JPH06224908A - ネットワークシステム - Google Patents
ネットワークシステムInfo
- Publication number
- JPH06224908A JPH06224908A JP50A JP3138693A JPH06224908A JP H06224908 A JPH06224908 A JP H06224908A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 3138693 A JP3138693 A JP 3138693A JP H06224908 A JPH06224908 A JP H06224908A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- router
- node
- lan
- routers
- lans
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 LANに比べてルータの転送速度が遅くて
も、ルータがボトルネックとなって全体のデータ転送速
度が遅くなるのを防止すること。 【構成】 当該ネットワークシステムは、少なくとも2
つのLAN9,10と、該LAN9,10上に設けられ
た複数のノード1,2と、上記各LAN9,10の間を
接続する複数のルータ3〜8及び回線とを具えている。
送信側ノード1は、受信側ノード2へのルーティング情
報を、LAN9上にある各ノード3,5,7から得て、
ルートのホップ数(ルータを跨ぐ回数)が最少の複数の
ルートを循環リストに保持する。そして、その循環リス
トに基づいて、他のノード2に転送すべき複数のパケッ
トを、複数のルータ3,5,7に振り分けて転送する。
も、ルータがボトルネックとなって全体のデータ転送速
度が遅くなるのを防止すること。 【構成】 当該ネットワークシステムは、少なくとも2
つのLAN9,10と、該LAN9,10上に設けられ
た複数のノード1,2と、上記各LAN9,10の間を
接続する複数のルータ3〜8及び回線とを具えている。
送信側ノード1は、受信側ノード2へのルーティング情
報を、LAN9上にある各ノード3,5,7から得て、
ルートのホップ数(ルータを跨ぐ回数)が最少の複数の
ルートを循環リストに保持する。そして、その循環リス
トに基づいて、他のノード2に転送すべき複数のパケッ
トを、複数のルータ3,5,7に振り分けて転送する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも2つのLA
N(ローカル・エリア・ネットワーク)がルータによっ
て接続されたネットワークシステムに関するものであ
る。
N(ローカル・エリア・ネットワーク)がルータによっ
て接続されたネットワークシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、複数のLANが接続されたネッ
トワークシステムの一例を示す図である。図4におい
て、1,2はワークステーション,各種サーバ等から成
るノード、11〜16はルータ、21〜23はLANで
ある。各LAN21〜23を複数のルータ11〜16で
接続し、各LAN21〜23には、複数のノード1,2
が接続されている。各ルータ11〜16は、隣接するL
ANにデータを転送する機能を有し、ルータとルータの
間は、専用回線や公衆回線で接続されている。
トワークシステムの一例を示す図である。図4におい
て、1,2はワークステーション,各種サーバ等から成
るノード、11〜16はルータ、21〜23はLANで
ある。各LAN21〜23を複数のルータ11〜16で
接続し、各LAN21〜23には、複数のノード1,2
が接続されている。各ルータ11〜16は、隣接するL
ANにデータを転送する機能を有し、ルータとルータの
間は、専用回線や公衆回線で接続されている。
【0003】あるノード1が他のLAN23上に存在す
るノード2にデータを転送する場合、送信側のノード1
は、まず、同じLAN21上に接続されている全てのル
ータにルーティングテーブルを要求する。ノード1は、
そのルーティングテーブルが示すルート(ルータとルー
タ間の経路)のホップ数(ルータを跨ぐ回数)をみて、
それが最も少ないルートを選択する。なお、図4では、
図が煩雑になるのを防ぐため、LAN21上にルータ1
1以外のルータは示していないが、ルータは他にも存在
しえ、ルータ11を介するルート以外にもノード2への
ルートは存在しうる。
るノード2にデータを転送する場合、送信側のノード1
は、まず、同じLAN21上に接続されている全てのル
ータにルーティングテーブルを要求する。ノード1は、
そのルーティングテーブルが示すルート(ルータとルー
タ間の経路)のホップ数(ルータを跨ぐ回数)をみて、
それが最も少ないルートを選択する。なお、図4では、
図が煩雑になるのを防ぐため、LAN21上にルータ1
1以外のルータは示していないが、ルータは他にも存在
しえ、ルータ11を介するルート以外にもノード2への
ルートは存在しうる。
【0004】図5は、ルータが保持しているルーティン
グテーブルの一例を示す図である。ルーティングテーブ
ルには、送信先のLANのネット番号、当該LANから
そのネット番号の送信先LANへ接続しているルートの
ホップ数、及び、そのルータのアドレスを格納してい
る。例えば、図5のものは、一例として、ルータ11が
保持するルーティングテーブルとして示しており、最初
の行は、LAN22のネット番号“2”、ルータ11を
介してLAN21とLAN22とを接続しているルート
のホップ数“2”、及び、ルータ11のアドレス
“A11”を示している。同様に、第2行は、LAN23
のネット番号“3”、ルータ11を介してLAN21と
LAN23とを接続しているルートのホップ数“4”、
及び、ルータ11のアドレス“A11”を示している。
グテーブルの一例を示す図である。ルーティングテーブ
ルには、送信先のLANのネット番号、当該LANから
そのネット番号の送信先LANへ接続しているルートの
ホップ数、及び、そのルータのアドレスを格納してい
る。例えば、図5のものは、一例として、ルータ11が
保持するルーティングテーブルとして示しており、最初
の行は、LAN22のネット番号“2”、ルータ11を
介してLAN21とLAN22とを接続しているルート
のホップ数“2”、及び、ルータ11のアドレス
“A11”を示している。同様に、第2行は、LAN23
のネット番号“3”、ルータ11を介してLAN21と
LAN23とを接続しているルートのホップ数“4”、
及び、ルータ11のアドレス“A11”を示している。
【0005】従来は、送信側のノードが各ルータからル
ーティングテーブルを取得してその内容を調べた結果、
送信先のLANに接続するルートの内、ホップ数が最も
少ないルートが複数ルートあったとき、それらのルート
の内の一番先に送られてきたルートのみを採用するよう
にしていた。そして、その1ルートだけを使用してパケ
ット化したデータを転送するようにしていた。
ーティングテーブルを取得してその内容を調べた結果、
送信先のLANに接続するルートの内、ホップ数が最も
少ないルートが複数ルートあったとき、それらのルート
の内の一番先に送られてきたルートのみを採用するよう
にしていた。そして、その1ルートだけを使用してパケ
ット化したデータを転送するようにしていた。
【0006】なお、このようなネットワークシステムに
関連する従来の文献としては、例えば、特開平3−12
58号公報がある。
関連する従来の文献としては、例えば、特開平3−12
58号公報がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】(問題点)しかしなが
ら、1ルートだけを使用してデータ転送を行う上記従来
技術には、ルータがボトルネックになって全体のデータ
転送速度が遅くなってしまうという問題点があった。
ら、1ルートだけを使用してデータ転送を行う上記従来
技術には、ルータがボトルネックになって全体のデータ
転送速度が遅くなってしまうという問題点があった。
【0008】(問題点の説明)一般に、ルータの転送速
度は、LANの転送速度よりかなり遅い。そのため、送
信側のノードがデータを転送するためのパケットをつぎ
つぎに送出しようとしても、ルータがボトルネックにな
って、パケットが受信側のノードになかなか到達しな
い。そのため、送信側ノードは、パケットを1つ送出し
たら、ルータがそのパケットを転送し終わるのを待って
次のパケットを送出するというように、いちいち待たさ
れることになる。その結果、全体のデータ転送速度が遅
くなってしまう。本発明は、そのような問題点を解決す
ることを課題とするものである。
度は、LANの転送速度よりかなり遅い。そのため、送
信側のノードがデータを転送するためのパケットをつぎ
つぎに送出しようとしても、ルータがボトルネックにな
って、パケットが受信側のノードになかなか到達しな
い。そのため、送信側ノードは、パケットを1つ送出し
たら、ルータがそのパケットを転送し終わるのを待って
次のパケットを送出するというように、いちいち待たさ
れることになる。その結果、全体のデータ転送速度が遅
くなってしまう。本発明は、そのような問題点を解決す
ることを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、少なくとも2つのLANと、該LAN
上に設けられた複数のノードと、上記各LANの間を接
続する複数のルータ及び回線とを具えたネットワークシ
ステムにおいて、上記ノードは、他のLAN上のノード
に転送すべき複数のパケットを、複数のルータに振り分
けて転送することとした。
め、本発明では、少なくとも2つのLANと、該LAN
上に設けられた複数のノードと、上記各LANの間を接
続する複数のルータ及び回線とを具えたネットワークシ
ステムにおいて、上記ノードは、他のLAN上のノード
に転送すべき複数のパケットを、複数のルータに振り分
けて転送することとした。
【0010】
【作 用】あるノードから他のLAN上のノードにデ
ータ転送するとき、ホップ数が最小のルートが複数ルー
トあったら、転送すべき複数のパケットを、複数のルー
タに振り分けて転送する。そのため、あるルータを介し
て転送している間に、別のルータを介して次のパケット
を転送することができるので、LANに比べてルータの
転送速度が遅くても、ルータがボトルネックとなって全
体のデータ転送速度が遅くなるのを防止することができ
る。
ータ転送するとき、ホップ数が最小のルートが複数ルー
トあったら、転送すべき複数のパケットを、複数のルー
タに振り分けて転送する。そのため、あるルータを介し
て転送している間に、別のルータを介して次のパケット
を転送することができるので、LANに比べてルータの
転送速度が遅くても、ルータがボトルネックとなって全
体のデータ転送速度が遅くなるのを防止することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明のネットワークシステムの
概要を示すブロック図である。符号は、図4のものに対
応し、3〜8はルータ、9,10はLANである。LA
N9にノード1とルータ3,5,7が接続されており、
LAN10にはノード2とルータ4,6,8が接続され
ている。ルータ3とルータ4,ルータ5とルータ6,ル
ータ7とルータ8の間は、それぞれ公衆回線や専用回線
で接続されている。
に説明する。図1は、本発明のネットワークシステムの
概要を示すブロック図である。符号は、図4のものに対
応し、3〜8はルータ、9,10はLANである。LA
N9にノード1とルータ3,5,7が接続されており、
LAN10にはノード2とルータ4,6,8が接続され
ている。ルータ3とルータ4,ルータ5とルータ6,ル
ータ7とルータ8の間は、それぞれ公衆回線や専用回線
で接続されている。
【0012】ノードは、他のLAN上のノードにデータ
を転送する際、送信側のノードが接続されているLAN
上にあるルータにルーティングテーブルを要求する。そ
の結果、転送先のノードがあるLANまでにホップ数が
最少のルートが複数あれば、該ノードは、それらのルー
ト情報を全て保持する。それらのルート情報は、例え
ば、図2に示すような循環リストとして保持する。
を転送する際、送信側のノードが接続されているLAN
上にあるルータにルーティングテーブルを要求する。そ
の結果、転送先のノードがあるLANまでにホップ数が
