JP2003046547A - パケット転送方法およびパケット送受信装置 - Google Patents

パケット転送方法およびパケット送受信装置

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JP2003046547A
JP2003046547A JP2001235066A JP2001235066A JP2003046547A JP 2003046547 A JP2003046547 A JP 2003046547A JP 2001235066 A JP2001235066 A JP 2001235066A JP 2001235066 A JP2001235066 A JP 2001235066A JP 2003046547 A JP2003046547 A JP 2003046547A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信先アドレスのみを参照してパケットを転
送するコネクションレス転送網で、複数経路を用いた経
路分散を実現できるようにする。 【解決手段】 送信先パケット送受信装置4に複数のア
ドレスを予め割り当て、送信元パケット送受信装置3
は、所望のパケット送受信装置4にパケットを送信する
際、上記複数のアドレスから任意に選択したアドレス
を、ヘッダ部の送信先アドレス記述部に記述して送信す
る。パケット中継装置5〜8は、受信したパケットのヘ
ッダ部の中の送信先アドレス記述部からアドレスを抽出
し、そのアドレスに対応する出力リンクを選択してパケ
ットを出力する。これにより、パケット転送ネットワー
ク内で、同一送信先パケット送受信装置宛のパケット
に、そのアドレスに対応した個別の中継経路を経由させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット転送方法
およびパケット送受信装置に関し、特にIP−VPNサ
ービス等を行う、管理可能なインターネット通信網等の
商用コネクションレス転送網において、パケットが転送
される中継経路を制御してトラヒックの分散を行うパケ
ット転送方法およびパケット送受信装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】IPパケット通信におけるパケット転送
方法の1つとして、IPヘッダのTOS(Type of Serv
ice)フィールドにサービスの種別を記述し、パケット
中継装置(ルータ)において出力方路を決定する際に、
送信先アドレスに加えてサービス種別を参照して出力先
を決定し、1つの送信先に対して複数の経路を用いるパ
ケット転送方法がある。この他、ネットワークを通して
転送するパケットにラベルと呼ばれるヘッダを付加し、
ラベルを参照して転送方路を決定するMPLS(Multi
Protocol LabelSwitching)を用いて、1つの送信元か
ら1つの送信先に対して複数の経路を設定し、ラベルに
対応させて経路を選択するパケット転送方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のパケット転送方法では、次のような問題点が
あった。まず、前者のTOSフィールドを参照する方法
では、ネットワークを構成する全てのパケット中継装置
について、送信先アドレスに加えてTOSを参照して転
送するよう変更する必要がある。また、TOSフィール
ドは送信先アドレスと別に1つ用意されているため、階
層的に分割した経路制御が困難である。また、故障迂回
のための経路切替を行なう場合、経路制御プロトコルに
よる経路の再設定を行なう時間が必要となる。さらに、
仮想送受信装置の識別子を記述できないため、識別子を
利用したVPN(Virtual Private Network)の構築が
困難である。
【0004】一方、後者のMPLSを用いた方法では、
送信元と送信先との組に対して経路を設定するため、送
受信装置の2乗および迂回経路数に比例してネットワー
ク内の経路数が増加し、転送テーブルのエントリ数の増
加により転送性能が劣化する。また、先頭に付加されて
いるラベルのみを参照して転送するため、階層化するた
めにはネットワーク内でラベルを多重化させる処理が必
要となる。さらに、故障迂回のための切替え用経路を事
前に設定する場合、フレーム中継装置間に迂回経路を設
定する必要があり、転送テーブルのエントリ数の増加に
より転送性能が劣化し、故障迂回のための切替え用経路
を故障時に設定する場合、経路制御プロトコルによる経
路の再設定を行なう時間が必要となる。
【0005】本発明はこのような課題を解決するための
ものであり、その目的は、送信先アドレスのみを参照
してパケットを転送するコネクションレス網で、複数経
路を用いた経路分散を実現することである。他の目的
は、経路制御範囲を階層化させて大規模網においても
転送テーブルでのエントリ数の増大を抑制して転送性能
を向上させることである。また他の目的は、事前に設
定された複数経路を用いて自律的な経路切替を行なうこ
とで、故障迂回の迅速化を実現することである。また他
の目的は、上記パケット転送方法を、データグラムを
カプセル化して転送するネットワークに利用すること
で、商用サービス網のバックボーン網の経路制御に利用
できるようにすることである。また他の目的は、論理
パケット受信装置によるデータグラムのカプセル化転送
により、上記パケット転送方法を、VPN通信における
バックボーン網での経路制御に利用できるようにするこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にかかるパケット転送方法は、複数の
パケット送受信装置と、これらパケット送受信装置の間
に配置されパケット送受信装置間で送受信されるパケッ
トを中継する複数のパケット中継装置とで構成されるパ
ケット転送ネットワークで用いられ、各パケット送受信
装置のうち、送信元パケット送受信装置では、送信先パ
ケット送受信装置ごとに割り当てられたアドレスをヘッ
ダ部の送信先アドレス記述部に記述するとともに、その
ヘッダ部をデータに付加してパケットを構成し、得られ
たパケットを送信先パケット送受信装置宛に送信し、パ
ケット中継装置では、受信したパケットを出力する複数
の出力リンクを有し、受信したパケットのヘッダ部の送
信先アドレス記述部を参照して決定した出力リンクへパ
ケットを中継するパケット転送方法であって、各送信先
パケット送受信装置のそれぞれに異なる複数のアドレス
を予め割り当てておき、送信元パケット送受信装置で、
所望のパケット送受信装置にパケットを送信する際、当
該送信先パケット送受信装置に割り当てられている複数
のアドレスのうちのいずれかを選択してヘッダ部の送信
先アドレス記述部に記述することによりパケットを構成
し、パケット中継装置で、受信したパケットのヘッダ部
の送信先アドレス記述部からアドレスを抽出し、そのア
ドレスに対応する出力リンクを選択してパケットを送信
することにより、同一送信先パケット送受信装置宛のパ
ケットに、そのアドレスに対応した個別の中継経路を経
由させるようにしたものである。
【0007】送信先パケット送受信装置の1つに異なる
複数のアドレスを割り当てる際、そのアドレスをパケッ
ト送受信装置識別子と中継経路識別子とに分割して、パ
ケット送受信装置識別子は同一とし、中継経路識別子は
異なるようアドレスを割り当てることにより、同一送信
先パケット送受信装置宛の各パケットに、中継経路識別
子に対応した個別の中継経路を経由させるようにしても
よい。
【0008】さらに、パケット転送ネットワークを分割
して得られた各エリアに異なるエリア識別子を予め付与
し、パケット送受信装置識別子を、当該パケット送受信
装置が属するエリアを示すエリア識別子と、当該エリア
内で当該パケット送受信装置を識別するためのエリア内
パケット送受信装置識別子とに分割するとともに、中継
経路識別子を、各エリア相互間を結ぶ経路を示すエリア
間中継経路識別子と当該エリア内での経路を示すエリア
内中継経路識別子とに分割し、送信先パケット送受信装
置のアドレスを当該パケットのヘッダ部の送信先アドレ
ス記述部に記述する際、エリア識別子とエリア間中継経
路識別子とを隣接配置し、エリア内パケット送受信装置
識別子とエリア内中継経路識別子とを隣接配置すること
により、階層的に組み合わせて記述したアドレスを用い
るようにしてもよい。
【0009】また、障害リンクに対応するため、パケッ
ト中継装置で、隣接する各パケット中継装置に接続する
出力リンクの通信状態を監視し、受信したパケットのヘ
ッダ部の送信先アドレス記述部に記述されたアドレスに
対応する出力リンクが通信不可能な障害リンクである場
合は、同一送信先パケット送受信装置を示すパケット送
受信装置識別子と障害リンク以外の経路を示す中継経路
識別子とを有するアドレスに対応する通信可能な出力リ
ンクを選択してパケットを出力するようにしてもよい。
【0010】同一アプリケーションに関するパケットに
ついては、送信元パケット送受信装置で、パケットを送
信する際、同一のアプリケーションに属するデータのパ
ケットに対しては同一中継経路識別子を当該ヘッダ部の
中継経路識別子記述部に記述してパケットを構成するよ
うにしてもよい。
【0011】送信元パケット送受信装置に接続された送
信元データグラム送受信装置から、送信先パケット送受
信装置に接続された送信先データグラム送受信装置へ、
パケット転送ネットワークを経由してデータグラムを転
送する場合、送信元パケット送受信装置で、送信元デー
タグラム送受信装置からデータグラムを受信して、送信
先データグラム送受信装置が接続されている送信先パケ
ット送受信装置のアドレスをヘッダ部の送信先アドレス
記述部に記述するとともに、そのヘッダ部をデータグラ
ムに付加してパケットを構成し、得られたパケットを送
信先パケット送受信装置宛に送信し、送信先パケット送
受信装置で、受信したパケットからヘッダ部を取り除い
て得られたデータグラムを送信先データグラム送受信装
置へ出力するようにしてもよい。
【0012】パケット送受信装置に代えて、パケット送
受信装置での転送処理を実施する機能ブロックである1
つ以上の論理パケット送受信装置と、この論理パケット
送受信装置と内部リンクを介して接続され、パケット中
継装置の転送処理を実施する機能ブロックである論理パ
ケット中継装置とを備える集合型パケット送受信装置を
用い、パケット転送ネットワークを分割して得られた各
エリアに異なるエリア識別子を予め付与し、パケット送
受信装置識別子を、当該集合型パケット送受信装置が属
するエリアのエリア識別子と、当該エリア内で当該集合
型パケット送受信装置を示すエリア内パケット送受信装
置識別子とに分割するとともに、中継経路識別子を、各
エリア相互間を結ぶ経路を示すエリア間中継経路識別子
と当該エリア内での経路を示すエリア内中継経路識別子
とに分割し、さらにエリア内パケット送受信装置識別子
を、集合型パケット送受信装置を識別するための集合型
パケット送受信装置識別子と、当該集合型パケット送受
信装置内に設けられている論理パケット送受信装置を識
別するための論理パケット送受信装置識別子に分割し、
同一集合型パケット送受信装置に搭載される複数の論理
パケット送受信装置には、同一エリア識別子および同一
集合型パケット送受信装置識別子と、個別の論理パケッ
ト送受信装置識別子を割り当て、送信先論理パケット送
受信装置のアドレスを当該パケットのヘッダ部の送信先
アドレス記述部に記述する際、エリア識別子とエリア間
中継経路識別子とを隣接配置し、集合型パケット送受信
装置識別子とエリア内中継経路識別子とを隣接配置する
ことにより、階層的に組み合わせて記述したアドレスを
用い、送信元論理パケット送受信装置に接続された送信
元データグラム送受信装置から、送信先論理パケット送
受信装置に接続された送信先データグラム送受信装置
へ、パケット転送ネットワークを経由してデータグラム
を転送する場合、送信元論理パケット送受信装置で、送
信元データグラム送受信装置からデータグラムを受信し
て、送信先データグラム送受信装置が接続されている送
信先論理パケット送受信装置のアドレスをヘッダ部の送
信先アドレス記述部に記述するとともに、そのヘッダ部
をデータグラムに付加してパケットを構成し、得られた
パケットを送信先論理パケット送受信装置宛に送信し、
送信先論理パケット送受信装置で、受信したパケットか
らヘッダ部を取り除いて得られたデータグラムを送信先
データグラム送受信装置へ出力するようにしてもよい。
【0013】また、本発明にかかるパケット送受信装置
は、複数のパケット送受信装置と、これらパケット送受
信装置の間に配置されパケット送受信装置間で送受信さ
れるパケットを中継する複数のパケット中継装置とで構
成されるパケット転送ネットワークで用いられ、各パケ
ット送受信装置のうち、送信元パケット送受信装置で
は、送信先パケット送受信装置ごとに割り当てられたア
ドレスをヘッダ部の送信先アドレス記述部に記述すると
ともに、そのヘッダ部をデータに付加してパケットを構
成し、得られたパケットを送信先パケット送受信装置宛
に送信し、パケット中継装置では、受信したパケットを
出力する複数の出力リンクを有し、受信したパケットの
ヘッダ部の送信先アドレス記述部を参照して決定した出
力リンクへパケットを中継するパケット転送方法で用い
られるパケット送受信装置であって、請求項1〜6記載
のパケット転送方法で用いられるパケット送受信装置で
の転送処理を実施する機能ブロックである1つ以上の論
理パケット送受信装置と、論理パケット送受信装置と内
部リンクを介して接続され、請求項1〜6に記載のパケ
ット転送方法で用いられるパケット中継装置の転送処理
を実施する機能ブロックである論理パケット中継装置と
を備えるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明によるパケッ
ト転送方法が適用されるパケット転送ネットワークの構
成例を示すブロック図である。このパケット転送ネット
ワークには、データグラム送受信装置1と接続された集
合型パケット送受信装置3、データグラム送受信装置2
と接続された集合型パケット送受信装置4、および回線
10〜17を介して集合型パケット送受信装置3,4間
を網状に接続するパケット中継装置5〜8が設けられて
いる。なお、データグラムとは、送信元から送信先へ転
送されるのに十分な情報を含む自己充足型データのこと
であり、代表的なものとしてはIPパケットなどがあ
る。
【0015】集合型パケット送受信装置3はリンク30
および31を有し、集合型パケット送受信装置4はリン
ク46および47を有し、パケット中継装置5はリンク
50,52および53を有し、パケット中継装置6はリ
ンク61,64および65を有し、パケット中継装置7
はリンク72,74および76を有し、パケット中継装
置8はリンク83,85および87を有している。パケ
ット中継装置5〜8および集合型パケット送受信装置
3,4は、パケット転送ネットワークを複数に分割して
得られた各エリアのいずれか1つに属し、そのエリアを
示すエリア識別子であるArea#1が割り当てられて
いるものとする。
【0016】図2はデータグラム送受信装置が送信する
データグラムの一例であるIPパケットを示す図であ
る。IPパケット100は、アプリケーションを識別す
るポート番号101が記述されているほかに、IPヘッ
ダ110を有している。IPヘッダ110には、送信先
データグラム送受信装置の識別子である送信先IPアド
レス113、送信元データグラム送受信装置の識別子で
ある送信元IPアドレス112、上位プロトコル111
などを記述する。
【0017】図3はパケット転送ネットワークで転送さ
れるパケットの一例であるコアパケット200の構成を
示す図である。コアパケット200は、IPパケット1
00に、ヘッダ部であるコアヘッダ210が付加された
ものである。コアヘッダ210には、送信先アドレスで
ある送信先コアアドレス211が記述されている。この
送信先コアアドレス211は、、エリア識別子であるA
rea ID(212)、各エリア相互間を結ぶ経路を
示すエリア間中継経路識別子であるHLR ID(21
3)、当該エリア内における送信先集合型パケット送受
信装置を識別するためのエリア内パケット送受信装置識
別子であるEN ID(214)、当該エリア内での経
路を示すエリア内中継経路識別子であるLLR ID
(215)、および送信先集合型パケット送受信装置内
の論理パケット送受信装置を識別するための論理パケッ
ト送受信装置識別子であるVR ID(216)に分割
して記述されている。
【0018】このうち、エリア識別子Area ID
(212)およびエリア間中継経路識別子HLR ID
(213)は、送信先のパケット送受信装置識別子に相
当し、エリア内パケット送受信装置識別子EN ID
(214)およびエリア内中継経路識別子LLR ID
(215)は、中継経路識別子に相当する。このよう
に、送信先パケット送受信装置のアドレスここではコア
アドレス211を、パケット送受信装置識別子と中継経
路識別子とに分割することにより、パケット送受信装置
識別子は同一としても、中継経路識別子に異なる値を与
えることで、経路を変更することが可能となる。
【0019】また、送信先パケット送受信装置のアドレ
スを当該パケットのコアヘッダ210の送信先アドレス
211に記述する際、エリア識別子Area ID(2
12)とエリア間中継経路識別子HLR ID(21
3)とを隣接配置し、エリア内パケット送受信装置識別
子EN ID(214)とエリア内中継経路識別子LL
R ID(215)とを隣接配置している。これによ
り、階層的に組み合わせて記述したアドレスを用いるこ
とができ、階層的かつ複数の経路を用いた経路制御が可
能となる。
【0020】さらに、パケット中継装置がパケットを転
送する際には、エリア識別子とエリア間中継経路識別子
にプレフィックスを適用してもよく、経路制御範囲を階
層化させて大規模網においても転送テーブルでのエント
リ数の増大を抑制して転送性能を向上させることであ
る。また、送信元パケット送受信装置がパケットを送信
する際に、アプリケーションを識別するポート番号10
1などに基づいて、同一のアプリケーションに属するデ
ータに対しては同一の中継経路識別子をヘッダ部の中継
経路識別子記述部に記述するようにしてもよく、同一の
アプリケーションが同一の経路を経由するよう経路制御
を行なうことが可能となる。
【0021】データグラム送受信装置1からデータグラ
ム送受信装置2宛に送信されたIPパケットは、集合型
パケット送受信装置3で、集合型パケット送受信装置4
を送信先とするコアヘッダ210が付加されてコアパケ
ット200に構成され(カプセル化され)、転送され
る。このコアパケット200は、パケット中継装置およ
び回線を経由し、集合型パケット送受信装置4によって
受信され、ヘッダが取り除かれて元のIPパケット11
0に戻され、そのIPパケット110の送信先であるデ
ータグラム送受信装置2に転送される。そのIPパケッ
ト110は、IPパケット送受信装置2によって受信さ
れる。なお、データグラム送受信装置1にはIPアドレ
スIP#1が割り当てられており、データグラム送受信
装置2にはIPアドレスIP#2が割り当てられている
ものとする。
【0022】図4は集合型パケット送受信装置3の構成
例とコアパケット送信処理を示すブロック図である。集
合型パケット送受信装置3は、論理パケット送受信装置
(以下、VRという)33と論理パケット中継装置であ
る論理コア中継部35とからなる。VR33は、コアヘ
ッダ生成テーブル34に基づき、IPパケット100の
送信先IPアドレス113からコアパケットの送信先論
理パケット送受信装置のArea ID(212)、E
N ID(214)、VR ID(216)を決定し、
ポート番号101、送信先IPアドレス113、送信元
IPアドレス112、上位プロトコル111からパケッ
トの属する経路(フロー)を識別してHLRID(21
3)、LLR ID(215)を決定し、コアヘッダを
生成してコアパケットを構成し、論理コア中継部35に
送信する。論理コア中継部35は、コアパケットの送信
先コアアドレス211から出力リンクを導くコア転送テ
ーブル39を有し、コアパケットを出力するリンクを決
定し、出力リンク選択部37でコアパケットを出力する
リンクをリンク30、リンク31から選択し、コアパケ
ット200を出力する。
【0023】図5はパケット中継装置5の構成の例を示
すブロック図である。パケット中継装置のコア中継部5
5では、コアパケットの送信先コアアドレス211から
出力リンクを導くコア転送テーブル59を有し、コアパ
ケットを出力するリンクを決定する。例えば、リンク5
0のコアパケット受信部51からコアパケット200を
受信した場合、そのコアパケット200の送信先コアア
ドレス211に対応する出力リンクをコア転送テーブル
59により決定する。このとき例えばリンク52選ばれ
た場合は、出力リンク選択部57で当該コアパケット2
00を出力するリンクとしてリンク50、52,53の
うちからリンク52を選択し、そのコアパケット送信部
54からコアパケット200を出力する。
【0024】図6は集合型パケット送受信装置4の構成
の例とコアパケット受信処理を示すブロック図である。
論理コア中継部41は、コアパケットの送信先コアアド
レス211から出力リンクを導くコア転送テーブル42
を有し、このコア転送テーブル42によりコアパケット
を出力するリンクを決定する。例えば、リンク46から
コアパケット200を受信した場合、そのコアパケット
200の送信先コアアドレス211に対応する出力リン
クを決定し、出力リンク選択部43でコアパケット20
0を出力するリンク48のいずれかを選択し、コアパケ
ット200をVR44へ送信する。
【0025】VR44は、受信したコアパケット200
のコアヘッダ210を削除して、元のIPパケット10
0を抽出する。そして、そのIPヘッダ110の中の送
信先IPアドレス113を参照して、IPパケット10
0を出力するIP転送IFを決定し、そのIP転送IF
からIPパケット100を送信する。なお、集合型パケ
ット送受信装置4に割り当てられたArea IDはA
rea#1であり、EN IDはEN#1であり、集合
型パケット送受信装置4のVR44に割り当てられたV
R IDはVR#1であるものとする。
【0026】図7は集合型パケット送受信装置3のVR
33が保持するコアヘッダ生成テーブル34を示す図で
ある。IPパケット100から抽出した送信先IPアド
レス113、送信元IPアドレス112、上位プロトコ
ル111、ポート番号101から送信先コアアドレス2
11を導出する図7中の「*」は任意の値であることを
示し、テーブルの上部にある行から順に検索し、IPパ
ケット100から抽出した情報と最初に一致する行のコ
アアドレスが導出される。
【0027】図8は集合型パケット送受信装置3のコア
転送テーブル39、図9はパケット中継装置5のコア転
送テーブル59、図10はパケット中継装置6のコア転
送テーブル69、図11はパケット中継装置7のコア転
送テーブル79、図12はパケット中継装置8のコア転
送テーブル89、図13は集合型パケット送受信装置4
のコア転送テーブル42を示す図である。それぞれの図
中の「*」は任意の値であることを示し、コアパケット
200から抽出した送信先コアアドレス211と最初に
一致する行の出力リンクが導出される。また、それぞれ
の図中のリンク状態の「○」は当該リンクが正常に動作
し使用可能であることを示し、「×」は当該リンクが故
障状態であり使用不可能であることを示す。
【0028】図14は集合型パケット送受信装置4のV
R44が保持するIP転送テーブル45を示す図であ
る。IPパケット100から抽出した送信先IPアドレ
ス113、から出力IP転送IF49を導出する。テー
ブルの上部にある行から順に検索し、IPパケット10
0から抽出したIPアドレス113と最初に一致する行
の出力IP転送IFが導出される。
【0029】図15はデータグラム送受信装置1が送信
するIPパケットの例を示すブロック図である。IPパ
ケット121は、送信先IPアドレスがIP#2、送信
元IPアドレスがIP#1、上位プロトコルがPr#
3、ポート番号がPo#3である。IPパケット122
は、送信先IPアドレスがIP#2、送信元IPアドレ
スがIP#1、上位プロトコルがPr#2、ポート番号
がPo#2である。IPパケット123は、送信先IP
アドレスがIP#2、送信元IPアドレスがIP#1、
上位プロトコルがPr#1、ポート番号がPo#1であ
る。
【0030】次に、本発明にかかるパケット転送方法の
動作について説明する。上記のように各転送テーブルが
設定されている状態において、データグラム送受信装置
1がIPパケット121を送信する場合について説明す
る。集合型パケット送受信装置3では、データグラム送
受信装置1からのIPパケット121を受信し、まずV
R33でコアパケットを生成する。VR33では、コア
ヘッダ生成テーブル34(図7参照)から、送信先コア
アドレスとして、Area IDがArea#1、HL
R IDがHLR#1、EN IDがEN#1、LLR
IDがLLR#1、VR IDがVR#1を導出して
コアヘッダを生成し、得られたコアパケットを論理コア
中継部35に送信する。論理コア中継部35では、コア
転送テーブル39(図8参照)により、Area ID
がArea#1、HLR IDがHLR#1、である出
力リンク30が導出され、そのリンク状態が「○」であ
るため、コアパケットはリンク30に送信される。
【0031】上記コアパケットは回線10を経由し、パ
ケット中継装置5で受信される。パケット中継装置5で
は、コア転送テーブル59(図9参照)により、Are
a IDがArea#1、HLR IDがHLR#1、
EN IDがEN#1、LLR IDがLLR#1、で
ある出力リンク52が導出され、そのリンク状態が
「○」であるため、コアパケットはリンク52に送信さ
れる。
【0032】続いてコアパケットは回線12を経由し、
パケット中継装置7で受信される。パケット中継装置7
では、コア転送テーブル79(図11参照)により、A
rea IDがArea#1、HLR IDがHLR#
1、EN IDがEN#1、であるリンク76が導出さ
れ、そのリンク状態が「○」であるため、コアパケット
はリンク76に送信される。
【0033】そしてコアパケットは回線16を経由し、
集合型パケット送受信装置4の論理コア中継部41で受
信される。論理コア中継部41では、コア転送テーブル
42(図13参照)により、Area IDがArea
#1、HLR IDがHLR#1、VR IDがVR#
1、である出力リンク48が導出され、そのリンク状態
が「○」であるため、コアパケットはリンク48に送信
され、同じく集合型パケット送受信装置4のVR44に
よって受信される。
【0034】集合型パケット送受信装置4のVR44で
は、IP転送テーブル45(図14参照)により、IP
パケット121の送信先IPアドレスであるIP#2と
一致する出力IP転送IF49が導出され、IP転送I
F49から送信され、データグラム送受信装置2によっ
て受信される。図16はパケット転送ネットワークのパ
ケット中継経路を示すブロック図である。以上の処理に
より、IPパケット121は、経路91を経由してパケ
ット転送ネットワークを転送される。
【0035】次に、データグラム送受信装置1がIPパ
ケット122を送信する場合について説明する。集合型
パケット送受信装置3では、データグラム送受信装置1
からのIPパケット122を受信し、まずVR33でコ
アパケットを生成する。VR33では、コアヘッダ生成
テーブル34(図7参照)から、送信先コアアドレスと
して、Area IDがArea#1、HLR IDが
HLR#2、EN IDがEN#1、LLR IDがL
LR#2、VR IDがVR#1を導出してコアヘッダ
を生成し、得られたコアパケットを論理コア中継部35
に送信する。論理コア中継部35では、コア転送テーブ
ル39(図8参照)により、Area IDがArea
#1、HLR IDがHLR#2、である出力リンク3
1が導出され、そのリンク状態が「○」であるため、コ
アパケットはリンク31に送信される。
【0036】上記コアパケットは回線11を経由し、パ
ケット中継装置6で受信される。パケット中継装置6で
は、コア転送テーブル69(図10参照)により、Ar
ea IDがArea4#1、HLR IDTがHLR
#2、EN IDがEN#1、LLR IDがLLR#
2、である出力リンク65が導出され、そのリンク状態
が「○」であるため、コアパケットはリンク65に送信
される。
【0037】続いてコアパケットは回線15を経由し、
パケット中継装置8で受信される。パケット中継装置8
では、コア転送テーブル89(図12参照)により、A
rea IDがArea#1、HLR IDがHLR#
2、EN IDがEN#1、である出力リンク87が導
出され、そのリンク状態が「○」であるため、コアパケ
ットはリンク87に送信される。
【0038】そしてコアパケットは回線17を経由し、
集合型パケット送受信装置4の論理コア中継部41で受
信される。論理コア中継部41では、コア転送テーブル
42(図13参照)により、Area IDがArea
#1、HLR IDがHLR#1、VR IDがVR#
1、である出力リンク48が導出され、そのリンク状態
が「○」であるため、コアパケットはリンク48に送信
され、同じく集合型パケット送受信装置4のVR44に
よって受信される。
【0039】集合型パケット送受信装置4のVR44で
は、IP転送テーブル45(図14参照)により、IP
パケット122の送信先IPアドレスであるIP#2と
一致する出力IP転送IF49が導出され、IP転送I
F49から送信されて、データグラム送受信装置2によ
って受信される。以上の処理により、IPパケット12
2は、図16の経路92を経由してパケット転送ネット
ワークを転送される。
【0040】次に、データグラム送受信装置1がIPパ
ケット123を送信する場合について説明する。集合型
パケット送受信装置3では、データグラム送受信装置1
からのIPパケット123を受信し、まずVR33でコ
アパケットを生成する。VR33では、コアヘッダ生成
テーブル34(図7参照)から、送信先コアアドレスと
して、Area IDがArea#1、HLR IDが
HLR#2、EN IDがEN#1、LLR IDがL
LR#1、VR IDがVR#1を導出してコアヘッダ
を生成し、得られたコアパケットを論理コア中継部35
に送信する。論理コア中継部35では、コア転送テーブ
ル39(図8参照)により、Are−aIDがArea
#1、HLR IDがHLR#2、である出力リンク3
1が導出され、そのリンク状態が「○」であるため、コ
アパケットはリンク31に送信される。
【0041】上記コアパケットは回線11を経由し、パ
ケット中継装置6で受信される。バケット中継装置6で
は、コア転送テーブル69(図10参照)により、Ar
ea IDがArea#1、HLR IDがHLR#
2、EN IDがEN#1、LLR IDがLLR#
1、である出力リンク64が導出され、そのリンク状態
が「○」であるため、コアパケットはリンク64に送信
される。
【0042】続いてコアパケットは回線14を経由し、
パケット中継装置8で受信される。パケット中継装置7
では、コア転送テーブル79(図11参照)により、A
rea IDがArea#1、HLR IDがHLR#
2、EN IDがEN#1、であるリンク76が導出さ
れ、そのリンク状態が「○」であるため、コアパケット
はリンク76に送信される。
【0043】そしてコアパケットは回線16を経由し、
集合型パケット送受信装置4の論理コア中継部41で受
信される。論理コア中継部41では、コア転送テーブル
42(図13参照)により、Area IDがArea
#1、HLR IDがHLR#2、VR IDがVR#
1、である出力リンク48が導出され、そのリンク状態
が「○」であるため、コアパケットはリンク48に送信
され、同じく集合型パケット送受信装置4のVR44に
よって受信される。
【0044】集合型パケット送受信装置4のVR44で
は、IP転送テーブル45(図14参照)により、IP
パケット123の送信先IPアドレスであるIP#2と
一致する出力IP転送IF49が導出され、IP転送I
F49から送信され、データグラム送受信装置2によっ
て受信される。以上の処理により、IPパケット123
は、図16の経路93を経由してパケット転送ネットワ
ークを転送される。
【0045】以上のように、パケット転送ネットワーク
を通過して転送されるデータグラムに対して、上記識別
子を記述したヘッダ部を付加してパケット構成として転
送するようにしたので、データグラム転送時の経路分
散、故障迂回を実現することが可能となる。さらに、論
理パケット送受信装置ごとにユーザを収容し、論理パケ
ット送受信装置識別子と中継経路識別子を含むアドレス
を用いてパケットを転送することにより、VPN通信を
実現しつつ、バックボーン網でのVPNごとの経路制御
を行うとともに、経路分散、故障迂回を実現することが
可能となる。
【0046】次に、回線が故障した場合の動作について
説明する。回線14が故障した場合、パケット中継装置
6のリンク64が使用不可能「×」となるため、コア転
送テーブル69は図17に示す通りとなる。したがっ
て、Area IDがArea#1、HLR IDがH
LR#2、EN IDがEN#1、LLR IDがLL
R#1であるコアパケットは、同一のArea ID、
EN IDを持ち、かつ異なるHLR IDまたは異な
るLLR IDを持ち、かつリンク状態が「○」である
出力リンク65に出力される。以上の処理により、故障
した回線14を経由する経路93で転送されていたIP
パケット123は、パケット中継装置6において出力リ
ンク65が導出され、コアパケットはリンク65に送信
される。
【0047】上記コアパケットは回線15を経由し、パ
ケット中継装置8で受信される。パケット中継装置8で
は、コア転送テーブル89(図12参照)により、Ar
ea IDがArea#1、HLR IDがHLR#
2、EN IDがEN#1、である出力リンク87が導
出され、そのリンク状態が「○」であるため、コアパケ
ットはリンク87に送信される。
【0048】そして、このコアパケットは回線17を経
由し、集合型パケット送受信装置4の論理コア中継部4
1で受信される。論理コア中継部41では、コア転送テ
ーブル42(図13参照)により、Area IDがA
rea#1、HLR IDがHLR#2、VR IDが
VR#1、である出力リンク48が導出され、そのリン
ク状態が「○」であるため、コアパケットはリンク48
に送信され、同じく集合型パケット送受信装置4のVR
44によって受信される。
【0049】集合型パケット送受信装置4のVR44で
は、IP転送テーブル45(図14参照)により、IP
パケット123の送信先IPアドレスであるIP#2と
一致する出力IP転送IF49が導出され、IP転送I
F49から送信され、データグラム送受信装置2によっ
て受信される。以上の処理により、IPパケット123
は、故障した回線14を含む図16の経路93を経由せ
ず、経路92を経由してパケット転送ネットワークを転
送される。
【0050】したがって、送信元パケット送受信装置お
よびパケット中継装置が通信が不可能となる障害を検知
した場合に、当該障害リンクに出力するパケットを、同
一の送信先パケット送受信装置の識別子であってかつ異
なる中継経路識別子に対する出力リンクであり、通信可
能である出力リンクに出力するようにしたので、事前に
設定した複数経路を活用した迅速な自律的経路切替が可
能となる。
【0051】なお、本実施の形態では、データグラムに
対してヘッダを付加してパケット転送を行う場合を例と
して説明したが、データグラムそのものを転送する際に
も上記と同様にして本実施の形態を適用でき、同様の作
用効果が得られる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、各送信
先パケット送受信装置のそれぞれに異なる複数のアドレ
スを予め割り当て、送信元パケット送受信装置およびパ
ケット中継装置において、それぞれのアドレスに対して
転送経路を設定するようにしたので、アドレスのみを参
照した転送によって、複数経路を用いた経路分散が可能
となる。また、送信先パケット送受信装置のアドレス
を、送信先のパケット送受信装置識別子と中継経路識別
子とに分割することにより、パケット送受信装置識別子
は同一としても、中継経路識別子に異なる値を与えるこ
とで、経路を変更することが可能となる。
【0053】また、パケット送受信装置識別子をエリア
識別子とエリア内パケット送受信装置識別子とに分割
し、中継経路識別子をエリア間中継経路識別子とエリア
内中継経路識別子とに分割するとともに、アドレスをヘ
ッダ部のアドレス記述部に記述する際には、エリア識別
子とエリア間中継経路識別子とを隣接させ、エリア内パ
ケット送受信装置識別子とエリア内中継経路識別子とを
隣接させるようにしたので、階層的かつ複数の経路を用
いた経路制御が可能となる。さらに、パケット中継装置
がパケットを転送する際には、エリア識別子とエリア間
中継経路識別子にプレフィックスを適用するようにした
ので、転送テーブルのエントリ数を削減することが可能
となる。
【0054】また、送信元パケット送受信装置およびパ
ケット中継装置が通信が不可能となる障害を検知した場
合に、当該障害リンクに出力するパケットを、同一の送
信先パケット送受信装置の識別子であってかつ異なる中
継経路識別子に対する出力リンクであり、通信可能であ
る出力リンクに出力するようにしたので、事前に設定し
た複数経路を活用した迅速な自律的経路切替が可能とな
る。また、送信元パケット送受信装置がパケットを送信
する際に、同一のアプリケーションに属するデータに対
しては同一の中継経路識別子をヘッダ部の中継経路識別
子記述部に記述して、パケットを構成し送信するように
したので、同一のアプリケーションが同一の経路を経由
するよう経路制御を行なうことが可能となる。
【0055】また、パケット転送ネットワークを通過し
て転送されるデータグラムに対して、上記識別子を記述
したヘッダ部を付加してパケット構成として転送するよ
うにしたので、データグラム転送時の経路分散、故障迂
回を実現することが可能となる。さらに、論理パケット
送受信装置ごとにユーザを収容し、論理パケット送受信
装置識別子と中継経路識別子を含むアドレスを用いてパ
ケットを転送することにより、VPN通信を実現しつ
つ、バックボーン網でのVPNごとの経路制御をおこな
い、経路分散、故障迂回を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるパケット転送方法が適用され
るパケット転送ネットワークを示すブロック図である。
【図2】 データグラム送受信装置が送信するパケット
の一例を示すブロック図である。
【図3】 パケット転送ネットワークにおいて転送され
るコアパケットの一例を示すブロック図である。
【図4】 パケット送受信装置の構成およびコアパケッ
ト送信処理を示すブロック図である。
【図5】 パケット中継装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】 パケット送受信装置の構成およびコアパケッ
ト受信処理を示すブロック図である。
【図7】 コアヘッダ生成テーブルの構成例を示す図で
ある。
【図8】 コア転送テーブルの構成例を示す図である。
【図9】 コア転送テーブルの他の構成例を示す図であ
る。
【図10】 コア転送テーブルの他の構成例を示す図で
ある。
【図11】 コア転送テーブルの他の構成例を示す図で
ある。
【図12】 コア転送テーブルの他の構成例を示す図で
ある。
【図13】 コア転送テーブルの他の構成例を示す図で
ある。
【図14】 IP転送テーブルの構成例を示す図であ
る。
【図15】 データグラム送受信装置が送信するパケッ
トの一例を示すブロック図である。
【図16】 パケット中継経路の例を示すブロック図で
ある。
【図17】 コア転送テーブルの構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1,2…データグラム送受信装置、3,4…集合型パケ
ット送受信装置、5〜8…パケット中継装置、10〜1
7…回線、30,31,38,46〜48,50,5
2,53,61,64,65,72,74,76,8
3,85,87…リンク、32,49…IP転送IF、
33,44…VR、34…コアヘッダ生成テーブル、3
5,41…論理コア中継部、37,43,57…出力リ
ンク選択部、39,42,59,69,79,89…コ
ア転送テーブル、45…IP転送テーブル、51…コア
パケット受信部、54…コアパケット送信部、55…コ
ア中継部、91〜93…経路、100,121〜123
…IPパケット、101…ポート番号、110…IPヘ
ッダ、111…上位プロトコル、112…送信元IPア
ドレス、113…送信先IPアドレス、200…コアパ
ケット、210…コアヘッダ、211…送信先コアアド
レス、212…Area ID、213…HLR I
D、214…EN ID、215…LLR ID、21
6…VR ID。
フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA03 HA08 HB21 HC01 JA05 JA11 JL07 KA05 KX22 LB08 LB18 LC11 LE03 MB02 MB09 MC07 MD02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパケット送受信装置と、これらパ
    ケット送受信装置の間に配置され前記パケット送受信装
    置間で送受信されるパケットを中継する複数のパケット
    中継装置とで構成されるパケット転送ネットワークで用
    いられ、前記各パケット送受信装置のうち、送信元パケ
    ット送受信装置では、送信先パケット送受信装置ごとに
    割り当てられたアドレスをヘッダ部の送信先アドレス記
    述部に記述するとともに、そのヘッダ部をデータに付加
    してパケットを構成し、得られたパケットを前記送信先
    パケット送受信装置宛に送信し、前記パケット中継装置
    では、受信したパケットを出力する複数の出力リンクを
    有し、受信したパケットのヘッダ部の送信先アドレス記
    述部を参照して決定した出力リンクへ前記パケットを中
    継するパケット転送方法であって、 前記各送信先パケット送受信装置のそれぞれに異なる複
    数のアドレスを予め割り当てておき、 前記送信元パケット送受信装置は、所望のパケット送受
    信装置にパケットを送信する際、当該送信先パケット送
    受信装置に割り当てられている複数のアドレスのうちの
    いずれかを選択してヘッダ部の送信先アドレス記述部に
    記述することによりパケットを構成し、 前記パケット中継装置は、受信したパケットのヘッダ部
    の送信先アドレス記述部からアドレスを抽出し、そのア
    ドレスに対応する出力リンクを選択してパケットを送信
    することにより、同一送信先パケット送受信装置宛のパ
    ケットに、そのアドレスに対応した個別の中継経路を経
    由させることを特徴とするパケット転送方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のパケット転送方法におい
    て、 前記送信先パケット送受信装置の1つに異なる複数のア
    ドレスを割り当てる際、そのアドレスをパケット送受信
    装置識別子と中継経路識別子とに分割して、前記パケッ
    ト送受信装置識別子は同一とし、前記中継経路識別子は
    異なるようアドレスを割り当てることにより、同一送信
    先パケット送受信装置宛の各パケットに、前記中継経路
    識別子に対応した個別の中継経路を経由させることを特
    徴とするパケット転送方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のパケット転送方法におい
    て、 前記パケット転送ネットワークを分割して得られた各エ
    リアに異なるエリア識別子を予め付与し、 前記パケット送受信装置識別子を、当該パケット送受信
    装置が属するエリアを示す前記エリア識別子と、当該エ
    リア内で当該パケット送受信装置を識別するためのエリ
    ア内パケット送受信装置識別子とに分割するとともに、
    前記中継経路識別子を、前記各エリア相互間を結ぶ経路
    を示すエリア間中継経路識別子と当該エリア内での経路
    を示すエリア内中継経路識別子とに分割し、 前記送信先パケット送受信装置のアドレスを当該パケッ
    トのヘッダ部の送信先アドレス記述部に記述する際、前
    記エリア識別子と前記エリア間中継経路識別子とを隣接
    配置し、前記エリア内パケット送受信装置識別子と前記
    エリア内中継経路識別子とを隣接配置することにより、
    階層的に組み合わせて記述したアドレスを用いることを
    特徴としたパケット転送方法。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載のパケット転送方
    法において、 前記パケット中継装置は、隣接する各パケット中継装置
    に接続する出力リンクの通信状態を監視し、受信したパ
    ケットのヘッダ部の送信先アドレス記述部に記述された
    アドレスに対応する出力リンクが通信不可能な障害リン
    クである場合は、同一送信先パケット送受信装置を示す
    パケット送受信装置識別子と前記障害リンク以外の経路
    を示す中継経路識別子とを有するアドレスに対応する通
    信可能な出力リンクを選択して前記パケットを出力する
    ことを特徴とするパケット転送方法。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれか記載のパケット
    転送方法において、 前記送信元パケット送受信装置は、パケットを送信する
    際、同一のアプリケーションに属するデータのパケット
    に対しては同一中継経路識別子を当該ヘッダ部の中継経
    路識別子記述部に記述してパケットを構成することを特
    徴とするパケット転送方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか記載のパケット
    転送方法において、 前記送信元パケット送受信装置に接続された送信元デー
    タグラム送受信装置から、前記送信先パケット送受信装
    置に接続された送信先データグラム送受信装置へ、前記
    パケット転送ネットワークを経由してデータグラムを転
    送する場合、 前記送信元パケット送受信装置は、前記送信元データグ
    ラム送受信装置からデータグラムを受信して、前記送信
    先データグラム送受信装置が接続されている送信先パケ
    ット送受信装置のアドレスをヘッダ部の送信先アドレス
    記述部に記述するとともに、そのヘッダ部をデータグラ
    ムに付加してパケットを構成し、得られたパケットを前
    記送信先パケット送受信装置宛に送信し、 前記送信先パケット送受信装置は、受信したパケットか
    らヘッダ部を取り除いて得られたデータグラムを前記送
    信先データグラム送受信装置へ出力することを特徴とす
    るパケット転送方法。
  7. 【請求項7】 請求項2記載のパケット転送方法におい
    て、 前記パケット送受信装置に代えて、前記パケット送受信
    装置での転送処理を実施する機能ブロックである1つ以
    上の論理パケット送受信装置と、この論理パケット送受
    信装置と内部リンクを介して接続され、前記パケット中
    継装置の転送処理を実施する機能ブロックである論理パ
    ケット中継装置とを備える集合型パケット送受信装置を
    用い、 前記パケット転送ネットワークを分割して得られた各エ
    リアに異なるエリア識別子を予め付与し、 前記パケット送受信装置識別子を、当該集合型パケット
    送受信装置が属するエリアの前記エリア識別子と、当該
    エリア内で当該集合型パケット送受信装置を示すエリア
    内パケット送受信装置識別子とに分割するとともに、前
    記中継経路識別子を、前記各エリア相互間を結ぶ経路を
    示すエリア間中継経路識別子と当該エリア内での経路を
    示すエリア内中継経路識別子とに分割し、 さらに前記エリア内パケット送受信装置識別子を、前記
    集合型パケット送受信装置を識別するための集合型パケ
    ット送受信装置識別子と、当該集合型パケット送受信装
    置内に設けられている論理パケット送受信装置を識別す
    るための論理パケット送受信装置識別子に分割し、 同一集合型パケット送受信装置に搭載される複数の論理
    パケット送受信装置には、同一エリア識別子および同一
    集合型パケット送受信装置識別子と、個別の論理パケッ
    ト送受信装置識別子を割り当て、 送信先論理パケット送受信装置のアドレスを当該パケッ
    トのヘッダ部の送信先アドレス記述部に記述する際、前
    記エリア識別子と前記エリア間中継経路識別子とを隣接
    配置し、前記集合型パケット送受信装置識別子と前記エ
    リア内中継経路識別子とを隣接配置することにより、階
    層的に組み合わせて記述したアドレスを用い、 送信元論理パケット送受信装置に接続された送信元デー
    タグラム送受信装置から、送信先論理パケット送受信装
    置に接続された送信先データグラム送受信装置へ、前記
    パケット転送ネットワークを経由してデータグラムを転
    送する場合、 前記送信元論理パケット送受信装置は、前記送信元デー
    タグラム送受信装置からデータグラムを受信して、前記
    送信先データグラム送受信装置が接続されている送信先
    論理パケット送受信装置のアドレスをヘッダ部の送信先
    アドレス記述部に記述するとともに、そのヘッダ部をデ
    ータグラムに付加してパケットを構成し、得られたパケ
    ットを前記送信先論理パケット送受信装置宛に送信し、 前記送信先論理パケット送受信装置は、受信したパケッ
    トからヘッダ部を取り除いて得られたデータグラムを前
    記送信先データグラム送受信装置へ出力することを特徴
    とするパケット転送方法。
  8. 【請求項8】 複数のパケット送受信装置と、これらパ
    ケット送受信装置の間に配置され前記パケット送受信装
    置間で送受信されるパケットを中継する複数のパケット
    中継装置とで構成されるパケット転送ネットワークで用
    いられ、前記各パケット送受信装置のうち、送信元パケ
    ット送受信装置では、送信先パケット送受信装置ごとに
    割り当てられたアドレスをヘッダ部の送信先アドレス記
    述部に記述するとともに、そのヘッダ部をデータに付加
    してパケットを構成し、得られたパケットを前記送信先
    パケット送受信装置宛に送信し、前記パケット中継装置
    では、受信したパケットを出力する複数の出力リンクを
    有し、受信したパケットのヘッダ部の送信先アドレス記
    述部を参照して決定した出力リンクへ前記パケットを中
    継するパケット転送方法で用いられるパケット送受信装
    置であって、 請求項1〜6記載のパケット転送方法で用いられるパケ
    ット送受信装置での転送処理を実施する機能ブロックで
    ある1つ以上の論理パケット送受信装置と、 前記論理パケット送受信装置と内部リンクを介して接続
    され、請求項1〜6に記載のパケット転送方法で用いら
    れるパケット中継装置の転送処理を実施する機能ブロッ
    クである論理パケット中継装置とを備えることを特徴と
    するパケット送受信装置。
JP2001235066A 2001-08-02 2001-08-02 パケット転送方法およびパケット送受信装置 Expired - Fee Related JP3748216B2 (ja)

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