JP3316033B2 - ガス検出装置及びガス検出装置の調整方法 - Google Patents

ガス検出装置及びガス検出装置の調整方法

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JP3316033B2
JP3316033B2 JP12502093A JP12502093A JP3316033B2 JP 3316033 B2 JP3316033 B2 JP 3316033B2 JP 12502093 A JP12502093 A JP 12502093A JP 12502093 A JP12502093 A JP 12502093A JP 3316033 B2 JP3316033 B2 JP 3316033B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明はガス検出装置とその調整
とに関し、特にガス漏れ警報機やCO警報機とその調整
とに関する。
【0002】
【従来技術】COセンサの温度を高温域と低温域とに交
互に変化させ、低温域でのセンサ信号からCOを検出す
ることは周知である(例えば特公平4−31059
号)。また、COセンサとCH4センサやLPGセンサ
等の可燃性ガスセンサの2種類のガスセンサを設けて、
COとガス漏れにより生じた可燃性ガスとを検出するこ
とも周知である。そしてCOの検出では、センサの温度
を周期的に変化させることが必要で、これに応じてマイ
クロコンピュータを設け、センサ温度の制御とセンサ信
号の処理を行うことも周知である(例えば出願人のカタ
ログ参照)。また警報レベルを2種類設け、低濃度側で
は例えばLEDで表示し、高濃度側ではブザーなどで警
報することも周知である。
【0003】これらのガス検出装置をどのように調整す
るかは、文献が少ない。ガス検出装置の警報レベルの調
整の基本的な手法は、次の通りである(出願人のカタロ
グ参照)。 1) 検出装置を試験槽内にセットし、警報濃度(警報す
べき目標濃度)のガスを注入する。 2) 試験槽の外からドライバー等で警報レベル設定用の
可変抵抗を操作し、LEDが必要な動作をし、ブザーが
鳴動するように調整する。 例えばCO100ppmを警報レベルとすると、試験槽に
100ppmのCOを注入し、この状態で低濃度CO表示
のLEDがオンするように、可変抵抗を操作する。次に
試験槽内のCO濃度を300ppmに高め、この状態でブ
ザーがオンするように、別の可変抵抗を操作する。
【0004】この操作では、試験槽の外から試験槽内の
ガス検出装置の可変抵抗を調整せねばならず、簡単では
ない。またドライバーで調整すると、可変抵抗を回しす
ぎたり、回したりなかったりし、警報レベルが一定にな
らない。特に可変抵抗を回しすぎ、警報レベルが高くな
り過ぎる場合が多い。COセンサの場合、ガスの検出信
号が間欠的にしか得られないので、調整はより難しくな
る。例えば特公平4−31059号等で開示した出願人
のCOセンサ(商品名TGS203)の動作周期は15
0秒で、150秒に1回しかCOの検出処理を行わない
ので、調整は難しくなる。例えば可変抵抗を回し過ぎる
と、次の150秒が経過するまで、再調整を行えない。
【0005】ガス検出装置は、出荷前に全数検査する。
CO検出の場合、例えば低濃度側の警報濃度が60〜1
40ppmで、高濃度側の警報濃度が200〜450ppmで
あることを確認する。これを従来法で検査すると、 1) CO60ppmで警報しない、 2) CO140ppmで低濃度側の警報をする、 3) CO200ppmで高濃度側の警報をしない、 4) CO450ppmで高濃度側の警報をする、 の4つを確認せねばならず、試験槽内のガス濃度を4点
に制御せねばならない。
【0006】CO検出装置にはこれ以外にも問題があ
り、基板検査に時間を要する。基板検査とは基板の接続
や用いた回路部品の異常チェックで、ガスセンサの代わ
りにダミーの可変抵抗をセットし、可変抵抗を回して、
必要な動作が順次起こることを確認する検査である。C
Oセンサの場合、動作周期は150秒で、1つのステッ
プの確認毎に150秒を必要とし、基板検査に時間がか
かる。
【0007】
【発明の課題】この発明の課題は、以下の点にある。 1) 警報レベルの調整を簡単にする。特に、可変抵抗の
調整を試験槽の外で行えるようにし、また回しすぎや回
し足らずによる警報レベルのばらつきを防止する(請求
項1,7)。 2) 低濃度側あるいは高濃度側の一方に対する調整だけ
で、低濃度側と高濃度側の2つの警報レベルを発生でき
るようにする(請求項2)。 3) ガス検査モードでは、警報濃度の許容範囲内の1つ
の濃度のガスの試験だけで良いようにし、上限側と下限
側の2つの濃度のガスを用いる必要を無くす(請求項
3)。 4) 警報レベルの調整や検査が特に難しいCO検出装置
に対して、警報レベルの調整や検査を簡単にする(請求
項4)。 5) CO検出装置の基板検査に要する時間を短縮する
(請求項5)。 6) これらの課題を、COセンサと可燃性ガスセンサの
2種のセンサを設けたガス検出装置で実現する(請求項
6)。
【0008】
【発明の構成】この発明のガス検出装置は、ガスセンサ
と、警報レベルの設定用の可変抵抗と、表示用のLED
と、ガスセンサ信号の処理用のマイクロコンピュータと
を設けたガス検出装置において、マイクロコンピュータ
には、少なくとも通常モードとガス調整モードとの2つ
の動作モードを設けて、これらの何れのモードで動作す
べきかを指定するためのスイッチをマイクロコンピュー
タに接続し、ガス調整モードで起動され、ガスセンサか
らの信号を記憶するための手段と、可変抵抗で設定した
警報レベルと、前記のガスセンサ信号の記憶値とを比較
し、警報レベルが前記の記憶値よりも、小さい,ほぼ等
しい,大きいの、3つの状態に応じて、LEDの表示を
少なくとも3種類に切り換えるための手段とを設けたこ
とを特徴とする。
【0009】この発明のガス検出装置の調整方法は、ガ
スセンサと、警報レベルの設定用の可変抵抗と、表示用
のLEDと、ガスセンサ信号の処理用のマイクロコンピ
ュータとを設けたガス検出装置に対して、警報レベルを
調整するための方法において、試験槽内にガス検出装置
を配置し、警報すべき濃度のガスを注入し、この状態で
のガスセンサ信号をマイクロコンピュータに記憶させ、
ガス検出装置を試験槽から取り出した後に、可変抵抗を
調整し、可変抵抗で定まる警報レベルと、試験槽内で記
憶したガスセンサ信号とを、マイクロコンピュータで比
較し、警報レベルがガスセンサ信号の記憶値よりも小さ
いときと、ほぼ等しいときと、大きいときとで、マイク
ロコンピュータによりLEDの表示を切り替え、LED
の表示で警報レベルがガスセンサ信号の記憶値とほぼ等
しいことを確認しながら、可変抵抗を調整して、警報レ
ベルを調整することを特徴とする。
【0010】好ましくは、警報レベルは、低濃度側の警
報レベルと高濃度側の警報レベルの少なくとも2つの警
報レベルを設け、警報レベル設定用の可変抵抗は、これ
らの警報レベルの何れか一方の警報レベルを入力するた
めの1個の可変抵抗とし、かつ低濃度側の警報レベルと
高濃度側の警報レベルでの、ガスセンサ信号の変化分を
入力するための固定抵抗とを設け、マイクロコンピュー
タには、可変抵抗で設定した警報レベルを、固定抵抗で
入力した変化分で補正して、他方の警報レベルを発生さ
せる。
【0011】また好ましくは、マイクロコンピュータに
は、通常モードとガス調整モード、ガス検査モードとの
少なくとも3つの動作モードを設け、前記のスイッチ
は、これらの何れの動作モードであるかをマイクロコン
ピュータに入力できるようにし、ガス検査モードで起動
され、警報レベルがガスセンサ信号に対して所定の範囲
にあるか否かを判断するための手段と、この手段の信号
に応じて、LEDの表示を所定の範囲内と範囲外との少
なくとも2種類に切り換えるための手段とを設ける。
【0012】好ましくは、前記ガスセンサをCOセンサ
とし、COセンサの温度を周期的に変化させる。そして
マイクロコンピュータには、通常モードとガス調整モー
ド、ガス検査モード、基板検査モードの4つの動作モー
ドを設け、前記のスイッチは、これらの何れの動作モー
ドであるかをマイクロコンピュータに入力できるように
し、かつCOセンサの温度を周期的に変化させるための
手段を、マイクロコンピュータに内蔵し、基板検査モー
ドで起動され、COセンサの温度変化の周期を通常モー
ドよりも短縮するための手段を設ける。
【0013】好ましくは、前記ガスセンサとして、CO
センサ以外に可燃性ガスセンサを設け、警報レベル設定
用の可変抵抗を、COセンサ用と、可燃性ガスセンサ用
の2個を設ける。
【0014】ガスセンサは、金属酸化物半導体ガスセン
サや接触燃焼式ガスセンサ、定電位電解法ガスセンサ、
ガルバニー電池式ガスセンサ、プロトン導電体などの固
体電解質ガスセンサ等とする。センサ信号としては、セ
ンサへの電圧、負荷抵抗への電圧、あるいはこれらを分
圧したものや、ガスセンサからの起電力等を用いる。マ
イクロコンピュータでは、可変抵抗の抵抗値を基に警報
レベルを定め、ガス調整モードで記憶するガスセンサ信
号は、前記のセンサ信号をそのまま、あるいはこれに信
号処理を施し、また周囲温度依存性などの補正を加えた
ものとする。LEDでの表示では、例えばLEDが3個
ある場合、どれか1個をオンさせることにすれば、3種
の信号を表示できる。また1個のLEDでも、オフ,オ
ン/オフ(点滅),オンとすれば、3種の信号を表示で
きる。
【0015】
【発明の作用】この発明では、マイクロコンピュータに
ガス検出装置の調整時のみの動作モードとしてガス調整
モードを設ける。ガス調整モードでは、目標濃度のガス
中でのガスセンサからの信号を記憶し、可変抵抗で設定
した警報レベルと比較する。そして警報レベルがガスセ
ンサ信号よりも小さい,ほぼ等しい,大きいのいずれで
あるかを判断し、LEDの表示を切り替えてこれらを表
示する。このようにすれば、警報レベルの調整は試験槽
の外で行うことができ、しかも可変抵抗の調整が正しい
か、調整が行き過ぎか、調整が足りないかを容易に知る
ことができる。
【0016】ガス検出装置では、高濃度側と低濃度側と
の2つの警報レベルを設けるのが普通である。これらに
対応して2個の可変抵抗を設けると、可変抵抗のコスト
増のみならず、調整の手間が増加する。一般にガスセン
サの濃度依存性は既知であるので、例えば低濃度側の警
報レベルを可変抵抗で調整した場合、低濃度側の警報レ
ベルと高濃度側の警報レベルでのセンサ信号の変化分
を、固定抵抗からマイクロコンピュータに入力するよう
にすれば良い。変化分としては、センサ信号がガス濃度
に比例する場合には例えば差を用い、比例しない場合に
は例えば比を用いる。
【0017】ガス検出装置では、可変抵抗を制御して目
標のガス濃度で警報が生じるように設定した後に、ガス
中で検査する。そこでマイクロコンピュータには、ガス
検査に対する動作モードを用意し、試験槽内で警報目標
の濃度のガスに検出装置を曝す。マイクロコンピュータ
では、警報レベルが実際のガスセンサ信号に対して所定
の範囲内にあるか否かを判断し、LEDを用いて所定の
範囲内にあるか否かを表示する。
【0018】このような処理は、COセンサを用いてそ
の温度を周期的に変化させる場合に特に重要である。現
在のところCOセンサの温度変化の周期を短くすること
はできず、ガス調整に時間がかかる。例えばCOセンサ
が150秒周期で動作する場合、可変抵抗での設定が正
しいかどうかを確認するだけでも150秒かかる。また
可変抵抗を丁度正しい点に操作するには、さらに長時間
を必要とする。ガス検出装置は、基板の配線不良やマイ
クロコンピュータ等の部品の異常のチェックが必要であ
る。COセンサの場合動作周期が長いので、基板の検査
にも長時間を要する。そこでマイクロコンピュータに基
板検査時のみのモードを設け、このモードではCOセン
サの温度変化の周期、即ちマイクロコンピュータの動作
周期を、通常のモードよりも短縮し、基板検査を短時間
で行う。
【0019】
【実施例】図1に、実施例のハードウェア構成を示す。
図1において、2はCOガスセンサで、ヒータ兼用電極
4,6と、その間に設けたSnO2からなる酸化物半導
体8を有している。COセンサ2には、出願人のTGS
203(TGS203は商品名)を用い、その動作周期
は150秒で、60秒を高温域、90秒を低温域とす
る。そして低温域の終了直前のセンサ信号V1から、C
Oを検出する。R1はCOセンサ2の負荷抵抗で、T1,
T2,T3はトランジスタで、オンパルスPcoによりオン
する。トランジスタT1,T2,T3がオンすると、ヒー
タ兼用電極4,6はヒータとして作用する。トランジス
タT1〜T3がオフすると、ヒータ兼用電極4,6は、単
なる電極として作用する。オンパルスPcoのデューテイ
比を変え、高温域と低温域とを作り出す。
【0020】10はCH4センサで、LPG用のセンサ
や、CH4と水素の混合ガスに対するセンサ等でも良
い。12はヒータ兼用電極、14は電極、16はSnO
2からなる酸化物半導体である。CH4センサ10には、
例えば出願人のTGS109(TGS109は商品名)
を用いる。
【0021】18は交流100V等の商用電源、20は
トランスで、トランス20からCH4センサ10のヒー
タ電圧を取り出す。CH4センサ10には商用電源の1
00Vを加え、負荷抵抗R2を接続し、ダイオード22
で半波整流し、抵抗R3等を介してコンデンサC1にセン
サ電圧V2を取り出す。24は整流回路でCOセンサ2
の電源を取り出し、安定化回路26で整流回路24の出
力を安定化してマイクロコンピュータ28等の電源電圧
VDDを取り出す。
【0022】マイクロコンピュータ28には、4ポート
のADコンバータを内蔵させ、K1〜K4をその入力端子
とする。またマイクロコンピュータ28には、種々の参
照信号を読み込むためのスイッチ端子F1〜F6を設け、
これらのスイッチF1〜F6を接地あるいはフロートとす
ることにより、ポートK3,K4を介して、参照信号をA
Dコンバータに入力する。R4は、CO100ppmに対し
て設定した警報レベルを、CO300ppmに対する警報
レベルに換算するための、固定抵抗である。抵抗R4の
値は、CO100ppmでのセンサ出力と、CO300ppm
でのセンサ出力の比に対応する。R5は、CH4 300
0ppmに対して設定した警報レベルを、CH4 500ppm
に対する警報レベルに換算するための、固定抵抗であ
る。抵抗R5の値は、CH4 3000ppmに対するCH4
500ppmのセンサ出力の比に対応する。30は、CO
センサ2の温度依存性を補正するためのサーミスタ、3
2は、CO100ppmに対して警報レベルを設定するた
めの可変抵抗である。同様に34はCH4センサ10に
対する温度依存性を補正するためのサーミスタ、36は
CH4 3000ppmに対する警報レベルを設定するため
の可変抵抗である。またR7〜R10は固定抵抗である。
【0023】実施例では、サーミスタ30に対してCO
センサ2と類似の温度依存性のものを用い、サーミスタ
34にCH4センサ10と類似の温度依存性のものを用
いた。これはマイクロコンピュータ28の内部に換算表
を用意せずに、COセンサ2の信号はサーミスタ30の
信号で直接に補正し、CH4センサ10の信号はサーミ
スタ34の信号で直接に補正することにしたからであ
る。これに替えて、サーミスタを1個のみとし、マイク
ロコンピュータ28の内部に、COセンサ2用の補正表
と、CH4センサ10用の補正表とを用意しても良い。
この場合には、サーミスタの信号で周囲温度を読み取
り、この温度に基づいて補正表のデータを読んで、セン
サ信号に補正を加える。
【0024】38は3端子の雌コネクタで、両側の2端
子の電圧をポートS1,S2からマイクロコンピュータ2
8に入力する。雌コネクタ38の中間の端子はアース
し、組み合わせる雄コネクタの種類を替えて、ポートS
1,S2に4種類の信号を送り込む。実施例では、マイク
ロコンピュータ28に通常モード,ガス調整モード,ガ
ス検査モード,基板検査モードの4種類のモードを用意
し、ポートS1,S2への入力電圧をH,Lとして、これ
らの電圧の組み合せで4種のモードを区別する。例え
ば、(1) (H,H)で通常モードとし、(2) (H,
L)でガス調整モードとし、(3) (L,H)でガス検
査モードとし、(4) (L,L)で基板検査モードとす
る。雌コネクタ38は、ガス検出装置の出荷後はカバー
で覆い、操作できないようにする。
【0025】マイクロコンピュータ28には6つの出力
ポートD1〜D6を設け、ポートD6からはトランジスタ
T1〜T3のオンパルスPcoを発生させ、パルス密度を高
温域では高く、低温域では低くし、COセンサ2の温度
を周期的に変化させる。
【0026】マイクロコンピュータ28には、CO用と
CH4用とに各々2つのLED40,42,44,46
を接続する。LED40,44は緑のLEDで、ガスが
無いことを表示する。LED42,46は赤のLED
で、低濃度のCOやCH4が発生したことを表示する。
また出力ポートD5には、トランジスタT4を介して、ブ
ザー48を接続する。ブザー48に替えて音声IC等を
接続し、「ガスが漏れています」あるいは「不完全燃焼
です」等のアナウンスを行うようにしても良い。
【0027】図2に、マイクロコンピュータ28の内部
構成を示す。図では、ADコンバータを省略して示す。
マイクロコンピュータ28のROMを、4つのブロック
に分割し、通常モードでのプログラムを収容した通常モ
ードブロック50と,ガス調整モードでのプログラムを
収容したガス調整ブロック52,ガス検査モードでのプ
ログラムを収容したガス検査ブロック54,基板検査モ
ードでのプログラムを収容した基板検査ブロック56の
4つのブロックを設ける。プログラムの主な部分はサブ
ルーチンとして記憶し、通常モードブロック50に記憶
する。そして他のモードでは、通常モードブロック50
から、サブルーチンコールにより呼び出せるようにす
る。
【0028】図示しないADコンバータには、4つのデ
ータ入力処理部を接続する。COセンサ信号の入力処理
部60とCH4センサ信号の入力処理部62、COセン
サの参照信号の入力処理部64と、CH4センサの参照
信号の入力処理部66である。COセンサ信号の入力処
理部60では、低温域の終了直前にADコンバータを動
作させて、K1ポートからCOセンサ信号V1を読み込
む。CH4センサ10の温度は一定で、センサ信号V2の
読み込みに制限はなく、例えば2秒毎にCH4信号V2を
読み込む。読み込みにはADコンバータのK2ポートを
利用する。COセンサの参照信号の入力処理部64で
は、低温域の終了直前に、サーミスタ30の信号と可変
抵抗32の信号,並びに固定抵抗R4の信号を読み込
む。例えばサーミスタ30の信号を読み込むには、ポー
トF3をアースし、ポートF1,F2,F4〜F6をフロー
トに保ち、抵抗R7とサーミスタ30とに加わる電圧を
AD変換する。また可変抵抗32の信号を読み込むに
は、ポートF2を接地し、ポートF1,F3〜F6をフロー
トに保って、抵抗R8と可変抵抗32とに加わる電圧を
読み込む。そして可変抵抗32の信号を、サーミスタ3
0の信号で補正し、低濃度側のCO100ppmに対する
警報レベルを発生させる。固定抵抗R4の信号を読み取
るには、ポートF1をアースし、ポートF2〜F6をフロ
ートに保って抵抗R4の値を読み込み、これをCO10
0ppmに対応する警報レベルに掛け算して、CO300p
pmに対する警報レベルを発生させる。
【0029】CH4センサの参照信号の入力処理部66
では、同様にしてポートF6をアースし、サーミスタ3
4からの信号を読み取る。またポートF5をアースし、
可変抵抗36からの信号を読み取る。さらにポートF4
をアースし、抵抗R5からの信号を読み取る。可変抵抗
36からの信号で、CH4 3000ppmに対する警報レ
ベルを発生させ、これをサーミスタ34からの信号で補
正して、CH4センサ10の温度依存性を補正する。C
H4 3000ppmに対する警報レベルを、固定抵抗R5か
らの信号で補正し、CH4 500ppmに対する警報レベ
ルを発生させる。
【0030】入力処理部60〜66で処理した信号は、
データRAM68に記憶し、ガス検出部70で警報レベ
ルとガスセンサ信号とを比較し、COとCH4とを検出
する。検出の目標は、COの場合100ppmと300ppm
である。そしてCO濃度が100ppm以下で緑のLED
40をオンさせ、100ppmを越えると赤のLED42
をオンさせる。またCO濃度が300ppmを越えると、
ブザー48をオンさせる。さらにCO濃度が100ppm
以上の状態が15分(6周期)以上続くと、ブザー48
をオンさせる。CH4検出の場合の目標は、高濃度側が
3000ppm、低濃度側が500ppmで、CH4濃度が5
00ppm以上になると赤のLED46をオンさせ、30
00ppm以上でブザー48をオンさせる。
【0031】72はCOセンサ2の温度制御部で、60
秒間COセンサ2を高温域に保ち、90秒間COセンサ
2を低温域に保つ。温度制御部72の信号は、COセン
サ信号の処理部60やCOセンサの参照信号の処理部6
4へ送られ、センサ信号V1等に対するサンプリングの
タイミングを与える。また温度制御部72はポートD6
からオンパルスPcoを発生させ、このパルスでトランジ
スタT1,T2,T3をオンさせ、ヒータ2,6をオンさ
せて、COセンサ2を加熱する。オンパルスPcoのデュ
ーテイ比は、高温域で高く、低温域では低い。
【0032】ガス検出部70からの信号は、CO用のL
ED表示部80とCH4用のLED表示部82,並びに
ブザー駆動部84に送られ、ガスの検出結果に応じてL
ED40〜46の表示を切り替え、ブザー48を制御す
る。
【0033】図3に、COセンサ信号V1やその参照信
号のサンプリングを示す。温度制御部72は図3(1)の
デューテイ比でオンパルスPcoを発生させ、センサ2の
温度はこれに追随して変化する。そして低温域の終了直
前に、サーミスタ30の信号,可変抵抗32からのCO
100ppmに対する警報レベル信号,固定抵抗R4からの
CO300ppmとCO100ppmとの警報レベルの比の信
号をサンプリングする。これらの後に、COセンサ信号
V1をポートK1からサンプリングする。
【0034】図4に、ガス調整モードでの動作を示す。
雌コネクタ38に雄コネクタを接続し、ポートS1をH
に、ポートS2をLにすると、マイクロコンピュータ2
8はガス調整モードとなる。この状態でガス検出装置の
電源をオンし、試験槽内にセットする。次に試験槽に、
CO100ppmとCH4 3000ppmとを注入する。なお
COセンサ2にはCH4感度がなく、CH4センサ10に
はCO感度がほとんど無い。このためCO100ppmと
CH4 3000ppmとを同時に注入しても、警報レベル
の調整を行うことができる。COセンサ2の信号は、ガ
ス中で2周期(300秒)経過すると、応答が完了す
る。そこでガス調整モードでは、電源投入後2周期目の
COセンサ信号V1をRAM68に記憶する。また試験
槽内と試験槽の外とで周囲温度が異なることを考慮し、
2周期目でのサーミスタ30の信号を、RAM68に記
憶させる。CH4センサ10に対しては任意の時点での
センサ信号を記憶すれば良いが、電源投入後の過渡的な
変化を除くためにCH4センサ信号の読み込みを遅ら
せ、COセンサ信号を読み込むのとほぼ同時に、CH4
センサ信号V2を読み込み、RAM68に記憶させる。
これとほぼ同時に、CH4センサ10用のサーミスタ3
4の信号を読み込み、RAM68に記憶させる。
【0035】実施例では、不揮発性メモリや乾電池によ
るバックアップモードを用意していないので、電源をオ
ンしたままガス検出装置を試験槽から取り出す。続い
て、ドライバー等により可変抵抗32,36を操作し、
CO100ppmに対する警報レベルとCH4 3000ppm
に対する警報レベルを発生させる。CO100ppmに対
する警報レベルの調整を、図5に示す。警報レベルの調
整にはLED40を用い、サーミスタ信号30で補正し
た警報レベルが、CO100±3ppmの範囲にある時、
LED40をオン/オフさせる。警報レベルがCO97
ppm未満では、LED40をオフさせ、警報レベルがC
O103ppmを越えるとLED40をオンさせる。そし
てLED40がオン/オンするように、可変抵抗32を
操作する。CO100ppmに対するセンサ信号V1はRA
M68に記憶され、COセンサ2の抵抗値はCO濃度に
反比例するので、RAM68に記憶したセンサ信号に対
して±3%の範囲でLED40をオン/オフさせ、警報
レベルがこれよりも高ければLED40をオンし、これ
よりも低ければLED40をオフする。CH4 3000
ppmに対する設定も、可変抵抗36とLED46とを用
い、全く同様に行う。
【0036】このようにすれば、2周期の間ガス検出装
置を試験槽内に置き、CO100ppmとCH4 3000p
pmとの混合ガスに検出装置を曝すだけで、試験槽から取
り出すことができる。そして調整は試験槽の外で行うこ
とができ、可変抵抗32,36を回しすぎても、あるい
は回し足りなくても、LEDの表示が変わり、正確に警
報レベルを調整することができる。
【0037】CO300ppmやCH4 500ppmに対する
警報レベルは、試験槽を用いて別途に調整しても良い。
しかしCOセンサ2やCH4センサ10のガス濃度依存
性は予め分かっており、固定抵抗R4,R5を用いて発生
させる。例えばCO100ppmに対する警報レベルを固
定抵抗R4の値に応じて補正したものが、CO300ppm
への警報レベルとなる。またCH4 3000ppmへの警
報レベルを固定抵抗R5の値で補正したものが、CH4
500ppmへの警報レベルとなる。そして通常モードで
これらの値を読み取って、CO300ppmやCH4 50
0ppmに対する警報レベルを発生させる。
【0038】ガス検査モードについて説明する。このモ
ードでは、(1) CO60〜140ppmで低濃度側の検出
が行われるか、(2) CO200〜450ppmで高濃度側
の検出が行われるか、(3) CH4 300〜800ppmで
低濃度側の検出が行われるか、(4) CH42000〜4
500ppmで高濃度側の検出が行われるか、を確認す
る。
【0039】ガス検査モードの動作プログラムを、図4
の後半に示す。まずガス検出装置を試験槽にセットし、
CO100ppmとCH4 500ppmの混合ガスを注入す
る。マイクロコンピュータ28では、読み込んだCOセ
ンサ信号V1とCO100ppmに対する警報レベル(サー
ミスタ30の信号で温度補正済み)とを比較し、60〜
140ppmの間で警報が行われるかどうかを確認する。
COセンサ2の抵抗値はCO濃度に反比例するので、警
報レベルがセンサ信号V1の60〜140%の範囲にあ
れば良いことになる。そこでこの範囲にある場合にはL
ED40,42を両方ともオンさせ、警報レベルが低す
ぎる場合にはLED40のみをオンさせ、高すぎる場合
にはLED42のみをオンさせる。同様にしてCH4 5
00ppmに対する警報レベルと実際のCH4 500ppmに
対するセンサ信号V2とを比較し、警報レベルがCH4
300〜800ppmの範囲にあれば、LED44,46
を両方ともオンさせ、警報レベルが低すぎる場合LED
44のみをオンさせ、高すぎる場合LED46のみをオ
ンさせる。試験槽の扉は透明で、内部のガス検出装置の
LED40〜46の表示を見ることができる。
【0040】試験槽にCOとCH4とを追加し、CO濃
度を300ppmに、CH4濃度を3000ppmにする。C
O100ppmとCH4 500ppmに対する検査は試験槽内
でガス検出装置に電源を投入してから2周期の間に行
い、3周期目と4周期目でCO300ppmとCH4 30
00ppmに対する検査を行う。そしてCO100ppmやC
H4 500ppmに対する検査と同様にして、高濃度側の
CO警報レベルが200〜450ppmの範囲にあるか、
高濃度側のCH4警報レベルが2000〜4500ppmの
範囲にあるか否かを確認する。表示には、前記と同様に
LED40〜46を用いる。
【0041】基板検査モードでの目標は、基板の配線不
良やマイクロコンピュータ28等の異常のチェックであ
る。COセンサ2は150秒周期で動作するため、マイ
クロコンピュータ28も150秒周期で動作する。そし
てこのままでは、基板の検査に長時間を必要とするにな
る。そこで基板検査モードでは、温度制御部72の動作
周期を例えば1/10に短縮し、これに対応してCOセ
ンサ信号V1やサーミスタ30の信号等の読み取り周期
を15秒に短縮する。このためには、温度制御部72に
内蔵させたタイマの動作周期を15秒に変えるだけでよ
い。基板検査モードでの、オンパルスPcoのデューテイ
比の変化と、サンプリングパルスとを図6に示す。
【0042】基板検査モードではセンサ2,10に替え
て、ダミーの可変抵抗を取り付け、これらの抵抗値を減
少させて、COの発生やCH4の発生に対応した動作が
生じるか否かを検査する。例えばCOセンサ2のダミー
抵抗が高抵抗の場合、LED40がオンし、LED42
やブザー48はオフのはずである。次に可変抵抗の抵抗
値を減少させると、LED42がオンし、さらに抵抗値
を減少させるとブザー48がオンするはずである。同様
にCH4センサ10のダミー抵抗の抵抗値を減少させ、
LEDの表示がLED44からLED46に変わり、次
いでブザー48がオンすることを確認する。マイクロコ
ンピュータ28の動作周期を15秒に短縮したので、例
えば60秒程度で検査を行える。これに対して基板検査
モードを用いないと、検査には600秒程度の時間が必
要になる。
【0043】実施例に対する変形を示すと、COセンサ
2とCH4センサ10の両方ではなく、例えばCOセン
サ2のみを用いても良い。ガス検出装置の製造単位が大
きい場合には、CO100ppmとCO300ppmとの間で
の警報レベルの換算や、CH4 3000ppmとCH4 5
00ppmとの間での警報レベルの換算を、マイクロコン
ピュータ28の内部で行うようにし、これらに必要な定
数をマイクロコンピュータ28のROMに記憶させても
良い。
【0044】
【発明の効果】この発明では以下の効果が得られる。 1) 警報レベルの調整を簡単にする。特に、可変抵抗の
調整を試験槽の外で行えるようにし、また回しすぎや回
し足らずによる警報レベルのばらつきを防止する(請求
項1,7)。 2) 低濃度側あるいは高濃度側の一方に対する調整だけ
で、低濃度側と高濃度側の2つの警報レベルを発生でき
るようにする(請求項2)。 3) ガス検査モードでは、警報濃度の許容範囲内の1つ
の濃度のガスの試験だけで良いようにし、上限側と下限
側の2つの濃度のガスを用いる必要を無くす(請求項
3)。 4) 警報レベルの調整や検査が特に難しい、CO検出装
置に対して、警報レベルの調整や検査を簡単にする(請
求項4)。 5) CO検出装置の基板検査に要する時間を短縮する
(請求項5)。 6) これらの課題を、COセンサと可燃性ガスセンサの
2種のセンサを設けたガス検出装置で実現する(請求項
6)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のガス検出装置の回路図
【図2】 実施例に用いたマイクロコンピュータのブ
ロック図
【図3】 COセンサ信号とCO参照信号の読み込み
タイミングを示す波形図
【図4】 実施例でのガス調整とガス検査工程を示す
フローチャート
【図5】 実施例でのガス調整工程を示す波形図
【図6】 実施例での基板検査工程を示す波形図
【符号の説明】
2 COセンサ 4,6 ヒータ兼用電極 8 酸化物半導体 10 CH4センサ 12 ヒータ兼用電極 14 電極 16 酸化物半導体 18 商用電源 20 トランス 22 ダイオード 24 整流回路 26 安定化回路 28 マイクロコンピュータ 30,34 サーミスタ 32,36 ボリューム 38 雌コネクタ 40〜46 LED 48 ブザー R1〜R10 抵抗 T1〜T4 トランジスタ C1 コンデンサ

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスセンサと、警報レベルの設定用の可
    変抵抗と、表示用のLEDと、ガスセンサ信号の処理用
    のマイクロコンピュータとを設けたガス検出装置におい
    て、 マイクロコンピュータには、少なくとも通常モードとガ
    ス調整モードとの2つの動作モードを設けて、これらの
    何れのモードで動作すべきかを指定するためのスイッチ
    をマイクロコンピュータに接続し、 ガス調整モードで起動され、ガスセンサからの信号を記
    憶するための手段と、 可変抵抗で設定した警報レベルと、前記のガスセンサ信
    号の記憶値とを比較し、警報レベルが前記の記憶値より
    も、小さい,ほぼ等しい,大きいの、3つの状態に応じ
    て、LEDの表示を少なくとも3種類に切り換えるため
    の手段とを設けたことを特徴とする、ガス検出装置。
  2. 【請求項2】 警報レベルは、低濃度側の警報レベルと
    高濃度側の警報レベルの少なくとも2つの警報レベルを
    設け、 警報レベル設定用の可変抵抗は、これらの警報レベルの
    何れか一方の警報レベルを入力するための1個の可変抵
    抗とし、 かつ低濃度側の警報レベルと高濃度側の警報レベルで
    の、ガスセンサ信号の変化分を入力するための固定抵抗
    とを設け、 マイクロコンピュータには、可変抵抗で設定した警報レ
    ベルを、固定抵抗で入力した変化分で補正して、他方の
    警報レベルを発生するための手段を設けたことを特徴と
    する、請求項1のガス検出装置。
  3. 【請求項3】 マイクロコンピュータには、通常モード
    とガス調整モード、ガス検査モードとの少なくとも3つ
    の動作モードを設け、 前記のスイッチは、これらの何れの動作モードであるか
    をマイクロコンピュータに入力できるようにし、 ガス検査モードで起動され、警報レベルがガスセンサ信
    号に対して所定の範囲にあるか否かを判断するための手
    段と、 この手段の信号に応じて、LEDの表示を所定の範囲内
    と範囲外との少なくとも2種類に切り換えるための手段
    とを設けたことを特徴とする、請求項1のガス検出装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ガスセンサをCOセンサとし、CO
    センサの温度を周期的に変化させるための手段を設けた
    ことを特徴とする、請求項1〜3の何れかのガス検出装
    置。
  5. 【請求項5】 マイクロコンピュータには、通常モード
    とガス調整モード、ガス検査モード、基板検査モードの
    4つの動作モードを設け、 前記のスイッチは、これらの何れの動作モードであるか
    をマイクロコンピュータに入力できるようにし、 かつCOセンサの温度を周期的に変化させるための手段
    を、マイクロコンピュータに内蔵し、 基板検査モードで起動され、COセンサの温度変化の周
    期を通常モードよりも短縮するための手段を設けたこと
    を特徴とする、請求項4のガス検出装置。
  6. 【請求項6】 前記ガスセンサとして、COセンサ以外
    に可燃性ガスセンサを設け、 警報レベル設定用の可変抵抗を、COセンサ用と、可燃
    性ガスセンサ用の2個を設けたことを特徴とする、請求
    項4のガス検出装置。
  7. 【請求項7】 ガスセンサと、警報レベルの設定用の可
    変抵抗と、表示用のLEDと、ガスセンサ信号の処理用
    のマイクロコンピュータとを設けたガス検出装置に対し
    て、警報レベルを調整するための方法において、 試験槽内にガス検出装置を配置し、警報すべき濃度のガ
    スを注入し、この状態でのガスセンサ信号をマイクロコ
    ンピュータに記憶させ、 ガス検出装置を試験槽から取り出した後に、可変抵抗を
    調整し、 可変抵抗で定まる警報レベルと、試験槽内で記憶したガ
    スセンサ信号とを、マイクロコンピュータで比較し、 警報レベルがガスセンサ信号の記憶値よりも小さいとき
    と、ほぼ等しいときと、大きいときとで、マイクロコン
    ピュータによりLEDの表示を切り替え、 LEDの表示が、警報レベルがガスセンサ信号の記憶値
    とほぼ等しいときの表示になるように、可変抵抗を調整
    して、警報レベルを調整することを特徴とする、ガス検
    出装置の調整方法。
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