JP3321904B2 - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
- Publication number
- JP3321904B2 JP3321904B2 JP14456793A JP14456793A JP3321904B2 JP 3321904 B2 JP3321904 B2 JP 3321904B2 JP 14456793 A JP14456793 A JP 14456793A JP 14456793 A JP14456793 A JP 14456793A JP 3321904 B2 JP3321904 B2 JP 3321904B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- image
- output
- data
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Studio Circuits (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ｎ個の撮像素子、ｋ個
の画像信号処理装置、ｍ個の出力装置を有する信号系を
用いて、ｎ＞ｋ，ｍ＞ｋの状態で、該撮像素子からの信
号或いは前置増幅回路からの信号を直接切り替え、画像
信号処理後、出力装置に割り振るものであり、撮像装置
に関する。
の画像信号処理装置、ｍ個の出力装置を有する信号系を
用いて、ｎ＞ｋ，ｍ＞ｋの状態で、該撮像素子からの信
号或いは前置増幅回路からの信号を直接切り替え、画像
信号処理後、出力装置に割り振るものであり、撮像装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】撮像素子を用いた複数のカメラを使用
し、既に信号処理された信号を信号入力切り替え装置に
よりを選択し、複数の出力装置の一つを信号切り替え装
置により選択し、画像を出力することは公知である。
し、既に信号処理された信号を信号入力切り替え装置に
よりを選択し、複数の出力装置の一つを信号切り替え装
置により選択し、画像を出力することは公知である。
【０００３】従来例の一つに特開平４−１５４３７９号
公報に示すように、複数のカメラからの信号を受け、カ
メラ入力切り替え部で、入力を検知し、うち一つの信号
を選択し出力していた。
公報に示すように、複数のカメラからの信号を受け、カ
メラ入力切り替え部で、入力を検知し、うち一つの信号
を選択し出力していた。
【０００４】また、他の従来例である特開平４−７８２
３９号公報に示すように、複数のカメラ出力からの信号
上に識別信号を載せることにより、切り替え回路で識別
信号を検出しカメラからの信号を切り替えていた。
３９号公報に示すように、複数のカメラ出力からの信号
上に識別信号を載せることにより、切り替え回路で識別
信号を検出しカメラからの信号を切り替えていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例は、撮像素
子からの信号を直接選択するものではなく、信号処理を
終えたものを選択するものであり、例えば、監視カメラ
のように複数のカメラを使用するものでは、重複するハ
ードウェアがあり、その分コスト、容量及び消費電力が
かさむ欠点があった。
子からの信号を直接選択するものではなく、信号処理を
終えたものを選択するものであり、例えば、監視カメラ
のように複数のカメラを使用するものでは、重複するハ
ードウェアがあり、その分コスト、容量及び消費電力が
かさむ欠点があった。
【０００６】本発明では、複数の撮像素子を用いた信号
処理装置を用いて時分割処理、或いは複数の撮像素子か
らの信号選択を行なうことにより、複数の撮像素子から
の信号を撮像素子よりも少ない数の信号処理系で信号処
理を行ない、本来重複していたハードウェア数を減少さ
せコスト、容量及び消費電力を抑えた撮像装置を提供す
ることを目的とする。
処理装置を用いて時分割処理、或いは複数の撮像素子か
らの信号選択を行なうことにより、複数の撮像素子から
の信号を撮像素子よりも少ない数の信号処理系で信号処
理を行ない、本来重複していたハードウェア数を減少さ
せコスト、容量及び消費電力を抑えた撮像装置を提供す
ることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、ｎ個の固体撮像素子からの信号を、第１の信号選択
回路でｋ個の画像信号処理装置に割り振る。画像信号処
理装置により信号処理後、第２の信号選択回路により、
ｋ個の信号をｍ個の出力装置に割り振る。第１及び第２
の信号選択回路の信号選択は制御回路により行う。ま
