JP3316907B2 - ネットワークシステム - Google Patents

ネットワークシステム

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JP3316907B2
JP3316907B2 JP03138793A JP3138793A JP3316907B2 JP 3316907 B2 JP3316907 B2 JP 3316907B2 JP 03138793 A JP03138793 A JP 03138793A JP 3138793 A JP3138793 A JP 3138793A JP 3316907 B2 JP3316907 B2 JP 3316907B2
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routers
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誠 佐野
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Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも2つのLA
N(ローカル・エリア・ネットワーク)がルータによっ
て接続されたネットワークシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、複数のLANが接続されたネッ
トワークシステムの一例を示す図である。図3におい
て、1,2はワークステーション,各種サーバ等から成
るノード、11〜16はルータ、21〜23はLANで
ある。各LAN21〜23を複数のルータ11〜16で
接続し、各LAN21〜23には、複数のノード1,2
が接続されている。各ルータ11〜16は、隣接するL
ANにデータを転送する機能を有し、ルータとルータの
間は、専用回線や公衆回線で接続されている。
【0003】あるノード1が他のLAN23上に存在す
るノード2にデータを転送する場合、送信側のノード1
は、まず、同じLAN21上に接続されている全てのル
ータにルーティングテーブルを要求する。ノード1は、
そのルーティングテーブルが示すルート(ルータとルー
タ間の経路)のホップ数(ルータを跨ぐ回数)をみて、
それが最も少ないルートを選択する。なお、図3では、
図が煩雑になるのを防ぐため、LAN21上にルータ1
1以外のルータは示していないが、ルータは他にも存在
しえ、ルータ11を介するルート以外にもノード2への
ルートは存在しうる。
【0004】図4は、ルータが保持しているルーティン
グテーブルの一例を示す図である。ルーティングテーブ
ルには、送信先のLANのネット番号、当該LANから
そのネット番号の送信先LANへ接続しているルートの
ホップ数、及び、そのルータのアドレスを格納してい
る。例えば、図4のものは、一例として、ルータ11が
保持するルーティングテーブルとして示しており、最初
の行は、LAN22のネット番号“2”、ルータ11を
介してLAN21とLAN22とを接続しているルート
のホップ数“2”、及び、ルータ11のアドレス
“A11”を示している。同様に、第2行は、LAN23
のネット番号“3”、ルータ11を介してLAN21と
LAN23とを接続しているルートのホップ数“4”、
及び、ルータ11のアドレス“A11”を示している。
【0005】従来は、送信側のノードが各ルータからル
ーティングテーブルを取得してその内容を調べた結果、
送信先のLANに接続するルートの内、ホップ数が最も
少ないルートが複数ルートあったとき、それらのルート
の内の一番先に送られてきたルートのみを採用するよう
にしていた。そして、その1ルートだけを使用してパケ
ット化したデータを転送するようにしていた。
【0006】なお、このようなネットワークシステムに
関連する従来の文献としては、例えば、特開平3−12
58号公報がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】(問題点)しかしなが
ら、1ルートだけを使用してデータ転送を行う上記従来
技術には、ルータがボトルネックになって全体のデータ
転送速度が遅くなってしまうという問題点があった。
【0008】(問題点の説明)一般に、ルータの転送速
度は、LANの転送速度よりかなり遅い。そのため、送
信側のノードがデータを転送するためのパケットをつぎ
つぎに送出しようとしても、ルータがボトルネックにな
って、パケットが受信側のノードになかなか到達しな
い。そのため、送信側ノードは、パケットを1つ送出し
たら、ルータがそのパケットを転送し終わるのを待って
次のパケットを送出するというように、いちいち待たさ
れることになる。その結果、全体のデータ転送速度が遅
くなってしまう。本発明は、そのような問題点を解決す
ることを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、少なくとも2つのLANと、該LAN
上に設けられた複数のノードと、上記各LANの間を接
続する複数のルータ及び回線とを具えたネットワークシ
ステムにおいて、上記複数のルータは、同じホップ数で
同じLAN同士を接続するものをグループ化して同一の
アドレスが設定され、かつ、グループ内で0番から順に
番号付けが成されており、グループ内の各ルータは、そ
れらが接続されているLAN上のノードからパケットを
受け取ったとき、そのパケットの番号をグループ内のル
ータの個数で割った余りの数が自分の番号と一致するか
否かを判別する手段と、該判別する手段が一致を判別し
たパケットを受信側に転送する手段とを設けることとし
た。
【0010】
【作 用】同じホップ数で同じLAN同士を接続する
ルータをグループ化して同一のアドレスに設定し、か
つ、グループ内で0番から順に番号付けをしておく。そ
して、あるノードから他のLAN上のノードにデータ転
送するとき、グループ内の各ルータ宛にパケットが送ら
れてきたら、各ルータは、送られてきたパケットの番号
をグループ内のルータの個数で割った余りの数が自分の
番号と一致するか否かを判別する。判別した結果、一致
していたらそのパケットを受信側に転送する。そのよう
にして、転送すべき複数のパケットを、複数のルータに
振り分けて転送する。そのため、あるルータを介して転
送している間に、別のルータを介して次のパケットを転
送することができるので、LANに比べてルータの転送
速度が遅くても、ルータがボトルネックとなって全体の
データ転送速度が遅くなるのを防止することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明のネットワークシステムの
概要を示すブロック図である。符号は、図3のものに対
応し、3〜8はルータ、9,10はLANである。LA
N9にノード1とルータ3,5,7が接続されており、
LAN10にはノード2とルータ4,6,8が接続され
ている。ルータ3とルータ4,ルータ5とルータ6,ル
ータ7とルータ8の間は、それぞれ公衆回線や専用回線
で接続されている。
【0012】同じホップ数で、同じLAN9,10同士
を接続するルート,,を形成するルータ3,5,
7はグループ化し、0番から順に、例えばルータ3が0
番、ルータ5が1番、ルータ7が2番というように番号
付けをしておく。そして、その中の1つ、例えば、0番
のルータ3をマスタのルータに設定しておく。また、そ
のグループに属する全てのルータは同じネットワークア
ドレスに設定しておく。
【0013】送信側ノード1は、他のLAN10上のノ
ード2にデータを転送する際、送信側のノード1が接続
されているLAN9上にある全てのルータ(ルータ3,
5,7、及び、図示しないそれ以外のルータ)に対して
ルーティングテーブルを要求する。その要求に対して、
LAN9上にある各ルータは、ルーティングテーブルを
返送するが、上記グループに属するルータ3,5,7
は、上記マスタのルータ3のみが返送するようにしてい
る。
【0014】ノード1は、返送されてきたルーティング
テーブルをみて、最もホップ数の少ないルートを選択
し、そのルートにあるルータのネットワークアドレスを
付けたパケットを送出する。そのアドレスが上記グルー
プに設定されたアドレスであるときは、そのグループに
属する全てのルータ3,5,7がそれを受信する。パケ
ットを受信したとき、各ルータ3,5,7はそれを一旦
保持する。そして、ノード1から転送されたシーケンス
パケットの番号を、グループ化されたルータの個数3で
割り算し、その余りが自分の番号と一致したら、そのパ
ケットを受信側に転送する。そのようにして、図1のル
ート,,の3ルートを順番に使ってデータ転送が
行われるようにする。
【0015】一方、受信側のLAN10に接続されてい
るルータ4,6,8は、送信側から送られてきたパケッ
トをLAN10を通してノード2に転送する。そのと
き、LAN9側のルータ3,5,7に対して転送したパ
ケットの番号を報告する。その報告に基づいて、送信側
の各ルータは、お互いの転送状況を監視し合い、転送す
べきルータによってパケットが正しく転送されたことが
確認できたら、保持しておいたパケットを廃棄するが、
何らかの原因で転送すべきルータが転送しなかったとき
は、別のルータが代わりにそのパケットの転送を行う。
そのようにして、信頼性の向上を図るようにしている。
【0016】次に、あるノードから他のLAN上のノー
ドにデータを転送する場合の送信側ノード及びルータの
動作を、フローチャートを使って説明する。図2は、送
信側ノード及びルータにおける処理手順を示すフローチ
ャートである。図2(イ)は、ルータにおける処理を示
し、図2(ロ)は、送信側ノードにおける処理を示して
いる。
【0017】ステップ1R…予め、同じホップ数で同じ
LAN同士を接続するルータをグループ化し、0番から
順に番号付けをしておく。そして、その中の1つ、例え
ば、0番のルータをマスタのルータに設定しておく。ま
た、そのグループに属する全てのルータは同じネットワ
ークアドレスに設定しておく。 ステップ1N…ノードは、データを送信するに先立っ
て、そのノードが接続されているLAN上の全てのルー
タに対して、ルーティングテーブルを要求する。 ステップ2R…グループ化されているルータは、マスタ
のルータのみがノードに対してルーティングテーブルを
返送する。
【0018】ステップ2N…ノードは、データをパケッ
ト化して、それにルータのアドレスを付けて転送する。 ステップ3R…ノードからのデータパケットを受信す
る。 ステップ4R…パケットの番号をグループに属するルー
タの個数で割った余りが、自分の番号と等しいか否かを
判別する。 ステップ5R…等しければ、そのパケットを受信側に転
送する。
【0019】ステップ6R…ステップ4Rで等しくない
とき、そのパケットが本来転送すべきルータによって正
しく転送されたか否かを判別する。 ステップ7R…正しく転送されなかったとき、本来転送
すべきルータが自分の直前の番号のルータであるか否か
を判別する。 ステップ8R…自分の直前の番号のルータであるとき、
本来転送すべきルータの代わりにそのパケットを転送す
る。 ステップ9R…データが終了したか否かを判別し、まだ
終了していなければステップ3Rに戻る。
【0020】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のネットワーク
システムによれば、あるルータを介して転送している間
に、別のルータを介して次のパケットを転送することが
できるので、LANに比べてルータの転送速度が遅くて
も、ルータがボトルネックとなって全体のデータ転送速
度が遅くなるのを防止することができる。また、同じL
AN同士を複数のルータと回線で接続しているので、1
回線が転送不能になっても他の回線を使って転送でき、
システムの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のネットワークシステムの概要を示す
ブロック図
【図2】 送信側ノード及びルータにおける処理手順を
示すフローチャート
【図3】 複数のLANが接続されたネットワークシス
テムを示す図
【図4】 ルータが保持しているルーティングテーブル
の一例を示す図
【符号の説明】
1,2…ノード、3〜8,11〜16…ルータ、9,1
0,21〜23…LAN
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/46 100

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つのLANと、該LAN上
    に設けられた複数のノードと、上記各LANの間を接続
    する複数のルータ及び回線とを具えたネットワークシス
    テムにおいて、上記複数のルータは、同じホップ数で同
    じLAN同士を接続するものをグループ化して同一のア
    ドレスが設定され、かつ、グループ内で0番から順に番
    号付けが成されており、グループ内の各ルータは、それ
    らが接続されているLAN上のノードからパケットを受
    け取ったとき、そのパケットの番号をグループ内のルー
    タの個数で割った余りの数が自分の番号と一致するか否
    かを判別する手段と、該判別する手段が一致を判別した
    パケットを受信側に転送する手段とを有することを特徴
    とするネットワークシステム。
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JP5553425B2 (ja) * 2010-06-08 2014-07-16 日本電信電話株式会社 マルチキャスト配信システム、配信ルータ、および、マルチキャスト配信方法

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