JP3316197B2 - 伸長テープ - Google Patents
伸長テープInfo
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Description
生理用ナプキン及び大人用のショーツなどの吸収性物品
の廃棄用テープとして好適に用いられる伸長テープに関
する。
使い捨ておむつとしては、液透過性のトップシートと、
液不透過性のバックシートと、該トップシート及び該バ
ックシートの間に介在された吸収体とを備え、腹側部、
背側部並びに該腹側部及び背側部の間に位置する股下部
が形成されており、腹側部の左右両側縁と背側部の左右
両側縁とが接合固定されているパンツ型の使い捨ておむ
つが種々提案され汎用されている。
は、廃棄用のテープなどが設けられていなかったため、
廃棄時にはテープ、ゴム、ひもなどで固定して廃棄しな
ければならず、衛生的に廃棄することができず、また、
その廃棄処理も面倒なものであった。そこで、最近で
は、該パンツ型の使い捨ておむつの廃棄を容易且つ衛生
的にするために、該おむつの背面に3つ折り状態で配設
された止着テープを有するパンツ型の使い捨ておむつが
提案されている。
止着テープは、その長さが、折り畳む前の該止着テープ
の長さまでしかないため、該止着テープを貼る場所によ
っては、おむつを丸めて固定するには該止着テープの長
さが足りない場合がある。
た後、おむつの両サイドのステッチを裂いておむつを広
げてから、処理を行うことが多く、処理後には、使用し
たおしり拭きやテッシュペーパー等をおむつの上にのせ
て、おなか側からおむつをまるめ上げて廃棄する傾向が
あり、このため該止着テープは、背中側に配されている
ことが多い。このように、排便の処理後に便やテッシュ
ペーパー、おしり拭き等でふくれたおむつを処理する場
合や、排尿によりかさばったおむつを処理する場合に
は、上記止着テープの長さの長いことが要求されるが、
従来の止着テープでは、このような要求を十分に満足す
ることができなかった。
は、フィット性を高め、ズレ落ちを防止してモレ防止力
を高めるために、胴回り全体にギャザーを配設したもの
が提案されており、このような胴回り全体にギャザーが
配された使い捨ておむつでは、該ギャザー上に上記止着
テープを固定すると、該止着テープの接着性を低下させ
てしまうという問題がある。このギャザーを回避して上
記止着テープの止着を行おうとすると、該止着テープの
長さが不足しているため、後処理ができないことがある
という問題がある。更に、上述の使い捨ておむつにおい
ては、おむつの脚周り開口部から廃棄物が漏れるなど、
未だ廃棄時における衛生面で不十分なものであった。
キン、展開型の使い捨ておむつ、失禁パッド、大人用の
ショーツ等においても、従来の廃棄システムでは衛生的
に廃棄することが困難であり、容易、確実且つ衛生的に
廃棄処理することができる廃棄システムを有する吸収性
物品が要望されているのが現状である。
棄時止着用の止着テープとして好適な伸長テープを提供
することにある。
を解消するために鋭意検討した結果、伸長可能な部分を
有する伸長テープが上記目的を達成しることを知見し
た。
で、基部と、該基部に連設された塑性変形により伸長可
能な伸長部とを具備してなり、上記基部は、2000g
f/25mm以下の荷重では塑性変形しない材料により
形成されており、上記伸長部は、2000gf/25m
m以下の荷重により塑性変形する材料により形成されて
おり、吸収性物品に固着される伸長テープであって、上
記基部は、上記吸収性物品におけるバックシート又はト
ップシートに固着される固着部と該固着部に連接された
連結部とからなり、上記連結部に上記伸長部が連設され
ており、上記固着部と該連結部とは、それらの連接部位
である折曲部で2つ折りに折り畳まれて、該固着部の上
に該連結部及び該伸長部が折り重ねられているY字型の
伸長テープを提供するものである。
て図面を参照して説明する。図5に示す本発明の実施形
態の伸長テープについての説明に先立って、先ず、図1
〜図4を参照して、参考例の伸長テープ及び該伸長テー
プを用いたパンツ型使い捨ておむつについて説明する。
尚、以下「本形態のパンツ型使い捨ておむつ」とは、上
記参考例の伸長テープを用いた使い捨ておむつを示す。
パンツ型の使い捨ておむつについて、図1〜図4を参照
して説明する。ここで、図1は、上記参考例の伸長テー
プを止着テープとして用いた吸収性物品であるパンツ型
の使い捨ておむつにおける背面を示す斜視図であり、図
2は、図1に示す使い捨ておむつの展開図であり、図3
は、図1に示す使い捨ておむつに止着テープとして用い
られている参考例の伸長テープを示す拡大図であり、図
3(a)は、該伸長テープの拡大側面図であり、図3
(b)は、該伸長テープを引き延ばした状態を示す拡大
斜視図である。また、図4は、図1に示すパンツ型の使
い捨ておむつを廃棄する状態を示す概略側面図である。
捨ておむつ1は、液透過性のトップシート2と、液不透
過性のバックシート3と、これら両シート間に配置され
る吸収体4とを有する吸収性本体5を備え、該吸収性本
体5における着用者の腹側に位置する腹側部6及び背側
に位置する背側部7それぞれの両側縁部の接合固定によ
り、ウエスト開口部10及び一対のレッグ開口部20が
形成されている。このような構成は、従来公知のパンツ
型の使い捨ておむつと同じである。
むつ1は、腹側部6の側縁部6aと背側部7の側縁部7
a及び腹側部6の側縁部6bと背側部7の側縁部7bと
が、それぞれ接合固定されて接合部8が形成され、パン
ツ型に形成されている。
上記レッグ開口部20には、それぞれその周縁部全周に
亘って実質的に連続したギャザーを形成する弾性部材1
1,21が設けられており、上記ウエスト開口部10と
一対の上記レッグ開口部20との間に存し上記吸収体4
の配置されている胴周囲部30には、その全周に亘って
実質的に連続したギャザーを形成する複数の弾性部材3
1が設けられている。
上記弾性部材11は、腹側部6と背側部7とにそれぞれ
4本づつ等間隔に設けられており、上記接合固定により
連結されて、上記ウエスト開口部10の全周に亘って実
質的に連続したギャザーを形成するようになされてい
る。上記弾性部材11としては、通常使い捨ておむつに
用いられる弾性部材であれば特に制限なく用いることが
できるが、その形状は帯状であるのが好ましい。
いる上記弾性部材21は、腹側部6と背側部7とにそれ
ぞれ3本づつ、等間隔に且つおむつの股下部において吸
収体4を横断するようにして設けられており、上記接合
固定により連結されて、上記レッグ開口部20の全周に
亘って実質的に連続したギャザーを形成するようになさ
れている。上記弾性部材21としては、通常使い捨てお
むつに用いられる弾性部材であれば特に制限なく用いる
ことができるが、その形状は帯状であるのが好ましい。
また、おむつの股下部50には、上記弾性部材21が吸
収体4を横断して設けられていることにより、弾性部材
が配されている。
ヒートシール、高周波シール、超音波シール等の公知の
接合方法を特に制限なく用いて行うことができる。
1に、図2に示すように、腹側部6の上記胴周囲部30
の下部に位置し且つ着用者の排尿部近傍に位置する、排
尿ポイント部40には、おむつの幅方向に向けて連続し
たギャザーを形成する4本の弾性部材41が設けられて
いる。上記弾性部材41としては、通常使い捨ておむつ
に用いられる弾性部材であれば特に制限なく用いること
ができるが、その形状は糸状であるのが好ましい。
ート3及び上記吸収体4は、それぞれ、中央が括れた砂
時計状に形成されており、これらを形成する材料として
は、下記するものを用いることができる。
物を吸収体4へ透過させる液透過性シートで肌着に近い
感触を有したものが好ましく、このような液透過性シー
トとしては、例えば、織布、不織布、多孔性フィルム等
が好ましく挙げられる。また、上記トップシート2に
は、その周縁部にシリコン系油剤、パラフィンワックス
等の疎水性化合物を塗布する方法や、あらかじめアルキ
ルリン酸エステルのような親水性化合物を全面に塗布
し、次いでその周縁を温水で洗浄する方法により撥水処
理を施し、周縁部における尿等のにじみによるモレを防
止することができる。
塑性樹脂にフィラーを加えて延伸した液不透過性かつ蒸
気を透過させる蒸気透過性のシートが用いられ、肌着に
近い感触を有したもの、たとえば、バックシート(これ
らのシート)にエンボス処理を施こしたもの、フィルム
と不織布との複合材、あるいはフィルムと織布との複合
材料等が用いられる。
を主材とし、高分子吸水ポリマーを併用したものが好ま
しく、その他熱可塑性樹脂、セルロース繊維、あるいは
高分子吸水ポリマーの混合物に熱処理したものが好まし
い。高分子吸水ポリマーの存在位置は、上層、中層、下
層のいずれであってもよく、パルプと混合したものであ
っても良い。高分子吸水ポリマーは自重の20倍以上の
液体を吸収して保持する性能を有し、ゲル化する性質を
有する粒子状のものが好ましく、このような高分子吸水
ポリマーとしては、デンプン−アクリル酸(塩)グラフ
ト共重合体のケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセ
ルロースの架橋物、アクリル酸(塩)重合体等が好まし
い。
つ1は、図1及び図3に示すように、上記バックシート
3の表面に、該おむつの廃棄時止着用の細帯状の止着テ
ープ50を有し、該止着テープ50は、その長手方向に
おける少なくとも一部が塑性変形により伸長可能になさ
れている。更に詳述すると、図1に示すように、上記止
着テープ50は、おむつの背側部7の略中央部におい
て、該止着テープ50の長手方向がおむつの長手方向に
沿うように設けられている。
及び(b)に示す参考例の伸長テープ50’をおむつの
背側部7の略中央部に固着して設けられている。以下、
本形態のおむつに止着テープ50として用いられてい
る、参考例の伸長テープ50’について図3(a)及び
(b)を参照して説明する。図3に示す上記伸長テープ
50’は、基部51と、該基部51に連設された塑性変
形により伸長可能な伸長部56とを具備してなる。更に
詳述すると、上記伸長テープ50’は、図3(a)に示
すように、テープ基材上に粘着剤を塗布して形成されて
なるものであり、その長さ方向に該止着テープ50を略
3等分する2つの折曲部57において、3つ折りに折り
畳まれて、基部51及びおむつの廃棄時に該おむつを固
定する固定部52が形成されており、該固定部52の一
部が該止着テープ50としての伸長テープ50’の長手
方向に塑性変形により伸長可能になされている。即ち、
該固定部52は、該基部51に連接され且つ剥離自在に
粘着されている、該伸長テープ50’の長手方向に塑性
変形により伸長可能な伸長部56及びおむつの廃棄処理
時におむつのバックシート3(又はトップシート2)に
接着される接着部分54により形成されている。また、
上記伸長部56は、弱い粘着面55を有することによ
り、上記基部51と剥離自在に粘着されており、上記接
着部分54は、強い粘着面53を有することにより、お
むつのバックシート3(又はトップシート2)に接着さ
れるようになされている。
されているので、上記接着部分54の端部を持って引張
ることにより、上記伸長部56が該伸長テープ50’の
長手方向に塑性変形して伸長する。
51は、2000gf/25mm以下、好ましくは30
00gf/25mm以下の荷重では塑性変形しない材料
により形成されており、上記伸長部56は、2000g
f/25mm以下、好ましくは1000gf/25mm
以下の荷重により塑性変形する材料により形成されてい
る。上記基部51は、人の手によって軽く伸長できない
部分であるため、2000gf/25mm以下の荷重で
は伸長しないようになしてあり、上記伸長部56は、人
の手によって軽く伸長できる部分であるため、2000
gf/25mm以下の荷重で伸長するようになしてあ
る。
伸長部56の形成材料としては、ポリオレフィン系樹脂
を溶融押し出しして成形されてなる樹脂フィルムが好ま
しく用いられる。上記ポリオレフィン系樹脂としては、
ポリプロピレンホモポリマー;ポリプロピレンとポリエ
チレン等との、ブロックコポリマー、ランダムコポリマ
ー、ランダムブロックコポリマー等のポリプロピレンコ
ポリマー;該ポリプロピレンホモポリマーと該ポリプロ
ピレンコポリマーとのブレンド物;高密度ポリエチレ
ン、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン等の
ポリエチレン;該ポリエチレンと該ポリプロピレンホモ
ポリマー及び/又は該ポリプロピレンコポリマーとのブ
レンド物等が挙げられる他、これらにオレフィン系、ポ
リエステル系、ポリアミド系、スチレン系等の種々の熱
可塑性エラストマーをブレンドして用いてもよい。ま
た、上記基部51は、ポリエチレンテレフタレートなど
の通常のフィルム、シートに用いられている材料を形成
材料として用いて、形成することもできる。
54も上記基部51と同様にして形成されている。
開昭62ー15304号公報及び特開昭62−2859
69号公報に記載されている止着テープ基材、即ち、伸
長可能になされていない部分(基部)には、ポリプロピ
レン/ポリエチレン混合物を用い、また、伸長可能にな
されている部分(伸長部)には、塑性変形可能な材料を
用い、両者を溶融押出しして形成された境界域部を介し
て一体的に結合してなる止着テープ基材を用いて形成さ
れたものを用いることもできる。また、特開昭62ー8
1477号公報に記載されている、通常のゴム材料など
の弾性体からなる中央部と、非弾性体からなる2つの端
部とを連結して構成してなり、上記非弾性体を、弾性体
前駆組成物を織布及び/又は不織布に含浸させて上記弾
性体と一体的に硬化させて形成した止着テープにより形
成されたものを用いることができる他、塑性変形可能な
材料からなる細帯状のテープ片の両縁端に塑性変形不可
能な材料からなる細帯状のテープ片をそれぞれ繋ぎ合わ
せて一体化したものや、塑性変形可能な材料からなる細
帯状のテープ片の両端部分の裏面に塑性変形不可能な材
料を貼り合わせて一体化したもの等を用いることもでき
る。
て伸長可能になされている部分の伸長性は、伸長前の長
さの2〜10倍、更には、4〜6倍の長さに伸長し得る
ようになされているのが好ましい。
強い粘着面53を形成する粘着剤としては、ゴム系粘着
剤が、好ましくは、例えば、スチレン−ブタジエンブロ
ック共重合体、スチレン−イソプレンブロック共重合
体、アクリル酸エステル、アクリル共重合体、酢酸ビニ
ルエチレン−酢酸ビニル共重合体等のホットメルト樹脂
あるいはエマルジョン等が挙げられる。
着面55を形成する粘着剤としては、オレフィン系の粘
着剤、強い接着面を形成する接着剤として、ゴム系の粘
着剤で石油系樹脂を多く配合したものや、アクリル系粘
着剤、ゴム系粘着剤に付加型シリコーンを配合してなる
粘着剤等が挙げられる。
テープ50として用いられる参考例の伸長テープ50’
は、例えば、下記の如くして製造することができる。即
ち、上記テープ基材として、塑性変形可能な材料と塑性
変形不可能な材料とを用い、塑性変形可能な材料の両端
にそれぞれ塑性変形不可能な材料を繋ぎ合わせ、それぞ
れの境界域部を介して一体的に結合することにより、上
記伸長テープ50’を得ることができる。この際、上記
伸長部として弾性体を用いてもよい。また、テープ基材
の連続シートを、塑性変形する材料で形成しておいて、
その両端部を第1の端片及び第2の端片で覆い、ウレタ
ン系ヒートシール剤を用いてヒートシールしたり、ホッ
トメルト型粘接着剤で固定することにより、伸長時に
は、中央部のみが塑性変形する上記伸長テープ50’を
得ることもできる。
つ1は、該使い捨ておむつを丸めた後、上記止着テープ
50の上記伸長部56を図3(b)に示すように伸長さ
せ、図4に示すように、丸めたおむつの表面に上記接着
部分54を接着させることにより、おむつの丸めた状態
を維持して廃棄することができる。また、接着しなくて
もひも状にぐるぐるまきにしてしばり上げることも可能
である。
長手方向に塑性変形により伸長可能になされた上記止着
テープ50が配されているので、排便時及び大量の排尿
を吸収した時の後処理においても、排泄物等で膨れ上が
ったおむつを容易且つ確実に丸めた状態で止着すること
ができ、おむつを衛生的に廃棄処理することができる。
また、本形態の使い捨ておむつのように胴回り部全体に
ギャザーが形成されていても、止着テープ50を伸長さ
せてギャザーの形成されていない部分で止着することが
できるため、ギャザーの有無に係わりなく、止着テープ
の接着性を低下させずに、おむつの廃棄時における止着
をすることができる。
の使い捨ておむつは、上述の形態に何ら限定されるもの
ではなく、種々の変更が可能であり、例えば、上述した
図1〜図4に示す形態を変形してもよい。例えば、上述
した図1〜図4に示す形態では、止着テープを背側部の
中央部分におけるバックシートの表面に設けた例で説明
したが、該止着テープは、トップシートの表面や、腹側
部に設けることもできる。
の伸長テープについて説明する。本実施形態の伸長テー
プの構成及び使い方に関し、以下に説明しない点につい
ては、図1〜図4に示す参考例の伸長テープの構成及び
使い方についての説明が適宜適用される。 〔本発明の実施形態の伸長テープの説明〕 本発明の実施形態の伸長テープは、図5(a)に示すよ
うに、基部51が、バックシート若しくはトップシート
に固着される固着部58と該固着部58に連接された連
結部59とからなり、該連結部59に伸長部56が連設
されており、該固着部58と該連結部59とは、それら
の連接部位である折曲部57で2つ折りに折り畳まれ
て、該固着部58上に該連結部59及び伸長部56が折
り重ねられている、いわゆるY字型のテープ50’であ
る。尚、図5(a)に示す本発明の実施形態の伸長テー
プにおいては、図5(b)に示すように、折り重ねられ
たテープの前方部(即ち、伸長部56)のみが伸長す
る。
棄時止着用の止着テープとして好適なものであり、本発
明の伸長テープを有する吸収性物品は、容易、確実且つ
衛生的に廃棄処理することができるものである。更に詳
述すると、本発明の伸長テープを止着テープとして用い
た吸収性物品は、排便時及び大量の排尿を吸収性物品し
た時の後処理においても、容易、確実且つ衛生的に廃棄
処理することができ、更には、吸収性物品がおむつであ
る場合、胴回り部全体にギャザーが形成されていても止
着テープの接着性を低下させることなくおむつの廃棄時
における止着をすることができ、おむつの廃棄処理時に
おむつを丸めた後、おむつの左右両側をもって左右両側
を止着することができ、衛生的且つ容易に廃棄処理を行
うことができる。
ープとして用いたパンツ型の使い捨ておむつにおける背
面を示す斜視図である。
ある。
プとして用いられている本発明の参考例の伸長テープを
示す拡大図であり、図3(a)は、該伸長テープの拡大
側面図であり、図3(b)は、該伸長テープを引き延ば
した状態を示す拡大斜視図である。
を廃棄する状態を示す概略側面図である。
を示す斜視図であり、図5(b)は、図5(a)に示す
伸長テープをその長手方向に引っ張った状態を示す拡大
斜視図〔図3(b)相当図〕である。
Claims (1)
- 【請求項1】 基部と、該基部に連設された塑性変形に
より伸長可能な伸長部とを具備してなり、上記基部は、
2000gf/25mm以下の荷重では塑性変形しない
材料により形成されており、上記伸長部は、2000g
f/25mm以下の荷重により塑性変形する材料により
形成されており、吸収性物品に固着される伸長テープで
あって、 上記基部は、上記吸収性物品におけるバックシート又は
トップシートに固着される固着部と該固着部に連接され
た連結部とからなり、 上記連結部に上記伸長部が連設されており、上記固着部
と該連結部とは、それらの連接部位である折曲部で2つ
折りに折り畳まれて、該固着部の上に該連結部及び該伸
長部が折り重ねられているY字型の伸長テープ 。
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