JP3315999B2 - ドライブシャフト - Google Patents
ドライブシャフトInfo
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- JP3315999B2 JP3315999B2 JP13202892A JP13202892A JP3315999B2 JP 3315999 B2 JP3315999 B2 JP 3315999B2 JP 13202892 A JP13202892 A JP 13202892A JP 13202892 A JP13202892 A JP 13202892A JP 3315999 B2 JP3315999 B2 JP 3315999B2
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- Japan
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- spline
- shaft
- diameter portion
- sleeve shaft
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばホィ−ルロ−
ダ等の建設機械の動力伝達機構で用いられ、中間部をピ
ロ−ユニットで支持されるドライブシャフトに関する。
ダ等の建設機械の動力伝達機構で用いられ、中間部をピ
ロ−ユニットで支持されるドライブシャフトに関する。
【０００２】
【従来の技術】建設機械など比較的大きな動力（回転ト
ルク）を伝達するためのドライブシャフトは、両端部を
ユニバ−サルジョイントにより連結すると共にシャフト
中間部はスプライン結合としてある。またドライブシャ
フトの中間部は軸受を装着したピロ−ユニットで支持し
てシャフト全体のたわみを防止している。図２は従来の
動力伝達用のドライブシャフトの一種であるが、ヨ−ク
２０は駆動源側のユニバ−サルジョイント（図示せず）
に連結されると共に固定用のスプラインシャフト２１と
スプライン２３により連結され、プレ−ト２４及びボル
ト２５により一体に連結される。そして該スプラインシ
ャフト２１は、通常ハウジング部分を車体等固定部に固
定されたピロ−ユニット８に支持されて動力を伝達する
ようになっている。また前記スプラインシャフト２１の
被駆動側はスリ−ブシャフト２２とスプライン２６によ
り連結されている。この場合該スリ−ブシャフト２２に
はユニバ−サルジョイント２７が装着され、動力伝達の
際には軸方向の摺動と軸方向以外の変位を吸収し全体と
してスム−スなトクル伝達が可能なように構成されてい
る。
ルク）を伝達するためのドライブシャフトは、両端部を
ユニバ−サルジョイントにより連結すると共にシャフト
中間部はスプライン結合としてある。またドライブシャ
フトの中間部は軸受を装着したピロ−ユニットで支持し
てシャフト全体のたわみを防止している。図２は従来の
動力伝達用のドライブシャフトの一種であるが、ヨ−ク
２０は駆動源側のユニバ−サルジョイント（図示せず）
に連結されると共に固定用のスプラインシャフト２１と
スプライン２３により連結され、プレ−ト２４及びボル
ト２５により一体に連結される。そして該スプラインシ
ャフト２１は、通常ハウジング部分を車体等固定部に固
定されたピロ−ユニット８に支持されて動力を伝達する
ようになっている。また前記スプラインシャフト２１の
被駆動側はスリ−ブシャフト２２とスプライン２６によ
り連結されている。この場合該スリ−ブシャフト２２に
はユニバ−サルジョイント２７が装着され、動力伝達の
際には軸方向の摺動と軸方向以外の変位を吸収し全体と
してスム−スなトクル伝達が可能なように構成されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記する従来のドライ
ブシャフトでは、ピロ−ユニット８を取付ける場合、固
定用のヨ−ク２０とスプラインシャフト２１とはボルト
２５等にて締付け固定するようになっているため部品点
数が多く、またスプライン結合している部分が２ヶ所も
あるため切削加工に時間がかかりコストアップは免れな
いという問題があった。更に取付け（連結）作業も煩雑
な工程を必要とししていた。
ブシャフトでは、ピロ−ユニット８を取付ける場合、固
定用のヨ−ク２０とスプラインシャフト２１とはボルト
２５等にて締付け固定するようになっているため部品点
数が多く、またスプライン結合している部分が２ヶ所も
あるため切削加工に時間がかかりコストアップは免れな
いという問題があった。更に取付け（連結）作業も煩雑
な工程を必要とししていた。
【０００４】この発明はかかる課題に鑑みてなされたも
のでありその目的とする所は、部品点数や加工工程を減
らし組立て作業等もより簡単に出来るようにしたドライ
ブシャフトを提供することにある。
のでありその目的とする所は、部品点数や加工工程を減
らし組立て作業等もより簡単に出来るようにしたドライ
ブシャフトを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は上記す
る課題を解決するために、請求項１に記載の発明は、一
方を駆動源側に連結するユニバ−サルジョイントを取付
け他方の外径部にスプライン（５）を刻設したスタブ