た、第１の信号選択回路に接続された各々の撮像素子に
対応した画像信号処理装置の制御データも制御回路で記
憶し、ｎ個の撮像素子のうち選択された撮像素子とｍ個
の出力装置のうち選択された出力装置との接続について
も制御回路で記憶する。
に、ｎ個の固体撮像素子からの信号を、第１の信号選択
回路でｋ個の画像信号処理装置に割り振る。画像信号処
理装置により信号処理後、第２の信号選択回路により、
ｋ個の信号をｍ個の出力装置に割り振る。第１及び第２
の信号選択回路の信号選択は制御回路により行う。ま
た、第１の信号選択回路に接続された各々の撮像素子に
対応した画像信号処理装置の制御データも制御回路で記
憶し、ｎ個の撮像素子のうち選択された撮像素子とｍ個
の出力装置のうち選択された出力装置との接続について
も制御回路で記憶する。
【０００８】
【作用】ｎ個の撮像素子入力に対し、それよりも数の少
ないｋ個の信号処理を行ない、制御回路からｎ個の撮像
素子各々に対する利得、信号処理設定値を、ｋ個の信号
処理装置に割り振り、ｍ個の出力に割り振ることによっ
て、ｎ個の撮像素子に対しｋ個のハードウェアで済むた
め、ハードウェアを大幅に縮小することができ、それに
伴って、多入力、多出力の撮像装置の低消費電力化、小
容量化及び低コスト化を行うことができる。
ないｋ個の信号処理を行ない、制御回路からｎ個の撮像
素子各々に対する利得、信号処理設定値を、ｋ個の信号
処理装置に割り振り、ｍ個の出力に割り振ることによっ
て、ｎ個の撮像素子に対しｋ個のハードウェアで済むた
め、ハードウェアを大幅に縮小することができ、それに
伴って、多入力、多出力の撮像装置の低消費電力化、小
容量化及び低コスト化を行うことができる。
【０００９】ｋ個の信号処理装置のあとに、第２の信号
選択回路によりｍ個の出力装置の数だけに割り振った
後、ｍ個の記憶手段に画像データを次のデータ入力時ま
で記録し、出力装置に逐次信号を転送することにより、
出力装置切り換え時の画面のブラックアウトを防止する
ことができる。
選択回路によりｍ個の出力装置の数だけに割り振った
後、ｍ個の記憶手段に画像データを次のデータ入力時ま
で記録し、出力装置に逐次信号を転送することにより、
出力装置切り換え時の画面のブラックアウトを防止する
ことができる。
【００１０】また、立体カメラのように２眼式の撮像装
置を使用する場合、右目用と左目用の撮像素子からの信
号を１フィールド毎の時分割で処理することによって、
一つの信号処理系で１フィールド毎に交互に右目用と左
目用の画像信号になる立体視用の画像信号を得ることが
できる。この場合、右目用と左目用の撮像素子に該当し
た信号を各フィールド毎にブランキング期間中に発生さ
せることによって、第２の信号選択回路では外部から信
号選択信号を送らなくとも信号選択を行うことができ
る。
置を使用する場合、右目用と左目用の撮像素子からの信
号を１フィールド毎の時分割で処理することによって、
一つの信号処理系で１フィールド毎に交互に右目用と左
目用の画像信号になる立体視用の画像信号を得ることが
できる。この場合、右目用と左目用の撮像素子に該当し
た信号を各フィールド毎にブランキング期間中に発生さ
せることによって、第２の信号選択回路では外部から信
号選択信号を送らなくとも信号選択を行うことができ
る。
【００１１】また、自動車に搭載する場合、バンパーの
角に固体撮像素子を搭載し、或いはバンパーの角からイ
メージファイバーを透過して撮像素子に伝える状態で、
２つ程度のモニターを使用すると、１フィールド毎に交
互にモニターへ出力することによって、一つの信号処理
系で行なうことができ、安価な車載カメラを提供でき
る。
角に固体撮像素子を搭載し、或いはバンパーの角からイ
メージファイバーを透過して撮像素子に伝える状態で、
２つ程度のモニターを使用すると、１フィールド毎に交
互にモニターへ出力することによって、一つの信号処理
系で行なうことができ、安価な車載カメラを提供でき
る。
【００１２】
【実施例】本発明の第１の実施例を図１に示す。第１の
信号選択回路２で制御回路６からの制御信号によりｎ個
の撮像素子１から、信号処理装置３と同数のｋ個の撮像
素子１を選択し、第２の信号選択回路４で制御回路６か
らの制御信号により、ｍ個の出力装置５からｋ個の出力
装置５を選択し、ｋ個の画像信号処理装置３と接続す
る。制御回路６ではｎ個の撮像素子１各々に対応する利
得、設定値、例えば、前置増幅回路の利得、信号処理系
の各種設定値、アイリスデータ、オートフォーカスデー
タ、ホワイトバランスデータなどを記憶し、使用中の撮
像素子１の制御を行う。また、画像信号同期信号である
ＦＶパルスによるブランキング期間中に、第１及び第２
の信号選択手段２，４の切り換えを行い、現在接続中の
撮像素子１に対応したアイリス値、オートフォーカス値
等の画像信号から検出されたデータを制御回路６に取り
込み制御回路６内で演算処理をし、そのデータを記憶
し、ＦＶパルス等で１フィールド毎に撮像素子１からの
信号を切り換えることにより、画像信号処理装置３の個
数よりも多くの出力装置５がある場合にも出力すること
ができる。実施例１において、ディジタル信号処理装置
９を例にすると、ｎ個の撮像素子１からの信号を第１の
信号選択手段２によりｋ個の相関２重サンプリング回路
７で前処理を行なう。前処理を行なった後、ｋ個のＡＤ
変換器８でＡＤ変換を行なう。ＡＤ変換後、ｋ個のディ
ジタル信号処理装置９で、ディジタル信号処理を行な
う。処理後、ｋ個のＤＡ変換器１０でＤＡ変換し、第２
の信号選択回路４でｍ個の出力装置５に割り振る。第１
及び第２の信号選択回路２，４は切り替え信号発生回路
１２より外部インターフェース１４から接続指定番号を
受け取り、切り替え信号を発生する。切り替えにおいて
は、画像同期信号、例えばＦＶパルス等のパルスを受け
ブランキング期間中に切り替えを行なう。この切り替え
を１フィールド毎に行なうとすると、出力装置５よりも
数の少ない信号処理装置３で出力装置５に表示を行なう
ことができ、信号処理系の数を減らすことで低消費電
力、小容量で、安価な多入力、多出力式の撮像装置５を
実現することができる。
信号選択回路２で制御回路６からの制御信号によりｎ個
の撮像素子１から、信号処理装置３と同数のｋ個の撮像
素子１を選択し、第２の信号選択回路４で制御回路６か
らの制御信号により、ｍ個の出力装置５からｋ個の出力
装置５を選択し、ｋ個の画像信号処理装置３と接続す
る。制御回路６ではｎ個の撮像素子１各々に対応する利
得、設定値、例えば、前置増幅回路の利得、信号処理系
の各種設定値、アイリスデータ、オートフォーカスデー
タ、ホワイトバランスデータなどを記憶し、使用中の撮
像素子１の制御を行う。また、画像信号同期信号である
ＦＶパルスによるブランキング期間中に、第１及び第２
の信号選択手段２，４の切り換えを行い、現在接続中の
撮像素子１に対応したアイリス値、オートフォーカス値
等の画像信号から検出されたデータを制御回路６に取り
込み制御回路６内で演算処理をし、そのデータを記憶
し、ＦＶパルス等で１フィールド毎に撮像素子１からの
信号を切り換えることにより、画像信号処理装置３の個
数よりも多くの出力装置５がある場合にも出力すること
ができる。実施例１において、ディジタル信号処理装置
９を例にすると、ｎ個の撮像素子１からの信号を第１の
信号選択手段２によりｋ個の相関２重サンプリング回路
７で前処理を行なう。前処理を行なった後、ｋ個のＡＤ
変換器８でＡＤ変換を行なう。ＡＤ変換後、ｋ個のディ
ジタル信号処理装置９で、ディジタル信号処理を行な
う。処理後、ｋ個のＤＡ変換器１０でＤＡ変換し、第２
の信号選択回路４でｍ個の出力装置５に割り振る。第１
及び第２の信号選択回路２，４は切り替え信号発生回路
１２より外部インターフェース１４から接続指定番号を
受け取り、切り替え信号を発生する。切り替えにおいて
は、画像同期信号、例えばＦＶパルス等のパルスを受け
ブランキング期間中に切り替えを行なう。この切り替え
を１フィールド毎に行なうとすると、出力装置５よりも
数の少ない信号処理装置３で出力装置５に表示を行なう
ことができ、信号処理系の数を減らすことで低消費電
力、小容量で、安価な多入力、多出力式の撮像装置５を
実現することができる。
【００１３】本発明の第２の実施例を図２に示す。図１
と違うところは、信号を割り振った後にＤＡ変換器１０
の前に記憶手段１５を備えたことである。撮像素子と同
じクロックパルスにより書き込み及び読み出しを行い、
記憶手段に新たな入力があるまで上記のクロックパルス
により読み出しを行い、信号切り替え時の出力装置５の
ブラックアウトを防止することができる。これは、１フ
ィールド毎に撮像素子１及び出力装置５の切り替えなど
の動作を行なった場合、画面にブラックアウトによるフ
リッカが発生することがあるが、このフリッカを抑える
効果を有する。他の構成は図１に示す第１の実施例とほ
ぼ同様である。
と違うところは、信号を割り振った後にＤＡ変換器１０
の前に記憶手段１５を備えたことである。撮像素子と同
じクロックパルスにより書き込み及び読み出しを行い、
記憶手段に新たな入力があるまで上記のクロックパルス
により読み出しを行い、信号切り替え時の出力装置５の
ブラックアウトを防止することができる。これは、１フ
ィールド毎に撮像素子１及び出力装置５の切り替えなど
の動作を行なった場合、画面にブラックアウトによるフ
リッカが発生することがあるが、このフリッカを抑える
効果を有する。他の構成は図１に示す第１の実施例とほ
ぼ同様である。
【００１４】本発明の第３の実施例を図３に示す。第１
及び第２の実施例との相違点として外部インターフェー
ス１４を持たず、ＦＶパルスによって１フィールド毎に
順次に撮像素子１と出力装置５を切り替えるものであ
る。また、この場合、第１の信号選択回路２或いは画像
信号処理中に出力装置５に対応した識別信号をブランキ
ング中に発生させ、第２の信号選択回路４を識別信号に
従い動作させる。これは、例えば、２眼式撮像装置など
に用いることができ、画像信号ブランキング中に右目
用、左目用の識別信号を発生させ、その画像信号を１本
化し、従来から使用されている民生用のビデオテープに
記憶させ、再生時に、第２の信号選択回路４を経由する
ことで、２眼式の立体メガネに左右の画像を再生するこ
とを従来から使用している民生用ビデオテープレコーダ
ーで行なうことができる。また、再生時に左右の識別信
号を得られない場合には、両目に同じ画像を再生する。
よって、民生カメラとして重要な低価格化、低消費電力
化、小容量化を実現することができる。
及び第２の実施例との相違点として外部インターフェー
ス１４を持たず、ＦＶパルスによって１フィールド毎に
順次に撮像素子１と出力装置５を切り替えるものであ
る。また、この場合、第１の信号選択回路２或いは画像
信号処理中に出力装置５に対応した識別信号をブランキ
ング中に発生させ、第２の信号選択回路４を識別信号に
従い動作させる。これは、例えば、２眼式撮像装置など
に用いることができ、画像信号ブランキング中に右目
用、左目用の識別信号を発生させ、その画像信号を１本
化し、従来から使用されている民生用のビデオテープに
記憶させ、再生時に、第２の信号選択回路４を経由する
ことで、２眼式の立体メガネに左右の画像を再生するこ
とを従来から使用している民生用ビデオテープレコーダ
ーで行なうことができる。また、再生時に左右の識別信
号を得られない場合には、両目に同じ画像を再生する。
よって、民生カメラとして重要な低価格化、低消費電力
化、小容量化を実現することができる。
【００１５】本発明の第４の実施例を図４に示す。第
１、第２及び第３の実施例との相違点として、相関２重
サンプリング回路及び可変増幅回路を内蔵した前処理回
路７を第１の信号選択回路２の前方に位置したことであ
る。この前処理回路７を撮像素子の直後に配し、各々の
撮像素子にたいして増幅を行うことで、信号成分を増大
し、伝送中の信号対ノイズ比を大きくすることができ
る。
１、第２及び第３の実施例との相違点として、相関２重
サンプリング回路及び可変増幅回路を内蔵した前処理回
路７を第１の信号選択回路２の前方に位置したことであ
る。この前処理回路７を撮像素子の直後に配し、各々の
撮像素子にたいして増幅を行うことで、信号成分を増大
し、伝送中の信号対ノイズ比を大きくすることができ
る。
【００１６】図５に第１の信号選択回路の１例を示す。
切り替え信号発生回路１２から第１の信号選択回路に撮
像素子１と出力装置５との接続データを受ける。指定さ
れた撮像素子に対応したバッファがオンになり、ＦＶパ
ルスに従って、ブランキング期間になったときに、デコ
ーダーを介して出力装置に対応した識別信号を転送す
る。
切り替え信号発生回路１２から第１の信号選択回路に撮
像素子１と出力装置５との接続データを受ける。指定さ
れた撮像素子に対応したバッファがオンになり、ＦＶパ
ルスに従って、ブランキング期間になったときに、デコ
ーダーを介して出力装置に対応した識別信号を転送す
る。
【００１７】図６に第２の信号選択回路の１例を示す。
ブランキング期間中に動作する第２の信号選択回路中の
デマルチプレクサーを経由して画像信号線上に配したデ
コーダーにより、画像信号ブランキング期間中に発生し
ている出力装置に対応した識別信号に従って、切り替え
信号を発生し、第２の信号選択回路４内に存在する該当
バッファをオンにする。
ブランキング期間中に動作する第２の信号選択回路中の
デマルチプレクサーを経由して画像信号線上に配したデ
コーダーにより、画像信号ブランキング期間中に発生し
ている出力装置に対応した識別信号に従って、切り替え
信号を発生し、第２の信号選択回路４内に存在する該当
バッファをオンにする。
【００１８】図７に切り替え信号発生回路の１例を示
す。外部インターフェース１４から撮像素子と出力装置
の接続データを発生し、エンコーダーを介してレジスタ
に外部インターフェースから送られたライト信号により
格納する。リングレジスタによりＦＶパルス毎に順次読
み出すためのレジスタを切り替えてレジスタのデータを
記憶装置に送る。記憶装置では、送られてきたデータを
翻訳し撮像素子と出力装置との接続データを発生する。
例えば、上位ビットと下位ビットで撮像素子と出力装置
に対応したデータとする。この接続データは第１の信号
選択手段に送られる。
す。外部インターフェース１４から撮像素子と出力装置
の接続データを発生し、エンコーダーを介してレジスタ
に外部インターフェースから送られたライト信号により
格納する。リングレジスタによりＦＶパルス毎に順次読
み出すためのレジスタを切り替えてレジスタのデータを
記憶装置に送る。記憶装置では、送られてきたデータを
翻訳し撮像素子と出力装置との接続データを発生する。
例えば、上位ビットと下位ビットで撮像素子と出力装置
に対応したデータとする。この接続データは第１の信号
選択手段に送られる。
【００１９】図８に実施例１，２、及び３に示される制
御信号割り振り回路の１例を示す。マイコンから図１中
に示される画像信号処理装置中の例えば相関２重サンプ
リング回路７及びディジタル信号処理装置９のアドレス
を受け取り、デコーダを介在して、各々の回路及び装置
に制御データを転送する。また、ディジタル信号処理装
置９及び切り替え信号発生回路１２から接続データの一
部である撮像素子データをバッファに送り、一時的に制
御信号割り振り回路に記憶されたデータをマイコン１３
側のリクエストにより、アドレスをデコーダーで解し、
その結果に基づいてバッファ中のデータをマイコン１３
に転送する。マイコン１３に対する画像信号処理中のデ
ータの交換はフィールドごとのブランキング期間中に行
なうため、例えばＦＶパルスによりデータ交換が行なわ
れる。
御信号割り振り回路の１例を示す。マイコンから図１中
に示される画像信号処理装置中の例えば相関２重サンプ
リング回路７及びディジタル信号処理装置９のアドレス
を受け取り、デコーダを介在して、各々の回路及び装置
に制御データを転送する。また、ディジタル信号処理装
置９及び切り替え信号発生回路１２から接続データの一
部である撮像素子データをバッファに送り、一時的に制
御信号割り振り回路に記憶されたデータをマイコン１３
側のリクエストにより、アドレスをデコーダーで解し、
その結果に基づいてバッファ中のデータをマイコン１３
に転送する。マイコン１３に対する画像信号処理中のデ
ータの交換はフィールドごとのブランキング期間中に行
なうため、例えばＦＶパルスによりデータ交換が行なわ
れる。
【００２０】図９に本発明の応用の第１の例を示す。こ
れは自動車の死角に相当する部分、例えば、バンパーの
四角に撮像素子１を配し、本発明により撮像素子１を切
り替えることにより、出力装置５であるモニターに出力
するものである。この場合、外部インターフェース１３
から人間の意志により撮像素子１及びモニター５を切り
替えるか、或いは、マイコンにより自動車の車速、ウイ
ンカー、ギア位置、ハンドルの位置等のデータを検出、
演算し自動的に切り替えることも可能である。また、こ
の場合、第１及び第２の実施例に従うとすると撮像素子
１の個数は２〜６個、信号処理３の個数は１〜２個、出
力装置５の個数は１〜２個の状態になることが考えられ
る。この図７では、撮像素子１の数は４個、信号処理３
の個数は１〜２個、出力装置５の個数は２個であり、も
しも、信号処理装置３と出力装置５の個数が等しい場合
には時分割処理を行なわない。この様にハードウェアの
数を少なくすることができコストの低減化を行なうこと
ができる。
れは自動車の死角に相当する部分、例えば、バンパーの
四角に撮像素子１を配し、本発明により撮像素子１を切
り替えることにより、出力装置５であるモニターに出力
するものである。この場合、外部インターフェース１３
から人間の意志により撮像素子１及びモニター５を切り
替えるか、或いは、マイコンにより自動車の車速、ウイ
ンカー、ギア位置、ハンドルの位置等のデータを検出、
演算し自動的に切り替えることも可能である。また、こ
の場合、第１及び第２の実施例に従うとすると撮像素子
１の個数は２〜６個、信号処理３の個数は１〜２個、出
力装置５の個数は１〜２個の状態になることが考えられ
る。この図７では、撮像素子１の数は４個、信号処理３
の個数は１〜２個、出力装置５の個数は２個であり、も
しも、信号処理装置３と出力装置５の個数が等しい場合
には時分割処理を行なわない。この様にハードウェアの
数を少なくすることができコストの低減化を行なうこと
ができる。
【００２１】図１０に本発明の応用の第２の例を示す。
これは民生用２眼式立体カメラに応用する例で、２個の
撮像素子１をフィールド毎に交互に信号処理装置３で処
理を行ない、信号を１本化した後、記録媒体に記録する
ものである。この際ブランキング中に左右画像の識別信
号を記録媒体に記録することで、再生時に自動的に２眼
式立体メガネに対し、左右の画像を割り振ることができ
る。これらの信号処理系は第３の実施例を使用すること
ができ、信号切り替えについては左右交互に行なう。こ
れにより、２眼式立体カメラの低消費電力化、小容量
化、低コスト化を実現することができる。
これは民生用２眼式立体カメラに応用する例で、２個の
撮像素子１をフィールド毎に交互に信号処理装置３で処
理を行ない、信号を１本化した後、記録媒体に記録する
ものである。この際ブランキング中に左右画像の識別信
号を記録媒体に記録することで、再生時に自動的に２眼
式立体メガネに対し、左右の画像を割り振ることができ
る。これらの信号処理系は第３の実施例を使用すること
ができ、信号切り替えについては左右交互に行なう。こ
れにより、２眼式立体カメラの低消費電力化、小容量
化、低コスト化を実現することができる。
【００２２】
【発明の効果】本発明を使用することにより、複数の固
体撮像素子を使用した場合に、１本ないしは撮像素子よ
りも少ない信号処理系で画像信号処理が行なえるため、
重複するハードウェアを削減することができ、低消費電
力化、小容量化、低コスト化を行うことができる。
体撮像素子を使用した場合に、１本ないしは撮像素子よ
りも少ない信号処理系で画像信号処理が行なえるため、
重複するハードウェアを削減することができ、低消費電
力化、小容量化、低コスト化を行うことができる。
【図１】本発明の第１の実施例を示す図である。
【図２】本発明の第２の実施例を示す図である。
【図３】本発明の第３の実施例を示す図である。
【図４】本発明の第４の実施例を示す図である。
【図５】制御信号割り振り回路の１例を示す図である。
【図６】第１の信号選択回路の１例を示す図である。
【図７】第２の信号選択回路の１例を示す図である。
【図８】切り替え信号発生回路の１例を示す図である。
【図９】本発明応用の第１の例を示す図である。
【図１０】本発明応用の第２の例を示す図である。
１…固体撮像素子、 ２…第１の信号選択回路、 ３…画像信号処理装置、 ４…第２の信号選択手段、 ５…出力装置、 ６…制御回路、 ７…相関２重サンプリング回路（ＣＤＳ／ＡＧＣ）、 ８…ＡＤ変換器、 ９…ディジタル信号処理装置（ＤＳＰ）、 １０…ＤＡ変換器、 １１…制御信号割り振り回路、 １２…切り替え信号発生回路、 １３…マイコン、 １４…外部インターフェース、 １５…フィールドメモリー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−329074（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−154390（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−209635（ＪＰ，Ａ) 実開 平１−175070（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04N 5/232 H04N 13/02
Claims (9)
- 【請求項１】 ｎ個の撮像素子と、 前記ｎ個の撮像素子から出力された信号を接続データに
基づいて選択する第１の信号選択回路と、 該第１の信号選択回路にて選択された該撮像素子から出
力された信号を処理するｋ個の画像信号処理装置と、 ｋ個の該画像信号処理装置からの出力信号を接続データ
に基づいて、ｍ個の出力装置に割り振る第２の信号選択
回路と、 前記第１の信号選択回路と、前記画像信号処理回路と、
前記第２の信号選択回路とを制御する制御回路とを有
し、 前記ｋとｎは、ｋ＜ｎの関係を有し、 前記制御回路は、前記撮像素子と前記画像信号処理装置
との接続データ、及び前記画像信号処理装置と前記出力
装置との接続データを該第１の信号選択回路と該第２の
信号選択回路に供給することを特徴とする撮像装置。 - 【請求項２】 前記ｋとｍは、ｋ＜ｍの関係を有するこ
とを特徴とする請求項１に記載の撮像装置。 - 【請求項３】 前記制御回路は、前記ｎ個の撮像素子に
対する画像信号処理回路における画像信号処理データを
記録することを特徴とする請求項１又は２に記載の撮像
装置。 - 【請求項４】 前記ｎ個の撮像素子から出力された信号
に前処理を施すｎ個の前処理回路を有し、 前記第１の信号選択回路は、該ｎ個の前処理回路から出
力された信号を選択し、 前記制御回路は、前記ｎ個の前処理回路を制御し、前記
ｎ個の前処理回路の利得値データ及び前記接続データを
記録することを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに
記載の撮像装置。 - 【請求項５】 前記第１及び第２の信号選択回路による
前記撮像素子及び前記出力装置の切り換えを画像同期信
号パルスにより行い、該パルスのブランキング期間中に
切り替え以前の該撮像素子に対する該画像信号処理装置
の画像信号処理デ ータを制御回路に読み込み、切り替え
後に各制御データを前処理回路及び画像信号処理装置に
書き込むことを特徴とする請求項１乃至４のいずれかに
記載の撮像装置。 - 【請求項６】 １フィールド分の画像データを記録し、
新たに画像データが入力されるまで記録された画像デー
タを保持し、画像データを前記出力装置に出力する記憶
装置を有することを特徴とする請求項１乃至５のいずれ
かに記載の撮像装置。 - 【請求項７】 前記第１の信号選択手段は、前記ｍ個の
出力装置に対応した識別信号を信号処理前の画像信号ブ
ランキング中に発生させることにより、信号の送り先の
前記出力装置を識別可能にし、前記第２の信号選択手段
により前記出力装置に割り振ることを特徴とする請求項
１乃至６のいずれかに記載の撮像装置。 - 【請求項８】 前記撮像素子が自動車のバンパー部分に
配置された状態で、前記出力装置から出力された画像信
号をモニターに供給し、該モニターに供給される画像信
号を外部インタフェースの指示により切り替えることを
特徴とする請求項１乃至７のいずれかに記載の撮像装
置。 - 【請求項９】 前記撮像素子が自動車のバンパー部分に
配置された状態で、前記出力装置から出力された画像信
号をモニターに供給し、 前記制御手段は、自動車の速度あるいはウィンカーある
いはギア位置あるいはハンドルの位置のデータを検出
し、該モニターに供給される画像信号を切り替えること
を特徴とする請求項１乃至８のいずれかに記載の撮像装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14456793A JP3321904B2 (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14456793A JP3321904B2 (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 撮像装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH077653A JPH077653A (ja) | 1995-01-10 |
| JP3321904B2 true JP3321904B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=15365230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14456793A Expired - Lifetime JP3321904B2 (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3321904B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3501052B2 (ja) * | 1999-11-25 | 2004-02-23 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用画像処理装置 |
| JP4677175B2 (ja) * | 2003-03-24 | 2011-04-27 | シャープ株式会社 | 画像処理装置、画像撮像システム、画像表示システム、画像撮像表示システム、画像処理プログラム、及び画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
| JP4424088B2 (ja) | 2004-06-25 | 2010-03-03 | 株式会社日立製作所 | 撮像装置 |
| KR100636969B1 (ko) * | 2004-12-30 | 2006-10-19 | 매그나칩 반도체 유한회사 | Ｉｓｐ 내장형 이미지 센서 및 듀얼 카메라 시스템 |
| WO2007032140A1 (ja) | 2005-09-15 | 2007-03-22 | Sharp Kabushiki Kaisha | 映像転送装置およびそれを用いた表示システム |
| JP4899402B2 (ja) | 2005-10-05 | 2012-03-21 | 株式会社日立製作所 | 撮像装置 |
| JP5433610B2 (ja) * | 2011-03-04 | 2014-03-05 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 車載カメラ装置 |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP14456793A patent/JP3321904B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH077653A (ja) | 1995-01-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0719036B1 (en) | Electronic still picture camera | |
| JP3720812B2 (ja) | テレビジョンカメラ | |
| EP0372514B1 (en) | Image pick-up system | |
| JPH09205571A (ja) | ビデオカメラ及び記録再生装置 | |
| JP3321904B2 (ja) | 撮像装置 | |
| US20030133007A1 (en) | Image pickup apparatus | |
| CN114785904A (zh) | 一种芯片内部图像处理架构和图像处理方法 | |
| US6750909B1 (en) | Image buffer between burst memory and data processor with multiple access modes set by the data processor | |
| US5225908A (en) | Video signal recording apparatus for electronic camera | |
| US7832951B2 (en) | Lens unit and digital camera | |
| EP1047261B1 (en) | Image buffer with multiple access modes | |
| JPH08140025A (ja) | デジタルスチルカメラ | |
| JPH11308560A (ja) | 電子カメラ装置 | |
| CN114866686B (zh) | 一种摄像头视频处理方法及系统 | |
| JPH11328413A (ja) | ステレオ画像処理システム | |
| JP3382296B2 (ja) | 撮像装置 | |
| JP2603961B2 (ja) | 電子スチルカメラ | |
| JP2859267B2 (ja) | 静止画記録装置 | |
| JPH05183790A (ja) | 電子スチルカメラ | |
| JP3311693B2 (ja) | 映像信号処理回路 | |
| JPH09252423A (ja) | 高感度テレビカメラ | |
| JPH08186753A (ja) | 撮像装置 | |
| JPH08163492A (ja) | デジタルスチルカメラ | |
| JPH09224194A (ja) | 撮影装置 | |
| JP2988667B2 (ja) | 記録媒体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080628 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080628 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090628 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100628 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100628 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110628 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110628 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120628 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120628 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130628 Year of fee payment: 11 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |