JP3321207B2 - 寸法測定装置 - Google Patents
寸法測定装置Info
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- JP3321207B2 JP3321207B2 JP25002092A JP25002092A JP3321207B2 JP 3321207 B2 JP3321207 B2 JP 3321207B2 JP 25002092 A JP25002092 A JP 25002092A JP 25002092 A JP25002092 A JP 25002092A JP 3321207 B2 JP3321207 B2 JP 3321207B2
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- Japan
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- illumination
- ccd camera
- ccd
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行する多角柱の各辺
の長さを測定する寸法測定装置であり、特に、刃物など
各側面に光沢がある物品の場合に有効である寸法測定装
置に関する。
の長さを測定する寸法測定装置であり、特に、刃物など
各側面に光沢がある物品の場合に有効である寸法測定装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記のような寸法を測定する装置とし
て、CCDカメラと画像処理装置を使用したものが数多
く発表されている。
て、CCDカメラと画像処理装置を使用したものが数多
く発表されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、多角柱
の1辺を測定することは可能であったが、複数の辺を測
定することは困難であった。また、光沢がある材料であ
る場合、有効に測定することが難しい。
の1辺を測定することは可能であったが、複数の辺を測
定することは困難であった。また、光沢がある材料であ
る場合、有効に測定することが難しい。
【0004】この発明は上述の背景に基づきなされたも
のであり、その目的とするところは、多角柱の複数の辺
の長さを測定することができ、刃物など光沢がある素材
の場合でも効果がある寸法測定装置を提供することであ
る。
のであり、その目的とするところは、多角柱の複数の辺
の長さを測定することができ、刃物など光沢がある素材
の場合でも効果がある寸法測定装置を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、照明態様を
工夫することで、従来の課題を解決した。すなわち、こ
の発明による寸法測定装置は、走行する多角柱の画像を
入力するCCDカメラと、前記多角柱の各側面に対し
て、該側面からの正反射光が前記CCDカメラに受光す
る角度で照射する複数の反射照明装置と、前記複数の反
射照明装置による照明を間欠的に行った状態で前記CC
Dカメラが入力した画像データから各側面の寸法を測定
する画像処理装置とからなるものである。また、この発
明による寸法測定装置は、走行する多角柱の画像を入力
するCCDカメラと、前記多角柱の各側面に対して、該
側面からの正反射光が前記CCDカメラに受光する角度
で照射する複数の反射照明装置と、前記多角柱を介して
前記CCDカメラと反対側から前記多角柱を照射し、そ
の透過光が前記CCDカメラに受光されるように設置さ
れた透過照明装置と、前記複数の反射照明装置および前
記透過照明装置による照明を間欠的に行った状態で前記
CCDカメラが入力した画像データから各側面の寸法を
測定する画像処理装置とからなるものである。
工夫することで、従来の課題を解決した。すなわち、こ
の発明による寸法測定装置は、走行する多角柱の画像を
入力するCCDカメラと、前記多角柱の各側面に対し
て、該側面からの正反射光が前記CCDカメラに受光す
る角度で照射する複数の反射照明装置と、前記複数の反
射照明装置による照明を間欠的に行った状態で前記CC
Dカメラが入力した画像データから各側面の寸法を測定
する画像処理装置とからなるものである。また、この発
明による寸法測定装置は、走行する多角柱の画像を入力
するCCDカメラと、前記多角柱の各側面に対して、該
側面からの正反射光が前記CCDカメラに受光する角度
で照射する複数の反射照明装置と、前記多角柱を介して
前記CCDカメラと反対側から前記多角柱を照射し、そ
の透過光が前記CCDカメラに受光されるように設置さ
れた透過照明装置と、前記複数の反射照明装置および前
記透過照明装置による照明を間欠的に行った状態で前記
CCDカメラが入力した画像データから各側面の寸法を
測定する画像処理装置とからなるものである。
【0006】上記構成を有するこの発明による寸法測定
装置は、以下のように動作・作用する。複数の反射照明
装置は、被測定物である多角柱の各側面に対して、この
側面からの正反射光がCCDカメラに受光されるような
角度で照明する。CCDカメラは、走行する多角柱の照
明された側面の画像データを入力する。複数の反射照明
装置による照明は、間欠的に行われるので、多数の側面
の内、1の側面の画像データが入力される。画像処理装
置では、CCDカメラが入力した画像データから各側面
の各辺の長さなどの寸法を測定する。
装置は、以下のように動作・作用する。複数の反射照明
装置は、被測定物である多角柱の各側面に対して、この
側面からの正反射光がCCDカメラに受光されるような
角度で照明する。CCDカメラは、走行する多角柱の照
明された側面の画像データを入力する。複数の反射照明
装置による照明は、間欠的に行われるので、多数の側面
の内、1の側面の画像データが入力される。画像処理装
置では、CCDカメラが入力した画像データから各側面
の各辺の長さなどの寸法を測定する。
【0007】
【実施例】この発明を、実施例により、具体的に説明す
る。図1は、本発明の装置構成の一実施例を示す概略図
である。測定物1は、矢印で示した方向に走行してい
る。本装置は、測定物1の各側面11、12、13を測定
する。測定物1は、各側面の幅が数十μmである。ま
た、各側面は研磨面であるため光沢がある。
る。図1は、本発明の装置構成の一実施例を示す概略図
である。測定物1は、矢印で示した方向に走行してい
る。本装置は、測定物1の各側面11、12、13を測定
する。測定物1は、各側面の幅が数十μmである。ま
た、各側面は研磨面であるため光沢がある。
【0008】反射照明装置21、22、23は、被測定
物1である多角柱の各側面11、12、13を照明する
ものであり、CCDカメラ3が各側面の正反射光を受光
する角度で設置されている。このため、例えば、反射照
明装置21を点灯したとき、被測定物1の側面11のみ
の正反射光がCCDカメラ3に受光される。反射照明装
置21、22、23は、光ファイバライトガイド(三菱
レイヨン(株)製)を使用しており、順番に間欠的に点
灯する。各反射照明装置が点灯されたとき、CCDカメ
ラ3で画像を入力し、画像処理装置4(三菱レイヨン
(株)製オプティカルエリアチェッカ(型名:FSC−
100))で被測定物1の各側面の辺の長さなどの寸法
を測定する。CCDカメラ3の分解能は4μm/画素で
行っているが、必要に応じて分解能を変更することがで
きる。
物1である多角柱の各側面11、12、13を照明する
ものであり、CCDカメラ3が各側面の正反射光を受光
する角度で設置されている。このため、例えば、反射照
明装置21を点灯したとき、被測定物1の側面11のみ
の正反射光がCCDカメラ3に受光される。反射照明装
置21、22、23は、光ファイバライトガイド(三菱
レイヨン(株)製)を使用しており、順番に間欠的に点
灯する。各反射照明装置が点灯されたとき、CCDカメ
ラ3で画像を入力し、画像処理装置4(三菱レイヨン
(株)製オプティカルエリアチェッカ(型名:FSC−
100))で被測定物1の各側面の辺の長さなどの寸法
を測定する。CCDカメラ3の分解能は4μm/画素で
行っているが、必要に応じて分解能を変更することがで
きる。
【0009】CCDカメラ3から入力された画像、およ
び、測定値は、ディスプレイ5に表示される。また、測
定値が正常な範囲を外れていた場合は、警告ランプ6を
点灯する。図中、2 4 は、被測定物1を介してCCDカ
メラ3と反対側から被測定物1を照射する透過照明装置
である。例えば、被測定物1の側面1 3 が曲面の場合
は、反射照明装置2 3 を使用した場合、側面1 3 の全体
をCCDカメラ3で受光することはできない。この場
合、反射照明装置2 3 の替わりに透過照明装置2 4 を使
用し、透過照明装置2 4 からの照明が被検査物1で遮ら
れず透過した光がCCDカメラ3に受光されることによ
って、側面1 3 の長さを測定することができる。
び、測定値は、ディスプレイ5に表示される。また、測
定値が正常な範囲を外れていた場合は、警告ランプ6を
点灯する。図中、2 4 は、被測定物1を介してCCDカ
メラ3と反対側から被測定物1を照射する透過照明装置
である。例えば、被測定物1の側面1 3 が曲面の場合
は、反射照明装置2 3 を使用した場合、側面1 3 の全体
をCCDカメラ3で受光することはできない。この場
合、反射照明装置2 3 の替わりに透過照明装置2 4 を使
用し、透過照明装置2 4 からの照明が被検査物1で遮ら
れず透過した光がCCDカメラ3に受光されることによ
って、側面1 3 の長さを測定することができる。
【0010】図2は、本発明の寸法測定装置における寸
法測定を説明するための説明図である。図2(a)は、
被測定物1の断面形状を示している。図2(b)は反射
照明装置21を点灯したときに入力した画像であり、画
像処理装置4で2値化を行った後、画像の変化座標
x1、x2を測定し、被測定物1の側面11の長さを測
定する。同様にして図2(c)〜図2(d)で各側面の
長さ(幅)を測定することができる。図2(e)は、反
射照明装置22と透過照明装置24を点灯したときの画
像であり、前述したように側面13が曲面の場合でも、
画像の変化座標x3、x4をから側面13の長さが測定
できる。このように、本発明において多角柱とは、その
