JP3320361B2 - ソケット - Google Patents

ソケット

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JP3320361B2
JP3320361B2 JP22777498A JP22777498A JP3320361B2 JP 3320361 B2 JP3320361 B2 JP 3320361B2 JP 22777498 A JP22777498 A JP 22777498A JP 22777498 A JP22777498 A JP 22777498A JP 3320361 B2 JP3320361 B2 JP 3320361B2
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正治 山田
武 橋本
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株式会社クエイザーシステム
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリモジュール
等を実装する小基板を取付けるためのソケットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータ等の分野
では、メモリモジュールを実装した小基板を親基板に接
続するに際しては、親基板に半田等により固設されてい
るソケットを介して接続する場合が多い。この種のソケ
ットは、小基板を装着し易くするため、零挿入力(ZI
F)型ソケットが多く採用されている。
【0003】ZIF型ソケットは、小基板をソケットに
対して傾斜した方向から挿入し、挿入後、小基板をソケ
ットに対して平行にすることで、該小基板の両端をソケ
ットの両側に設けたラッチに係合させて位置固定する。
【0004】図5、6に、従来のソケットの一例を示
す。このソケット1は、例えば特開平8−55651号
公報に開示されているものとほぼ同等の構造をしてお
り、ハウジング2から下面に露出するコンタクト2a
が、図示しない親基板に半田付けされている。又、ハウ
ジング2の両側にアーム3が対向配設され、このアーム
3の対向面にラッチ4が装着固設されている。
【0005】小基板5の下端に形成された端子部5aを
ハウジング2に対して斜め方向から挿入すると、小基板
5の両端に形成されているノッチ5aが、ラッチ4に形
成されている掛止爪4aに整合する位置となる。
【0006】そして、小基板5を端子部5aを中心とし
て図の下方へ押圧すると、上記掛止爪4aが上記ノッチ
5aに当接して外方へ押し広げられ、小基板5が掛止爪
4aの下側に入り込み、図7に示すように、この小基板
5の上下辺が、掛止爪4aとアーム3に曲げ形成されて
いる舌片3aとの間に挟み込まれ、又ノッチ5aの上縁
部に上記ラッチ4の掛止爪4aの下面が係合して、位置
決め固定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のソケッ
ト1では、小基板5を位置決め固定するために、ハウジ
ング2の両側にアーム3とラッチ4とを配設する二重構
造としているため、構造が複雑である。
【0008】又、掛止爪4aが小基板5の上辺に係合さ
れているため、小基板5を取り外す際に、掛止爪4aを
外し難く使い勝手が悪い。
【0009】更に、ラッチ4の中途に掛止爪4a等を曲
げ成形する構造が複雑で、製造工数が嵩み、部品コスト
が割高になる。
【0010】本発明は、上記事情に鑑み、簡単な構造
で、製造組付けが容易で、部品コストを低減でき、しか
も小基板を簡単に取外すことのできるソケットを提供す
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のソケットは、小基板を傾斜方向から挿抜す
ると共に、該小基板を最終嵌合位置で保持するハウジン
グと、上記ハウジングの両側に対向配設して上記小基板
の両側辺を掛止するラッチとを備えるソケットにおい
て、上記両ラッチを外方へ拡開自在な湾曲アーム状に形
成し、前記湾曲アーム状のラッチの下面を前記小基板の
両側辺の表面に掛止する掛止部としたことを特徴とす
る。
【0012】又、本発明の好ましい態様においては、前
記ラッチの先端を曲げ形成して、前記小基板の両側辺に
設けたノッチへの嵌入部とされている。
【0013】本発明のソケットの使用に際しては、ハウ
ジングに対して小基板を傾斜方向から挿入し、次いで小
基板をソケットと平行になるように倒し、最終嵌合位置
で保持させる。このとき、ハウジングの両側に設けた湾
曲アーム状のラッチが小基板の両側辺に押圧されて外方
へ拡開され、小基板を更に倒すと、ラッチの掛止部が小
基板の両側辺の表面を掛止して、該小基板を保持する。
【0014】又、本発明の好ましい態様においては、小
基板をソケットと平行になるように倒すとき、ラッチ先
端の嵌入部が、小基板の両側辺のノッチに嵌入するた
め、小基板が位置決めされてその差し込みが完全になさ
れたことを確認できると共に、小基板の引き抜きに対す
る係止力を付与することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1〜4の図面に基づいて
本発明の一実施の形態を説明する。図1に示すように、
ソケット400は、合成樹脂等の絶縁材を素材として成
形された略四角柱状のハウジング410と、このハウジ
ング410の両端に取付けた固定金具500とを備えて
いる。
【0016】上記ハウジング410の前後面には、一対
の小基板200の端子部210をそれぞれ差込むスロッ
ト420,430が形成されている。
【0017】又、上記各固定金具500の両側方から、
上記スロット420,430を挟むように、対向一対の
ラッチ510,520がそれぞれ延出されている。この
各ラッチ510,520は、金属製の平板を湾曲アーム
状に曲げ形成したもので、互いに対向するラッチ51
0,520の先端部が互いに近接する方向へ弓なりに湾
曲されている。
【0018】上記各ラッチ510,520の先端よりや
や手前の部分には、小基板200が最終嵌合位置に配置
されたとき、小基板200の両側辺の表面に係合する掛
止部512、522が形成されている。掛止部512、
522は、外側に膨出した形状を有していて、その下面
が小基板200の表面に係合し、小基板200を水平に
保持するようになっている。
【0019】又、上記各ラッチ510,520の先端に
は、ループ状に曲げ形成してなる嵌入部511,521
が形成されている。これらの嵌入部511、512は、
図4に示すように、小基板200の両側辺に設けられた
ノッチ211に嵌入し、小基板200を位置決めして、
その差し込みが完全になされたかを確認できるようにす
ると共に、小基板200を引き抜こうとする力に対して
係止力を付与するために設けられている。
【0020】なお、嵌入部511、521は、上記掛止
部512、522よりも下方に突出しており、嵌入部5
11、512がノッチ211に嵌入した状態で、ラッチ
510、520の掛止部512、522が小基板200
の両側辺の表面を掛止できるようになっている。
【0021】更に、上記スロット420,430内に
は、コンタクト440の接触部441が上下に2列配列
され、この各接触部441が上記小基板200の端子部
210に接触される。又、上記コンタクト440の接続
部442がハウジング410の底部に露呈されており、
この接続部442が親基板300に半田付けされる。
【0022】本実施の形態で採用するソケット400
は、いわゆるZIF型ソケットであり、上記スロット4
20,430に露呈するコンタクト440の接触部44
1が、小基板200の端子部210を挟み込み、この端
子部210を介して、該小基板200を親基板300か
ら離間する方向(図2の上方)へ回動付勢する。
【0023】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。図3に示すように、先ず、親基板300に半田付け
されているソケット400のハウジング410に形成さ
れたスロット420,430に対して、小基板200の
端子部210を斜め方向から差込むと、この端子部21
0が上下に配列されているコンタクト440の接触部4
41に挟持される。
【0024】次いで、この小基板200を親基板300
に平行な方向へ、上記接触部441の挟持力に抗して回
動させる。すると、ハウジング410の両側に固設され
ている固定金具500の両側から延出されているラッチ
510,520が、小基板200の両側辺に押圧されて
外側に押し広げられる。
【0025】そして、図4に示すように、ラッチ51
0,520の先端に形成された嵌入部511,521
は、小基板200の両側辺に形成されたノッチ211に
嵌入し、小基板200は更に水平方向に向けて傾倒され
る。
【0026】この場合、小基板200のノッチ211
に、ラッチ510,520の先端の嵌入部511,52
1が嵌入することにより、小基板200の端子部210
がスロット420、430の奥まで正確に挿入されたこ
とを確認できると共に、最終嵌合位置において小基板2
00を引き抜こうとする力に対して係止力を付与するこ
とができる。
【0027】そして、上記小基板200がほぼ水平状態
になると、ラッチ510,520の掛止部512、52
2が、小基板200の両側辺を乗り越えて、ラッチ51
0,520の復元力により両側辺の表面(上面)に係合
する。
【0028】尚、端子部210を挟持するコンタクト4
40の接触部441が、端子部210を介して小基板2
00を、親基板300から離間する方向へ回動付勢して
いるため、ラッチ510,520の掛止部512、52
2が、小基板200の表面を掛止するだけで、該小基板
200を水平状態に保持することができる。
【0029】又、小基板200をソケット400から取
外すときは、上記ラッチ510,520を外方へ押し広
げる。すると、小基板200の端子部210を挟持する
コンタクト440の接触部441の回動付勢力により、
小基板200が親基板300から離間する方向へ傾斜さ
れ、簡単に取外すことができる。
【0030】尚、本発明は上記実施の形態に限るもので
はなく、例えばソケット1のハウジング410にはスロ
ット420が片面のみ形成されていても良く、この場
合、ハウジング410が親基板300に立設されていて
も良い。又、嵌入部511,521は、ループ状に曲げ
形成されている必要はなく、例えばラッチ510,52
0の内側に円弧状をなして屈曲形成されているだけでも
よい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ハ
ウジングの両側に対向配設したラッチを外方へ拡開自在
な湾曲アーム状に形成し、前記湾曲アーム状のラッチの
下面を前記小基板の両側辺の表面に掛止する掛止部とし
ので、小基板を固定する構造が簡素化され、製造組付
けが容易となり、部品コストの低減を図ることができ
る。又、ラッチを押し広げるだけで小基板を簡単に取外
すことのできるので、作業性が良い。
【0032】又、前記ラッチの先端を曲げ形成して、前
記小基板の両側辺に設けたノッチへの嵌入部とした場合
には、小基板が位置決めされてその差し込みが完全にな
されたことを確認できると共に、小基板の引き抜きに対
する係止力を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ソケットの平面図
【図2】図1のII矢視図
【図3】ソケットに小基板を差込む状態を示す斜視図
【図4】ソケットに小基板を差込んだ状態を示す斜視図
【図5】従来のソケットに小基板を差込む状態を示す斜
視図
【図6】従来のソケットに小基板を差込んだ状態を示す
斜視図
【符号の説明】
200…小基板 400…ソケット 410…ハウジング 510,520…ラッチ 511,521…嵌入部 512,522…掛止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/639 H01R 12/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小基板を傾斜方向から挿抜すると共に、
    該小基板を最終嵌合位置で保持するハウジングと、上記
    ハウジングの両側に対向配設して上記小基板の両側辺を
    掛止するラッチとを備えるソケットにおいて、上記両ラ
    ッチを外方へ拡開自在な湾曲アーム状に形成し、前記湾
    曲アーム状のラッチの下面を前記小基板の両側辺の表面
    に掛止する掛止部としたことを特徴とするソケット。
  2. 【請求項2】 前記ラッチの先端を曲げ形成して、前記
    小基板の両側辺に設けたノッチへの嵌入部としたことを
    特徴とする請求項1記載のソケット。
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