最少のルートが複数あれば、該ノードは、それらのルー
ト情報を全て保持する。それらのルート情報は、例え
ば、図2に示すような循環リストとして保持する。
【0013】図2は、図1のノード1が保持している循
環リストの一例を示しており、ノード1は、この循環リ
ストに基づいてルータ3,ルータ5,ルータ7へ順番に
パケット化されたデータを転送する。すなわち、図1の
ルート,,の3ルートを順番に使ってデータ転送
が行われることになる。
環リストの一例を示しており、ノード1は、この循環リ
ストに基づいてルータ3,ルータ5,ルータ7へ順番に
パケット化されたデータを転送する。すなわち、図1の
ルート,,の3ルートを順番に使ってデータ転送
が行われることになる。
【0014】次に、あるノードから他のLAN上のノー
ドにデータを転送する場合の送信側ノードの動作を、フ
ローチャートを使って説明する。図3は、送信側ノード
における処理手順を示すフローチャートである。 ステップ1…当該ノードが接続されているLAN上の全
てのルータに対して、ルーティングテーブルを要求す
る。 ステップ2…各ルータからルーティングテーブルを受け
取り、送信先のノードへのルートの内最もホップ数が少
ないルートを選択し、それが複数あれば全てのルートの
ルーティング情報を保持する。 ステップ3…保持したルーティング情報の循環リストを
作成する。 ステップ4…循環リストの中の各ルートに対して順番に
パケット化されたデータを繰り返し転送する。
ドにデータを転送する場合の送信側ノードの動作を、フ
ローチャートを使って説明する。図3は、送信側ノード
における処理手順を示すフローチャートである。 ステップ1…当該ノードが接続されているLAN上の全
てのルータに対して、ルーティングテーブルを要求す
る。 ステップ2…各ルータからルーティングテーブルを受け
取り、送信先のノードへのルートの内最もホップ数が少
ないルートを選択し、それが複数あれば全てのルートの
ルーティング情報を保持する。 ステップ3…保持したルーティング情報の循環リストを
作成する。 ステップ4…循環リストの中の各ルートに対して順番に
パケット化されたデータを繰り返し転送する。
【0015】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のネットワーク
システムによれば、あるルータを介して転送している間
に、別のルータを介して次のパケットを転送することが
できるので、LANに比べてルータの転送速度が低速な
ことによるボトルネックを解消することができる。
システムによれば、あるルータを介して転送している間
に、別のルータを介して次のパケットを転送することが
できるので、LANに比べてルータの転送速度が低速な
ことによるボトルネックを解消することができる。
【図1】 本発明のネットワークシステムの概要を示す
ブロック図
ブロック図
【図2】 循環リストの一例を示す図
【図3】 送信側ノードにおける処理手順を示すフロー
チャート
チャート
【図4】 複数のLANが接続されたネットワークシス
テムを示す図
テムを示す図
【図5】 ルータが保持しているルーティングテーブル
の一例を示す図
の一例を示す図
1,2…ノード、3〜8,11〜16…ルータ、9,1
0,21〜23…LAN
0,21〜23…LAN
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも2つのLANと、該LAN上
に設けられた複数のノードと、上記各LANの間を接続
する複数のルータ及び回線とを具えたネットワークシス
テムにおいて、上記ノードは、他のLAN上のノードに
転送すべき複数のパケットを、複数のルータに振り分け
て転送するようにしたことを特徴とするネットワークシ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50A JPH06224908A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | ネットワークシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50A JPH06224908A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | ネットワークシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06224908A true JPH06224908A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=12329826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50A Pending JPH06224908A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | ネットワークシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06224908A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6859459B1 (en) | 1999-11-16 | 2005-02-22 | Nec Corporation | High-speed/high-reliability ether transmission system and I/F apparatus |
-
1993
- 1993-01-27 JP JP50A patent/JPH06224908A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6859459B1 (en) | 1999-11-16 | 2005-02-22 | Nec Corporation | High-speed/high-reliability ether transmission system and I/F apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |