JP3323579B2 - 電源装置および画像形成装置 - Google Patents

電源装置および画像形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式の複写
機,プリンタ等の画像形成装置およびこの画像 形成装置
の高圧電源等に好適な電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】(a)従来、カラー複写機,カラープリ
ンタの現像を終えた感光ドラム上の、トナー粉像の転写
紙への転写プロセスにはコロナ帯電が用いられ、コロナ
ワイヤは概略、6〜9KV,0.1〜1mAの定電流電
源によって給電されていた。
【0003】また、正負両極性の出力電圧発生手段とし
ては、正負の電源をシリーズ接続し、出力レンジの小さ
い極性側を固定出力とし、その逆極性側を可変にして必
要な正負の出力レンジをカバーするようにしたものが普
通であった。
【0004】近年、カラー画質改善のために転写プロセ
スの見直しが計られ、コロナ帯電から接触帯電に切換え
られている。
【0005】感光ドラム上のトナーを転写紙に吸引させ
るために、転写紙の裏側にマイラフィルムを介して転写
ブラシを当接させ、転写ブラシにトナーと逆極性の高電
圧を印加させるものである。同一転写紙上にイエロ,マ
ジェンタ,シアン,ブラックの4色のトナーを転写する
ために、印加電圧は転写回数を重ねるごとにステップ状
に上昇する。
【0006】4色目には10KVを越えるようになるた
め、リーク等の悪影響が発生するようになる。これを防
ぐために、印加電圧を正負両極性にして印加電圧の絶対
値の最大値を半分にするようにしている。すなわち、1
色目の転写を行う前に転写紙に負の高電圧を印加してお
き、4色目に概略、スタート時の負の高電圧と等しいレ
ベルの正の高電圧が印加されるようにするものである。
【0007】(b)モノクロの複写機,プリンタの接触
転写プロセスにおいて、転写ローラ(もしくは転写ブラ
シ)の給電について、非画像期間に定電流制御を行い、
この時の印加電圧を測定記憶し、この記憶値に対して所
定の数式演算を行い、画像期間にこの演算結果と等しい
電圧を給電するようにしている。このように非画像期間
と画像期間で、定電流駆動モードと定電圧駆動モードに
切換える必要があり、かつ、非画像期間と画像期間で出
力の極性が異なっている。
【0008】従来、この給電用電源として、可変出力で
互に逆極性の高圧電源を非画像期間と画像期間で選択的
に通電するようにしている。
【0009】(C)従来、電子写真方式の装置の画像形
成には、各種の高電圧を用いている。転写ドラムを用い
る場合転写ドラム自体に転写用の高電圧を印加する場合
がある。この時転写ドラムの周りには、転写ドラムに転
写紙を巻き付けるための吸着帯電器、転写ドラムから転
写紙を分離させるための分離帯電器、転写ドラムの電荷
を除電するための除電帯電器などが設置されており、こ
れらの帯電器にはそれぞれ別々の高電圧が印加されてい
る。このため転写ドラム及び各帯電器には、それぞれ別
々の高圧電源が用いられている。
【0010】転写ドラムに印加される電圧を生成する電
源は、シーケンス制御により転写プロセスに合わせ最適
な電圧を出力するように制御される。また各帯電器も同
様にシーケンス制御により各プロセスに合わせ最適な電
圧が印加される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】(d)前記(a)に示
す従来例の出力電圧発生手段では、可変出力側の電源の
出力レンジが大幅に広くなってコストアップ,大型化,
信頼性低下といった問題がある。
【0012】(e)前記(b)に示す従来例では、非画
像期間や画像期間内で正負に出力を変えることはできな
い。このため、感光ドラム潜像電位或いは転写紙上の残
留電荷によっては、安定した定電流制御,定電圧制御が
できないケースがある。
【0013】また、非画像期間と画像期間の切換え時
に、正負の高圧電源を一方を遮断し、一方を立上げる必
要があるため、切換え時間が長くなる欠点がある。
【0014】(f)前記(c)に示す従来例では、各帯
電器において印加される電圧が有効に働く電圧は、転写
ドラムに印加される電圧と各帯電器に印加される電圧の
差の電圧である。このため各帯電器に印加される電圧
は、転写ドラムに印加される電圧を重畳した電圧を生成
しなければならず、このため、回路も制御シーケンスも
複雑化し、また電圧精度も向上させにくいという弊害を
生じている。
【0015】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、複数の電源を連係作動させて正確な所望の出
力を得ることのできる電源装置およびこの電源装置を用