（１）と、一方を被駆動側に連結するユニバ−サルジョ
イントを取付け他方の内径部にスプライン（６）を刻設
した中空部を有するスリ−ブシャフト（２）とを摺動可
能にスプライン結合し、更に該スリ−ブシャフト（２）
にはピロ−ユニット（８）を装着したドライブシャフト
において、前記スリーブシャフト（２）には、外径端部
に雄ねじ部（２ｓ）が形成された小径部（２ａ）とそれ
に続く径方向の肉厚が増やされた大径部（２ｂ）とから
なり、前記ピローユニット（８）は、スリーブシャフト
（２）の小径部（２ａ）に挿入され、小径部（２ａ）と
大径部（２ｂ）間の段部（２ｃ）と小径部の雄ねじ部
（２ｓ）に螺合されたナット（１０）により軸方向に挟
み固定されるとともに、ピローユニット（８）の軸方向
幅は、スリーブシャフト（２）に固定された状態で、内
径部のスプライン（６）が刻設された範囲に相当する軸
方向幅（Ｌ）を有する構成としたことを特徴とするもの
である。
る課題を解決するために、請求項１に記載の発明は、一
方を駆動源側に連結するユニバ−サルジョイントを取付
け他方の外径部にスプライン（５）を刻設したスタブ
（１）と、一方を被駆動側に連結するユニバ−サルジョ
イントを取付け他方の内径部にスプライン（６）を刻設
した中空部を有するスリ−ブシャフト（２）とを摺動可
能にスプライン結合し、更に該スリ−ブシャフト（２）
にはピロ−ユニット（８）を装着したドライブシャフト
において、前記スリーブシャフト（２）には、外径端部
に雄ねじ部（２ｓ）が形成された小径部（２ａ）とそれ
に続く径方向の肉厚が増やされた大径部（２ｂ）とから
なり、前記ピローユニット（８）は、スリーブシャフト
（２）の小径部（２ａ）に挿入され、小径部（２ａ）と
大径部（２ｂ）間の段部（２ｃ）と小径部の雄ねじ部
（２ｓ）に螺合されたナット（１０）により軸方向に挟
み固定されるとともに、ピローユニット（８）の軸方向
幅は、スリーブシャフト（２）に固定された状態で、内
径部のスプライン（６）が刻設された範囲に相当する軸
方向幅（Ｌ）を有する構成としたことを特徴とするもの
である。
【０００６】
【作用】ドライブシャフトを上記手段とすると、部品点
数も少なくなり且つスプライン加工も少なくなる。更に
ピロ−ユニット８の組立てやドライブシャフト自体の連
結作業が簡単となる。
数も少なくなり且つスプライン加工も少なくなる。更に
ピロ−ユニット８の組立てやドライブシャフト自体の連
結作業が簡単となる。
【０００７】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例について図面
を参照して説明する。図１はこの発明のドライブシャフ
トの一部縦断面図を含む正面図である。この実施例にお
いて、１はスタブであって、一方は径を大きくすると共
に内部を空洞として捩じり剛性を大きく且つ重量を軽減
し、更に端部には駆動源側に連結するためのユニバ−サ
ルジョイント３が取付けられ、他方の外径部にはスプラ
イン５を形成してある。また、２は中空部を有するスリ
−ブシャフトであって、一方には被駆動側に連結するユ
ニバ−サルジョイント４を取付け、他方の内径部には前
記スタブ１のスプライン５と嵌合しあうスプライン６が
刻設されている。即ち、これらのスタブ１とスリ−ブシ
ャフト２とは摺動可能なようにスプライン結合してあ
る。こうして前記スタブ１は、スリ−ブシャフト２を介
して被駆動側へ回転トルクを伝達するようになってい
る。
を参照して説明する。図１はこの発明のドライブシャフ
トの一部縦断面図を含む正面図である。この実施例にお
いて、１はスタブであって、一方は径を大きくすると共
に内部を空洞として捩じり剛性を大きく且つ重量を軽減
し、更に端部には駆動源側に連結するためのユニバ−サ
ルジョイント３が取付けられ、他方の外径部にはスプラ
イン５を形成してある。また、２は中空部を有するスリ
−ブシャフトであって、一方には被駆動側に連結するユ
ニバ−サルジョイント４を取付け、他方の内径部には前
記スタブ１のスプライン５と嵌合しあうスプライン６が
刻設されている。即ち、これらのスタブ１とスリ−ブシ
ャフト２とは摺動可能なようにスプライン結合してあ
る。こうして前記スタブ１は、スリ−ブシャフト２を介
して被駆動側へ回転トルクを伝達するようになってい
る。
【０００８】次に、前記スリ−ブシャフト２には車体等
固定部に取付けるハウジング８ａと前記スリ−ブシャフ
ト２を嵌合する軸受８ｂとより成るピロ−ユニット８が
装着される。該ピロ−ユニット８を装着する場合、スリ
−ブシャフト２には小径部２ａに雄ねじ２ｓが刻設さ
れ、該ピロ−ユニット８を嵌合した後ナット１０により
固定する。またスリ−ブシャフト２はスタブ１とスプラ
イン結合した後端部にシ−ルカバ−１２により密封す
る。
固定部に取付けるハウジング８ａと前記スリ−ブシャフ
ト２を嵌合する軸受８ｂとより成るピロ−ユニット８が
装着される。該ピロ−ユニット８を装着する場合、スリ
−ブシャフト２には小径部２ａに雄ねじ２ｓが刻設さ
れ、該ピロ−ユニット８を嵌合した後ナット１０により
固定する。またスリ−ブシャフト２はスタブ１とスプラ
イン結合した後端部にシ−ルカバ−１２により密封す
る。
【０００９】上記するように、前記スリーブシャフト２
は、外径端部に雄ねじ部２ｓが形成された小径部２ａ
と、それに続く径方向の肉厚が増やされた大径部２ｂと
を有している。そして、前記ピローユニット８は、組み
込みに際してスリーブシャフト２の小径部２ａから挿入
し、該小径部２ａと大径部２ｂ間の段部２ｃまでの間に
配置し、前記小径部の雄ねじ部２ｓに螺合されたナット
１０により軸方向に挟み固定される。この場合、前記ピ
ローユニット８の軸方向幅は、スリーブシャフト２に固
定された状態で、丁度内径部のスプライン６が刻設され
た範囲に相当する軸方向幅Ｌとしてある。
は、外径端部に雄ねじ部２ｓが形成された小径部２ａ
と、それに続く径方向の肉厚が増やされた大径部２ｂと
を有している。そして、前記ピローユニット８は、組み
込みに際してスリーブシャフト２の小径部２ａから挿入
し、該小径部２ａと大径部２ｂ間の段部２ｃまでの間に
配置し、前記小径部の雄ねじ部２ｓに螺合されたナット
１０により軸方向に挟み固定される。この場合、前記ピ
ローユニット８の軸方向幅は、スリーブシャフト２に固
定された状態で、丁度内径部のスプライン６が刻設され
た範囲に相当する軸方向幅Ｌとしてある。
【００１０】この発明のドライブシャフトは以上のよう
な構成からなり、部品点数も少なくなり且つスプライン
加工も少なくなる。更にピロ−ユニット８の組立てやド
ライブシャフト自体の連結作業が簡単となる。
な構成からなり、部品点数も少なくなり且つスプライン
加工も少なくなる。更にピロ−ユニット８の組立てやド
ライブシャフト自体の連結作業が簡単となる。
【００１１】
【発明の効果】この発明のドライブシャフトは以上詳述
したような構成としたので、部品点数を減らし重量も軽
減することが出来且つ組立て作業等も簡単となる。また
スタブのスプライン加工は一ケ所で済むため大幅にコス
トを低減することが出来る。
したような構成としたので、部品点数を減らし重量も軽
減することが出来且つ組立て作業等も簡単となる。また
スタブのスプライン加工は一ケ所で済むため大幅にコス
トを低減することが出来る。
【図１】この発明のドライブシャフトの一部縦断面図を
含む正面図である。
含む正面図である。
【図２】従来のドライブシャフトの一部縦断面図を含む
正面図である。
正面図である。
１ スタブ ２ スリ−ブシャフト ３、４ ユニバ−サルジョイント ５、６ スプライン ８ ピロ−ユニット １０ ナット
Claims (1)
- 【請求項１】 一方を駆動源側に連結するユニバ−サル
ジョイントを取付け他方の外径部にスプラインを刻設し
たスタブと、一方を被駆動側に連結するユニバ−サルジ
ョイントを取付け他方の内径部にスプラインを刻設した
中空部を有するスリ−ブシャフトとを摺動可能にスプラ
イン結合し、更に該スリ−ブシャフトにはピロ−ユニッ
トを装着したドライブシャフトにおいて、 前記スリーブシャフトには、外径端部に雄ねじ部が形成
された小径部とそれに続く径方向の肉厚が増やされた大
径部とからなり、 前記ピローユニットは、スリーブシャフトの小径部に挿
入され、小径部と大径部間の段部と小径部の雄ねじ部に
螺合されたナットにより軸方向に挟み固定されるととも
に、 ピローユニットの軸方向幅は、スリーブシャフトに固定
された状態で、 内径部のスプラインが刻設された範囲に相当する軸方向
幅を有する構成としたことを特徴とするドライブシャフ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13202892A JP3315999B2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | ドライブシャフト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13202892A JP3315999B2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | ドライブシャフト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05301532A JPH05301532A (ja) | 1993-11-16 |
| JP3315999B2 true JP3315999B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=15071813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13202892A Expired - Fee Related JP3315999B2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | ドライブシャフト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3315999B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP13202892A patent/JP3315999B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05301532A (ja) | 1993-11-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |