JP3322044B2 - 光ディスクおよびその再生装置 - Google Patents

光ディスクおよびその再生装置

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JP3322044B2 JP2595A JP2595A JP3322044B2 JP 3322044 B2 JP3322044 B2 JP 3322044B2 JP 2595 A JP2595 A JP 2595A JP 2595 A JP2595 A JP 2595A JP 3322044 B2 JP3322044 B2 JP 3322044B2
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cav
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクに記録され
た情報に基づいて、ゲーム、学習などを行う装置におけ
る不法なコピー盤の再生を禁止する光ディスクおよびそ
の再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にゲーム機では、操作者の要求や反
応などは、入力装置から入力され、ROMから必要な情
報を読みだし、このROM情報を用いてディスプレイに
所要の画像を表示する。
【0003】ROMにはCD−ROMなどの光ディスク
が用いられ、ゲームの種別に応じたゲームソフトが記録
されている。CD−ROMは、コピーが比較的容易なた
め、著作権を侵害する不法なコピー盤が出回りやすく、
その防止策が強く要望されている。
【0004】このようなCD−ROMのコピーを防止す
るために、例えばROM内に著作権識別用の暗号を記録
し、この暗号を検出したときのみ前記ROMの使用を許
可するようにすることが考えられる。
【0005】しかし、CD−ROMの場合は、例えば、
オリジナル盤の再生信号を、一旦、テープに記録し、こ
のテープの記録信号をカッティングマシンにより転写す
ると、暗号まで含む正確なコピーが得られるので、暗号
が役に立たない。
【0006】一方、転写に際しては、追記型の光ディス
ク(CD−R)が用いられることが多い。この追記型の
ディスクはCLV方式で予めフォーマット化されてい
る。したがって、オリジナル盤のCD−ROM内にCA
V方式の記録領域をもうけ、このCAV領域を暗号とし
て用いると、追記型光ディスクには、CAV領域が転写
されないので、コピー盤を識別して除外することが出来
る。
【0007】なお、このようなCLV/CAV混在光デ
ィスクの例として、例えば、実公平5−44927号公
報には、光ディスクのCLV方式記録領域(プログラム
領域)外にあるリードイン領域との間にCAV方式の記
録領域を設け、このCAV領域に静止画などを記録する
ことが開示されている。
【0008】また、特公平5−33470号公報には、
CLV方式とCAV方式を混在させたディスクの各CL
V/CAV領域の位置を、アドレス情報としてディスク
上に別途記録し、このアドレス情報に基づいて、CLV
/CAV情報の再生に適したディスクモータの回転制御
回路を選択するようにしたディスク記録再生装置が開示
されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】追記型光ディスクを用
いたコピー盤CD−ROMは、暗号として挿入したCA
V領域の有無検出により判別することが出来る。
【0010】CAV領域は、CAV領域の記録位置を知
って検出する必要がある。従って、どこにCAV位置を
記録したら良いかという問題を解決する必要がある。
【0011】CAV領域の記録位置情報は、暗号の解読
キーに相当するのでCD−ROM内に記録するわけには
いかない。したがって、CAV領域の記録位置情報を、
再生装置側の、例えば、マイコン内に格納することにな
るが、何を手がかりにしてこの情報を読みだすかという
問題を解決する必要がある。
【0012】一方、格納するゲームや学習ソフトごとに
CD−ROMが変わるので、CD−ROMの内容に応じ
てCAV領域の記録位置や線速度等のCAV情報を変え
る必要がある。これらの情報は、暗号に関るので出来る
だけわかりにくくしたい。また、この暗号の解読は、ソ
フトの実行前に迅速に行う必要もある。
【0013】本発明の目的は、不法なコピー盤CD−R
OM、とくに追記型光ディスクを用いたコピー盤の使用
を防止することの出来るゲーム用や学習用の光ディスク
と、その再生装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、CLV方式の光ディスクにおいて、前記光ディスク
のデータ記録領域内にCAV領域を設け、少なくとも前
記CAV領域の記録位置を、前記光ディスクのシステム
エリア(データエリアの先頭、0分0秒から0分2秒)
に記録されたセキュリティデータに対応するタイトル固
有の値にする。
【0015】あるいは、光ディスク再生装置が、外部と
のデータ通信機能を持ち、この通信機能にアクセスする
ことにより、外部からセキュリティデータを受信し、そ
のセキュリティデータに応じて、前記光ディスクのCA
V領域の記録位置を決める。
【0016】さらに、前記CAV領域を複数設け、各C
AV領域の線速度を相互に識別可能に異ならせる。
【0017】また、光ディスク再生装置内に、前記CA
V領域の記録位置情報を生成する手段を設ける。
【0018】
【作用】システムエリアのセキュリティデータ、外部か
らの通信データ、CAV領域の数、記録位置、線速度な
どは、光ディスクもしくはタイトルごとに識別可能に異
なる。
【0019】また、光ディスク再生装置は光ディスクに
記録されたタイトル固有の情報に応じて、CAV領域の
記録位置情報を生成する。
【0020】
【実施例】本発明では、CLV方式のCD−ROM内に
CAV領域を設け、ROMタイトルに応じてCAV領域
の位置や数などを変えるようにする。
【0021】また、CD−ROMに記録された、あるい
は通信データより受信した、タイトル固有の情報を、C
AV領域の位置や数などを検定するためのキーコード(k
eycord)として用いる。
【0022】このため、CD−ROM再生装置側に、キ
ーコードごとに対応するCAV領域の位置や数、線速度
などの情報を生成する機能を備えるようにし、キーコー
ド検出により、CD−ROMのCAV領域を検索し、C
D−ROMの真偽を判別する。
【0023】CD−ROMをコピーする際には、各CA
V領域のトラック位置や線速度などを正確、詳細に知る
必要上、相応の設備や熟練した作業員が必要であり、ま
た作業量も著しく増えるので、コピー盤CD−ROMを
安価に製造することが困難になる。従って、不法なコピ
ー盤の出現を抑止する効果が生じる。
【0024】図1は、CD−ROMの真偽識別過程を説
明するフローチャートである。
【0025】ステップ10で、CD−ROMのタイトル
ごとのキーコードを決定し、ついでステップ11でキー
コードに応じたCAV領域の位置や数を決定する。
【0026】ついでステップ12で、タイトルごとのC
AV領域を備えたCD−ROMを作成し、同時にステッ
プ13で、キーコードよりCAV領域の数や記録位置、
線速度などを決定する機能をCD−ROM再生装置に設
ける。
【0027】ステップ14で、このCD−ROMを再生
装置に装着し、ステップ15で、そのキーコードを検出
し、ステップ16で、このキーコードを用いて各CAV
領域の位置情報を生成する。
【0028】ステップ17では、CAV領域の位置情報
に基づいて各CAV領域を検索し、それぞれの線速度が
CAVであれば、CD−ROMの再生を許可し、CAV
でなければ再生を禁止する。
【0029】図2は、CAV領域の検索手順を示すフロ
ーチャートの一例である。
【0030】まず、ステップ20で、CD−ROMディ
スクのデータ領域内の所定のアドレス位置をアクセスし
た後、ステップ21で、このアドレス位置のセキュリテ
ィデータを読み取る。又はステップ22で、外部との通
信アクセスにより、ステップ23で、セキュリティデー
タを受け取る。
【0031】ついで、ステップ24で、セキュリティデ
ータに応じたキーコードを発生する。なお、このセキュ
リティデータそのものをキーコードとして用いることも
できる。
【0032】ついで、ステップ25で、キーコード値を
生成多項式にいれ、ステップ26で、その出力をCAV
領域のトラック番号もしくはヘッダアドレスとして一時
記憶する。
【0033】ステップ27、28では、生成多項式の初
期値を、CAV領域のトラック番号もしくはヘッダアド
レスに入れ替えて演算を繰り返し、この演算回数が、所
定のCAV領域の数に達したところで、ステップ29に
移行し、演算を終了する。
【0034】なお、ディスク内の所定トラック位置、線
速度測定プログラム、生成多項式とその初期値は、マイ
コン内に予め格納され、生成されたCAV領域のトラッ
ク番号もしくはヘッダアドレスなども、マイコン内に一
時記憶される。
【0035】
【発明の効果】本発明により、オリジナル盤であるか不
法なコピー盤であるかを識別することの出来るCD−R
OM光ディスクと、その再生装置を提供することが出来
る。
【0036】光ディスクのシステム領域には、光ディス
クごとにセキュリティデータを記録し、あるいはデータ
通信によりセキュリティデータを受信し、さらに光ディ
スクには、セキュリティデータごとに記録位置や線速度
などが異なる、CAV領域を設けるので、CAV記録が
出来ない追記型の光ディスクを用いたコピー盤を識別す
ることが出来る。
【0037】さらに、本発明による再生装置には、セキ
ュリティデータの特徴を検出して、各CAV領域の記録
位置や線速度情報を生成する機能を設けるので、これら
の機能を保有しない通常のCD−ROM再生装置による
再生を防止することが出来る。
【0038】さらに、CAV領域の記録位置や、線速度
などの情報を、セキュリティデータごとに暗号化して記
録するので、CD−ROMディスクの不法な複製や、そ
の再生などを抑止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ディスクの作成と、その再生動
作を説明するフローチャート。
【図2】本発明による光ディスク再生装置の動作を説明
するフローチャート。
【符号の説明】
15…キーコード検出、 18…再生許可。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−96508(JP,A) 特開 平5−325418(JP,A) 特開 平2−183437(JP,A) 特開 昭60−40570(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 19/04 G11B 20/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CLV方式の光ディスクにおいて、前記光
    ディスクのデータ記録領域内にCAV領域を設け、少な
    くとも前記CAV領域の記録位置をタイトル固有の位置
    にしたことを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記CAV領域を複数
    設け、前記各CAV領域の線速度を相互に識別可能に異
    ならせた光ディスク。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の光ディスクを再
    生する光ディスク再生装置において、 前記光ディスクに記録されたタイトル固有のセキュリテ
    ィデータに応じて、前記CAV領域の記録位置情報を生
    成する手段を設けたことを特徴とする光ディスク再生装
    置。
  4. 【請求項4】データ領域内にCAV領域を設けたCLV
    方式の光ディスクを再生する光ディスク再生装置におい
    て、 外部とのデータ通信手段を持ち、データ通信手段によ
    り外部からセキュリティデータを受信し、前記セキュリ
    ティデータに応じて、前記CAV領域の記録位置情報を
    生成する手段を設けたことを特徴とする光ディスク再生
    装置。
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