JP3320573B2 - 電磁型発音体におけるヨークの製造方法 - Google Patents

電磁型発音体におけるヨークの製造方法

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睦 桑原
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  • Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁石で振動板を振動
させることにより音を発生させる発音部を有する電磁型
発音体におけるヨークの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電磁型発音体は、図11に示す
ように、リードピン2が突出する基板4上に、ヨーク6
と、このヨーク6上に取り付けられたコイル8及び磁石
10と、それらに対向配置されると共に励磁片14が取
り付けられた振動板12と、それらを内包するケース1
6と、から構成されている。図12は図11に示す電磁
型発音体の発音部のみを取り出した状態を示すものであ
る。ヨーク6は、円板状の磁気回路板18と、その中央
より突出するセンターポール20とからなるもので、こ
のセンターポール20の周囲にリング状のコイル8が取
り付けられ、更にそのコイル8の周囲に間隔をあけてリ
ング状の磁石10が取り付けられている。この電磁型発
音体にとって最も重要な発音部の音圧は、振動板12と
センターポール20との間のギャップGにより決定され
る。従って、このギャップGのバラツキをいかに小さく
抑えるかが優れた製品品質を得るための決め手となり、
従来より図14に示す磁気回路板18の上面からセンタ
ーポール20の上面までの高さHを精度良く形成するこ
とが必要とされていた。そこで、この高さHの精度確保
とコスト対応の両面より試行錯誤が繰り返され、現在で
は図12に示すヨーク6のようにセンターポール20と
磁気回路板18を一体加工することにより形成するヘッ
ダー加工方式と、図13に示すヨーク6のようにセンタ
ーポール20と磁気回路板18を別々に加工した後、圧
入組立し完成させる圧入組立方式の2方式が主に実施さ
れている。
【0003】このヘッダー加工方式とは、図15に示す
ように、棒状の金属素材22を室温又は再結晶温度以下
で型24内へ軸方向に早い速度で往復運動させることに
より塑性変形してヨーク6の形状に成形するものであ
る。
【0004】また、圧入組立方式におけるセンターポー
ル20は素材を自動旋盤で加工することにより形成さ
れ、磁気回路板18は板材を総抜プレス機で加工するこ
とにより形成されており、これらを組み立てることによ
りヨークを形成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記ヘッダー加工方式
はコスト面で他の加工方式よりも優位であるが、寸法精
度が悪く、寸法のバラツキも大きかったので、図12に
示すギャップGのバラツキが大きくなるという課題があ
った。
【0006】また、圧入組立方式においては、センター
ポール20と磁気回路板18を別々に加工することが必
要であったため、各々に工数がかかると共に、各々の寸
法精度を向上させて寸法のバラツキを小さく抑えないと
圧入組立が困難になるという課題があった。更に、この
圧入組立方式においては、高さの寸法精度を確保しなが
ら組み立てなければならないので、工数が多くなるだけ
でなく、組立にも高い寸法精度が必要になり、工数面、
寸法精度面で問題が多く、コストも高くなるという課題
もあった。
【0007】更に、ヨーク6の材料としては透磁率が高
いニッケル合金系のパーマロイ材等の金属が適している
が、パーマロイ材のようにニッケルを多く含む合金の場
合、柔らかく延性が高いため、切削加工が困難であっ
た。従って、パーマロイ材等の高透磁率材料は、上記ヘ
ッダー加工方式や圧入組立方式では加工が困難であると
いう課題があった。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みなされたもの
で、その目的は、寸法精度が良く、コストも低く抑える
ことができ、しかも高透磁率材料を加工することもでき
る電磁型発音体におけるヨークの製造方法を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電磁型発音
体におけるヨークの製造方法は、高透磁率材料からなる
帯材を、順送金型内を通過させることにより精度を徐々
に上げながら複数回、塑性変形させて形状を整え、その
後外形を打ち抜くことにより形成することを特徴とする
ものである。
【0010】
【作用】本発明の電磁型発音体におけるヨークの製造方
法では、順送金型により除々に帯材を変形させてヨーク
を形成している。このように、数回の工程で少しずつ変
形させることにより、金型や帯材に加わるストレス、応
力、歪み、バックラッシュ等を各工程に少しずつ分散し
て精度を徐々に上げ、金型及び帯材に無理な応力等が加
わらない状態で加工して、寸法精度を高めている。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る電磁型発音体
におけるヨークの製造方法にて加工された帯材を示す斜
視図であり、図2はその加工に使用される順送金型を示
す斜視図である。図1及び図2に示すように、本実施例
における帯材100はパーマロイ材等の高透磁率材料か
らなり、その幅方向の両端部に長手方向に一定間隔で形
成された複数のパイロット穴100aを有し、1工程ず
つ長手方向に移動される。また、プレス機にセットされ
た図2に示す順送金型110は、その上下の型内に帯材
100が通されており、除々に帯材100を塑性変形さ
せる第1工程〜第6工程と、所定の外形に抜くための第
7工程に対応する加工部を有するものである。本実施例
においては、この順送金型110により帯材100を1
回プレスする毎に帯材100が1工程分ずつ図中右方向
へ移動される。このように帯材100を移動させながら
順送金型110で塑性変形させると、図1に示すよう
に、第1工程101〜第6工程106の順にヨークの形
状が整えられ、最終工程である第7工程107で外形が
打ち抜かれて完成される。尚、本実施例における第1工
程101〜第7工程107は全て同時に進行するもので
あり、第7工程107のみ別個に行っても良い。
【0012】図3乃至図8は図1に示す第1工程101
〜第6工程106における帯材100の変形状態を示す
断面図であり、図9及び図10は図1に示す第7工程1
07にて形成されたヨークの外形を示す正面図及び平面
図である。図に示すように、帯材100は、順送金型1
10内を通過することにより第1工程101〜第6工程
106を経て徐々に塑性変形されながら絞り込まれ、セ
ンターポール部分の空隙を最小として肉厚を磁気回路板
部分の材厚よりも厚く形成する。このように本実施例に
おいては、粗、粗中、中、中仕上げ、最終仕上げ等の順
に精度を徐々に上げながら工程を6段階に分けて加工を
施している。上記のように数回の工程で徐々に加工を施
すことにより、1回のプレスで加工する場合に比べて順
送金型110や帯材100に無理なストレス、応力等が
加わることがなく、しかも帯材100に生じる歪みや移
動時のバックラッシュ等も過大にならず、極めて高い寸
法精度で加工することが可能となる。このように第6工
程でほぼ形状が希望の寸法精度で仕上げられると、第7
工程にて抜き加工され図9及び図10に示すような形状
のヨークが形成される。尚、本実施例においては塑性変
形させる工程を6段階に分けているが、帯材100の材
質やヨークの形状等に応じて更に細かく工程を分けた
り、あるいは工程数を削減しても良い。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、従来のヘッダー加工方
式や圧入組立方式では加工困難であったパーマロイ材等
の高透磁率材料を、徐々に塑性変形させることにより、
その延性の影響を受けることなく、容易に加工すること
ができる。
【0014】また、従来のヘッダー加工方式や圧入組立
方式に比べて精度及びそのバラツキを50%以上向上さ
せることができ、工数も圧入組立方式より大幅に削減す
ることができる。
【0015】更に、本発明は、極めて生産効率が良いの
で、コストの低減を図ることも可能である。
【0016】また、本発明によれば、ヨークのセンター
ポールだけでなく磁気回路板の変形や厚みのバラツキも
少なく抑えることができるので、電磁型発音体内部の各
部の隙間や間隔を削減して最小限にすることができ、こ
れにより電磁型発音体の薄型化を図ることも可能とな
る。
【0017】更に、外形抜きをする切断工程も同一の順
送金型内に一連の工程として組み込むことができるの
で、切断専用の金型を設ける必要がなく、合理化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電磁型発音体における
ヨークの製造方法にて加工された帯材を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示す加工に使用される順送金型を示す斜
視図である。
【図3】図1に示す第1工程における帯材の変形状態を
示す断面図である。
【図4】図1に示す第2工程における帯材の変形状態を
示す断面図である。
【図5】図1に示す第3工程における帯材の変形状態を
示す断面図である。
【図6】図1に示す第4工程における帯材の変形状態を
示す断面図である。
【図7】図1に示す第5工程における帯材の変形状態を
示す断面図である。
【図8】図1に示す第6工程における帯材の変形状態を
示す断面図である。
【図9】図1に示す第7工程にて形成されたヨークの外
形を示す正面図である。
【図10】図1に示す第7工程にて形成されたヨークの
外形を示す平面図である。
【図11】一般的な電磁型発音体の構造を示す断面図で
ある。
【図12】図11に示す電磁型発音体の発音部のみを取
り出した状態を示す断面図である。
【図13】従来の圧入組立方式で形成されたヨークを示
す断面図である。
【図14】図12に示すヨークの外形を示す正面図であ
る。
【図15】従来のヘッダー加工方式を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
6 ヨーク 18 磁気回路板 20 センターポール 100 帯材 110 順送金型

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高透磁率材料からなる帯材を、順送金型
    内を通過させることにより精度を徐々に上げながら複数
    回、塑性変形させて形状を整え、その後外形を打ち抜く
    ことにより形成することを特徴とする電磁型発音体にお
    けるヨークの製造方法。
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