JP3318116B2 - ステップ流量制御弁 - Google Patents

ステップ流量制御弁

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JP3318116B2
JP3318116B2 JP16513794A JP16513794A JP3318116B2 JP 3318116 B2 JP3318116 B2 JP 3318116B2 JP 16513794 A JP16513794 A JP 16513794A JP 16513794 A JP16513794 A JP 16513794A JP 3318116 B2 JP3318116 B2 JP 3318116B2
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靖雄 小宮
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステップ流量制御弁に
関し、特に冷凍サイクルにて冷媒の絞り流量制御や蒸発
圧力制御などを多段階に行うステップ流量制御弁に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】空調装置などの冷凍サイクルにて冷媒の
絞り流量制御や蒸発圧力制御などを多段階に行うステッ
プ流量制御弁は特開平3−113183号公報、特開平
4−340356号公報に示されている。これらのステ
ップ流量制御弁は多段階式のリニアソレノイド装置によ
り弁体を軸線方向に多段階に駆動し、弁体の開弁位置に
応じて流量制御を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】リニアソレノイド装置
を弁駆動アクチュエータとするステップ流量制御弁にお
いては、リニアソレノイド装置の磁力により弁体を開弁
位置に維持するから、弁体の開弁保持力はリニアソレノ
イド装置の磁気性能により決まり、これには限度があ
る。このため弁体に作用する流体圧が高いと、弁開度が
不安定になり、信頼性の高い流量制御が行われなくな
る。
【0004】本発明は、上述の如き問題点に着目してな
されたものであり、弁体が所定の開弁位置に位置するこ
とを磁力に依存することなく確実に維持して信頼性の高
い流量制御を行い、しかもその開弁状態の維持のために
電磁コイルに連続通電する必要がない省電力型のステッ
プ流量制御弁を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的を達成す
るため、本発明によるステップ流量制御弁は、弁座部を
有する弁本体と、前記弁本体に対して軸線方向に移動す
ることにより前記弁座部と共働して流量制御を行う弁体
と、前記弁体を閉弁方向へ付勢する戻しばねと、前記弁
体の開閉弁方向に移動可能に設けられた開弁駆動プラン
ジャと、前記開弁駆動プランジャと前記弁体との間に設
けられ前記開弁駆動プランジャの開弁方向移動により前
記開弁駆動プランジャと前記弁体とを接続するロック状
態になり前記開弁駆動プランジャの閉弁方向移動により
前記開弁駆動プランジャと前記弁体の相対変位を許す解
放状態になる一方向接続手段と、前記弁体の開弁方向へ
の移動を許して前記弁体の閉弁方向への移動を禁止する
逆止手段と、電磁コイルと永久磁石との組み合わせによ
り構成され前記電磁コイルに対する第一の方向の通電に
より前記開弁駆動プランジャを開弁方向へ駆動し前記電
磁コイルに対する前記第一の方向とは反対の第二の方向
の通電により前記一方向接続手段及び前記逆止手段を強
制的に解放状態にして前記弁体の自由状態にする磁気駆
動手段とを有していることを特徴としている。
【0006】本発明によるステップ流量制御弁において
は、前記一方向接続手段は前記第一のプランジャに形成
されたテーパ状内周面と前記弁体のストレート外周面と
の間に配置されたボール、あるいは割溝付きテーパリン
グ部材により構成されていてよい。
【0007】本発明によるステップ流量制御弁は、第一
の位置と第二の位置との間に移動可能に設けられ前記第
二の位置に位置することにより前記逆止手段を強制的に
解放状態にして前記弁体の自由状態にする閉弁用プラン
ジャを有し、当該閉弁用プランジャは前記磁気駆動手段
の前記電磁コイルに前記第二の方向の通電が行われるこ
とにより前記第二の位置へ駆動されることを詳細な特徴
としていてもよい。
【0008】また本発明によるステップ流量制御弁にお
いては、前記一方向接続手段は前記弁体の前記開弁駆動
プランジャに対する閉弁方向への移動を拘束し、前記閉
弁用プランジャは前記第二の位置へ駆動されることによ
り前記逆止手段の強制解放に加えて前記一方向接続手段
を強制的に解放状態にすることを特徴としていてよい。
【0009】また本発明によるステップ流量制御弁にお
いては、弁開度を所定の大きさに制限するため前記弁体
のストレート外周面の下部に前記逆止手段を強制的に解
放する段差を設けてあることを特徴としてもよい。また
本発明によるステップ流量制御弁においては、前記逆止
手段は、前記弁本体側に配置されたテーパリング部材の
テーパ状内周面と前記弁体のストレート外周面との間に
配置されたボール、前記弁体の外周面に形成されたラチ
ット歯に逆止係合するラチット爪、あるいは前記弁体の
外周部に軸線方向に移動可能に嵌合し、前記弁本体側に
形成されたテーパ状内周面との係合により締結状態にな
るコレットチャックにより構成されていてよい。
【0010】
【作用】上述の如き構成によれば、磁気駆動手段の電磁
コイルに第一の方向の通電が行われることにより、開弁
駆動プランジャが開弁方向へ移動し、この移動により一
方向接続手段がロック状態になって弁体が、一ステップ
分、開弁移動する。電磁コイルに対する通電が停止され
ると、開弁駆動プランジャは閉弁方向移動して元の位置
に戻る。この開弁駆動プランジャの閉弁方向移動に際し
ては一方向接続手段が解放状態になるから、開弁駆動プ
ランジャのみが元の位置に戻り、弁体は逆止手段により
その開弁位置に係止される。
【0011】これにより磁気駆動手段の電磁コイルに第
一の方向の通電が行われる度に弁体は一ステップずつ開
弁移動する。弁体が所定の位置まで開弁移動したとき電
磁コイルに第一の方向の通電が行なわれると、弁体スト
レート外周面下部の段差により逆止手段を強制的に解放
するため、磁気駆動手段により弁体が持上げられても逆
止手段により係止されないので弁体の開度は所定の位置
より大きくなることはない。
【0012】磁気駆動手段の電磁コイルに第二の方向の
通電が行われると、逆止手段が強制的に解放状態にな
り、弁体が自由状態になって戻しばねのばね力により一
気に最大閉弁位置へ移動する。
【0013】
【実施例】以下に添付の図を参照して本発明を実施例に
ついて詳細に説明する。図1は本発明によるステップ流
量制御弁の第一実施例を示している。ステップ流量制御
弁は弁本体1を有し、弁本体1には、二つ接続ポート
2,3と、弁座部4とが設けられている。
【0014】弁本体1にはニードル状の弁体5が軸線方
向(図にて上下方向)に移動可能に嵌合している。弁体
5は、先端部に弁座部4と共働して流量制御を行う流量
調節部6を有し、図1に示されている最大閉弁位置(全
閉位置)とこの最大閉弁位置より図にて上方へ変位した
最大開弁位置との間に往復移動する。
【0015】弁本体1にはプランジャ保持チューブ7が
弁体5の軸線方向と同方向に固定装着されており、プラ
ンジャ保持チューブ7の中心部には弁体5のステム部8
が延在している。プランジャ保持チューブ7内には円筒
状の開弁駆動プランジャ9と閉弁駆動プランジャ10と
が各々弁体5の移動方向と同方向に移動可能に嵌合装填
されている。またプランジャ保持チューブ7の上端部に
は吸引子11が固定装着されており、吸引子11の下底
面は開弁駆動プランジャ9の上端面に所定間隔をおいて
対向している。この間隔が弁体5の一ステップ分の開弁
量(弁リフト量)を決定する。
【0016】吸引子11と弁体5との間には圧縮コイル
ばねによる戻しばね12が設けられており、戻しばね1
2は、弁体5を図にて下方、即ち閉弁方向へ向けて付勢
している。弁本体1内には下細(逆ハの字形)のテーパ
状内周面13を有するテーパリング部材14が、またプ
ランジャ保持チューブ7内にはプランジャ支持ピン15
が各々固定配置されており、開弁駆動プランジャ9は、
図1に示されているようにプランジャ支持ピン15上に
載置された降下位置と吸引子11と当接する上昇位置と
の間に往復移動する。
【0017】開弁駆動プランジャ9は下細(逆ハの字
形)のテーパ状内周面16を有しており、テーパ状内周
面16とステム部8のストレート外周面17との間には
リテーナ18により一方向接続手段用の複数個のボール
19が配置されている。リテーナ18は、図2に示され
ているように、リング状をなし、三個のボール19を各
々転動可能に保持している。
【0018】ボール19は開弁駆動プランジャ9の上昇
移動(開弁方向移動)によりテーパ状内周面16とスト
レート外周面17との間に楔係合して開弁駆動プランジ
ャ9と弁体5とを接続するロック状態になり、開弁駆動
プランジャ9の降下移動(閉弁方向移動)により楔係合
を解除して開弁駆動プランジャ9と弁体5の相対変位を
許す解放状態になる。
【0019】吸引子11とリテーナ18との間には圧縮
コイルばね20が設けられており、圧縮コイルばね20
は、リテーナ18とボール19を図にて下方へ向けて付
勢している。これによりボール19はロック状態にな
る。テーパリング部材14のテーパ状内周面13とステ
ム部8のストレート外周面17との間にはリテーナ21
により複数個のボール22が配置されている。ボール2
2は、テーパ状内周面13との係合により、弁体5の開
弁方向への移動、即ち上昇移動を許して弁体5の閉弁方
向への移動、即ち降下移動をを禁止する逆止作用を行
う。
【0020】リテーナ21は、閉弁駆動プランジャ10
と連結され、閉弁駆動プランジャ10が圧縮コイルばね
23のばね力に抗して上昇移動することによりボール2
2を持ち上げてボール22による逆止作用を強制的に解
除する。即ち逆止手段を強制的に解放状態にする。また
閉弁駆動プランジャ10にはロック解除リング部材24
が接続されており、ロック解除リング部材24は閉弁駆
動プランジャ10の上昇移動によりリテーナ18と共に
ボール19を持ち上げてボール19による一方向接続手
段を強制的に解放状態にする。
【0021】吸引子11の上端部にはナット25により
ヨーク26の上部片部27が固定接続されている。ヨー
ク26は、横転U字状をなしてプランジャ保持チューブ
7の一側方を覆うように配置され、プランジャ保持チュ
ーブ7内における開弁駆動プランジャ9の配置位置に概
ね対応する高さ位置に位置する下部片部28を有してい
る。
【0022】ヨーク26の上部片部27と下部片部28
との間には直流式の電磁コイル29がプランジャ保持チ
ューブ7を取り囲む形態にて固定配置されている。下部
片部28の下面には永久磁石30がN極をもって接続装
着されており、また永久磁石30の下側のS極には磁極
片31が接続装着されている。磁極片31はプランジャ
保持チューブ7内における閉弁駆動プランジャ10の配
置位置に概ね対応する高さ位置に配置されている。
【0023】電磁コイル29は、第一の方向(以下、順
方向と云う)の通電によりヨーク26を永久磁石30の
磁極方向とは逆方向の図1にて実線矢印で示す第一の磁
極方向に励磁して開弁駆動プランジャ9を上昇駆動し、
第一の方向とは反対の第二の方向(以下、逆方向と云
う)の通電によりヨーク26を永久磁石30の磁極方向
とは同方向の図1にて破線矢印で示す第二の磁極方向に
励磁して閉弁駆動プランジャ10を上昇駆動する。
【0024】次に上述の如き構成よりなるステップ流量
制御弁の作用を説明する。電磁コイル29に通電が行わ
れていない定常状態時には、各ばね12,20,23の
ばね力により、各部材は図1に示されている配置位置に
位置している。この定常状状態にて、電磁コイル29に
順方向通電が行われると、ヨーク26が図1にて実線矢
印で示す第一の磁極方向に励磁され、その実線矢印で示
されている磁気回路が構成される。これにより開弁駆動
プランジャ9が、圧縮コイルばね20のばね力に抗して
上昇移動して吸引子11に磁気吸着し、上昇位置に位置
するようになる。この上昇移動によりロック状態のボー
ル19が弁体5を戻しばね12のばね力に抗して持ち上
げる。なお、逆止作用のボール22は、弁体5の開弁方
向移動によりテーパ状内周面13との係合を緩められ、
弁体5の開弁方向移動を自由に許すから、ボール22に
よって弁体5の開弁方向移動が阻害されることはない。
【0025】これにより弁体5が一ステップ分だけ開弁
移動する。電磁コイル29に対する順方向通電は開弁駆
動プランジャ9が吸引子11に磁気吸着した段階で停止
されてよい。即ち電磁コイル29に対する順方向通電は
数ミリ秒の瞬間的通電であってよい。
【0026】電磁コイル29に対する順方向通電が停止
されると、開弁駆動プランジャ9とリテーナ18とボー
ル19とが解放状態にて圧縮コイルばね20のばね力に
より降下する。この降下時にはボール19が解放状態で
あることと、ボール22による逆止作用により、弁体5
は降下移動せずに一ステップ分だけ開弁した開弁位置に
位置することを保つ。
【0027】これにより弁体5の一ステップ分の開弁が
完了する。以降、電磁コイル29に対して瞬間的に順方
向通電が行われる度に弁体5は一ステップ分ずつ開弁移
動し、開弁量を一ステップ分ずつ増大することになる。
弁体5が数回開弁移動をくり返して開弁上限位置に達し
たときに電磁コイル29に順方向通電を行なうと弁体5
は一ステップ分上昇するが、この際に弁体5のストレー
ト外周面下部に段差5aが設けてあると、弁体5の上昇
によりリテーナ21と共にボール22を持上げ、ボール
22による逆止作用が強制的に解除されるために弁体5
は一ステップ分上昇した位置に係止されず、通電を停止
すると開弁駆動プランジャ9と共に元の開弁上限位置ま
で戻る。
【0028】電磁コイル29に逆方向通電が行われる
と、ヨーク26が図1にて破線矢印で示す第二の磁極方
向に励磁され、その破線矢印で示されている磁気回路が
構成される。これにより開弁駆動プランジャ9が、圧縮
コイルばね20のばね力に抗して上昇移動して吸引子1
1に磁気吸着し、上昇位置に位置すると共に、閉弁駆動
プランジャ10も圧縮コイルばね23のばね力に抗して
上昇移動する。
【0029】これにより、リテーナ21と共にボール2
2が持ち上げられてボール22による逆止作用が強制的
に解除され、またロック解除リング部材24によりリテ
ーナ18と共にボール19が持ち上げられてボール19
による一方向接続手段が強制的に解放状態になる。これ
によって弁体5は、自由状態になり、戻しばね12のば
ね力により一気に最大閉弁位置に戻る。
【0030】なお、閉弁完了後に電磁コイル29に対す
る逆方向通電が停止されても、永久磁石30の磁力によ
り、開弁駆動プランジャ9と閉弁駆動プランジャ10は
共に上昇移動した状態を保つから、この時には電磁コイ
ル29に順方向に永久磁石30の磁力を打消す程度の低
い電圧又は短時間パルス通電を行い、開弁駆動プランジ
ャ9、閉弁駆動プランジャ10に作用している永久磁石
30の磁力を打ち消し、開弁駆動プランジャ9、閉弁駆
動プランジャ10を各々元の位置に戻す。
【0031】図3は本発明によるステップ流量制御弁の
第二実施例を示している。なお、第二実施例において第
一実施例と同様の部分は第一実施例における符号と同一
の符号を付してその説明を省略する。このことは以降の
各実施例においても同様である。
【0032】第二実施例においては、開弁駆動プランジ
ャ9の降下位置がプランジャ支持ピン15に代えてプラ
ンジャ保持チューブ7の中間部に形成された段差部32
により決められており、このこと以外は第一実施例と実
質的に同様に構成されている。
【0033】従って、第二実施例のステップ流量制御弁
は第一実施例のステップ流量制御弁と実質的に同一の動
作によって開閉弁する。なお、第一実施例の変形とし
て、プランジャ支持ピン15に代えて閉弁駆動プランジ
ャ10の外周にプランジャ支持リングを設けてもよい。
【0034】図4は本発明によるステップ流量制御弁の
第三実施例を示している。第三実施例においては、下部
片部28と電磁コイル29との間にもう一つの永久磁石
33と磁極片34とが永久磁石30と同一の磁極方向を
もって固定配置されており、磁極片34がプランジャ保
持チューブ7内における開弁駆動プランジャ9の配置位
置に概ね対応する高さ位置に位置している。
【0035】この場合、電磁コイル29は、順方向通電
によりヨーク26を永久磁石33の磁極方向と同方向
で、永久磁石31の磁極方向とは逆方向の図4にて実線
矢印で示す第一の磁極方向に励磁して開弁駆動プランジ
ャ9を上昇駆動し、逆方向通電によりヨーク26を永久
磁石30の磁極方向と同方向で、永久磁石33の磁極方
向とは逆方向の図4にて破線矢印で示す第二の磁極方向
に励磁して閉弁駆動プランジャ10を上昇駆動する。
【0036】閉弁駆動プランジャ10がテーパリング部
材14の下方に配置され、閉弁駆動プランジャ10には
リテーナ21を押し上げるためのストライカ10aが一
体に形成されている。テーパリング部材14は、図5に
示されているように、閉弁駆動プランジャ10を貫通し
て配置されたプランジャ支持ピン15より支持されて降
下位置を定められており、またリテーナ21が順に開弁
駆動プランジャ9の降下位置を決めている。
【0037】なお、図4にて符号35,36,37は各
々ばねリテーナである。この第三実施例においても、第
一実施例と同様に、電磁コイル29に順方向通電が行わ
れることにより弁体5が一ステップ分ずつ開弁し、電磁
コイル29に逆方向通電が行われることにより弁体5が
一気に最大閉弁位置へ移動する。
【0038】図6は本発明によるステップ流量制御弁の
第四実施例を示している。第四実施例においては、テー
パリング部材14がプランジャ保持チューブ7の中間部
にかしめ部7aにより固定されている。テーパリング部
材14にはボール支持部材40が一体に設けられてお
り、ボール支持部材40は定常状態下にてボール19を
解放位置に位置せしめる。
【0039】永久磁石30はプランジャ保持チューブ7
内の底部に固定配置されている。閉弁駆動プランジャ1
0は、圧縮コイルばね39により下方へ、即ち永久磁石
30の側へ付勢され、電磁コイル29に順方向通電が行
われている場合には圧縮コイルばね39のばね力により
降下位置に位置し、電磁コイル29に逆方向通電が行わ
れることによって永久磁石30との磁気反発により圧縮
コイルばね39のばね力に抗して上昇移動し、ボール2
2を持ち上げてボール22による逆止作用を強制的に解
除する。
【0040】ボール19のリテーナ18が省略され、図
7に示されているように、ボール19はステム部8の周
りに複数個配置され、リング状のばねリテーナ41を介
して圧縮コイルばね20のばね力を及ぼされる。またボ
ール22のリテーナ21も省略され、ボール41はステ
ム部8の周りに複数個配置され、リング状のばねリテー
ナ42を介して圧縮コイルばね23のばね力を及ぼされ
る。
【0041】第四実施例では、電磁コイル29に順方向
通電が行われることにより開弁駆動プランジャ9が上昇
移動してボール19が開弁駆動プランジャ9とステム部
8との間に挟まってロック状態になり、弁体5が開弁駆
動プランジャ9の上昇移動に伴い開弁移動する。従っ
て、この場合も電磁コイル29に順方向通電が行われる
ことにより弁体5が一ステップ分ずつ開弁する。
【0042】閉弁に際して電磁コイル29に逆方向通電
が行われると、閉弁駆動プランジャ10が永久磁石30
との磁気反発により圧縮コイルばね39のばね力に抗し
て上昇移動し、ボール22を持ち上げてボール22によ
る逆止作用を強制的に解除する。これにより弁体5は、
自由状態になり、戻しばね12のばね力により一気に最
大閉弁位置に戻る。
【0043】図8は本発明によるステップ流量制御弁の
第五実施例を示している。第五実施例においては、逆止
手段としてリニアラチット機構が用いられている。この
リニアラチット機構は、弁体5のステム部8の外周面に
形成されたラチット歯43と、プランジャ保持チューブ
7内に径方向に移動可能に設けられたラチット爪部材4
4とを有し、ラチット爪部材44は図8にて右方へ変位
することによりラチット爪45をもってラチット歯43
と逆止係合し、弁体5の開弁方向の移動を許して弁体5
の閉弁方向の移動のみを禁止する。ラチット歯43はス
テム部8の軸線方向に弁体5の一ステップ分の弁リフト
量に応じた間隔をもって複数個形成されており、ラチッ
ト爪45はその一つに選択的に逆止係合する。
【0044】ラチット爪部材44の配置部に対応するプ
ランジャ保持チューブ7の外周部には永久磁石46が固
定装着されている。ラチット爪部材44は、永久磁石4
6の磁極方向と電磁コイル29の磁化方向との関係によ
り、電磁コイル29に順方向通電が行われると、図8に
て右方へ移動してラチット爪45がラチット歯43と係
合するラチット係合位置に位置し、電磁コイル29に逆
方向通電が行われると、ラチット係合位置より図8にて
左方へ移動してラチット爪45がラチット歯43との係
合より離間する解放位置に位置する。
【0045】第五実施例では、電磁コイル29に順方向
通電が行われることにより開弁駆動プランジャ9が上昇
移動してボール19が開弁駆動プランジャ9とステム部
8との間に挟まってロック状態になり、弁体5が開弁駆
動プランジャ9の上昇移動に伴い開弁移動し、またラチ
ット爪部材44が図8にて右方へ移動してラチット爪4
5がラチット歯43の一つと逆止係合し、弁体5の閉弁
方向の移動を禁止する。
【0046】従って、この場合も電磁コイル29に順方
向通電が行われることにより弁体5が一ステップ分ずつ
開弁する。閉弁に際して電磁コイル29に逆方向通電が
行われると、ラチット爪部材44がラチット係合位置よ
り図8にて左方へ移動してラチット爪45がラチット歯
43との係合より離間する。これにより弁体5は、自由
状態になり、戻しばね12のばね力により一気に最大閉
弁位置に戻る。
【0047】図9は一方向接続手段の他の実施例を示し
ている。この実施例ではボール19に代えて、テーパ状
内周面16に嵌合するテーパ外周面48を有する割溝付
きテーパリング部材49が使用されており、割溝付きテ
ーパリング部材49はボール19と実質的に同一の作用
を行う。
【0048】図10は本発明によるステップ流量制御弁
の第六実施例を示している。第六実施例は第五実施例の
変形実施例であり、この実施例ではボール19、圧縮コ
イルばね20の配置位置の変更に伴い、開弁駆動プラン
ジャ9の戻しばね47が別途設けられている。
【0049】このこと以外は第五実施例と実質的に同一
であるから、第六実施例のステップ流量制御弁は第五実
施例のステップ流量制御弁と実質的に同一の動作によっ
て開閉弁する。図11は本発明によるステップ流量制御
弁の第七実施例を示している。
【0050】第七実施例においては、図12に示されて
いるような形状の板金加工製のばね性のラチット爪部材
50が用いられており、ラチット爪部材50は弁体5の
ラチット歯43に逆止係合するラチット爪51を有して
いる。閉弁駆動プランジャ10は、永久磁石30の磁極
方向と電磁コイル29の磁化方向との関係により、電磁
コイル29に順方向通電が行われると、永久磁石30と
共に図11にて圧縮コイルばね39のばね力に抗して上
昇変位し、これに対し電磁コイル29に逆方向通電が行
われると、圧縮コイルばね39のばね力により永久磁石
30と共に降下移動してテーパ部10aをもってラチッ
ト爪部材50を押し広げ、ラチット爪51をラチット歯
43との係合より離間させる。
【0051】第七実施例では、電磁コイル29に順方向
通電が行われることにより開弁駆動プランジャ9が上昇
移動してボール19が開弁駆動プランジャ9とステム部
8との間に挟まってロック状態になり、弁体5が開弁駆
動プランジャ9の上昇移動に伴い開弁移動し、また閉弁
駆動プランジャ10が永久磁石30と共に上昇移動して
ラチット爪部材50より離れていることによりラチット
爪51がラチット歯43の一つと逆止係合し、弁体5の
閉弁方向の移動を禁止する。
【0052】従って、この場合も電磁コイル29に順方
向通電が行われることにより弁体5が一ステップ分ずつ
開弁する。閉弁に際して電磁コイル29に逆方向通電が
行われると、閉弁駆動プランジャ10が永久磁石30と
共に降下移動し、テーパ部10aがラチット爪部材50
を押し広げ、ラチット爪51をラチット歯43との係合
より離間させる。これにより弁体5は、自由状態にな
り、戻しばね12のばね力により一気に最大閉弁位置に
戻る。
【0053】図13は本発明によるステップ流量制御弁
の第八実施例を示している。第八実施例においては、ラ
チット爪52を有する横スライド式のラチット爪部材5
3が用いられている。ラチット爪部材53は、ガイド部
材54(図14参照)に案内されてラチット爪52がラ
チット歯43に逆止係合する係合位置とラチット爪52
がラチット歯43との係合より離間する解放位置との間
に移動可能であり、閉弁駆動プランジャ10に設けられ
た板ばね55のばね力によって係合位置へ付勢されてい
る。
【0054】閉弁駆動プランジャ10にはカム片部56
が延設されており、カム片部56の上昇移動によりラチ
ット爪部材53を板ばね55のばね力に抗して解放位置
へ移動させる。第八実施例では、電磁コイル29に順方
向通電が行われることにより開弁駆動プランジャ9が上
昇移動してボール19が開弁駆動プランジャ9とステム
部8との間に挟まってロック状態になり、弁体5が開弁
駆動プランジャ9の上昇移動に伴い開弁移動し、またこ
の時には板ばね55のばね力によってラチット爪部材5
3が係合位置に位置していることによりラチット爪52
がラチット歯43に逆止係合し、弁体5の閉弁方向の移
動を禁止している。
【0055】従って、この場合も電磁コイル29に順方
向通電が行われることにより弁体5が一ステップ分ずつ
開弁する。閉弁に際して電磁コイル29に逆方向通電が
行われると、開弁駆動プランジャ9と閉弁駆動プランジ
ャ10とが上昇移動し、カム片部56がラチット爪部材
53を板ばね55のばね力に抗して解放位置へ移動させ
る。これによりラチット爪52をラチット歯43との係
合より離間し、弁体5が自由状態になって戻しばね12
のばね力により一気に最大閉弁位置に戻る。
【0056】図15は本発明によるステップ流量制御弁
の第九実施例を示している。第九実施例においては、逆
止手段として図16に示されているようなコレットチャ
ック57が使用されている。コレットチャック57は、
弁本体1に形成されたテーパ状内周面58に嵌合するテ
ーパ状外周面59を有し、圧縮コイルばね23のばね力
によりテーパ状内周面58へ向けて付勢され、弁体5が
開弁方向へ移動する際にはこれに連れ動きするようにし
て上昇変位して弁体5のチャッキングを解放し、定常状
態下では圧縮コイルばね23のばね力によりテーパ状外
周面59がテーパ状内周面58に押し付けられて弁体5
をチャッキングする締結状態になり、弁体5の閉弁方向
へ移動を禁止する。
【0057】コレットチャック57は、閉弁駆動プラン
ジャ10と連結され、閉弁駆動プランジャ10の上昇移
動により上昇変位し、弁体5のチャッキングを解放す
る。第九実施例では、電磁コイル29に順方向通電が行
われることにより開弁駆動プランジャ9が上昇移動して
ボール19が開弁駆動プランジャ9とステム部8との間
に挟まってロック状態になり、弁体5が開弁駆動プラン
ジャ9の上昇移動に伴い開弁移動する。
【0058】コレットチャック57は弁体5の開弁移動
を自由に許すから、この弁体5の開弁移動がコレットチ
ャック57により阻害されることはなく、そして弁体5
はコレットチャック57の逆止的チャッキング作用によ
り閉弁方向への移動を阻止されて開弁位置に保持され
る。
【0059】従って、この場合も電磁コイル29に順方
向通電が行われることにより弁体5が一ステップ分ずつ
開弁する。閉弁に際して電磁コイル29に逆方向通電が
行われると、開弁駆動プランジャ9と閉弁駆動プランジ
ャ10とが上昇移動し、コレットチャック57が強制的
ににテーパ状内周面58より引き離され、解放状態にな
る。これにより弁体5が自由状態になって戻しばね12
のばね力により一気に最大閉弁位置に戻る。
【0060】図17は本発明によるステップ流量制御弁
の第十実施例を示している。第十実施例は第九実施例の
変形実施例であり、この実施例ではボール19に代えて
割溝付きテーパリング部材49が使用されている。この
こと以外は第九実施例と実質的に同一であるから、第十
実施例のステップ流量制御弁は第九実施例のステップ流
量制御弁と実質的に同一の動作によって開閉弁する。
【0061】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
によるステップ流量制御弁によれば、磁気駆動手段の電
磁コイルに第一の方向の通電が行われる度に弁体は一ス
テップずつ開弁移動し、各開弁位置にて逆止手段により
機械的に強固に保持されるから、その開弁状態が確実に
維持され、信頼性の高い流量制御が行われる。
【0062】またその開弁状態の維持のために電磁コイ
ルに連続通電する必要がないから、消費電力が少なく、
省電力化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるステップ流量制御弁の第一実施例
を示す断面図である。
【図2】(a)はボールリテーナの側面図、(b)はボ
ールリテーナの側面図である。
【図3】本発明によるステップ流量制御弁の第二実施例
を示す断面図である。
【図4】本発明によるステップ流量制御弁の第三実施例
を示す断面図である。
【図5】第三実施例における閉弁駆動プランジャ部分の
平面図てある。
【図6】本発明によるステップ流量制御弁の第四実施例
を示す断面図である。
【図7】(a)は一方向接続用のボール配置部の拡大側
面図、(b)は同じくそれの平面図である。
【図8】本発明によるステップ流量制御弁の第五実施例
を示す断面図である。
【図9】(a)は一方向接続用の割溝付きテーパリング
部材の配置部の拡大側面図、(b)は割溝付きテーパリ
ング部材の斜視図である。
【図10】本発明によるステップ流量制御弁の第六実施
例を示す断面図である。
【図11】本発明によるステップ流量制御弁の第七実施
例を示す断面図である。
【図12】(a)は第七実施例で使用されるラチット爪
部材の側面図、(b)は同じくそれの正面図、(c)は
同じくそれの平面図である。
【図13】本発明によるステップ流量制御弁の第八実施
例を示す断面図である。
【図14】第八実施例におけるラチット機構部分の平面
図である。
【図15】本発明によるステップ流量制御弁の第九実施
例を示す断面図である。
【図16】コレットチャックの一実施例を示す斜視図で
ある。
【図17】本発明によるステップ流量制御弁の第十実施
例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 弁本体 4 弁座部 5 弁体 7 プランジャ保持チューブ 9 開弁駆動プランジャ 10 閉弁駆動プランジャ 11 吸引子 12 戻しばね 14 テーパリング部材 11 吸引子 19,22 ボール 24 ロック解除リング部材 26 ヨーク 29 電磁コイル 30,31 永久磁石 40 ボール支持部材 43 ラチット歯 44 ラチット爪部材 46 永久磁石 49 割溝付きテーパリング部材 50,53 ラチット爪部材 55 板ばね 56 カム片部 57 コレットチャック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−167989(JP,A) 特開 昭61−262285(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 31/00 - 31/11

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁座部を有する弁本体と、 前記弁本体に対して軸線方向に移動することにより前記
    弁座部と共働して流量制御を行う弁体と、 前記弁体を閉弁方向へ付勢する戻しばねと、 前記弁体の開閉弁方向に移動可能に設けられた開弁駆動
    プランジャと、 前記開弁駆動プランジャと前記弁体との間に設けられ、
    前記開弁駆動プランジャの開弁方向移動により前記開弁
    駆動プランジャと前記弁体とを接続するロック状態にな
    り、前記開弁駆動プランジャの閉弁方向移動により前記
    開弁駆動プランジャと前記弁体の相対変位を許す解放状
    態になる一方向接続手段と、 前記弁体の開弁方向への移動を許して前記弁体の閉弁方
    向への移動を禁止する逆止手段と、 電磁コイルと永久磁石との組み合わせにより構成され、
    前記電磁コイルに対する第一の方向の通電により前記開
    弁駆動プランジャを開弁方向へ駆動し、前記電磁コイル
    に対する前記第一の方向とは反対の第二の方向の通電に
    より前記一方向接続手段及び前記逆止手段を強制的に解
    放状態にして前記弁体の自由状態にする磁気駆動手段
    と、 を有していることを特徴とするステップ流量制御弁。
  2. 【請求項2】 前記一方向接続手段は前記第一のプラン
    ジャに形成されたテーパ状内周面と前記弁体のストレー
    ト外周面との間に配置されたボールにより構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のステップ流量制御
    弁。
  3. 【請求項3】 前記一方向接続手段は前記第一のプラン
    ジャに形成されたテーパ状内周面と前記弁体のストレー
    ト外周面との間に配置された割溝付きテーパリング部材
    により構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    のステップ流量制御弁。
  4. 【請求項4】 第一の位置と第二の位置との間に移動可
    能に設けられ、前記第二の位置に位置することにより前
    記逆止手段を強制的に解放状態にして前記弁体の自由状
    態にする閉弁用プランジャを有し、当該閉弁用プランジ
    ャは前記磁気駆動手段の前記電磁コイルに前記第二の方
    向の通電が行われることにより前記第二の位置へ駆動さ
    れることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のス
    テップ流量制御弁。
  5. 【請求項5】 前記一方向接続手段は前記電磁コイルの
    通電,無通電にかかわらず、前記弁体の前記開弁駆動プ
    ランジャに対する閉弁方向への移動を拘束し、前記閉弁
    用プランジャは前記第二の位置へ駆動されることにより
    前記逆止手段の強制解放に加えて前記一方向接続手段を
    強制的に解放状態にすることを特徴とする請求項4に記
    載のステップ流量制御弁。
  6. 【請求項6】 前記弁体が開弁上限に達した状態におい
    て第一の方向の通電により駆動された前記弁体が前記逆
    止手段を解放して通電停止時に前記開弁上限位置に戻る
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のステッ
    プ流量制御弁。
  7. 【請求項7】 前記逆止手段は前記弁本体側に配置され
    たテーパリング部材のテーパ状内周面と前記弁体のスト
    レート外周面との間に配置されたボールにより構成され
    ていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の
    ステップ流量制御弁。
  8. 【請求項8】 前記逆止手段は前記弁体の外周面に形成
    されたラチット歯に逆止係合するラチット爪により構成
    されていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記
    載のステップ流量制御弁。
  9. 【請求項9】 前記逆止手段は前記弁体の外周部に軸線
    方向に移動可能に嵌合し、前記弁本体側に形成されたテ
    ーパ状内周面との係合により締結状態になるコレットチ
    ャックにより構成されていることを特徴とする請求項1
    〜6の何れかに記載のステップ流量制御弁。
  10. 【請求項10】 前記弁体が所定の開度に達したとき前
    記逆止手段を強制的に解放してそれ以上弁開度が大きく
    ならないようにするため、前記弁体のストレート外周面
    の下部に前記逆止手段を強制的に解放する段差を設けて
    あることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載のス
    テップ流量制御弁。
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