bに前記カンザシ筋5を介して架設した梁の上
端主筋6aにスターラップ12を支持させ、スターラップ
12には梁の下端主筋6bを挿通して支持させる。図中の
Dはスターラップ12を支持するコンクリートブロックで
ある。
【0017】この状態で、図8に示すように、スターラ
ップ12を所定ピッチに拡げて、上端主筋6a及び下端主
筋6bに結束線等で固定し、梁主筋群13を組み立てるこ
とになる。この組立て作業は、低位置であるため、仮設
足場等を使用せずに、行われる。スターラップ12を所定
ピッチに拡げるのは、下端主筋6bの挿入前であっても
よい。その場合の具体的な手順は次の通りである。ス
ターラップ12をコンクリートブロックDに載置する。
上端主筋6aを挿入し、架台Bで支持する。スターラ
ップ12を所定位置に配置する。下端主筋6bを挿入し
て固定する。
【0018】しかる後、図9、図10に示すように、ク
レーン等の揚重機で前記柱梁先組み鉄筋体14を建物構築
位置に吊り込むのである。この場合、柱梁先組み鉄筋体
14は、梁主筋群13が柱主筋群に対して上下方向スライド
自在に構成され、且つ、柱主筋群の上端近傍部には、抜
止め具10が固定されているので、梁主筋群13を吊り上げ
ることにより、図3に仮想線で示すように、梁の上端主
筋6aが抜止め具10に当たる位置まで梁主筋群13が柱主
筋群に対して上方へスライドし、図9に示すように、柱
主筋群も一体的に吊り上げられることになる。
【0019】尚、柱梁先組み鉄筋体14の吊り上げによ
り、下部治具1や角パイプ3は鉄筋組立作業エリヤに残
され、次の組立て作業に転用される。上部治具2は柱主
筋群に付いたまま、建物構築位置へと運ばれ、コンクリ
ート打設後、回収して、別の組立て作業に転用されるこ
とになる。
【0020】そして、建物構築位置に吊り込まれた柱梁
先組み鉄筋体14は、図10に示すように、柱主筋群の下
端部を先行して施工された柱主筋群の上端部に、機械継
手等により接合した後、図11に示すように、フープ筋
11を所定ピッチに拡げて結束線等で固定する一方、梁上
端主筋を支持するカンザシ筋(単管パイプ)をねじ式ジ
ャッキ機構を備えた多数のポスト(図示せず)で支え、
ジャッキ機構により梁主筋群13のレベル調整を行った
後、図11に示すように、梁主筋群13を柱主筋4に結束
線等で固定するか、先行して構築された梁主筋群と接合
する等して、所定レベルに固定する。前記ポストは、梁
型枠を構築し、支保工により支持した後に撤去するので
ある。
【0021】以上の実施例では、スターラップ12の全て
を梁の上端主筋6a及び下端主筋6bに固定して所定の
配筋が完了した梁主筋群13を構成したが、梁主筋群13と
しては、スターラップ12の一部を固定しておき、残りの
スターラップ12を適当な時点(例えば、柱梁先組み鉄筋
体14を建物構築位置に吊り込んだ後)で、固定するよう
にしてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上述した構成よりなるから、
次の効果がある。本発明の柱梁先組み鉄筋体は、梁主
筋群が未だ柱主筋群の梁筋所定位置に固定されておら
ず、梁主筋群を柱主筋群に対して、その上端近傍部に固
定された抜止め具を上限として上下方向スライド自在と
し、柱主筋群の下端側に、必要な量のフープ筋を密集さ
せた状態に仮固定した、言わば、通常の柱梁先組み鉄筋
体としての半製品(中間体的な柱梁先組み鉄筋体)であ
るから、地面に柱筋挿入用ピットを形成せずに、梁主筋
群の組立て作業を低位置で行うことができ、能率良く安
全に作業できる。柱梁先組み鉄筋体を揚重機で建物構
築位置に吊り込み、柱主筋群の下端部を先行して施工さ
れた柱主筋群の上端部に接合する時点では、フープ筋が
密集した仮固定の状態にあり、柱主筋群の下端部の位置
がフープ筋でさほど拘束されていないので、各々の柱主
筋の下端部を水平方向に揺動させることが可能であり、
上下の柱主筋の位置合わせ、接合作業を容易に行える。
梁主筋群が柱主筋群に対して上下方向スライド自在で
あるため、柱梁先組み鉄筋体を建物構築位置に吊り込ん
で、柱主筋群の下端部の固定や梁主筋群の固定を行う
際、梁主筋群のレベル調整を容易に行うことができる。
殊に、密集した状態に仮固定されたフープ筋を所定ピッ
チに拡げて柱主筋群に巻き付け固定する前に、梁主筋群
のレベル調整を行えば、フープ筋が邪魔になる虞がな
く、梁主筋群のレベル調整を一層容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る柱梁先組み鉄筋体とそれを用いた
先組み鉄筋工法に使用される柱主筋位置決め装置の斜視
図である。
【図2】梁主筋群の組立て作業に使用される架台の斜視
図である。
【図3】柱梁先組み鉄筋体の側面図である。
【図4】柱梁先組み鉄筋体の平面図である。
【図5】フープ筋固定用金物の斜視図である。
【図6】フープ筋固定用金物の斜視図である。
【図7】本発明に係る柱梁先組み鉄筋体とそれを用いた
先組み鉄筋工法を説明するための概略側面図である。
【図8】図7に続く工程を説明するための概略側面図で
ある。
【図9】図8に続く工程を説明するための概略側面図で
ある。
【図10】図9に続く工程を説明するための概略側面図
である。
【図11】図10に続く工程を説明するための概略側面
図である。
【符号の説明】
4…柱主筋、6a…梁の上端主筋、6b…梁の下端主
筋、10…抜止め具、11…フープ筋、12…スターラップ、
13…梁主筋群、14…柱梁先組み鉄筋体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−244075(JP,A) 特開 昭62−185963(JP,A) 特開 昭62−55377(JP,A) 特開 昭63−197755(JP,A) 特開 昭57−40067(JP,A) 特開 昭51−38740(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 21/12 105 E04G 21/14 - 21/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の配筋状態に位置決めして垂直に自
    立させた柱主筋群と、梁筋所定位置よりも低位置で且つ
    柱主筋群を横断する状態に配置し、全部又は一部のスタ
    ータップを所定ピッチに拡げて巻き付け固定した梁主筋
    群と、柱主筋群の上端近傍部に固定された抜止め具と、
    柱主筋群の下端側に、必要な量を密集させた状態に仮固
    定したフープ筋とからなり、梁主筋群が抜止め具を上限
    として上下方向スライド自在に構成されていることを特
    徴とする柱梁先組み鉄筋体。
  2. 【請求項2】 建物構築位置以外の場所で、所定の配筋
    状態に位置決めして垂直に自立させた柱主筋群と、梁筋
    所定位置よりも低位置で且つ柱主筋群を横断する状態に
    配置し、全部又は一部のスタータップを所定ピッチに拡
    げて巻き付け固定した梁主筋群と、柱主筋群の上端近傍
    部に固定された抜止め具と、柱主筋群の下端側に、必要
    な量を密集させた状態に仮固定したフープ筋とからな
    り、梁主筋群が抜止め具を上限として上下方向スライド
    自在に構成されている柱梁先組み鉄筋体を組み立て、こ
    の柱梁先組み鉄筋体を建物構築位置に吊り込み、柱主筋
    群の下端部を先行して施工された柱主筋群の上端部に接
    合した後、フープ筋を所定ピッチに拡げて固定すること
    を特徴とする先組み鉄筋工法。
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