JP3321286B2 - 患者の液体サンプル用の分析器 - Google Patents

患者の液体サンプル用の分析器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分析装置におけるテス
ト要素の給送に関し、特に、前記テスト要素から成るス
タックを所定の給送位置に前進させるプランジャおよび
その駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】患者の液体サンプルを定量または定性分
析(アッセイ)する医療分析器では、従来より、患者の
液体サンプルを受承する複数のテスト要素が積み重ねら
れスタックにて準備される。こうしたスタックは、該ス
タックの一端に当接するプランジャおよびその駆動装置
により、上記当接する端部とは反対側の端部方向に動作
し、テスト要素を分析器に給送する位置に移動する。ま
た、前記プランジャには、プランジャの移動距離を計測
し、給送されたテスト要素の数を計数するバーコード等
の手段が設けられている。
【0003】このような例として、Ektache 分析器、例
えば E250 分析器で使用されるスライドカートリッジと
プランジャが有る。この場合、プランジャのための駆動
装置は複雑なリンク腕を具備している。このリンク腕
は、DCモータの回転を回動動作によりプランジャの概
ね直線の動作に変化する。回動点の1つに適切に連結さ
れたバネにより、プランジャには概ね一定の付勢力が作
用する。
【0004】この機構は充分に機能するが以下の欠点を
有している。欠点の1つは、非常に複雑で多数の動部品
を有しており信頼性が低い点である。他の欠点は、これ
ら全ての部品により製造コストが余分にかかる点であ
る。更に、部品の製造誤差が積み重なると、プランジャ
の一定の付勢力または直線状の動作が得られなくなる。
最後に、駆動装置のリンク機構は振動を生じることがあ
り、また、バーコードを使用することから残りのテスト
要素の計数に誤差を生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、こうした従
来技術の問題点を解決することを技術課題としており、
テスト要素から成るスタックに当接するプランジャを正
確に直線駆動し、スタックに作用する押接力を更に正確
に制御し、スタックに残っているテスト要素を正確に計
数可能な装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、テスト要素に
分配された患者の液体中の分析物を検出する分析器にお
いて、前記分析器はテスト要素給送源と検知手段とを具
備しており、前記テスト要素給送源が、前記テスト要素
を積み重ねたスタックにて準備する手段と、前記スタッ
クをテスト要素給送位置に直線移動させるプランジャ
と、前記プランジャに連結され該プランジャを前記スタ
ックへ駆動し、かつ、前記スタックから離反させる駆動
装置と、給送されたテスト要素に患者の液体を分配する
分配手段とを具備しており、前記プランジャが、該プラ
ンジャを内部に直線往復動作可能に設けたハウジング
と、付勢手段、すなわち該付勢手段の付勢作用により前
記プランジャを付勢して前記ハウジング内へ移動させる
付勢手段と、前記ハウジングに取り付けられる前記駆動
装置の一部とを具備しており、前記検知手段は、前記プ
ランジャが前記付勢手段の付勢作用に対抗して前記ハウ
ジング内に動作したときを検知して前記プランジャが前
記スタックに当接したとの信号を送出することから成る
分析器を要旨とする。
【0007】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の好ましい
実施例を説明する。以下の説明では、プランジャが、所
謂「乾式」スライド要素と、液体試薬を有する湿式アッ
セイで使用される試薬カップの、両者(スライド要素お
よび試薬カップを包含する上位概念としてテスト要素と
記載する)への適用において説明される。上記のスライ
ド要素は、「Ektachem」スライドの商標でイーストマン
コダック社から市販されているタイプのスライド要素で
ある。乾式スライド要素の場合であっても、両者の場合
において、テスト要素の中に患者の液体のサンプルが分
配され、液体のサンプルはテスト要素に吸収され或いは
テスト要素に受納される。付加的な分析器の好ましい特
徴も、この文脈において説明される。更に、本発明は、
テスト要素の形式如何に拘わらず、テスト要素が積み重
ねられたスタックにて保持されプランジャがこれに対し
て作用する限り有効である。
【0008】以下の説明では、装置を使用状態に配置し
たときの相対的な位置関係において「上下」方向を定義
する。図1に示す本発明の第1の実施例において、分析
器10は乾式スライド要素E、E′(両者は異なる形式
である)を使用する。乾式スライド要素E、E′は、積
み重ねられてスタックにて、該スタックを囲繞するカー
トリッジCにより正しい位置に保持される。上記カート
リッジとして他の構成の装置を使用することも可能であ
るが、前記カートリッジは、例えば隔壁28により隔て
られた同心トラック22、24を設けることができる。
この構成では、上記トラックは移動可能なリング32の
頂部に着脱自在に支持されている。上記カートリッジの
各々は、プランジャ23により給送位置に上動し、給送
位置にて各々のプラテン21に当接する。
【0009】プラテン21は、ハウジング201におい
てバネ18により下方に付勢されている。プラテン21
の各々にはスロット30が形成されており、プッシャ4
1により、スライド要素をカートリッジから矢印19の
方向に他のトラックに押し込むことが可能である。スラ
イド要素の移動は、プッシャにより支持部51のステー
ション43へ行われる。ステーション43において、ス
ライド要素がインキュベータ50に挿入される前に、分
配手段55により患者の液体サンプルが矢印56で示す
ように分配される。カートリッジCが空になると、取外
し機構84、86、90によりリング32から取り外さ
れる。取外機構の詳細および図1に示した全ての特徴
は、従来の機構と同様であり、米国特許公報第5089
418号に開示されている。
【0010】前記スライド要素のスタックの各々の底部
には、こうしたカートリッジに関して従来と同様のプレ
ート92が設けられている。プレート92はスライド要
素のスタックの最下段のスライド要素E、E′と共に上
動し、そして、プランジャ23が更に押し上げるまでそ
の位置に保持される。これにより、当該カートリッジの
ためのプレートが一時的に下動して、同じトラック(図
示せず)からの或いは隣接するトラックからの他のカー
トリッジをスライド要素を給送するために使用できるよ
うにするとき、プレート上のスライド要素が当該カート
リッジの底に落下することが防止される。
【0011】スライド要素のカートリッジを頂部に残っ
ている場合には、プランジャ23をホームポジション
(最も低い位置)からプレート92、つまり上記のスタ
ックに接触するまで上動させる距離が、使用されたスラ
イド要素の数に対応し、これから残余のスライド要素の
数が明らかとなる。
【0012】図2に、従来技術によるプランジャの駆動
装置を示す。モータ93が回転軸を回転させる。この回
転軸にはレバー94〜97が連結されており、レバー9
4〜97を介してモータ93の回転が概ね直線運動に変
換される。レバー97は、回動軸98と、プランジャ2
3とに取着されている。バネ99がレバー97に適宜に
連結されており、プランジャ23には上方に概ね一定の
付勢力が作用する。プランジャ23の移動距離を検出
し、以て使用されたスライド要素および残余のスライド
要素を決定するために、プランジャ23の側面にバーコ
ード100が設けられている。このバーコードは読取装
置102により走査される。
【0013】この構成は既述した欠点を有しており、特
に、プランジャ23をモータ93に連結する少なくとも
6つの動作部品が必要となる欠点を有している。本発明
によれば、非常に簡単な構成の駆動装置が提供される。
この駆動装置を図3に示す。プランジャ23は、ヘッド
110と、シャンク112と、停止部114と、フラグ
116とを具備している。シャンク112と停止部11
4は、ハウジング120内に設けられている。ハウジン
グ120の両端部には、開口部122、124が形成さ
れている。プランジャ23のヘッド110は開口部12
2を貫通して突出している。フラグ116は、プランジ
ャが下方に押接されたときに、開口部124を通過して
外部に突出する。プランジャ23とハウジング120と
の間に、プランジャ23を上方に付勢する圧縮バネ13
0が設けられており、通常、フラグ116は開口部12
4から突出していない。シャンク112を中心に位置決
めするために、リング状の位置決め部材131が設けら
れている。
【0014】開口部124の外部にはハウジング120
の検知部132が形成されている。検知部132には、
赤外線ダイオード134と赤外線検知器136等の適当
なセンサが設けられている。ダイオード134から開口
部124を横断する光線を検知器136が検知する。検
知部132の肩部140が、分析器に取着された第2の
同様の検知器142を作動させるフラグとして作用す
る。検知器136、142は、スタックとして残ってい
るスライド要素の数を演算するコンピュータ143に接
続されている。ハウジング120を駆動するために、ピ
ニオンギア144が適当なステップモータ(図示せず)
により駆動される。ラックギア146がハウジング12
0の側部に取り付けられており、ピニオンギア144と
係合する。代替的にウォームギア装置を使用してもよ
い。
【0015】次に、プランジャ23の作用を説明する。
プランジャ23が、カートリッジ(図示せず)に残って
いるスライド要素E(実際には図示しないプレート)に
当接するまで、実線で示すように、プランジャ23のヘ
ッド110が上方に付勢されている。ピニオンギア14
4とラックギア146が、ハウジング120および付勢
されたプランジャ23を駆動して当接させる。ハウジン
グ120が上動を開始すると、フラグ140が検知器1
42から移動する。このとき、コンピュータ143は、
ピニオンギア144のステップモータによる半ステップ
毎または1ステップ毎の前進を計数できるように、零ま
たはホームポジションを自記する。ヘッド110がスラ
イド要素のスタックに当接した後もピニオンギア144
は駆動を継続し、カートリッジおよびスライド要素のス
タックをプラテン21(図1参照)に押接してバネ18
を完全に圧縮する。この時点で、プランジャ23は静止
し、フラグ116(図3参照)がダイオード134と検
知器136との間の光線を遮断する。信号がコンピュー
タ143に送信され、ピニオンギア144が停止して、
スライド要素Eのスタックが接触したことが記憶され
る。ステップモータが前進させた半ステップ毎または1
ステップ毎の計数から、コンピュータ143が使用され
たスライド要素の数を演算し、減算により残余のスライ
ド要素の数を演算する。こうして、バーコードラベルを
プランジャに設ける必要がなくなる。
【0016】カートリッジによりヘッド110の上動々
作止が制限される限り、バネ130は圧縮された状態に
保持され、残りのスライド要素の数によらず、プランジ
ャ23およびスライド要素には一定の付勢力が作用す
る。
【0017】第1の検知器142および肩部140に替
わる他の構成を説明する。図4において、検知器142
は、固定式のフラグ190にて置換されている。プラン
ジャおよびハウジングが図4に示すホームポジションに
あるとき、フラグ190は、ダイオード134と検知器
136の間の光路に突出している。
【0018】更に、本発明のプランジャは、上記の乾式
のスライド要素スタックへの適用に限定されない。ま
た、実際上、スタックを押し上げることのみに使用され
る必要もない。図5から図8に、湿式アッセイ分析器へ
の適用を示す。湿式アッセイ分析器では、試薬は乾燥状
態ではなく液体で使用される。更に、テスト要素のスタ
ックは、上方に押し上げるのではく下方に押し下げら
れ、スタックの頂部ではなく底部から分析器に給送され
る。アッセイが湿式であるので、テスト要素は試薬カッ
プWである(図5参照)。
【0019】湿式アッセイ分析器に本発明を適用するこ
とは可能であり、また多数のこうした従来技術への適用
がある。従来と同様に、こうした分析装置は給送位置2
21からインキュベータ250に試薬カップWを給送す
る。インキュベータ250は、例えば、開口部254を
有するロータ252を具備している。ロータ252は回
転して、試薬カップWを患者の液体サンプルの分配手段
256の下へ、次いで少なくとも1つの液体試薬供給手
段(図示せず)の下へ、次いで読取ステーション(図示
せず)へ移送する。給送位置221の下流の各ステーシ
ョンは、本発明の部分を構成しないので、これ以上の説
明は省略する。
【0020】図示するように従来と同様に、1つのカッ
プの中に他のカップを配置して、ホルダ260の給送孔
262内において試薬カップWを積み重ねる。給送孔2
62内の給送位置221にはリップ264が設けられて
おり、スタックの落下が防止される。リップ264は、
給送孔262内において完全な環状のリングまたは環状
リングの1部とすることが可能である。スタックに下方
の押圧力を付与するために、従来と同様にプランジャ2
23がスタックの反対側に設けられている。
【0021】本発明によるプランジャ223の構成を説
明する。プランジャ223は押し棒266の一端に取り
付けられている。押し棒266はハウジング268に緩
く挿通されている。ハウジング268は、好ましくはリ
ードネジである。ハウジング268が、直動アクチュエ