いた画像形成装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、電源装置を次の(1)〜()のとおりに
構成し、画像形成装置を次の(5)のとおりに構成す
る。(1)出力可変の第1の直流電源と、前記第1の直流電
源の一方の出力端に、この出力端と同極性の一方の出力
端を接続した出力可変の第2の直流電源とを備え、前記
第1の直流電源の他方の出力端と、前記第2の直流電源
の他方の出力端を当該電源装置の出力端とした電源装置
であって、当該電源装置の出力電流をその基準値と比較
する誤差増幅器と、前記誤差増幅器の出力レベルの中間
値をしきい値として、前記第1の直流電源,前記第2の
直流電源から1つの直流電源を選択し作動させる選択・
作動手段と、前記選択・作動手段で選択した直流電源に
前記誤差増幅器の出力を供給してフィードバック制御を
行うフィードバック制御手段と、を備えた電源装置。 (2)出力可変の第1の直流電源と、前記第1の直流電
源の一方の出力端に、この出力端と同極性の一方の出力
端を接続した出力可変の第2の直流電源とを備え、前記
第1の直流電源の他方の出力端と、前記第2の直流電源
の他方の出力端を当該電源装置の出力端とした電源装置
であって、当該電源装置の出力電流をその基準値と比較
する第1の誤差増幅器と、該当電源装置の出力電圧をそ
の基準値と比較する第2の誤差増幅器と、前記第1の誤
差増幅器,前記第2の誤差増幅器から1つの誤差増幅器
を選択する選択手段と、前記選択手段で選択した誤差増
幅器の出力レベルの中間値をしきい値として、前記第1
の直流電源,前記第2の直流電源から1つの直流電源を
選択し作動させる選択・作動手段と、前記選択・作動手
段で選択した直流電源に、前記選択手段で選択した誤差
増幅 器の出力を供給してフィードバック制御を行うフィ
ードバック制御手段と、を備えた電源装置。 (3)選択手段は、当該電源装置の出力の過電圧,過電
流の少なくとも一方の検出手段を備え、この検出手段の
検出出力で選択状態が反転されるものである前記(2)
記載の電源装置。 (4)出力可変の第1の直流電源と、出力可変の第2の
直流電源と、前記第1の直流電源の出力電圧を検出する
第1の出力電圧検出手段と前記第2の直流電源の出力電
圧を検出する第2の出力電圧検出手段と、前記第1の出
力電圧検出手段の検出電圧を一方の入力端に入力し前記
第2の出力電圧検出手段の検出電圧と制御電圧を他方の
入力端に入力する誤差増幅器とを備え、前記誤差増幅器
の出力信号により前記第2の直流電源の出力電圧を制御
することにより、前記第1の直流電源の出力電圧と前記
第2の直流電源の出力電圧の差電圧が所望の値になるよ
うに制御する電源装置。 (5)両極性の定電圧制御及び定電流制御を実行できる
スイッチング式の高圧電源装置を有する電子写真方式の
画像形成装置であって、前記高圧電源装置は、各々の出
力が直列接続される正負の高圧電源と、前記高圧電源の
一端から負荷に供給される出力電圧を所定の比率で分割
して検出する電圧検出回路と、前記電圧検出回路の出力
を所定の基準電圧と比較する第1の誤差増幅器と、前記
高圧電源の他端と接地間に設けられる電流検出回路と、
前記電流検出回路の出力を所定の基準電圧と比較する第
2の誤差増幅器と、制御信号により前記第1の誤差増幅
器の出力と前記第2の誤差増幅器の出力を選択するスイ
ッチと、前記スイッチにより選択された誤差増幅器の出
力とその出力レベルの中間値との差分の電圧を増幅する
反転増幅器及び非反転増幅器と、前記反転増幅器及び非
反転増幅器の出力に従って前記正負の高圧電源の駆動を
制御する駆動回路と、 を有する画像形成装置。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【実施例】以下本発明を実施例により詳しく説明する。
【0029】(実施例1) 図1は実施例1である“カラー複写機の転写ブラシ,吸
着ブラシ給電用高圧電源”の回路図、図2は本実施例の
出力が給電される転写ブラシ,吸着ブラシ周辺の概略図
である。
【0030】図2において、感光ドラム1上に1次帯
電,レーザ光5による像露光,現像器4による現像プロ
セスをへて形成された粉像は、転写ドラム2上に吸着さ
れた転写紙11に転写される。
【0031】転写ドラム2は、円筒上の枠体に薄膜のマ
イラフィルムを巻きつけたもので、感光ドラム1と当接
する画像形成部分はフイルム単体で構成される。吸着ブ
ラシ6は、転写ガイドを伝ってきた転写紙11を静電気
力をもって転写ドラム2に吸着する役目をする。転写ブ
ラシ7は、感光ドラム1上のトナーを静電気力によって
転写紙11上に転写させる役目をする。ポスト転写帯電
器8,9は、後述する転写ブラシの印加電圧の絶対値を
下げるために用いられる。分離帯電器10は、AC+D
Cのコロナ帯電を行うことによって、転写紙11と転写
