JP3324675B2 - 光増幅器および光増幅方法 - Google Patents

光増幅器および光増幅方法

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JP3324675B2
JP3324675B2 JP28506795A JP28506795A JP3324675B2 JP 3324675 B2 JP3324675 B2 JP 3324675B2 JP 28506795 A JP28506795 A JP 28506795A JP 28506795 A JP28506795 A JP 28506795A JP 3324675 B2 JP3324675 B2 JP 3324675B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高出力で低騒音な
特性を有する光増幅器および該光増幅器を用いた光増幅
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1.3μm帯を利用する光通信システム
は、短・中距離用の光通信システムとして広く使用され
ている。この1.3μm帯で使用できる光ファイバ増幅
器として、Pr(プラセオジム)添加光ファイバ増幅器
(PDFA)の研究開発が進められている。この光増幅
器は、図1に示すように、Prの 1435 遷移に
よる誘導放出を利用したものであり、1.30μmを中
心として1.27μmから1.33μmの波長域で利得
が得られる。
【0003】光ファイバ増幅器の望ましい特性は、でき
るだけ広い波長域で高出力(高利得)でかつ雑音指数が
低いことである。PDFAの場合、 3434 遷移
による基底状態吸収(Ground State Ab
sorption:GSA)があり、その影響が1.3
0μmより長波長で顕著になる。従って、1.30μm
より長波長では、利得が急激に下がるとともに、雑音指
数も増加する。例えば、1.30μmと1.32μmで
の増幅特性を比較すると、1.32μmでは1.30μ
mよりも利得は約5dB低下し、雑音指数は2dB増加
する。従って、Nd(ネオジム):YAGレーザを光源
として1.32μmで動作する光システムにPDFAを
応用する場合には、1.30μmで動作するシステムよ
りも特性が下がらざるを得ないという問題があり、1.
3μm光システムでのPDFAの適用範囲が制限される
のが現状である。
【0004】従って、1.30μmより長波長域でも増
幅特性の劣化の少ない、適用波長範囲の広いPDFAの
開発が望まれているのが、現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、狭い
波長域でしか高出力かつ低雑音の特性を実現できなかっ
たPDFAの欠点を解決して、広い波長帯域で高出力か
つ低騒音な特性を実現できるPDFAを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、Prの増幅始
準位である 14 準位を励起するために、光増幅媒体に
複数の励起光を入射することを最も主要な特徴とする。
【0007】従来のPDFAでは、 14 準位を励起す
るために、 3414 遷移エネルギーに対応する波
長を有する励起光(例えば、1.02μm)を1種類入
射するだけであった。しかし、この励起法では、 14
準位の寿命が0.1msec程度と短いため、実現可能
なレベルの励起光強度を入射したのでは、基底準位であ
34 準位のイオン密度を零近くにすることが難し
い。従って、1.3μm、特に1.30μmより長波長
の利得を低下させ、かつ雑音指数を増大させる 34
34 基底状態吸収をなくすることはできない。
【0008】本発明では、図1に示すように 、 34
12 遷移を起こさせる第2の励起光により、 14
準位よりも3倍以上寿命を有する 12 順位にもイオン
を励起(ESA;Exited State Absorption )して、 3
4 基底順位のイオン密度を効率良く下げ、かつ、 1
214 遷移を起させる第3の励起光を入射すること
により、 14 順位の励起イオン密度を上げ、これらに
よって利得の増大および雑音指数の低減を図る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態は光増
幅器に関するものであり、プラセオジム(Pr)が添加
された光増幅媒体およびプラセオジムの
遷移エネルギーに対応する波長を有する第1の励
起光源を少なくとも含む光増幅器において、プラセオジ
ムの 遷移エネルギーに対応する波長
を有する第2の励起光源と、プラセオジムの
遷移エネルギーに対応する波長を有する第3の
励起光源とを備えたことを特徴とする。
【0010】本発明の第2の実施の形態は、前記第1の
実施の形態において、前記光増幅媒体が、プラセオジム
(Pr)が添加されたコア部の周囲に、該コア部より屈
折率が小さい外周部を設け、該外周部の周囲に該外周部
より屈折率の小さいクラッド部を設けた光増幅媒体であ
ることを特徴とする。
【0011】本発明の第3の実施の形態は、前記第1ま
たは第2の実施の形態において、前記光増幅媒体の第2
の端部に、該光増幅媒体中に入射しようとする信号光を
反射するとともに、前記第2の励起光源からの第2の励
起光または第3の励起光源からの第3の励起光を透過す
る光素子が結合され、前記光増幅媒体の第1の端部に光
カプラを介して光サーキュレータが結合されていること
を特徴とする。
【0012】
【0013】本発明の第4の実施の形態は、プラセオジ
ム(Pr)が添加された光増幅媒体およびプラセオジム
遷移エネルギーに対応する波長を
有する第1の励起光源と、その他の励起光源として、プ
ラセオジムの 遷移エネルギーに対応
する波長を有する第2の励起光源と、プラセオジムの
遷移エネルギーに対応する波長を有
する第3の励起光源とを備えた光増幅器を用いた光増幅
方法であって、前記光増幅媒体の第1の端部から該光増
幅媒体中に信号光と前記第1の励起光源からの第1の励
起光と前記第2の励起光源からの第2の励起光とを入射
し、前記光増幅媒体の第2の端部から該光増幅媒体中に
前記第3の励起光源からの第3の励起光を入射して、前
記信号光の増幅を行うことを特徴とする。
【0014】本発明の第5の実施の形態は、プラセオジ
ム(Pr)が添加された光増幅媒体およびプラセオジム
遷移エネルギーに対応する波長を
有する第1の励起光源と、その他の励起光源として、プ
ラセオジムの 遷移エネルギーに対応
する波長を有する第2の励起光源と、プラセオジムの
遷移エネルギーに対応する波長を有
する第3の励起光源とを備えた光増幅器を用いた光増幅
方法であって、前記光増幅媒体の第1の端部から該光増
幅媒体中に信号光と前記第1の励起光源からの第1の励
起光と第3の励起光源からの第3の励起光とを入射し、
前記光増幅媒体の第2の端部から該光増幅媒体中に前記
第2の励起光源からの第2の励起光を入射して、前記信
号光の増幅を行うことを特徴とする。
【0015】本発明の第6の実施の形態は、前記第4ま
たは第5の実施の形態において、前記光増幅媒体とし
て、プラセオジム(Pr)が添加されたコア部の周囲に
該コア部より屈折率が小さい外周部が設けられるととも
に、該外周部の周囲に該外周部より屈折率の小さいクラ
ッド部が設けられた光増幅媒体を用いることを特徴とす
る。
【0016】本発明の第7の実施の形態は、前記第4な
いし第6の実施の形態において、前記光増幅媒体の第2
の端部に、該光増幅媒体中に入射しようとする信号光を
反射するとともに、前記第2の励起光源からの第2の励
起光または第3の励起光源からの第3の励起光を透過す
る光素子を結合するとともに、前記光増幅媒体の第1の
端部に光カプラを介して光サーキュレータを結合するこ
とを特徴とする。
【0017】本発明の第8の実施の形態は、前記第6の
実施の形態において、前記第2の励起光および第1の励
起光と信号光とを、前記コア部に入射させ、前記第3の
励起光を、主に前記外周部に入射させることを特徴とす
る。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明するが、本
発明は、これらの実施例、特に実施例中の数値によっ
て、限定されるものではない。
【0019】(実施例1)図2は、本発明にかかる光増
幅器の実施例の構成図であり、図中、1は光サーキュレ
ータ、21,22は光カプラ、31は増幅用光ファイバ
(光増幅媒体)、4はダイクロイックミラー、5はレン
ズ、63は第3の励起用光源であり、前記光サーキュレ
ータ1には信号光が入射され、入射された信号光は光導
波路20を介して光カプラ21に送られる。また、前記
光カプラ21にはさらに光カプラ22が接続されてお
り、この光カプラ22には光導波路を介して第1の励起
光源(半導体レーザ)61と第2の励起光源(ダイレー
ザ)62が接続されている。
【0020】このような構成の光増幅器によって信号光
の増幅を行うには、1.32μmの信号光を光サーキュ
レータ1のひとつのポートより入射させる。光カプラ2
1および22により、1.02μmの第1の励起光(半
導体レーザ光)と0.59μmの第2の励起光(ダイレ
ーザ光)と、前記信号光とを合波させ、増幅用光ファイ
バ31に入射させる。増幅用光ファイバ31の他端に
は、ダイクロイックミラー4が結合されており、少なく
とも1.32μmの信号光は反射させて、増幅用光ファ
イバ31に再入射させるようにする。また、このダイク
ロイックミラー4には、1.48μmので高い光透過率
を持たせ、第3の励起光源(半導体レーザ光)63より
1.48μmの第3の励起光をレンズ5を介して増幅用
光ファイバ31に入射させる。
【0021】本実施例では、増幅用光ファイバ31とし
て、コア部にPr(プラセオジム)が500ppm添加
されたZrF4 系のフッ素化物光ファイバ(15m)を
用いた。この光ファイバの構造を図3に示した。プラセ
オジムを添加したコア部7の周囲に、クラッド部9とは
屈折率の異なる外周部8を設けた。本実施例では、コア
部7と外周部8との比屈折率差を2.5%とし、外周部
8とクラッド部9との比屈折率差を1.2%とした。
0.59μmの第2の励起光および1.02μmの第1
の励起光と、1.32μmの信号光とを、コア部7に入
射させ、1.48μmの第3の励起光は、主に外周部8
に入射させた。このようなファイバ構造および励起光の
入射条件を採用し、1.48μmの第3の励起光をコア
部7の側面から入射させることにより、増幅用光ファイ
バ3の長手方向全体に亘ってほぼ均一に励起できるよう
にした。すなわち、1.48μmの第3の励起光をコア
部7に入射させたのでは、その波長での吸収係数が極め
て大きいため、入射部に近い部分でしか作用しない。し
かし、本実施例のように入射させることにより、増幅用
ファイバ全体に作用させることができる。
【0022】1.02μmの第1の励起光を300m
W、0.59μmの第2の励起光を100mW、1.4
8μmの第3の励起光を50mW入射させ、入力信号光
強度が1mWのときに、0.59μmの第2の励起光お
よび1.48μmの第3の励起光を入射させない場合に
比べ、利得が4dB増加し、雑音指数が1.5dB低下
させることができた。
【0023】本実施例では、外周部8を円形とし、か
つ、コア部7に対して同心円状としたが、コア部7は、
外周部8の中心から外れても良いし、円形以外の形状、
例えば、楕円形や矩形であっても良い。
【0024】また、外部の比屈折率差は、本実施例に限
定されるものではなく、例えば、7と8との間の比屈折
率差を無くしても良い。
【0025】(実施例2)図4は、第2の実施例の構成
図である。本実施例では、1.33μmの信号光と、第
1の励起光源(Nd:YLFレーザ)61からの1.0
47μmの第1の励起光、および第3の励起光源63か
らの1.48μmの第3の励起光とを、光カプラ21,
22を介して、左から増幅用光ファイバ32に入射させ
るとともに、第2の光源62からの0.59μmの第2
の励起光を光カプラ23を介して、右から増幅用光ファ
イバ32に入射させた。なお、図中10は光カプラ23
の他端に結合させた光アイソレータである。
【0026】増幅用光ファイバ32としては、コア・ク
ラッド間の比屈折率差が3.7%で、Pr添加量が50
0ppmで、カットオフ波長が0.9μmで、長さが1
5mのZrF4 系フッ化物光ファイバを用いた。
【0027】1.04μmの第1の励起光を500m
W、0.59μmの第2の励起光を100mW、1.4
8μmの第3の励起光を100mW、それぞれ入射さ
せ、入力信号光強度が1mWのときに、0.59μmの
第2の励起光および1.48μmの第3の励起光を入射
させない場合に比べ、利得が3dB増加し、雑音指数が
1.5dB低下させることができた。
【0028】以上の実施例では、 14 準位の第1の励
起光として、1.02μmと1.047μmの波長光を
用い、 12 準位の第2の励起光として、0.59μm
の波長光を用い、 1214 遷移による 14 準位
の第3の励起光として、1.48μmの波長光を用いた
が、これらに限定されるわけではない。当然、それぞれ
の遷移はエネルギー幅を持っており、励起波長光として
はそのエネルギー幅に含まれるものが使用できることは
言うまでもない。
【0029】(実施例3)図5は、本発明にかかる光増
幅器の第3の実施例の構成を示すもので、図2の構成と
は励起光源の取付位置が異なるだけで、他の構成は同一
である。
【0030】この光増幅器により信号光の増幅を行うに
は、1.32μmの信号光を光サーキュレータ1のひと
つのポートより入射させ、光カプラ21および22によ
り、第3の励起光源(半導体レーザ)63からの1.4
8μmの第3の励起光と、第1の励起光源(半導体レー
ザ)61からの1.02μmの第1の励起光と、前記信
号光とを合波させ、増幅用光ファイバ31に入射させ
る。増幅用光ファイバ31の他端にはダイクロイックミ
ラー4を結合させ、信号光と励起光とを反射させて、増
幅用光ファイバ3に再入射させるようにする。また、こ
のダイクロイックミラー4には、0.59μmで高い光
透過率を持たせ、励起光源(半導体レーザ)62より、
0.59μmの第2の励起光をレンズ5を介して増幅用
ファイバ31に入射させた。
【0031】それぞれの励起光の強度は、実施例1と同
一とした。その結果、実施例1と同様に1.32μmに
おける利得の増大および雑音指数の低下を確認すること
ができた。
【0032】実施例1および本実施例では、信号光を反
射する光素子としてダイクロイックミラー4を用いた
が、ファイバグレーティングなどで代用できることは言
うまでもない。
【0033】(実施例4)実施例2の構成、すなわち図
4の構成の光増幅器を用いて、かつ1.48μmの第3
の励起光の入射を止めて、増幅実験を行った。
【0034】1.047μmの第1の励起光を500m
W、0.59μmの第2の励起光を100mW、それぞ
れ入射させた。入力信号強度が1mW(波長1.32μ
m)のときに、0.59μmの第2の励起光を入射させ
ない場合と比べ、利得が2dB増加し、雑音指数を1d
B低下させることができた。
【0035】(実施例5)図2の構成の光増幅器におい
て、光カプラ21,22により、0.59μmの第2の
励起光と、1.02μmの第1の励起光と、信号光とを
合波させ、増幅用光ファイバ31に入射させた。ダイク
ロイックミラー4に1.48μmで高い光透過率を持た
せ、かつ0.59μmの第2の励起光と信号光とを反射
させて、増幅用光ファイバ31に再入射させた。そし
て、第3の励起光源63より1.48μmの第3の励起
光をレンズ5を介して増幅用光ファイバ31に入射させ
た。
【0036】その結果、1.32μmにおける利得の増
大および雑音指数の低下を確認することができた。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
広い波長帯で高出力、低雑音の特性を持つPr添加ファ
イバ増幅器を提供することができ、これを光通信システ
ムに応用すれば、光通信システムの高機能化を図ること
ができ、その結果通信サービスの多様化と経済化を進め
ることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラセオジムのエネルギーダイヤグラムを示す
図である。
【図2】本発明にかかる光増幅器の第1の実施例の構成
図である。
【図3】本発明の第1の実施例を使用した増幅用光ファ
イバの断面構成図である。
【図4】本発明にかかる光増幅器の第2の実施例の構成
図である。
【図5】本発明にかかる光増幅器の第3の実施例の構成
図である。
【符号の説明】
1 光サーキュレータ 4 ダイクロイックミラー 5 レンズ 7 コア部 8 外周部 9 クラッド部 10 光アイソレータ 21,22,23 光カプラ 31,32 増幅用光ファイバ(光増幅媒体) 61 第1の励起光源 62 第2の励起光源 63 第3の励起光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 昭一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−334246(JP,A) 特開 平5−251796(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 3/00 - 3/30

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラセオジムが添加された光増幅媒体お
    よびプラセオジムの 遷移エネルギー
    に対応する波長を有する第1の励起光源を少なくとも含
    む光増幅器において、 プラセオジムの 遷移エネルギーに対
    応する波長を有する第2の励起光源と、プラセオジムの
    遷移エネルギーに対応する波長を有
    する第3の励起光源とを備えたことを特徴とする光増幅
    器。
  2. 【請求項2】 前記光増幅媒体が、プラセオジムが添加
    されたコア部の周囲に、該コアより屈折率が小さい外周
    部を設け、該外周部の周囲に該外周部より屈折率の小さ
    いクラッド部を設けた光増幅媒体であることを特徴とす
    る請求項1に記載の光増幅器。
  3. 【請求項3】 前記光増幅媒体の第2の端部に、該光増
    幅媒体中に入射しようとする信号光を反射するととも
    に、前記第2の励起光源からの第2の励起光または第3
    の励起光源からの第3の励起光を透過する光素子が結合
    され、 前記光増幅媒体の第1の端部に光カプラを介して光サー
    キュレータが結合されていることを特徴とする請求項1
    または2に記載の光増幅器。
  4. 【請求項4】 プラセオジムが添加された光増幅媒体お
    よびプラセオジムの 遷移エネルギー
    に対応する波長を有する第1の励起光源と、その他の励
    起光源として、プラセオジムの 遷移
    エネルギーに対応する波長を有する第2の励起光源と、
    プラセオジムの 遷移エネルギーに対
    応する波長を有する第3の励起光源とを備えた光増幅器
    を用いた光増幅方法であって、 前記光増幅媒体の第1の端部から該光増幅媒体中に信号
    光と前記第1の励起光源からの第1の励起光と前記第2
    の励起光源からの第2の励起光とを入射し、 前記光増幅媒体の第2の端部から該光増幅媒体中に前記
    第3の励起光源からの第3の励起光を入射して、前記信
    号光の増幅を行うことを特徴とする光増幅方法。
  5. 【請求項5】 プラセオジムが添加された光増幅媒体お
    よびプラセオジムの 遷移エネルギー
    に対応する波長を有する第1の励起光源と、その他の励
    起光源として、プラセオジムの 遷移
    エネルギーに対応する波長を有する第2の励起光源と、
    プラセオジムの 遷移エネルギーに対
    応する波長を有する第3の励起光源とを備えた光増幅器
    を用いた光増幅方法であって、 前記光増幅媒体の第1の端部から該光増幅媒体中に信号
    光と前記第1の励起光源からの第1の励起光と第3の励
    起光源からの第3の励起光とを入射し、 前記光増幅媒体の第2の端部から該光増幅媒体中に前記
    第2の励起光源からの第2の励起光を入射して、前記信
    号光の増幅を行うことを特徴とする光増幅方法。
  6. 【請求項6】 前記光増幅媒体として、プラセオジムが
    添加されたコア部の周囲に該コア部より屈折率が小さい
    外周部が設けられるとともに、該外周部の周囲に該外周
    部より屈折率の小さいクラッド部が設けられた光増幅媒
    体を用いることを特徴とする請求項4または5に記載の
    光増幅方法。
  7. 【請求項7】 前記光増幅媒体の第2の端部に、該光増
    幅媒体中に入射しようとする信号光を反射するととも
    に、前記第2の励起光源からの第2の励起光または第3
    の励起光源からの第3の励起光を透過する光素子を結合
    するとともに、前記光増幅媒体の第1の端部に光カプラ
    を介して光サーキュレータを結合することを特徴とする
    請求項4ないし6のいずれかに記載の光増幅方法。
  8. 【請求項8】 前記第2の励起光および第1の励起光と
    信号光とを、前記コア部に入射させ、前記第3の励起光
    を、主に前記外周部に入射させることを特徴とする請求
    に記載の光増幅方法。
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KR19990073994A (ko) * 1998-03-05 1999-10-05 구자홍 광통신망

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