JP3323281B2 - 紐の留め具 - Google Patents
紐の留め具Info
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B13/00—Hook or eye fasteners
- A44B13/02—Hook or eye fasteners with spring closure of hook
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G11/00—Means for fastening cables or ropes to one another or to other objects; Caps or sleeves for fixing on cables or ropes
- F16G11/10—Quick-acting fastenings; Clamps holding in one direction only
- F16G11/101—Quick-acting fastenings; Clamps holding in one direction only deforming the cable by moving a part of the fastener
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T24/39—Cord and rope holders
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に紐類の締付け装
置ないし固定装置、特に、プランジャと、圧縮ばねと、
保持リングと、筒形ハウジングとで形成されプランジャ
の貫通孔と、筒形ハウジングの孔とが紐類の挿入のため
に容易に整合可能な様に圧縮されたばねによって「仮組
立位置」にプランジャ仮組立体を最初に保持する装置を
含む改良された紐類の留め具に関する。
置ないし固定装置、特に、プランジャと、圧縮ばねと、
保持リングと、筒形ハウジングとで形成されプランジャ
の貫通孔と、筒形ハウジングの孔とが紐類の挿入のため
に容易に整合可能な様に圧縮されたばねによって「仮組
立位置」にプランジャ仮組立体を最初に保持する装置を
含む改良された紐類の留め具に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ヘルメット、帽子、スリーピング
バッグ、フード付き上衣、リュックサック、衣服など紐
を引き、その紐を引いた状態に留めるための留め具は周
知である。この留め具は、圧縮ばねによって離れる様に
付勢された横方向孔を有する入れ子式シリンダを備えて
いる。このシリンダは、紐を挿入するのに先立ち、シリ
ンダの孔を整合させるため付勢ばねの力に抗して押し縮
めねばならない。押し縮めを止めると入れ子式シリンダ
はばねの力で伸びシリンダの孔の対向する端縁に紐を締
付けるのである。
バッグ、フード付き上衣、リュックサック、衣服など紐
を引き、その紐を引いた状態に留めるための留め具は周
知である。この留め具は、圧縮ばねによって離れる様に
付勢された横方向孔を有する入れ子式シリンダを備えて
いる。このシリンダは、紐を挿入するのに先立ち、シリ
ンダの孔を整合させるため付勢ばねの力に抗して押し縮
めねばならない。押し縮めを止めると入れ子式シリンダ
はばねの力で伸びシリンダの孔の対向する端縁に紐を締
付けるのである。
【０００３】従来の紐留め具の米国特許には次のものが
ある。第２，３７９，６７６号、第４，１８８，６８６
号、第４，３２８，６０５号、第４，４５３，２９２
号、第４，６２２，７２３号、第４，６７５，９４８
号、第４，７２４，５８４号、第４，８３９，９４６
号、第５，０１５，０２３号
ある。第２，３７９，６７６号、第４，１８８，６８６
号、第４，３２８，６０５号、第４，４５３，２９２
号、第４，６２２，７２３号、第４，６７５，９４８
号、第４，７２４，５８４号、第４，８３９，９４６
号、第５，０１５，０２３号
【０００４】米国特許第４，３２８，６０５号には本体
ないしスリーブ１４と、ピストンないしプランジャ１６
と、キャップ１８と、圧縮ばね２０とを備えた紐留め具
が開示されている。プランジャとスリーブは、相互に対
して軸方向へ可動な様に密な嵌合の入れ子式係合におい
て一緒に装着される。次に、圧縮ばねを、スリーブ内に
設置し、次に、キャップを、プランジャとキャップとの
間にばねを保持する様にスリーブに対して密封関係にお
いて設置する。このばねは、プランジャの孔がスリーブ
の孔に整合しない第１位置にスリーブ及びプランジャを
常態で付勢する。プランジャをばねの力に抗してスリー
ブの内部で第２位置に向って移動するとスリーブの孔と
プランジャの孔とが整合して正しく合わされる。
ないしスリーブ１４と、ピストンないしプランジャ１６
と、キャップ１８と、圧縮ばね２０とを備えた紐留め具
が開示されている。プランジャとスリーブは、相互に対
して軸方向へ可動な様に密な嵌合の入れ子式係合におい
て一緒に装着される。次に、圧縮ばねを、スリーブ内に
設置し、次に、キャップを、プランジャとキャップとの
間にばねを保持する様にスリーブに対して密封関係にお
いて設置する。このばねは、プランジャの孔がスリーブ
の孔に整合しない第１位置にスリーブ及びプランジャを
常態で付勢する。プランジャをばねの力に抗してスリー
ブの内部で第２位置に向って移動するとスリーブの孔と
プランジャの孔とが整合して正しく合わされる。
【０００５】米国特許第４，４５３，２９２号では、シ
リンダ１２と、プランジャ１４と、それ等の間に捕捉さ
れる圧縮付勢用コイルばね１６とを備えた紐固定装置が
開示されている。プランジャに形成された一対の歯５８
は、ピストンをシリンダの閉鎖端部に向って軸方向に移
動させてシリンダ内に組立てるとき、シリンダの開放端
部の内方に配置された導入斜面３０に乗り入れる。この
結果、歯は、斜面上でカム係合し、歯の肩６２は夫々の
対の整合する横方向孔に噛込み、ピストンとシリンダを
組立て状態にする。
リンダ１２と、プランジャ１４と、それ等の間に捕捉さ
れる圧縮付勢用コイルばね１６とを備えた紐固定装置が
開示されている。プランジャに形成された一対の歯５８
は、ピストンをシリンダの閉鎖端部に向って軸方向に移
動させてシリンダ内に組立てるとき、シリンダの開放端
部の内方に配置された導入斜面３０に乗り入れる。この
結果、歯は、斜面上でカム係合し、歯の肩６２は夫々の
対の整合する横方向孔に噛込み、ピストンとシリンダを
組立て状態にする。
【０００６】米国特許第４，６２２，７２３号には凹所
１８を形成する様に底壁１７と、孔２１，２２のある対
向する側壁１３，１４とを有するハウジング１１と、該
凹所に摺動可能に収容されるインサート１２とを備えた
紐留め具が開示されている。そのインサートは、プラン
ジャ部分３０と、その端部に配置された一体のＷ形ばね
部分３１とを有している。プランジャ部分は、貫通孔３
５を有する。プランジャが押し下げられて、ばねが圧縮
されると、プランジャの貫通孔３５は、紐を収容する様
にハウジング側壁の孔２１，２２に整合する。
１８を形成する様に底壁１７と、孔２１，２２のある対
向する側壁１３，１４とを有するハウジング１１と、該
凹所に摺動可能に収容されるインサート１２とを備えた
紐留め具が開示されている。そのインサートは、プラン
ジャ部分３０と、その端部に配置された一体のＷ形ばね
部分３１とを有している。プランジャ部分は、貫通孔３
５を有する。プランジャが押し下げられて、ばねが圧縮
されると、プランジャの貫通孔３５は、紐を収容する様
にハウジング側壁の孔２１，２２に整合する。
【０００７】米国特許第４，６７５，９４８号では、ス
リーブ１３と、該スリーブに挿入可能なラッチングスラ
イド１４とを備えた紐の留め具が開示されている。この
ラッチングスライドは、頭１８において外方で終るボデ
ー１７を有し、ジグザグ材料で形成されたばね１９は、
ボデー１７に一体に作られている。スリーブ１３は、そ
の長い側部に形成された開口部１２ａ，１２ｂを有し、
開口部１２ｃは、スリーブの開口部に整合して設置可能
なボデー１７に形成されている。
リーブ１３と、該スリーブに挿入可能なラッチングスラ
イド１４とを備えた紐の留め具が開示されている。この
ラッチングスライドは、頭１８において外方で終るボデ
ー１７を有し、ジグザグ材料で形成されたばね１９は、
ボデー１７に一体に作られている。スリーブ１３は、そ
の長い側部に形成された開口部１２ａ，１２ｂを有し、
開口部１２ｃは、スリーブの開口部に整合して設置可能
なボデー１７に形成されている。
【０００８】上述で列挙されたが特に論議されない残り
の特許は、一般的な興味に過ぎないものであり、紐の留
め具に対して固定される位置に可撓性コードないし引き
紐を強固に保持する紐留め具における当該技術の状態を
示す様に思われる。
の特許は、一般的な興味に過ぎないものであり、紐の留
め具に対して固定される位置に可撓性コードないし引き
紐を強固に保持する紐留め具における当該技術の状態を
示す様に思われる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プラン
ジャの貫通孔と、筒形ハウジングの孔とが紐の挿入のた
めに容易に整合可能な様に圧縮されるばねを有する仮組
立て位置にプランジャ仮組立体を最初に保持する装置を
備えた本発明のものゝ様な紐留め具は調査で明らかにな
った従来技術のいずれのものも開示していない。
ジャの貫通孔と、筒形ハウジングの孔とが紐の挿入のた
めに容易に整合可能な様に圧縮されるばねを有する仮組
立て位置にプランジャ仮組立体を最初に保持する装置を
備えた本発明のものゝ様な紐留め具は調査で明らかにな
った従来技術のいずれのものも開示していない。
【００１０】従来の紐留め具は、紐を留め具に通す前に
夫々のシリンダの孔を手で整合させるための非常に退屈
で、時間の掛る調節が必要であり、これにより、組立コ
ストが増大する欠点を有する。従って、夫々のシリンダ
の孔を手で最初に整合させる必要性が無い改良された留
め具の出現が望まれている。
夫々のシリンダの孔を手で整合させるための非常に退屈
で、時間の掛る調節が必要であり、これにより、組立コ
ストが増大する欠点を有する。従って、夫々のシリンダ
の孔を手で最初に整合させる必要性が無い改良された留
め具の出現が望まれている。
【００１１】
【課題を解決するための手段】夫々のシリンダの孔を手
で最初に整合させる必要が無い改良された留め具は、底
面を有する保持リングと、保持リングの底面に固定可能
に係合可能でありプランジャのステムに形成された横方
向肩を有する股を設けることによって達成される。次い
でプランジャ、ばね及び保持リングの仮組立体は、紐を
収容するために筒形ハウジングの孔にプランジャの貫通
孔を同心状に整合させる様に筒形ハウジングの空所に入
れ子式に挿入される。
で最初に整合させる必要が無い改良された留め具は、底
面を有する保持リングと、保持リングの底面に固定可能
に係合可能でありプランジャのステムに形成された横方
向肩を有する股を設けることによって達成される。次い
でプランジャ、ばね及び保持リングの仮組立体は、紐を
収容するために筒形ハウジングの孔にプランジャの貫通
孔を同心状に整合させる様に筒形ハウジングの空所に入
れ子式に挿入される。
【００１２】従って、本発明の一般的な目的は、使用及
び製造が比較的簡単且つ経済的に行え、しかも従来の紐
の留め具の欠点を克服する改良された紐の留め具を提供
することである。
び製造が比較的簡単且つ経済的に行え、しかも従来の紐
の留め具の欠点を克服する改良された紐の留め具を提供
することである。
【００１３】本発明の目的は、プランジャの貫通孔と、
筒形ハウジングの孔とが紐の挿入のために容易に整合可
能な様に圧縮されるばねを有する仮組立位置にプランジ
ャ仮組立体を最初に保持する装置を備えた改良された紐
の留め具を提供することである。
筒形ハウジングの孔とが紐の挿入のために容易に整合可
能な様に圧縮されるばねを有する仮組立位置にプランジ
ャ仮組立体を最初に保持する装置を備えた改良された紐
の留め具を提供することである。
【００１４】本発明の他の目的は、プランジャと、圧縮
ばねと、保持リングと、筒形ハウジングとで形成され、
該プランジャが仮組立位置を限定する様にプランジャの
胴部と保持リングとの間に圧縮された状態で圧縮ばねを
解放可能に固定する股を有する改良された紐の留め具を
提供することである。
ばねと、保持リングと、筒形ハウジングとで形成され、
該プランジャが仮組立位置を限定する様にプランジャの
胴部と保持リングとの間に圧縮された状態で圧縮ばねを
解放可能に固定する股を有する改良された紐の留め具を
提供することである。
【００１５】これ等の目標及び目的により、本発明は、
可撓性コード、引き紐等を固定される位置に強固に保持
する改良された紐の留め具の提供に関する。該紐の留め
具は、筒形ハウジングと、プランジャ部材と、圧縮ばね
と、保持リングとを備えている。該筒形ハウジングは、
それに空所を形成する様に開放端部と、包囲する外側側
壁と、閉鎖端部とを有している。該筒形ハウジングは、
紐を収容するために直径方向に対向する位置で外側側壁
に形成された一対の孔を更に備えている。該プランジャ
部材は、頭と、胴部と、ステムとを有している。該胴部
は、頭をステムに結合し、直径方向へ延びる横方向貫通
孔を有している。圧縮ばねは、ステム上に設置され、胴
部に係合する題１端部と、保持リングに係合する第２端
部とを有している。保持リングは、圧縮ばねの第２端部
内に設置される直立壁部を有している。
可撓性コード、引き紐等を固定される位置に強固に保持
する改良された紐の留め具の提供に関する。該紐の留め
具は、筒形ハウジングと、プランジャ部材と、圧縮ばね
と、保持リングとを備えている。該筒形ハウジングは、
それに空所を形成する様に開放端部と、包囲する外側側
壁と、閉鎖端部とを有している。該筒形ハウジングは、
紐を収容するために直径方向に対向する位置で外側側壁
に形成された一対の孔を更に備えている。該プランジャ
部材は、頭と、胴部と、ステムとを有している。該胴部
は、頭をステムに結合し、直径方向へ延びる横方向貫通
孔を有している。圧縮ばねは、ステム上に設置され、胴
部に係合する題１端部と、保持リングに係合する第２端
部とを有している。保持リングは、圧縮ばねの第２端部
内に設置される直立壁部を有している。
【００１６】該ステムは、プランジャと、ばねと、保持
リングとの仮組立体のための仮組立位置を限定する様に
プランジャの胴部と保持リングとの間で圧縮される状態
の圧縮ばねを解放可能に固定する装置を有している。該
仮組立体は、紐を収容するためにプランジャの貫通孔を
筒形ハウジングの対の孔に同心状に整合させる様に筒形
ハウジングの空所に入れ子式に挿入される。プランジャ
の頭が押し下げられて解放されるとき、固定装置は、ば
ねが拡張してプランジャと筒形ハウジングとの間に紐を
固定するために軸方向に上方へ移動する様にプランジャ
を付勢する事ができる様に解放される様になる。
リングとの仮組立体のための仮組立位置を限定する様に
プランジャの胴部と保持リングとの間で圧縮される状態
の圧縮ばねを解放可能に固定する装置を有している。該
仮組立体は、紐を収容するためにプランジャの貫通孔を
筒形ハウジングの対の孔に同心状に整合させる様に筒形
ハウジングの空所に入れ子式に挿入される。プランジャ
の頭が押し下げられて解放されるとき、固定装置は、ば
ねが拡張してプランジャと筒形ハウジングとの間に紐を
固定するために軸方向に上方へ移動する様にプランジャ
を付勢する事ができる様に解放される様になる。
【００１７】本発明のこれ等及びその他の目的及び利点
は、全体を通じて同様な符号で対応する部分を示す添付
図面に関連して読むときに下記の詳細な説明によって更
に完全に明らかになる。
は、全体を通じて同様な符号で対応する部分を示す添付
図面に関連して読むときに下記の詳細な説明によって更
に完全に明らかになる。
【００１８】
【実施例】図１，図２を参照すると、符号１０で本発明
の改良された紐の留め具が示されている。本発明の留め
具１０は、１本又はそれ以上の引き紐、ロープ等を選択
された位置に解放可能に固定する様に構成される。この
留め具は、プランジャ部材１２と、コイルばね１４と、
保持リング１６と、筒形ハウジング１８とから成ってい
る。
の改良された紐の留め具が示されている。本発明の留め
具１０は、１本又はそれ以上の引き紐、ロープ等を選択
された位置に解放可能に固定する様に構成される。この
留め具は、プランジャ部材１２と、コイルばね１４と、
保持リング１６と、筒形ハウジング１８とから成ってい
る。
【００１９】プランジャ１２、保持リング１６及び筒形
ハウジング１８の各々は、比較的高い強さと、高い寸法
安定性とを有する幾つかの材料で形成されてもよい。本
発明による紐の留め具は引き紐を挿入する前にプランジ
ャ１２の孔と筒形ハウジング１８の孔とを手で整合する
必要がなく、これにより組立てを容易にし従って組立て
コストを低減するので、ヘルメット、帽子、スリーピン
グバッグ、フード付きの上衣、リュックサック、衣服等
の引き紐を使用する装置に特別な適用性を有している。
この留め具は、装着者が手根骨トンネル症候群にかゝる
可能性を更に回避する。
ハウジング１８の各々は、比較的高い強さと、高い寸法
安定性とを有する幾つかの材料で形成されてもよい。本
発明による紐の留め具は引き紐を挿入する前にプランジ
ャ１２の孔と筒形ハウジング１８の孔とを手で整合する
必要がなく、これにより組立てを容易にし従って組立て
コストを低減するので、ヘルメット、帽子、スリーピン
グバッグ、フード付きの上衣、リュックサック、衣服等
の引き紐を使用する装置に特別な適用性を有している。
この留め具は、装着者が手根骨トンネル症候群にかゝる
可能性を更に回避する。
【００２０】次に、図３から図５を参照すると、プラン
ジャ部材１２は、平らな上面２２と、平らな底面２４と
を有する円筒形頭２０を備えている。胴部２６は、底面
２４から軸方向に延び、その両側に直径方向に配置され
る弧状面２８を有するほゞ円筒形の構造である。一対の
凹所３０は、製造の際に問題を生じさせ得る領域の材料
の大きな質量を除去する様に頭２０の直ぐ下に横たわる
胴部２６の上側部分に形成される。胴部に形成される弧
状面のほゞ中間の領域には、直径方向に貫通し、プラン
ジャの長手方向軸線に垂直な軸線を有する横方向の貫通
孔３２が設けられる。貫通孔３２は、後述の様に「仮組
立て位置」において筒形ハウジングの開口ないし孔５２
ａ，５２ｂに最初に整合される様に構成される。
ジャ部材１２は、平らな上面２２と、平らな底面２４と
を有する円筒形頭２０を備えている。胴部２６は、底面
２４から軸方向に延び、その両側に直径方向に配置され
る弧状面２８を有するほゞ円筒形の構造である。一対の
凹所３０は、製造の際に問題を生じさせ得る領域の材料
の大きな質量を除去する様に頭２０の直ぐ下に横たわる
胴部２６の上側部分に形成される。胴部に形成される弧
状面のほゞ中間の領域には、直径方向に貫通し、プラン
ジャの長手方向軸線に垂直な軸線を有する横方向の貫通
孔３２が設けられる。貫通孔３２は、後述の様に「仮組
立て位置」において筒形ハウジングの開口ないし孔５２
ａ，５２ｂに最初に整合される様に構成される。
【００２１】ステム３４（図３）は、胴部２６に一体に
形成され、胴部２６の下側部分から延び、逆Ｕ形スロッ
ト３８によって分離される一対の弾力的な脚３６ａ，３
６ｂで終わる。弾力的な脚の各々は、保持リング１６に
固定係合するためにその下端部に横方向肩４１を有する
解放可能な固定用股４０を備えている。一対の対向する
小さい突起４２は、筒形ハウジング１８（図７）の共に
噛合うスロット５４内に可動に収容可能な様に貫通孔３
２の下側真中部分に隣接する胴部２６の下側部分の外側
面に直径方向に形成される。この突起は、プランジャを
ハウジング内にとび出さない様に保持するのに役立つ。
形成され、胴部２６の下側部分から延び、逆Ｕ形スロッ
ト３８によって分離される一対の弾力的な脚３６ａ，３
６ｂで終わる。弾力的な脚の各々は、保持リング１６に
固定係合するためにその下端部に横方向肩４１を有する
解放可能な固定用股４０を備えている。一対の対向する
小さい突起４２は、筒形ハウジング１８（図７）の共に
噛合うスロット５４内に可動に収容可能な様に貫通孔３
２の下側真中部分に隣接する胴部２６の下側部分の外側
面に直径方向に形成される。この突起は、プランジャを
ハウジング内にとび出さない様に保持するのに役立つ。
【００２２】図６から図８に示す様に、筒形ハウジング
１８は、ほゞ円筒形に形成され、密な嵌合係合において
プランジャ部材１２を入れ子式に収容する様に中空であ
る。しかしながら、円筒形以外の幾何学的形状が、本発
明の範囲から逸脱することなく使用可能である。筒形ハ
ウジングは、開放端部４４と、包囲する外側側壁４６
と、閉鎖端部４８とを有している。空所４９は、開放端
部４４と閉鎖端部４８との間に延びる側壁４６の内側壁
面５０によって限定される。一対の対向する孔５２ａ，
５２ｂは、相互に対して直径方向に対向する位置で側壁
４６の中間領域に形成される。一対の対向するスロット
５４（図７）は、プランジャ部材１２の突起４２を収容
するために対向する孔５２ａ，５２ｂの下側真中部分に
隣接する側壁に直径方向に形成される。
１８は、ほゞ円筒形に形成され、密な嵌合係合において
プランジャ部材１２を入れ子式に収容する様に中空であ
る。しかしながら、円筒形以外の幾何学的形状が、本発
明の範囲から逸脱することなく使用可能である。筒形ハ
ウジングは、開放端部４４と、包囲する外側側壁４６
と、閉鎖端部４８とを有している。空所４９は、開放端
部４４と閉鎖端部４８との間に延びる側壁４６の内側壁
面５０によって限定される。一対の対向する孔５２ａ，
５２ｂは、相互に対して直径方向に対向する位置で側壁
４６の中間領域に形成される。一対の対向するスロット
５４（図７）は、プランジャ部材１２の突起４２を収容
するために対向する孔５２ａ，５２ｂの下側真中部分に
隣接する側壁に直径方向に形成される。
【００２３】内側壁面５０の内径は、プランジャ部材１
２の胴部２６の直径よりも僅かに大きい。筒形ハウジン
グ１８の閉鎖端部４８は、小さい中心凹所５８を内部に
設けられた端壁５６によって限定される。保持リング１
６は、凹所５８よりもその外径が幾分大きい環状フラン
ジ６０と、フランジ６０に一体に形成されてフランジ６
０から内方へ間隔を設けられる円形の直立壁部６２とを
有することが図９，図１０から認められる。直立壁部６
２の外径は、圧縮ばね１４の内径よりも僅かに小さい。
２の胴部２６の直径よりも僅かに大きい。筒形ハウジン
グ１８の閉鎖端部４８は、小さい中心凹所５８を内部に
設けられた端壁５６によって限定される。保持リング１
６は、凹所５８よりもその外径が幾分大きい環状フラン
ジ６０と、フランジ６０に一体に形成されてフランジ６
０から内方へ間隔を設けられる円形の直立壁部６２とを
有することが図９，図１０から認められる。直立壁部６
２の外径は、圧縮ばね１４の内径よりも僅かに小さい。
【００２４】プランジャ部材１２と、圧縮ばね１４と、
保持リング１６とを図１４に示す「仮組立て位置」にす
るために、圧縮ばね１４を、プランジャ１２のステム３
４上に設置すると、該ばねは首部３９を包囲する様にプ
ランジャ胴部２６の底面上に休止する様になる。首部の
直径は、ばねの一端に摩擦で装着可能な様にばねの内径
よりも僅かに小さい。保持リング１６の直立壁部６２
は、ばねの他端に挿入され、ばね１４が充分に圧縮され
るときにステム３４の弾力的な脚３６ａ，３６ｂに係合
する様に強制される。
保持リング１６とを図１４に示す「仮組立て位置」にす
るために、圧縮ばね１４を、プランジャ１２のステム３
４上に設置すると、該ばねは首部３９を包囲する様にプ
ランジャ胴部２６の底面上に休止する様になる。首部の
直径は、ばねの一端に摩擦で装着可能な様にばねの内径
よりも僅かに小さい。保持リング１６の直立壁部６２
は、ばねの他端に挿入され、ばね１４が充分に圧縮され
るときにステム３４の弾力的な脚３６ａ，３６ｂに係合
する様に強制される。
【００２５】股４０が保持リング１６の内周６４に押込
まれる際、弾力的な脚３６ａ，３６ｂは、股が内周６４
を通過できる様に内方へ撓められ、横方向肩４１が保持
リング１６のフランジ６０の底面６６に固定可能に係合
する様に外方へ噛み付く。肩４１は、プランジャの胴部
２６の底面と保持リングのフランジ６０との間で圧縮さ
れる状態にばね１４を保持ないし固定するのに役立つ。
こうして、プランジャ、ばね及び保持リングの仮組立て
は、完了する。
まれる際、弾力的な脚３６ａ，３６ｂは、股が内周６４
を通過できる様に内方へ撓められ、横方向肩４１が保持
リング１６のフランジ６０の底面６６に固定可能に係合
する様に外方へ噛み付く。肩４１は、プランジャの胴部
２６の底面と保持リングのフランジ６０との間で圧縮さ
れる状態にばね１４を保持ないし固定するのに役立つ。
こうして、プランジャ、ばね及び保持リングの仮組立て
は、完了する。
【００２６】次に、図１４，図１５に示す様にこの仮組
立体と筒形ハウジング１８を組立てゝ留め具１０にする
ため、仮組立体を、筒形ハウジング１８の空所４９内に
入れ子式に挿入する工程でプランジャの胴部２６の突起
４２は、開放端部４４を外方へ押圧して孔５２ａ，５２
ｂの上側端縁を通過してスロット５４（図７）に噛み込
む。プランジャの胴部２６の突起４２は、仮組立体が筒
形ハウジング１８から飛び出すのを防止する様に孔５２
ａ，５２ｂの上側端縁によって保持される。緊密な締り
嵌めの欠如の際、仮組立体は、実際に筒形ハウジング１
８内で「浮動」ないし可動である。次に、軸方向圧力を
プランジャの頭２０に加えると、保持リング１６の底面
６６は、筒形ハウジングの孔５２ａ，５２ｂにプランジ
ャの貫通孔３２を同心状に整合させる様に中心凹所５８
に隣接する筒形ハウジング１８の端壁５６の内側面上に
休止する。従って、次に、図１に示される紐６８は、使
用者が紐を通す際に最初に部品を押圧して部品を整合し
て保持する必要がなく孔５２ａと、貫通孔３２と、孔５
２ｂとを通して単に挿入可能である。
立体と筒形ハウジング１８を組立てゝ留め具１０にする
ため、仮組立体を、筒形ハウジング１８の空所４９内に
入れ子式に挿入する工程でプランジャの胴部２６の突起
４２は、開放端部４４を外方へ押圧して孔５２ａ，５２
ｂの上側端縁を通過してスロット５４（図７）に噛み込
む。プランジャの胴部２６の突起４２は、仮組立体が筒
形ハウジング１８から飛び出すのを防止する様に孔５２
ａ，５２ｂの上側端縁によって保持される。緊密な締り
嵌めの欠如の際、仮組立体は、実際に筒形ハウジング１
８内で「浮動」ないし可動である。次に、軸方向圧力を
プランジャの頭２０に加えると、保持リング１６の底面
６６は、筒形ハウジングの孔５２ａ，５２ｂにプランジ
ャの貫通孔３２を同心状に整合させる様に中心凹所５８
に隣接する筒形ハウジング１８の端壁５６の内側面上に
休止する。従って、次に、図１に示される紐６８は、使
用者が紐を通す際に最初に部品を押圧して部品を整合し
て保持する必要がなく孔５２ａと、貫通孔３２と、孔５
２ｂとを通して単に挿入可能である。
【００２７】操作の際、留め具１０は、頭２０と閉鎖端
部４８との間で使用者の指によって縦に挟まれ、次に、
頭２０は、小さい凹所５８によって更に内方へ股４０を
撓めさせる様にその休止位置から下方へ更に押し込まれ
る。プランジャのこの下方への運動は、筒形ハウジング
１８の側壁４６に形成されたスロット５４（図７）に進
入するプランジャ胴部２６の突起４２によって許容され
る。この結果、股４０は、保持リング１６の底面６６か
ら解放される。プランジャの頭２０が解放される際、保
持リング１６は、ばね１４がプランジャ１２を軸方向上
方へ移動する様に付勢できる様に股４０上に噛み付く。
従って、紐６８は、図１５に示す様に不時の変位に抗し
てプランジャ部材１２と筒形ハウジング１８との間でプ
ランジャ部材によって強固に掴まれる。
部４８との間で使用者の指によって縦に挟まれ、次に、
頭２０は、小さい凹所５８によって更に内方へ股４０を
撓めさせる様にその休止位置から下方へ更に押し込まれ
る。プランジャのこの下方への運動は、筒形ハウジング
１８の側壁４６に形成されたスロット５４（図７）に進
入するプランジャ胴部２６の突起４２によって許容され
る。この結果、股４０は、保持リング１６の底面６６か
ら解放される。プランジャの頭２０が解放される際、保
持リング１６は、ばね１４がプランジャ１２を軸方向上
方へ移動する様に付勢できる様に股４０上に噛み付く。
従って、紐６８は、図１５に示す様に不時の変位に抗し
てプランジャ部材１２と筒形ハウジング１８との間でプ
ランジャ部材によって強固に掴まれる。
【００２８】図１１から図１３は、本発明のプランジャ
に使用するステム３４ａの第２実施例を示す。ステム３
４ａは、横方向の肩７４を有する固定用股７２ａ，７２
ｂを形成する様にＷ形下端部分７０で終わる点を除いて
図３に示したステム３４とほゞ同様である。この様に設
けられた肩７４と、首７６により、保持リング１６の底
面６６は、仮組立体を生じる様に首７６と保持リングの
フランジとの間でばね１４を圧縮する様に股７２ａ，７
２ｂ（図３に既に示される股に同一の）によって解放可
能に固定可能である。ステム３４ａの作用は、図３のス
テム３４と同じであり、従って説明を省略する。
に使用するステム３４ａの第２実施例を示す。ステム３
４ａは、横方向の肩７４を有する固定用股７２ａ，７２
ｂを形成する様にＷ形下端部分７０で終わる点を除いて
図３に示したステム３４とほゞ同様である。この様に設
けられた肩７４と、首７６により、保持リング１６の底
面６６は、仮組立体を生じる様に首７６と保持リングの
フランジとの間でばね１４を圧縮する様に股７２ａ，７
２ｂ（図３に既に示される股に同一の）によって解放可
能に固定可能である。ステム３４ａの作用は、図３のス
テム３４と同じであり、従って説明を省略する。
【００２９】以上で明らかな様に、本発明は、紐類を固
定位置に確実に保持する改良された留め具を提供するこ
とが認められる。本発明の留め具は、プランジャ部材
と、圧縮ばねと、保持リングと、筒形ハウジングとを備
えている。プランジャ部材の孔と筒形ハウジングの孔と
が紐の挿入のために容易に整合可能な様に圧縮されたば
ねによって仮組立位置にプランジャ仮組立体を最初に保
持するためにプランジャ部材のステムに形成された装置
が設けられる。使用の際、引き紐が整合する孔に挿通さ
れると、プランジャは、その休止位置から下方へ押下げ
られ、次いでばねが拡張して逆の紐固定位置へ軸方向に
上方へ移動する様にプランジャを付勢できる様に解放さ
れる。
定位置に確実に保持する改良された留め具を提供するこ
とが認められる。本発明の留め具は、プランジャ部材
と、圧縮ばねと、保持リングと、筒形ハウジングとを備
えている。プランジャ部材の孔と筒形ハウジングの孔と
が紐の挿入のために容易に整合可能な様に圧縮されたば
ねによって仮組立位置にプランジャ仮組立体を最初に保
持するためにプランジャ部材のステムに形成された装置
が設けられる。使用の際、引き紐が整合する孔に挿通さ
れると、プランジャは、その休止位置から下方へ押下げ
られ、次いでばねが拡張して逆の紐固定位置へ軸方向に
上方へ移動する様にプランジャを付勢できる様に解放さ
れる。
【００３０】本発明の好適実施例である様に現在考えら
れるものを図示説明したが、本発明の真実の範囲から逸
脱することなく種々な変更及び変形が実施可能であり、
同等なものが該実施例の要素に置き換え可能なことは、
当該技術の熟達者によって認められる。更に、多くの変
更は、本発明の中心の範囲から逸脱することなく本発明
の教示に対して特定の状態又は材料を適合させる様に実
施されてもよい。従って、本発明は、本発明を実施する
ために考えられる最良のモードとして開示された特定の
実施例に制限されず、本発明は、添付特許請求の範囲内
に属する総ての実施例を包含する。
れるものを図示説明したが、本発明の真実の範囲から逸
脱することなく種々な変更及び変形が実施可能であり、
同等なものが該実施例の要素に置き換え可能なことは、
当該技術の熟達者によって認められる。更に、多くの変
更は、本発明の中心の範囲から逸脱することなく本発明
の教示に対して特定の状態又は材料を適合させる様に実
施されてもよい。従って、本発明は、本発明を実施する
ために考えられる最良のモードとして開示された特定の
実施例に制限されず、本発明は、添付特許請求の範囲内
に属する総ての実施例を包含する。
【００３１】
【発明の効果】以上説明した様に本発明の紐の留め具は
組立後、ハウジングの孔とプランジャの孔とを整合させ
てあるので、単に紐を通して、プランジャの頭を押すだ
けでよい。又、紐を通すために孔を整合させるための反
復性押し込みがないため、手根骨トンネル症候群を回避
するのにも役立つ。
組立後、ハウジングの孔とプランジャの孔とを整合させ
てあるので、単に紐を通して、プランジャの頭を押すだ
けでよい。又、紐を通すために孔を整合させるための反
復性押し込みがないため、手根骨トンネル症候群を回避