ドラム2間の静電吸着力を完全に無くす役目をする。本
実施例の高圧電源は、前述の転写ブラシ及び吸着ブラシ
に給電するためのものである。
【0032】図3に転写ドラム2周辺の帯電器,帯電ブ
ラシの動作シーケンスタイミングを示す。転写ドラム2
は、転写紙A3・1枚を縦方向に張り付けるだけの円周
を持ち、図3にA4・1枚をコピーする場合を示す。
【0033】紙搬送系から転写紙11が送られてくる
と、吸着ブラシ6に定電流制御モードで+15μA流し
て転写紙11を転写ドラム2に吸着させる(a参照)。
内側ポスト転写8に負の高電圧をかけて、転写ドラム内
側を−6KVに帯電させる(b参照)。同時に外側ポス
ト転写9に正の高電圧をかけて転写紙11の剥離を防ぐ
(c参照)。転写紙11が転写ドラム2に吸着されて、
更に転写ドラム内側が−6KVに帯電されると、転写ブ
ラシ7に定電流制御モードで+10μAが流され(d参
照)、感光ドラム1から転写紙11へのトナー像の転写
が行われる。転写プロセスは、マジェンタ,シアン,イ
エロ,ブラックの4色毎に繰返されることは言うまでも
ない。
【0034】この時の転写ブラシ給電電圧は、図3のf
に示すように紙間ではほぼ−6KVで留まるが、転写紙
11への転写タイミングでは、前回の電荷が保持される
ために、各色毎におよそ2KVステップで上昇する(f
において3色目以降は省略してある)。4色目の転写が
終了すると、図示はしてないが分離帯電器10にAC+
DCの高圧を印加し、コロナ帯電することによって転写
紙11,転写ドラム2上の電荷を除電して転写紙11を
転写ドラム2から分離させる。
【0035】以上の説明で明らかなように、転写ブラシ
7,吸着ブラシ6に給電する電源は、正負両極性の定電
流電源でなければならない。更に具体的に言えば、負荷
18に等価的に含まれる−6KV〜+6KVの広範囲に
変化する電圧源に対応しながら、負荷18に定電流を供
給する必要がある。
【0036】図1において、T1,T2は高圧トラン
ス、11,12はその1次側駆動回路、13〜15は誤
差増幅器、16,17は電力増幅器である。
【0037】高圧トランスT1,T2の2次側高圧巻線
は、それぞれ高圧ダイオードD1,D2で整流される
が、高圧ダイオードD2の整流出力は、高圧端子P2,
P3を介して、高圧トランスT1の高圧巻線の高圧ダイ
オード結線側と反対側に接続される。高圧トランスT2
の高圧巻線の高圧ダイオード結線と反対側と、グランド
間に挿入された抵抗R3によって、負荷電流が検出され
る。
【0038】高圧整流出力に並列接続されたブリーダ抵
抗R1,R2の値は、少なくとも負荷抵抗RLの1/1
0以下に選ばれる。
【0039】誤差増幅器13は、その非反転入力に供給
された負荷電流検出出力と、端子P4を介して反転入力
に供給された、図示されないシーケンスコントローラよ
り制御される基準電圧を比較する。
【0040】誤差増幅器13〜15は、正負の電源+V
cc,−Veeで駆動される。電源+Vcc,−Vee
は、それぞれ+15V,−15Vと同一電位差を持つの
で、誤差増幅器の出力レンジの中間値は、グランド電位
となる。誤差増幅器14,15は、それぞれ誤差増幅器
13の出力を、グランド電位を中心にして、所定比で反
転,非反転増幅を行い、各々の出力はダイオードD4,
D3を介して電力増幅器16,17に入力される。
【0041】1次駆動回路11,12は、発振回路,ス
イッチング回路等からなり、電力増幅器17,16の出
力に応じた交流電力を高圧トランスT1,T2の1次巻
線に加える役目をする。
【0042】誤差増幅器13の出力が正の場合、誤差増
幅器15の出力は正になり、電力増幅器16が作動して
高圧端子P1に正の電圧が発生する。この時、誤差増幅
器14の出力は負になり、ダイオードD4が遮断し、電
力増幅器17の出力がゼロとなり、高圧トランスT2の
2次巻線に電圧は発生しなくなり、高圧ダイオードD2
は遮断する。高圧端子P1,P2間に発生した正の高電
圧は、負荷18とブリーダ抵抗R2に印加されるが、前
述したように、抵抗R2は負荷抵抗RLより十分小さく
選ばれるので、大部分は負荷18に給電されるようにな
る。そしてフィードバック制御により、端子P4の電圧
に応じた定電流が出力される。
【0043】誤差増幅器13の出力が負の場合は、正の
場合と逆に、高圧トランスT1が遮断、高圧トランスT
2が作動し負荷18に負の高電圧が給電される。
【0044】誤差増幅器13は、定電流制御精度を上げ
るために入力漏れ電流の非常に小さいFET入力タイプ
が選ばれる。
【0045】以上説明したように、本実施例によれば、
正負両極性の電圧出力で、定電流制御ができる。また、
正負両電源が可変出力となっているので、両電源の出力
レンジが狭くてすみ、装置のコストダウン,小型化,信
頼性向上ができる。なお、カラープリンタにおいても同
様に実施できる。
【0046】(実施例2) 図4は実施例2の回路図である。
【0047】本実施例では、回路駆動用電源を単電源に
している。従って中点電位は、グランドでなくVcc/
2となり、精密抵抗R21,R22で電源Vccを分圧
して得られる。Vccとして24V+1%の高精度電源
が供給される。端子P21は、出力のリモート入力信号
端子、P22は出力電流のレベル切換え入力信号端子で
ある。
【0048】複写機のスタンバイ状態では、端子P21
は高インピーダンス状態に保たれ、トランジスタQ2
2,Q23が導通し、電力増幅器(エミッタフォロワ)
16,17の出力はグランド電位になり、高圧トランス
T1,T2の1次側通電は停止し、その2次側出力はゼ
ロになる。
【0049】コピー状態になると、端子P21はグラン
ドに保持され、トランジスタQ22,Q23は遮断状態
になって、電力増幅器16,17は入力に接続された誤
差増幅器,コンパレータの出力の出力電圧を電流増幅す
る。
【0050】負荷電流の検出は、抵抗R3によって行わ
れる。抵抗R3の一端は抵抗R21,R22の結合点に
接続され、負荷電流が1〜20μAで抵抗R21,R2
2のバイアス電流に対して十分小さいので、ほぼ正確に
12Vが印加される。
【0051】端子P22にグランド電位が与えられる
と、トランジスタQ21が開放状態になり、誤差増幅器
13−1の反転入力は、12Vになる。トランジスタQ
22,Q23が遮断状態で帰還制御ループが完成してい
るので、反転入力と非反転入力の電位は一致するように
なり、負荷電流検出抵抗R3に流れる電流は、ゼロにな
るように制御される。
【0052】端子P22が開放されると、トランジスタ
Q21は導通状態になり、誤差増幅器13−1の反転入
力は、12Vを精密抵抗R23とR24で分圧した電圧
となる。この時、抵抗R23の両端電圧が負荷電流検出
抵抗R3の負荷電流による電位降下と等しくなる。
【0053】誤差増幅器13−1の出力により、しきい
値を12Vとして、正負の高圧トランスT1,T2の駆
動回路11,12の選択が行われる。
【0054】誤差増幅器13−1の出力が12V以上の
時、誤差増幅器15−1によって12Vを中心として所
定比に増幅される。但し、誤差増幅器13−1の出力が
12V時、誤差増幅器15−1の出力がゼロになるよう
に12V分シフトされている。
【0055】コンパレータ22,23の出力は、オープ
ンコレクタモードになっており、非動作側の電力増幅器
の入力をゼロにする役目をする。すなわち、誤差増幅器
13−1の出力が12V以上の時コンパレータ22の出
力はグランドになって、電力増幅器17の入力をゼロに
する。一方、コンパレータ23の出力は開放になって、
誤差増幅器15−1の出力は電力増幅器16に入力され
る。
【0056】誤差増幅器13−1の出力が12V以下に
なると、誤差増幅器14−1の出力が電力増幅器17へ
入力される。
【0057】このようにして、本実施例においても実施
例1と同様の効果が得られる。
【0058】(実施例3) 図5は、実施例3の回路図である。本実施例は実施例2
にソフトスタート機能を付加したものである。
【0059】リモート入力端子P21の入力信号は、ト
ランジスタQ31で反転される。トランジスタQ31の
コレクタ出力を抵抗R32,コンデンサC31で積分す
る。この積分出力をエミッタフォロワQ32で電流増幅
して、電力増幅器16,17に供給する。スタート時に
は、出力電流のレベル切換入力端子P22グランドにし
て、負荷電流をゼロに制御するようにする。
【0060】この構成により、端子P21が開放からグ
ランド電位になると、コンデンサC31の電位は徐々に
上昇し、これに応じて電力増幅器16,17の電源電圧
も上昇し、ソフトスタートが行われる。
【0061】(実施例4) 図6は実施例4の回路図である。本実施例は16−1,
17−1に示すように、電力増幅器を双方向型にして、
電力増幅器出力の正方向と負方向の変化スピードを概略
同じにして、帰還制御の安定性を増すと同時に、出力の
立上がり,立下がりスピードを同一にするものである。
【0062】(実施例5) 図7は実施例5である“複写機の転写ブラシ給電用高圧
電源”の回路図である。
【0063】図において、T1,T2は高圧トランス、
11,12はその1次側駆動回路、51〜54は誤差増
幅器、16,17は電力増幅器である。高圧トランスT
1,T2の2次側高圧巻線は、それぞれ高圧ダイオード
D1,D2で整流されるが、高圧ダイオードD2の整流
出力は、高圧端子P2,P3を介して、高圧トランスT
1の高圧巻線の高圧ダイオード結線側と反対側に接続さ
れる。
【0064】高圧トランスT2の高圧巻線の高圧ダイオ
ード結線と反対側と、グランド間に挿入された抵抗R3
によって、負荷電流が検出される。抵抗R3の値は十分
小さい値が選ばれる。出力電圧は、抵抗R9,R10に
よって所定比に分圧されて検出される。高圧整流出力に
並列接続されたブリーダ抵抗R1,R2の値は、少なく
とも負荷抵抗RLの1/10以下に選ばれる。
【0065】誤差増幅器51は、非反転入力に供給され
た負荷電流検出出力と、端子P4を介して反転入力に供
給された、図示されないシーケンスコントローラより制
御される基準電圧を比較する。誤差増幅器52は、反転
入力に供給された出力電圧検出出力と、端子P5を介し
て非反転入力に供給された、図示されないシーケンスコ
ントローラより制御される基準電圧を比較する。
【0066】誤差増幅器51〜54は、正負の電源+V
cc,−Veeで駆動される。+Vcc,−Veeは、
それぞれ+15V,−15Vと同一電位差を持つので、
誤差増幅器の出力レンジの中間値は、グランド電位とな
る。
【0067】誤差増幅器53,54は、アナログスイッ
チQ51,Q52で選択された誤差増幅器51または5
2の出力を、グランド電位を中心にして、それぞれ所定
比で反転、非反転増幅を行い、各々の出力はダイオード
D4,D3を介して電力増幅器17,16に入力され
る。
【0068】1次駆動回路11,12は、発振回路,ス
イッチング回路等からなり、電力増幅器16,17の出
力に応じた交流電力を高圧トランスT1,T2の1次巻
線に加える役目をする。アナログスイッチQ51,Q5
2で選択された誤差増幅器51または52の出力が正の
場合、誤差増幅器54の出力は正になり、電力増幅器1
6が作動して端子P1に正の高圧が発生する。この時、
誤差増幅器53の出力は負になり、ダイオードD4が遮
断し、電力増幅器17の出力がゼロとなり、高圧トラン
スT2の2次巻線に電圧は発生しなくなり、高圧ダイオ
ードD2は遮断する。
【0069】端子P1,P2間に発生した正の高電圧
は、負荷55とブリーダ抵抗R2に印加されるが、前述
したように、抵抗R2は負荷抵抗RLより十分小さく選
ばれるので、大部分は負荷55に給電されるようにな
る。アナログスイッチQ51,Q52で選択された誤差
増幅器51または52の出力が負の場合は、正の場合と
逆に、高圧トランスT1が遮断、T2が作動し負荷55
に負の高電圧が供給される。誤差増幅器51は、定電流
制御精度を上げるために入力漏れ電流の非常に小さいF
ET入力タイプが得られる。
【0070】以上説明したように、本実施例によれば、
負荷の幅広い変動に対し、定電流,定電圧制御が安定に
行え、かつ、定電流モードと定電圧モードの切換えを迅
速に行うことができる。
【0071】なお、プリンタにおいても同様に実施でき
る。
【0072】(実施例6) 図8は実施例6の回路図である。本実施例は、実施例5
におけるアナログスイッチQ51,Q52の代りに、F
ETとトランジスタによるディスクリート回路を用いた
ものである。
【0073】誤差増幅器51,52の出力を、それぞれ
抵抗2個の直列回路、R61−R62,R63−R64
を介して、レベル選択回路61の入力へ接続する。
【0074】前述の直列抵抗回路の中点を、FET・Q
61またはQ62でグランドに接続することによって、
誤差増幅器52または51の出力を遮断する。
【0075】FETが遮断されている側の誤差増幅器の
出力は、導通している他方のFETのために所定比減衰
されるが、その減衰分はレベル選択回路の増幅器のゲイ
ンを変えて補償する。
【0076】(実施例7) 図9は実施例7の回路図である。本実施例は、実施例6
の変形で、出力電圧の検出を、コンバータトランスT
1,T2に出力検出巻線L1,L2を設け、この検出巻
線L1,L2の整流出力を抵抗結合して誤差増幅器51
の入力へ加えるものである。
【0077】(実施例8) 図10は実施例8の回路図である。本実施例は、実施例
7の変形に電流リミッタ,電圧リミッタ機能を付加した
ものである。
【0078】81は過電流検出用のコンパレータで、電
流検出出力を端子P7に供給された基準電圧と比較す
る。同様に82は過電圧検出用のコンパレータで、電圧
検出出力を端子P8に供給された基準電圧と比較する。
Q81は、3ステートのバッファ回路、Q82は3ステ
ートのインバータ回路である。
【0079】コンパレータ81,82の何れの出力も低
レベルの時、コンパレータQ82の出力は高インピーダ
ンスに、コンパレータQ81は入力の論理どうりの出力
を発生する。このため、端子P9に入力された制御信号
どおりの制御信号が、アナログスイッチQ51,Q52
に加えられる。
【0080】コンパレータ81,82の何れかの出力
が、高レベルになると、コンパレータQ81の出力が高
インピーダンスに、コンパレータQ82が論理どうりに
なり、端子P9に入力された制御信号は、反転されて、
アナログスイッチQ51,Q52に加えられる。このた
め、過電圧もしくは過電流になると、定電流制御モード
から定電圧モードへ、或いはその逆に切り換わるように
なっている。
【0081】この時、端子P4,P5への基準信号は、
定電流制御モードの制御信号“L”が端子P9に印加さ
れている時は、端子P5は電圧リミッタ制御値になるよ
うに切り換えられる。
【0082】逆に定電圧制御モードの制御信号“H”が
端子P9に印加されている時は、端子P4は電流リミッ
タ制御値になるように切り換えられる。
【0083】(実施例9) 図11は実施例9の回路図である。本実施例は、実施例
8において、コンパレータ81,82を用いることなく
電圧リミッタ,電流リミッタ機能を付加するものであ
る。
【0084】Q91〜Q96の論理回路によって、誤差
増幅器51,52の出力を選択してリミッタ回路に接続
するようにしている。
【0085】定電流制御モードの時、端子P9は高レベ
ル“H”に設定される。この時電圧検出用誤差増幅器5
2の基準電圧は、電圧リミッタレベルに設定される。こ
の時、アンド回路Q91の出力は低レベル、アンド回路
Q92の出力は、誤差増幅器52の出力と逆の論理レベ
ルになる。電圧検出レベルが、端子P5に与えられたリ
ミッタレベルを越えると、誤差増幅器52の出力は負と
なり、3ステートのインバータ回路Q96の出力は高レ
ベル、従ってアンド回路Q92,Q93の出力は共に高
レベル、3ステートのバッファ回路Q81の出力を高イ
ンピーダンスにする。インバータ回路Q82は制御切換
え信号(P9入力)を反転させ、アナログスイッチQ5
1を遮断、アナログスイッチQ52を導通させる。この
ため、誤差増幅器52の出力が、レベル選択回路61に
入力される。
【0086】(実施例10) 図12は実施例10である“複写機の帯電器用高圧電
源”の回路図である。同図においてオペアンプIC10
4,抵抗154〜157,コンデンサC127は矩形波
の発振器を構成している。この発振器は、トランジスタ
109,114,119を介してトランジスタQ11
1,Q115,Q120をスイッチングさせてフライバ
ックトランスT101,T102,T103を駆動す
る。フライバックトランスT101はコンデンサC10
9,ダイオードD105とともに電圧共振型のスイッチ
ングフライバック回路を構成している。またそれぞれフ
ライバックトランスT102はコンデンサC114,ダ
イオードD108と、フライバックトランスT103は
コンデンサC120,ダイオードD111とともに電圧
共振型のスイッチングフライバック回路を構成してい
る。
【0087】またそれぞれフライバックトランスT10
1〜T103は、整流回路が内蔵され、直流が出力され
る。またフライバックトランスT101は、抵抗R11
3,トランジスタQ107を介し電源に接続される。こ
のときにトランジスタQ107によりフライバックトラ
ンスT101への供給電圧を制御することによりフライ
バックトランスT101の出力電圧を制御することが可
能となる。トランジスタQ107の出力電圧は、オペア
ンプIC103の出力に決定される。同様にフライバッ
クトランスT102はオペアンプIC102により、フ
ライバックトランスT103はオペアンプIC101に
より出力電圧が制御される。フライバックトランスT1
01の出力は、負極の高電圧を生成し、フライバックト
ランスT102の出力の片端に入力される。フライバッ
クトランスT102の他端は正極の高電圧を生成し、転
写ドラム102へ出力を供給する。これにより転写ドラ
ム102には、正極から負極までの高電圧が印加される
ことになる。
【0088】転写ドラム102へ供給される出力は、抵
抗R111,R112,R113により分圧される。抵
抗R113につながる21.5Vは基準電源であり、こ
の検出電圧が負極にならないようレベルシフトを行って
いる。この分圧された電圧は検出信号として抵抗R12
4を介し、オペアンプIC102に入力される。オペア
ンプIC102は、抵抗R122を介しCPU105よ
り入力される制御信号により決定される電圧となるよう
フライバックトランスT102の直流高圧出力の定電圧
制御を行う。同様に検出信号はまた抵抗R115を介
し、オペアンプIC103に入力される。オペアンプI
C103は、抵抗R117を介しCPU105より入力
される制御信号により決定される電圧となるようフライ
バックトランスT101の直流高圧出力の定電圧制御を
行う。このときCPU105は正極または負極のどちら
か片方のみを出力するよう制御を行う。
【0089】また、フライバックトランスT102の出
力は、フライバックトランスT103の出力巻線の片端
に接続される。フライバックトランスT103の出力の
他端は転写出力に対し負極の高電圧を生成し、吸着ドラ
ム103へ出力を供給する。吸着ドラム103へ供給さ
れる出力は、抵抗103,104により分圧され、検出
信号として抵抗R134を介しオペアンプIC101に
入力される。またCPU105より入力される制御信号
は抵抗R105を介し抵抗R134に供給される。オペ
アンプIC101の他の入力は、転写ドラム102へ供
給される出力を、抵抗R101,R102により分圧し
検出信号として抵抗R136を介し、供給される。
【0090】この時転写電圧をV1、吸着電圧をV2、
CPU105からの吸着制御電圧をEとすると、 (R103×R104+R104×R105+R105×R103)×R102 ×V1−(R101+R102)×R104×R105×V2=(R101+R 102)×R103×R104×E となる。ここで、R101=R103,R104=R1
05=2×R102とすると、式は、 V1−V2=(R103/R104)・E
このようにして、本実施例によれば、吸着制御電圧Eが
一定ならば、吸着電圧V2と転写電圧V1の差電圧は、
転写電圧V1によらず、一定に制御されることになる。
また、各高圧電源の電圧検出回路を差電圧制御のための
回路に共用することができ、装置を低コストにできる。
【0091】(実施例11) 図13は実施例11の回路図である。同図において、抵
抗R101,R102,R106は、転写出力を分圧し
検出を行っており、検出電圧は、抵抗R115を介しオ
ペアンプIC103に、抵抗R124を介しオペアンプ
IC102に、抵抗R136を介しオペアンプ101
に、それぞれ供給されている。また吸着出力は抵抗R1
03,R104,R107により分圧して検出を行い、
抵抗R134を介しオペアンプIC101の他の入力に
供給される。またCPU105より入力される制御信号
は抵抗R105を介し抵抗R134に供給される。他
は、実施例10と同様である。同図において、21.5
Vの基準電圧をeとし、他を、実施例10と同様に考え
ると、 (R103×R104×R107+R104×R105×R107+R105× R103×R107+R103×R104×R105)×R102×R106× V1−(R101×R102+R102×R106+R106×R101)×R 104×R105×R107×V2=〔R103×R104×R105×R10 6×(R101+R102)−R101×R102×R107×(R103×R 104+R104×R105+R105×R103)〕e+(R101+R10 2+R102×R106+R106×R101)×R103×R104×R10 7×E となる。ここで、R101=R103,R104=R1
05=2×R102,R106=R107とすると、
式は、 V1−V2=(R103/R104)・E
このようにして、本実施例によれば、実施例10と同様
に、吸着制御電圧Eが一定ならば、吸着電圧V2と転写
電圧V1の差電圧は、転写電圧V1によらず、一定に制
御されることとなる。また転写出力の検出抵抗の数を少
なくすることができ、装置のコストの上昇を押えること
ができる。
【0092】なお、以上の各実施例は、電子写真方式の
複写機の高圧電源に関するものであるが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、同様の制御を要する他の電
源装置で同様に実施することができる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の電源を連係作動させて正確な所望の出力を得るこ
とのできる電源装置およびこの電源装置を有する画像形
成装置を提供することができる。詳しくは、請求項1〜
請求項4に記載の発明では、正,負両方の直流電源が可
変出力となっているので、両直流電源の出力レンジ(ダ
イナミックレンジ)が狭くてすみ、装置のコストダウ
ン,小型化,信頼性向上ができる。また、負荷に含まれ
る抵抗成分,電圧源成分のあらゆる変動に対し安定に動
作する。
【0094】請求項5記載の発明では、両方の直流電源
の差電圧を正確に制御でき、両直流電源の出力電圧検出
回路を、差電圧制御回路に共用できるので、装置のコス
トダウン,小型化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の回路図
【図2】 カラー複写機の転写ドラム周辺の概略図
【図3】 カラー複写機の転写ドラム周辺の帯電器,帯
電ブラシの動作シーケンスタイミングを示す図
【図4】 実施例2の回路図
【図5】 実施例3の回路図
【図6】 実施例4の回路図
【図7】 実施例5の回路図
【図8】 実施例6の回路図
【図9】 実施例7の回路図
【図10】 実施例8の回路図
【図11】 実施例9の回路図
【図12】 実施例10の回路図
【図13】 実施例11の回路図
【符号の説明】
13,14,15 誤差増幅器 D1,D2 高圧ダイオード D3,D4 ダイオード T1,T2 高圧トランス
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−261052(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05F 1/10 G03G 15/00 G03G 15/01 G03G 15/16

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力可変の第1の直流電源と、 前記第1の直流電源の一方の出力端に、この出力端と同
    極性の一方の出力端を接続した出力可変の第2の直流電
    源とを備え、 前記第1の直流電源の他方の出力端と、前記第2の直流
    電源の他方の出力端を当該電源装置の出力端とした電源
    装置であって、 当該電源装置の出力電流をその基準値と比較する誤差増
    幅器と、 前記誤差増幅器の出力レベルの中間値をしきい値とし
    て、前記第1の直流電源,前記第2の直流電源から1つ
    の直流電源を選択し作動させる選択・作動手段と、 前記選択・作動手段で選択した直流電源に前記誤差増幅
    器の出力を供給してフィードバック制御を行うフィード
    バック制御手段と、 を備えたことを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 出力可変の第1の直流電源と、 前記第1の直流電源の一方の出力端に、この出力端と同
    極性の一方の出力端を接続した出力可変の第2の直流電
    源とを備え、 前記第1の直流電源の他方の出力端と、前記第2の直流
    電源の他方の出力端を当該電源装置の出力端とした電源
    装置であって、 当該電源装置の出力電流をその基準値と比較する第1の
    誤差増幅器と、 該当電源装置の出力電圧をその基準値と比較する第2の
    誤差増幅器と、 前記第1の誤差増幅器,前記第2の誤差増幅器から1つ
    の誤差増幅器を選択する選択手段と、 前記選択手段で選択した誤差増幅器の出力レベルの中間
    値をしきい値として、前記第1の直流電源,前記第2の
    直流電源から1つの直流電源を選択し作動させる選択・
    作動手段と、 前記選択・作動手段で選択した直流電源に、前記選択手
    段で選択した誤差増幅器の出力を供給してフィードバッ
    ク制御を行うフィードバック制御手段と、を備えたこと
    を特徴とする電源装置。
  3. 【請求項3】 選択手段は、当該電源装置の出力の過電
    圧,過電流の少なくとも一方の検出手段を備え、この検
    出手段の検出出力で選択状態が反転されるものであるこ
    とを特徴とする請求項記載の電源装置。
  4. 【請求項4】 出力可変の第1の直流電源と、 出力可変の第2の直流電源と、前記第1の直流電源の出力電圧を検出する第1の出力電
    圧検出手段と 前記第2の直流電源の出力電圧を検出する第2の出力電
    圧検出手段と、 前記第1の出力電圧検出手段の検出電圧を一方の入力端
    に入力し前記第2の出力電圧検出手段の検出電圧と制御
    電圧を他方の入力端に入力する誤差増幅器とを備え、 前記誤差増幅器の出力信号により前記第2の直流電源の
    出力電圧を制御することにより、 前記第1の直流電源の
    出力電圧と前記第2の直流電源の出力電圧の差電圧が所
    望の値になるように制御することを特徴とする電源装
    置。
  5. 【請求項5】 両極性の定電圧制御及び定電流制御を実
    行できるスイッチング式の高圧電源装置を有する電子写
    真方式の画像形成装置であって、前記高圧電源装置は、 各々の出力が直列接続される正負の高圧電源と、 前記高圧電源の一端から負荷に供給される出力電圧を所
    定の比率で分割して検出する電圧検出回路と、 前記電圧検出回路の出力を所定の基準電圧と比較する第
    1の誤差増幅器と、 前記高圧電源の他端と接地間に設けられる電流検出回路
    と、 前記電流検出回路の出力を所定の基準電圧と比較する第
    2の誤差増幅器と、 制御信号により前記第1の誤差増幅器の出力と前記第2
    の誤差増幅器の出力を選択するスイッチと、 前記スイッチにより選択された誤差増幅器の出力とその
    出力レベルの中間値との差分の電圧を増幅する反転増幅
    器及び非反転増幅器と、 前記反転増幅器及び非反転増幅器の出力に従って前記正
    負の高圧電源の駆動を制御する駆動回路と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
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