JP3321332B2 - 画像蓄積通信装置 - Google Patents

画像蓄積通信装置

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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像蓄積通信装置に関
し、より詳細には、通信回線に接続された端末装置との
間で、画像符号化データを配信する画像情報通信シス
テムに使用される画像蓄積通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル伝送路の整備,普及及
び画像処理技術の進歩に伴い、高速ディジタル信号処理
およびそのためのLSI技術の発展によって、ISDN
(Integrated Services Digital Network:サービス総
合ディジタル網)に代表されるような高速ディジタル通
信回線を利用した画像情報サービスの有効な利用法が期
待されている。画像情報通信サービスの代表的なものと
しては、テレビ電話サービスやテレビ会議サービス等が
現実のものとなっているが、最近の新しいサービスとし
て、ユーザがオーディオビジュアル端末(以下、端末装
置と称する)等を利用してホストセンタ等の蓄積(記
録)装置へアクセスし、画像情報等を任意に蓄積または
再生する画像情報のデータベースサービスが注目されて
いる。このシステムの一つとして、画像蓄積通信装置が
あり、ホストセンタ等から端末装置との画像情報の蓄積
および再生の制御を行うものである。
【0003】図6は、前記画像情報データベースサービ
スを行うためのシステム構成を示す図で、図中、1〜n
は端末装置、7はディジタル伝送網、10は画像蓄積通
信装置で、図7に、図6に示した画像蓄積通信装置10
の詳細を示す。画像蓄積通信装置10は、図7に示すよ
うに、受信部11,リフレッシュ画面検出部12,転送
部13,通信制御部14,映像蓄積部15,再生制御部
16,送信部17等の各部からなっており、受信部11
と送信部17はディジタル伝送網7と接続され、端末装
置1〜nとの通信を行う。前記画像蓄積通信装置10
は、端末装置1〜nとの接続が前提とされているが、こ
れら端末装置の画像情報符号化は、ITU−T(国際電
気通信連合)勧告に準拠して勧告H.261の方式に統
一することになっている。国内標準では、TTC(電信
電話技術委員会)標準JT−H.261に準拠する。
【0004】蓄積系の画像情報サービスでは、そのアプ
リケーションの性質から、蓄積データの早送り/早戻し
再生の機能が用意されていると便利である。しかし、勧
告H.261に従って符号化された映像データは、通
常、フレーム間符号化されているため、画像フレーム間
の差分情報で構成されている。これを蓄積して再生しよ
うとする場合、その先頭フレームのデータがフレーム間
符号化されていると、これを受信する端末装置側で画像
フレームとして復元できずにしばらくの間表示映像が乱
れることになる。そのため、先頭フレームのデータはフ
レーム間符号化(=INTER符号化)でなく、フレー
ム内符号化(=INTRA符号化)されたデータを蓄積
する。また、勧告H.261では、符号化による誤差の
累積を抑制するために周期的リフレッシュが行われ、周
期的にフレーム内モードで動画像データの符号化が行わ
れる。このことを利用してフレーム内モードで符号化さ
れたフレームデータを先頭にしたデータ単位で蓄積し、
その蓄積データ単位の間隔で再生データを間引くこと
で、早送り/早戻し再生の実現が可能になる。
【0005】このような、周期的リフレッシュを利用し
て早送り,早戻し再生を実現する画像蓄積通信装置に関
しては、特開平5−91497号公報に記載されてい
る。この公報に記載のものは、早送りなどの制御を行っ
た場合でも、必ずフレーム内符号化したデータ、つまり
フレーム間符号化の最初のフレームデータからスタート
でき、映像データと音声データとの同期処理を保証する
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、周期的
リフレッシュの処理は端末装置側に依存し、端末装置に
よってフレーム内モードで符号化される時間が異なるた
め、画像蓄積通信装置側では早送り再生の速度を制御で
きないという欠点があった。図5(a)は、従来の画像
蓄積通信装置におけるリフレッシュ処理の一例を示す図
で、端末装置側で周期的リフレッシュの処理が行われた
時点でA0,B0,C0などのイントラモードの符号化
画像データが不定間隔で挿入される。そして、早送り再
生時には、…,A0,B0,C0,…の順に、早戻し再生
時には、…,C0,B0,A0,…の順で端末装置に符号
化画像データが転送されることになり、特殊再生の早送
り速度が一定せずサービスを行う上で望ましくない。本
発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、端末
装置から受信した第1の画像符号化データの中の任意の
画像フレームの画像符号化データを、該第1の画像符号
化データを再符号化した第2の画像符号化データで置き
替えて蓄積することにより、該蓄積画像符号化データを
再生する相手端末の如何に関わらず、例えば、任意の速
度での早送り再生や早戻し再生などを行うことが可能な
画像蓄積通信装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)通信回線に接続された端末装置
の間で、画像符号化データを配信する画像情報通信シ
ステムに使用される画像蓄積通信装置において、前記端
末装置より、1の画像符号化データを、前記通信回線
を介して受信する受信部と、前記受信部で受信した前記
第1の画像符号化データを再符号化することにより、第
2の画像符号化データを作成するとともに、前記第1の
画像符号化データにおける任意の画像フレームの画像符
号化データを、該画像フレームに対応する前記第2の画
像符号化データで置き替えることにより、第3の画像符
号化データを生成する画像生成部と、前記画像生成部で
生成した前記第3の画像符号化データを蓄積する画像蓄
積部と、前記画像蓄積部に蓄積された画像符号化データ
を読み出す再生制御部と、前記再生制御部により読み出
された画像符号化データを前記通信回線を介して送信す
る送信部とを備えたこと、更には、(2)前記画像生成
部は、前記第1の画像符号化データを復元する画像復元
部と、前記画像復元部で復元された画像データを、フレ
ーム内符号化する再符号化部とを含むこと、或いは、
(3)前記画像生成部は、前記第1の画像符号化データ
を復元する画像復元部と、前記画像復元部で復元された
画像データを、静止画符号化する再符号化部とを含むこ
ととしたものである。
【0008】
【作用】本発明の画像蓄積通信装置は、端末装置より受
信した前記第1の画像符号化データを再符号化すること
により、第2の画像符号化データを作成し、前記第1の
画像符号化データにおける任意の画像フレームの画像符
号化データを、該画像フレームに対応する前記第2の画
像符号化データで置き替えて、画像蓄積部に蓄積する。
再生の際には、再生制御部が前記画像蓄積部から任意の
間隔で画像符号化データを読み出して、送信部より送信
する。画像生成部では、受信部で受信した第1の画像符
号化データを逐次復元し、再度フレーム内符号化や静止
画符号化を行って、第2の画像符号化データを作成して
いる而して、該蓄積画像符号化データを再生する相手
端末の如何に関わらず、例えば、任意の速度での早送り
再生や早戻し再生などを行うことを可能としている。
【0009】
【実施例】図1は、本発明による映像蓄積通信装置(画
像蓄積通信装置)10の一実施例を説明するための構成
図で、図中、21は特殊画像生成部(以下、単に、画像
生成部と称する)、22は蓄積制御部、23は再生制御
部で、その他、図7に示した従来技術と同様の作用をす
る部分には、図7の場合と同一の参照番号が付してあ
る。図1に示した映像蓄積通信装置10は、受信部11
および送信部17を介して通信回線と接続され、該通信
回線を介して複数の端末装置と画像符号化データの送受
信を行う。まず、受信部11で画像符号化データ(第1
の画像符号化データと称する)を受信すると、通信制御
部14の制御に従い、画像生成部21および蓄積制御部
22へ画像符号化データを送る。ここでの第1の画像符
号化データは、一般の画像データと同様に、動き補償フ
レーム間予測とフレーム内直交変換符号化を組み合わせ
た、ハイブリッド符号化方式で符号化されている従来
術に記載したものと同様画像符号化データである。
【0010】像生成部21は、受信部11で受信した
前記第1の画像符号化データを再符号化して、第2の画
像符号化データを作成するものであり、図2(a)に示
すように、H.261復号部21aおよびH.261イン
トラ符号化部21bから構成され、H.261復号部2
1aでは、受信部11より入力された第1の画像符号化
データを復号化して逐次復号画像データとして復元す
る。ここでは、動き補償フレーム間予測復号、逆DCT
Discrete Cosine Transform:離散コサイン変換)等
の一般のH.261デコーダと同様な処理が行われる。
また、H.261イントラ符号化部21bでは、H.26
1復号部21aで復号化された前記復号画像データを
TU勧告H.261規定されているフレーム内符号化
モードのみを用いて符号化して、第2の画像符号化デー
タとして出力する。このため、H.261イントラ符号
部21bは、フレーム間予測符号化を行う必要がなく
なり、通常のH.261コーダにおける処理負荷の大部
分を占めると考えられる動き補償予測処理や、そのため
のフレームメモリが不要となり、静止画のコーダと同様