するのにも役立つ。
【図１】本発明の原理によって構成され完全に組立てら
れた状態の紐の留め具の斜視図である。
れた状態の紐の留め具の斜視図である。
【図２】図１の紐の留め具の分解斜視図である。
【図３】図１の紐の留め具のプランジャの正面図であ
る。
る。
【図４】図３の線４−４に沿う断面図である。
【図５】図３の線５−５に沿う底面図である。
【図６】図１の紐の留め具の筒形ハウジングの平面図で
ある。
ある。
【図７】図６の線７−７に沿う断面図である。
【図８】図６の線８−８に沿う断面図である。
【図９】図１の紐の留め具の保持リングの平面図であ
る。
る。
【図１０】図９の線１０−１０に沿う断面図である。
【図１１】本発明のプランジャに使用するステムの第２
実施例の図である。
実施例の図である。
【図１２】図１１の線１２−１２に沿う側面図である。
【図１３】図１１の線１３−１３に沿う底面図である。
【図１４】ばねを圧縮する様に予め組立てられた位置の
プランジャを示す図１の線１４−１４に沿う縦断面図で
ある。
プランジャを示す図１の線１４−１４に沿う縦断面図で
ある。
【図１５】図１４に示される位置から９０°回転して、
使用の際に紐を締付ける様にばねの拡張された位置を示
す点を除き図１４に類似する図である。
使用の際に紐を締付ける様にばねの拡張された位置を示
す点を除き図１４に類似する図である。
１０ 紐の留め具 １２ プランジャ部材 １４ コイルばね １６ 保持リング １８ 筒形ハウジング ２０ 円筒形頭 ２６ 胴部 ３２ 貫通孔 ３４ ステム ３６ａ 弾力的な脚 ３６ｂ 弾力的な脚 ４０ 固定用股 ４１ 横方向肩 ４２ 突起 ４４ 開放端部 ４６ 外側側壁 ４８ 閉鎖端部 ４９ 空所 ５２ａ 孔 ５２ｂ 孔 ５４ スロット ５８ 中心凹所 ６２ 円形の直立壁部 ６６ 底面 ６８ 紐 ７０ Ｗ形下端部分 ７２ａ 固定用股 ７２ｂ 固定用股 ７４ 肩
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−78475（ＪＰ，Ａ) 実開 昭54−91905（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A44B 21/00
Claims (20)
- 【請求項１】 その中に空所を形成する様に開放端部
と、包囲する外側側壁と、閉鎖端部とを有する筒形ハウ
ジングを備え、該ハウジングが、紐を収容するために直
径方向に対向する位置で該外側側壁に形成された一対の
孔を有し、更に、頭と、胴部と、ステムとを有するプラ
ンジャ部材を備え、該胴部が、該頭を該ステムに結合
し、それを貫通して直径方向へ延びる横方向貫通孔を有
し、更に、該ステム上に設置され、該胴部に係合する第
１端部と、第２端部とを有する圧縮ばねと、該圧縮ばね
の第２端部内に設置される直立する部分を有する保持リ
ングと、前記プランジャ部材、ばね及び保持リングの仮
組立体のための仮組立位置を限定する様に該プランジャ
部材の前記胴部と該保持リングとの間に圧縮された状態
で該圧縮ばねを解放可能に固定する様に前記ステムに形
成された装置とを備え、該仮組立体が、紐を収容するた
めに該プランジャ部材の前記貫通孔を前記筒形ハウジン
グの対の孔に同心状に整合させる様に該筒形ハウジング
の前記空所に入れ子式に挿入され、これにより、該プラ
ンジャ部材の前記頭が下方へ押下げられて解放されると
き、前記固定装置が、該プランジャ部材と該筒形ハウジ
ングとの間に前記紐を固定するために前記ばねを拡張さ
せて軸方向上方へ移動する様に該プランジャ部材を付勢
できる様に解放される様になる紐の留め具。 - 【請求項２】 請求項１に記載の紐の留め具において、
前記筒形ハウジングが、前記外側側壁に形成される共に
噛合うスロットを有する紐の留め具。 - 【請求項３】 請求項２に記載の紐の留め具において、
前記プランジャ部材が、前記筒形ハウジングからの前記
仮組立体の解放を防止する様に前記対の孔の上側端縁に
よって保持され、その胴部に形成された一対の突起を有
する紐の留め具。 - 【請求項４】 請求項１に記載の紐の留め具において、
前記固定装置が、前記保持リングの底面に固定可能に係
合可能な横方向肩のある固定用股を有する一対の弾力的
な脚を備えた紐の留め具。 - 【請求項５】 請求項１に記載の紐の留め具において、
前記固定装置が、前記保持リングの底面に固定可能に係
合可能な横方向肩のある固定用股を有するＷ形部分を備
えた紐の留め具。 - 【請求項６】 請求項１に記載の紐の留め具において、
前記プランジャの胴部に形成された突起と、該突起を収
容する様に前記筒形ハウジングに形成されたスロットと
を更に備え、該突起が、該筒形ハウジングからの前記仮
組立体の抜け出しを防止する様に前記対の孔の上側端縁
によって保持される紐の留め具。 - 【請求項７】 請求項４に記載の紐の留め具において、
前記股が前記保持リングからの解放のために内方へ撓む
事ができる様に前記筒形ハウジングの閉鎖端部の内部に
形成された中心凹所を更に備えた紐の留め具。 - 【請求項８】 請求項５に記載の紐の留め具において、
前記股が前記保持リングからの解放のために内方へ撓む
事ができる様に前記筒形ハウジングの閉鎖端部の内部に
形成された中心凹所を更に備えた紐の留め具。 - 【請求項９】 請求項１に記載の紐の留め具において、
前記筒形ハウジング及び前記プランジャ部材が、高い強
さの材料で形成された紐の留め具。 - 【請求項１０】 その中に空所を形成する様に開放端部
と、包囲する外側側壁と、閉鎖端部とを有する筒型ハウ
ジングとを備え、該ハウジングが、紐を収容するために
直径方向に対向する位置で該外側側壁を貫通して形成さ
れた一対の孔を有し、更に、直径方向へ延びる横方向貫
通孔を有するプランジャ部材と、前記ハンジングの前記
対の孔に対する整合の外へ該貫通孔を移動する様に該ハ
ウジングの前記開放端部へ向かって該プランジャ部材を
弾力的に付勢する装置と、該プランジャ部材の該貫通孔
と、該筒形ハウジングの該対の孔とが前記紐がそれらの
中に貫通されるために容易に整合可能な様に、該弾力的
な装置を該プランジャ部材と該筒形ハウジングの該閉鎖
端部の間で圧縮状態で拘束するために第１の位置に該ハ
ウジングに対して該プランジャ部材を最初に開放可能に
ロックする装置と、該プランジャ部材を前記筒形ハウジ
ングの前記開放端部に向かって付勢するために該弾力的
な装置を自由にする様に該プランジャが該ハウジングを
内方に押し下げられるとき、該開放可能なロック装置を
開放する装置とを備えた紐の留め具。 - 【請求項１１】 請求項１０に記載の紐の留め具におい
て、前記筒形ハウジングが、円筒形の形状を有する紐の
留め具。 - 【請求項１２】 請求項１１に記載の紐の留め具におい
て、前記プランジャ部材が、円筒形の形状を有する紐の
留め具。 - 【請求項１３】 請求項１０に記載の紐の留め具におい
て、前記開放可能なロック装置が、保持リングと該保持
リングの底面に固定可能に係合可能な横方向肩のある固
定用股とを有する一対の弾力的な脚を含む紐の留め具。 - 【請求項１４】 請求項１０に記載の紐の留め具におい
て、前記開放可能なロック装置が、保持リングと該保持
リングの底面に固定可能に係合可能な横方向肩のある固
定用股を有するW形部分を含む紐の留め具。 - 【請求項１５】 請求項１０に記載の紐の留め具におい
て、前記プランジャの胴に形成された突起と、該突起を
収容する様に前記筒形ハウジングに形成されたスロット
とを更に備え、前記仮組立体が該筒形ハウジングから抜
け出すのを防止する様に、該突起が、前記対の孔の上側
端縁によって保持される紐の留め具。 - 【請求項１６】 請求項１３に記載の紐の留め具におい
て、該プランジャが該ハウジングに対して内方に押圧さ
れるとき、前記保持リングからの解放のために前記股が
内方に撓むことができる様に前記筒形ハウジングの閉鎖
端部の内部上に形成された中心凹部を更に備えた紐の留
め具。 - 【請求項１７】 請求項１４に記載の紐の留め具におい
て、該プランジャが該ハウジングに対して内方に押圧さ
れるとき、前記保持リングからの解放のために前記股が
内方に撓むことができる様に前記筒形ハウジングの閉鎖
端部の内部上に形成された中心凹部を更に備えた紐の留
め具。 - 【請求項１８】 請求項１０に記載の紐の留め具におい
て、前記筒形ハウジング及び前記プランジャ部材が、高
い強さの材料で形成された紐の留め具。 - 【請求項１９】 空所をその間に形成する様に第１端部
と第２端部との間に延びる包囲する外側側壁を有する筒
形ハウジングを備え、該ハウジングが、紐を収容するた
めに直径方向に対向する位置で該外側側壁上に形成され
た一対の孔を有し、更に、貫通して直径方向に延びる横
方向貫通孔を有するプランジャ部材と、前記ハンジング
の前記対の孔に対する整合の外へ該貫通孔を移動する様
に該ハウジングの前記第１端部に向かって該プランジャ
部材を付勢する弾力的な装置と、該プランジャ部材の該
貫通孔と、該筒形ハンジングの該対の孔とが前記紐がそ
れらの中に挿入されるために容易に整合可能なように該
弾力的な装置を該プランジャ部材と該筒形ハウジング手
段の該第２端部との間で圧縮するために前記筒形ハ ウジ
ングの前記第２端部に対する第１の位置に該プランジャ
部材を最初に解放可能にロックする装置とを備え、これ
により、該プランジャ部材が下方に押し下げられて解放
されるとき、該弾力的な装置が拡張して該プランジャ部
材と該筒形ハウジングとの前記紐を固定するために該筒
形ハウジング手段の該第１端部に向かって移動する様に
該プランジャ部材を付勢することができる様に、前記保
持装置が解放される様になる紐の留め具。 - 【請求項２０】 ハウジングが直径方向に対向する位置
で形成された１対の孔を有し、直径方向に延びる横方向
貫通孔を有するプランジャ部材と、 該筒形ハウジング内に配された保持リングと、 該プランジャ部材が該第１位置に配されるとき、該保持
リングと該プランジャとの間に画成され該プランジャ部
材の直径方向に延びた貫通穴を整列させ、紐を該筒形ハ
ウジングの該１対の孔と該プランジャ部材の貫通孔とに
貫通する様に、該記筒形ハウジング内の該第１位置に前
記プランジャを解放可能にロックする、該保持リングと
該プランジャの間に画成された装置と、 該プランジャ部材と該保持リングの間に介挿され、該プ
ランジャ部材を該筒形ハウジングの１対の孔と該プラン
ジャの貫通孔とが互いに整合しない第２位置に付勢し、
該紐をその間に解放可能に握持させる様にするスプリン
グ装置と、 該スプリング装置が該プランジャ手段を該第１位置から
該第２位置に付勢する様に該スプリング装置が該筒形ハ
ウジングに対して内方に押圧されたとき、該プランジャ
部材の該貫通孔と該筒形ハウジングの１対の孔との間で
該紐をロックするように握持する、該プランジャと該筒
形ハウジングの間に画成され、該保持リングから該プラ
ンジジャ部材を解放し解放可能にロックする装置とを備
えた紐留め具。
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