JP3320666B2 - 道路標識板の取付構造 - Google Patents

道路標識板の取付構造

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光伸 長山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、交通分野における道路標
識板の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、道路標識に、自動車誘導用の矢印
板や進入禁止板、停止板、その他のものが広く実用され
ている。
【0003】これらの道路標識は、電信柱や道路標識塔
等にボルト、ナットの固着具等で固定するものと、携帯
自在に折りたたみ可能な立設具に取り付けるものが知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯自在の道路
標識具は、実登第3004409号公報に記載されてい
るように矢印板を山形状やコ字状の設置台に設置して道
路に立設するようにしたり、実開平2−29080号公
報のようにパネル状としてその周部にボルトの取付孔を
開孔して所定個所に取り付けるようにしている。
【0005】しかし、前者のものは、矢印板を所定の高
さとすると、設置台が大きくなって持ち運びや保管に嵩
ばって不便であり、後者も多数のボルトで締着しなけれ
ばならないため手間がかかって不便であった。
【0006】そのため、実開平62−37397号公報
のようにとんがり帽子の道路標識用コーンに矢印板を取
り付けることが提案されている。
【0007】しかしながら、矢印板を掛止用ベルトで道
路標識用コーンに装着して取り付けるものなので、矢印
板の取り付けの安定性に欠けるとともに、掛止用ベルト
なので耐久性に欠けるものであった。また、雨などに濡
れると携帯に不快感が生じるとともに、矢印板を反転し
て両方向を表示するために掛止用ベルトを矢印板の背面
に上下2つ必要で、部材が多くなるものであった。
【0008】
【議題を解決するための手段】本発明は、上記のような
点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、光反
射やLED発光の矢印板の道路標識板の背面の中央部に
断面がコ字状等の枢支具をその両側の突条部がそれぞれ
とんがり帽子状の道路標識用コーンの軸方向にそうよう
に取着し、先端部にハンドルを突設したU字状やV字状
の剛体の取付具を道路標識用コーンの矢印方向に直交す
る上下方向に旋回可能に枢支具に取着し、とんがり帽子
状の道路標識用コーンの上から上記した道路標識板を上
記取付具を挿入して、道路標識板の背面の上記枢支具の
両側の突条部を道路標識用コーンの側面に当接するとと
もに取付具の内側部を当接して取付具のハンドルを下方
に押し下げることによって矢印板の道路標識板を道路標
識用コーンに弾性的に押圧して固着するようにしたこと
を特徴とする道路標識板の取付構造を提供するにある。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の道路標識板の取付構造
は、光反射やLED発光の矢印板の道路標識板の背面の
中央部に断面がコ字状等の枢支具をその両側の突条部が
それぞれとんがり帽子状の道路標識用コーンの軸方向に
そうように取着し、先端部にハンドルを突設したU字状
やV字状の剛体の取付具を道路標識用コーンの矢印方向
に直交する上下方向に旋回可能に枢支具に取着し、とん
がり帽子状の道路標識用コーンの上から上記した道路標
識板を上記取付具を挿入して、道路標識板の背面の上記
枢支具の両側の突条部を道路標識用コーンの側面に当接
するとともに取付具の内側部を当接して取付具のハンド
ルを下方に押し下げることによって矢印板の道路標識板
を道路標識用コーンに弾性的に押圧して固着するように
したことを特徴としている。
【0010】道路標識板1は、図1のように矢印形態と
した矢印表示のもので、光反射のものや、LED発光の
もの、その他のものが適用できる。
【0011】上記道路標識板1の背面の中央部には、図
2、図3のようにチャンネル状やコ字状の枢支具2をそ
の両側の突条部3を矢印と直交方向の道路標識用コーン
4の軸方向にそうように配設し、この枢支具2の両側の
突条部3にU字状やV字状の鉄鋼材、アルミニウム材等
の金属やエンジニアプラスチックスの剛体の取付具5の
両端部をボルト、ナット等の枢着材6で枢着している。
【0012】上記取付具5は、図2のように合成樹脂製
のとんがり帽子状の道路標識用コーン4の中程から上部
部分に挿入できる寸法としていて、図2のように枢支具
2の両側の突条部3が道路標識用コーン4の側周面部に
当接するとともに、取付具5の内側部を当接して道路標
識用コーン4の軸方向にそって正確に位置づけできると
ともに、図2のように取付具5の後部に突設したハンド
ル7を押し下げて道路標識用コーン4の周部を弾性的に
押圧して固着するようにしている。
【0013】なお、上記U字状やV字状の取付具5の側
周部に図2、図3のようにセルフドリリングねじ8を装
着するための取付孔9を1ないし複数個開孔し、図2の
ように道路標識用コーン4に道路標識板1を装着したと
きに取付孔9からセルフドリリングねじ8をドライバー
(図示せず)で挿入して道路標識用コーン4に螺着し
て、容易に道路標識板1を取りはずせなくできる。
【0014】特に、道路標識板1を矢印板とした場合、
図4のようにこれを180度旋回して道路標識用コーン
4に装着できて、左右両方向の矢印板として利用できて
好ましい。
【0015】
【実施例】図1〜図4は、本発明の一実施例を示すもの
である。道路標識板1はLED発光の矢印板のもので、
図2、図3のように背面の中央部にチャンネル状の枢支
具2を取り付けて、道路標識用コーン4の上部の外径よ
りやや大きい径のU字状の鉄鋼材の取付具5の両端部を
ボルト、ナットの枢着材6で枢支具2の両側の突条部3
に上下方向にわたって旋回可能に枢着している。
【0016】上記道路標識板1を図1、図2のように道
路標識用コーン4の上から背部の取付具5を水平状に拡
げて挿入すると、背部の枢支具2の両側の突条部3にそ
って装着していき、道路標識用コーン4の上部の係止位
置で取付具5のハンドル7を押し下げると、突条部3と
取付具5で道路標識用コーン4に弾性的に押圧して固着
でき、きわめて容易に固定できて道路交通標識として使
用できる。
【0017】取りはずしにあっては、上記とは逆手順
で、取付具5のハンドル7を押し上げると、道路標識板
1の固定状態が解除されるので、道路標識板1を上方へ
持ち上げて容易に取りはずせる。
【0018】なお、取付具5の取付孔9からセルフドリ
リングねじ8をドライバー等で挿入して道路標識用コー
ン4に螺着して、道路標識板1を一体的に固着でき、道
路標識板を道路標識用コーンから容易に取りはずしにく
くでき、万一の脱落や盗用などから防止できる。
【0019】また、図4のように上記した矢印板2の道
路標識板1を180度旋回しても、上記のようにして道
路標識用コーン4に装着できるので、両方向の矢印標識
の表示が容易にできる。
【0020】上記では、矢印板の道路標識板について説
明したが、表示は光反射やLED発光が好ましく、その
他のものにも転用することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、光反射
やLED発光の矢印板の道路標識板の背面の中央部に断
面がコ字状等の枢支具をその両側の突条部がそれぞれと
んがり帽子状の道路標識用コーンの軸方向にそうように
取着して、先端部にハンドルを突設したU字状やV字状
の剛体の取付具を道路標識用コーンの矢印方向に直交す
る上下方向に旋回可能に枢支具に取着したので、光反射
やLED発光の矢印板の道路標識板をとんがり帽子状の
道路標識用コーンに、その矢印方向を左右のいずれかの
方向へ向けられて取着できるもので、道路に広く使用さ
れているとんがり帽子状の道路標識用コーンに取付具を
きわめて容易に挿入して安定状態に固着して道路標識板
を表示するようにできるものである。
【0022】また、とんがり帽子状の道路標識用コーン
の上から道路標識板を取付具を挿入して、道路標識板の
背面の上記枢支具の両側の突条部を道路標識用コーンの
側面に当接するとともに取付具の内側部を当接して取付
具のハンドルを下方に押し下げることによって矢印板の
道路標識板を道路標識用コーンに弾性的に押圧して固着
するようにしたので、光反射やLED発光の矢印板の道
路標識板を、その背面の枢支具の両側の突条部とU字状
やV字状の取付具でとんがり帽子状の道路標識用コーン
に取付具のハンドルを押し下げることで弾圧的に押圧し
て固着でき、道路標識板を枢支具の突条部で道路標識用
コーンの軸方向にそうように取着できて、かつ風や振動
で傾くことなく安定して道路標識用コーンに挿着してお
ける。
【0023】そして、 取付具のハンドルを上方に押し
上げることによって矢印板の道路標識板を道路標識用コ
ーンからの固着状態を解除するように枢支具および取付
具を形成したので、光反射やLED発光の矢印板の道路
標識板をとんがり帽子状の道路標識コーンから取り外す
ときにも、取付具のハンドルを上方に押し上げることで
道路標識板の固定状態を容易に解除することができ、道
路標識板を上方へ持ち上げてとんがり帽子状の道路標識
コーンから容易に取り外すことができる。
【0024】さらに、取付具の周部にセルフドリリング
ねじを挿入する取付孔を設け、セルフドリリングねじを
上記取付孔に挿入して道路標識用コーンに螺着して道路
標識板を固着することによって、光反射やLED発光の
矢印板の道路標識板を道路標識用コーンから取りはずし
にくくでき、万一の脱落や盗用などから防止するように
保管できる。
【0025】またさらに、道路標識板の矢印板を180
度旋回して左右の両方向側に矢印指示できるように道路
標識用コーンに固着するようにしたので、道路標識板
180度旋回すれば左右のいずれの方向にも指示できる
矢印板として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の道路標識板の取付状態説明
図、
【図2】同上の側面図、
【図3】同上の枢支具、取付具の取付構造説明用の側面
図(a)、と平面図(b)、
【図4】同上の矢印板の道路標識板を反対方向に装着し
た正面図。
【符号の簡単な説明】
1…道路標識板 2…枢支具 3…
突条部 4…道路標識用コーン 5…取付具 6…
枢着材 8…セルフドリリングねじ 9…取付孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01F 9/011 E01F 13/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光反射やLED発光の矢印板の道路標識
    板の背面の中央部に断面がコ字状等の枢支具をその両側
    突条部がそれぞれとんがり帽子状の道路標識用コーン
    の軸方向にそうように取着し、先端部にハンドルを突設
    したU字状やV字状の剛体の取付具を道路標識用コーン
    の矢印方向に直交する上下方向に旋回可能に枢支具に取
    着し、 とんがり帽子状の道路標識用コーンの上から上記した道
    路標識板を上記取付具を挿入して、道路標識板の背面の
    上記枢支具の両側の突条部を道路標識用コーンの側面に
    当接するとともに取付具の内側部を当接して取付具のハ
    ンドルを下方に押し下げることによって矢印板の道路標
    識板を道路標識用コーンに弾性的に押圧して固着するよ
    うにしたことを特徴とする道路標識板の取付構造。
  2. 【請求項2】 取付具のハンドルを上方に押し上げるこ
    とによって矢印板の道路標識板を道路標識用コーンから
    の固着状態を解除するように枢支具および取付具を形成
    した請求項1に記載の道路標識板の取付構造。
  3. 【請求項3】 取付具の周部にセルフドリリングねじを
    挿入する取付孔を設け、セルフドリリングねじを上記取
    付孔に挿入して道路標識用コーンに螺着して道路標識板
    を固着するようにした請求項1または2に記載の道路標
    識板の取付構造。
  4. 【請求項4】 道路標識板の矢印板を180度旋回して
    左右の両方向側に矢印指示できるように道路標識用コー
    ンに固着するようにした請求項1ないし3のいずれかに
    記載の道路標識板の取付構造。
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