ータ270内に設けられたステップモータにより駆動さ
れる。直動アクチュエータ270は分析器に取着されて
いる。ハウジング268の下端272は、好ましくは圧
縮バネ274によりプランジャ223から離隔してい
る。ハウジング268の上端276には、カラー278
が設けられている。カラー278はスリットヨーク28
0、282を有している(図6参照)。スリットヨーク
280、282の間に第1のセンサが取り付けられてい
る。第1のセンサは、例えば赤外線ダイオード284と
赤外線検知器286とから成る。更に、スリットヨーク
280、282は、第2のセンサのためのフラグとして
作用する。第2のセンサは、同様のダイオード288と
検知器290とを具備している。ダイオード288およ
び検知器290は、分析器の取付部292に取着されて
いる。
【0022】押し棒266においてプランジャ223と
は反対側の上端294(図5参照)は、ハウジング26
8のカラー278を貫通して上方に伸びている。L形の
指部材296が上端294に取着されている。指部材2
96のフラグ298が、ダイオード284と検知器28
6の間の光線内に突出している(図6参照)。ハウジン
グ268は、また、開口部262内に前進するので、ハ
ウジング268の外径D2(図5参照)は、好ましくは
プランジャ223の外径D1よりも小さく形成する。コ
ンピュータ300が、プランジャ223の移動を追跡
し、プランジャおよびその駆動装置の作用を制御する。
【0023】次に、上記プランジャの作用を説明する。
図5においてカラー278はホームポジション、つまり
完全に上動した位置にある。スリットヨーク280、2
82はダイオード288および検知器290の間の光線
を遮断している。この状態において、ホルダ260はプ
ランジャ233に対して配置に付け或いは取り外すこと
が可能であり、種々のホルダ260を交互に配置するこ
とが可能である。これは、特に、上記種々のホルダの各
々が保持する試薬カップの内壁に、各々特定の試薬が適
用されている場合に有効である。(上記試薬は、例え
ば、特定の分析物に対する抗体とすることが可能であ
る。)
【0024】直動アクチュエータ270によりハウジン
グ268が下方への前進を開始すると(図7参照)、ス
リットヨーク280、282が検知器290から離反し
て、プランジャが動作を開始したとの信号がコンピュー
タ300に送出される。直動アクチュエータ270内の
ステップモータのステップ数が計数される。つまり、開
口部262へのハウジング268の前進量が演算され
る。この時点では、押し棒266のプランジャ223は
試薬カップWのスタックに当接しておらず(図7には、
この時点のプランジャ223が図示されていない)、指
部材296のフラグ298は、カラー278の部分Aに
おいて照射された光線を遮断している。
【0025】プランジャ223がスタックの頂部と接触
すると(図8参照)、ハウジング268が前進を継続し
ても押し棒266は前進しなくなる。こうして、バネ2
74が縮み始め、指部材296のフラグ298が矢印2
99で示すように検知器290から離反する。検知器2
90は、ハウジング168の前進動作を停止するため
に、スタックに接触したとの信号をコンピュータ300
へ送出する。
【0026】予めプランジャを使用して、 a)ホルダ260の存在、 b)開口部262内の未使用のスタックの頂部の高さ方
向の位置、 を検定、確認する。その後、図8に示す距離Yを、セン
サ事象の間のハウジング268の動作距離に換算した差
異として演算することにより、コンピュータ300は、
使用された試薬カップWの数を容易に決定可能である。
更に、減算により残余の試薬カップの数を容易に決定可
能である。
【0027】カップWを給送するために、バネ274が
高さh1(図5参照)から高さh2(図8参照)へ圧縮
されたときにバネ274が充分な付勢力を発生して、リ
ップ268(図5参照)を通過させて矢印302の方向
に1つの試薬カップが押し出され、或いは、ハウジング
268が更に前進することによりプランジャ223に当
接して1つの試薬カップが矢印302の方向に押し出さ
れる。
【0028】バネ274の代わりに、図5において破線
で示す板バネ310を使用して、ハウジングを越えるよ
うにプランジャ223を下方に付勢してもよい。この場
合、ハウジング268がプランジャ223に当接するこ
とにより、試薬カップが押し出される。
【0029】更には、スタックの最上段の試薬カップ
W′(図9参照)に閉蓋320を設け、最上段の試薬カ
ップW′に予め適用された試薬を保護してもよい。閉蓋
320は最上段の試薬カップW′の縁部に単に載置され
ている。これを使用する場合、閉蓋は、図1に示した実
施例のプレートと同様に作用するが、最上段の試薬カッ
プW′とプランジャとの間に保持される。閉蓋320を
使用しない場合、最上段の試薬カップW′を閉蓋として
使用可能である。この場合、好ましくは、この試薬カッ
プには予め試薬は適用されず、また、この試薬カップは
アッセイには使用されない。
【0030】本発明は、既述の実施例に限定されない。
ダイオードと検知器から成るセンサおよびフラグの構成
を変更することができる。例えば、指部材296をプラ
ンジャ266に設けた検知ヨークとし、カラー278を
検知ヨーク(図6参照)に挿入されるフラグとすること
ができる。同様に、分析器の取付部292を、ヨーク2
80、282のセンサの間に照射された光線を遮断する
指部とすることもできる。
【0031】
【発明の効果】本発明のプランジャおよび駆動装置は、
如何なる種類の分析器にも適用可能であり、直線移動し
てテスト要素のスタックに押接力を作用させると共に、
残余のテスト要素の数を正確に計数可能である。更に、
本発明のプランジャおよび駆動装置は、駆動部品の部品
点数を最小限のに低減し製造費用を削減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分析装置を断面にして示す部分立面図
である。
【図2】図1の分析装置に適用可能な従来技術によるプ
ランジャおよびその駆動装置の略示図である。
【図3】図1の分析装置に適用可能な本発明によるプラ
ンジャおよびその駆動装置を断面にして示す部分立面図
である。
【図4】図3の装置の検知部の代替実施例を示す部分断
面図である。
【図5】図1の分析装置に適用可能な本発明によるプラ
ンジャおよびその駆動装置の他の実施例を断面にして示
す部分立面図である。
【図6】図5において矢視線V−Vに沿う断面図であ
る。
【図7】図5に示したプランジャおよびその駆動装置の
断面図であり、プランジャが移動を開始したときの状態
を示す図である。
【図8】図5に示したプランジャおよびその駆動装置の
断面図であり、プランジャが試薬カップに当接したとき
の状態を示す図である。
【図9】最上段の試薬カップの閉蓋を試薬カップと共に
示す断面図である。
【符号の説明】
10…分析器 23…プランジャ 55…分配装置 116…フラグ 120…ハウジング 134…赤外線ダイオード 136…赤外線検知器 144…ピニオン 146…ラック E…スライド要素 E’…スライド要素 W…試薬カップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨハネス ヤコブス ポート アメリカ合衆国,ニューヨーク 14580, ウェブスター,ハード ロード 733 (56)参考文献 特開 平7−35757(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 35/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テスト要素に分配された患者の液体中の
    分析物を検出する分析器において、前記分析器はテスト
    要素給送源と検知手段とを具備しており、 前記テスト要素給送源が、前記テスト要素を積み重ねた
    スタックにて準備する手段と、前記スタックをテスト要
    素給送位置に直線移動させるプランジャと、前記プラン
    ジャに連結され該プランジャを前記スタックへ駆動し、
    かつ、前記スタックから離反させる駆動装置と、給送さ
    れたテスト要素に患者の液体を分配する分配手段とを具
    備しており、 前記プランジャが、該プランジャを内部に直線往復動作
    可能に設けたハウジングと、付勢手段、すなわち該付勢
    手段の付勢作用により前記プランジャを付勢して前記ハ
    ウジング内へ移動させる付勢手段と、前記ハウジングに
    取り付けられる前記駆動装置の一部とを具備しており、 前記検知手段は、前記プランジャが前記付勢手段の付勢
    作用に対抗して前記ハウジング内に動作したときを検知
    して前記プランジャが前記スタックに当接したとの信号
    を送出することから成る分析器。
JP07874194A 1993-04-16 1994-04-18 患者の液体サンプル用の分析器 Expired - Fee Related JP3321286B2 (ja)

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