JP3316256B2 - 強制給排気式暖房機 - Google Patents

強制給排気式暖房機

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JP3316256B2
JP3316256B2 JP13747593A JP13747593A JP3316256B2 JP 3316256 B2 JP3316256 B2 JP 3316256B2 JP 13747593 A JP13747593 A JP 13747593A JP 13747593 A JP13747593 A JP 13747593A JP 3316256 B2 JP3316256 B2 JP 3316256B2
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政夫 山口
均 水井
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本体ケースの背面に背
面カバーを設け、この背面カバーで囲まれた空間に給気
ホース、排気管及び給排気筒を主体とした給排気装置を
備えた強制給排気式暖房機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の強制給排気式暖房機は、
図4に示されるように、縦長箱体状に形成された本体ケ
ース1の背面2に、この背面2と室壁等の設置壁との間
に約100mmの隙間を設定するためのスペーサとして
の背面カバー3を装着しており、この背面カバー3で囲
まれた空間4に、本体ケース1に内装した燃焼器の排気
ガスを外部に排出するための排気管5、屋外空気を燃焼
器に送り込むための給気管6及びそれらを接続した給排
気筒7を主体とした給排気装置8を配置している。ま
た、前記背面カバー3で囲まれた空間4に突出するよう
に本体ケース1の背面2の上部には温風用送風機9を配
置している。
【0003】前記背面カバー3は、給排気装置8及び温
風用送風機9の上方部を覆う上板3Aと、給排気装置8
及び温風用送風機9の両側方部を覆う左右の側板3B、
3Bとで構成されており、左右の側板3B、3Bは前面
側端部が本体ケース1の背面2にビス10、10止めさ
れ、また、上板3Aは左右の側板3B、3Bの上端部に
被せられた状態で、左右の側板3B、3Bにビス11、
11止めされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の強制給
排気式暖房機においては、背面カバー3の上板3Aは左
右の側板3B、3Bの上端部に被せられた状態で、左右
の側板3B、3Bにビス11、11止めされていたた
め、上板3Aは機器が設置状態であっても容易に取り外
すことができるが、側板3B、3Bは機器全体を設置壁
より大きく移動させないと取り外すことができないもの
であり、給排気装置の配管外れの確認や背面カバーの内
側の掃除が行いにくいばかりでなく、機器を設置する場
合には、配管接続作業が繁雑になる問題があった。
【0005】本発明は、上述の実情に鑑みてなされたも
のであり、背面カバーの内側に配置された給排気装置の
保守、点検が容易に行えるようにするとともに、機器の
設置工事性が高められるようにすることを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体ケースの
背面に設けられた背面カバーと、この背面カバーで囲ま
れた空間に配置され、排気管、給気管及び給排気筒を主
体とした給排気装置とを備えた強制給排気式暖房機にお
いて、前記背面カバーは給排気装置の上方部を覆う上板
と、給排気装置の側方部を覆う側板とで構成され、前記
上板の長手方向の端部には下向きに折り曲げられた折曲
片を設けるとともに、この折曲片の下部にビス穴を設
、前記本体ケース背面の下部には取付片を設けるとと
もに、この取付片にビス穴を設け、前記側板は折曲片の
ビス穴に対応する第1の取付穴が上部に設けられるとと
もに、取付片のビス穴に対応する第2の取付穴が下部に
設けられ、前記折曲片と取付片の外側に重ねて、ビスを
介して折曲片と取付片に着脱自在に取り付ける構成であ
る。
【0007】
【作用】このように構成すると、上板を本体ケースの背
面に装着したままの状態で、給排気装置の側方部を覆う
側板を取り外すことができるので、機器全体を設置壁か
ら移動させなくても給排気装置の側方部は大きく開放さ
れ、この開放部分から給排気装置の接続部の外れや破損
等を点検できるとともに、それら給排気装置の掃除も容
易に行える。
【0008】また、機器を設置する場合には、背面カバ
ーの上板は本体ケースに取り付けたままとし、側板は外
した状態で機器を設置壁の前方に設置することにより、
給排気装置の側方の開放部分から、作業者の手を本体ケ
ースの後方空間に無理なく差し入れることができ、給排
気装置の接続作業が簡便となせる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図3の
図面に基づいて説明する。図において、20は室壁等の
設置壁、21は設置壁20の前方に設置された強制給排
気式暖房機の本体ケースであり、この本体ケース21の
背面22には、この背面22と設置壁20との間に約1
00mmの隙間を設定するためのスペーサとしての背面
カバー23を装着しており、この背面カバー23で囲ま
れた空間24には、給排気装置25を配置している。
【0010】前記給排気装置25は、本体ケース21に
内装した密閉型燃焼器(図示せず)の排気ガスを本体ケ
ース21の外部に排出するための排気管26と、屋外空
気を前記密閉型燃焼器に送り込むための給気ホース27
と、これら排気管26及び給気ホース27の先端部が室
内側基部に接続される二重筒構造の給排気筒28とを主
体として構成され、前記給排気筒28の先端部は設置壁
20を貫通して屋外に臨ませてある。29は前記背面カ
バー23で囲まれた空間24に突出するように本体ケー
ス21の背面22上部に配置された温風用送風機であ
る。
【0011】次に、前記背面カバー23について詳述す
る。この背面カバー23は前記給排気装置25及び温風
用送風機29の上方部を覆う上板23Aと、前記給排気
装置25及び温風用送風機29の側方部を覆う左右の側
板23B、23Bとから構成されている。前記上板23
Aは、前面側端部に折曲形成された取付部30、30を
本体ケース21の背面22にビス31、31止めするこ
とにより、本体ケース21に取り付けられており、ま
た、この上板23Aの長手方向の両端部には、下向きに
折り曲げられた折曲片32、32が一体に設けられ、こ
れら折曲片32の下部にそれぞれ複数のビス穴33、3
3を設けている。
【0012】前記左右の側板23B、23Bは、前記ビ
ス穴33、33に対応する複数の第1の取付穴34、3
4が上部にそれぞれ設けられるとともに、下部には本体
ケース21の背面22の下部に設けられた取付片35、
35のビス穴36に対応する第2の取付穴37が設けら
れ、そして、これら側板23B、23Bは、図1に示す
ように、前記折曲片32と取付片35の外側からそれら
に重ね、その状態で、折曲片32のビス穴33、33に
第1の取付穴34、34を一致させるとともに、取付片
35のビス穴36に第2の取付穴37を一致させ、複数
のビス38、38、38を用いて、左右の側板23B、
23Bを折曲片31と取付片34に取り付けている。ま
た、前記取付片35、35は、折曲片32、32の略直
下位置となるように、本体ケース21の背面22の適所
を切り起こして形成したものである。
【0013】また、前記背面カバー23の上板23Aに
は、温風用送風機29に対応するように掃除用開口39
が設けられ、この掃除用開口39は開閉自在な蓋40で
覆われている。41は掃除用開口39に隣接させて上板
23Aの一端部に設けられた延長配管(図示せず)を貫
通させるための開口となる切り取り部である。
【0014】本実施例によれば、本体ケース21の背面
22に設けた背面カバー23を、給排気装置25及び温
風用送風機29の上方部を覆う上板23Aと、給排気装
置25及び温風用送風機29の両側方部を覆う左右の側
板23B、23Bとで構成し、上板23Aの長手方向の
両端部にはそれぞれ下向きに折り曲げられた折曲片3
2、32を設け、これら折曲片32、32の略直下位置
となる本体ケース21の背面22の下部には複数の取付
片35、35を設け、両側板23B、23Bを折曲片3
2、32と取付片35、35の外側に重ね合わせ、こう
して、両側板23B、23Bの上下部を、折曲片32、
32と取付片36、36に外側からビス38止めして、
着脱自在に取り付けている。
【0015】そのため、図2に示すように、背面カバー
23の上板23Aを本体ケース21の背面22に装着し
たままの状態で、外側からビス38を外して側板23B
を取り外すことができ、側板23Bで覆われていた排気
装置25及び温風用送風機29の側部は広い範囲にわた
って開放され、この開放部分から、排気管26や給気ホ
ース27が接続された給排気筒28の接続部分の外れや
給気ホース27の破損等を容易に目視できるばかりでな
く、本体ケース21の後方空間に置かれた排気管26、
給気ホース27、給排気筒28の室内側端部、及び温風
用送風機29等の各部品に付着した埃の除去も容易に行
える。
【0016】また、機器を設置する場合には、背面カバ
ー23の上板23Aは本体ケース21に取り付けたまま
とし、左右の側板23B、23Bを外した状態で機器を
設置壁20の前方に設置することにより、給排気装置2
5の側方部が広範囲にわたり開放されるため、作業者は
本体ケース21の後方空間24に無理なく手を差し入れ
ることができる。そのため、設置壁20に貫通固定させ
た給排気筒28の室内側端部に、排気管26や給気ホー
ス27を容易に接続することができ、給排気装置25の
接続作業が簡便化される。また、左右の側板23B、2
3Bは、排気管26や給気ホース27の接続作業が終了
した後に、取り付ければ良い。
【0017】また、上述の実施例においては、側板23
Bの下部を取り付けるための取付片36が本体ケース2
1の背面22の適所を切り起こして形成されているの
で、別部品の取付金具が不要となり、側板の取付構造を
簡素化できる。
【0018】
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、機器全体を設置壁から移動させずに給排気装置の側
方部を広範囲にわたって開放させることができ、給排気
装置の接続部の外れや破損等の点検が容易となるととも
に、本体ケースの後方空間の掃除が容易に行えるなど、
保守、点検性に優れているばかりでなく、機器を設置す
る場合には、背面カバーの上板は本体ケースに取り付け
たままとし、側板は外した状態で機器を設置壁の前方に
設置することにより、給排気装置の側方の開放部分か
ら、作業者の手を本体ケースの後方空間に無理なく差し
入れることができ、給排気装置の接続作業が簡便とな
り、設置工事性の良好な強制給排気式暖房機を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す強制給排気式暖房機の
一部分解状態の背方斜視図である。
【図2】同じく設置状態の側面図である。
【図3】同じく一方の側板を外した状態における設置状
態の側面図である。
【図4】従来の強制給排気式暖房機の背方斜視図であ
る。
【符号の説明】
21 本体ケース 22 本体ケースの背面 23 背面カバー 23A 上板 23B 側板 24 空間 25 給排気装置 26 排気管 27 給気ホース(給気管) 32 折曲片 35 取付片
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−150718(JP,U) 実開 昭60−21659(JP,U) 実開 昭54−49754(JP,U) 実開 昭59−128048(JP,U) 実開 昭53−92953(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 9/02 302

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースの背面に設けられた背面カバ
    ーと、この背面カバーで囲まれた空間に配置され、排気
    管、給気管及び給排気筒を主体とした給排気装置とを備
    えた強制給排気式暖房機において、前記背面カバーは給
    排気装置の上方部を覆う上板と、給排気装置の側方部を
    覆う側板とで構成され、前記上板の長手方向の端部には
    下向きに折り曲げられた折曲片を設けるとともに、この
    折曲片の下部にビス穴を設け、前記本体ケース背面の下
    部には取付片を設けるとともに、この取付片にビス穴を
    設け、前記側板は折曲片のビス穴に対応する第1の取付
    穴が上部に設けられるとともに、取付片のビス穴に対応
    する第2の取付穴が下部に設けられ、前記折曲片と取付
    片の外側に重ねて、ビスを介して折曲片と取付片に着脱
    自在に取り付ける構成としたことを特徴とする強制給排
    気式暖房機。
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