な、非常に簡単な処理とそのためのハードウェアとな
る。
【0011】図2(b)は、画像生成部21の他の実施
例を示す構成図で、この例の場合、H.261復号化部
21aおよび静止画像符号化部21cから構成され、
H.261復号化部21aでは、受信部11より入力さ
れた第1の画像符号化データを復号化して、逐次復号
データとして復元する。ここでは、動き補償フレーム
間予測復号、逆DCT(Discrete Cosine Transform:
離散コサイン変換)等の一般のH.261デコーダと同
様な処理が行われる。また、静止画像符号化部21cで
は、H.261復号部21aで復号化された前記復号画
像データを、ITU−T勧告T.81などにある静止画
符号化アルゴリズムを用いて符号化して、第2の画像符
号化データとして出力する。このような構成にすると、
インター/イントラ符号化即ちフレーム間/フレーム内
符号化の場合に比べて1画像フレーム当たりの画像符号
データ量は大きくなるが、動画像データの復号機能を
持たない端末装置や、画像蓄積通信装置に直接接続した
画像表示装置などでも、再生時に静止画のみを端末装置
または画像表示装置に転送を行うよう再生制御部23を
制御することで簡易的な動画像データの再生が可能にな
る。このように、静止画像符号化などの符号化手段をも
静止画像符号化部21cを使用することで、前述した
H.261イントラ符号化部21bを使用する場合を含
めて、受信した第1の画像符号化データを再符号化する
ことにより、第2の画像符号化データとして様々な符号
化フォーマットに対応することが可能である。
【0012】通信制御部14は、蓄積制御部22に蓄積
開始,蓄積終了,受信した受信フレーム映像情報即ち第
1の画像符号化データまたは再符号化した符号化映像情
即ち第2の画像符号化データのどちらの蓄積を行うか
などの制御情報を指示する。蓄積制御部22は、図3に
示すように、映像情報選択制御部22a,選択スイッチ
22b,転送部22cから構成され、通信制御部14か
らの蓄積開始,蓄積終了,受信フレーム映像情報即ち第
1の画像符号化データの蓄積または符号化映像情報即ち
第2の画像符号化データの蓄積などの制御情報に従っ
て、受信部11からの受信フレーム映像情報即ち第1の
画像符号化データと画像生成部21からの符号化映像情
即ち第2の画像符号化データを選択して選択スイッチ
22bを切り換え、蓄積画像情報としてイントラ/イン
ターモード(即ち、フレーム内符号化/フレーム間符号
化モード)などの符号化画像情報を付与して、蓄積画像
符号化データとして映像蓄積部(画像蓄積部)15に転
送する。
【0013】図4は、本発明による画像情報蓄積制御装
置の動作を説明するためのフローチャートで、いま、受
信部11に端末装置からの画像符号化データ(第1の画
像符号化データ)が受信されると(step1)、前記第1
の画像符号化データは、画像生成部21および蓄積制御
部22に転送される。像生成部21に転送された前記
第1の画像符号化データは、前記H.261復号化部2
1aで復号化され(step2)、復元画像データとして
レームメモリに保存される。その後、前記H.261復
号化部21aの前記フレームメモリから前記復元画像デ
ータが読み出され、前記H.261イントラ符号化部2
1bでイントラ符号化(あるいは、図4に図示していな
いが、静止画像符号化部21cで静止画像符号化)が行
われ、第2の画像符号化データが作成される(step
3)。前記H.261イントラ符号化部21bから出力
されたイントラ符号化モード(あるいは、静止画像符号
化部21cから出力された静止画像符号化モード)
2の画像符号化データは、蓄積制御部22に転送され
る。
【0014】蓄積制御部22では、通信制御部14から
の指示に従い、イントラ符号化モード(あるいは、静止
画像符号化モード)第2の画像符号化データ(画像生
成部21からの出力データ)または受信部11で受信し
ていた第1の画像符号化データ(受信部11からの出力
データであり、インター/イントラ符号化モードいずれ
かの符号化画像データ)のどちらを映像蓄積部15へ転
送するかを判断する(step4)。通信制御部14からイ
ントラ符号化モード(あるいは、静止画符号化モード)
第2の画像符号化データを蓄積するよう指示されてい
た場合には、蓄積する画像符号化データにイントラ符号
モード(あるいは、静止画符号化モード)で符号化さ
れた画像符号化データであることを示す蓄積画像情報を
付与し、また、前記通信制御部14から受信部11で受
信した画像符号化データがインター符号化モードであっ
た場合の第1の画像符号化データを蓄積するよう指示さ
れていた場合には、蓄積する画像符号化データにインタ
符号化モードで符号化された画像符号化データである
ことを示す蓄積画像情報を付与し、前記転送部22cを
介して映像蓄積部(画像蓄積部)15へ転送される(st
ep5)。
【0015】なお、前記通信制御14は、前記蓄積制
御部22に対して、蓄積を行わない場合には非蓄積を指
示し、インター符号化モードでの第1の画像符号化デー
タの蓄積を行う場合には、インター符号化モードでの蓄
積指示をし、イントラ符号化モード(あるいは、静止画
符号化モード)での第2の画像符号化データの蓄積を行
う場合には、イントラ符号化モード(あるいは、静止画
符号化モード)での蓄積指示をし、また、用途に応じて
任意の間隔でイントラ符号化モードまたはインター符号
モードでの画像符号化データの蓄積指示を行う。
ち、受信した第1の画像符号化データをそのまま蓄積す
る代わりに、該第1の画像符号化データを画像生成部2
1によりイントラ符号化モード(あるいは、静止画符号
化モード)で再符号化した第2の画像符号化データを用
いて、前記第1の画像符号化データの任意の画像フレー
ムを、該画像フレームに対応する前記第2の画像符号化
データにより置き替えて、蓄積対象の第3の画像符号化
データとして生成して、該第3の画像符号化データを、
前記転送部22cを介して映像蓄積部(画像蓄積部)1
5へ転送することが可能である。
【0016】図5(b)は、前記映像蓄積通信装置10
を用いて端末装置からの第1の画像符号化データを映像
蓄積部(画像蓄積部)15に蓄積した場合の例を示して
おり、説明を簡明にするため端末装置から送信されてく
第1の画像符号化データのフレームレート(1秒間に
通信される画像フレーム数)が一定である場合を例にあ
げている。而して、図5(b)では、前記蓄積処理によ
り、画像生成部21で作成された第2の画像符号化デー
タであるイントラ符号化モード(即ち、フレーム内符号
化モード)の画像符号化データで第1の画像符号化デー
タを置換した前記第3の画像符号化データが適宜挿入さ
れ、例えば、イントラ符号化モードの第3の画像符号化
データが一定のフレーム間隔で挿入されることになる。
A0,B0,C0,D0がイントラ符号化モードの画像
符号化データを、A1〜A2,B1〜B2,C1〜C
2,D1はインター符号化モードの画像符号化データを
示しており、例では、3画像フレームに1画像フレーム
の間隔でイントラ符号化モードの画像符号化データが挿
入されている。
【0017】蓄積画像符号化データの再生時には、通信
制御部14は映像蓄積部(画像蓄積部)15に蓄積画像
符号化データの読み出しを指示する。また、通信制御部
14は再生制御部23に対して、例えば、通常再生,
早送り再生,早戻し再生を行うための再生制御情報(再
生する蓄積画像符号化データ,時間軸に対する方向,飛
ばし再生のためのフレーム数・時間)を指示する。再生
制御部23は、通信制御部14からの前記再生制御情報
に従い、映像蓄積部(画像蓄積部)15から蓄積画像符
号化データを読み出し、送信部17に転送する。送信部
17は、再生制御部23から受信した蓄積画像符号化
ータを端末装置に転送する。
【0018】次に、図5(b)を用いて、通常再生,早
送り再生,早戻し再生時に端末装置に転送する蓄積画像
符号化データについて説明する。通常再生時には、イン
トラ符号化画像符号化データとフレーム間予測動き補償
符号化を用いたインター符号化画像符号化データの転送
が可能なため、…,A0,A1,A2,B0,B1,B
2,C0,C1,C2,D0,D1,…の順で端末装置
画像符号化データが転送される。早送り再生時には、
フレーム間予測動き補償符号化を用いたインター符号化
画像符号化データの転送を行うと、端末装置で予測補償
が正常に行えないため、イントラ符号化画像符号化デー
のみの転送しか行えず、…,A0,B0,C0,D
0,…や、…,A0,C0,…などの順で端末装置に
像符号化データが転送される。また、早戻し再生時に
は、早送り再生時と同様にイントラ符号化画像符号化デ
ータのみの転送しか行えないため、…,D0,C0,B
0,A0,…や、…,D0,B0,…などの順で端末装
置に画像符号化データが転送される。
【0019】以上、本発明の実施例によれば、端末装置
より受信した第1の画像符号化データに、任意の間隔で
イントラ符号化モードの第2の画像符号化データを第3
の画像符号化データとして挿入することが可能となり、
飛ばし再生を行う際には、蓄積時に任意の間隔で挿入さ
れたイントラ符号化画像符号化データを選択し、端末装
置に転送することが可能となる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の画像蓄積通信装置は、受信した第1の画像符号化デー
タを再度フレーム内符号化や静止画符号化を用いて再符
号化することにより、第2の画像符号化データを作成
し、前記第1の画像符号化データにおける任意の画像フ
レームの画像符号化データを、該画像フレームに対応す
る前記第2の画像符号化データで置き替えて、画像蓄積
部に蓄積するため、再生の際には、再生制御部が前記画
像蓄積部から読み出す間引きフレームの間隔の制御を行
い易くすることができ、例えば、任意の速度での早送り
再生や早戻し再生などを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像蓄積通信装置の一実施例を説
明するための全体構成図である。
【図2】それぞれ図1における特殊画像生成部の実施例
を示す構成図である。
【図3】図1における蓄積制御部の一実施例の構成図で
ある。
【図4】図1における画像蓄積制御装置の動作を説明す
るための画像データのフローチャートである。
【図5】従来の画像蓄積通信装置を用いた場合の蓄積画
像フレームの説明図(図5(a))及び本発明による画
像蓄積通信装置を用いた場合の蓄積画像フレームの説明
図(図5(b))である。
【図6】本発明が適用される画像通信システムの構成図
である。
【図7】従来の画像蓄積通信装置の一例を説明するため
の構成図である。
【符号の説明】
1〜n…端末装置、7…ディジタル伝送網、10…映像
蓄積通信装置(画像蓄積通信装置)、11…受信部、1
2…リフレッシュ画面検出部、13…転送部、14…通
信制御部、15…映像蓄積部(画像蓄積部)、16…再
生制御部、17…送信部、21…特殊画像生成部(画像
生成部)、21a…H.261復号化部、21b…H.2
61イントラ符号化部、21c…静止画像符号化部、2
2…蓄積制御部、22a…映像情報選択制御部、22b
…選択スイッチ、22c…転送部、23…再生制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仲林 次郎 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 岩野 恒明 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 中村 修 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 金田 洋二 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 倉 恒子 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 大島 孝 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−216800(JP,A) 特開 平5−276193(JP,A) 特開 平5−91497(JP,A) 特開 昭64−36179(JP,A) 特開 平8−251582(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/24 - 7/68 H04N 5/76 - 5/956 H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線に接続された端末装置との間
    、画像符号化データを配信する画像情報通信システ
    ムに使用される画像蓄積通信装置において、前記端末装
    置より、第1の画像符号化データを、前記通信回線を介
    して受信する受信部と、前記受信部で受信した前記第1
    の画像符号化データを再符号化することにより、第2の
    画像符号化データを作成するとともに、前記第1の画像
    符号化データにおける任意の画像フレームの画像符号化
    データを、該画像フレームに対応する前記第2の画像符
    号化データで置き替えることにより、第3の画像符号化
    データを生成する画像生成部と、前記画像生成部で生成
    した前記第3の画像符号化データを蓄積する画像蓄積部
    と、前記画像蓄積部に蓄積された画像符号化データを読
    み出す再生制御部と、前記再生制御部により読み出され
    た画像符号化データを前記通信回線を介して送信する送
    信部とを備えたことを特徴とする画像蓄積通信装置。
  2. 【請求項2】 前記画像生成部は、前記第1の画像符号
    化データを復元する画像復元部と、前記画像復元部で復
    元された画像データを、フレーム内符号化する再符号化
    部とを含むことを特徴とする請求項1記載の画像蓄積通
    信装置。
  3. 【請求項3】 前記画像生成部は、前記第1の画像符号
    化データを復元する画像復元部と、前記画像復元部で復
    元された画像データを、静止画符号化する再符号化部と
    を含むことを特徴とする請求項1記載の画像蓄積通信装
    置。
JP8256995A 1994-07-29 1995-04-07 画像蓄積通信装置 Expired - Fee Related JP3321332B2 (ja)

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