側面の一部が曲面であるものも含む。
法測定を説明するための説明図である。図2(a)は、
被測定物1の断面形状を示している。図2(b)は反射
照明装置21を点灯したときに入力した画像であり、画
像処理装置4で2値化を行った後、画像の変化座標
x1、x2を測定し、被測定物1の側面11の長さを測
定する。同様にして図2(c)〜図2(d)で各側面の
長さ(幅)を測定することができる。図2(e)は、反
射照明装置22と透過照明装置24を点灯したときの画
像であり、前述したように側面13が曲面の場合でも、
画像の変化座標x3、x4をから側面13の長さが測定
できる。このように、本発明において多角柱とは、その
側面の一部が曲面であるものも含む。
【0011】
【発明の効果】この発明により、多角柱の複数の辺の長
さを測定することができ、刃物など光沢がある素材の場
合でも有効に測定することができる。
さを測定することができ、刃物など光沢がある素材の場
合でも有効に測定することができる。
【図1】図1は、本発明による寸法測定装置の装置構成
の1例を示す概略図である。
の1例を示す概略図である。
【図2】図2は、本発明による装置の寸法測定を説明す
るための説明図である。
るための説明図である。
1 測定物 11、12、13 測定物の各側面 21、22、23 照明装置 3 CCDカメラ 4 画像処理装置 5 ディスプレイ 6 警報ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 G06T 1/00
Claims (2)
- 【請求項1】 走行する多角柱の画像を入力するCCD
カメラと、前記多角柱の各側面に対して、該側面からの
正反射光が前記CCDカメラに受光する角度で照射する
複数の反射照明装置と、前記複数の反射照明装置による
照明を間欠的に行った状態で前記CCDカメラが入力し
た画像データから各側面の寸法を測定する画像処理装置
とからなる寸法測定装置。 - 【請求項2】 走行する多角柱の画像を入力するCCD
カメラと、前記多角柱の各側面に対して、該側面からの
正反射光が前記CCDカメラに受光する角度で照射する
複数の反射照明装置と、前記多角柱を介して前記CCD
カメラと反対側から前記多角柱を照射し、その透過光が
前記CCDカメラに受光されるように設置された透過照
明装置と、前記複数の反射照明装置および前記透過照明
装置による照明を間欠的に行った状態で前記CCDカメ
ラが入力した画像データから各側面の寸法を測定する画
像処理装置とからなる寸法測定装置 。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25002092A JP3321207B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 寸法測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25002092A JP3321207B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 寸法測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06102015A JPH06102015A (ja) | 1994-04-12 |
JP3321207B2 true JP3321207B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=17201655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25002092A Expired - Fee Related JP3321207B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 寸法測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3321207B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4740826B2 (ja) * | 2006-02-23 | 2011-08-03 | 株式会社神戸製鋼所 | 形状測定装置、形状測定方法 |
JP5291140B2 (ja) * | 2006-02-23 | 2013-09-18 | 株式会社神戸製鋼所 | 形状測定装置、形状測定方法 |
JP4897573B2 (ja) * | 2007-05-30 | 2012-03-14 | 株式会社神戸製鋼所 | 形状測定装置,形状測定方法 |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP25002092A patent/JP3321207B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06102015A (ja) | 1994-04-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |